JP2004021619A - 消費者金融サービスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の個人情報を保護しながら、最も条件の良い消費者金融業者を選択するための情報をインターネットを介して利用者に提供すること。
【解決手段】携帯電話16によりシステムサーバ10のキャッシングサイトの融資の項目が選択されたときに、キャッシングサイトの画像を個人情報の入力を促すための画像に切り替え、この入力画像に対して個人情報と融資希望条件の情報が入力されたときには、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみをシステムサーバ10から各金融業者用端末18に配信し、各金融業者用端末18からオークション情報を入札として受信したときに、入札のあった旨を指定の携帯電話16に送信し、その後、利用者からのアクセスを条件に、このオークジョン情報を携帯電話16に送信し、各金融業者の貸付け条件などを携帯電話16の画面上に表示し、指定の金融業者を選択するための申込みが実行されたときに、指定の金融業者の詳細情報を携帯電話16に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】携帯電話16によりシステムサーバ10のキャッシングサイトの融資の項目が選択されたときに、キャッシングサイトの画像を個人情報の入力を促すための画像に切り替え、この入力画像に対して個人情報と融資希望条件の情報が入力されたときには、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみをシステムサーバ10から各金融業者用端末18に配信し、各金融業者用端末18からオークション情報を入札として受信したときに、入札のあった旨を指定の携帯電話16に送信し、その後、利用者からのアクセスを条件に、このオークジョン情報を携帯電話16に送信し、各金融業者の貸付け条件などを携帯電話16の画面上に表示し、指定の金融業者を選択するための申込みが実行されたときに、指定の金融業者の詳細情報を携帯電話16に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消費者金融サービスシステムに係り、特に、逆オークション型消費者金融サービスとして、消費者である利用者に対して、最も条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を通信ネットワークを介して提供するに好適な消費者金融サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消費者に対する金融サービスとしては、インターネットを情報伝送媒体としたものが知られている。この種のシステムにおいては、利用者がインターネットを介して個々の金融業者に対して申込み、問い合わせをすることは行われているが、複数の金融業者に対して一括して融資や与信枠獲得の申込みをすることは行われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のインターネットにおける消費者金融サービスにおいては、利用者がインターネットを介して個々の金融業者に対して申込み、問い合わせをしなければならず、物理的、心理的な負担が大きい。また自宅にパソコンがない場合には、利用者が直接消費者金融サービスを利用することは困難である。また自宅にパソコンがある場合でも、詳細な個人情報の入力を要求されるため、利用者の抵抗感が強い。しかも、詳細な個人情報の入力などの障害を乗り越えて申し込んだとしても、与信の結果必ずしも融資を受けられる保証はない。
【0004】
一方、インターネットにおける消費者サービスシステムに各種の消費者金融業者が参加する場合、例えば、中堅の消費者金融業者はネームバリューが低いため、大手の消費者金融業者に対抗して利用者からの申込みや問い合わせを受けることは困難である。さらに業界内の競争も厳しいので、予算を掛けずに効率的な顧客開拓を可能とする方策を模索している。
【0005】
本発明は、従来技術の課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる消費者金融サービスシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に係る消費者金融サービスシステムにおいては、通信ネットワークを情報伝送媒体とするシステムであって、利用者の通信ネットワーク対応型個人端末によりキャッシングサイトの画像における融資の項目が選択されたときに、前記キャッシングサイトの画像を前記利用者の個人情報の入力を促すための入力画像に切り替え、前記入力画像に対して前記利用者の操作に伴う個人情報と融資希望条件の情報が入力されたときに、前記入力された各情報を記録するするとともに、前記入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、前記複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末から前記利用者に対する貸し付けのオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の個人端末から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、前記選択された入札金融業者の詳細情報を前記利用者の個人端末に送信するとともに、前記入札金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するように構成した。
【0007】
(作用)利用者の個人端末によりキャッシングサイトの融資の項目が選択されて、キャッシングサイトの入力画像に利用者の個人情報が入力されたときには、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する個人情報として、複数の金融業者用端末と情報の授受をを行い、その後、入札金融業者の端末から利用者に対する貸付けのオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を利用者の個人端末に送信し、このオークション情報に対して利用者の個人端末から1または2以上の入札金融業者を選択するための応札、例えば、条件の良い消費者金融業者を1または2以上選択するための申込みを受信したときには、選択された入札金融業者の詳細情報を利用者の個人端末に送信するとともに、入札金融業者と利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するようにしたため、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。
【0008】
すなわち、利用者は個人情報と融資希望条件に関する情報を入力してオークションに参加することにより、複数の消費者金融業者に申し込むのと同様の結果が得られ、このオークションの結果、入札があった消費者金融業者(入札金融業者)の中から自分の条件に適した業者を選択することができる。しかも、オークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に金融業者とは非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。
【0009】
一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者へ紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0010】
