JPH11249982A - 情報配信システム及び方法 - Google Patents

情報配信システム及び方法

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JPH11249982A
JPH11249982A JP6471998A JP6471998A JPH11249982A JP H11249982 A JPH11249982 A JP H11249982A JP 6471998 A JP6471998 A JP 6471998A JP 6471998 A JP6471998 A JP 6471998A JP H11249982 A JPH11249982 A JP H11249982A
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JP
Japan
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network document
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Application number
JP6471998A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sugiura
淳 杉浦
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク上に存在する日々更新される文書
から必要な情報のみを効率よく少ない手間で閲覧可能と
する情報配信方法及びシステムの提供。 【解決手段】ユーザがネットワーク上に存在する文書の
特定箇所を指定した場合、その文書の内容が変更されて
も、ユーザの指定箇所に対応する箇所を最新の文書から
抽出する手段を備え、抽出した箇所のみをユーザに配信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報配信システム
に関し、特にネットワークを利用した情報配信システム
及び方法に関する。より詳細には、ネットワークを利用
したサービスおよび情報配信システムにおいて、WWW
(World Wide Web)ページのようにネットワーク経由で
アクセス可能な文書(以下「ネットワーク文書」という)
を情報ソース(情報源)とし、それらの文書中でユーザ
が必要とする箇所のみを配信可能とした情報配信サービ
スの方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを利用した情報配信サービ
スとしては、情報提供者が情報を電子メールで配信する
電子メール配信サービス(日経BP社:http://bizmail.ni
kkeibp.co.jp/など)、予め設定されたタイミングで情報
提供者が保有する情報を自動的に取得し、ユーザに提示
するSemi-Push(セミプッシュ)型情報配信サービス(Po
intCast Network社:http://www.pointcast.com/な
ど)、また、IP Multi-Cast(IPマルチキャスト)を
利用したReal-Push(リアルプッシュ)型情報配信サー
ビスなどがある。
【0003】これらの情報配信サービスは、ユーザが情
報ソースに自らアクセスせずとも自動的に情報を取得で
きることを特徴としている。ただし、配信する情報のソ
ースとしては、特定の情報提供者が提供する情報のみが
利用可能である。
【0004】また、Microsoft社のActive Desktop(ア
クティブデスクトップ)(http://www.microsoft.com/ie
/ie40/features/actdesk.htm)では、ユーザに予め設定
されたタイミングで最新のWebページをダウンロード
し、そのままユーザに提示する。このため、ユーザはW
ebアクセスのための特別な操作をしなくても、Web
サイト上の情報を取得可能である。これらのツールでの
情報取得形態は、前述のSemi-Push型情報配信サービス
に類似している。ただし、情報ソースがとして利用可能
なものは、特定の情報提供者によるものだけではなく、
WWW上に存在する全てのWebページが対象となる。
【0005】さらに、Crayon(http://crayon.net/)、東
芝FreshEye(http://www.toshiba.co.jp/tech/software/
fresheye/)などは、Webページの一部を切り出してユ
ーザに提示する情報サービスである。具体的には、ユー
ザは、サービス側が用意したWebページのURL(Uni
form Resource Locator)のリストから所望のものを指
定さえすれば、システムがそのURLに対応する最新の
Webページ中からニュースの記事インデックスを自動
的に切り出しユーザに提示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電子
メール配信サービス、Semi-Push型情報配信サービス、R
eal-Push型情報配信サービスにおいては、情報提供者が
提供可能な情報のみが配信されるため、情報ソースが限
定される、という問題があった。
