JPH11252234A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11252234A
JPH11252234A JP10047953A JP4795398A JPH11252234A JP H11252234 A JPH11252234 A JP H11252234A JP 10047953 A JP10047953 A JP 10047953A JP 4795398 A JP4795398 A JP 4795398A JP H11252234 A JPH11252234 A JP H11252234A
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JP
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telephone
telephone number
telephone directory
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JP10047953A
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Inventor
Seiichi Furuta
誠一 古田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用頻度順にソートすることができ、しかも
電話帳データ等の記憶データについて使用頻度順のソー
トをかけると直ちにそのソート結果が得られる。 【解決手段】 携帯電話10は、ソート結果メモリ23
cを内蔵したマイコン20を備えた電話装置本体11
と、電話番号とソート情報とを対応づけた電話帳データ
を記憶する電話帳記憶エリア26aを内蔵したカード2
5とから成る。携帯電話10は、リダイヤルメモリ23
a又は着信履歴メモリ23bに記憶された電話番号が更
新されると、更新後の電話番号がカード25の電話帳メ
モリ26aに登録されているか否かを判断し、登録され
ていなければその電話番号と使用頻度を対応させて電話
帳メモリ26aに登録し、登録されていたならばその電
話番号の使用頻度を更新し更新後のデータを電話帳メモ
リ26aに登録する。その後、使用頻度についてソート
し該ソート結果をソート結果メモリ23cに記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話装置に関し、
特に、記憶データ(例えば電話番号)とソート情報とを
対応づけて記憶する記憶手段を有する電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話帳機能(あるいはメモリ
ダイヤル機能とも呼ばれる)を備えた電話装置が知られ
ている。ここで、電話帳機能とは、電話番号とそれに対
応する短縮ダイヤル又は登録名を予め内蔵メモリに記憶
しておき(電話帳データという)、電話をかけるときに
は短縮ダイヤル又は登録名を入力するか選択ボタンで選
択するだけで、それに対応する電話番号にダイヤル発信
するものである。
【0003】ところで、電話帳機能を利用する際、短縮
ダイヤル又は登録名をソート情報として検索することが
ある。例えば、登録名(例えば名前やグループ名など)
をアイウエオ順にソートし、そのソート結果のうち例え
ばハ行の該当者を探す場合がある。この場合、電話装置
のマイコンは、内蔵メモリに記憶されている電話帳デー
タを、登録名がアイウエオ順になるように並べ替えてこ
のソート結果をRAMに一時記憶し、このソート結果の
うちハ行の該当者を表示部に表示させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話帳
データが大きくなると、電話帳データをソートするのに
要する時間が長くなり、すぐにユーザーがソート結果を
利用できないという問題があった。
【0005】ユーザーとしては、例えば、ある期間中に
特定の相手にどれくらいの頻度で電話したのかを調べた
いとか、電話帳データを使用頻度の高い順又は低い順に
ソートしたいという要望もあった。また、電話帳データ
だけでなく、電話装置の使用方法を示すヘルプ情報につ
いても使用頻度の高い順又は低い順にソートしたいとい
う要望もあった。
【0006】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、電話帳データやヘルプ情報等
の電話装置内部の記憶データについてソートをかけると
