JP7313643B1 - 配信時間提案のためのシステム、方法およびコンピュータ可読媒体 - Google Patents

配信時間提案のためのシステム、方法およびコンピュータ可読媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツプロバイダーまたはコンテンツ配信者が効率的な方法で報酬または収益を生み出せる配信時間提案のためのシステム、方法およびコンピュータ可読媒体を提供する。【解決手段】方法は、第1の配信者に関連する視聴者らの第1のリストを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らに関連する配信者らの第2のリストを取得する工程と、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータと、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータに基づき、当該第1の配信者の配信時間を決定する工程と、を含む。【選択図】図10

Description

本発明は、ライブストリーミングの分野における配信時間の提案に関するものである。
ライブストリーミングサービスに代表されるように、インターネット上におけるリアルタイムの交流が日常生活に浸透している。さまざまなプラットフォームやプロバイダーがライブストリーミングサービスを提供しており、競争も激しい。プラットフォームにとって、そのコンテンツプロバイダー(またはコンテンツ配信者)が効率的な方法で報酬または収益を生み出せるように支援をすることが重要である。
米国特許出願公開第20220383234号は、複数の地理的位置にいる1人または複数のパフォーマーのライブイベントをスケジューリングする方法を開示している。
米国特許出願公開第20220383234号明細書
本発明の一実施態様による方法は、1以上のコンピュータにより実行される配信時間提案のための方法であって、第1の配信者に関連する視聴者らの第1のリストを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らに関連する配信者らの第2のリストを取得する工程と、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータと、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータに基づき、当該第1の配信者の配信時間を決定する工程と、を含む。
本発明の一実施態様によるシステムは、1以上のプロセッサを含む配信時間提案のためのシステムであって、当該1以上のコンピュータプロセッサが、機械可読命令を実行して、第1の配信者に関連する視聴者らの第1のリストを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らに関連する配信者らの第2のリストを取得する工程と、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータと、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータに基づき、当該第1の配信者の配信時間を決定する工程と、を実行する。
本発明の一実施態様によるコンピュータ可読媒体は、配信時間提案のためのプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体であって、当該プログラムが、1以上のコンピュータに、第1の配信者に関連する視聴者らの第1のリストを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らに関連する配信者らの第2のリストを取得する工程と、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータを取得する工程と、当該第1のリストに含まれる当該視聴者らのデータと、当該第2のリストに含まれる当該配信者らのデータに基づき、当該第1の配信者の配信時間を決定する工程と、を実行させる。
本発明の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図である。 本発明の一部の実施態様に基づく、図1のユーザ端末30の機能と構成を示すブロック図である。 本発明の一部の実施態様に基づく、図1のサーバの機能と構成を示すブロック図である。 図3のストリームDB310の例示的データ構造を示す表である。 図3のユーザDB312の例示的データ構造を示す表である。 図3の贈り物DB314の例示的データ構造を示す表である。 図3の貢献度DB350の例示的データ構造を示す表である。 視聴者と配信者間の例示的な日別貢献度データを示すグラフである。 図3のスケジュールDB352の例示的データ構造を示す表である。 本発明の一部の実施態様に基づく方法を示す例示的なフローチャートである。 本発明の一部の実施態様に基づく配信時間提案の例である。 本発明の一部の実施態様に基づく情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である
以下、各図面に示す同一または類似の構成要素、部材、手順または信号には、すべての図面において同様の符号を付し、それによって重複する説明は適宜省略される。また、各図面の説明において重要でない一部部材は省略される。
従来、インターネット(ストリーミングプラットフォームやライブストリーミングプラットフォームなど)上のコンテンツプロバイダー(配信者、放送者、ストリーマー、ライバー、アンカーなど)は、コンテンツ配信を行う時間(例:タイミングや時間範囲)を特定できる良いツールを持っていない。配信者は、より高い報酬(収益など)を効率的に達成するために、配信を行うタイミングを知ることができない。
本発明は、視聴者と配信者を分析し、配信者によるコンテンツ配信に最適な時間、または最も収益性の高い時間を特定するためのシステムまたは方法を提供するものである。
図1に、本発明の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図を示す。当該ライブストリーミングシステム1は、ストリーミングの配信者(ライバー、アンカー、ストリーマーとも呼ばれる)LVと視聴者(オーディエンスとも呼ばれる)AU(AU1、AU2...)に、リアルタイムで交流または通信するためのライブストリーミングサービスを提供する。図1に示すように、当該ライブストリーミングシステム1は、サーバ10と、ユーザ端末20と、ユーザ端末30(30a、30b...)を含む。一部の実施態様において、当該ストリーマーと視聴者は、集合的にユーザと呼ばれてもよい。当該サーバ10は、ネットワークNWに接続された、1以上の情報処理装置を含むことができる。当該ユーザ端末20、30は、例えば、スマートフォン、タブレット、ノートPC、レコーダー、携帯ゲーム機、ウェアラブル端末などのモバイル端末装置、あるいはデスクトップPCなどの据え置き型装置であってもよい。当該サーバ10、当該ユーザ端末20及び当該ユーザ端末30は、各種有線または無線ネットワークNWを介して相互に通信可能に接続される。
当該ライブストリーミングシステム1には、配信者LV、視聴者AU、及び当該サーバ10を管理する管理者(またはアプリプロバイダー、図示せず)が参加する。当該配信者LVは、自身のユーザ端末20でコンテンツを記録し、当該サーバ10に直接または間接的にアップロードすることにより、リアルタイムで当該コンテンツを配信する者である。当該コンテンツの例としては、当該配信者自身の歌、トーク、パフォーマンス、ゲームプレイ、その他あらゆるコンテンツであってもよい。当該管理者は、当該サーバ10上で当該コンテンツをライブストリーミングするためのプラットフォームを提供するとともに、当該配信者LVと当該視聴者AU間のリアルタイムの交流を仲介または管理する。当該視聴者AUは、自分のユーザ端末30で当該プラットフォームにアクセスし、所望のコンテンツを選択して視聴する。当該視聴者AUは、選択したコンテンツのライブストリーミング中に、当該ユーザ端末30を介してコメントや応援、贈り物の送信などの操作を実行する。当該コンテンツを配信している当該配信者LVは、それらのコメント、応援、または贈り物に対して応答してもよい。当該応答が、映像および(または)音声で当該視聴者AUに送信され、双方向のコミュニケーションが確立される。
