JPH11250409A - ライト電流値設定方法及びライト電流値の情報が登録されたディスク装置 - Google Patents

ライト電流値設定方法及びライト電流値の情報が登録されたディスク装置

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JPH11250409A
JPH11250409A JP4725398A JP4725398A JPH11250409A JP H11250409 A JPH11250409 A JP H11250409A JP 4725398 A JP4725398 A JP 4725398A JP 4725398 A JP4725398 A JP 4725398A JP H11250409 A JPH11250409 A JP H11250409A
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JP4725398A
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Inventor
Atsushi Aoki
篤 青木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度条件によるライト電流の調整が各ヘッド毎
に最適な状態となるように行え、且つライト時のフリン
ジの影響を抑止できるようにする。 【解決手段】FROM100の所定領域に、予め定めら
れた複数の温度条件について、ヘッド20-0,20-1毎
に決定された、エラーレートが基準値以下となり且つラ
イト時のフリンジの影響が抑止される最適ライト電流値
の情報を予め登録しておき、ライトコマンドの実行時に
は、ヘッド20-0,20-1の近傍に配置された温度セン
サ110により検知された温度をCPU70が読み取っ
て、目標トラックのヘッド番号と、読み取った温度に相
当する温度条件とでFROM100内の所定領域を検索
することで、そのヘッド番号及び温度条件に対応した最
適ライト電流値を取得し、当該最適ライト電流値のライ
ト電流でライト動作が行われるようにライト電流制御回
路36を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドにより記録
媒体に対するデータの記録再生が行われるディスク装置
を対象として、各ヘッド毎に、温度条件別の最適ライト
電流値の情報を設定登録するためのライト電流値設定方
法及びライト電流値の情報が登録されたディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドによりデータの記録再生(ライト
/リード)が行われるディスク装置の代表的なものとし
て磁気ディスク装置が知られている。磁気ディスク装置
において、ヘッド(磁気ヘッド)により記録媒体(磁気
ディスク)にデータを記録(ライト)するには、ライト
信号をライト電流に乗せてヘッドに供給すればよい。
【0003】ところが、ライト電流の値と、その値のラ
イト電流で書き込まれたデータを読み出した際のデータ
エラー率(読み取りエラー率)には相関関係があり、最
適なライト電流(最良のエラー率を与える最適なライト
電流)が存在する。また、上記の相関関係は、ヘッド近
傍の温度によっても変化する。つまり、最適な電流は、
温度依存性がある。
【0004】そこで従来は、例えば特開平2−3047
02号公報に記載されているように、ヘッドまたはその
周辺(以下、ヘッド部分と称する)の温度を感知する感
温手段としての感温形抵抗器をライト電流設定抵抗器に
並列に接続することで、その並列回路の抵抗値をヘッド
部分の温度変化に応じて変化させ、その抵抗変化に応じ
てヘッドに流れるライト電流を可変することで、当該ラ
イト電流に従って記録媒体に書き込まれたデータが、結
果的に磁気ディスク装置の温度変化の全領域にわたって
最良のエラー率の読み取りデータとなるようにする技術
が用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の技術にお
いては、ライト電流を調整した場合の、目標位置(ライ
ト位置)の近傍の領域のデータ(具体的には隣接するト
ラック上のデータ)への影響を何ら考慮していないた
め、特にライト電流値を上げた場合に、目標位置の近傍
の領域にデータが上書きされる(これをフリンジと呼
ぶ)虞があった。
【0006】また従来の技術においては、ヘッドの特性
(温度に対するライト特性)が各ヘッド毎に異なること
(ばらつくこと)を考慮せずに、磁気ディスク装置内の
各ヘッドのうちのいずれのヘッドに切り替えられた場合
でも、共通のライト電流調整を行っているため、あるヘ
ッドについて最適なライト電流が別のヘッドについて最
適なライト電流となるとは限らないという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、温度条件によるライト電流の調整を各ヘ
