JPH11249055A - ポリゴンミラー、光走査装置及びバーコードリーダ - Google Patents
ポリゴンミラー、光走査装置及びバーコードリーダInfo
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Abstract
ラーに関する発明であり、従来のポリゴンミラーと比較
して低価格な、あるいは簡単な作業内容で組み立て可能
なポリゴンミラーを実現することを目的とする。 【構成】上側ベース6と下側ベース7とによってベース
部を構成する。ベース部6、7に形成された溝9、10
に鏡2、4が挟み込まれる。また、鏡2、4の端部はス
トッパ11、12により外側に付勢されており、ストッ
パ11、12と溝9、10との作用により、鏡2、4が
位置決めされる。
Description
いられるポリゴンミラー、すなわち多面鏡に関する。レ
ーザプリンタやレーザスキャナ等の装置内には、光源か
ら出射された光線を走査するために走査手段が備えられ
るが、特にモータにより回転駆動されるポリゴンミラー
が使用されることが多い。
面鏡である。モータにより回転駆動されるが、モータが
一回転する間にポリゴンミラーに備えられた反射面と同
数の走査線を生成することができる。そのため、特に高
速での走査を行うような装置で利用されることが多い。
一般的に装置の小型・軽量化や、低価格化が望まれてお
り、レーザプリンタ、レーザスキャナも同様に小型化が
求められている。そのため、その部品であるポリゴンミ
ラーに対しても、小型化、低価格化が強く求められる。
構造を採用していた。一つ目のものは、複数の面を有す
るベースを成形し、各面に反射鏡を貼りつけるものであ
る。ベースは、樹脂(特にモールド成形)、金属等の材
質で成形される。また、反射鏡はベースの各面に対して
接着剤や両面粘着テープにより貼りつけられる。
複数備えた樹脂モールド成形によりベースを作成し、そ
の平面上に反射面を蒸着・形成するタイプである。反射
面を形成する材質としては、例えばアルミニウム等が用
いられる。反射面の蒸着は、多数のベースに対して同時
に行うことが可能である。
ンミラーには以下のような問題点があった。一つ目のベ
ースにミラーを張りつけるタイプでは、ベースの各面に
一枚ずつ反射鏡を貼りつける必要がある。そのため、ポ
リゴンミラーを作成するための作業工数が多くなってし
まい、結果としてポリゴンミラーの製造コストを引き上
げるという問題がある。
を左右する走査機構の各部の寸法精度を高くすることが
求められる。ポリゴンミラーもその例外ではないが、従
来のように各反射面を貼りつける方法では、貼りつけの
精度を確保することが難しいため、作業者にはある程度
作業に熟練している必要がある。一方、二つ目のタイプ
のポリゴンミラーは、樹脂一体成形−反射面の蒸着とい
う工程を経て作成されるため、一つ目のタイプのポリゴ
ンミラーよりは作業工数自体は少ない。しかし、樹脂成
形に際して問題が生じる。
部品の冷却時の樹脂の収縮などに伴う部品の変形や歪み
の発生を上げることができる。ポリゴンミラーの場合に
は、反射面で光線が反射されることによって走査光が生
成されるので、反射面の平面度が光走査の性能を大きく
左右する。しかし、上記のように樹脂成形時の歪みが特
に反射面に発生すると、このポリゴンミラーを使用する
光走査装置は所望の性能を発揮できなくなる可能性が非
常に高い。このように、従来のポリゴンミラーは、製造
コストあるいは精度の件で問題があった。
に製造可能なポリゴンミラーを実現することを目的とす
る。また、本発明は、反射面の精度を、特に樹脂一体成
形のベースを使用したポリゴンミラーと比較して、高め
ることができるポリゴンミラーを実現することを目的と
する。
明は複数の反射面を備えるポリゴンミラーにおいて、反
射面となる複数枚の鏡と、前記鏡の下辺が差し込まれ
る、反射面数と同数の溝と、前記溝部分に形成される、
前記溝に差し込まれた鏡を内側から外側に向けて付勢す
る付勢手段とを備える第一のベース部と、前記鏡の上辺
が差し込まれる、反射面数と同数の溝と、前記溝部分に
形成される、前記溝に差し込まれた鏡を内側から外側に
向けて付勢する付勢手段とを備える第二のベース部と、
を備え、前記第一及び第二のベース部が嵌めあわされて
形成されることを特徴とする。
ース部の一方には突起が設けられ、前記第一あるいは第
二のベース部の他方には、前記突起に対応する位置に凹
部が設けられることを特徴とする。あるいは、前記突起
及び前記凹部は、形状あるいは大きさが異なるものが複
数形成されていることを特徴とする。更には、前記反射
