JPH1125066A - タイムテーブル設定方法及びタイムテーブル記憶装置 - Google Patents

タイムテーブル設定方法及びタイムテーブル記憶装置

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JPH1125066A
JPH1125066A JP9172292A JP17229297A JPH1125066A JP H1125066 A JPH1125066 A JP H1125066A JP 9172292 A JP9172292 A JP 9172292A JP 17229297 A JP17229297 A JP 17229297A JP H1125066 A JPH1125066 A JP H1125066A
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time
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logical
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area
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JP9172292A
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Yoshiaki Haneda
嘉章 羽田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日や時間に関する情報をデータベース化する
場合に、情報量を効率的に減らすと共に、その情報に基
づいて良好に表示などができるようにする。 【解決手段】 所定の時間情報を、その時間情報が属す
る単位時間領域で定義される複数の情報とし、得られた
各情報の論理和,論理積又は論理否定による演算で示さ
れる論理式で表現し、その論理式で表現された情報をデ
ータベース化するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種時間情報を扱
うタイムテーブル設定方法及びタイムテーブル記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROMのような大容量の情
報記憶媒体が各種実用化されるのに伴って、各種情報を
このような記憶媒体に記憶させてデータベース化し、各
種情報の検索などが電子的に行えるようにしたものが各
種開発されている。例えば、道路地図情報を電子的な情
報としてCD−ROMに記憶させ、このCD−ROMに
記憶された道路地図情報に基づいて、現在位置などの所
定の位置の近傍の道路地図をディスプレイに表示させる
ナビゲーション装置が各種開発されている。また、CD
−ROMに対応した情報の記憶がある場合には、道路地
図上の特定の位置の施設に関する情報(例えば主要な観
光地、アミューズメントスポットなどの案内情報)を、
道路地図と共に表示させるようにした機種もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ナビゲーシ
ョン装置などで道路地図表示に付随して各種施設などを
案内する場合には、その施設が開いている日や時間など
の情報を付加するのが望ましい。ところが、開いている
日や時間は、必ずしも単純に表示できる情報とは限ら
ず、全ての施設について詳細な日時についての情報を記
憶するようにすると、CD−ROMなどに記憶させる情
報量が非常に多くなってしまい、現実的な情報量でなく
なってしまう。
【0004】例えば、ある美術館の開館時間として、開
館時間は原則として午前9時から午後5時までで、金曜
日は午後8時まで開館時間が延長され、休館日は月曜日
で、月曜日と祝日が重なる場合には、翌日に休館日が繰
り下がるように設定されていた場合、これらの情報を一
つ一つデータ化して記憶させると、非常に情報量の多い
情報になってしまう。また、このような情報を表示させ
る場合にも、文字や数字でこれらの情報を全てディスプ
レイ上に表示させる必要があり、ディスプレイ上の多く
の表示スペースを使用してしまう問題がある。
【0005】また、ナビゲーション装置で表示させる道
路地図についても、通行規制状態が時間や日により変化
する道路が多々あり、そのような通行規制情報を詳細に
地図上に表示させるようにすると、地図上に文字などで
多数の情報を表示しなければならないと共に、それらの
情報をCD−ROMなどに記憶させる必要があり、好ま
しくない状態になってしまう。
【0006】ここではナビゲーション装置を例にして問
題点を説明したが、月日や時間に関する情報を各種装置