「ライブストリーミング」という用語は、当該配信者LVのユーザ端末20で記録したコンテンツを、当該視聴者AUのユーザ端末30で実質的にリアルタイムに再生・視聴することを可能にするデータ伝送モードを指しても、そのような伝送モードにより実現されるライブブロードキャストを指してもよい。当該ライブストリーミングは、HTTPライブストリーミング、CMAF(Common Media Application Format)、WebRTC(Web Real―Time Communications)、RTMP(Real―Time Messaging Protocol)、MPEG DASHなどの既存のライブストリーミング技術を利用して実現されてもよい。ライブストリーミングには、当該配信者LVによるコンテンツの記録と同時に、当該視聴者AUが所定の遅延をもって当該コンテンツを視聴でき伝送モードを含む。当該遅延の長さについては、当該配信者LVと当該視聴者AUの交流が成立可能な程度の遅延であってもよい。なお、当該ライブストリーミングは、当該コンテンツの全記録データを一度当該サーバに格納し、その後ユーザの要求に応じて当該サーバから当該ユーザに提供する、いわゆるオンデマンド配信と区別される。
ここでいう「映像データ」とは、当該ユーザ端末20または30の撮像機能を用いて生成された画像データ(映像データとも呼ばれる)と、当該ユーザ端末20または30の音声入力機能を用いて生成された音声データとを含むデータを指す。当該映像データは、当該ユーザがコンテンツを視聴できるように、当該ユーザ端末20、30で再生される。一部の実施態様において、当該配信者のユーザ端末における映像データの生成と当該視聴者のユーザ端末における映像データの再生との間に、当該映像データに対して圧縮、展開、符号化、復号化、トランスコーディングなど、その形式、サイズ、またはデータの仕様を変更する処理が行われると想定される。しかし、そのような処理の前後で、当該映像データが表す当該コンテンツ(例えば、映像や音声)は実質的に変化しないため、本明細書においては、そのような処理後の当該映像データを、そのような処理前の当該映像データと同一ものと表現している。すなわち、当該配信者のユーザ端末で映像データが生成された後、当該サーバ10を介して当該視聴者のユーザ端末で再生される場合、当該配信者のユーザ端末で生成された当該映像データ、当該サーバ10を通過する当該映像データ、および当該視聴者のユーザ端末で受信して再生される当該映像データは、いずれも同一の映像データである。
図1に示す例において、当該配信者LVは、ライブストリーミングデータを提供する。当該配信者LVのユーザ端末20は、当該配信者LVの映像や音声を記録して当該ストリーミングデータを生成し、生成された当該データは当該ネットワークNWを介して当該サーバ10に送信される。同時に、当該ユーザ端末20は、当該配信者LVの記録された映像VDを当該ユーザ端末20のディスプレイに表示し、当該配信者LVが現在行っているライブストリーミングコンテンツを確認できるようにする。
当該プラットフォームに当該配信者LVのライブストリーミングを視聴することを要求した当該視聴者AU1、AU2のそれぞれのユーザ端末30a、30bは、当該ネットワークNWを介して当該ライブストリーミングに関連する映像データ(以下、「ライブストリーミングの映像データ」と呼ばれてもよい)を受信し、受信した当該映像データを再生して当該映像VD1、VD2をディスプレイに表示し、スピーカーから音声を出力する。当該ユーザ端末30a、30bでそれぞれ表示される映像VD1、VD2は、当該配信者LVの当該ユーザ端末20により撮像された映像VDと実質的に同じであり、当該ユーザ端末30a、30bで出力される音声は、当該配信者LVの当該ユーザ端末20で記録された音声と実質的に同じである。
当該配信者LVの当該ユーザ端末20での映像・音声の記録と、当該視聴者AU1、AU2の当該ユーザ端末30a、30bでの映像データの再生は、実質的に同時に行われる。当該視聴者AU1が、当該配信者LVにより提供される当該コンテンツに関するコメントを当該ユーザ端末30aに入力すると、当該サーバ10は当該コメントを配信者LVの当該ユーザ端末30aにリアルタイムで表示するとともに、当該視聴者AU1とAU2の当該ユーザ端末30aと30bにも当該コメントをそれぞれ表示する。当該配信者LVが当該コメントを読み、当該コメントに対応するトークを展開すると、そのトークの映像と音声が、それぞれ当該視聴者AU1、AU2のユーザ端末30a、30bに表示される。このインタラクティブな動作は、当該配信者LVと当該視聴者AU1間で会話が成立していると認識される。これにより、当該ライブストリーミングシステム1では、一方的なコミュニケーションではなく、双方向のコミュニケーションを可能にするライブストリーミングを実現する。
図2は、本発明の一部の実施態様に基づく、図1のユーザ端末30の機能と構成を示すブロック図である。当該ユーザ端末20は、当該ユーザ端末30と同じまたは類似した機能と構成を有する。図2の各ブロックと以降のブロック図は、ハードウェアがコンピュータのCPUや機械装置などの要素によって実現されてもよく、ソフトウェアがコンピュータプログラムなどによって実現されてもよい。機能ブロックは、これらの要素間の連携動作により実現されてもよい。したがって、これらの機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによる多様な形態で実現され得ることが、当業者には理解されよう。
当該配信者LV及び当該視聴者AUは、当該ネットワークNWを介してダウンロードサイトからライブストリーミングアプリケーションプログラム(以下、ライブストリーミングアプリケーションという)をダウンロードし、当該ユーザ端末20、30にインストールしてもよい。あるいは、当該ライブストリーミングアプリケーションは、当該ユーザ端末20と30に予めインストールされていてもよい。当該ライブストリーミングアプリケーションが当該ユーザ端末20、30上で実行されると、当該ユーザ端末20、30は、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10と通信し、各種機能を実装または実行する。以下、当該ライブストリーミングアプリケーションが実行されるユーザ端末20、30(CPUなどのプロセッサ)によって実装される機能を、当該ユーザ端末20、30の機能として説明する。これらの機能は、実際には、当該ユーザ端末20、30上で当該ライブストリーミングアプリケーションにより実現される。一部の実施態様において、これらの機能は、HTML(HyperText Markup Language)などのプログラミング言語で記述され、当該サーバ10から当該ネットワークNWを介して当該ユーザ端末20、30のウェブブラウザに送信され、当該ウェブブラウザにより実行されるコンピュータプログラムによって実現されてもよい。