ッド毎に最適な状態となるように行うことができ、且つ
目標位置の近傍の領域にデータが上書きされないで済む
ライト電流値設定方法及びライト電流値の情報が登録さ
れたディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のライト電流値設
定方法は、ヘッドにより記録媒体に対するデータの記録
再生が行われるディスク装置を対象とするライト電流値
設定方法であって、予め定められた複数の温度条件につ
いて、各ヘッド毎に、予め定められた一定のライト電流
値の範囲内で、エラーレートが基準値以下となり且つ目
標位置の近傍の領域にデータが上書きされるフリンジの
影響が抑止される最適ライト電流値を決定し、上記各ヘ
ッド毎に決定した各温度条件別の最適ライト電流値の情
報を、ディスク装置におけるディスクライト時に利用可
能なように、当該ディスク装置に設けた不揮発性記憶手
段に登録することを特徴とする。
【0009】このようなライト電流値設定方法において
は、例えば対象となるディスク装置の製造段階でのテス
ト工程において、エラーレートが基準値以下となるだけ
でなく、フリンジの影響が抑止されるライト電流値が、
各ヘッド毎に且つ温度条件毎に求められて、そのライト
電流値の情報がディスク装置内の不揮発性記憶手段に登
録される。したがって、当該ディスク装置を使用して記
録媒体に対するライト動作を行う場合、当該ライト動作
に用いられるヘッド及び当該ヘッドの周辺の温度(ヘッ
ド部分の温度)に相当する温度条件に対応して不揮発性
記憶手段に登録されている最適ライト電流値の情報をも
とにライト電流を設定するならば、当該ヘッドのライト
特性が他のヘッドのライト特性と異なっていたとして
も、当該ライト電流でライトされたデータをリードした
際にリードエラーとなるのを防止する(即ちライト電流
を調整せずに例えば標準のライト電流値を固定的に用い
てライト動作を行うならばヘッドのライト特性の温度依
存性のためにリードエラーとなるのを防止する)と共
に、当該ライト電流でのライト時に目的位置以外のデー
タが更新されるのを防止することができる。
【0010】ここで、各ヘッド毎に、複数の温度条件の
各々について最適ライト電流値を決定するのに、複数の
温度条件を順次設定し、この温度条件を設定する都度、
当該温度条件のもとで、各ヘッド毎に、標準のライト電
流値でのエラーレートを検出し、基準値を超えるエラー
レートの場合には、ライト電流値を予め定められた一定
の範囲内で切り替えてエラーレートが基準値以下となり
且つ目標位置の近傍の領域にデータが上書きされるフリ
ンジの影響が抑止される最適ライト電流値を決定すると
よい。また、上記標準のライト電流値には、各ヘッドの
ライト特性が設計仕様範囲内に入っている状態ではエラ
ーレートが基準値以下となり、且つフリンジの影響がな
い値を用いるとよい。
【0011】このように、最適ライト電流値を決定する
のに標準のライト電流値でのエラーレートを検出する処
理から先に行うことで、各ヘッドのライト特性が設計仕
様範囲内の場合(通常は、この場合が殆どである)に
は、直ちに最適ライト電流値を決定できる。また、標準
のライト電流値でのエラーレートが基準値を超える場合
には、標準ライト電流値を基準として、ライト電流値を
一定の範囲内で切り替えることにより、効率的に最適ラ
イト電流値を決定できる。ここで、ライト電流値の一定
の範囲として、その範囲内では、一方の境界(例えば上
限側の境界)に近付くほどエラーレートがよくなる範囲
を設定するならば、ライト特性が設計仕様範囲外のヘッ
ドに対応する最適ライト電流値を速やかに決定できる。
【0012】また、標準のライト電流値でのエラーレー
トが基準値以下の場合には、当該標準のライト電流値で
フリンジの影響があるか否かを調べ、影響がある場合に
は、ライト電流を減少方向に切り替えながら、エラーレ
ートが基準値以下で且つフリンジの影響が抑止される最
適ライト電流値を決定するとよい。
【0013】また、各ヘッド毎に決定した各温度条件別
の最適ライト電流値の情報のうち、標準のライト電流値
を最適ライト電流値とするヘッド並びに温度条件の組に
ついての情報は、不揮発性記憶手段への登録対象外とす
るならば、最適ライト電流値の情報登録に必要な領域が
少なくて済む。この場合、磁気ディスク装置には、不揮
発性記憶手段に登録されていないヘッド並びに温度条件
についての最適ライト電流値として、標準のライト電流
値を用いる機能を持たせればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る磁気ディスク装置を備えたシステムの構成を磁気デ
ィスク装置の内部構成を中心に示すブロック図。
【0015】図1において、1は磁気ディスク装置、2
はテスト装置である。テスト装置2は、磁気ディスク装