直ちにソート結果が得られる電話装置を提供することに
ある。また、別の目的は、使用頻度順にソートすること
ができ、しかも電話帳データ等の記憶データについて使
用頻度順のソートをかけると直ちにそのソート結果が得
られる電話装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、請求項1記載の電話装置は、記憶デー
タとソート情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、前
記記憶手段の前記ソート情報が更新された場合には、そ
の更新された後の前記ソート情報の序列に応じて前記記
憶手段の内容を並べ替え、その結果をソート結果記憶手
段に記憶するソート手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】この電話装置では、ソート手段は、記憶手
段におけるいずれかの記憶データのソート情報が更新さ
れた場合には、その更新された後のソート情報の序列に
応じて記憶手段の内容を並べ替え、その結果をソート結
果記憶手段に記憶する。ここで、記憶手段に記憶された
記憶データとしては、例えば請求項2又は請求項3に記
載したように、電話番号やヘルプ情報が挙げられる。ま
た、ソート情報としては、例えば、電話番号に対応づけ
て登録された名称である登録名(例えば個人名、会社
名、グループ名)、電話番号を登録した日付を表す登録
日付、電話番号を登録した順にシリアルに付与される登
録番号、電話番号に対応づけて登録された短縮ダイヤル
番号、請求項4に記載したような使用頻度(例えば、着
信や発信がある毎にカウントアップされる使用頻度、電
話の使用方法を示すヘルプ情報が利用される毎にカウン
トアップされる使用頻度)などがある。また、ソート情
報の序列としては、例えば、登録名の序列にはアイウエ
オ順やABC順などがあり、登録日付や登録番号や短縮
ダイヤル番号や使用頻度の序列には数字順などがある。
【0009】この電話装置によれば、ソート結果記憶手
段は予めソート結果を記憶しているため、ユーザーがあ
るソート情報についてソートをかけたときに、その時点
からソートを行う必要がない。従って、記憶データにつ
いてソートをかけると直ちにソート結果が得られるとい
う効果が得られる。
【0010】この電話装置は、請求項5に記載したよう
に、記憶手段を備えたカードと、このカードを着脱自在
に装着する電話装置本体とから構成してもよい。仮に、
ユーザーがあるソート情報についてソートをかけた時点
からソートを行うとすれば、ソート手段は、カードに備
えられた記憶手段とアクセスしながらソートを実行しな
ければならず、アクセス時間が非常に長くなる。このた
め、カードに記憶手段を備えた構成においては、本発明
の効果がより顕著にあらわれる。
【0011】また、請求項6記載の電話装置は、電話番
号と使用頻度とを対応づけて記憶する電話帳記憶手段
と、発信又は着信する毎に、発信したときの着信先の電
話番号又は着信したときの発信元の電話番号が前記電話
帳記憶手段に記憶されているかどうかを判定する判定手
段と、前記判定手段による判定の結果、発信したときの
着信先の電話番号又は着信したときの発信元の電話番号
が前記電話帳記憶手段に記憶されていた場合には、前記
電話帳記憶手段における該電話番号の使用頻度をカウン
トアップする電話帳更新手段と、前記電話帳記憶手段の
使用頻度が更新された場合には、その更新された後の使
用頻度の序列に応じて前記電話帳記憶手段の内容を並べ
替え、その結果をソート結果記憶手段に記憶するソート
手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】この電話装置では、判定手段が、発信又は
着信がある毎に、発信したときの着信先の電話番号(つ
まり電話をかけたときの相手の電話番号)又は着信した
ときの発信元の電話番号(つまり電話を受けたときの相
手の電話番号)が電話帳記憶手段に記憶されているかど
うかを判定し、記憶されていた場合には、電話帳更新手
段が、その電話番号の使用頻度をカウントアップする。
続いてソート手段が、その更新された後の使用頻度の序
列に応じて電話帳記憶手段の内容を並べ替え、ソート結
果記憶手段にそのソート結果を記憶する。この電話装置
によれば、電話帳データを使用頻度順にソートすること
ができる。しかも、発信又は着信する毎に電話帳記憶手
段の内容を最新の使用頻度順にソートし直し、そのソー
ト結果を予めソート結果記憶手段に記憶するため、ユー