【0007】これに対し、Active Desktopでは、We
b上に存在するの全てのWebページを情報ソースと
し、これらの情報をSemi-Push型情報方式と同等の形式
で配信することが可能である。しかしながら、これらの
ツールでは、Webページをそのままユーザに提示する
だけである。Webページ中には、ユーザが必要とする
ニュース記事などだけでなく、その他の不要な情報が含
まれることから、情報閲覧効率が悪いという問題があっ
た。
【0008】CrayonおよびFreshEyeでは、最新のWeb
ページ中からニュース記事のインデックスのみを抽出し
てユーザに提示するが、そのために、Webページごと
の記事抽出ルールをサービスサイト側で用意する必要が
ある。すなわち、記事抽出可能なWebページとWeb
ページ中で抽出可能な箇所は、サービスサイト側で抽出
ルールを用意されたものだけに限定され、ユーザは任意
のWebページの任意の箇所を自由に選択することがで
きないという問題があった。
【0009】また、Webページを情報ソースとした場
合には、次のような問題があった。すなわち、従来の情
報配信サービスでは、配信する全ての記事の見出しのリ
ストと、それらの見出しに対応する記事本文を配信する
のが一般的である。これは、ユーザが見出しリストのみ
を見て読むべき記事かどうかを判断可能とすることによ
り、情報閲覧の効率を向上させることを目的としてい
る。しかしながら、Active DesktopやCrayonなど、W
WWページを情報ソースとして利用した場合は、Web
ページの全体もしくは一部をそのままユーザに配信する
ことになるため、上記のような見出しリストを利用した
記事の配信は行なえず、ユーザの情報閲覧効率が悪いと
いう問題があった。
【0010】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、Web文書のよ
うに、ネットワーク上に存在し、ネットワーク経由でア
クセス可能なネットワーク文書全体を情報ソースとして
利用可能とすると共に、ネットワーク文書中で必要な箇
所をユーザが任意に指定可能であり、かつ、ユーザに指
定された箇所に対応するデータのみを最新のネットワー
ク文書から自動的に抽出して配信する情報配信システム
及び方法を提供することにある。
【0011】加えて、本発明は、ネットワーク文書から
抽出したデータにおいて記事見出しを特定することによ
り、見出しリストを生成し配信する情報配信システム及
び方法を提供することもその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ユーザがネットワーク文書中で必要とす
る箇所を指定した場合に、該ネットワーク文書の内容が
文書管理者により更新されても、ユーザの指定箇所に対
応する箇所を最新のネットワーク文書から抽出し前記ユ
ーザに自動的に配信するものである。
【0013】また、本発明は、抽出データ中に含まれる
記事見出しと記事本文の組を特定し、該記事見出しのリ
ストと該記事見出しに対応する本文をセットにして配信
するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の情報配信システムは、その好ましい実施
の形態において、ユーザがネットワーク文書中で自分が
必要とするデータの開始箇所と終了箇所を指定すること
を可能とするユーザインタフェース手(図2の201)
と、ユーザが指定した箇所に対応する箇所を最新のネッ
トワーク文書から抽出するデータ抽出手段(図2の20
2)と、抽出されたデータをユーザに配信するデータ配
信手段(図2の204)と、配信されたデータを表示す
るためのブラウザ(図2の205)と、を含む。
【0015】本発明は情報配信システムは、データ抽出
手段(図2の202)で抽出されたデータにおいて、記
事見出しを特定して記事見出しリストを作成するデータ
整形手段(図2の203)を備えた構成としてもよい。
【0016】本発明の実施の形態によれば、最初にユー
ザはネットワーク文書中で必要とする箇所の始点と終点
を指定しておけば、以後はシステムがその指定箇所に対
応する箇所を最新のネットワーク文書から抽出し、抽出
したデータをユーザに自動的に配信する。また、必要に
応じて、データ整形手段により、抽出データを基に記事
見出しのリストを作成し、効率よく閲覧可能なフォーマ
ットに整形して配信する。したがって、ネットワーク経
由でアクセス可能な全ての文書を情報配信のための情報
ソースとして利用可能であり、特定の情報提供者が提供
する情報のみに情報ソースが限定されることはない。
【0017】また、ユーザがネットワーク文書中で不要
な情報は配信されず、かつ記事見出し作成処理により配
信された情報の中で特に必要とするものを効率よく選択
できるため、情報閲覧のための作業コストを大幅に軽減
することが可能である。なお、ユーザインタフェース手
段、データ抽出手段、データ配信手段、データ整形手
段、ブラウザはいずれもクライアント又はサーバコンピ
ュータ上で実行されるプログラム制御によりその機能が
実現される。
【0018】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例のシステム構成