置1のホスト装置として位置付けられ、当該ディスク装
置1のホストインタフェースを介して当該ディスク装置
1と接続された状態で、当該ディスク装置1の製造段階
でのテストを行う。
【0016】磁気ディスク装置1は、データが記録され
る記録媒体としてのディスク(磁気ディスク)10を備
えている。ここでは、単一枚のディスク10を備えた磁
気ディスク装置1を想定しているが、複数枚積層して設
けられたディスク10を備えた磁気ディスク装置であっ
ても構わない。
【0017】ディスク10の各データ面には同心円状の
多数のトラックが形成され、各トラックには、位置決め
制御等に用いられる(シリンダ番号を示すシリンダコー
ド、当該シリンダコードの示すシリンダ内の位置誤差を
波形の振幅で示すためのバーストデータを含む)サーボ
データが記録された複数のサーボエリアが等間隔で配置
されている。これらのサーボエリアは、ディスク10上
では中心から各トラックを渡って放射状に配置されてい
る。サーボエリア間はデータエリア(ユーザエリア)と
なっており、当該データエリアには複数のデータセクタ
が設定される。
【0018】ディスク10の各データ面側には、ディス
ク10へのデータ書き込み(データ記録)及びディスク
10からのデータ読み出し(データ再生)に用いられる
ヘッド(磁気ヘッド)20-0,20-1が設けられてい
る。ヘッド20-0,20-1は、(ボイスコイルモータに
より駆動される)キャリッジと称するヘッド移動機構の
移動によってディスク10の半径方向に移動し、目標位
置にシーク・位置決めされる。
【0019】各ヘッド20-0,20-1は例えばフレキシ
ブルプリント配線板(FPC)に実装されたヘッドアン
プ回路(ヘッドIC)30と接続されている。このヘッ
ドアンプ回路30は、ヘッド20-0,20-1との間のリ
ード/ライト信号の入出力等を司るもので、後述するC
PU70からの指示に従ってヘッド切り替えを行うヘッ
ド切り替え回路31、(当該切り替え回路31によって
切り替えられた)ヘッド20-i(iは0または1)によ
り再生される信号を増幅するリードアンプ32、及び当
該リードアンプ32の出力信号を差動型に変換してリー
ドデータ信号として出力するリードバッファアンプ(差
動アンプ)33を有している。ヘッドアンプ回路30は
また、ライトデータ信号を増幅するライトプリドライバ
34、当該ライトプリドライバ34からのライトデータ
信号をライト電流に乗せてヘッド20-iに出力するライ
トドライバ35、このライトドライバ35にライト電流
を供給制御するライト電流制御回路36、及びCPU7
0との間でデータの授受を行うシリアルインタフェース
37を有している。
【0020】ヘッドアンプ回路30は、リード/ライト
回路(リード/ライトIC)40と接続されている。リ
ード/ライト回路40は、ヘッドアンプ回路30により
増幅されたヘッド20-iからのリードデータ信号を入力
し、データ再生動作に必要な信号処理を行うデコード機
能(リードチャネル)と、ディスク10へのデータ記録
に必要な信号処理を行うエンコード機能(ライトチャネ
ル)と、ヘッド位置決め制御等のサーボ処理に必要なサ
ーボデータ(中のバーストデータ)を抽出する処理を行
う信号処理機能とを有する。
【0021】リード/ライト回路40は、HDC50、
サーボ処理回路60、及びCPU70と接続されてい
る。HDC50は、ホスト装置(ここでは、テスト装置
2)とのインタフェースをなしており、当該ホスト装置
との間のコマンド、データの通信を制御すると共に、リ
ード/ライト回路40を介してディスク10との間のデ
ータの通信を制御する。
【0022】サーボ処理回路60は例えばゲートアレイ
により構成され、リード/ライト回路40で再生された
データを受けてサーボ処理に必要な信号処理を実行す
る。即ちサーボ処理回路60は、リード/ライト回路4
0で再生されたデータからサーボエリアの期間だけ有効
となるサーボゲート等の各種タイミング信号を生成する
タイミング生成機能、サーボエリアに記録されているサ
ーボデータ中のシリンダコードを抽出・復号するデコー
ド機能を有する。
【0023】CPU70は、ROM80に格納されてい
る制御プログラムに従って磁気ディスク装置1内の各部
を制御する主制御装置をなす。即ちCPU70は、サー
ボ処理回路60により抽出されたサーボデータ中のシリ
ンダコード及びリード/ライト回路40により抽出され
たサーボデータ中のバーストデータに従ってヘッド20
-iを目標位置に移動させるためのシーク・位置決め制
御、HDC50を制御することによるリード/ライトデ
ータの転送制御など周知の制御処理を行う。この他にC
PU70は、磁気ディスク装置製造段階でのテスト装置
2による最適ライト電流値設定処理において、当該テス
ト装置2から指定された、各ヘッド20-0,20-1(に
対応するヘッド番号)毎の温度別最適ライト電流値をF
ROM100に登録する処理と、通常のライト動作にお