面を構成する複数の鏡は、いずれも同一形状且つ同一寸
法であることを特徴とする。
れる光線を走査するポリゴンミラーを備えた光走査装置
において、前記ポリゴンミラーが、反射面となる複数枚
の鏡と、前記鏡の下辺が差し込まれる、反射面数と同数
の溝と、前記溝部分に形成される、前記溝に差し込まれ
た鏡を内側から外側に向けて付勢する付勢手段とを備え
る第一のベース部と、前記鏡の上辺が差し込まれる、反
射面数と同数の溝と、前記溝部分に形成される、前記溝
に差し込まれた鏡を内側から外側に向けて付勢する付勢
手段とを備える第二のベース部と、を備え、前記第一及
び第二のベース部が嵌めあわされて形成されることを特
徴とする。
によるポリゴンミラーを説明する。図1は、本実施形態
によるポリゴンミラーの完成体の四面図を図示した図面
である。図において、aは底面、bは側面である。ま
た、図2は同様にaは上面を、bは図2aのA−A断面
図を、それぞれ示す。
本実施形態によるポリゴンミラー1には、反射鏡2〜5
が装着されている。これら反射鏡は、同一形状の長方形
の小型の平面鏡である。このように、各反射面を構成す
る鏡の形状・寸法を同一とすることは、以下のようなメ
リットを有する。一般的なポリゴンミラーの反射面は、
回転軸に対して多少なりとも傾斜して形成されるケース
が多い。そして、ベースは多面体であるため、各反射面
の平面形状は台形となる。
れるポリゴンミラーの場合には、所定の間隔をおいた平
行の走査光を生成することが求めれらるため、各反射面
の回転軸に対する傾きを異ならせている。従って、各反
射面の平面形状も必然的に異なってくる。従来のポリゴ
ンミラーも含めて、各反射面を構成する鏡は一枚の大き
な鏡(長方形)を切り出すことによって作成されるが、
台形の鏡を長方形の鏡から切り出すとなるとどうしても
無駄な部分が出て来てしまう。
業者は各面に応じた形状の鏡を選び出して、それぞれの
面に貼りつけなければならない。当然のことながら、鏡
の向きも合わせる必要がある。これに対して、長方形の
鏡を使用するのであれば、上記した大きな鏡からの切り
出し時にも、無駄なく、効率よく鏡を切り出すことが可
能である。また、各面の鏡の形状が同一であるため、ど
の面にどの鏡を使用するのかを作業者が選び出す必要
も、向きを合わせる必要も、特にない。
態では同一形状・同一寸法の鏡を各反射面に取り付けて
いる。また、図において6および7はポリゴンミラー1
のベース部である。ベース部6及び7は樹脂、例えばポ
リカーボネイト樹脂により形成されている。樹脂の種類
は、他のものでも差し支えはないが、耐久性を考慮した
場合には比較的硬質な材質を用いることが望ましい。ま
た、材質を樹脂に限定する必要もなく、必要に応じて金
属等で形成するようにしてもよい。図示される通り、ベ
ース部は上ベース部6と下ベース部7とからなり、これ
らを互いに組み合わせることによって、ベース部が構成
されることとなる。また、ベース部6および7の中央部
には、モータの軸が差し込まれる回転軸8が形成されて
いる。
ース部は、図示左右方向の長さと図示上下方向の長さと
が互いに異なっている。また、回転軸を通過する直線に
対して左右非対象となっている。その理由については詳
細後述する。図2aには、ベース部6、7に取り付けら
れた鏡2、3、5の端部が点線で図示されている(図示
されているのは3枚分のみ)。ベース部に取り付けられ
る鏡は、回転軸8に対して若干傾くように取り付けられ
ている(図1b参照)。なお、鏡2と鏡4とはその傾斜
角度が異なっている。図示はされていないが、鏡3や鏡
5も、その傾きが異なっている。つまり、鏡2乃至5の
傾きは全て異なっていることになる。
部6、7にはそれぞれ鏡2、4が挟み込まれる溝9、1
0が形成されている。また、鏡2の上端2a及び下端2
bは、ベース部6、7に設けられたストッパ11、12
により、図示左側に付勢されている。この溝9、10と
ストッパ11、112により、鏡2(図示されていない
が鏡3〜5も同様)の傾き角度が規定される。
ある。また、図4は下ベース部7の上面及び側面図を、
図5は同じく下面図(図3図示上面図に対して90度回
転している状態を図示)、図6は4方向の側面断面図で
ある(断面位置は図4A乃至D)。下ベース部7の中央
には、円形の開口13が形成されている。詳細は後述す
るが、この部分には上ベース部に形成された突起部が差
し込まれる。また、下ベース部7の上ベース部と接する
側には、リブ14、15が、同一延長線上に形成されて
いる。リブ14とリブ15とは、互いにそれぞれの幅が
異なっている(図示の場合リブ14の方が幅が広い)。