でデータベース化する場合には、同様な問題がある。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、日や時間に関す
る情報をデータベース化する場合に、情報量を効率的に
減らすと共に、その情報に基づいて良好に表示などがで
きるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、所定の時間情報を、その時間情報が属する
単位時間領域で定義される複数の情報とし、得られた各
情報の論理和,論理積又は論理否定による演算で示され
る論理式で表現し、その論理式で表現された情報をデー
タベース化するようにしたものである。
【0009】本発明によると、時間情報が、単位時間領
域で定義される複数の情報に整理された情報とされるの
で、記憶される情報量を少なくすることができると共
に、論理式で示された情報であるので、その論理式の演
算の実行で、情報が意味する時間範囲が簡単に得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照して説明する。
【0011】図1は本例の処理を実現する構成を示すブ
ロック図で、時刻のカウントを行うクロック部1でカウ
ントした現在時刻の情報を、演算処理部2に供給する。
ここで、クロック部1では、単に時刻のカウントだけで
なく、現在の年月日及び曜日についても判断するように
してあり、それらの情報についても演算処理部2に供給
する。また、キー入力部3が演算処理部2に接続してあ
り、このキー入力部3で入力操作を行った任意の年月日
及び時刻の情報を、演算処理部2に供給することができ
るようにしてある。
【0012】演算処理部2は、例えばマイクロコンピュ
ータなどの演算回路で構成され、データベース部4が接
続してある。データベース部4は、何らかの大容量情報
手段(例えば光ディスクなど)で構成され、各項目毎の
時間情報を後述する処理で所定の論理式で示される情報
に変換して記憶させてある。データベース部4に記憶さ
れた各項目の時間情報は、例えばキー入力部3でのキー
操作などで項目が選択されると、その項目の論理式化さ
れた時間情報が演算処理部2に読出される。
【0013】そして、その演算処理部2に読出された時
間情報を、実時間で示される形態の情報(即ち月日,時
分秒で示される情報)に変換する演算処理を行う。この
とき、本例においては演算処理部2に祝日データ記憶部
5が接続してあり、この祝日データ記憶部5に記憶され
た祝日データを参照して、実時間で示される形態の情報
に変換する演算処理を行う。祝日データ記憶部5での祝
日データの記憶状態としては、例えば図3に示すよう
に、一年間に設定される祝日(日曜日以外の休日も含
む)の月日の情報が、その祝日の名称と共に記憶させて
ある。なお、年により日が異なる祝日(例えば春分の
日,秋分の日など)については、各西暦年(例えばデー
タベースを作成した年から数年間)毎の月日を記憶させ
る。
【0014】演算処理部2での演算処理で実時間の情報
が得られた場合には、その情報を表示できる形態の情報
に変換させる処理(例えば実時間に対応した数字などの
キャラクタを生成させる処理)を行い、その結果得られ
た表示情報を、所定の表示部6に供給して表示させる。
表示部6としては、どのような形態のものでも良いが、
例えば液晶表示パネルや陰極線管による表示手段を使用
したものを適用することが考えられる。
【0015】次に、データベース部4での時間情報の記
憶状態を説明すると、図2はデータベース部4の記憶エ
リアの設定状態を示す図で、各記憶項目毎に名前の記憶
エリアd1と、電話番号の記憶エリアd2と、営業日時
(設定日時)の記憶エリアd3とが用意される。また、
ナビゲーション用に使用される場合には、座標位置情報
の記憶エリアd4についても用意される。
【0016】ここで、営業日時(設定日時)の記憶エリ
アd3に、論理式化された時間情報が記憶される。この
論理式化された時間情報について説明すると、まず、そ
の論理式を設定する上で必要となる時間領域の定義を以
下のように行う。
【0017】本例での単位時間領域の定義としては、
「年」、「月」、「週」、「日」、「曜日」、「祝
日」、「時間」、「分」、「秒」をそれぞれ所定の記号
で定義し、時間軸上でその起点と長さが数字で指定され
る。
【0018】「年」が指定されたとき、その年の1月1
日午前0時0分から次の年の1月1日午前0時0分の直
前までの1年間が時間軸上で連続して範囲として指示さ
れたことになる。この「年」を示す記号として、例えば
「Y」を割当て、“1997Y”とあったとき、西暦年
で1997年の1年間が連続して指定されたことを示
す。
【0019】「月」が指定されたとき、毎年のその月の