いて、目標トラックが位置するディスク面を示すヘッド
番号、更には必要があれば、ヘッド20-iの周辺の温度
(ヘッド部分の温度)Tc に応じてライト電流を制御す
る処理を行う。この温度TCは、温度センサ110によ
り検知される。温度センサ110は、ヘッド20-iの近
傍に設けられるもので、本実施形態ではリード/ライト
回路40、HDC50、CPU70等が実装されたプリ
ント回路基板(PCB)上に配置されている。
【0024】CPU70には、磁気ディスク装置1内の
各部を制御するための制御用プログラム等が格納されて
いるROM(Read Only Memory)80と、CPU70の
ワーク領域等を提供するRAM(Random Access Memor
y)90と、磁気ディスク装置1の制御用のパラメータ
の保存などに用いられる書き換え可能な不揮発性メモリ
としてのFROM(フラッシュROM)100とが接続
されている。
【0025】FROM100の所定領域には、各ヘッド
20-0,20-1により対応するディスク10のデータ面
に標準のライト電流値Is のライト電流(ライト電流I
s )でライトすると、そのライト電流で書き込まれたデ
ータを読み出した際のデータエラーレートが基準値を超
えるような温度Tについて、テスト装置2による最適ラ
イト電流値設定処理で取得された最適ライト電流値I
(エラーレートが基準値以下となるライト電流値I)
が、当該データ面のヘッド番号H及び温度Tと組となっ
て、最適ライト電流値情報として登録される。ここで、
標準のライト電流値Is には、ヘッド20-0,20-1の
ライト特性が設計仕様範囲内に入っている状態ではエラ
ーレートが基準値以下となり、且つフリンジの影響がな
い値を用いる。
【0026】次に、本実施形態の動作を、磁気ディスク
装置製造段階でのテスト装置2による最適ライト電流値
設定処理を例に、図2及び図3のフローチャートを参照
して説明する。
【0027】まず、図1の磁気ディスク装置1の製造段
階で当該ディスク装置1のテストを行う場合、当該ディ
スク装置1内のHDC50が有するホストインタフェー
スを介してテスト装置2が(当該ディスク装置1のホス
ト装置として)接続される。
【0028】この状態でテスト装置2は、図2及び図3
のフローチャートに従って、以下に述べる手順で最適ラ
イト電流値設定処理を実行する。まずテスト装置2は、
磁気ディスク装置1の温度環境、つまり磁気ディスク装
置1の温度Tを予め定められた初期値(初期温度)Tin
t に設定する(ステップ201)。次にテスト装置2
は、磁気ディスク装置1内の最小ヘッド番号Hminのデ
ィスク面(例えば、ヘッド20-0側のディスク面で、H
min =0)を対象とするライト/リードテストを行うた
めに、ヘッド番号HをHmin に設定する(ステップ20
2)。なお、この時点では、ディスク10の各ディスク
面上のきず等に起因するディフェクトは全て洗い出され
ており、該当するセクタ(またはトラック)は、同じデ
ィスク面上の代替セクタ(または代替トラック)に代替
処理されているものとする。
【0029】次にテスト装置2は、磁気ディスク装置1
に対して、ライト電流Iを標準の電流値Is に設定する
ように指示するコマンド(ライト電流値設定コマンド)
を発行する(ステップ203)。この電流値Is は、磁
気ディスク装置1における予め定められたライト電流調
整可能範囲をImin 〜Imax とすると、Imin <Is<
Imax を満足する値である。ここでは、Imin =20m
A,Is =25mA,Imax =32.5mAである。ま
た、ライト電流調整可能範囲Imin 〜Imax では、同一
温度条件のもとにおけるヘッド20-iによるライト特性
(読み取りエラーのみを考慮したライト特性)は、ライ
ト電流Iを増加するほどよくなる傾向にあるようになっ
ている。
【0030】磁気ディスク装置1内のCPU70は、テ
スト装置2からのライト電流値設定コマンドをHDC5
0を介して受け取ると、ヘッドアンプ回路30内のライ
ト電流制御回路36が指定の電流値(ここでは標準のラ
イト電流値Is )でのライト電流Iの供給制御を行うよ
うに、シリアルインタフェース37を介して指示する。
【0031】次にテスト装置2は、ヘッド番号Hで指定
される磁気ディスク装置1内のディスク10のディスク
面を対象とする、つまりヘッドHを対象とするライト/
リードテストを次のように実行する(ステップ20
4)。
【0032】まずテスト装置2は、磁気ディスク装置1
に対して、(現在設定されている)ヘッド番号Hで指定
される磁気ディスク装置1内のディスク10のディスク
面の全セクタに同一のテストデータをライトすることを
指示するライトコマンドを発行する。すると磁気ディス
ク装置1では、CPU70によってヘッドアンプ回路3
0内のシリアルインタフェースを介してヘッド切り替え