ザーは使用頻度についてソートをかけると直ちにソート
結果を得ることができる。
【0013】この電話装置において、請求項7に記載し
たように、電話帳更新手段は、判定手段による判定の結
果、発信したときの着信先の電話番号又は着信したとき
の発信元の電話番号が前記電話帳記憶手段に記憶されて
いなかった場合には、電話帳記憶手段に該電話番号と使
用頻度の初期値とを対応づけて記憶するように構成して
もよい。この場合、ユーザーは、後から、その電話番号
を入力する必要はなく、その電話番号に対応づけた短縮
ダイヤル又は登録名だけを入力すればよいため、電話帳
データを簡単に作成できる。また、この場合も電話帳記
憶手段の使用頻度が更新されたことになるため、ソート
手段は電話帳記憶手段の内容を使用頻度順に並べ替え、
その結果をソート結果記憶手段に記憶する。このため、
ユーザーは、使用頻度についてソートをかけると、この
新たに記憶された電話番号を含むソート結果を直ちに得
ることができる。
【0014】また、この電話装置において、請求項8に
記載したように、前記電話帳更新手段に記憶された電話
番号に対応する使用頻度は、ユーザーが任意に変更でき
るように構成してもよい。使用頻度の変更方法は、個別
に変更できるようにしてもよいし、一括で変更できるよ
うにしてもよい。個別に変更する例としては、以前は頻
繁に電話していたが最近は電話しなくなったような相手
がいる場合、使用頻度をゼロ又は小さい値に変更するこ
とができる。また、他の電話で頻繁に電話しているがこ
の電話でははじめて電話する場合、使用頻度を大きな数
値に変更することができる。一括で変更する例として
は、以前の使用頻度をすべてキャンセルしたい場合など
が挙げられる。いずれの場合にも、ユーザーの好みに応
じて使用頻度を変更できるので使い勝手がよい。
【0015】更に、この電話装置において、請求項9に
記載したように、電話帳記憶手段を備えたカードと、こ
のカードを着脱自在に装着すると共に判定手段、電話帳
更新手段、ソート手段およびソート結果記憶手段を備え
た電話装置本体とから構成してもよい。仮に、ユーザー
がソート情報についてソートをかけた時点からソートを
行うとすれば、電話装置本体に備えられたソート手段
は、カードに備えられた電話帳記憶手段とアクセスしな
がらソートを実行しなければならず、アクセス時間が非
常に長くなる。このため、カードに電話帳記憶手段を備
えた構成においては、本発明の効果がより顕著にあらわ
れる。
【0016】なお、電話装置は、周知の電話帳機能を備
えていてもよい。即ち、電話帳記憶手段には、電話番号
とそれに対応づけられた登録名又は短縮ダイヤルが記憶
されており、電話装置は、ユーザーが登録名又は短縮ダ
イヤルを入力したとき、その入力された登録名又は短縮
ダイヤルに対応する電話番号を電話帳記憶手段から読み
出して、その読み出した電話番号に自動的にダイヤルす
る機能を備えていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用され
た実施形態の携帯電話の概略斜視図、図2はその全体構
成を表わすブロック図である。なお、携帯電話は、複数
の子局をグループ分けしたグループ毎に所定データを時
分割にて送信する基地局からの送信データを受信し、必
要に応じて、基地局及び基地局が接続された電話回線網
を介して他の電話装置との間で通話用のデータを送受信
する周知のものである。
【0018】携帯電話10は、電話装置本体11とカー
ド25から構成されている。電話装置本体11は、他の
電話装置から送信されてきたメッセージや携帯電話10
の操作案内・動作状況等を表示するためのLCDなどの
表示部12と、ダイヤル入力やカナ・英数字入力などを
行うためのキースイッチ群13aや通話を開始するとき
にオンにする通話開始キー13bや通話を終了するとき
にオンする通話終了キー13cなどが設けられた操作部
13と、着脱可能に装着されたカード25と信号をやり
取りするためのカードインタフェース部(以下、カード
I/Fともいう)14と、通話時に相手の音声を出力す
るためのスピーカ15と、通話時に自分の音声を入力す
るためのマイク16と、基地局との間で無線通信を行う
ためのアンテナ17を介して周知の変調方式によって音
声を送受信する送受信機18と、電話装置本体11の各
部へ電源を供給する充電可能なニッカド電池19と、操
作部13やマイク16や送受信機18などからの信号を
入力し表示部12やスピーカ15や送受信機18などへ
信号を出力するマイコン20などを備えている。