当該ユーザ端末30は、配信ユニット100と視聴ユニット200を含む。当該配信ユニット100は、当該ユーザ(またはユーザ側)の映像と音声が記録された映像データを生成し、当該映像データを当該サーバ10に提供する。当該視聴ユニット200は、当該サーバ10から映像データを受信し、当該映像データを再生する。当該ユーザは、ライブストリーミングを行う際に、当該配信ユニット100を起動し、当該ユーザが映像を視聴する際に、当該視聴ユニット200を起動する。当該配信ユニット100が起動される当該ユーザ端末は、当該配信者の端末、すなわち、当該映像データを生成する当該ユーザ端末である。当該視聴ユニット200が起動される当該ユーザ端末は、当該視聴者の端末、即ち、当該映像データが再現され、再生される当該ユーザ端末である。
当該配信ユニット100は、撮像コントロールユニット102と、オーディオコントロールユニット104と、映像送信ユニット106と、配信者側UIコントロールユニット108を含む。当該撮像コントロールユニット102は、カメラ(図2に表示せず)に接続され、当該カメラで実行される撮像を制御する。当該撮像コントロールユニット102は、当該カメラからの画像データを取得する。当該オーディオコントロールユニット104は、マイク(図2に表示せず)に接続され、当該マイクからの音声入力を制御する。当該オーディオコントロールユニット104は、当該マイクから当該オーディオデータを取得する。当該映像送信ユニット106は、当該撮像コントロールユニット102により取得された当該画像データと、当該オーディオコントロールユニット104により取得された当該オーディオデータを含む映像データを、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10に送信する。当該映像データは、当該映像送信ユニット106によりリアルタイムに送信される。すなわち、当該撮像コントロールユニット102と当該オーディオコントロールユニット104による当該映像データの生成と、生成された当該映像データの当該映像送信ユニット106による送信とは、実質的に同時に実行される。当該配信者側UIコントロールユニット108は、当該配信者のUI(ユーザインターフェイス)をコントロールする。当該配信者側UIコントロールユニット108は、ディスプレイ(図2に表示せず)に接続されてもよく、当該映像送信ユニット106により送信される当該映像データを再生することにより、当該ディスプレイに映像を表示する。当該配信者側UIコントロールユニット108は、操作オブジェクトや指示許諾オブジェクトを当該ディスプレイに表示し、当該オブジェクトをタップした当該配信者からの入力を受け付けてもよい。
当該視聴ユニット200は、視聴者側UIコントロールユニット202と、重ね合わせ情報生成ユニット204と、入力情報送信ユニット206を含む。当該視聴ユニット200は、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10から、当該配信者、当該ユーザ端末30のユーザである視聴者、及び他の視聴者が参加する、ライブストリーミングに関連する映像データを受信する。当該視聴者側UIコントロールユニット202は、当該視聴者のUIを制御する。当該視聴者側UIコントロールユニット202は、ディスプレイとスピーカー(図2に表示せず)に接続され、受信した映像データを再生して、当該ディスプレイに映像を表示し、当該スピーカーから音声を出力する。当該映像が当該ディスプレイに出力され、当該音声が当該スピーカーから出力されている状態を「映像データが再生されている」状態と呼ぶことができる。当該視聴者側UIコントロールユニット202は、タッチパネル、キーボード、ディスプレイ等の入力手段(図2に表示せず)にも接続され、当該入力手段を介してユーザの入力を取得する。当該重ね合わせ情報生成ユニット204は、当該サーバ10からの映像データから生成された画像上に、所定のフレーム画像を重ねる。当該フレーム画像には、当該ユーザからの入力を受け付けるためのさまざまなユーザインターフェイスオブジェクト(以下、単に「オブジェクト」という)、当該視聴者により入力されたコメント、及び(または)当該サーバ10から取得した情報などが含まれる。当該入力情報送信ユニット206は、当該ネットワークNWを介して、当該視聴者側UIコントロールユニット202により取得された当該ユーザ入力を当該サーバ10に送信する。
図3に、本発明の一部の実施態様に基づく、図1の当該サーバ10の機能と構成を示すブロック図を示す。当該サーバ10は、配信情報提供ユニット302と、中継ユニット304と、贈り物処理ユニット306と、支払い処理ユニット308と、ストリームDB310と、ユーザDB312と、贈り物DB314と、ユーザ識別ユニット330と、配信時間提案ユニット332と、貢献度DB350と、スケジュールDB352を含む。当該サーバ10は、機械学習(ML)モデル370と通信する。
当該配信者側の当該ユーザ端末20から当該ネットワークNWを介してライブストリーミングの開始通知または要求を受信すると、当該配信情報提供ユニット302は、このライブストリーミングを識別するためのストリームIDと当該ライブストリーミングを行う配信者の配信者IDをストリームDB310に登録する。
当該配信情報提供ユニット302が、当該ネットワークNWを介して当該視聴者側の当該ユーザ端末30の当該視聴ユニット200からライブストリームに関する情報の提供要求を受信すると、当該配信情報提供ユニット302は、当該ストリームDB310から現在利用可能なライブストリームを取得または確認し、利用可能なライブストリームのリストを作成する。当該配信情報提供ユニット302は、作成したリストを当該ネットワークNW経由で要求元の当該ユーザ端末30に送信する。要求元の当該ユーザ端末30の当該視聴者側UIコントロールユニット202は、受信したリストに基づいてライブストリーム選択画面を生成し、当該ユーザ端末30のディスプレイ上に表示する。
当該ユーザ端末30の当該入力情報送信ユニット206が、当該ライブストリーム選択画面上で当該視聴者の選択結果を受信すると、当該入力情報送信ユニット206は、選択されたライブストリームのストリームIDを含む配信要求を生成し、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10に当該要求を送信する。当該配信情報提供ユニット302は、要求元の当該ユーザ端末30に対して、受信した当該配信要求に含まれる当該ストリームIDで指定されるライブストリームの提供を開始する。当該配信情報提供ユニット302は、当該ストリームIDの(または対応する)視聴者IDに、要求元の当該ユーザ端末30の当該視聴者のユーザIDを含めるように当該ストリームDB310を更新する。
当該中継ユニット304は、当該配信情報提供ユニット302により開始された当該ライブストリーミングにおいて、配信者側の当該ユーザ端末20から視聴者側の当該ユーザ端末30に当該映像データを中継する。当該中継ユニット304は、当該ライブストリーミング中または当該映像データの再生中に、当該入力情報送信ユニット206から視聴者によるユーザ入力を表す信号を受信する。当該ユーザ入力を表す信号は、当該ユーザ端末30のディスプレイに表示されたオブジェクトを指定するオブジェクト指定信号であってもよい。当該オブジェクト指定信号は、当該視聴者の視聴者ID、当該視聴者が視聴しているライブストリームの配信者の配信者ID、及び当該オブジェクトを特定するオブジェクトIDを含んでもよい。当該オブジェクトが贈り物であるとき、当該オブジェクトIDは贈り物IDである。同様に、当該中継ユニット304は、当該ユーザ端末20の当該配信ユニット100から、当該映像データの再生中(またはライブストリーミング中)に配信者により行われたユーザ入力を表す信号を受信する。当該信号は、オブジェクト指定信号であってもよい。