回路31が制御され、指定されたディスク10のディス
ク面側のヘッド20-i(例えばヘッド20-0)に切り替
えられる。そして、この状態で当該ディスク面の全セク
タにテスト装置2からのテストデータを、(現在設定さ
れている)ライト電流Iでヘッド20-iによってライト
する動作が行われる。
【0033】続いてテスト装置2は、磁気ディスク装置
1に対して、現在のヘッド番号Hで指定される磁気ディ
スク装置1内のディスク10のディスク面の全セクタか
らデータをリードすることを指示するリードコマンドを
発行する。これにより磁気ディスク装置1では、ディス
ク10の該当するディスク面の全セクタからデータをリ
ードする動作、即ち先にライト電流Iでライトしたデー
タをリードする動作が行われ、そのリードデータはHD
C50の制御によりテスト装置2に転送される。
【0034】テスト装置2は、磁気ディスク装置1から
の各セクタ毎のリードデータをテストデータと比較し
て、一致しているか否かにより、そのセクタでエラーが
発生したか否かをチェックする。
【0035】以上が、ヘッドHを対象とするライト/リ
ードテストである。テスト装置2は、このライト/リー
ドテストの結果からエラーレート(読み取りエラー率)
を求め、当該エラーレートが予め定められた基準値を超
えているか否か、例えば0を超えているか否か、つまり
1セクタでも読み取りエラーがあったか否かをチェック
する(ステップ205)。なお、この例のようにエラー
レートの基準値を0とした場合には、1セクタでも読み
取りエラーがあったことを検出した段階で、上記のライ
ト/リードテストを終了すると無駄がない。
【0036】テスト装置2は、ライト電流I(ここでは
I=Is )でのライト動作を含むライト/リードテスト
で求めたエラーレートが基準値を超えている場合(ここ
では、読み取りエラーセクタが1つでもあった場合)に
は、磁気ディスク装置1に対して、ライト電流Iを現在
の設定値IよりΔI(例えば2.5mA)だけ増加する
ように指示する(ステップ206)。
【0037】このときテスト装置2は、ΔI増加後のラ
イト電流Iの値が、ライト電流調整可能範囲(Imin 〜
Imax )の上限Imax を超えているか否かをチェックし
(ステップ207)、超えているならば、現在設定され
ているヘッド番号Hの示すディスク面側のヘッド20-i
は、ライト電流Iによる調整ではエラーレートを改善で
きない状態にあるために使用不可であり、したがって当
該ヘッド20-iを含むヘッドアセンブリ全体が不良であ
るとして、一連の最適ライト電流値設定処理をエラー終
了する。これに対し、ΔI増加後のライト電流Iの値が
Imax を超えていないならば、テスト装置2はステップ
204に戻って、上記ΔI増加後のライト電流Iのもと
で、前回と同一のディスク面(即ち現在のヘッド番号H
で指定される磁気ディスク装置1内のディスク10のデ
ィスク面)を対象とするライト/リードテストを行う。
【0038】なお、以上の説明では、ΔI増加を指示す
るコマンドの発行の後に、ΔI増加後のライト電流Iの
値がImax を超えているか否かをチェックするものとし
ているが、ライト電流IをΔIだけ増加するとImax を
超えるか否かを予めチェックし、超えないことを確認し
た後にΔI増加を指示するコマンドを発行するならば、
無駄なコマンド発行を抑えることができる。
【0039】さてテスト装置2は、ステップ204での
ライト/リードテストの結果、エラーレートが基準値を
超えているならば(1セクタでも読み取りエラーがあっ
たならば)、再びステップ206に進む。これに対し、
エラーレートが基準値以下であるならば(読み取りエラ
ーとなったセクタがなかったならば)、テスト装置2
は、現在のライト電流Iでのデータライトにより目標位
置の近傍の領域(具体的には隣接トラック)に同じデー
タが上書きされるフリンジの影響があるか否かをチェッ
クする処理を、例えばトラック単位で次のように行う
(ステップ208,209)。
【0040】まずテスト装置2は、磁気ディスク装置1
に対し、(現在のヘッド番号Hで指定されるディスク1
0のディスク面上の)目標トラックに隣接するトラッ
ク、つまり目標トラックの前後のトラックの各セクタに
第1のテストデータをライトすることを指示するコマン
ドを発行する。これにより磁気ディスク装置1では、目
標トラックの前後のトラックに第1のテストデータを
(現在設定されているライト電流Iで)ライトする動作
が行われる。次にテスト装置2は、磁気ディスク装置1
に対し、目標トラックの各セクタに(第1のテストデー
タとは異なる)第2のテストデータをライトすることを
指示するコマンドを発行する。これにより磁気ディスク
装置1では、目標トラックに第2のテストデータを現在
設定されているライト電流Iでライトする動作が行われ
る。
【0041】次にテスト装置2は、磁気ディスク装置1
に対して目標トラックの前後のトラックの各セクタのデ