1日午前0時0分から次の月の1日午前0時0分の直前
までの1カ月が時間軸上で連続して範囲として指示され
たことになる。この「月」を示す記号として、例えば
「M」を割当て、“05Y”とあったとき、毎年の5月
1日からの1カ月間が連続して指定されたことを示す。
【0020】「週」が指定されたとき、当該週の日曜日
の午前0時0分から次の週の午前0時0分の直前までの
1週間が時間軸上で連続して範囲として指示されたこと
になる。この「週」を示す記号として、例えば「W」を
割当て、2桁の数字が付与された“03Y”とあったと
き、毎年の年初から数えた第3週の1週間が連続して指
定されたことを示す。また、1桁の数字が付与された
“3Y”とあったとき、毎月の月初めから数えた第3週
の1週間が連続して指定されたことを示す。
【0021】「日」が指定されたとき、各月の当該日の
午前0時0分から24時間が時間軸上で連続して範囲と
して指定されたことになる。この「日」を示す記号とし
て、例えば「D」を割当て、“25D”とあったとき、
毎月の25日の1日間が指定されたことを示す。
【0022】「曜日」が指定されたとき、各週の当該曜
日の午前0時0分から24時間が時間軸上で連続して範
囲として指定されたことになる。この「曜日」を示す記
号として、例えば各曜日毎に「SUN」、「MON」、
「TUE」、「WED」、「THU」、「FRI」、
「SAT」を割当て、“SUN”とあったとき、各週の
日曜日の1日間が指定されたことを示す。
【0023】「祝日」が指定されたとき、各祝日(ここ
での祝日には振り替え休日及び日曜日以外の休日も含
む)の午前0時0分から24時間が時間軸上で連続して
指定されたことを示す。この祝日に対応する月日の情報
は、演算処理部2に接続された祝日データ部5の記憶デ
ータから判断される。但し、振り替え休日については、
その祝日データ部5の記憶データと、クロック部1が備
えるカレンダ機能情報とから、演算処理部2で判断され
る。
【0024】「時間」が指定されたとき、各日の当該時
間の0分から1時間が時間軸上で連続して指定されたこ
とを示す。この「日」を示す記号として、例えば「h」
を割当て、“13h”とあったとき、各日の13時(午
後1時)の1時間が指定されたことを示す。
【0025】「分」が指定されたとき、各時間の当該分
が時間軸上で連続して指定されたことを示す。この
「分」を示す記号として、例えば「m」を割当て、“1
5m”とあったとき、毎時の15分00秒からの1分間
が指定されたことを示す。
【0026】「秒」が指定されたとき、各分の当該秒の
1秒間が時間軸上で連続して指定されたことを示す。こ
の「秒」を示す記号として、例えば「s」を割当て、
“10s”とあったとき、毎分の10秒の1秒間が指定
されたことを示す。
【0027】また、ここまで説明した記号を使用して、
時間軸上の起点、終点を示す2つの時刻で挟まれた領域
(任意時間領域)の指定をできるようにしてある。時間
軸上の領域を定義するための時刻には、時間軸上のただ
1つの点を明示する「絶対時刻」と時間軸上に等間隔に
表れる「周期時刻」とがあり、それぞれに対応した態様
での指定で、任意時間領域を設定できるようにしてあ
る。
【0028】「周期時刻」を指定する際には、前述した
単位時間領域と同様の記述方法をするが、その意味付け
を変え、前述の単位時間領域として設定される「年」、
「月」、「日」などの領域の最初の時刻をもって「暗黙
の起点時刻」とする。従って「暗黙の起点時刻」として
は「年初」(毎年の1月1日午前0時0分)、「月初」
(毎月の1日午前0時0分)、「毎日午前0時」、「毎
正時」(毎時0分)、「毎正分」(毎分0秒)が指定で
きる。但し、例外として「年」を単位とした起点につい
ては、別の表現形式を用意する。即ち、起点となる西暦
年を明示した上で、任意の周期を表現できるようにして
ある。例えば、近代オリンピックの開催年を示す表現を
例として示すと、“1896@04”としたとき、18
96年の年初を起点として、4年毎の周期を持った時間
領域、即ち夏期オリンピックの開催年を表すことにな
る。“@”の前の4桁の数字が起点となる年を西暦年で
示し、“@”に続く2桁の数字が周期を年単位で示す。
【0029】時間軸上の2つの時刻で明示される「任意
時間領域」は、それぞれの時刻を所定の記号を使用して
分離して表現する。例えば、「任意時間領域」の起点と
終点を示す時刻を、2つのピリオド“..”で分離し、
大括弧“[]”で括って示す。例を示すと、1997年
5月27日午前9時30分から1997年5月28日午
後0時00分までの絶対時刻により時間領域を示す場合
には、[1997/05/27_09:30..199
7/05/28_12:00]となる。また、毎週の月