このリブ14、15は、上ベース部に形成されている一
対の溝(詳細後述)に対応した位置に形成されており、
下ベース部7と上ベース部とを組み合わせた際に、ベー
ス部同士の上下左右の向きを間違わないように嵌め合わ
せることができるように形成されるものである。
形成されている。既述したとおり、溝9a〜9dには鏡
2〜5の一端面が差し込まれる。また、各溝9a〜9d
のそれぞれに対して、左右一対のストッパ12が形成さ
れている。これらストッパ12は、溝9に差し込まれた
鏡を、ベース部7の外側に向けて付勢している。そのた
め、鏡の一端面はストッパにより溝9の外側に付勢され
ることとなり、鏡が所定の位置に固定される。
16が形成されている。これは上下ベースを嵌め合わせ
た後に固定する際に使用されるものである。ネジ穴16
部分には、円筒形の突起17が形成される。この突起1
7は、上ベース部に設けられた凹穴(詳細後述)に嵌め
込まれる。図7は、上ベース部6の斜視外観図である。
また、図8は上ベース部6の上面および3方向から見た
側面図を、図9は図8に図示された上ベース部6の底面
とC−C断面、図10は同じくA−A断面とB−B断面
を図示している。
は、溝21、22が同一延長線上に形成されている。そ
れぞれの溝21、22は、幅が互いに異なり、溝21の
方が幅が広い。これらの溝21、22は、下ベース部7
に設けられたリブ14、15とそれぞれ嵌めあわされる
が、幅が異なるために上下ベース部を嵌め合わせること
ができる向きが、リブ14、15と溝21、22とによ
り規定される。
穴)8が形成されており、軸穴8の周囲には円形状の突
起23が形成されている。この突起23は、上下ベース
部が嵌めあわされる際に、下ベース部7に設けられた円
形穴13に嵌め込まれる。更に、上記突起23の4周に
は凹部24が形成され、その中心にはネジ穴25が形成
されている。凹部24には下ベース部7に形成された円
筒形状の突起17が嵌め込まれる。
部が嵌めあわされ、更にネジ(図2に図示)を使用する
ことで両者は固定される。なお、回転時の質量等のアン
バランスを解消するため、本実施形態によるベース部で
は回転軸を中心に、同心円状に複数のネジ穴が形成され
る。上ベース部6の端部にも、下ベース部7と同様に溝
10a〜10dが形成され、ここに鏡の一端面が差し込
まれる。ここで、下ベース部に形成された溝9a〜9d
は、そのそれぞれの端部が重なり合わないように形成さ
れてるが、上ベース部に形成れた溝では、10a、10
cの左右端部の内側に10b、10dの左右端部が入り
込むように形成されている。
きはそれぞれの面で異なるように構成される(バーコー
ドリーダ等の場合)。上ベース部6の溝10a〜10d
の端部を図示されるように形成することで、各部の鏡の
傾き角を個別に規定することができる。なお、上下ベー
スの上面/底面図には、特に回転軸を中心とした寸法が
記入されている。これらの図面から判る通り、上下ベー
ス部は回転軸を通る直線(図示水平/垂直)に対して左
右非対象である。これも、各部鏡の傾き角度を個別に規
定するための構造である。
た図面のように内外としないように構成することも可能
であるが、各反射面の傾きを各個異ならせるとすると、
隣り合う鏡の間に隙間ができてしまう。このような隙間
では、光源から出射される光線を反射することができな
いため、この期間は走査光が生成できない。しかし上図
面のようなベース部、特に上ベース部のように、隣り合
わせの鏡が差し込まれる溝の位置を互いに前後させるこ
とによって、光線が反射されない期間を短くすることが
できる。
の組み立ての手順について説明する(図11〜13参
照。ポリゴンミラーを組み立てる場合には、先ず下ベー
ス部7(あるいは上ベース部)の溝9a〜9dのそれぞ
れに、鏡2〜5を差し込む。鏡2〜5は同一形状、同一
寸法であるため、どの溝にどの鏡を差し込んでも差し支
えはない。
2〜5の端面を付勢するため、溝9に鏡が保持される。
そして、溝に保持された鏡の角度は、ほぼ所望の傾き角
度となるように保持される。続いて、鏡が保持された下
ベース部7に、上ベース部6を嵌め込む。この際、溝9
とストッパ12との作用により、下ベース部7に保持さ
れた鏡が所望の角度に近い状態に保持されているため、
上ベース部6をそのまま嵌め合わせれば自然と鏡2〜5
の端面が上ベース6の10溝に案内される。特に、スト
ッパ11は若干外側に張り出しているため、鏡の端面は
ストッパ11により案内されて溝10に差し込まれる。
ればよい。このように、鏡をベース部に取り付ける際
に、接着剤や粘着テープを使用する必要が全くなく、ま