ータをリードすることを指示するコマンドを発行し、当
該磁気ディスク装置1から転送されるリードデータが第
1のテストデータから変化しているか否かで、フリンジ
の影響があるか否かを判定する。ここでは、1セクタで
も第1のテストデータから変化している場合には、フリ
ンジの影響があると判定する。
【0042】テスト装置2は、フリンジの影響がないと
判定した場合には(ステップ209)、その際のヘッド
番号H、温度T及びライト電流I(の値)の組からなる
最適ライト電流値情報を磁気ディスク装置1内のFRO
M100の所定領域に登録することを指示するコマンド
を発行して、当該最適ライト電流値情報をFROM10
0に登録させる(ステップ210)。
【0043】次にテスト装置2は、磁気ディスク装置1
の全ヘッドについて処理を終了したか否かをチェックす
る(ステップ211)。もし、全ヘッドについて処理を
終了していないならば、テスト装置2はヘッド番号Hを
1インクリメントした後(ステップ212)、この新た
なヘッド番号Hで指定される磁気ディスク装置1内のデ
ィスク10のディスク面を対象として、現在と同一温度
Tのもとで上記ステップ203以降の処理を繰り返す。
これに対し、全ヘッドについて処理を終了したならば、
テスト装置2は予め定められた全温度について処理を終
了したか否かをチェックする(ステップ213)。も
し、全温度について処理を終了していないならば、テス
ト装置2は磁気ディスク装置1の温度環境を次の温度に
変更設定し(ステップ214)、当該変更後の温度のも
とで上記ステップ202降の処理を繰り返す。これに対
し、全温度について処理を終了したならば、テスト装置
2は全温度についての一連の最適ライト電流値設定処理
を正常終了する。
【0044】一方、テスト装置2は、上記ステップ20
9のチェックでフリンジの影響があると判定した場合に
は、現在のライト電流Iの値が標準のライト電流値Is
を超えているか否かをチェックする(ステップ30
1)。
【0045】もし、ライト電流Iの値が標準ライト電流
値Is を超えているならば、つまりステップ204での
ライト/リードテストでエラーレートが基準値を超えた
ために、少なくとも1回はステップ206でライト電流
Iの値が増加されている場合には、テスト装置2はエラ
ーレートを基準値以下に抑えらながら、ライト電流Iを
減少することによりフリンジの影響を排除することは不
可能であると判断する。この場合、テスト装置2は、現
在のヘッド番号Hの示すディスク面側のヘッド20-iは
使用不可であり、当該ヘッド20-iを含むヘッドアセン
ブリ全体が不良であるとして、一連の最適ライト電流値
設定処理をエラー終了する。
【0046】これに対し、ライト電流Iの値が標準ライ
ト電流値Is 以下であるならば、つまり1度もステップ
206でのライト電流値増加処理がなされていないなら
ば、テスト装置2はライト電流Iの値を減少することで
フリンジの影響をなくしながら、エラーレートも基準値
以下に抑えられる可能性があるものと判断する。この場
合、テスト装置2は、磁気ディスク装置1に対して、ラ
イト電流Iを現在の設定値IよりΔIだけ減少するよう
に指示する(ステップ302)。
【0047】このときテスト装置2は、ΔI減少後のラ
イト電流Iの値がライト電流調整可能範囲(Imin 〜I
max )の下限Imin を下回っているか否かをチェックす
る(ステップ303)。もし、ΔI減少後のライト電流
Iの値がImin を下回っていないならば、当該ΔI減少
後のライト電流Iのもとで、ステップ204と同様のラ
イト/リードテスト、即ち現在のヘッド番号Hで指定さ
れる磁気ディスク装置1内のディスク10のディスク面
を対象とするライト/リードテストを行う(ステップ3
04)。これに対し、ΔI減少後のライト電流Iの値が
Imin を下回っているならば、テスト装置2は、ライト
電流Iを減少することによりフリンジの影響を排除する
ことは不可能であると判断し、一連の最適ライト電流値
設定処理をエラー終了する。
【0048】さてテスト装置2は、上記ΔI減少後のラ
イト電流Iのもとで、現在のヘッド番号Hで指定される
磁気ディスク装置1内のディスク10のディスク面を対
象とするライト/リードテストを行うと(ステップ30
4)、当該ライト/リードテストの結果、エラーレート
が基準値を超えているか否かをチェックする(ステップ
305)。もし、エラーレートが基準値を超えているな
らば、テスト装置2はエラーレートを基準値以下に抑え
らながら、ライト電流Iを減少することによりフリンジ
の影響を排除することは不可能であると判断し、一連の
最適ライト電流値設定処理をエラー終了する。これに対
し、エラーレートが基準値以下であるならば、テスト装
置2はステップ208に戻り、上記ΔI減少後のライト
電流Iでのデータライトにより目標位置の近傍の領域
(隣接トラック)に同じデータが上書きされるフリンジ