曜日から金曜日までを周期時刻により示す場合は、[M
ON..SAT]となる。
【0030】これらの定義で示される記号で時間領域
は、本例の場合には所定の演算子を使用した論理演算式
として表現されて、各項目に関する設定日時(営業日時
など)を示す情報とされて、データベース部4の日時記
憶エリアd3に記憶される。ここでは、その演算子とし
て、積,和,否定(反転)の3つが使用される。
【0031】「積」は、例えば記号“&”で表現され、
この記号の両辺に置かれた「時間領域」の同一時刻に於
ける論理値の論理積、即ち両時間領域の一致する部分が
設定された時間領域であるとする演算処理が行われる。
【0032】「和」は、例えば記号“!”で表現され、
この記号の両辺に置かれた「時間領域」の同一時刻に於
ける論理値の論理和、即ち両時間領域で示される部分が
設定された時間領域であるとする演算処理が行われる。
【0033】「反転」は、例えば記号“〜”で表現さ
れ、この演算子に続く「時間領域」及びその領域外の論
理値が反転され、時間領域に関する論理値が入れ替わる
演算処理が行われる。
【0034】これらの演算子を使用して、上述した例で
の記号を使用して表現される論理式の例を示すと、例え
ば4月と5月の10日から17日までが設定日時である
とき、次のように示される。 (04M!05M!)&[10D..17D]
【0035】また、反転を示す演算子を使用すること
で、特定の日や時間は除去して時間範囲を示すことが可
能になる。例えば、上述した例で論理積を示す演算子&
に、論理反転を示す演算子〜を付加して、 (04M!05M)&〜([10D..17D]) と示すことで、4月と5月の10日から17日を除く範
囲、即ち、4月と5月の月初から9日と18日から月末
までが範囲として示されることになる。
【0036】このように設定日時に関する論理式を、時
間領域を示す複数の情報と、その複数の情報を論理演算
する演算子で結合させて構成することで、任意の時間領
域を示すことが可能になる。例えば、各種施設や店など
の開設日時(営業日時)の情報を、論理式で示すことが
可能になる。なお、論理演算する演算子を必要としない
1つの時間領域だけで表現可能な時間範囲である場合に
は、その1つの時間領域だけを使用した演算子を使用し
ない形式の論理式で示すことになる。
【0037】このように各項目毎に論理式とされた日時
に関する情報が、データベース部4の営業日時(設定日
時)の記憶エリアd3に記憶されることで、店の営業日
時や各イベントの開催期間などの時間範囲で示される情
報を、少ない情報量で効率良くデータ化して記憶させる
ことができる。
【0038】そして本例においては、例えばキー入力部
3から、記憶された項目の中の所定の項目(店の名前な
ど)が選択されたとき、その項目がデータベース部4の
名前の記憶エリアd1の情報などから検索されて、その
項目の記憶エリアd3の情報が演算処理部2に読出され
て、その読出された論理式が演算処理されて、実際の設
定時間の時間範囲が判別され、その判別した時間範囲が
表示部6に表示される。
【0039】また、クロック部1がカウントする現在時
刻が、その選択された項目の論理式で示される時間範囲
に含まれるか否か演算処理部2で判断されて、その結果
を表示部6に表示することもできる。さらに、キー入力
部3から任意の日時の入力があったとき、その入力され
た日時が、その選択された項目の論理式で示される時間
範囲に含まれるか否か演算処理部2で判断されて、その
結果を表示部6に表示する。
【0040】ここで、一例を示すと、例えば選択された
項目(例えば或る店の営業時間)の論理式で示される時
間範囲の情報として、月曜日から金曜日までの午前10
時から午後6時までで、祝日又は振り替え休日が休みで
あると示され、現在時刻として、1997年7月15日
午後3時(15時)30分であるとする。このとき、曜
日の範囲の情報から、図4のAに示すように、月曜日か
ら金曜日までの範囲が示され、祝日データ部5の記憶デ
ータに基づいて現在日時の近傍の祝日及び休日が図4の
Bに示すように判断される(ここでは7月21日が振り
替え休日であると判断される)。そして、時間の範囲の
情報から、図4のCに示すように、午前10時00分か
ら午後6時00分までの範囲が示され、曜日情報と時間
情報との論理積演算と、その論理積演算された結果から
祝日データで示される祝日や振り替え休日を除外する論
理反転演算を行うことで、この店の営業範囲が判定され
る。そして、この営業範囲が1997年7月15日午後
3時30分に属するか判断され、ここでは属するので、
現在時刻で営業中であると判り、表示部6で例えば「営
業中」などと表示される。
【0041】また、キー入力部3で入力した日時に関す
る判断についても可能であるので、例えば上述した現在