【0019】カード25は、本実施形態ではICカード
であるSIM(Subscriber Identity Module)カードを
採用している。このカード25のEEPROMから構成
されているメモリ26には、電話番号、登録名、短縮ダ
イヤル、使用頻度とを対応づけた電話帳データを記憶す
る電話帳メモリ26aが設けられている。
【0020】なお、マイコン20は、周知のCPU2
1、ROM22、RAM23などから構成されている。
このうち、RAM23には、ユーザーが発信時に操作部
13のキースイッチ群13aにより着信先の電話番号を
入力するか又はその電話番号に対応する登録名もしくは
短縮ダイヤルを入力したときにその電話番号を記憶する
ためのリダイヤルメモリ23a、電話通信網から着信を
受けたときに発信元の電話番号を記憶するための着信履
歴メモリ23b、カード25に記憶された電話帳データ
を所定のソート情報(登録名、登録日付、登録番号、短
縮ダイヤル、使用頻度など)の序列に従ってソートした
結果を記憶するためのソート結果メモリ23cなどがあ
る。
【0021】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用について説明する。本実施形態の携帯電話10
は、電話装置本体11の図示しないカード差込口即ちス
ロットにカード25を差し込んだ状態で使用する。ま
ず、携帯電話10の発信動作について説明する。ユーザ
ーによって、操作部13のキースイッチ群13aにより
着信先の電話番号が入力されたあと通話開始キー13b
が押されると、マイコン20は、その電話番号を表示部
12に表示しこれをRAM23のリダイヤルメモリ23
aに記憶すると共に、その電話番号を送受信機18を介
してアンテナ17から基地局へ発信する。あるいは、ユ
ーザーによって、操作部13のキースイッチ群13aに
より登録名又は短縮ダイヤルが入力されたあと通話開始
キー13bが押されると、マイコン20は、その登録名
又は短縮ダイヤルに対応する電話番号を電話帳メモリ2
6aから読み出してその電話番号を表示部12に表示し
これをRAM23のリダイヤルメモリ23aに記憶する
と共に、その電話番号を送受信機18を介してアンテナ
17から基地局へ発信する。そして、電話回線網を通じ
て着信先の電話と接続されると携帯電話10による通話
が開始され、ユーザーによって操作部13の通話終了キ
ー13cが押されるか又は着信先が電話回線網との接続
を断つことにより通話が終了する。
【0022】次に、着信動作について説明する。電話通
信網からアンテナ17を介して着信を受けると、マイコ
ン20は発信元の電話番号を検出してRAM23の着信
履歴メモリ23bにこれを記憶する。そして、ユーザー
によって操作部13の通話開始キー13bが押される
と、携帯電話10による通話が開始され、操作部13の
通話終了キー13cが押されるか又は発信元が電話回線
網との接続を断つことにより通話が終了する。
【0023】次に、携帯電話10のマイコン20のCP
U21は、ROM22に記憶された各種プログラムに従
って処理を実行するが、このうち、電話更新処理と自動
ソート処理について説明する。図3は電話帳更新処理を
表すフローチャートである。携帯電話10のマイコン2
0は、所定時間(例えば数ms)毎に、この電話帳更新
処理を行う。この処理が開始されると、ステップ(以下
Sという)110において、RAM23のリダイヤルメ
モリ23a又は着信履歴メモリ23bに記憶された電話
番号が更新されたか否か(つまり発信又は着信があった
か否か)を判断する。S110でいずれのメモリ23
a、23bに記憶された電話番号も更新されていなけれ
ば(S110でNO)、この処理が行われる直前に発信
又は着信がなされなかったと判断し、この処理を終了す
る。一方、S110でいずれかのメモリ23a、23b
に記憶された電話番号が更新されていれば(S110で
YES)、この処理が行われる直前に発信又は着信がな
されたと判断し、S120に進む。
【0024】続くS120において、マイコン20は、
カードI/F14を介してカード25にアクセスして、
リダイヤルメモリ23a又は着信履歴メモリ23bの更
新後の電話番号がカード25の電話帳メモリ26aに既
に登録されているか否かを判断する。S120におい
て、その電話番号が電話帳メモリ26aに登録されてい
なかったならば(S120でNO)、その電話番号と、
登録した順にシリアルに付与される登録番号と、使用頻
度の初期値(ここでは「1」)とを対応させて、カード