の概略を示す図である。図1を参照すると、本発明の一
実施例は、配信された情報を受信し表示するクライアン
トシステム100、情報を配信するサーバシステム11
0、および、クライアント100とサーバ110間を結
ぶネットワーク109とから構成される。
【0020】クライアントシステム100は、データを
表示するためのディスプレイ101、マウスおよびキー
ボードといった入力装置102、データ保持のための記
憶装置103、これら表示装置、入力装置及び記憶装置
を制御して処理を実行するコンピュータ104を備えて
構成される。
【0021】また、サーバシステム110も、クライア
ントシステム100と同様に、ディスプレイ105、入
力装置106、記憶装置107、コンピュータ108を
備えて構成される。ただし、サーバシステム110上で
は、ユーザの入力操作は一切行われないため、ディスプ
レイ105および入力装置106は、必要に応じて、設
置するようにしてもよい。
【0022】図2は、本発明の一実施例のシステム構成
を示すブロック図である。図2を参照すると、ユーザが
ネットワーク文書中の特定箇所を指定するためのデータ
指定インタフェース201と、情報配信サーバコンピュ
ータは、ユーザが指定したデータを最新のネットワーク
文書から抽出するデータ抽出部202と、抽出されたデ
ータを基に記事見出しリストを作成するデータ整形部2
03と、データをユーザに配信するデータ配信部204
と、配信されたデータを表示するための配信情報ブラウ
ザ205とを備えている。
【0023】図2に示すように、データ指定インタフェ
ース201および配信情報ブラウザ205をクライアン
トコンピュータ側に配置し、データ抽出部202、デー
タ整形部203およびデータ配信部204をサーバコン
ピュータ側に配置するのが最も一般的である。
【0024】なお、データ整形部203は、サーバコン
ピュータ側ではなくクライアントコンピュータ側に配置
するように構成してもよい。
【0025】そして、このデータ整形部203は、不要
な場合には、必ずしもシステムに組み込む必要はない。
すなわち、例えば、データ抽出部202で抽出されたデ
ータを、配信情報ブラウザ205でそのまま表示可能な
場合には、データ整形部203なしで、システムを構成
してもよい。
【0026】またクライアントコンピュータとサーバコ
ンピュータが同一のものであってもよい。この場合、サ
ーバコンピュータからクライアントコンピュータへデー
タを配信するデータ配信部203は不要となる。
【0027】情報ソースとして利用可能なネットワーク
文書のタイプとしては、HTML(Hyper Text Markup
Language)文書やXML(eXtensible Markup Langua
ge)文書に代表されるSGML(Standard Generalized
Markup Language)文書、タグによるマークアップが
ないテキスト文書など様々な文書タイプがあるが、本実
施例では、まずHTML文書を対象とした場合の各構成
手段での動作について説明し、つづいてテキスト文書を
対象とした場合について説明する。
【0028】ネットワーク文書中の特定箇所を指定する
ためのデータ指定インタフェース201としては、ユー
ザが必要とするデータを含むネットワーク文書のURL
(Uniform Resource Locator)、および、該ネットワー
ク文書中の特定データの始点および終点を指定できるも
のであればよい。
【0029】対象とするネットワーク文書がHTML文
書である場合、表示中のデータの選択機能を有するWe
bブラウザをこのインタフェースとして利用することが
できる。
【0030】この場合、図5に示すように、Webブラ
ウザ上でデータを選択(図5において反転表示が選択箇
所を示す)することにより、ユーザは自分が必要とする
箇所を指定する。
【0031】データ指定インタフェース201は、ネッ
トワーク文書のURL、及びその文書中でのユーザの指
定箇所の始点と終点をデータ抽出部202へ送る。
【0032】データ抽出部202では、ネットワーク文
書の内容がネットワーク文書サーバで変更された場合で
も、ユーザの指定箇所に対応する箇所を最新のネットワ
ーク文書から抽出する。
【0033】図3は、本発明の一実施例におけるデータ
抽出部202の構成を示す図である。図3を参照する
と、まず、マッチングパターン生成部301では、デー
タ指定インタフェース201からネットワーク文書のU
RLおよびその文書中でのユーザの指定箇所(範囲)が
渡された場合に、ネットワーク文書からユーザの指定箇
所を抽出するためのマッチングパターンを生成し、生成
したパターンをマッチングパターン記憶部302に記憶
する。
【0034】また、ネットワーク文書取得部303は、
ユーザまたはシステムにより予め設定されたタイミング
で、最新のネットワーク文書を、ネットワーク文書サー
バから取得し、パターンマッチング実行部304へ送
る。
【0035】パターンマッチング実行部304では、マ
ッチングパターン記憶部302に記憶されたマッチング
パターンを、ネットワーク文書取得部303で取得した
最新文書に適用して、ユーザが必要とする最新情報を抽