日1997年7月15日より10日後の1997年7月
25日は営業するか等が簡単に判る。
【0042】なお、演算処理部2での実際に演算処理を
行う際には、時刻を表す時分秒や、年月日,曜日など
を、そのままの形式のデータとして扱う代わりに、演算
処理が容易に行える任意の形式のデータに変換して処理
しても良い。例えば、1日の24時間の時分秒の情報
を、全て秒で換算した情報、即ち午前0時00分00秒
を0秒として、24時間まで秒をカウントアップした値
として示す情報として扱い、その秒で時分秒の判断を行
うようにしても良い。年月日についても、同様に何らか
のデータに変換して処理しても良い。
【0043】また、論理演算を行う演算子については、
他の演算子を定義して使用するようにしても良い。例え
ば、一定の条件を満たすとき、設定された「時間範囲」
(又は時間範囲外)をシフトさせるような演算子を定義
しても良い。このような演算子を定義することで、特定
の場合に開設時間がずれるような場合にも対処できる。
具体的には、ある店の営業日として、火曜日から日曜日
が設定され、月曜日が休業日であるが、例外として月曜
日と祝日が重なる場合には、その月曜日は営業して、火
曜日に休業日が繰り下がるように設定されていた場合で
も、その条件を満たす時間範囲を示す論理式を設定する
ことが可能になる。
【0044】次に、本発明の処理をナビゲーション装置
に適用して例を、図5及び図6を参照して説明する。
【0045】図5は本例のナビゲーション装置の構成を
示すブロック図で、このナビゲーション装置は例えば自
動車に搭載されたものとしてあり、アンテナ11で受信
したGPSなどの測位用信号を、測位部12で受信処理
すると共に、その受信された信号を解析して、測位部1
2で現在位置の測位を行う。測位された位置情報は、演
算処理部13に供給され、この演算処理部13の制御
で、CD−ROMなどの大容量記憶媒体とその読出し手
段で構成されたデータベース部15に記憶された道路地
図情報の中から、現在位置の近傍の道路地図情報を読出
し、その道路地図情報に基づいて道路地図を表示させる
画像信号を生成させ、その画像信号を液晶表示パネルな
どで構成される地図表示部17に供給して表示させる。
【0046】各種動作モードの設定や、時間情報に関す
る操作などは、キー入力部14でのキー入力により行わ
れる。データベース部15を構成する記憶媒体には、道
路地図情報の他に、その地図で示される範囲内の各種施
設(各種店舗,アミーズメントスポット,観光地)など
の情報についても記憶させてあり、この内で営業日時
(開設日時)を有する場所については、その日時につい
ての情報についても記憶させてある。この日時について
の情報の記憶エリアは、例えば図2に示すデータベース
のように設定され、各項目毎(各施設毎)に上述した処
理で論理式化された情報が記憶される。祝日情報につい
ても、このデータベース部15に記憶させても良い。或
いは、祝日情報については演算処理部13内のメモリな
どが保持するようにしても良い。
【0047】また、カレンダ付きのクロック部16が演
算処理部13に接続してあり、地図表示部17で道路地
図などを表示させる場合に、現在日時などを表示させる
ことができるようにしてあると共に、演算処理部13で
時間情報に基づいた判断を行う際の、現在時刻の判断が
できるようにしてある。
【0048】ここで、データベース部15に記憶された
時間情報を使用した処理例を示すと、例えばデータベー
ス部15に地図情報と共にレストランに関する情報が記
憶され、そのレストランの営業日時についての情報が、
上述した論理式として記憶されているとする。そのと
き、例えば演算処理部13での判断により、道路地図上
に、営業中のレストランを表示するような処理が可能に
なる。
【0049】図6は、この場合の表示例を示す図で、例
えば表示部17の道路地図表示範囲17aで、自車位置
mを中心とした道路地図を表示させたとき、キー入力部
14の操作などで、現在営業中のレストランを検索させ
るモードを設定したとき、この地図の表示範囲内(或い
は現在位置を中心として半径数km以内の範囲など)に
存在するレストランの情報を演算処理部13がデータベ
ース部15から捜し出す。そして、捜し出した各レスト
ランの情報に含まれる時間情報の論理式を判断して、ク
ロック部16がカウントしている現在日及び時刻が範囲
に含まれるレストランを、その中から選びだす。例え
ば、地図表示される範囲内に、6軒のレストランr1,
r2,‥‥r6の情報がデータベースとしてあった場合
に、その内の3軒のレストランr1,r2,r3が時間
情報の論理式の演算の実行から現在営業中であると判断
されたとする。
【0050】このとき、この3軒のレストランr1,r