また、当該ユーザ入力を表す信号は、視聴者が当該ユーザ端末30に入力したコメントと当該視聴者の視聴者IDを含むコメント入力信号であってもよい。当該コメント入力信号を受信すると、当該中継ユニット304は、当該コメントと信号に含まれる当該視聴者IDを、当該配信者の当該ユーザ端末20と他の視聴者の当該ユーザ端末30に送信する。これらユーザ端末20、30において、当該視聴者側UIコントロールユニット202と、当該重ね合わせ情報生成ユニット204は、同じく受信した当該視聴者IDと関連付けられたディスプレイ上に受信したコメントを表示する。
当該贈り物処理ユニット306は、当該オブジェクト指定信号に含まれる贈り物IDによって特定される贈り物のポイントに基づき、当該配信者のポイントを増加させ、当該ユーザDB312を更新する。具体的には、当該贈り物処理ユニット306は、当該贈り物DB314を参照して、受信した当該オブジェクト指定信号に含まれる当該贈り物IDに対して付与するポイントを特定する。その後、当該贈り物処理ユニット306は、当該ユーザDB312を更新し、当該オブジェクト指定信号に含まれる当該配信者IDの(または当該配信者IDに対応する)ポイントに、特定されたポイントを追加する。
当該支払い処理ユニット308は、当該オブジェクト指定信号の受信に応答して、視聴者からの贈り物の代金の支払いを処理する。具体的には、当該支払い処理ユニット308は、当該贈り物DB314を参照して、当該オブジェクト指定信号に含まれる当該贈り物IDにより特定される当該贈り物の価格ポイントを特定する。その後、当該支払い処理ユニット308は、当該ユーザDB312を更新し、当該オブジェクト指定信号に含まれる当該視聴者IDにより特定される当該視聴者のポイントから、特定された当該価格ポイントを差し引く。
図4は、図3のストリームDB310の例示的データ構造を示す表である。当該ストリームDB310は、現在行われているライブストリームに関する情報を保持する。当該ストリームDB310は、ストリームID、配信者ID、視聴者IDを、相互に関連付けて格納する。当該ストリームIDは、当該ライブストリーミングシステム1により提供されるライブストリーミングプラットフォームにおけるライブストリームを識別するためのIDである。当該配信者IDは、当該ライブストリームを提供する配信者を識別するためのユーザIDである。当該視聴者IDは、当該ライブストリームの視聴者を識別するためのユーザIDである。一部の実施態様による当該ライブストリーミングシステム1により提供されるライブストリーミングプラットフォームにおいて、ユーザがライブストリームを開始すると、当該ユーザは配信者となり、同じユーザが別のユーザによりブロードキャストされるライブストリームを視聴すると、当該ユーザは視聴者にもなる。したがって、配信者と視聴者の区別は固定されておらず、あるとき配信者IDとして登録されたユーザIDが、別のときに視聴者IDとして登録されることもあり得る。
図5は、図3のユーザDB312の例示的データ構造を示す表である。当該ユーザDB312は、ユーザに関する情報を保持する。当該ユーザDB312は、ユーザID、ポイント、1以上の属性(属性1、2、...)を、それぞれ関連付けて格納する。当該ユーザIDは、ユーザを識別する。当該ポイントは、対応する当該ユーザが保持するポイントに相当する。当該ポイントは、当該ライブストリーミングプラットフォーム内で流通する電子的な価値である。一部の実施態様において、配信者がライブストリーム中に視聴者から贈り物を受け取ると、当該配信者のポイントは当該贈り物に対応する価値だけ増加する。当該ポイントは、例えば、当該配信者が当該ライブストリーミングプラットフォームの管理者から受け取る報酬(金銭など)の量を決定するために使用される。一部の実施態様において、当該配信者が視聴者から贈り物を受け取る際に、当該ポイントに代えて、当該贈り物に対応する金額を付与してもよい。
属性の例としては、性別、国、フォローユーザ、フォロワー、配信タイプ(または配信タグ)、課金額及び(または)視聴者レベルなどを含んでもよい。当該フォローユーザとは、その対応するユーザがフォローしている配信者である。当該フォロワーとは、その対応するユーザをフォローしている視聴者である。当該課金額は、対応するユーザがプラットフォームに課金した金額である。当該視聴者レベルは、対応するユーザの課金額とともに上昇してもよい。性別など一部の属性は、当該プラットフォームへの登録時に当該ユーザから入力されてもよい。国などの一部の属性は、検出ユニット(図3に表示せず)により、当該サーバ10の内部または当該サーバ10の外部で検出されてもよい。
当該配信タイプまたは配信タグは、その対応するユーザの配信コンテンツのタイプ(複数可)を示す。当該タグは、当該機械学習モデル370(または当該機械学習モデル370内の機械学習アルゴリズム)により決定されてもよい。当該タグの決定は、画像識別処理、音声識別処理、動画識別処理または動作識別処理を含んでもよい。一部の実施態様において、2人の配信者が共有する類似の配信タグ(または同一の配信タグ)の数が閾値に達した場合、その2人の配信者は類似配信者と呼ばれてもよい。
図6は、図3の贈り物DB314の例示的データ構造を示す表である。当該贈り物DB314は、当該ライブストリーミング中に当該視聴者が利用できる贈り物についての情報を保持する。贈り物は、電子データである。贈り物は、ポイントまたは金銭で購入するか、無償で提供することができてもよい。贈り物は、視聴者が配信者に贈ることができる。配信者に贈り物を贈ることは、贈り物を使う、贈り物を送る、贈り物を投げるなどとも呼ばれる。贈り物の中には、購入と同時に使用できるものと、購入後、購入した視聴者が後から任意のタイミングで使用できるものとがある。視聴者が配信者に贈り物を贈ると、当該贈り物に対応する量のポイントが当該配信者に付与される。贈り物が使用されると、その使用によって当該贈り物に関連するエフェクトが発生してもよい。例えば、ライブストリーミング画面に当該贈り物に対応したエフェクト(視覚的効果や聴覚的効果など)が表示される。
当該贈り物DB314は、贈り物ID、付与ポイント、価格ポイントを、相互に関連付けて格納する。当該贈り物IDは、贈り物を識別するためのものである。当該付与ポイントは、配信者に贈り物が贈られたときに当該配信者に付与されるポイントの量である。当該価格ポイントは、贈り物の使用(購入)に対して支払われるポイントの量である。視聴者は、ライブストリームを視聴しているときに、所望の贈り物の当該価格ポイントを支払うことで、配信者に当該所望の贈り物を贈ることができる。当該価格ポイントの支払いは、適宜の電子決済手段により行うことができる。例えば、視聴者が管理者に当該価格ポイントを支払うことにより、支払いが行われてもよい。あるいは、銀行振り込みやクレジットカードによる支払いが利用されてもよい。当該管理者は、当該付与ポイントと当該価格ポイントとの関係を任意に設定することができる。例えば、付与ポイント=価格ポイントとして設定してもよい。あるいは、当該付与ポイントに1.2などの所定の係数を乗じたポイントを当該価格ポイントとして設定しても、当該付与ポイントに所定の手数料ポイントを加算したポイントを当該価格ポイントとして設定してもよい。
当該ユーザ識別ユニット330は、配信者の配信時間の決定に関連する当該ユーザを特定(判定)するように構成される。例えば、当該ユーザ識別ユニット330は、当該配信者と関連する当該視聴者を特定してもよい。例えば、当該ユーザ識別ユニット330は、当該配信者のライブストリームを視聴する資格がある当該ユーザを特定してもよい。当該ユーザ識別ユニット330は、当該配信者のフォロワーなど、当該配信者のライブストリームに関する通知を受け取る資格がある当該ユーザを特定してもよい。
当該ユーザ識別ユニット330は、当該配信者のフォロワーと関連する当該ユーザを特定してもよい。例えば、当該ユーザ識別ユニット330は、他の配信者など、当該配信者のフォロワーにフォローされている当該ユーザを特定してもよい。当該ユーザ識別ユニット330は、識別処理のために、当該ストリームDB310、当該ユーザDB312、当該贈り物DB314、当該貢献度DB350及び(または)当該スケジュールDB352を参照してもよい。