25の電話帳メモリ26aに登録し(S130)、この
処理を終了する。一方、S120において、その電話番
号がカード25の電話帳メモリ26aに既に登録されて
いたならば(S120でYES)、その電話番号に対応
づけられた使用頻度を1つカウントアップした値に更新
し、更新後のデータを電話帳メモリ26aに記憶し(S
140)、この処理を終了する。
【0025】図4は自動ソート処理を表すフローチャー
トである。携帯電話10のマイコン20は、所定時間
(例えば数ms)毎に、この自動ソート処理を行う。こ
の処理が開始されると、マイコン20は、S210にお
いて、電話帳メモリ26aに記憶された電話帳データが
更新されたか否かを判断する。ここで、電話帳データが
更新された場合としては、ユーザーが新たな電話番号を
電話帳メモリ26aに登録したり、既に電話帳メモリ2
6aに登録済みの電話番号を削除したり、既に電話帳メ
モリ26aに登録済みの電話番号に対応する短縮ダイヤ
ル又は登録名又は使用頻度を変更したりした場合や、上
記電話帳自動作成処理においてS130又はS140の
処理が実行された場合などが挙げられる。
【0026】マイコン20は、S210において、電話
帳データが更新されていなければ(S210でNO)、
この処理を終了する。一方、電話帳データが更新されて
いたならば(S210でYES)、その更新された電話
帳データにつき、ソート情報(つまり登録名、登録番
号、短縮ダイヤル、使用頻度)ごとにそれぞれソートを
実行し(S220)、各ソート結果をRAM23のソー
ト結果メモリ23cに記憶し(S230)、この処理を
終える(図5参照)。ここで、S220の具体的な処理
としては、電話帳メモリ26aに記憶された電話帳デー
タについて、登録名をアイウエオ順に並べ替えたり、登
録番号や短縮番号や電話番号を数字順に並べ替えたり、
使用頻度を頻度順(数字順)に並べ替えたりすることが
挙げられる。なお、変更のあったソート情報のみをソー
トし直しその結果をソート結果メモリ23cに記憶する
ようにしてもよい。
【0027】以上の処理を行う本実施形態の携帯電話1
0では、例えばユーザーによって操作部13から特定の
カナ(例えば「ア」)が入力された状態で操作部13か
らソート開始が指示される(例えば図示しないソートキ
ーがオンされる)と、携帯電話10のマイコン20はR
AM23のソート結果メモリ23cに記憶されている登
録名ソート結果データから該当するカナを頭文字とする
登録名を呼び出し、それに対応するデータ一式(電話番
号、登録名、短縮ダイヤル、使用頻度)を表示部12に
表示する。このカナを頭文字とする登録名が複数存在す
る場合には、図示しないスクロールキーにより順次スク
ロールすることができる。
【0028】また、操作部13から特定の短縮番号(例
えば「015」)が入力された状態で操作部13からソ
ート開始が指示されると、マイコン20はRAM23の
ソート結果メモリ23cに記憶されている短縮ダイヤル
ソート結果データから該当する短縮番号を呼び出し、そ
れに対応するデータ一式を表示部12に表示する。そし
て図示しないスクロールキーにより前方にスクロールさ
れるとその特定の短縮番号より小さいものが順次表示さ
れ、逆に後方にスクロールされるとその特定の短縮番号
より大きいものが順次表示される。
【0029】更に、操作部13から使用頻度(例えば#
10、#は使用頻度であることを示すものとする)が入
力された状態で操作部13からソート開始が指示される
と、マイコン20はRAM23のソート結果メモリ23
cに記憶されている使用頻度ソート結果データから該当
する使用頻度を持つものを呼び出し、それに対応するデ
ータ一式を表示部12に表示する。該当する使用頻度を
持つものが複数存在する場合には、図示しないスクロー
ルキーにより順次スクロールすることができる。また、
使用頻度は発信又は着信する毎に自動的にカウントアッ
プされるため、常に最新の使用頻度に基づいたソートが
行われる。
【0030】このように、特定のソート情報について操
作部13からソートが指示されると、マイコン20は、
RAM23のソート結果メモリ23cに予め記憶された
各種のソート結果データから該当するソート結果データ
を選択し、この選択したソート結果データを表示部12
に表示する。つまり、本実施形態では予めソート結果デ
ータが作成され記憶されているので、操作部13からソ
ート開始が指示された時点からソートを開始してソート
結果データを作成する場合に比べて、表示部12にソー