2,r3の座標位置の情報から、道路地図中に、その3
軒のレストランr1,r2,r3の位置を表示させ、店
の名前を文字などで表示させる。また、画面の右端など
に地図以外の情報表示範囲17bが設定されている場合
には、その範囲17bに、その3軒のレストランの店
名、電話番号、営業時間(ここでは営業日は省略してあ
るが表示させても良い)などの詳細な情報を文字,数字
などで表示させる。なお、道路地図中に、営業中でない
レストランr4,r5,r6がある場合には、このレス
トランr4,r5,r6を営業中のレストランr1,r
2,r3とは区別できる態様で表示させるようにしても
良い。
【0051】このように本例のような時間情報をデータ
ベース化して記憶させる処理を、ナビゲーション装置に
適用して、地図情報などと共にCD−ROMなどの情報
記憶媒体に記憶させておくことで、多くの項目の時間情
報(店の営業時間情報など)を、少ない情報量で効率良
く記憶(記録)させておくことができ、ナビゲーション
装置で提供できる情報量を増やすことができる。具体的
には、道路地図情報を記憶させるCD−ROMの一部の
記憶容量だけを使用して、各種店舗などの営業時間情報
を含む詳細な案内情報を記憶させておくことが可能で、
道路地図情報などが記憶される容量をそれほど減らすこ
となく対処でき、時間情報の案内を行うことが容易に実
現できる。この場合、図6で説明したように、その記憶
された時間情報に基づいて、表示形態を設定させること
で、営業中の店の表示などの各種表示形態が考えられ、
ナビゲーション装置としての使い勝手を向上させること
ができる。
【0052】なお、上述した実施の形態では、本発明を
ナビゲーション装置に適用した例について説明したが、
他のタイムテーブルを記憶する各種電子機器にも本発明
の処理が適用できることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載したタイムテーブル設定
方法及びその方法を適用した請求項5に記載した記憶装
置によると、時間情報が、単位時間領域で定義される複
数の情報に整理された情報とされるので、記憶される情
報量を少なくすることができると共に、論理式で示され
た情報であるので、その論理式の演算の実行で、情報が
意味する時間範囲が簡単に得られる。
【0054】請求項2に記載したタイムテーブル設定方
法及びその方法を適用した請求項6に記載した記憶装置
によると、時間情報が属する単位時間領域で定義される
複数の情報として、特定の単位時間領域の時間軸上に周
期的に現れる周期情報と、特定の単位時間領域の時間軸
上に特定の規則で現れる特定位置を示す情報とに分けて
表すことで、時間情報を論理式で示される情報に効率良
く圧縮させることができる。
【0055】請求項3に記載したタイムテーブル設定方
法及びその方法を適用した請求項6に記載した記憶装置
によると、現在時刻又は入力された所定の時刻が、デー
タベース化された論理式の演算結果で示される範囲に含
まれるか否か判断する処理を行うことで、現在時刻又は
入力された時刻が、タイムテーブルで設定された時間情
報に属する時間か否か簡単に判断できる。
【0056】請求項4に記載したタイムテーブル設定方
法及びその方法を適用した請求項6に記載した記憶装置
によると、論理式の演算による判断処理を、所定の単位
時間表現に変換して行うことで、その処理を行う装置内
で扱う単位時間を基準とした演算で、記憶された情報の
論理式の演算などが行え、簡単に処理できるようになる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態によるデータベースの例を
示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態による祝日データの例を示
す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態による時間式の判定例を示
す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態によるシステムをナビゲー
ション装置に適用した例を示すブロック図である。
【図6】図5に示されるナビゲーション装置での地図表
示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…クロック部、2…演算処理部、3…キー入力部、4
…データベース部、5…祝日データ部、6…表示部、1
2…測位部、13…演算処理部、14…キー入力部、1
5…データベース部、16…クロック部、17…地図表
示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間情報を、その時間情報が属す