請求項2に係る消費者金融サービスシステムにおいては、通信ネットワークを情報伝送媒体とするシステムであって、利用者の通信ネットワーク対応型個人端末によりキャッシングサイトの画像における与信枠の項目が選択されたときに、前記キャッシングサイトの画像を前記利用者の個人情報の入力を促すための入力画像に切り替え、前記入力画像に対して前記利用者の操作に伴う個人情報と与信枠希望条件の情報が入力されたときに、前記入力された各情報を記録するするとともに、前記入力された個人情報のうち与信枠に必要な最低限の個人情報と与信枠希望条件の情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、前記複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末から前記利用者に対する与信枠のオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の個人端末から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、前記選択された入札金融業者の詳細情報を前記利用者の個人端末に送信するとともに、前記入札金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するに構成した。
【0011】
(作用)個人端末によりキャッシングサイトの与信枠の項目が選択され、入力画像に対して利用者の操作に伴う個人情報と与信枠希望条件に関する情報が入力されたときには、入力された個人情報のうち与信枠に必要な最低限の個人情報と与信枠希望条件に関する情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、入札金融業者の端末から前記利用者に対する与信枠のオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、このオークション情報を利用者の個人端末に送信し、このオークション情報に対して利用者の個人端末から1または2以上の入札金融業者を選択するための応札を受信したとき、すなわち、条件の良い消費者金融業者を選択するための申込みを受けたときには、選択された入札金融業者の詳細情報を利用者の個人端末に送信するとともに、入札金融業者と利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するようにしたため、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融サービスを選択するための情報を利用者に提供することができる。
【0012】
すなわち、利用者は個人情報と与信枠希望条件に関する情報を入力してオークションに参加することにより、複数の消費者金融業者へ申し込むのと同様の結果が得られ、このオークションの結果、入札があった消費者金融業者の中から自分の条件に適した業者を選択することができる。しかもオークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に消費者金融業者と非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。
【0013】
一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者に紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0014】
請求項3においては、請求項1または2に記載の消費者金融サービスシステムにおいて、前記入力された個人情報のうち融資または与信枠に必要な最低限の個人情報は、前記利用者に関する職業、性別、氏名、生年月日、郵便番号、他社借入実績であるとして構成した。
【0015】
(作用)入力された個人情報のうち融資または与信枠に必要な個人情報は最低限に絞り込まれているため、これらの情報を基に迷惑メールやダイレクトメールが利用者に届くことはなく、利用者の個人情報を保護することができる。
【0016】
請求項4においては、請求項1、2または3のうちいずれか1項に記載の消費者金融サービスシステムにおいて、前記通信ネットワーク対応型個人端末は、通信ネットワーク対応型携帯電話または通信ネットワーク対応型パーソナルコンピュータであるとして構成した。
【0017】
(作用)個人端末として携帯電話を用いることで、普及度が高いものを常に持ち歩くことができるため、利用者の利便性を図ることができる。また個人端末としてパーソナルコンピュータを用いたときには、普及度が高いため、利用者の利便性を図ることができる。
【0018】
請求項5においては、請求項1、2、3または4のうちいずれか1項に記載の消費者金融システムにおいて、前記金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するときに、前記入札金融業者からの入札と前記利用者からの応札に応じた課金情報を各入札金融業者毎に記録するように構成した。
【0019】
(作用)入札と応札に応じて課金情報を記録することで、入札と応札の回数に応じて入札金融業者に対する課金を行うことが可能になる。
【0020】
請求項6においては、請求項1、2、3、4または5のうちいずれか1項に記載の消費者金融システムにおいて、前記利用者の個人端末からのアクセスに応答してキャッシングサイトの画像を入力画像に切り替えるときに、前記利用者に関する個人情報が予め記録されているときには、前記入力画像を、前記利用者の個人情報のうち他社借入実績と融資希望条件または与信枠希望条件のみの入力を促すための入力画像とするように構成した。
(作用)利用者の個人情報が予め記録されているときには、記録された個人情報を利用できるので、利用者による個人情報の入力操作を軽減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施例である消費者金融サービスシステムのブロック構成図である。図1において、消費者金融サービスシステムは、システムサーバ10とデータベース12を備えており、システムサーバ10は、CPU、CRT、入出力インターフェース、キーボードなどを備え、通信ネットワークとして、例えば、インターネット14に接続されている。インターネット14には、インターネット14を情報伝送媒体として、システムサーバ10と情報の授受を行うインターネット対応型個人端末として、利用者(消費者)の携帯電話16が複数台接続可能になっているとともに、インターネット14を情報伝送媒体としてシステムサーバ10と情報の授受を行う複数の金融業者(消費者金融業者)用端末18が接続されている。
【0023】
システムサーバ10には、各種のサイトが設定されており、各種サイトのうちキャッシングサイトの画像には融資(キャッシング)の項目や与信枠の項目などが設定されている。このシステムサーバ10は、いずれかの携帯電話16により、キャッシングサイトの画像における融資の項目が選択されたときには、キャッシングサイトの画像を利用者の個人情報の入力を促すための画像に切り替え、この入力画像に対して利用者の操作に伴う個人情報と融資規模条件に関する情報が入力されたときには、入力された各情報をデータベース12に記録するとともに、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみを各金融業者用端末18からのアクセスに応答する情報として、各金融業者用端末18と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末18から前記利用者に対する貸し付けのオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の携帯電話16に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の携帯電話16からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の携帯電話16に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の携帯電話16から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したとき、すなわち、条件の良い消費者金融業者を選択するための申込みを受信したときには、選択された入札金融業者の詳細情報を指定の携帯電話16に送信するとともに、選択された入札金融業者と指定の利用者に関する情報を互いに関連づけてデータベース12に記録するように構成されている。