の影響があるか否かをチェックする処理を行う。
【0049】次に、本実施形態の動作を、磁気ディスク
装置1の出荷後におけるライト時の動作を例に、図4の
フローチャートを参照して説明する。まず、図1の磁気
ディスク装置1には、当該磁気ディスク装置1内のHD
C50が有するホストインタフェースを介して図示せぬ
ホスト装置が接続される。今、このホスト装置から図1
の磁気ディスク装置1に対してライトコマンドが発行さ
れたものとする。
【0050】CPU70は、ホスト装置からのライトコ
マンドをHDC50を介して受け取ると、温度センサ1
10によって検知されているヘッド20-0,20-1の周
辺の現在の温度Tc を読み取る(ステップ401)。
【0051】次にCPU70は、FROM100の所定
領域を検索し、目標トラックが存在するディスク10の
ディスク面を示すヘッド番号Hc に一致するヘッド番号
Hを含む全ての最適ライト電流値情報の中から、現在の
温度TC 以下で当該TC に最も近い温度Tの情報を持つ
最適ライト電流値情報を選択し、その選択した最適ライ
ト電流値情報に含まれているライト電流Iの値、つまり
当該ヘッド番号H(=Hc )並びに温度Tと同一組をな
すライト電流Iの値を取り出す(ステップ402)。こ
のライト電流Iの値は、当該ライト電流Iでライトされ
たデータを読み取った場合のエラーレートが規定値以下
となり、且つフリンジの影響がないことを保証するもの
である。
【0052】CPU70は、ステップ402でFROM
100から取出したライト電流Iの値が、現在ヘッドア
ンプ回路30内のライト電流制御回路36により設定さ
れているライト電流の値と同じであるか否かをチェック
し(ステップ403)、同じでないならば、当該ライト
電流Iでデータライトが行われるように、ヘッドアンプ
回路30内のライト電流制御回路36を制御し、即ちラ
イト電流の設定値をIに変更し(ステップ404)、し
かる後にディスク10上の目標位置にホスト装置からの
データをライトさせる(ステップ405)。なお、処理
効率は悪くなるものの、ステップ403のチェックを行
わずに、ライト電流の値をFROM100から取出した
電流値(I)に無条件で(つまり現在の設定値とは無関
係に)設定するようにしても構わない。
【0053】以上に述べた実施形態では、各ヘッドにつ
いて、温度条件別に最適ライト電流値の情報(H,T,
Iの組)を全てFROM100に登録するものとして説
明したが、これに限るものではない。例えば、最適ライ
ト電流値が標準ライト電流値Is の最適ライト電流値情
報については、FROM100内で最適ライト電流値情
報の占めるエリアを極力少なくするために、当該FRO
M100への登録対象外としても構わない。但し、この
場合には、磁気ディスク装置1内に次の機能、即ち目標
トラックへのライト時に、その際のヘッド部分の温度T
c から当該温度Tc に相当する温度条件Tを求め、その
温度条件Tと目標トラックのヘッド番号HC でFROM
100を検索し、そのHc ,Tを含む最適ライト電流値
情報がなかったならば、最適ライト電流値が標準ライト
電流値Is であると判断する機能を持たせる必要があ
る。
【0054】また、以上に述べた実施形態では、磁気デ
ィスク装置について説明したが、本発明は、ヘッドによ
り記録媒体に対するデータの記録再生が行われるディス
ク装置であれば、光磁気ディスク装置、フロッピーディ
スク装置など、磁気ディスク装置以外のディスク装置に
も適用可能である。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、予
め定められた複数の温度条件について、各ヘッド毎に、
一定のライト電流値の範囲内で、エラーレートが基準値
以下となり且つライト時のフリンジの影響が抑止される
最適ライト電流値を決定し、この各ヘッド毎に決定した
各温度条件別の最適ライト電流値の情報を、ディスク装
置に設けた不揮発性記憶手段に予め登録しておくように
したので、ディスクライト時に、目標トラックのヘッド
番号とその際のヘッド部分の温度をもとに不揮発性記憶
手段を検索して、対応する最適ライト電流値を取出して
当該電流値のライト電流でライト動作を行うことで、使
用するヘッドと温度条件に最適なライト電流値でのライ
ト動作が実現でき、フリンジの影響の虞もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置を
備えたシステムの構成を磁気ディスク装置の内部構成を
中心に示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるテスト装置2による最適ラ
イト電流値設定処理を説明するためのフローチャートの
一部を示す図。
【図3】同実施形態におけるテスト装置2による最適ラ
イト電流値設定処理を説明するためのフローチャートの
残りを示す図。