当該配信時間提案ユニット332は、配信者の配信時間を決定または提案するように構成される。当該配信時間は、当該ユーザ識別ユニット330によって識別された当該視聴者及び(または)配信者に基づいて決定されてもよい。例えば、当該配信時間は当該配信者のフォロワーのデータ及び(または)当該配信者のフォロワーがフォローしている他の配信者のデータに基づいて決定されてもよい。一部の実施態様において、当該配信時間提案ユニット332は、上述のデータを当該機械学習モデル370に入力し、配信時間の提案を提供してもよい。
例えば、当該配信時間提案ユニット332は、当該配信者の視聴者/フォロワーの貢献度予測(上位貢献者候補の情報など)について当該貢献度DBを参照し、それに基づいて当該配信時間を提案してもよい。例えば、当該配信時間提案ユニット332は、他の配信者と当該配信者の属性について当該ユーザDB312を参照し、その属性に基づいて当該配信者に対する他の配信者の類似度スコアを算出し、それに基づいて当該配信時間を提案してもよい。例えば、当該配信時間提案ユニット332は、他の配信者の配信スケジュールについて当該スケジュールDB352を参照し、それに基づいて配信時間を提案してもよい。例えば、当該配信時間提案ユニット332は、当該配信者の視聴者/フォロワーの視聴スケジュール(または視聴時刻)について当該スケジュールDB352を参照し、それに基づいて当該配信時間を提案してもよい。
一部の実施態様において、(当該配信時間提案ユニット332により当該配信者に提案される)当該配信時間は、当該配信者と類似の属性を有する他の配信者の配信時間と最も重複が少なくなるように決定される。これにより、他の配信者に気を取られることなく、当該視聴者(またはフォロワー)の注意を当該配信者の配信に集中させることができる。一部の実施態様において、当該配信時間は、貢献度予測が貢献度閾値より大きい当該視聴者(または当該配信者のフォロワー)の視聴時間と最も重複が多くなるように決定される。これにより、潜在的貢献度の高いより多くの視聴者に、当該配信者の配信を見せることができる。当該配信者は、自分の報酬を効率的に向上させることができる。
図7は、図3の貢献度DB350の例示的データ構造を示す表である。当該貢献度DB350は、当該配信者ID、当該視聴者ID、過去の貢献度、閾値(または貢献度閾値)、現在の貢献度、上位貢献者タグ、上位貢献者候補タグを、互いに関連付けて保持する。
当該過去の貢献度は、所定の期間(例えば、過去1か月間)において、視聴者から配信者への貢献量である。
当該閾値または貢献度閾値は、視聴者が配信者にとっての上位貢献者(または高貢献者)であるか否かを判定するために用いられる。当該閾値は、配信者の全視聴者から当該配信者への総貢献度の上位T%(または最初のT%分位数)である。一部の実施態様において、当該閾値は、配信者の全視聴者から当該配信者への総貢献度の最初のY分位数であってもよい。したがって、当該閾値は、各配信者に対して異なってもよい。また、当該閾値は、所定時間毎に更新される。
当該現在の貢献度は、現在の計算期間における、視聴者から配信者への貢献状況に基づき、リアルタイムに更新される。
当該上位貢献者タグは、視聴者が配信者に対して上位貢献者(または高貢献者、上位支出者)として既に登録されているか否かを示すタグである。当該現在の貢献度が当該貢献度閾値を超えると、対応する視聴者は、対応する配信者の上位貢献者として登録される。例えば、視聴者V2の現在の貢献度[2500ポイント]は、配信者D1の閾値[2400ポイント]を既に超えているため、視聴者V2は配信者D1の上位貢献者として登録される。ただし、視聴者V2は、他の配信者の上位貢献者になっていない可能性がある。当該上位貢献者タグの登録は、当該ユーザ識別ユニット330または別のユニットにより行われてもよい。
当該上位貢献者候補タグは、ある配信者の上位貢献者にまだなっていない視聴者が、未来のある時点(例えば、半月後や1か月後)でその配信者の上位貢献者になる可能性があるか否かを示すタグである。一部の実施態様において、当該上位貢献者候補タグは、視聴者からの予測される貢献度(または貢献度予測)が、未来のある時点で配信者に対応する閾値を超えるか否かを示す。タグの判定(または予測)は、当該ユーザ識別ユニット330が当該機械学習モデル370を利用して実行してもよい。上位貢献者候補タグの判定時点において、視聴者が既に配信者の上位貢献者である場合(例えば、配信者D1に対する視聴者V2)、タグにNA(不適用)とマークされてもよい。本実施態様において、上位貢献者候補タグの判定時点で、視聴者V3は配信者D1に対する上位貢献者としてまだ登録されていないが、上位貢献者候補としてタグ付けされている。つまり、当該機械学習モデル370による予測結果に基づいて、未来のある時点で視聴者V3の配信者D1に対する貢献度が配信者D1に対応する貢献度閾値を超える可能性が高い(または確率が確率閾値以上である)ことになる。一部の実施態様において、貢献度の単位はポイントであってもよい。一部の実施態様において、貢献度の単位は任意の金銭的単位または貨幣であってもよい。
図8は、視聴者と配信者間の例示的な日別貢献度データを示すグラフである。日別貢献度データは、視聴者が配信者に与えたポイントなどの各日の貢献度を示す。同様の貢献度データは、視聴者と貢献者のペアごとに格納される。当該貢献度データは、当該貢献度DB350の一部として格納されてもよい。
一部の実施態様において、ある視聴者が、ある配信者に対して「上位貢献者候補」のタグを付けられた場合、当該視聴者の当該配信者に対する貢献度予測が一定の閾値に達したことを意味する。当該貢献度予測とは、未来のある時点における貢献度の予測値(または貢献度に到達する確率の予測値)である。
一部の実施態様において、当該機械学習モデル370(または機械学習モデル370の1つのアルゴリズム)は、過去の貢献度データ及び(または)インタラクションデータを用いてトレーニングされ、上位貢献者候補を予測する。当該過去の貢献度データは、配信者に対する視聴者の過去の貢献度を含む。当該インタラクションデータは、視聴者と配信者との間のコメント、贈り物、及び(または)フォローのデータを含んでもよい。当該インタラクションデータは、視聴者の当該プラットフォームへの課金額を含んでもよい。当該機械学習モデル370に入力される上述のトレーニングデータは、トレーニングセットと検証セットとを含んでもよく、学習プロセスは、教師あり学習プロセスを含んでもよい。
図9は、図3のスケジュールDB352の例示的データ構造を示す表である。当該スケジュールDB352は、当該ユーザらの視聴活動(「V」マーク)と配信活動(「D」マーク)のスケジュールを格納する。「IN」マークは、当該ユーザが視聴も配信もしない非活動時間を示す。現時点は、過去部分と未来部分とを分ける。当該過去部分は、当該ユーザらの実際の活動に基づいて記録される。当該未来部分は、あらかじめ決められたり、予測されたりしてもよい。
一部の実施態様において、未来のある時点における配信者の配信スケジュールは、当該配信者(または一部の実施態様において、プラットフォームの運営者)によって事前設定または事前入力されてもよい。一部の実施態様において、未来のある時点における視聴者の視聴スケジュールは、当該視聴者(または一部の実施態様において、プラットフォームの運営者)によって事前設定または事前入力されてもよい。一部の実施態様において、配信者らは、配信時間をプラットフォーム上の上位貢献者に合わせてもよい。