ト結果が表示されるまでの時間が短くなる。
【0031】特に、本実施形態では、電話帳データがカ
ード25の電話帳メモリ26aに記憶されているため、
もしユーザーが操作部13よりソート開始を指示した時
点からソートを実行するとすれば、マイコン20はカー
ドI/F14を介してカード25の電話帳メモリ26a
へアクセスしながらソートを実行しなければならず、ア
クセス時間が非常に長くなる。このため、予めソート結
果データをRAM23のソート結果メモリ23cに記憶
しておくことにより、上記効果つまりスピーディにソー
ト結果を表示できるという効果がより顕著にあらわれ
る。
【0032】また、本実施形態では、電話帳データを使
用頻度順にソートすることができるため、使用頻度に応
じて検索したいというユーザーの要望を満たすことがで
き、しかもユーザーが使用頻度についてソートをかける
と直ちにソート結果が得られる。
【0033】更に、本実施形態では、携帯電話10のマ
イコン20が自動的に電話帳更新処理を実行するため、
ユーザーは、電話帳を更新する際に、初めて通話した相
手の電話番号を入力する必要はなく、その電話番号に対
応づけるべき短縮ダイヤル又は登録名だけを入力すれば
よいため、電話帳データを簡単に作成できる。また、そ
の電話番号には自動的に使用頻度が対応づけられるた
め、短縮ダイヤル又は登録名が対応づけられていなくて
も、使用頻度によるソートの対象にすることができる。
しかも、発信又は着信する毎にカード25の電話帳メモ
リ26aの内容を最新の使用頻度順にソートし直し、そ
のソート結果をRAM23のソート結果メモリ23cに
記憶するため、ユーザーは使用頻度についてソートをか
けると直ちにソート結果を得ることができる。
【0034】ここで、上記実施形態と本発明の各構成要
素の対応関係について説明する。本実施形態のカード2
5の電話帳メモリ26aが本発明の電話帳記憶手段(記
憶手段)に相当し、電話装置本体11のマイコン20の
CPU21が本発明の判定手段、電話帳更新手段、ソー
ト手段に相当し、RAM23内のソート結果メモリ23
cが本発明のソート結果記憶手段に相当する。また、図
3の電話帳更新処理におけるS110及びS120が本
発明の判定手段の処理に相当し、S130及びS140
の処理が電話帳更新手段の処理に相当し、図4の自動ソ
ート処理におけるS210〜S230の処理がソート手
段の処理に相当する。
【0035】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態において、使用頻度につき所
定範囲ごとに複数にグループ分けし、各グループごとに
ソートするようにしてもよい。例えば、使用頻度が1〜
10の範囲のものをAグループ、使用頻度が11〜20
の範囲のものをBグループ、使用頻度が21以上のもの
をCグループとして、各グループごとにソートしてもよ
い。
【0036】また、ユーザーは電話装置本体11の操作
部13から使用頻度を変更又はリセットできるようにし
てもよい。例えば、電話帳データに記憶した使用頻度を
各電話番号ごとに個別に変更(例えば現時点では使用頻
度は高くないが、今後使用頻度が高くなると考えられる
場合には、使用頻度として大きな数字をセットし、逆
に、現時点では使用頻度は高いが、今後使用頻度が少な
くなると考えられる場合には、使用頻度として小さな数
字をセットする)できるようにしてもよい。また、リセ
ットする場合には、電話帳データに記憶された電話番号
ごとに個別にリセットできるようにしてもよいし、電話
帳データに記憶されたすべての電話番号の使用頻度を一
括にリセットできるようにしてもよい。このように、ユ
ーザーの好みに応じて使用頻度を変更できるので使い勝
手がよい。
【0037】更に、上記実施形態ではカード25を装着
可能な携帯電話について説明したが、カード25を装着
しない携帯電話であってもよく、この場合には、携帯電
話10のRAM23に電話帳データを記憶する電話帳メ
モリを設ければよい。あるいは、携帯電話10に代え
て、周知のPHS(パーソナル・ハンディホン・システ
ム)や自動車電話に本発明を適用してもよく、また電話
線に接続された一般の電話装置に本発明を適用してもよ
い。
【0038】更にまた、上記実施形態では電話帳データ
について説明したが、これに限らず、例えば電話機能の
使用方法を示すヘルプ情報やリダイヤルにて発信した電
話番号の使用頻度をソートするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の携帯電話の概略斜視図であ
