JPH1125168A - 融資業務支援システム - Google Patents

融資業務支援システム

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JPH1125168A
JPH1125168A JP17397297A JP17397297A JPH1125168A JP H1125168 A JPH1125168 A JP H1125168A JP 17397297 A JP17397297 A JP 17397297A JP 17397297 A JP17397297 A JP 17397297A JP H1125168 A JPH1125168 A JP H1125168A
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JP
Japan
Prior art keywords
telephone
loan
repayment
response
financing
Prior art date
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JP17397297A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Abe
清隆 阿部
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Autom Syst Kk Off
OFF AUTOM SYST KK
Original Assignee
Autom Syst Kk Off
OFF AUTOM SYST KK
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】返済内容や審査に係わる個人的な情報を容易か
つタイムリーに得るとともに、利用者の無用な時間や労
力が費やされる不具合を解消し、加えて、利用者のプラ
イバシーを確実に守るとともに、金融機関の人的コスト
を削減する。 【解決手段】電話回線Cに接続し、任意の電話機Tから
コールされたなら、融資に係わる質問を含む音声案内を
電話機Tに送信するとともに、電話機Tから質問に対す
る応答がダイヤル入力されたなら、当該応答に基づいて
返済内容を演算し又は当該応答を融資条件に基づいて審
査し、その結果を電話機Tに送信する処理を実行するコ
ンピュータ機能部2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金融機関により利用
者に対して融資に関する返済内容や審査(簡易審査)を
無人で行う融資業務支援システムに関する。
【0002】
【背景及び課題】一般に、金融機関からの借入れによ
り、カーローン,住宅ローン,教育ローン等を組む場
合、返済内容がどのようになるかは利用者の重要な関心
事であり、この返済内容の如何がローンを組むか否かの
判断或いはどのような金融機関を選択するかなどの大き
な要因となる。一方、金融機関にとっては利用者が一定
の融資基準を満たしているか否かは融資を行う際の重要
な決定条件となり、通常、金融機関はそのための審査を
行っている。そして、このような返済内容や審査は、複
雑な計算や微妙な判断を必要とするため、現実には利用
者が金融機関の窓口に出向かざるを得ないのが実情であ
る。
【0003】しかし、借入れのための判断或いは選択材
料のために、利用者がわざわざ金融機関の窓口に出向く
ことは、無用な時間や労力が費やされてしまうのみなら
ず、返済内容や審査は、個人に関するかなりのプライベ
イト内容を含むため、利用者にとっては出向きにくいこ
とも多分にあり、結果的に利用者にとっては必要かつ個
人的な情報をタイムリーに得れないとともに、金融機関
にとっても的確なサービスを行えない不具合があった。
【0004】本発明はこのような従来技術に存在する課
題を解決したものであり、返済内容や審査に係わる個人
的な情報を容易かつタイムリーに得れるとともに、利用
者の無用な時間や労力が費やされる不具合を解消し、加
えて、利用者のプライバシーを確実に守れるとともに、
金融機関の人的コストを削減できる融資業務支援システ
ムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る融資業務支援システム1は、電話回線Cに接続し、
任意の電話機Tからコールされたなら、融資に係わる一
又は二以上の質問を含む音声案内を電話機Tに送信する
とともに、電話機Tから質問に対する応答がダイヤル入
力されたなら、当該応答に基づいて返済内容を演算し、
かつ演算結果を電話機Tに送信する処理を実行するコン
ピュータ機能部2を備えることを特徴とする。
【0006】この場合、コンピュータ機能部2は、応答
の内容を判断し、当該応答の内容が設定条件を外れてい
た場合には、その旨を音声案内し、再応答させる処理を
実行する。また、質問には、利用者の借入金額,借入期
間,ボーナス時返済額の一又は二以上を含む。一方、本
発明の他の形態に係る融資業務支援システム1は、融資