一部の実施態様において、配信者の未来の配信時間は、当該機械学習モデル370(または当該機械学習モデル370内の機械学習アルゴリズム)により予測されてもよい。例えば、当該機械学習モデル370は、当該配信者の未来の配信時間を予測するために、当該配信者の過去の配信スケジュール、他の配信者の過去の配信スケジュール、当該配信者のフォロワーの過去の視聴スケジュール、及び(または)他の視聴者の過去の視聴スケジュールによってトレーニングされてもよい。上述のトレーニングデータまたは行動は、互いに影響し合ってもよい。例えば、視聴者の視聴行動や他の配信者の配信行動が、特定の配信者の配信行動に影響を与えてもよい。
一部の実施態様において、視聴者の未来の視聴時間は、当該機械学習モデル370(または当該機械学習モデル370内の機械学習アルゴリズム)により予測されてもよい。例えば、当該機械学習モデル370は、当該視聴者の未来の視聴時間を予測するために、当該視聴者の過去の視聴スケジュール、他の視聴者の過去の視聴スケジュール、当該視聴者がフォローする配信者らの過去の配信スケジュール、及び(または)他の配信者の過去の配信スケジュールによってトレーニングされてもよい。上述のトレーニングデータまたは行動は、互いに影響し合ってもよい。例えば、別の視聴者の視聴行動や配信者の配信行動が、特定の視聴者の視聴行動に影響を与えてもよい。
当該機械学習モデル370は、1つ以上の機械学習モデルを含む機械学習DBであってもよい。一部の実施態様において、当該機械学習モデル370は、当該サーバ10内に実装されてもよい。当該機械学習モデル370は、教師あり学習アルゴリズムまたは勾配ブースティングアルゴリズムなどの機械学習アルゴリズムを含むか、または利用することができる。一部の実施態様において、視聴者の貢献度予測において、LightGBM(Light Gradient Boosting Machine)が実装されてもよい。一部の実施態様において、決定木アルゴリズムが実装されてもよい。
図10に、本発明の一部の実施態様に基づく方法を示す例示的なフローチャートを示す。
工程S1000では、当該サーバ10(または、例えば当該配信情報提供ユニット302)が、配信時間提案リクエストを受け取る。当該リクエストは配信者に関連付けられ、配信者ID(または当該配信者のユーザID)が含まれる。当該リクエストは、配信者(または当該配信者の端末)、またはストリーミングプラットフォームのオペレーターからであってもよい。一部の実施態様において、当該リクエストは、当該配信者のライブストリーミング前、後、最中に開始されてもよい。
工程S1002では、当該ユーザ識別ユニット330が当該リクエストをした配信者のフォロワーを特定し、それらのフォロワーがフォローしている他の配信者ら(または競合配信者)を特定する。当該ユーザ識別ユニット330は、この特定のために当該ユーザDB312を参照してもよい。
工程S1004では、当該配信時間提案ユニット332が、当該ユーザDB312から当該競合配信者の属性と、当該リクエストをした配信者の属性を取得する。
工程S1006では、当該配信時間提案ユニット332が、当該属性データに基づき、当該競合配信者から類似配信者を特定する。例えば、当該リクエストをした配信者とある競合配信者に共通する属性(または配信タグ)の数が閾値に達した場合、当該競合配信者を類似配信者と見なしてもよい。一部の実施態様において、2人の配信者間で類似性スコアが定義されてもよい。2人の配信者間に共通する属性が多いほど、当該2人の配信者間の類似性スコアが大きくなる。例えば、各配信者の属性(配信タグなど)をベクタ形式で表現し、2つの属性ベクタ(またはタグベクタ)のドット積を用いて、対応する配信者間の類似度スコアを算出してもよい。当該リクエストをした配信者に対するある競合配信者の類似度スコアが閾値より大きい場合、当該競合配信者を類似配信者と見なしてもよい。一部の実施態様において、2人の配信者のフォロワーが閾値(特定の割合など)に達する重複を有する場合、当該2人の配信者を類似配信者と呼ぶことができる。
工程S1008では、当該配信時間提案ユニット332が、当該貢献度DB350から当該フォロワーの貢献度データ(または貢献度予測)を取得する。
工程S1010では、当該配信時間提案ユニット332が、当該貢献度データに基づき、当該フォロワーから重要貢献者を特定する。例えば、当該貢献度DB350において「上位貢献者」としてタグ付けされたフォロワー及び(または)「上位貢献者候補」としてタグ付けされたフォロワーは、重要貢献者と見なされてもよい。
工程S1012では、当該配信時間提案ユニット332が、当該スケジュールDB352から、当該重要貢献者の視聴スケジュールと、当該類似配信者らの配信スケジュールを取得する。
工程S1014では、当該配信時間提案ユニット332が、当該配信者の配信時間を決定または提案する。一部の実施態様において、当該配信時間は、当該類似配信者らの配信時間(または未来の配信時間)と最も重複が少なくなるように決定される。一部の実施態様において、当該配信時間は、当該重要貢献者の視聴時間(または未来の視聴時間)と最も重複が多くなるように決定される。
工程S1016では、提案された当該配信時間が、当該リクエストをした配信者の当該ユーザ端末に転送され、当該リクエストをした配信者の当該ユーザ端末の画面上に表示される。
一部の実施態様において、当該フォロワーと当該競合配信者を特定した後、フローは工程S1012に進んでもよい。つまり、当該配信時間は、当該競合配信者らの配信時間(または未来の配信時間)と最も重複が少なくなるように決定される。一部の実施態様において、当該配信時間は、当該フォロワーの視聴時間(または未来の視聴時間)と最も重複が多くなるように決定される。
図11に、本発明の一部の実施態様に基づく配信時間提案の例を示す。配信者D1が、配信時間提案のリクエストを開始する。当該リクエストは、当該配信者D1のライブストリーミング前、後、最中に開始されてもよい。
本実施態様において、配信者D1の重要貢献者(視聴者V3、V45、V70)が最初に特定される。その後、それらの重要貢献者にフォローされている配信者らがそれぞれ特定される。それら配信者らの属性に基づき、類似配信者(配信者D1と類似)が特定される(D2、D4、D7、D10、D13)。次に、当該類似配信者らの予測配信時間(またはスケジュールされた配信時間)と、上位貢献者の予測視聴時間が取得され、配信者D1の提案配信時間が生成される。
配信者D1のユーザ端末の画面上に表示されるように、当該提案には優先度の異なる時間帯が含まれる。優先度1はt3~t5であり、その時間帯は3人の重要貢献者がオンラインであり、類似配信者による配信はない。優先度5はt7~t8であり、その時間帯は1人の重要貢献者がおり、3人の類似配信者が配信している。優先度の設定は、各重要貢献者と各類似配信者に付与される重みの違いにより、異なってもよい。当該重みは、実際の運用に応じて調整することができる。
図11の実施態様と図10の実施態様の間における1つの違いは、図10においては、当該リクエストをした配信者のフォロワーがフォローする他の配信者らがすべて特定され、それらその他の配信者らの属性が取得される。図11においては、当該リクエストをした配信者の重要貢献者がフォローする配信者らのみが特定され、その後類似配信者の決定に使用される。
一部の実施態様において、上位貢献者は、自分の未来の視聴時間を事前に設定してもよい。その視聴スケジュールは、当該貢献者またはプラットフォームの運営者によって配信者らに送信されてもよい。当該スケジュールの通知を受信する当該配信者らは、当該貢献者がフォローしている配信者らと、当該貢献者がフォローしていない配信者らを含んでもよい。このようなメカニズムにより、上位貢献者と交流したい配信者らは、自分の配信時間をプラットフォーム上のそれら貢献者の視聴時間に合わせることができる。
図12を参照しながら、当該情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図12は、本発明の一部の実施態様に基づく情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図に示された情報処理装置900は、例えば、一部の実施態様における、当該サーバ10及び(または)当該ユーザ端末20、30を実現することができる。
