JPH1125188A - 遠隔利用方法 - Google Patents

遠隔利用方法

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JPH1125188A
JPH1125188A JP19050497A JP19050497A JPH1125188A JP H1125188 A JPH1125188 A JP H1125188A JP 19050497 A JP19050497 A JP 19050497A JP 19050497 A JP19050497 A JP 19050497A JP H1125188 A JPH1125188 A JP H1125188A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔の地からイベントや遊園地などの利用を
行うことを可能にするための方法を提供する。 【解決手段】 映画上映、音楽演奏、演劇、オペラ、寄
席、マジック・ショー、スポーツの試合その他の様々な
イベントを鑑賞するために備えられた有限個数の座席
を、事前に予約するための座席予約画面を表示するステ
ップ、この座席予約画面を見ながら、ユーザーが希望す
る座席を予約するステップ、この予約された座席の上に
備えられたカメラを、前記イベントが開始される開始時
刻と同時に又はその少し前から、駆動させるステップ、
及び、このカメラが撮像した前記イベントの情景をリア
ルタイムにユーザー側に届けるステップ、を含むもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔の地からイベ
ントや遊園地などの利用を行うことを可能にするための
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザーが、遠隔の美術館や
古代遺跡や運動競技などを鑑賞するといあアイデアは提
案されている。例えば、特開平8−228339号公報
は、遠隔操縦型無人小型列車にカメラを備え付けること
により、美術館や博物館などを遠隔鑑賞するシステムを
提案している。また、特開平9−51525号公報は、
小型のカメラ列車を使用して美術館、博物館、有名建築
物、商品展示場、及び運動競技場などを映像により遠隔
鑑賞するシステムを提案している。さらに、特開平9−
116896号公報は、映像伝送による遠隔テーマパー
クの鑑賞サービスや遠隔ウインドウショッピングを可能
にするシステムを提案している。また、特開昭61−4
3375号公報では、ディスプレイシステムで競馬など
の投票券を購入することができ、且つそのレース中継も
見られるようなシステムを設けることにより、投票券の
購入が簡単に行えると共に、その場でレース中継等を観
戦できるサービスを小規模な施設でも提供できるように
した投票申込システムを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の技術は、いずれも、ユーザーが利用できる座席
が有限個数しかない場合に、「遠隔のユーザーによる利
用」をどのような方法又はシステムで認めるかという問
題については、全く言及も示唆もしていない。本発明は
このような従来は全く言及も示唆もされていない、利用
できる座席の個数が限られている施設を遠隔から利用す
る場合に適した方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が問題としてい
る、ユーザーが利用できる座席の数が限られている場合
とは、その座席個数を有限とすることにより、その座席
の価値を高め、その座席の予約又は購入による収入によ
り、イベントや遊園地などが商業的に経営が成り立つよ
うにしている場合である。このような施設において、も
し、遠隔のユーザーが自由にアクセスして鑑賞できると
すれば、その座席の価値が減少してしまい、そのイベン
トの主催者や遊園地の運営者の経営が成り立たなくなる
という危険がある。
【0005】もちろん、従来から、イベントが行われる
場合に、イベントの情景をテレビで実況中継して遠隔地
の多数の人が無料が鑑賞することも行われている。しか
し、このような場合は、テレビ局から多額の放映権料が
前記の主催者や運営者に支払われているので、それらの