に係わる一又は二以上の質問を含む音声案内を電話機T
に送信するとともに、電話機Tから質問に対する応答が
ダイヤル入力されたなら、当該応答を融資条件に基づい
て審査し、かつ審査結果を電話機Tに送信する処理を実
行する。この場合の質問には、利用者の年齢,職業,勤
続年数,年収の一又は二以上を含む。
【0007】これにより、利用者は電話を利用すること
によって、借入れた際における返済内容に関する個人的
な情報を容易かつタイムリーに知ることができるととも
に、簡易な審査を受けることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0009】まず、本実施例に係る融資業務支援システ
ム1のハードウェア構成について、図3を参照して説明
する。
【0010】2はコンピュータ機能部であり、コンピュ
ータ本体3及び本実施例に係る融資業務支援システム1
における必要な処理を実行させるためのプログラムを格
納したメモリ4を備える。そして、コンピュータ本体3
にはキーボード等の必要な入力部5を接続するととも
に、ディスプレイ,プリンタ等の出力部6を接続する。
一方、コンピュータ本体3は必要なモデムを介して電話
回線Cに接続する。図中、Tは任意の電話機を示す。
【0011】次に、融資業務支援システム1における処
理手順を図1(図2)に示すフローチャートに従って説
明する。
【0012】まず、利用者は電話機Tのダイヤリングに
より金融機関のサービスセンタに設置したコンピュータ
機能部2をコールする(ステップS0)。コンピュータ
機能部2に電話機Tが接続されると、コンピュータ機能
部2は「アクセス番号をダイヤルして下さい」の音声案
内を送信する(ステップR1)。なお、これに先立っ
て、住宅ローンは“1”,カーローンは“2”,教育ロ
ーンは“3”等の各種ローンに対応するアクセス番号を
音声案内する。利用者は電話機Tのダイヤルボタンを押
してアクセス番号(数字)をダイヤル入力する(ステッ
プS1)。コンピュータ機能部2はアクセス番号を受信
すると、サービス内容に関する簡単な説明や注意事項等
の音声案内を送信するとともに、さらに、「お借入れ金
額を一万円単位、例えば、125万円の場合には125
とダイヤルして下さい。なお、お借入れ金額は300万
円以内です」の音声案内を送信する(ステップR2)。
これにより、利用者は借入れ金額を、例えば、220万
円の場合には“220”とダイヤル入力する(ステップ
S2)。
【0013】コンピュータ機能部2は借入れ金額を受信
すると、金額をチェックし、設定限度額を越えている場
合には、「最高限度額は300万円以内です。もう一度
お借入れ金額をダイヤルして下さい」の音声案内を送信
する(ステップR3)。一方、設定限度額以内であれ
ば、「お借入れ金額は220万円ですね、宜しい場合に
は1を、訂正される場合は3をダイヤルして下さい」の
音声案内を送信する(ステップR3)。これにより、利
用者は確認又は訂正に関してダイヤル入力し、訂正の場
合には訂正後の金額をダイヤル入力する(ステップS
3)。
【0014】次いで、コンピュータ機能部2は「お借入
れ金額220万円のうち、ボーナスで返済される金額を
一万円単位でダイヤルして下さい。なお、ボーナスで返
済される金額はお借入れ金額の50%以内です」の音声
案内を送信する(ステップR4)。これにより、利用者
はボーナス時返済額を、例えば、100万円の場合には
“100”とダイヤル入力する(ステップS4)。コン
ピュータ機能部2はボーナス時返済額を受信すると、返
済額をチェックし、設定限度額を越えている場合には、
「ボーナス時返済額がお借入れ金額の50%をオーバー
しました。もう一度ダイヤルして下さい」の音声案内を
送信する(ステップR5)。一方、設定限度額以内であ
れば、「お借入れの期間を年単位でダイヤルして下さ
い。なお、最長お借入れ期間は3年以内です」の音声案
内を送信する(ステップR5)。これにより、利用者は
借入れ期間を、例えば、2年の場合には“2”とダイヤ
ル入力する(ステップS5)。
【0015】コンピュータ機能部2は借入れ期間を受信
すると、期間をチェックし、設定期間を越えている場合
には、「最長お借入れ期間は3年以内です。もう一度ダ
イヤルして下さい」の音声案内を送信する(ステップR
6)。設定期間以内であれば、これで質問を終了させ、
受信した全てのデータを音声により電話機Tに送信す
る。そして、「宜しい場合は1を、借入れ金額を訂正す
る場合は3を、ボーナスで返済される金額を訂正される
場合は5を、お借入れ期間を訂正される場合は7をダイ
ヤルして下さい」の音声案内を送信する(ステップR
6)。これにより、利用者は確認又は訂正に関してダイ
ヤル入力し、訂正の場合には訂正後の数値をダイヤル入
力する(ステップS6)。
【0016】次いで、コンピュータ機能部2は、受信し
た全てのデータから融資に関する返済内容を演算すると
ともに、演算結果を音声により送信する。具体的には
「ボーナス月以外の毎月のご返済額は、×××××円で
す。また、ボーナス月以外の毎月分とボーナス時返済額