た鏡の位置決め等の作業も不用となる。そのため、本実
施形態によるポリゴンミラーは、組み立ての作業性が非
常に良い。ストッパは、鏡の四隅付近に形成されている
ため、ポリゴンミラーの径を比較的小さくすることがで
きる。これに対して、回転中心付近にストッパを設けて
鏡を付勢するようにすると、ストッパを形成しなければ
ならない分ポリゴンミラーの径が大きくなってしまう可
能性がある。そのため、ポリゴンミラーの径を小さくす
ることが望まれる場合には、特にストッパをポリゴンミ
ラーの回転中心付近には設けないようにすることが好ま
しい。
れている。これも、ポリゴンミラーの径を可能な限り小
さくするために行われる。図14は、本実施形態による
ポリゴンミラーを、モータに取り付けた状態を図示する
図面である。以下、図面を用いて本発明の一実施形態に
よるポリゴンミラーが使用されるバーコードリーダにつ
いて説明する。なお、本実施形態によるバーコードリー
ダ自身も新規なものである。
を示す。図15に図示される通り、本実施形態によるバ
ーコードリーダ30は、円筒の一部分を軸と平行に切り
取ったような形状をしている。前面31には、走査光が
出射される読取窓32と、スイッチ34と兼用されるL
ED表示部33、ブザー用の開口35が設けられてい
る。また、バーコードリーダの上端及び下端(図示せ
ず)には、軸部36が形成されている。軸部36内に
は、放射状にリブ37が設けられる(図示の例では4
本)。読取窓32は、面31に対して所定の傾斜するよ
うに取り付けられている。
リーダ30を縦型のスタンド40に設置した状態を図示
する図面である。図16において、40は縦型スタンド
である。図示される通り、バーコードリーダ30は前方
に傾くよう、縦型スタンド40に取り付けられる。これ
は、読取窓32からの走査光の出射方向を下側に向ける
ことで、オペレータによるバーコード読取作業性向上な
どを図ることを目的としている。
リーダ30を、スタンド40から取り外して手持ち走査
を行う状態を図示した図面である。縦型スタンド40に
は、バーコードリーダ30の底面の形状と同じ形状の凹
部41が形成されている。バーコードリーダ30はこの
凹部41に差し入れられる。また、凹部41の中央付近
にはピン42が形成される。このピン42は、バーコー
ドリーダ30の底面に形成された軸部36(図17は図
示されず)に差し込まれるものであり、ピン42が軸部
36に差し込まれることによってスタンド40にバーコ
ードリーダ30が固定されるとともに、前方に傾斜して
いるバーコードリーダ30の倒れを防止している。
リーダ30を取り付けた状態を図示している。横置きス
タンド50はコの字状の形状をしており、その両端には
それぞれピンが形成されている。ピンは図18には図示
されていないが、詳細については後横型スタンド50の
構造とともに後述する。両端のピンは、バーコードリー
ダ30の上下端の軸部36に差し込まれ、これによって
バーコードリーダ30が横型スタンド50に取り付けら
れる。なお、バーコードリーダ30の上下の軸部36
(及び横型スタンド50のピン)を回動中心として、バ
ーコードリーダ30は横型スタンド50に対して回動自
在となっており、読取面の向きを図示上下方向に調整す
ることが可能となっている。これによって、読取窓32
から出射される走査光の出射方向を上向き、あるいは下
向きに適宜調整できる。
例を図示する図面である。図において、61はスーパー
マーケットなどの精算カウンタに設けられるいわゆる
「流し台」であり、62はキーボード(PLUキーボー
ドとも呼ばれる)である。キーボード62の裏面には、
顧客に向けて商品の代金等を表示するディスプレイ63
が設けられている。横型スタンド50は、キーボード6
2と流し台61との間のスペースにセットされる。そし
て、バーコードリーダ30の読取面32は、店員側を向
くように配置されている。
である。図において、64はいわゆる「ハイカウンタ」
である。図示右側に店員が立ち、図示左側に客が立つ。
そして、カウンタ64上で商品・金銭がやりとりされ
る。横型スタンド50は、ハイカウンタ64下の壁面6
5に取り付けられており、バーコードリーダ30の読取
窓32は店員側を向いている。ここで、バーコードリー
ダ30は客からは見えないようになっている。
比較的大型な(とくに縦型の)バーコードリーダをおく
ことができないようなスペースに、邪魔にならないよう
にバーコードリーダが設置されている。図21乃至図2
3は、本実施形態によるバーコードリーダの三面図を、
更に詳細に図示する図面であり、特に縦型スタンド40