主催者や運営者の経営としては合理的である。
【0006】また、一つの案としては、遠隔からアクセ
スして鑑賞又は利用するユーザーの数は無限に認めると
した上で、そのアクセスを有料とすることにより、施設
の収益を確保する方法もある。しかし、そのように無限
にアクセスを認めると、施設内の座席の価値が無制限に
減少してしまうので、客がイベントの会場まで足を運ぼ
うとするインセンティブが損なわれてしまうという問題
がある。。
【0007】さらに、他の案としては、遠隔からアクセ
スして鑑賞又は利用するの数を全体として有限にして、
しかも、アクセス料を取るようにする方法もある。しか
しながら、アクセスを許すユーザーの数を有限にして
も、かなり数が多くなると、やはり前述のような問題
(会場の座席の価値が低減して、会場にまで足を運ぼう
とするインセンティブが損なわれるという問題)が生じ
る。
【0008】そこで、本発明では、座席が有限個数の場
合は、その座席毎に遠隔のユーザーのアクセスを認める
ことにより、上記の問題の解決を図るものである。すな
わち、有限個数の座席の利用に関しては、実際に会場ま
で足を運ぶ客と遠隔からアクセスして鑑賞・利用しよう
とするユーザーとを、全く同列に扱うことにより、前記
のような問題の解決を図るものである。すなわち、本発
明は、遠隔のユーザーを受け入れる場合でも、「今のこ
のイベントを鑑賞しているのは世界中で唯この100人
(座席の数が100個の場合)だけだ」という座席の価
値をそのまま維持できる方法を提供するものである。ま
た、本発明は、遠隔のユーザーにも、実際に会場に足を
運んでいる客とできるだけ同じ扱いをすることにより、
遠隔のユーザーに実際に会場に足を運んでいるのとでき
るだけ近い雰囲気を味わうことを可能にするための方法
を提供するものである。
【0009】また、例えば、日本人が「イタリアのある
歌劇場で行われるオペラを見たい」とか「ニューヨーク
のある劇場で行われるミュージカルが見たい」とか「カ
リフォルニアのあるテーマパークでジェットコースター
に乗りたい」という希望を有している場合に、従来は日
本から外国のその劇場や遊園地までわざわざ行く必要が
あった。しかし、そのための移動コストや移動時間は極
めて大きいため、容易に行くことはできない。そこで本
発明は、このような場合に、移動のための様々なコスト
を無くして遠隔の地から容易にイベントや遊園地を楽し
むことができるための方法を提供するものである。
【0010】具体的には、本発明の内容は次のとおりで
ある。 1.映画上映、音楽演奏、演劇、オペラ、寄席、マジッ
ク・ショー、スポーツの試合その他の様々なイベントを
鑑賞するために備えられた有限個数の座席を、事前に予
約するための座席予約画面を表示するステップ、この座
席予約画面を見ながら、ユーザーが希望する座席を予約
するステップ、この予約された座席の上に備えられたカ
メラを、前記イベントが開始される開始時刻と同時に又
はその少し前から、駆動させるステップ、及び、このカ
メラが撮像した前記イベントの映像をリアルタイムにユ
ーザー側に届けるステップ、を含むことを特徴とする遠
隔利用方法。なお、本発明において、前記の「前記イベ
ントの映像をリアルタイムにユーザー側に届ける」方法
としては、通信回線を使用して、遠隔のユーザー側に送
信する場合や、遠隔のユーザー側からアクセスして「閲
覧ソフトウェア(ブラウザ)」などで取り込む場合など
の様々な方法がある。
【0011】2.遊園地又はテーマパークの施設を利用
するために備えられた有限個数の座席を利用する権利
を、予約又は購入するための座席予約又は購入画面を表
示するステップ、この座席予約又は購入画面を見なが
ら、ユーザーが希望する座席を予約又は購入するステッ
プ、この予約又は購入された座席の上に配置されたカメ
ラを、前記利用が開始される開始時刻と同時に又はその
少し前から、駆動させるステップ、及び、このカメラが
撮像した前記利用の映像をリアルタイムにユーザー側に
届けるステップ、を含むことを特徴とする遠隔利用方
法。なお、本発明において、前記の「前記イベントの映
像をリアルタイムにユーザー側に届ける」方法として
は、通信回線を使用して、遠隔のユーザー側に送信する