の合計は×××××円です。また、年間の合計ご返済額
は×××××円となります」のように送信する(ステッ
プR7)。
【0017】他方、コンピュータ機能部2は、利用者が
任意に選択できるオプションの音声案内を送信する。こ
の際、利用者がオプションを選択しない場合にはステッ
プS7で終了させることができる(ステップS8)。一
方、利用者がオプションを選択したなら、オプションに
係わる処理を引き続いて実行する(ステップR7,S
7,S8)。
【0018】次に、オプションとして好適な審査(簡易
審査)の処理手順を図2に示すフローチャートに従って
説明する。
【0019】まず、コンピュータ機能部2は簡易審査の
内容や注意事項等の必要な音声案内を送信し、さらに、
「ご年齢をダイヤルして下さい」の音声案内を送信する
(ステップO1,O2)。これにより、利用者は年齢を
ダイヤル入力する(ステップS10)。コンピュータ機
能部2は年齢を受信すると、年齢をチェックし、設定年
齢未満(20歳未満)の場合には、ローンを利用できな
い旨の音声案内を送信する。一方、設定年齢以上であれ
ば、「職業についておたずねします。自営業の方は1
を、サラリーマンの方は2を、公務員の方は3を、農業
の方は4を、自由業の方は5を、パートタイマーの方は
6を、無職の方は7をダイヤルして下さい」の音声案内
を送信する(ステップO3)。これにより、利用者は対
応する番号をダイヤル入力する(ステップS11)。コ
ンピュータ機能部2は職業に関する番号を受信すると、
職業をチェックし、無職の場合には「難しいと思います
が、融資窓口で相談してみてはいかがでしょうか」の音
声案内を送信する(ステップO4,O6)。一方、無職
以外であれば、「お勤め先の勤続年数をダイヤルして下
さい」の音声案内を送信する(ステップO5)。これに
より、利用者は勤続年数をダイヤル入力する(ステップ
S12)。
【0020】コンピュータ機能部2は勤続年数を受信す
ると、年数をチェックし、N年数(例えば、2年)以下
の場合には、「難しいと思いますが、融資窓口で相談し
てみてはいかがでしょうか」の音声案内を送信する(ス
テップO7,O6)。一方、N年数を越えていれば、
「年収を一万円単位でダイヤルして下さい」の音声案内
を送信する(ステップO8)。これにより、利用者は年
収をダイヤル入力する(ステップS13)。コンピュー
タ機能部2は年収を受信すると、年収をチェックし、ス
テップR7で演算した年間返済額が年収のM%(例え
ば、20%)以上の場合には、「難しいと思いますが、
融資窓口で相談してみてはいかがでしょうか」の音声案
内を送信する(ステップO9,O6)。一方、年間返済
額が年収のM%未満であれば、融資できる確率が高い旨
の音声案内を送信するとともに、融資に関する必要な音
声案内を送信する(ステップO10)。
【0021】このように、本実施例に係る融資業務支援
システム1によれば、利用者は電話を利用することによ
って、借入れた際における返済内容に関する個人的な情
報を容易かつタイムリーに得ることができ、しかも、同
時に融資条件に基づく簡易な審査を受けることができ
る。また、金融機関にとっても利用者に対して的確なサ
ービスを行うことができる。さらに、利用者は窓口に出
向く必要がないため、無用な時間や労力が費やされるこ
とがなく、加えて、無人で行われるため、利用者個人の
プライバシーを確実に守れるとともに、金融機関は人的
コストを削減できる。
【0022】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,手法,数値等において、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更,削除,追加することができ
る。
【0023】例えば、電話機は、一般の電話機を例示し
たが、ファクシミリやコンピュータ等に内蔵される電話
機であってもよい。したがって、これらの場合にはコン
ピュータ機能部2から返済内容や審査の結果をファクシ
ミリやコンピュータ通信等により受信できる。また、オ
プションについても他の任意のオプションを選択できる
ように構成することができる。
【0024】
【発明の効果】このように、本発明に係る融資業務支援
システムは、電話回線に接続し、任意の電話機からコー
ルされたなら、融資に係わる質問を含む音声案内を電話
機に送信するとともに、電話機から質問に対する応答が
ダイヤル入力されたなら、当該応答に基づいて返済内容
を演算し又は当該応答を融資条件に基づいて審査し、そ
の結果を電話機に送信する処理を実行するコンピュータ
機能部を備えるため、次のような顕著な効果を奏する。
【0025】 利用者は返済内容に係わる個人的な情
報を容易かつタイムリーに知ることができるとともに、
融資条件に基づく簡易な審査を受けることができる。ま
た、金融機関は利用者に対して的確なサービスを行うこ
とができる。
【0026】 無人で行われるため、利用者は融資窓
口に出向く必要がなく、無用な時間や労力が費やされる
不具合を解消できるとともに、利用者のプライバシーを