【0024】
データベース12は複数の記録(記憶)領域に分割されており、各記録領域には、例えば、個人情報、入札情報、応札情報、課金情報、会員情報など各種の情報が記録されるようになっている。
【0025】
次に具体的な処理内容を図2に基づいて説明する。まず、いずれかの利用者の携帯電話16からシステムサーバ10に対してキャッシングサイトを選択するための操作が行われると、指定の携帯電話16とシステムサーバ10との間でインターネット14を介して情報の授受が行われ、携帯電話16の画面上には、図2(a)に示すように、オークションの申込みなどに関する画像が表示される。このとき利用者の操作により、オークションに参加するための操作が行われると、図2(b)に示すように、オークション申込みに関する画像が表示される。このとき利用者が加盟企業一覧を選択するための操作を行うと、加盟企業一覧に関する情報が表示される(図示省略)。このあと同意事項が表示され、利用者が同意する旨の操作を行うと、図2(c)に示すように、申込み受付に関する画像が表示される。
【0026】
すなわち、携帯電話16の画面上には個人情報の入力を促すための入力画像が表示される。このとき、利用者は、個人情報として、性別、職業に関する情報を入力する。さらにオークションの選択として、融資の項目であるキャッシングまたは与信枠の項目としての与信枠取得のいずれかを選択するための操作を行うとともに、オークション終了時間を選択するための操作を行う。
【0027】
以上の操作が行われると、キャッシング、学生、女性であることを条件として、図3(a)に示すような入力画像が表示され、与信枠、学生、女性であることを条件として、図3(b)に示すような入力画像が表示され、また与信枠、一般ローン対象者を条件として、図3(c)に示すような入力画像が表示される。
【0028】
ここでは、再度個人情報の入力を促すための入力画像が再度表示される。そしてキャッシング、学生、女性であることを条件として、図3(a)に示すような入力画像が表示されたときに、利用者は個人情報として以下の情報を入力するための操作を促される。「携帯メールアドレス」、「携帯電話番号」、「自宅電話番号」、「氏名」、「フリガナ」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」。また、融資希望条件の情報として、「申込み金額」、例えば、5万円以下、10万円以下、20万円以下、30万円以下、50万円以下のいずれかの金額を選択するための操作を促される。さらに、必要時期として、例えば、「なるべく早く」、「翌日以降」、「1週間以内」などの期間のうちいずれかを選択するための操作が促される。さらにローン選択として、「一般ローン」、「レディスローン」、「学生ローン」のいずれかを選択するための操作が促される。
【0029】
また、与信枠、学生、女性であることを条件としたときには、図3(b)に示すように、「携帯メールアドレス」、「携帯電話番号」、「自宅電話番号」、「氏名」、「フリガナ」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」に関する情報を入力するための操作が促される。また、ローン選択として、「一般ローン」、「レディスローン」、「学生ローン」のいずれかを選択するための操作が促される。
【0030】
さらに、与信枠、一般ローン対象者を条件としては、図3(c)に示すように、「携帯メールアドレス」、「携帯電話番号」、「自宅電話番号」、「氏名」、「フリガナ」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」に関する個人情報を入力するための操作が促される。
【0031】
利用者の操作が終了すると、利用者が学生の場合、利用者の携帯電話16の画像は、図4(a)に示すような画像に切替られる。すなわち個人情報を確認するための画像が表示される。このとき学生に対しては、最後の質問事項として、「学校名」、「アルバイト収入」、「仕送り収入」に関する個人情報の入力が促される。
【0032】
一方、利用者が一般の場合には、図4(b)に示すように、入力した個人情報を確認するための画像に切替られる。また利用者が主婦の場合には、図4(c)に示すように、個人情報を確認するための画像に切替られる。この場合、最後の質問事項として、「ご主人の職業」に関する情報を個人情報として入力することが促される。
【0033】
各利用者が必要事項を入力したあとオークションに申し込む旨の操作を行うと、利用者の携帯電話16の画像は、図5に示すような画像に切替られる。このとき申込み受付完了が表示されるとともに、利用者に対する受付番号、オークション結果確認期間の情報が表示される。
【0034】
利用者の個人情報が入力されたときには、利用者の個人情報はすべてデータベース12に記憶され、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報、例えば、利用者に関する「職業」、「性別」、「氏名」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」と、融資希望条件に関する情報としての「申込み金額」のみが各金融業者用端末18からのアクセスに応答する情報として、各金融業者用端末18とシステムサーバ10との間で情報の授受が行われる。
【0035】
すなわち、各金融業者用端末18には利用者の個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみが配信される。そして各金融業者はシステムサーバ10から得られた情報を基に利用者に対する貸付けの有無などを検討し、この検討結果をオークション情報としてオークション結果確認期間までにシステムサーバ10に送信する。
【0036】
次に、オークション結果確認期間になったときに、利用者が自分の携帯電話16を用いてシステムサーバ10のキャッシングサイトの画像を入力すると、利用者の携帯電話16の画像には図6(a)に示すような画像が表示される。このときオークション結果を選択すると、図6(b)に示すような画像が表示される。このとき、申込み受付完了時に設定された受付番号を入力するとともに、生年月日を入力すると、オークション結果として、図6(c)に示すような画像が表示される。
【0037】
すなわち、各金融業者から送信されたオークション情報として、各金融業者の貸付け条件に関する情報が表示される。各金融業者のオークション情報としてのオークション結果は、「条件」、「金利」、「金額」の3項目から任意のものを選択できるようになっている。そして表示されたオークション情報の中から利用者は最も条件の良い消費者金融業者を選択するための操作を行うと、図7(a)に示すような画像が表示される。すなわち、オークション結果として、いずれかの金融業者を選択するための申込みを行うための操作が行われると、選択された金融業者の詳細情報が表示される。例えば、金融業者の「所在地」、「登録番号」、「協会登録番号」が表示される。
【0038】
さらに利用者に対する貸付けに関する情報として、「融資額」、「金利」、「特別条件」などの情報が表示される。このとき利用者による申込みの操作が行われると、金融業者の詳細情報として、図7(b)に示すように、金融業者の電話番号と電話の受付時間に関する情報が表示される。このあとは、利用者が金融業者に電話することで、利用者と金融業者との間で契約が行われることになる。また、データベース12には、入札金融業者と利用者に関する情報が互いに関連づけて記録されるようになっており、この場合、データベース12の課金情報記録エリアには、入札金融業者の入札と利用者の応札に応じた課金情報が入札金融業者毎に記録されるようになっている。