出する。
【0036】データ抽出部202では、データ指定イン
タフェース201においてユーザのデータ指定に利用さ
れたネットワーク文書の内容とは異なる内容の文書か
ら、データを抽出する。このため、マッチングパターン
生成部301では、元のネットワーク文書の内容が変更
されても文書中に残される可能性が高い情報を利用して
マッチングパターンを生成することが要求される。
【0037】また、最新のネットワーク文書では、マッ
チングパターン生成部301で生成されたマッチングパ
ターンに完全にマッチする箇所があるとは限らない。こ
のため、パターンマッチング実行部304は、そのよう
な状況でも動作可能なものとして構成される。
【0038】対象とするネットワーク文書のタイプがH
TML文書である場合、マッチングパターン生成部30
1、パターンマッチング実行部304は、文献「Intern
etScrapbook:例示プログラミングによるWebブラウジ
ング(インタラクティブシステムとソフトウェアV、レク
チャーノート/ソフトウェア学、近代科学社、Vol.18、1
997、pp.191-198)」等に記載された方式を用いることが
できる。
【0039】すなわち、マッチングパターン生成部30
1においては、ユーザの選択個所の前行/開始行/次行
のテキストおよびHTMLのタグ構造を用いてマッチン
グパターンを生成すればよい。
【0040】また、マッチングパターン実行部304に
おいては、マッチングパターンに部分的にマッチする箇
所をネットワーク文書中で探し、部分的にマッチする箇
所が複数ある場合には、ユーザの指定箇所に対応してい
ると思われる箇所を、例えばヒューリスティクス手法に
よって選択する。
【0041】データ抽出部202で抽出されたデータ
は、データ整形部203に送られる。
【0042】データ整形部203では、渡されたデータ
を配信情報ブラウザ205上でブラウズ可能な形式に変
換する。
【0043】データ整形部203でのデータ変換方法と
しては、配信情報ブラウザ205の情報表示機能に応じ
て変更する。例えば、配信情報ブラウザ205がテキス
トビューワであるとすれば、HTMLタグの除去処理や
テキストのレイアウト処理などが必要となる。また、配
信情報ブラウザ205がWebブラウザの場合は、デー
タ整形部203では特別な処理は必要なく、データ抽出
部202で抽出されたHTMLデータをそのままデータ
配信部に送ればよい。
【0044】以下では、配信情報ブラウザ205とし
て、図8に示すように、配信されたデータの記事見出し
のリストを表示し、リスト中の見出しの一つを指定する
ことにより、該見出しに対応する記事の本文が閲覧可能
なブラウザを想定して、データ整形部203の詳細を説
明する。
【0045】この場合、データ整形部203では、デー
タ抽出部202で抽出されたHTMLデータ中に含まれ
る記事見出しを特定した上で、記事見出しのリストを作
成し、複数の記事が、この抽出データ中に含まれる場合
には、記事ごとに分割する処理を行う。
【0046】先ず、記事見出しの特定方法について説明
する。通常のHTML文書では、文字サイズ、文字色、
文字の太さといった文字属性を標準とは異なるものにし
て、記事見出しを他の文字より目立つようにしているの
が普通である。
【0047】そこで、文書中で最も目立つように文字属
性が設定されているテキストを探すことにより、記事見
出しを特定する。この場合、どのように修飾されている
文字が最も目立つかについては各種判断基準があり一般
的には(一概には)定義できないが、以下では、その判
断基準の一例として、文字サイズ、文字色、文字の太さ
の優先順で文字修飾レベルを比較するという方法につい
て説明する。
【0048】図4は、本発明の一実施例においてHTM
L文書における記事見出し特定の処理フローを示すPA
D図である。
【0049】まず文字サイズのみに着目し、文字サイズ
が最大のテキストをHTML文書中で探す(図4のステ
ップ401)。
【0050】文字サイズが最大のテキストが1箇所だけ
ならば、それを記事見出しとする(図4のステップ40
3)。
【0051】文字サイズが最大のテキストが複数箇所あ
る場合は、それらの中で文字色が通常の文字色とは異な
る箇所を探す(図4のステップ404)。
【0052】通常の文字色ではない箇所がない場合は、
図4のステップ401で抽出した文字サイズが最大のテ
キストを全て記事見出しとする(図4のステップ40
6)。
【0053】文字サイズが最大で、かつ、通常の文字色
とは異なる文字色のテキストが1箇所だけならば、それ
を記事見出しとする(図4のステップ408)。
【0054】文字サイズが最大で、かつ、通常の文字色
とは異なる文字色のテキストが複数箇所ある場合には、
それらの中で文字の太さが通常よりも太い箇所を探す
(図4のステップ409)。
【0055】文字の太さが太い箇所がない場合には、図
4のステップ404で抽出した文字サイズが最大で、か
つ、通常の文字色とは異なるテキストを全て記事見出し
とする(図4のステップ411)。
【0056】文字の太さが太い箇所がある場合には、図
4のステップ409で抽出したテキストを全て記事見出
しとする(図4のステップ412)。