確実に守ることができ、しかも、金融機関は人的コスト
を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る融資業務支援システムの処理手
順を示すフローチャート、
【図2】同融資業務支援システムにおける簡易審査(オ
プション)の処理手順を示すフローチャート、
【図3】同融資業務支援システムのハードウェア構成
図、
【符号の説明】
1 融資業務支援システム 2 コンピュータ機能部 C 電話回線 T 電話機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続し、任意の電話機からコ
    ールされたなら、融資に係わる一又は二以上の質問を含
    む音声案内を前記電話機に送信するとともに、前記電話
    機から前記質問に対する応答がダイヤル入力されたな
    ら、当該応答に基づいて返済内容を演算し、かつ演算結
    果を前記電話機に送信する処理を実行するコンピュータ
    機能部を備えることを特徴とする融資業務支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ機能部は、前記応答の
    内容を判断し、当該応答の内容が設定条件を外れていた
    場合には、その旨を音声案内し、再応答させる処理を実
    行することを特徴とする請求項1記載の融資業務支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記質問には、利用者の借入金額,借入
    期間,ボーナス時返済額の一又は二以上を含むことを特
    徴とする請求項1記載の融資業務支援システム。
  4. 【請求項4】 電話回線に接続し、任意の電話機からコ
    ールされたなら、融資に係わる一又は二以上の質問を含
    む音声案内を前記電話機に送信するとともに、前記電話
    機から前記質問に対する応答がダイヤル入力されたな
    ら、当該応答を融資条件に基づいて審査し、かつ審査結
    果を前記電話機に送信する処理を実行するコンピュータ
    機能部を備えることを特徴とする融資業務支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記質問には、利用者の年齢,職業,勤
    続年数,年収の一又は二以上を含むことを特徴とする請
    求項4記載の融資業務支援システム。
JP17397297A 1997-06-30 1997-06-30 融資業務支援システム Pending JPH1125168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17397297A JPH1125168A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 融資業務支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17397297A JPH1125168A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 融資業務支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125168A true JPH1125168A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15970443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17397297A Pending JPH1125168A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 融資業務支援システム

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JP (1) JPH1125168A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003030434A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Acom Co Ltd 与信申込受付システム、音声応答方法及び装置、並びにプログラム
US7818254B1 (en) 1999-04-07 2010-10-19 Juno Holdings, N.V. Application apparatus and method

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USRE44626E1 (en) 1999-04-07 2013-12-03 Juno Holdings S.A.R.L. Application apparatus and method
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