にセットされた状態が図示される。図21は正面図、図
22は側面図を、図23は上面図をそれぞれ図示してい
る。
よるバーコードリーダでは、図示上側、つまり中心より
もずれた位置に、走査光が出射される読取窓32が設け
られている。また、読取窓32の上には、LED表示部
33とスイッチ34とが一体的に形成されている。LE
D表示部33は、スイッチ34の中央部分に設けられ
る。
読取の成否等をオペレータに通知するためのブザー用の
開口35が設けられる。バーコードリーダの上面(図示
していないが下面もほぼ同一形状)には、既にのべた軸
穴36が形成されている。また、軸穴36の周囲には、
放射状に図示の場合4本のリブ37が形成されている。
リブについては、詳細後述する。
手前に(図10図示左側に)傾斜している。これは、バ
ーコードリーダ30の読取窓32から出射される走査光
を、下方に出射するためである。通常、縦置きされるバ
ーコードリーダでは、オペレータの操作性を考慮して、
走査光を上方から下方に出射させるように構成される場
合が多い。ここで、図22図示ハッチング部分は、読取
窓から出射される走査光の出射範囲を示す。図示される
通り、読取窓32から出射される走査光は、バーコード
リーダを垂直においた状態では上下広い範囲に出射され
る。しかし、縦置き時にはこのような走査光の出射はあ
まり好ましくない。本実施形態によるバーコードリーダ
でも、縦型スタンドに設置する場合には走査光が下方に
出射されるようにするために、縦型スタンドの上面を傾
斜させている。
2が形成されている。このピン42は、バーコードリー
ダ底面の軸穴36部分に差し込まれ、バーコードリーダ
が前(図10図示左側)に倒れることを防止している。
また、縦型スタンドの後端部分には、図示されていない
バーコードリーダから引き出されているケーブルを案内
するための、切り欠きが形成されている(図23Out pu
t cable point A/B と表記) 。
の詳細図面である。図24は上面、図25は底面、図2
6は正面、図27は図24図示A断面(後方より前方を
見る図面)、図28は側面、図29は図24のB−B断
面である。図28に図示される通り、縦型スタンド40
の下面と、バーコードリーダが設置される面との間は、
およそ10度傾いている。また、図24、25に図示さ
れるとおり,、縦型スタンド40の中心(重心)から同
心円上に、長円形の開口43が形成される。これは、縦
型スタンド40をカウンタ面その他にネジ止めする際の
ネジ穴として機能する。
底面には、金属板44が取り付けられている。これは、
重りとしても作用しており、バーコードリーダの倒れ防
止に役立つ。図30乃至図36は、それぞれ横型スタン
ド50の詳細図面を図示する。図30は上面、図31は
正面、図32は裏面、図33は側面、図34は図30の
B−B断面、図35は図34のC部詳細図、図36は図
35のD−D断面である。
右に設けられた腕52を有する。ベース板51には、ス
タンド50を壁面等に固定するための長円形のネジ穴5
3が合計3ヶ所設けられている。また、腕52の先端部
分には、バーコードリーダの軸穴36に差し込まれるピ
ン54と、ピン54を中心に放射状に設けられる断面形
状がほぼ台形の突起55が設けられる。図示の例では、
突起55は16個形成されており、いずれの突起も等間
隔で配置されている(22.5度間隔)。
ーダの上下面に設けられたリブ37が挟み込まれる。こ
のリブ37と突起55とが嵌めあわされることによっ
て、横型スタンド50に取り付けられたバーコードリー
ダを所望の角度で固定することができる。ベース板51
と腕52の延長方向とは、およそ82度の角度がある。
大図面である。特に図35aはこれらを正面から、図3
5bはは突起を横からみた状態をそれぞれ図示してい
る。また、図36はD−D断面を示す。突起55部分の
最先端部分の形状は図35a図示の通り先細の台形で、
最下端の形状も図示の通り台形であるが、上端部分より
も幅が広い。つまり、突起55は、底面/上面が台形の
角錐に形成されている。また、図35bに図示される通
り、突起55の間の形状もほぼ台形である。
は、上下のカバー部に分割される。図37乃至図41
は、上側のカバー部を詳細に図示した図面である。図3
7は上カバー部の正面、図38は同じく裏面、図39は
側面、図40は図38図示D−D断面、図41は上面
(a)と図38図示A−A断面(b)をそれぞれ示す。
32は上カバー60の前面に対してある角度で傾いてい
る。これは、走査光の出射方向が読取窓32に対して垂
直である場合、走査光が読取窓面で全反射を起こしてし
まい、バーコードの読取性能に悪影響を及ぼすことを防