【0039】
このように、本実施例によれば、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。すなわち、利用者は個人情報と融資希望条件を入力してオークションに参加することにより、複数の消費者金融業者へ申し込むのと同様の結果が得られ、このオークションの結果、入札があった消費者金融業者の中から自分の条件に適した業者を選択することができる。さらに、オークションの申込みから結果の確認までは、金融業者とは完全に非対面で携帯電話上で完結するため、利用者の物理的、心理的障壁を軽減することができる。
【0040】
一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービス内容で優先的に利用者に紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0041】
また、前記実施例においては、インターネット対応型個人端末として、携帯電話を用いたものについて述べたが、インターネット対応型個人端末としては、パーソナルコンピュータを用いることもできる。
【0042】
またキャッシングの申込みについて述べたが、与信枠についても同様に行うことができる。すなわち、携帯電話16またはパーソナルコンピュータによりキャッシングサイトの与信枠の項目が選択されたときに、利用者の個人情報の入力を促す入力画像を携帯電話またはパーソナルコンピュータに送信し、入力画像に対して利用者の操作に伴う個人情報と与信枠希望条件に関する情報が入力されたときに、入力された情報を記憶するとともに、入力された個人情報のうち与信枠に必要な最低限の個人情報と与信枠希望条件に関する情報のみを複数の金融業者用端末18からのアクセスに応答する情報として、各金融業者用端末18と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末18から利用者に対する与信枠のオークション情報を入札として受信したときに、利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに前記入札があった旨の情報を送信し、その後、利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータからのアクセスを条件に前記オークション情報を利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに送信し、オークション情報に対して利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータから入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、オークション情報を利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに送信し、オークション情報に対して利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータから1または2以上の金融業者を選択するための応札を受信したときには、選択された入札金融業者の詳細情報を利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに送信するとともに入札金融業者と利用者に関する情報を互いに関連づけてデータベースに記録する。
【0043】
また、利用者が個人情報を入力する際に、例えば、この消費者金融サービスシステムと提携関係にある会員制サイトから会員登録したときには、利用者の個人情報は会員情報と関連づけてデータベース12に記録されるため、再度キャッシングサイトを利用するときには、個人情報の一部の入力は省略できるようになっている。すなわち、利用者の携帯電話16からのアクセスに応答してキャッシングサイトの画像を入力画像に切り替えるときに、利用者に関する個人情報が予め記録されているときには、入力画像を、利用者の個人情報のうち例えば他社借入実績と融資希望条件または与信枠希望条件のみの入力を促すための入力画像とするようになっている。この場合、システムサーバ10では、データベース12に記録された個人情報を利用できるので、利用者による個人情報の入力操作を軽減することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る発明によれば、利用者の個人情報を保護しながら、融資として条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。しかも、オークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に金融業者とは非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者へ紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0045】
請求項2に係る発明によれば、利用者の個人情報を保護しながら、与信枠として条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。しかも、オークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に金融業者とは非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者へ紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0046】
請求項3に係る発明によれば、迷惑メールやダイレクトメールが利用者に届くことはなく、利用者の個人情報を保護することができる。
【0047】
請求項4に係る発明によれば、利用者の利便性を図ることができる。
【0048】
請求項5に係る発明によれば、入札と応札の回数に応じて金融業者に対する課金を行うことが可能になる。
【0049】
請求項6に係る発明によれば、利用者による個人情報の入力操作を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である消費者金融サービスシステムのブロック構成図である。
【図2】消費者金融サービスシステムにおけるオークションの申込み方法を説明するための図である。
【図3】消費者金融サービスシステムにおけるオークションの申込み方法を説明するための図である。
【図4】消費者金融サービスシステムにおけるオークション申込みの受付方法を説明するための図である。
【図5】オークション申し込み受付完了を示す画面の図である。
【図6】消費者金融サービスシステムにおけるオークション結果の確認を説明するための図である。
【図7】オークション結果から金融業者を選択して申し込む方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 システムサーバ
12 データベース
14 インターネット
16 携帯電話
18 金融業者用端末
【発明の属する技術分野】
本発明は、消費者金融サービスシステムに係り、特に、逆オークション型消費者金融サービスとして、消費者である利用者に対して、最も条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を通信ネットワークを介して提供するに好適な消費者金融サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消費者に対する金融サービスとしては、インターネットを情報伝送媒体としたものが知られている。この種のシステムにおいては、利用者がインターネットを介して個々の金融業者に対して申込み、問い合わせをすることは行われているが、複数の金融業者に対して一括して融資や与信枠獲得の申込みをすることは行われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のインターネットにおける消費者金融サービスにおいては、利用者がインターネットを介して個々の金融業者に対して申込み、問い合わせをしなければならず、物理的、心理的な負担が大きい。また自宅にパソコンがない場合には、利用者が直接消費者金融サービスを利用することは困難である。また自宅にパソコンがある場合でも、詳細な個人情報の入力を要求されるため、利用者の抵抗感が強い。しかも、詳細な個人情報の入力などの障害を乗り越えて申し込んだとしても、与信の結果必ずしも融資を受けられる保証はない。