場合や、遠隔のユーザー側からアクセスして「閲覧ソフ
トウェア(ブラウザ)」などで取り込む場合などの様々
な方法がある。
【0012】3.上記1又は2の遠隔利用方法におい
て、前記カメラは、前記座席の上に通常人が座った場合
の目の高さとほぼ同一の高さに配置されている、ことを
特徴とする遠隔利用方法。
【0013】4.上記1,2又は3の遠隔利用方法にお
いて、さらに、前記座席の上に配置されたスピーカであ
って、遠隔のユーザーからの音声を出力できるスピーカ
を、前記開始時刻と同時に又はその少し前から、駆動さ
せるステップ、を含むことを特徴とする遠隔利用方法。
【0014】5.上記4の遠隔利用方法において、さら
に、個々の遠隔のユーザーについて、前記スピーカの利
用を許可するかどうかを判定するステップ、及び、この
判定で利用を許可した場合にのみ前記スピーカを使用可
能とするステップ、を含むことを特徴とする遠隔利用方
法。
【0015】6.上記1から5までのいずれかに記載の
遠隔利用方法において、さらに、前記座席の上に配置さ
れた表示装置であって、遠隔のユーザーからの映像を出
力できる表示装置を、前記開始時刻と同時に又はその少
し前から、駆動させるステップ、を含むことを特徴とす
る遠隔利用方法。
【0016】7.上記6の遠隔利用方法において、さら
に、個々の遠隔のユーザーについて、前記表示装置の利
用を許可するかどうかを判定するステップ、及び、この
判定で利用を許可した場合にのみ前記表示装置を使用可
能とするステップ、を含むことを特徴とする遠隔利用方
法。
【0017】8.上記1から7のいずれかの遠隔利用方
法において、さらに、前記カメラが撮像した映像をリア
ルタイムにユーザー側に届けるステップは、前記座席の
申込みをしたそのユーザーのみが見れるようにするもの
である、ことを特徴とする遠隔利用方法。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施形態1.以下、図1及び図2を参照して本発明の実
施形態1を説明する。図1において、1,2は、例えば
ミュージカル専用の劇場に備えられた座席である。この
座席1,2には、通常は、事前にその座席を予約して、
当日の開演時間前にその劇場まで実際に足を運んで来た
客が座るものである。また、図3は劇場の従業員が、遠
隔ユーザーが予約した座席2の上に予め配置しておくロ
ボットである。このロボット3には、人間の顔に相当す
る部分の両側方に、それぞれ、CCDカメラ4a,4b
とマイク5a,5bが備えられている。また、前記ロボ
ット3には、人間の顔に相当する部分の中央部に、画面
表示部6が備えられると共に、その下方にスピーカ7が
備えられている。また、前記ロボット3には、人間の胴
体に相当する部分の両側方から、人間の手に相当するハ
ンド部8a,8bが突設されている。
【0019】前記のCCDカメラ4a,4bは、劇場の
ミュージカルの情景を撮像し、リアルタイムに遠隔ユー
ザーに伝送するためのものである。また、前記マイク5
a,5bは、劇場内の音声や音響を収集してリアルタイ
ムに遠隔のユーザーに伝送するためのものである。前記
画面表示部6は、遠隔のユーザーの顔などをリアルタイ
ムに表示するためのものである。また、前記スピーカ7
は、遠隔のユーザーが発した音声や遠隔のユーザーが手
を叩いて拍手したときの拍手の音響を、リアルタイムに
出力するためものである。さらに、前記ハンド部8a,
8bは、遠隔のユーザーの遠隔操縦により、ミュージカ
ルやコンサートの進行に合わせて拍手をしたり手を振る
などの動作をリアルタイムに行わせるためのものであ
る。
【0020】次に、図2のフローチャートを参照して、
本実施形態による動作を説明する。本実施形態において
は、遠隔のユーザーが図1に示す座席1,2の中の座席
2を事前に予約する場合を想定して説明する。まず、ユ
ーザーは、インターネットなどの通信ネットワークを使
用して、その劇場が開いているホームページにアクセス
して、目的とするミュージカルの座席予約のための画面
を表示させる(ステップS1)。そして、ユーザーは、
その画面を見ながら、まだ予約されていない座席の中か
ら自分が希望する位置の座席を選択して、通信ネットワ
ークを介して予約する(ステップS2)。ユーザーは、