当該情報処理装置900は、CPU901と、ROM(リードオンリーメモリ)903と、RAM(ランダムアクセスメモリ)905を含む。また、当該情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェイス913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート925、通信装置929を含んでもよい。さらに、当該情報処理装置900は、カメラ(図示せず)などの撮像装置を含む。また、当該情報処理装置900は、当該CPU901に加えて、あるいは当該CPU901の代わりに、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)やASIC(特定用途向け集積回路)を含んでもよい。
当該CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、当該ROM903、当該RAM905、当該ストレージ装置919、または当該リムーバブル記録媒体923に格納された各種プログラムに従って、当該情報処理装置900のすべてまたは一部の動作を制御する。例えば、当該CPU901は、一部の実施態様における当該サーバ10及び当該ユーザ端末20、30に含まれる各機能ユニットの動作全般を制御する。当該ROM903は、当該CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを格納する。当該RAM905は、当該CPU901の実行時に使用されるプログラムや、実行時に適宜変化するパラメータなどを格納する主記憶装置として機能する。当該CPU901、ROM903、RAM905は、ホストバス907によって相互接続され、当該ホストバス907は、CPUバスなどの内部バスであってもよい。さらに、当該ホストバス907は、ブリッジ909を介してPCI(ペリフェラルコンポーネントインターコネクト/インターフェイス)バスなどの外部バス911に接続される。
当該入力装置915は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバーなどのユーザが操作する装置、あるいはマイクに代表される音センサ、加速度センサ、傾斜センサ、赤外線センサ、深度センサ、温度センサ、湿度センサなど物理量を電気信号に変換する装置であってもよい。当該入力装置915は、例えば、赤外線等の電波を利用したリモコン装置や、当該情報処理装置900の操作に対応した携帯電話等の外部接続装置927であってもよい。当該入力装置915は、当該ユーザが入力した情報または検出された物理量に基づいて入力信号を生成し、当該CPU901に出力する入力制御回路を含む。当該ユーザは、当該入力装置915を操作することにより、当該情報処理装置900に各種データを入力し、動作を指示する。
当該出力装置917は、取得した情報を視覚的または聴覚的に当該ユーザに通知することができる装置である。当該出力装置917は、例えば、LCD、PDP、OLED等のディスプレイ、スピーカーやヘッドフォン等の音声出力装置、プリンタなどであってもよい。当該出力装置917は、当該情報処理装置900による処理結果を、テキスト、画像などの映像、または音声などのオーディオとして出力する。
当該ストレージ装置919は、データストレージ用装置であり、当該情報処理装置900のストレージユニットの一例として構成される。当該ストレージ装置919は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)などの磁気記憶装置、半導体記憶装置、光記憶装置、または光磁気記憶装置である。このストレージ装置919は、当該CPU901が実行するプログラム、各種データ、外部から取得した各種データなどを格納する。
当該ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体923のリーダー/ライターであり、当該情報処理装置900に内蔵または外付けされる。当該ドライブ921は、装着されたリムーバブル記録媒体923に記録された情報を読み出し、当該RAM905にそれを出力する。さらに、当該ドライブ921は、装着された当該リムーバブル記録媒体923に記録を書き込む。
当該接続ポート925は、当該情報処理装置900に機器を直接接続するためのポートである。当該接続ポート925は、例えば、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、IEEE1394ポート、またはSCSI(小型計算機システムインターフェイス)ポートなどであってもよい。さらに、当該接続ポート925は、RS-232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(高精細度マルチメディアインターフェイス)ポートなどであってもよい。当該接続ポート925に当該外部接続装置927を接続することにより、当該情報処理装置900と当該外部接続装置927との間で様々なデータのやり取りを行うことができる。
当該通信装置929は、例えば、当該ネットワークNWに接続するための通信装置で形成された通信インターフェイスである。当該通信装置929は、例えば、有線または無線のローカルエリアネットワーク(LAN)、Bluetooth(商標)、または、無線USB(WUSB)用の通信カードであってもよい。さらに、当該通信装置929は、光通信用のルータ、ADSL(非対称デジタル加入者線)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。当該通信装置929は、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて、インターネット上や他の通信装置との間で信号等の送受信を行う。当該通信装置929に接続される当該通信ネットワークNWは、有線または無線で接続されるネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、電波通信、衛星通信などである。当該通信装置929は、通信装置としての機能を実現する。
当該撮像装置(図示せず)は、CCD(電荷結合デバイス)やCMOS(相補型金属酸化膜半導体)などの撮像素子と、当該撮像素子上の被写体像の結像を制御するためのレンズなど各種部材を用いて現実空間の画像を撮像し、撮像画像を生成する装置である。当該撮像装置は、静止画を撮像しても、動画を撮像してもよい。
以上、本実施態様に係る当該ライブストリーミングシステム1の構成及び動作について説明した。本実施態様は単なる一例であり、各構成要素や各処理の組み合わせについてさまざまな変更が可能であり、それらの変更も本発明の範囲内であることは当業者には理解されるところである。
本発明は、配信者の配信時間を提案し、フォロワーが他の配信者に気を取られないようにすることができる。本発明は、配信者の配信時間を提案し、より多くの貢献者候補に到達できるようにすることができる。本発明は、配信者の配信時間を提案し、より良い報酬または視聴者とのより良い交流を効率的に達成できるようにすることができる。
本発明で説明した処理及び手順は、明示的に説明したものに加えて、ソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組み合わせにより実現することができる。例えば、本明細書で説明した処理および手順は、その処理および手順に対応するロジックを集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、非一時的なコンピュータ可読媒体、磁気ディスクなどの媒体に実装することにより実現することができる。さらに、本明細書に記載された処理および手順は、その処理および手順に対応するコンピュータプログラムとして実現することができ、各種のコンピュータにより実行することができる。