    る単位時間領域で定義される複数の情報とし、 得られた各情報の論理和,論理積又は論理否定による演
    算で示される論理式で表現し、 その論理式で表現された情報をデータベース化するよう
    にしたタイムテーブル設定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタイムテーブル設定方法
    において、 時間情報が属する単位時間領域で定義される複数の情報
    として、特定の単位時間領域の時間軸上に周期的に現れ
    る周期情報と、特定の単位時間領域の時間軸上に特定の
    規則で現れる特定位置を示す情報とに分けて表すタイム
    テーブル設定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のタイムテーブル設定方法
    において、 現在時刻又は入力された所定の時刻が、上記データベー
    ス化された論理式の演算結果で示される範囲に含まれる
    か判断するタイムテーブル設定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のタイムテーブル設定方法
    において、 上記論理式の演算による判断処理を、所定の単位時間表
    現に変換して行うタイムテーブル設定方法。
  5. 【請求項5】 所定の時間情報をデータベース化して複
    数記憶するタイムテーブル記憶装置であって、 上記所定の記憶手段の各時間情報の記憶エリアとして、 各時間情報が属する単位時間領域で定義される複数の情
    報の論理和,論理積又は論理否定による演算で示される
    論理式で表現されたものを記憶するようにしたタイムテ
    ーブル記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のタイムテーブル記憶装置
    において、 上記記憶エリアに記憶される論理式を構成する複数の情
    報として、特定の単位時間領域の時間軸上に周期的に現
    れる周期情報と、特定の単位時間領域の時間軸上に特定
    の規則で現れる特定位置を示す情報とで構成されるタイ
    ムテーブル記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のタイムテーブル記憶装置
    において、 上記記憶エリアに記憶された論理式を演算する演算手段
    と、 上記演算手段で演算された結果で示される時間情報の範
    囲に、現在時刻又は入力された所定の時刻が含まれるか
    判断する判断手段と、 上記判断手段で判断された結果を告知する告知手段とを
    備えるタイムテーブル記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のタイムテーブル記憶装置
    において、 上記演算手段又は上記判断手段で、上記時間情報を所定
    の単位時間表現に変換して演算処理又は判断処理を行う
    タイムテーブル記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004030689A (ja) * 1998-11-20 2004-01-29 Fujitsu Ltd 案内用スクリプトを用いた運行管理装置,案内用スクリプトを用いた運行管理方法および運行管理プログラム記録媒体
JP2004046889A (ja) * 1998-11-20 2004-02-12 Fujitsu Ltd 案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整装置,案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整方法および移動時の時間調整プログラム記録媒体
JP2004139560A (ja) * 1998-11-20 2004-05-13 Fujitsu Ltd 案内プラン作成装置,案内プラン作成方法および案内プラン作成プログラム記録媒体

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JP2004046889A (ja) * 1998-11-20 2004-02-12 Fujitsu Ltd 案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整装置,案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整方法および移動時の時間調整プログラム記録媒体
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