【0004】
一方、インターネットにおける消費者サービスシステムに各種の消費者金融業者が参加する場合、例えば、中堅の消費者金融業者はネームバリューが低いため、大手の消費者金融業者に対抗して利用者からの申込みや問い合わせを受けることは困難である。さらに業界内の競争も厳しいので、予算を掛けずに効率的な顧客開拓を可能とする方策を模索している。
【0005】
本発明は、従来技術の課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる消費者金融サービスシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に係る消費者金融サービスシステムにおいては、通信ネットワークを情報伝送媒体とするシステムであって、利用者の通信ネットワーク対応型個人端末によりキャッシングサイトの画像における融資の項目が選択されたときに、前記キャッシングサイトの画像を前記利用者の個人情報の入力を促すための入力画像に切り替え、前記入力画像に対して前記利用者の操作に伴う個人情報と融資希望条件の情報が入力されたときに、前記入力された各情報を記録するするとともに、前記入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、前記複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末から前記利用者に対する貸し付けのオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の個人端末から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、前記選択された入札金融業者の詳細情報を前記利用者の個人端末に送信するとともに、前記入札金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するように構成した。
【0007】
(作用)利用者の個人端末によりキャッシングサイトの融資の項目が選択されて、キャッシングサイトの入力画像に利用者の個人情報が入力されたときには、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する個人情報として、複数の金融業者用端末と情報の授受をを行い、その後、入札金融業者の端末から利用者に対する貸付けのオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を利用者の個人端末に送信し、このオークション情報に対して利用者の個人端末から1または2以上の入札金融業者を選択するための応札、例えば、条件の良い消費者金融業者を1または2以上選択するための申込みを受信したときには、選択された入札金融業者の詳細情報を利用者の個人端末に送信するとともに、入札金融業者と利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するようにしたため、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。
【0008】
すなわち、利用者は個人情報と融資希望条件に関する情報を入力してオークションに参加することにより、複数の消費者金融業者に申し込むのと同様の結果が得られ、このオークションの結果、入札があった消費者金融業者(入札金融業者)の中から自分の条件に適した業者を選択することができる。しかも、オークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に金融業者とは非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。
【0009】
一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者へ紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0010】
請求項2に係る消費者金融サービスシステムにおいては、通信ネットワークを情報伝送媒体とするシステムであって、利用者の通信ネットワーク対応型個人端末によりキャッシングサイトの画像における与信枠の項目が選択されたときに、前記キャッシングサイトの画像を前記利用者の個人情報の入力を促すための入力画像に切り替え、前記入力画像に対して前記利用者の操作に伴う個人情報と与信枠希望条件の情報が入力されたときに、前記入力された各情報を記録するするとともに、前記入力された個人情報のうち与信枠に必要な最低限の個人情報と与信枠希望条件の情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、前記複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末から前記利用者に対する与信枠のオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の個人端末から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、前記選択された入札金融業者の詳細情報を前記利用者の個人端末に送信するとともに、前記入札金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するに構成した。
【0011】
(作用)個人端末によりキャッシングサイトの与信枠の項目が選択され、入力画像に対して利用者の操作に伴う個人情報と与信枠希望条件に関する情報が入力されたときには、入力された個人情報のうち与信枠に必要な最低限の個人情報と与信枠希望条件に関する情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、入札金融業者の端末から前記利用者に対する与信枠のオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、このオークション情報を利用者の個人端末に送信し、このオークション情報に対して利用者の個人端末から1または2以上の入札金融業者を選択するための応札を受信したとき、すなわち、条件の良い消費者金融業者を選択するための申込みを受けたときには、選択された入札金融業者の詳細情報を利用者の個人端末に送信するとともに、入札金融業者と利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するようにしたため、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融サービスを選択するための情報を利用者に提供することができる。
【0012】
すなわち、利用者は個人情報と与信枠希望条件に関する情報を入力してオークションに参加することにより、複数の消費者金融業者へ申し込むのと同様の結果が得られ、このオークションの結果、入札があった消費者金融業者の中から自分の条件に適した業者を選択することができる。しかもオークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に消費者金融業者と非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。
【0013】
一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者に紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0014】