さらに、上記実施態様で説明したシステムまたは方法は、固体記憶装置、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置などの非一時的なコンピュータ可読媒体に格納されたプログラムに統合されてもよい。あるいは、プログラムは、インターネットを介してサーバからダウンロードされ、プロセッサにより実行されるものとしてもよい。
以上、本発明の技術的内容及び特徴を説明したが、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の教示及び開示から逸脱することなく、なお多くの変形及び修正を行うことができる。したがって、本発明の範囲は、既に開示された実施態様に限定されず、本発明から逸脱しない別の変形や修正を含む、特許請求の範囲に含まれる範囲である。
1 通信システム
10 サーバ
20 ユーザ端末
30、30a、30b ユーザ端末
LV 配信者
AU1、AU2 視聴者
VD、VD1、VD2 映像
NW ネットワーク
30 ユーザ端末
100 配信ユニット
102 撮像コントロールユニット
104 オーディオコントロールユニット
106 映像送信ユニット
108 配信者側UIコントロールユニット
200 視聴ユニット
202 視聴者側UIコントロールユニット
204 重ね合わせ情報生成ユニット
206 入力情報送信ユニット
302 配信情報提供ユニット
304 中継ユニット
306 贈り物処理ユニット
308 支払い処理ユニット
310 ストリームDB
312 ユーザDB
314 贈り物DB
330 ユーザ識別ユニット
332 配信時間提案ユニット
350 貢献度DB
352 スケジュールDB
370 機械学習モデル
S1000、S1002、S1004、S1006、S1008、S1010、S1012、S1014、S1016 工程
900 情報処理装置
901 CPU
903 ROM
905 RAM
907 ホストバス
909 ブリッジ
911 外部バス
913 インターフェイス
915 入力装置
917 出力装置
919 ストレージ装置
921 ドライブ
923 リムーバブル記録媒体
925 接続ポート
927 外部接続装置
929 通信装置

Claims (12)

  1. サーバによって実行される配信時間提案のための方法であって、
    第1の配信者に関連する視聴者らの第1のリストを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らに関連する配信者らの第2のリストを取得する工程と、
    前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータと、前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータに基づき、前記第1の配信者の配信時間を決定する工程と、
    を含むことを特徴とする、配信時間提案のための方法。
  2. 前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータが、前記視聴者らの貢献度予測を含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の配信時間提案のための方法。
  3. 前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータが、前記第1の配信者に対する前記配信者らの類似度スコアを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の配信時間提案のための方法。
  4. 前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータが、前記配信者らの配信スケジュールを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の配信時間提案のための方法。
  5. 前記配信時間が、前記第1の配信者と類似の属性を有する前記第2のリストに含まれる前記配信者らの配信時間と最も重複が少なくなるように決定される、ことを特徴とする、請求項1に記載の配信時間提案のための方法。
  6. 前記配信時間が、前記貢献度予測が貢献度閾値より大きい前記第1のリストに含まれる前記視聴者らの視聴時間と最も重複が多くなるように決定される、を含むことを特徴とする、請求項2に記載の配信時間提案のための方法。
  7. 前記視聴者らの前記貢献度予測が、前記第1のリストに含まれる前記視聴者らの前記第1の配信者に対する過去の貢献度データでトレーニングされた機械学習モデルによって予測される、ことを特徴とする、請求項2に記載の配信時間提案のための方法。
  8. 前記配信者らの前記配信スケジュールが、前記第2のリストに含まれる前記配信者らの過去の配信スケジュールと、前記第1のリストに含まれる前記視聴者らの過去の視聴スケジュールでトレーニングされた機械学習モデルによって予測される、ことを特徴とする、請求項4に記載の配信時間提案のための方法。
  9. 前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータが、前記視聴者らの未来の視聴スケジュールを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の配信時間提案のための方法。
  10. さらに、前記第1の配信者のユーザ端末に、ネットワークを介して、決定された前記配信時間を含む提案が提供される工程を含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の配信時間提案のための方法。
  11. 配信時間提案のためのシステムであって、1以上のプロセッサを含み、そのうち、前記1以上のプロセッサが機械可読命令を実行して、
    第1の配信者に関連する視聴者らの第1のリストを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らに関連する配信者らの第2のリストを取得する工程と、
    前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータと、前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータに基づき、前記第1の配信者の配信時間を決定する工程と、
    を実行する、ことを特徴とする、配信時間提案のためのシステム。
  12. 配信時間提案のためのプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体であって、そのうち、前記プログラムが、1以上のコンピュータに、
    第1の配信者に関連する視聴者らの第1のリストを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らに関連する配信者らの第2のリストを取得する工程と、
    前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータを取得する工程と、
    前記第1のリストに含まれる前記視聴者らのデータと、前記第2のリストに含まれる前記配信者らのデータに基づき、前記第1の配信者の配信時間を決定する工程と、
    を実行させる、ことを特徴とする、配信時間提案のためのコンピュータ可読媒体。
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