止するためである。上カバー60の、読取窓32の付近
には、その上端に穴61aが形成された一対の突起部6
1が形成されている。この突起部61には、バーコード
リーダの光学ユニットが取り付けられる。
ユニット80を構成する各部を示す図面である。図41
に図示される通り、光学ユニットのベース部81は、樹
脂により成形されるものであり、その両側面にはピン8
2aを有する腕82が備えられている。ピン82aは上
カバー60の突起部61に設けられた穴61aに差し込
まれる。従って、ベース部81(光学ユニット)は、ピ
ン82aを回動軸として上カバー60に対して回動可能
となっている。このように光学ユニット80を回動可能
とすることによって、バーコードリーダから出射される
走査光の出射方向を調節可能とすることができ、上下方
向に走査光の出射方向を調節できる。
(図示円形)が設けられており、この部分にポリゴンミ
ラー84が取り付けられる。ポリゴンミラー84は、前
述した本実施形態によるポリゴンミラーを用いることが
でき、プリント基板85に取り付けられたモータの回転
軸に固着される。プリント基板85の底面には緩衝部材
86が取り付けられ、ベース部81に対してネジ穴a、
bを介してネジ止めされる。
7がベース部81に取り付けられる。また、ベース部8
1には、その中央部分に小型の平面鏡88aが取り付け
られた凹面鏡88が、一対の支持部材89a、89bを
介して取り付けられる。凹面鏡88の両端には、計3本
のピンが形成されている。これらピンは、左右の支持部
材89a、89bに形成された穴に差し込まれる。支持
部材89a、89bはベース部81に対して前後方向に
可動となっている。
成されており、凹面鏡88の左端のピンがこの穴に差し
込まれる。また、右側の支持部材89bは、図示横方向
に形成された支持部材の上側に設けられる長円穴(円弧
を描くように形成される)と、上下方向に形成された支
持部材の下側に設けられる長円穴とを備える。上側の長
円穴には凹面鏡88の右端のピンのうち上側のピンが、
同じく下側の長円穴には凹面鏡88の右端のピンのうち
下側のピンが、それぞれ差し込まれる。
81に取り付けられた凹面鏡88は、支持部材89a、
89bを前後方向に移動させることによってその角度を
調整することができる。これらの凹面鏡調整の機構につ
いては、特願平 号に詳細が記述されている。
ベース部81には更に受光素子90が取り付けられた基
板91がネジ止めされる。また、ベース部81には合計
7枚の反射鏡92a乃至92gが張りつけられている。
ベース部81に鏡92a〜92gが張りつけられた状態
を示す斜視図は、図43に図示される(鏡の配置が判る
ように、ポリゴンミラー、光源、受光素子等は図示省略
している)。
説明する。図44は光源87、受光素子90が取り付け
られた基板91が搭載された状態のベース部81を図示
している。なお、ポリゴンミラーは板の下に隠れて見え
ない。光源87からのレーザ光は、凹面鏡88の中央部
分に取り付けられた平面鏡88aに向けて出射される。
平面鏡88aで反射したレーザ光は、ポリゴンミラーに
入射する。ポリゴンミラーはモータにより回転駆動され
ており、その回転に応じてポリゴンミラーの各反射面で
反射されたレーザ光(走査光)は鏡92a〜92gを順
次走査する。鏡92a〜92gは、走査パターンを生成
するパターンミラーとして機能する。
図示上方に向けて出射され、読取窓から出射されて走査
パターンを形成する。この走査パターンは、複数の交叉
する走査線から構成されるものである。走査パターンに
よってバーコード等が走査されると、バーコード面から
の反射光が、出射光と同じ経路を通って読取窓からバー
コードリーダ内に入射する。この反射光は、鏡92a〜
92gのいずれか−ポリゴンミラーを経由して、凹面鏡
88に入射する。凹面鏡88は、受光素子90の受光面
上に焦点があう曲率を持っており、凹面鏡88に入射す
るバーコードからの反射光は受光素子90により受光さ
れる。
バーコードリーダに組み込まれている。なお、走査光の
出射方向を変えるためには、光学ユニットに取り付けら
れた鏡など一部の光学部品の傾きを変えるなどの方法を
とることもできるが、このような方法を採用した場合に
は各光学部品の位置関係等が当初の設計とは変わってく
るため、バーコードの読取性能に影響を与える可能性が
ある。これに対して、本実施形態ではプリント基板毎回
動させるため、各光学部品の位置関係自体は常に一定の
状態に保たれたままであり、読取性能への影響はほとん
ど現れない。
端付近には、バーコードリーダ内部を二分する隔壁62