この予約に当たって、必要なら、予約のための料金の支
払いをクレジットカード決済などで行う。また、ユーザ
ーは、この予約のときに、単に目的のミュージカルの映
像と音声・音響の伝送を希望するだけか、それとも、ス
ピーカー、ディスプレー、及びハンド部を使用したアク
ションを行う権利を行使することをも希望する(申込み
をする)かを、送信しておく。また、前記遠隔のユーザ
ーは、スピーカー、ディスプレー、及びハンド部を使用
したアクションを行う権利を行使することの申込みをす
るとき、自己の会員番号をも劇場側に送信しておく。
【0021】前記の予約が有効に行われた場合、劇場側
のコンピュータシステムは、前記ユーザーがスピーカ
ー、ディスプレー、及びハンド部を使用する資格がある
かどうかを判定する(ステップS4)。この判定は、ユ
ーザーの会員番号から、会員データベースを検索してユ
ーザーの信用性に関する情報を検討することにより、行
う。すなわち、今までこの劇場を利用した実績が多くあ
り、しかも、今までの利用において良好又は適切な態度
で利用していた場合は、スピーカー、ディスプレー、及
びハンド部の使用を許可すると判定する。しかし、今ま
でこの劇場を利用した実績が少ない場合や、今までの利
用において不適切な態度で利用していたと記録されてい
る場合は、スピーカー、ディスプレー、及びハンド部の
使用を許可しないと判定する(ステップS5)。そし
て、使用を許可すると判定された場合は、ユーザーにそ
の旨を通知する(ステップS6)。また、使用を許可し
ないと判定された場合はその旨を通知する(ステップS
9)。
【0022】次に、前記劇場側は、前記のミュージカル
が行われる当日の朝などの開演前の適当な時刻に、予
め、その予約された座席に、図1に示すようなロボット
3を載置しておく(ステップS7及びステップS1
0)。このロボット3の搬送及び載置は、劇場側が保有
する搬送用機械により自動的に行ってもよいし、劇場側
の従業員が手で行ってもよい。そして、前記のスピーカ
ー、ディスプレー、及びハンド部の使用を許可された遠
隔ユーザーに対しては、前記ミュージカルの開演直前か
ら、カメラからの映像とマイクロホンからの音声・音響
をリアルタイムに伝送すると共に、遠隔のユーザーから
のスピーカー、ディスプレー、及びハンド部の使用(遠
隔操縦)を受け付ける(ステップS8)。また、前記の
スピーカー、ディスプレー、及びハンド部の使用を許可
されなかった遠隔ユーザーに対しては、前記ミュージカ
ルの開演直前から、カメラからの映像とマイクロホンか
らの音声・音響をリアルタイムに伝送する(ステップS
11)。遠隔のユーザーは、前記カメラを遠隔操縦し
て、カメラのズーム倍率を変更したりカメラアングルを
変更することができる。
【0023】前記のスピーカー、ディスプレー、及びハ
ンド部の使用(遠隔操縦)を許可された遠隔ユーザー
は、ミュージカルの進行や演奏会の進行に合わせて、自
分の拍手や歓声を前記スピーカーから出力させることが
できる。また、前記の遠隔ユーザーは、自らの顔や全身
を、前記ディスプレーに映し出して、身振りなどを出力
させることができる。さらに、前記の遠隔ユーザーは、
前記ハンド部を遠隔操縦して、ミュージカルの進行や演
奏会の進行に合わせて、ハンド部に拍手の動作や手を振
るなどの動作を行わせることができる。
【0024】実施形態2.次に、本発明の実施形態2を
図3に基づいて説明する。本実施形態では、ミュージカ
ル専用劇場の座席11,12の上方の頭部保持部11
a,12aが上下に昇降できるようになっており、この
頭部保持部11a,12aの下方に、カメラ14a,1
4bと、マイク15a,15bと、ディスプレー16
と、スピーカー17とが、備えられている。これらのカ
メラ14a,14bと、マイク15a,15bと、ディ
スプレー16と、スピーカー17とは、使用しないとき
は、頭部保持部11a,12aの下方の座席11,12
の中に収納された状態になっている。以上の構成以外で
は、この実施形態2は前述の実施形態1と同様であるの
で、説明しを省略する。
【0025】実施形態3.次に、本発明の実施形態3を
説明する。この実施形態3では、ミュージカル専用劇場
側が、予め、遠隔地の会員となったユーザーに、遠隔ユ