【0057】例えば、図6において、破線で囲まれた箇
所が、データ抽出部202により抽出され、この抽出デ
ータにおいて、記事見出しを特定する場合を考える。
【0058】図7は、図6における抽出データのHTM
L記述を示すものである。図4に示した処理フロー(手
続)に従い、先ず、図7のHTML文書中で最大の文字
サイズの箇所を探し、FONT(フォント)タグのsi
ze(サイズ)属性が“+2”であるA1,A2,A3
を得る(図4のステップ401)。
【0059】最大の文字サイズの箇所が複数あるため、
次に、通常の文字色とは異なる箇所を探し、FONTタ
グのcolor(カラー)属性が“bule”であるA1,
A2,A3を得る(図4のステップ404)。
【0060】ここでも、複数箇所が該当しているため、
さらに、文字の太さが太い箇所を探す(図4のステップ
409)。
【0061】その結果、Bタグにマークアップされてい
るA1,A2,A3が全て記事見出しとして特定され
る。
【0062】上記の処理により抽出した見出しをまとめ
て、記事見出しのリストを作成する。
【0063】図8(a)は、記事見出しのリストの一例
を示すものである。また、複数の見出しが見つかった場
合には、各見出しに対応する記事の本文をデータ抽出部
202で、抽出したデータから切り出す必要がある。
【0064】データ整形部203では、ある記事見出し
Aiから次の見出しAi+1までを一つの記事とみな
し、その間にあるデータを見出しAiに対応する記事本
文とする。
【0065】データ整形部203で整形されたデータ
は、データ配信部204によりユーザのクライアントコ
ンピュータに配信され、配信情報ブラウザ205に表示
される。
【0066】配信情報ブラウザ205としては、Web
ブラウザ、テキストビューワ、図8に示す見出しリスト
を表示するタイプのものなど、配信された情報のデータ
形式にあわせて表示できるものであれば、利用可能であ
る。
【0067】以上、対象とするネットワーク文書がHT
ML文書の場合の情報配信システムについて説明した
が、次にテキスト文書の場合について説明する。
【0068】テキスト文書であっても、図2に示したシ
ステム構成、および図3に示したデータ抽出部の構成
は、HTML文書の場合と同じである。ただし、データ
指定インタフェース201およびデータ整形部203の
構成がが異なる。
【0069】まず、データ指定インタフェース201と
しては、ネットワーク文書がHTML文書の場合と同様
にWebブラウザも利用可能であるが、それに加え、テ
キスト選択機能を有するテキストビューワも利用可能で
ある。
【0070】また、データ整形部203としては、前記
したHTMLタグを利用した見出し特定方式は、HTM
Lタグを含まないテキスト文書に対しては適用不可能で
ある。このため、テキスト文書中で記事見出しを特定す
るには、文献「ZooMail:セマンティックズーミングを用
いた文書表示方式(インタラクティブシステムとソフト
ウェアV、レクチャーノート/ソフトウェア学、近代科学
社、Vol.18、1997、pp.101-106)」に記載された、記事
見出し記号のパターンを用いる方式などを利用すればよ
い。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク経由でアクセス可能な全ての文書を情報配
信のための情報ソースとして利用可能であり、特定の情
報提供者が提供する情報のみに情報ソースが限定される
ことはなく、且つ、ユーザがネットワーク文書中で不要
な情報は配信されず、情報閲覧のための作業コストを大
幅に軽減することができ、作業効率、操作性、利便性を
特段に向上する、という効果を奏する。
【0072】その理由は、本発明においては、ユーザは
予めネットワーク文書中で必要とする箇所の始点と終点
を指定しておけば、以後は、システムがその指定箇所に
対応する箇所を最新のネットワーク文書から抽出し、抽
出したデータをユーザに自動的に配信し、さらに必要で
あれば、抽出データを基に、記事見出しのリストを作成
し、効率よく閲覧可能なフォーマットに整形して配信す
るように構成したためであり、本発明によれば、ネット
ワーク経由でアクセス可能な全ての文書を情報配信のた
めの情報ソースとして利用可能であり、特定の情報提供
者が提供する情報のみに情報ソースが限定されることが
ないためである。さらに、本発明においては、ユーザが
ネットワーク文書中で不要な情報は配信されず、かつ記
事見出し作成処理により配信された情報の中で特に必要
とするものを効率よく選択できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成の概略を示す
図である。
【図2】本発明の一実施例のシステムの構成を示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例におけるデータ抽出部の構成
を示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるデータ整形部の処理
フローを示す流れ図であり、HTML文書を対象とした
場合のデータ整形部での記事見出し特定の処理フローを