る。
【図2】 第1実施形態の携帯電話の全体構成を表す概
略ブロック図である。
【図3】 携帯電話のマイコンにて実行される電話帳更
新処理のフローチャートである。
【図4】 携帯電話のマイコンにて実行される自動ソー
ト処理のフローチャートである。
【図5】 電話帳メモリとソート結果メモリの関係を表
すブロック図である。
【符号の説明】
10・・・携帯電話、11・・・電話装置本体、12・
・・表示部、13・・・操作部、13a・・・キースイ
ッチ群、13b・・・通話開始キー、13c・・・通話
終了キー、14・・・カードI/F、15・・・スピー
カ、16・・・マイク、17・・・アンテナ、18・・
・送受信機、20・・・マイコン、21・・・CPU、
22・・・ROM、23・・・RAM、23a・・・リ
ダイヤルメモリ、23b・・・着信履歴メモリ、23c
・・・ソート結果メモリ、25・・・カード、26・・
・メモリ、26a・・・電話帳メモリ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶データとソート情報とを対応づけて
    記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の前記ソート情報が更新された場合には、
    その更新された後の前記ソート情報の序列に応じて前記
    記憶手段の内容を並べ替え、その結果をソート結果記憶
    手段に記憶するソート手段とを備えたことを特徴とする
    電話装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶データは電話番号であることを
    特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶データは電話の使用方法を示す
    ヘルプ情報であることを特徴とする請求項1記載の電話
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ソート情報が前記記憶データの使用
    頻度であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段を備えたカードと、 このカードを着脱自在に装着する電話装置本体とから成
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電
    話装置。
  6. 【請求項6】 電話番号と使用頻度とを対応づけて記憶
    する電話帳記憶手段と、 発信又は着信する毎に、発信したときの着信先の電話番
    号又は着信したときの発信元の電話番号が前記電話帳記
    憶手段に記憶されているかどうかを判定する判定手段
    と、 前記判定手段による判定の結果、発信したときの着信先
    の電話番号又は着信したときの発信元の電話番号が前記
    電話帳記憶手段に記憶されていた場合には、前記電話帳
    記憶手段における該電話番号の使用頻度をカウントアッ
    プする電話帳更新手段と、 前記電話帳記憶手段の使用頻度が更新された場合には、
    その更新された後の使用頻度の序列に応じて前記電話帳
    記憶手段の内容を並べ替え、その結果をソート結果記憶
    手段に記憶するソート手段とを備えたことを特徴とする
    電話装置。
  7. 【請求項7】 前記電話帳更新手段は、前記判定手段に
    よる判定の結果、発信したときの着信先の電話番号又は
    着信したときの発信元の電話番号が前記電話帳記憶手段
    に記憶されていなかった場合には、前記電話帳記憶手段
    に該電話番号と使用頻度の初期値とを対応づけて記憶す
    ることを特徴とする請求項6記載の電話装置。
  8. 【請求項8】 前記電話帳記憶手段に記憶された電話番
    号に対応する使用頻度は、ユーザーが任意に変更可能で
    あることを特徴とする請求項6又は7記載の電話装置。
  9. 【請求項9】 前記電話帳記憶手段を備えたカードと、 このカードを着脱自在に装着すると共に前記判定手段、
    前記電話帳更新手段、前記ソート手段および前記ソート
    結果記憶手段を備えた電話装置本体とから成ることを特
    徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の電話装置。
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