が取り付けられる。隔壁62の両端は、上カバー部60
の内壁に形成された一対のリブ63によって支持されて
いる。バーコードリーダの下端は、ケーブルの差し替え
などにより開け閉めされるが、特に光学部品が設けられ
る、バーコードリーダの上側については、ホコリの進入
等を防止するために密閉されていることが望ましい。そ
のため、隔壁62を設けることにより、バーコードリー
ダの下部に入ったホコリ等が上部に侵入しないようにし
ている。
示す図面である。図45は隔壁62の正面と上面を、図
46は同じく裏面と側面を、それぞれ図示する。隔壁6
2の断面形状は、バーコードリーダの筐体に対応した形
状になっている。隔壁62の中央部分には、開口62a
が形成されている。この部分には、光学ユニットの一端
が差し込まれる。従って、光学ユニットは突起部61と
この開口62aとによって3点支持される。図45、4
6の例では開口62aは一つであるが、これを上下方向
に複数設けることによって、光学ユニットの角度を多段
階に調整することが可能となる。
のコネクタ部分が載置される部材62bが形成されてい
る。この部材62bのみが、隔壁の外側に配置されるこ
ととなる。コネクタへのケーブルの差し替え時には装置
筐体を開く必要があるが、このような部材62bを設け
ることで、光学ユニットが設けられた側を開く必要がな
くなり、防塵性が向上する。
LED表示部用の長円径の開口64が形成される。更
に、上端には図示二カ所に、下カバーと嵌めあわされる
固定用部材65が形成されている。この部分には、下カ
バーに設けられる爪様部材が引っ掛けられる。図47
は、バーコードリーダの下側カバー100の正面図(バ
ーコードリーダの背面に相当)であり、図48は図47
図示A−A断面図、図49は同じく裏面図、図50は同
じく上面、図51は下端(a)とB−B断面(b)とを
それぞれ図示する。なお、図51の図面はいずれも下か
ら上を見上げた状態を図示している。下カバーは、上カ
バーと嵌めあわされて、バーコードリーダの筐体を構成
する。
している。これは、横型スタンドにバーコードリーダを
取り付けた際に、バーコードリーダを回動させ易くする
ためである。下カバー100の上面には、軸部36が形
成されている。軸部には、放射状にリブ37が形成され
ており、リブ37は横型スタンドにピンを中心に放射状
に形成された突起部間に差し込まれる。なお、本図面で
はリブ37は3本の例を図示している。
基板に接続されるケーブルを装置外に引き出すための開
口102が左右1つずつ形成されている。開口102内
には図示3本のリブ103が形成されている。このリブ
103はケーブルを押さえる機能を有しており、ケーブ
ルが引っ張られた際にケーブル端部やコネクタにストレ
スがかかることを防ぐ目的で形成されている。更に、下
カバー100の下端には、一対のネジ穴105が形成さ
れる。
持するための一対のリブ104が形成される。バーコー
ドリーダの下部は、ケーブルと接続されるコネクタが設
けられている。図52乃至54は、コネクタが設けられ
る部分のカバー(以下コネクタカバー)110を図示す
る図面である。図52は上面と裏面を、図53は表面と
断面を、図54は側面とその断面(図52図示A−A断
面)をそれぞれ図示する。コネクタカバー110の底面
には、下側カバーの上面と同様に軸部36と、放射状に
形成されたリブ37(3本)が形成されている。
111が形成されている。この舌部は、下側カバーの下
端に形成された同一形状の凹部106に嵌め込まれる。
下側カバーの凹部106には、下側カバーにプリント基
板をネジ止めするためのネジ穴106aが形成されてい
る。コネクタカバー110の舌部111は、このネジ穴
106aを隠すために設けられている。
置にも、図示3本のリブ112が形成される。ケーブル
は、リブ103と112とにより押さえられる。コネク
タカバー110の下側には、係合部材113が形成され
る。この係合部材113には、上カバーの底面に設けら
れた爪様部材が引っ掛けられる。また、下カバー100
のネジ穴105に対応する位置に、一対のネジ穴114
が形成される。コネクタカバー110を下カバー100
に対して固定するためには、ネジが使用される。
バーコードリーダ内に取り付けられた状態を図示するバ
ーコードリーダの側面断面図である。ここで、バーコー
ドリーダではレーザダイオードが使用されているが、レ
ーザダイオードは寿命が比較的短いために、常時点灯さ
せておくよりも、不用な際には消灯しておくことが望ま
しい。そのため、従来より、バーコードリーダではバー
コード読取から所定時間経過した後に、レーザ光源を自