ーザー専用のディスプレーとして、公知のヘッドマウン
トディスプレー(HMD)を貸与しておく。このヘッド
マウントディスプレーは、一人一人しか使用できない。
また、前記劇場側から遠隔ユーザーに送信するミュージ
カルなどの映像は暗号化されており、このヘッドマウン
トディスプレーに備えられた独自の解読用回路(又は解
読用ソフトウェア)を介さないと解読できないようにな
っている。
【0026】したがって、本実施形態によれば、遠隔の
ユーザーにミュージカルなどの映像を送信する場合に、
受信する側が「座席一人分の価格」で複数人が利用・鑑
賞するという不正を防止することができるようになる。
すなわち、遠隔のユーザーが通常の据置型ディスプレー
で映像を見る場合は、その家族や友人なども一緒に見る
ことになる可能性がある。その場合は、遠隔のユーザー
は「座席一人分の価格」しか支払っていないのに、複数
人が利用することを許してしまえことになり、実際に会
場まで足を運んで鑑賞する観客との間に不公平が生じる
ことになる(会場にまで足を運んでくる観客は、家族で
も一人ずつ座席の料金を支払う)。そこで、本実施形態
では、前記のヘッドマウントディスプレーを介しての
み、ミュージカルなどの映像を受け取ることができるよ
うにして、遠隔のユーザーの一人のみに鑑賞することを
許すようにしている。
【0027】実施形態4.次に、本発明の実施形態4を
図4及び図5に基づいて説明する。本実施形態4では、
予め。遠隔のユーザー側に、図4(A)に示すような、
前記ミュージカル劇場などの映像を受け取るための専用
のコンピュータ端末を、配っておく。図4(A)はこの
コンピュータ端末を示す図で、22はディスプレー、2
6は液晶シャッタ付きメガネ、26aは液晶シャッタで
ある。遠隔のユーザーは、前記メガネ26を掛けること
によってのみ、前記のミュージカルなどの映像を見るこ
とができる。その仕組みは次のとおりである。
【0028】図4のフローチャートに示すように、劇場
側では、開演前のミュージカルなどの映像を送信する前
に、遠隔のユーザー側の前記コンピュータ端末に、独自
の液晶シャッタ開閉タイミングデータを送信する。コン
ピュータ端末では、この受信したタイミングデータを記
録しておく。次に、劇場側は、ミュージカルなどが開演
されたら、リアルタイムにその情景を写す映像を送信す
るが、その送信データには、ダミー画像が所定のタイミ
ングで挿入されている。前記液晶シャッタ26aは、前
記の記録された液晶シャッタ開閉タイミングデータに基
づいて、所定のタイミングで液晶シャッタ26aを開閉
する。この開閉のタイミングは、前記ダミー画像が表示
されたときだけ、液晶シャッタ26aを閉じるように
し、それ以外は開くようにするものである。これによ
り、例えば、図4(B)の(a)に示すような目的画像
(ミュージカルの情景を写す映像)とダミー画像(ミュ
ージカルの情景とは関係のない画像)が交互に送信され
表示される場合でも、ダミー画像のみは液晶シャッタ2
6aの動作(図4(B)の(b)参照)により遠隔ユー
ザーの目には届かない。したがって、目の残像現象によ
り、遠隔ユーザーにはミュージカルの画像のみが自然に
見れるようになる。他方、前記の液晶シャッタ付きメガ
ネ26を掛けた遠隔ユーザー以外の人(家族や友人な
ど)は、前記のディスプレー22に表示された画像を見
ても、ミュージカル画像とダミー画像とが混然とした意
味不明の画像しか見えないことになる。したがって、本
実施形態によれば、前記の液晶シャッタ付きメガネ26
を掛けた遠隔ユーザーのみがミュージカルなどの映像を
鑑賞できることになる。よって、「座席一人分の料金」
を支払うことによって遠隔から鑑賞できるユーザーは
「一人のみ」となり、遠隔から利用することにより「一
人分の座席料金で複数人が利用する」という不公正を防
ぐことが可能になる。
【0029】実施形態5.次に、本発明の実施形態5を
図6に基づいて説明する。本実施形態5では、予め、遠
隔のユーザー側に、図6(A)に示すような、前記ミュ
ージカル劇場などの映像を受け取るための専用のコンピ
ュータ端末を、配っておく。図6(A)はこのコンピュ
ータ端末を示す図で、32は表示装置、33は偏光子、
34はねじれネマティック液晶板、35は前記表示装置