請求項3においては、請求項1または2に記載の消費者金融サービスシステムにおいて、前記入力された個人情報のうち融資または与信枠に必要な最低限の個人情報は、前記利用者に関する職業、性別、氏名、生年月日、郵便番号、他社借入実績であるとして構成した。
【0015】
(作用)入力された個人情報のうち融資または与信枠に必要な個人情報は最低限に絞り込まれているため、これらの情報を基に迷惑メールやダイレクトメールが利用者に届くことはなく、利用者の個人情報を保護することができる。
【0016】
請求項4においては、請求項1、2または3のうちいずれか1項に記載の消費者金融サービスシステムにおいて、前記通信ネットワーク対応型個人端末は、通信ネットワーク対応型携帯電話または通信ネットワーク対応型パーソナルコンピュータであるとして構成した。
【0017】
(作用)個人端末として携帯電話を用いることで、普及度が高いものを常に持ち歩くことができるため、利用者の利便性を図ることができる。また個人端末としてパーソナルコンピュータを用いたときには、普及度が高いため、利用者の利便性を図ることができる。
【0018】
請求項5においては、請求項1、2、3または4のうちいずれか1項に記載の消費者金融システムにおいて、前記金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するときに、前記入札金融業者からの入札と前記利用者からの応札に応じた課金情報を各入札金融業者毎に記録するように構成した。
【0019】
(作用)入札と応札に応じて課金情報を記録することで、入札と応札の回数に応じて入札金融業者に対する課金を行うことが可能になる。
【0020】
請求項6においては、請求項1、2、3、4または5のうちいずれか1項に記載の消費者金融システムにおいて、前記利用者の個人端末からのアクセスに応答してキャッシングサイトの画像を入力画像に切り替えるときに、前記利用者に関する個人情報が予め記録されているときには、前記入力画像を、前記利用者の個人情報のうち他社借入実績と融資希望条件または与信枠希望条件のみの入力を促すための入力画像とするように構成した。
(作用)利用者の個人情報が予め記録されているときには、記録された個人情報を利用できるので、利用者による個人情報の入力操作を軽減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施例である消費者金融サービスシステムのブロック構成図である。図1において、消費者金融サービスシステムは、システムサーバ10とデータベース12を備えており、システムサーバ10は、CPU、CRT、入出力インターフェース、キーボードなどを備え、通信ネットワークとして、例えば、インターネット14に接続されている。インターネット14には、インターネット14を情報伝送媒体として、システムサーバ10と情報の授受を行うインターネット対応型個人端末として、利用者(消費者)の携帯電話16が複数台接続可能になっているとともに、インターネット14を情報伝送媒体としてシステムサーバ10と情報の授受を行う複数の金融業者(消費者金融業者)用端末18が接続されている。
【0023】
システムサーバ10には、各種のサイトが設定されており、各種サイトのうちキャッシングサイトの画像には融資(キャッシング)の項目や与信枠の項目などが設定されている。このシステムサーバ10は、いずれかの携帯電話16により、キャッシングサイトの画像における融資の項目が選択されたときには、キャッシングサイトの画像を利用者の個人情報の入力を促すための画像に切り替え、この入力画像に対して利用者の操作に伴う個人情報と融資規模条件に関する情報が入力されたときには、入力された各情報をデータベース12に記録するとともに、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみを各金融業者用端末18からのアクセスに応答する情報として、各金融業者用端末18と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末18から前記利用者に対する貸し付けのオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の携帯電話16に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の携帯電話16からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の携帯電話16に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の携帯電話16から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したとき、すなわち、条件の良い消費者金融業者を選択するための申込みを受信したときには、選択された入札金融業者の詳細情報を指定の携帯電話16に送信するとともに、選択された入札金融業者と指定の利用者に関する情報を互いに関連づけてデータベース12に記録するように構成されている。
【0024】
データベース12は複数の記録(記憶)領域に分割されており、各記録領域には、例えば、個人情報、入札情報、応札情報、課金情報、会員情報など各種の情報が記録されるようになっている。
【0025】
次に具体的な処理内容を図2に基づいて説明する。まず、いずれかの利用者の携帯電話16からシステムサーバ10に対してキャッシングサイトを選択するための操作が行われると、指定の携帯電話16とシステムサーバ10との間でインターネット14を介して情報の授受が行われ、携帯電話16の画面上には、図2(a)に示すように、オークションの申込みなどに関する画像が表示される。このとき利用者の操作により、オークションに参加するための操作が行われると、図2(b)に示すように、オークション申込みに関する画像が表示される。このとき利用者が加盟企業一覧を選択するための操作を行うと、加盟企業一覧に関する情報が表示される(図示省略)。このあと同意事項が表示され、利用者が同意する旨の操作を行うと、図2(c)に示すように、申込み受付に関する画像が表示される。
【0026】
すなわち、携帯電話16の画面上には個人情報の入力を促すための入力画像が表示される。このとき、利用者は、個人情報として、性別、職業に関する情報を入力する。さらにオークションの選択として、融資の項目であるキャッシングまたは与信枠の項目としての与信枠取得のいずれかを選択するための操作を行うとともに、オークション終了時間を選択するための操作を行う。
【0027】
以上の操作が行われると、キャッシング、学生、女性であることを条件として、図3(a)に示すような入力画像が表示され、与信枠、学生、女性であることを条件として、図3(b)に示すような入力画像が表示され、また与信枠、一般ローン対象者を条件として、図3(c)に示すような入力画像が表示される。
【0028】
ここでは、再度個人情報の入力を促すための入力画像が再度表示される。そしてキャッシング、学生、女性であることを条件として、図3(a)に示すような入力画像が表示されたときに、利用者は個人情報として以下の情報を入力するための操作を促される。「携帯メールアドレス」、「携帯電話番号」、「自宅電話番号」、「氏名」、「フリガナ」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」。また、融資希望条件の情報として、「申込み金額」、例えば、5万円以下、10万円以下、20万円以下、30万円以下、50万円以下のいずれかの金額を選択するための操作を促される。さらに、必要時期として、例えば、「なるべく早く」、「翌日以降」、「1週間以内」などの期間のうちいずれかを選択するための操作が促される。さらにローン選択として、「一般ローン」、「レディスローン」、「学生ローン」のいずれかを選択するための操作が促される。
【0029】