示すPAD図である。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図であり、
Webブラウザ上でHTML文書の一部を選択した例を示す
図である。
【図6】本発明の一実施例を説明するための図であり、
最新のHTML文書と、データ抽出部による抽出結果を
示す図である。
【図7】本発明の一実施例を説明するための図であり、
データ抽出部で抽出されたデータのHTMLでの記述例
を示す図である。
【図8】本発明の一実施例を説明するための図であり、
配信情報ブラウザの例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
100 クライアント 101、105 ディスプレイ 102、106 入力装置 103、108 コンピュータ 104、107 記憶装置 109 ネットワーク 201 データ指定インタフェース 202 データ抽出部 203 データ整形部 204 データ送信部 205 配信情報ブラウザ 301 マッチングパターン生成部 302 マッチングパターン記憶部 303 ネットワーク文書取得部 304 パターンマッチング実行部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上に存在する文書についてそ
    の内容が変更された場合でも、該内容が変更された文書
    から、該文書に対応する元の文書において予め指定され
    ている箇所に対応する箇所を抽出し、該抽出されたデー
    タのみを配信することを特徴とする情報配信方法。
  2. 【請求項2】ネットワーク上に存在する文書について、
    その内容が変更された場合でも、該内容が変更された文
    書から、該文書に対応する元の文書において予め指定さ
    れている箇所に対応する箇所を抽出し、該抽出データ中
    に含まれる記事見出しと記事本文の組を特定し、該記事
    見出しのリストと該記事見出しに対応する本文をセット
    にして配信する、ことを特徴とする情報配信方法。
  3. 【請求項3】ユーザが予め必要とする箇所を指定したネ
    ットワーク文書についてその内容が更新された場合、前
    記ユーザの指定箇所に対応する箇所を、最新のネットワ
    ーク文書から抽出するデータ抽出手段を備え、 前記抽出された箇所を前記ユーザに自動的に配信する、
    ことを特徴とする情報配信システム。
  4. 【請求項4】ユーザがネットワーク文書中で自分が必要
    とする箇所を指定入力するためのインタフェースと、 ユーザが前記ネットワーク文書中で指定した箇所に対応
    する箇所を最新のネットワーク文書から抽出する抽出手
    段と、 前記抽出されたデータをユーザに配信する配信手段と、 配信されたデータを表示するためのブラウザと、 を含むことを特徴とする情報配信システム。
  5. 【請求項5】前記抽出されたデータから記事見出しを特
    定して記事見出しリストを作成する手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の情報配信システム。
  6. 【請求項6】前記抽出手段が、前記ネットワーク文書か
    らユーザの指定箇所を抽出するためのマッチングパター
    ンを生成し、生成したパターンを記憶部に記憶するマッ
    チングパターン生成手段と、 随時更新がなされる前記ネットワーク文書の最新の文書
    をネットワーク文書サーバから取得するネットワーク文
    書取得手段と、 前記記憶部に記憶されたマッチングパターンを前記ネッ
    トワーク文書取得手段で取得した最新のネットワーク文
    書に適用してユーザが必要とする箇所の最新情報を抽出
    するパターンマッチング実行手段と、 を備えたことを特徴とする請求項4記載の情報配信シス
    テム。
  7. 【請求項7】(a)ユーザがネットワーク文書中で自分
    が必要とする箇所を指定入力するための手段、 (b)ユーザが前記ネットワーク文書中で指定した箇所
    に対応する箇所を最新のネットワーク文書から抽出する
    手段、 (c)前記抽出されたデータをユーザに配信する配信手
    段、及び、 (d)配信されたデータを表示するための手段、 の上記(a)〜(d)の各手段をコンピュータで機能さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】(a)ユーザがネットワーク文書中で自分
    が必要とする箇所を指定入力するための手段、 (b)ユーザが前記ネットワーク文書中で指定した箇所
    に対応する箇所を最新のネットワーク文書から抽出する
    手段、 (c)前記抽出されたデータをユーザに配信する配信手
    段、 (d)前記抽出されたデータから記事見出しを特定して
    記事見出しリストを作成する手段、及び (e)配信されたデータを表示するための手段、 の上記(a)〜(e)の各手段をコンピュータで機能さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
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