32に表示される目的画面(ミュージカルなどの画像)
とダミー画像とに切り換えのタイミングに基づいて前記
液晶板34を制御するための制御手段、36はユーザー
の両眼の位置に左右同一の偏光板を備えた偏光メガネで
ある。この偏光メガネ36も前記劇場側が独自の仕様で
製造したもので、予め、会員登録した遠隔のユーザーの
みに配付しておくものである。
【0030】次に、図6(B)に基づいて、この実施形
態5の動作を説明する。本実施形態においても、前記実
施形態4と同様に、劇場側は、開演前の決められた時間
に、予め、ミュージカルなどの目的画像とダミー画像と
の切り換えにタイミングを示すデータを、遠隔ユーザー
のコンピュータ端末側に送信しておく、そして、遠隔ユ
ーザー側では、このタイミング・データを、コンピュー
タ端末の前記制御手段35に記録しておく。
【0031】ミュージカルが開演されると、前記表示装
置32には、図6(B)の(a)に示すように、所定の
タイミングで、交互に、ユーザーが見ようとする目的画
像(ミュージカルなどの画像)とダミー画像とが、表示
される。この目的画像とダミー画像との切り換えは、劇
場側のシステムで、独自のタイミングで行われる。前記
制御手段35は、この画像の切り換えのタイミングに基
づいて、前記ねじれネマティック液晶板34の性質を切
換える。すなわち、前記ねじれネマティック液晶板34
は、印加される電圧値の変化に伴い、光の素通しと90
゜回転との2つの性質に切り換えられる。この液晶板3
4の性質の切り換えは、図6(B)の(c)に示すよう
に、前記制御手段により、前記画像の切り換えと連動し
て、行われる。
【0032】以上により、図6(B)に示すように、前
記表示装置32に目的画像が表示されているときは、そ
の目的画像は、前記液晶板34を介して、第1の偏光の
まま、偏光メガネ36の偏光板36aを通過してユーザ
ーに届く。他方、前記表示装置32にダミー画像が表示
されているときは、そのダミー画像は、前記液晶板34
により、第2の偏光に変更されてユーザーの方向に送ら
れ、偏光メガネ36の偏光板36aで遮断されるので、
結局、ユーザーの目には届かない。
【0033】したがって、目の残像現象により、前記偏
光メガネ36を掛けたユーザーは、目的画像のみが自然
に見えることになる。他方、前記偏光メガネ36を掛け
ない他人(家族や友人など)は、前記表示装置32を見
ても、前記目的画像とダミー画像とが混然とした意味不
明の画面が見えるだけとなる。したがって、本実施形態
によれば、前記の偏光メガネ36を掛けた遠隔ユーザー
のみがミュージカルなどの映像を鑑賞できることにな
る。よって、「座席一人分の料金」を支払うことによっ
て遠隔から鑑賞できるユーザーは「一人のみ」となり、
遠隔から利用することにより「一人分の座席料金で複数
人が利用する」という不公正を防ぐことが可能になる。
【0034】なお、以上の各実施形態では、いずれも、
ミュージカル専用の劇場などからミュージカルなどの映
像データをリアルタイムに送信する場合を示したが、本
発明はこれに限られるものではない。例えば、遠隔のユ
ーザーに映像データを「送信」する方法のみでなく、イ
ンターネット上に前記劇場などがホームページを開設
し、そのホームページに遠隔ユーザー側が「閲覧ソフト
ウェア(ブラウザ)」などを使用して「アクセスして映
像データを取り込む」方法によっても、リアルタイムに
ミュージカルなどを遠隔から鑑賞することが可能であ
る。なお、この「アクセスして映像データを取り込む方
法」についても、本発明においては、「映像を届ける」
「映像データの送信」又は「映像データの伝送」という
用語に含めて説明している場合がある。
【0035】また、以上の各実施形態では、いずれも、
ミュージカル専用の劇場などからミュージカルなどの映
像データをリアルタイムに送信する場合を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、例えば、遊園地や
テーマパークなどで座席が限定されている場合について
も、同様に利用することができる。
【0036】
【発明の効果】
1.イベント会場の限定された座席を利用して鑑賞する
権利を予約又は購入した遠隔ユーザーに対して、この予