【図4】同実施形態における磁気ディスク装置1でのラ
イト時の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…磁気ディスク装置 2…テスト装置 10…ディスク(記録媒体) 20-0,20-1…ヘッド 30…ヘッドアンプ回路 35…ライトドライバ 36…ライト電流制御回路 70…CPU(制御手段) 100…FROM(不揮発性記憶手段) 110…温度センサ(温度検知手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
    記録再生が行われるディスク装置を対象とするライト電
    流値設定方法であって、 予め定められた複数の温度条件について、各ヘッド毎
    に、予め定められた一定のライト電流値の範囲内で、エ
    ラーレートが基準値以下となり且つ目標位置の近傍の領
    域にデータが上書きされるフリンジの影響が抑止される
    最適ライト電流値を決定し、 前記各ヘッド毎に決定した各温度条件別の最適ライト電
    流値の情報を、前記ディスク装置におけるディスクライ
    ト時に利用可能なように、当該ディスク装置に設けた不
    揮発性記憶手段に登録することを特徴とするライト電流
    値設定方法。
  2. 【請求項2】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
    記録再生が行われるディスク装置を対象とするライト電
    流値設定方法であって、 予め定められた複数の温度条件を順次設定し、 前記温度条件を設定する都度、当該温度条件のもとで、
    各ヘッド毎に、標準のライト電流値でのエラーレートを
    検出し、基準値を超えるエラーレートの場合には、ライ
    ト電流値を予め定められた一定の範囲内で切り替えてエ
    ラーレートが基準値以下となり且つ目標位置の近傍の領
    域にデータが上書きされるフリンジの影響が抑止される
    最適ライト電流値を決定し、 前記各ヘッド毎に決定した各温度条件別の最適ライト電
    流値の情報を、前記ディスク装置におけるディスクライ
    ト時に利用可能なように、当該ディスク装置に設けた不
    揮発性記憶手段に登録することを特徴とするライト電流
    値設定方法。
  3. 【請求項3】 標準のライト電流値でのエラーレートが
    基準値以下の場合には、当該標準のライト電流値で前記
    フリンジの影響があるか否かを調べ、前記フリンジの影
    響がある場合には、ライト電流を減少方向に切り替えな
    がら、エラーレートが基準値以下で且つ前記フリンジの
    影響が抑止される最適ライト電流値を決定することを特
    徴とする請求項2記載のライト電流値設定方法。
  4. 【請求項4】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
    記録再生が行われるディスク装置において、 予め定められた複数の温度条件について、各ヘッド毎に
    決定された、エラーレートが基準値以下となり且つ目標
    位置の近傍の領域にデータが上書きされるフリンジの影
    響が抑止される最適ライト電流値の情報が登録された不
    揮発性記憶手段と、 前記ヘッドの周辺の温度を検知する温度検知手段と、 前記記録媒体に対するライト動作に際して前記不揮発性
    記憶手段内を参照して、当該ライト動作に用いられるヘ
    ッド及び温度検知手段により検知された温度に相当する
    温度条件に対応して当該不揮発性記憶手段に登録されて
    いる最適ライト電流値の情報をもとにライト電流を切り
    替え設定してライト動作を行わせる制御手段とを具備す
    ることを特徴とするディスク装置。
JP4725398A 1998-02-27 1998-02-27 ライト電流値設定方法及びライト電流値の情報が登録されたディスク装置 Pending JPH11250409A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100585162B1 (ko) 2004-10-22 2006-05-30 삼성전자주식회사 온도에 따른 적응적 라이트 파라미터 결정 방법 및 이를 이용한 디스크 드라이브
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US8385015B2 (en) 2009-08-14 2013-02-26 Seagate Technology Llc Method of operating pre-amplifier, pre-amplifier, and apparatuses including the same

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