また、与信枠、学生、女性であることを条件としたときには、図3(b)に示すように、「携帯メールアドレス」、「携帯電話番号」、「自宅電話番号」、「氏名」、「フリガナ」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」に関する情報を入力するための操作が促される。また、ローン選択として、「一般ローン」、「レディスローン」、「学生ローン」のいずれかを選択するための操作が促される。
【0030】
さらに、与信枠、一般ローン対象者を条件としては、図3(c)に示すように、「携帯メールアドレス」、「携帯電話番号」、「自宅電話番号」、「氏名」、「フリガナ」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」に関する個人情報を入力するための操作が促される。
【0031】
利用者の操作が終了すると、利用者が学生の場合、利用者の携帯電話16の画像は、図4(a)に示すような画像に切替られる。すなわち個人情報を確認するための画像が表示される。このとき学生に対しては、最後の質問事項として、「学校名」、「アルバイト収入」、「仕送り収入」に関する個人情報の入力が促される。
【0032】
一方、利用者が一般の場合には、図4(b)に示すように、入力した個人情報を確認するための画像に切替られる。また利用者が主婦の場合には、図4(c)に示すように、個人情報を確認するための画像に切替られる。この場合、最後の質問事項として、「ご主人の職業」に関する情報を個人情報として入力することが促される。
【0033】
各利用者が必要事項を入力したあとオークションに申し込む旨の操作を行うと、利用者の携帯電話16の画像は、図5に示すような画像に切替られる。このとき申込み受付完了が表示されるとともに、利用者に対する受付番号、オークション結果確認期間の情報が表示される。
【0034】
利用者の個人情報が入力されたときには、利用者の個人情報はすべてデータベース12に記憶され、入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報、例えば、利用者に関する「職業」、「性別」、「氏名」、「生年月日」、「郵便番号」、「他社借入実績」と、融資希望条件に関する情報としての「申込み金額」のみが各金融業者用端末18からのアクセスに応答する情報として、各金融業者用端末18とシステムサーバ10との間で情報の授受が行われる。
【0035】
すなわち、各金融業者用端末18には利用者の個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみが配信される。そして各金融業者はシステムサーバ10から得られた情報を基に利用者に対する貸付けの有無などを検討し、この検討結果をオークション情報としてオークション結果確認期間までにシステムサーバ10に送信する。
【0036】
次に、オークション結果確認期間になったときに、利用者が自分の携帯電話16を用いてシステムサーバ10のキャッシングサイトの画像を入力すると、利用者の携帯電話16の画像には図6(a)に示すような画像が表示される。このときオークション結果を選択すると、図6(b)に示すような画像が表示される。このとき、申込み受付完了時に設定された受付番号を入力するとともに、生年月日を入力すると、オークション結果として、図6(c)に示すような画像が表示される。
【0037】
すなわち、各金融業者から送信されたオークション情報として、各金融業者の貸付け条件に関する情報が表示される。各金融業者のオークション情報としてのオークション結果は、「条件」、「金利」、「金額」の3項目から任意のものを選択できるようになっている。そして表示されたオークション情報の中から利用者は最も条件の良い消費者金融業者を選択するための操作を行うと、図7(a)に示すような画像が表示される。すなわち、オークション結果として、いずれかの金融業者を選択するための申込みを行うための操作が行われると、選択された金融業者の詳細情報が表示される。例えば、金融業者の「所在地」、「登録番号」、「協会登録番号」が表示される。
【0038】
さらに利用者に対する貸付けに関する情報として、「融資額」、「金利」、「特別条件」などの情報が表示される。このとき利用者による申込みの操作が行われると、金融業者の詳細情報として、図7(b)に示すように、金融業者の電話番号と電話の受付時間に関する情報が表示される。このあとは、利用者が金融業者に電話することで、利用者と金融業者との間で契約が行われることになる。また、データベース12には、入札金融業者と利用者に関する情報が互いに関連づけて記録されるようになっており、この場合、データベース12の課金情報記録エリアには、入札金融業者の入札と利用者の応札に応じた課金情報が入札金融業者毎に記録されるようになっている。
【0039】
このように、本実施例によれば、利用者の個人情報を保護しながら、条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。すなわち、利用者は個人情報と融資希望条件を入力してオークションに参加することにより、複数の消費者金融業者へ申し込むのと同様の結果が得られ、このオークションの結果、入札があった消費者金融業者の中から自分の条件に適した業者を選択することができる。さらに、オークションの申込みから結果の確認までは、金融業者とは完全に非対面で携帯電話上で完結するため、利用者の物理的、心理的障壁を軽減することができる。
【0040】
一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービス内容で優先的に利用者に紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0041】
また、前記実施例においては、インターネット対応型個人端末として、携帯電話を用いたものについて述べたが、インターネット対応型個人端末としては、パーソナルコンピュータを用いることもできる。
【0042】
またキャッシングの申込みについて述べたが、与信枠についても同様に行うことができる。すなわち、携帯電話16またはパーソナルコンピュータによりキャッシングサイトの与信枠の項目が選択されたときに、利用者の個人情報の入力を促す入力画像を携帯電話またはパーソナルコンピュータに送信し、入力画像に対して利用者の操作に伴う個人情報と与信枠希望条件に関する情報が入力されたときに、入力された情報を記憶するとともに、入力された個人情報のうち与信枠に必要な最低限の個人情報と与信枠希望条件に関する情報のみを複数の金融業者用端末18からのアクセスに応答する情報として、各金融業者用端末18と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末18から利用者に対する与信枠のオークション情報を入札として受信したときに、利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに前記入札があった旨の情報を送信し、その後、利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータからのアクセスを条件に前記オークション情報を利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに送信し、オークション情報に対して利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータから入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、オークション情報を利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに送信し、オークション情報に対して利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータから1または2以上の金融業者を選択するための応札を受信したときには、選択された入札金融業者の詳細情報を利用者の携帯電話16またはパーソナルコンピュータに送信するとともに入札金融業者と利用者に関する情報を互いに関連づけてデータベースに記録する。