約された座席の上に備えられたカメラを、前記イベント
が開始される開始時刻と同時に又はその少し前から、駆
動させて映像をリアルタイムに送るようにしたので、遠
隔のユーザーは、わざわざ遠隔の劇場などに足を運ばな
くても、容易に鑑賞することが可能になる。しかし、そ
の座席から見える映像を送るので、遠隔ユーザーにとっ
て臨場感が得られると共に、実際に会場まで足を運んで
くる観客とほとんど同一の条件で利用できるので、実際
に会場まで来る観客と遠隔のユーザーとの間に不公平が
なくなる。そして、遠隔のユーザーを、実際に会場まで
足を運んで来る観客とほとんど同一に扱うことが可能に
なる。
【0037】2.遊園地やテーマパークなどの限定され
た座席を利用して鑑賞する権利を購入した遠隔ユーザー
に対して、この購入された座席の上に備えられたカメラ
を、前記利用開始時刻と同時に又はその少し前から、駆
動させて映像をリアルタイムに送るようにしたので、遠
隔のユーザーは、わざわざ遠隔の遊園地やテーマパーク
などに足を運ばなくても、容易に楽しむことが可能にな
る。しかし、その座席から見える映像を送るので、遠隔
ユーザーにとって臨場感が得られると共に、実際に遊園
地などに足を運んでくる客とほとんど同一の条件で利用
できるので、実際に遊園地などに来る客と遠隔のユーザ
ーとの間に不公平がなくなる。そして、遠隔のユーザー
を、実際に遊園地などに足を運んで来る客とほとんど同
一に扱うことが可能になる。
【0038】3.さらに、前記カメラを、前記座席に通
常人が座った場合の目の高さとほぼ同一の高さに配置す
ることにより、遠隔ユーザーは、実際にその座席に座っ
たのと同様のより臨場感と現実味のある映像を得られる
ようになる。
【0039】4.さらに、前記座席の上に配置されたス
ピーカであって、遠隔のユーザーからの音声を出力でき
るスピーカを、前記開始時刻と同時に又はその少し前か
ら、駆動させるようにすることにより、遠隔のユーザー
も、例えば、自らの歓声や拍手などの音を出力すること
により、自ら、積極的に、そのイベントや遊園地などに
リアルタイムに「参加」することができるようになり、
遠隔のユーザーの満足が一層高められるようになる。
【0040】5.さらに、前記座席の上に配置された表
示装置であって、遠隔のユーザーからの映像を出力でき
る表示装置を、前記開始時刻と同時に又はその少し前か
ら、駆動させるようにすることにより、遠隔のユーザー
も、例えば、自らの顔や全体の動きなどをそこに表示さ
せることにより、自ら、積極的に、そのイベントなどに
リアルタイムに「参加」することができるようになり、
遠隔のユーザーの満足が一層高められるようになる。
【0041】6.さらに、個々の遠隔のユーザーについ
て、前記スピーカ又は表示装置の利用を許可するかどう
かを判定するようにし、不適切な行動を取る可能性のあ
る遠隔のユーザーには、前記のスピーカーや表示装置は
使用させないようにしている。これにより、不適切な行
動により、ミュージカルなどのイベントや遊園地の秩序
が害されることが防止されるようになる。
【0042】7.さらに、前記カメラが撮像した映像を
リアルタイムにユーザー側に送る場合に、前記座席の申
込みをしたそのユーザーにのみ見れるようにしたので、
「座席一人分のみの料金」しか支払っていないのに、遠
隔のユーザーの近くにいる複数人がその映像を見てしま
うという不公正を防げるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1を説明するための斜視図
である。
【図2】 本実施形態1の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】 本発明の実施形態3を説明するための斜視図
である。
【図4】 本発明の実施形態4を説明するための図であ
る。
【図5】 本実施形態4を説明するためのフローチャー
トである。
【図6】 本発明の実施形態5を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1,2,11,12 座席 3 ロボット 4a,4b,14a,14b カメラ 5a,5b,15a,15b マイク(マイクロホン) 6,16,22 ディスプレー 7,17 スピーカ 8a,8b ハンド部 11a,12a 頭部保持部 26 液晶シャッタ付きメガネ 26a 液晶シャッタ 32 表示装置 33 偏光子 34 ねじれネマティック液晶板 35 制御手段 36 偏光メガネ 36a 偏光板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映画上映、音楽演奏、演劇、オペラ、寄
    席、マジック・ショー、スポーツの試合その他の様々な
    イベントを鑑賞するために備えられた有限個数の座席
    を、事前に予約するための座席予約画面を表示するステ
    ップ、 この座席予約画面を見ながら、ユーザーが希望する座席
    を予約するステップ、 この予約された座席の上に備えられたカメラを、前記イ
    ベントが開始される開始時刻と同時に又はその少し前か
    ら、駆動させるステップ、及び、 このカメラが撮像した前記イベントの映像をリアルタイ
    ムにユーザー側に届けるステップ、を含むことを特徴と
    する遠隔利用方法。
  2. 【請求項2】 遊園地又はテーマパークの施設を利用す
    るために備えられた有限個数の座席を利用する権利を、
    予約又は購入するための座席予約又は購入画面を表示す
    るステップ、 この座席予約又は購入画面を見ながら、ユーザーが希望
    する座席を予約又は購入するステップ、 この予約又は購入された座席の上に配置されたカメラ
    を、前記利用が開始される開始時刻と同時に又はその少
    し前から、駆動させるステップ、及び、 このカメラが撮像した前記利用の映像をリアルタイムに
    ユーザー側に届けるステップ、を含むことを特徴とする
    遠隔利用方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の遠隔利用方法におい
    て、前記カメラは、前記座席の上に通常人が座った場合
    の目の高さとほぼ同一の高さに配置されている、ことを
    特徴とする遠隔利用方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3の遠隔利用方法にお
    いて、さらに、前記座席の上に配置されたスピーカであ
    って、遠隔のユーザーからの音声を出力できるスピーカ
    を、前記開始時刻と同時に又はその少し前から、駆動さ
    せるステップ、を含むことを特徴とする遠隔利用方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の遠隔利用方法において、さら
    に、個々の遠隔のユーザーについて、前記スピーカの利
    用を許可するかどうかを判定するステップ、及び、この
    判定で利用を許可した場合にのみ前記スピーカを使用可
    能とするステップ、を含むことを特徴とする遠隔利用方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
    遠隔利用方法において、さらに、前記座席の上に配置さ
    れた表示装置であって、遠隔のユーザーからの映像を出
    力できる表示装置を、前記開始時刻と同時に又はその少
    し前から、駆動させるステップ、を含むことを特徴とす
    る遠隔利用方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の遠隔利用方法において、さら
    に、個々の遠隔のユーザーについて、前記表示装置の利
    用を許可するかどうかを判定するステップ、及び、この
    判定で利用を許可した場合にのみ前記表示装置を使用可
    能とするステップ、を含むことを特徴とする遠隔利用方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかの遠隔利用方
    法において、さらに、前記カメラが撮像した映像をリア
    ルタイムにユーザー側に届けるステップは、前記座席の
    申込みをしたそのユーザーのみが見れるようにするであ
    る、ことを特徴とする遠隔利用方法。
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