【0043】
また、利用者が個人情報を入力する際に、例えば、この消費者金融サービスシステムと提携関係にある会員制サイトから会員登録したときには、利用者の個人情報は会員情報と関連づけてデータベース12に記録されるため、再度キャッシングサイトを利用するときには、個人情報の一部の入力は省略できるようになっている。すなわち、利用者の携帯電話16からのアクセスに応答してキャッシングサイトの画像を入力画像に切り替えるときに、利用者に関する個人情報が予め記録されているときには、入力画像を、利用者の個人情報のうち例えば他社借入実績と融資希望条件または与信枠希望条件のみの入力を促すための入力画像とするようになっている。この場合、システムサーバ10では、データベース12に記録された個人情報を利用できるので、利用者による個人情報の入力操作を軽減することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る発明によれば、利用者の個人情報を保護しながら、融資として条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。しかも、オークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に金融業者とは非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者へ紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0045】
請求項2に係る発明によれば、利用者の個人情報を保護しながら、与信枠として条件の良い消費者金融業者を選択するための情報を利用者に提供することができる。しかも、オークションの申込みからオークション結果の確認までは、完全に金融業者とは非対面で通信ネットワーク上で完結するため、利用者の物理的、心理的障害を軽減することができる。一方、消費者金融サービスシステムに加盟する消費者金融業者においては、会社規模やネームバリューではなく、サービスの内容で優先的に利用者へ紹介されるため、公正な競争の下に顧客獲得を実現することができる。
【0046】
請求項3に係る発明によれば、迷惑メールやダイレクトメールが利用者に届くことはなく、利用者の個人情報を保護することができる。
【0047】
請求項4に係る発明によれば、利用者の利便性を図ることができる。
【0048】
請求項5に係る発明によれば、入札と応札の回数に応じて金融業者に対する課金を行うことが可能になる。
【0049】
請求項6に係る発明によれば、利用者による個人情報の入力操作を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である消費者金融サービスシステムのブロック構成図である。
【図2】消費者金融サービスシステムにおけるオークションの申込み方法を説明するための図である。
【図3】消費者金融サービスシステムにおけるオークションの申込み方法を説明するための図である。
【図4】消費者金融サービスシステムにおけるオークション申込みの受付方法を説明するための図である。
【図5】オークション申し込み受付完了を示す画面の図である。
【図6】消費者金融サービスシステムにおけるオークション結果の確認を説明するための図である。
【図7】オークション結果から金融業者を選択して申し込む方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 システムサーバ
12 データベース
14 インターネット
16 携帯電話
18 金融業者用端末
Claims (6)
- 通信ネットワークを情報伝送媒体とするシステムであって、利用者の通信ネットワーク対応型個人端末によりキャッシングサイトの画像における融資の項目が選択されたときに、前記キャッシングサイトの画像を前記利用者の個人情報の入力を促すための入力画像に切り替え、前記入力画像に対して前記利用者の操作に伴う個人情報と融資希望条件の情報が入力されたときに、前記入力された各情報を記録するするとともに、前記入力された個人情報のうち融資に必要な最低限の個人情報と融資希望条件の情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、前記複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末から前記利用者に対する貸し付けのオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の個人端末から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、前記選択された入札金融業者の詳細情報を前記利用者の個人端末に送信するとともに、前記入札金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録する消費者金融サービスシステム。
- 通信ネットワークを情報伝送媒体とするシステムであって、利用者の通信ネットワーク対応型個人端末によりキャッシングサイトの画像における与信枠の項目が選択されたときに、前記キャッシングサイトの画像を前記利用者の個人情報の入力を促すための入力画像に切り替え、前記入力画像に対して前記利用者の操作に伴う個人情報と与信枠希望条件の情報が入力されたときに、前記入力された各情報を記録するするとともに、前記入力された個人情報のうち与信枠に必要な最低限の個人情報と与信枠希望条件の情報のみを複数の金融業者用端末からのアクセスに応答する情報として、前記複数の金融業者用端末と情報の授受を行い、複数の金融業者のうち入札金融業者の端末から前記利用者に対する与信枠のオークション情報を入札として受信したときに、前記利用者の個人端末に前記入札があった旨の情報を送信し、その後、前記利用者の個人端末からのアクセスを条件に前記オークション情報を前記利用者の個人端末に送信し、前記オークション情報に対して前記利用者の個人端末から前記入札金融業者を1または2以上選択するための応札を受信したときには、前記選択された入札金融業者の詳細情報を前記利用者の個人端末に送信するとともに、前記入札金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録する消費者金融サービスシステム。
- 請求項1または2に記載の消費者金融サービスシステムにおいて、前記入力された個人情報のうち融資または与信枠に必要な最低限の個人情報は、前記利用者に関する職業、性別、氏名、生年月日、郵便番号、他社借入実績であることを特徴とする消費者金融サービスシステム。
- 請求項1、2または3のうちいずれか1項に記載の消費者金融サービスシステムにおいて、前記通信ネットワーク対応型個人端末は、通信ネットワーク対応型携帯電話または通信ネットワーク対応型パーソナルコンピュータであることを特徴とする消費者金融サービスシステム。
- 請求項1、2、3または4のうちいずれか1項に記載の消費者金融システムにおいて、前記金融業者と前記利用者に関する情報を互いに関連づけて記録するときに、前記入札金融業者からの入札と前記利用者からの応札に応じた課金情報を各入札金融業者毎に記録してなることを特徴とする消費者金融サービスシステム。
- 請求項1、2、3、4または5のうちいずれか1項に記載の消費者金融システムにおいて、前記利用者の個人端末からのアクセスに応答してキャッシングサイトの画像を入力画像に切り替えるときに、前記利用者に関する個人情報が予め記録されているときには、前記入力画像を、前記利用者の個人情報のうち他社借入実績と融資希望条件または与信枠希望条件のみの入力を促すための入力画像としてなることを特徴とする消費者金融サービスシステム。
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