動的に消灯、あるいは間欠点灯させるという手法が採用
されている。
欠点灯されているレーザ光源を連続的に点灯させる必要
がある。連続点灯させるための手法として、一番目に起
動スイッチを操作する方法があり、二番目にいわゆる近
接センサ、あるいは周囲光検出センサ等を用いる方法が
ある。起動スイッチを操作する方法では、バーコードリ
ーダのある部位に起動スイッチを取り付ける必要があ
る。ここで、本実施形態によるバーコードリーダは、L
ED表示部と起動スイッチとを兼用させるという構成を
採用している。
成否等をオペレータに通知するためのLEDなどによる
表示部が備えられている。これは、オペレータに表示を
視認させる必要がある関係上、オペレータに対向する部
位に取り付けられる。特にカウンタに設置される形態の
バーコードリーダでは、読取窓の周辺に表示部を設ける
例が多い。
らも明らかな通り、本実施形態によるバーコードリーダ
は読取窓がオペレータに対向するようにして、スタンド
に設置される。この場合、バーコードリーダの背面等に
起動スイッチを設けるのでは、操作性が悪い。また、バ
ーコードリーダの前面にスイッチを取り付けるとして
も、光学系等の配置の都合からスイッチを取り付けるこ
とができる部位は制限されてしまう。
示部と一体的に構成することによって、このような問題
を解決している。図55の120は、LED表示部兼起
動スイッチとなる部品である。LED121は、導光板
として作用する透明の樹脂性のガイド122の一端部に
取り付けられている。そして、ガイド122の他端はス
イッチ部材の先端に位置するように構成されている。ス
イッチ部材の先端の中央部分で、LEDの点灯状態を視
認することができる。また、スイッチ部材の後端は、プ
リント基板に取り付けられたスイッチに接しており、ス
イッチ部材を押下することでスイッチも押下される。
側に設けられて来た。周囲光センサは、バーコードリー
ダ周囲の光量変化を検知するものであり、検知される光
量が低下したような場合には、オペレータがバーコード
リーダに近づいており、そのためにバーコードリーダの
周囲光の検知光量が低下したと考えることができる。そ
こで、光量が変化した場合には、バーコード読取が行わ
れるものと判断して、消灯/間欠点灯しているレーザ光
源を連続点灯させるために使用される。
あらゆる光の光量変化を検知するように構成されてい
た。そのため、僅かな光量変化であっても敏感に検知し
てしまい、必要もないのにレーザ光源が連続点灯してし
まう可能性が非常に高かった。本実施形態によるバーコ
ードリーダでは、このような問題点の解決も図られてい
る。
脂の光ガイド部材の一旦部分に取り付けられている。光
ガイド部材は例えば円筒形である。導光板の内面では、
特定の角度で入射する光のみが全反射され、それ以外の
角度で光ガイドに入射する光線は外にそのまま透過して
しまい、センサまでは届かないという性質がある。本実
施形態による光ガイド部材は、この導光板の性質を利用
している。
向での周囲光の変化を検知することが考慮されている。
そのため、光ガイド部材を設け、周囲光センサが周囲光
量変化を感知できる範囲(光の入射角度)を制限してい
る。
の手間があまりかからない、安価なポリゴンミラーを実
現することが可能となる。そのため、非熟練者であって
も、ポリゴンミラーを容易に作成することができる。ま
た、本発明によるバーコードリーダを用いることで、様
々な態様のバーコード読取に対応することが可能とな
る。
す図、
す図、
図、
の斜視図、
た状態を示す図、
を手持ちした状態を示す図、
た状態を示す図、
の正面図、
の側面図、
の上面図、
ニットと、各部品を示す図、
示す斜視図、
及び上面図、
ダ、をそれぞれ示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の反射面を備えるポリゴンミラーに
おいて、 反射面となる複数枚の鏡と、 前記鏡の下辺が差し込まれる、反射面数と同数の溝と、
前記溝部分に形成される、前記溝に差し込まれた鏡を内
側から外側に向けて付勢する付勢手段とを備える第一の
ベース部と、 前記鏡の上辺が差し込まれる、反射面数と同数の溝と、
前記溝部分に形成される、前記溝に差し込まれた鏡を内
側から外側に向けて付勢する付勢手段とを備える第二の
ベース部と、を備え、 前記第一及び第二のベース部が嵌めあわされて形成され
ることを特徴とする、ポリゴンミラー。 - 【請求項2】 前記ポリゴンミラーにおいて、 前記第一あるいは第二のベース部の一方には突起が設け
られ、前記第一あるいは第二のベース部の他方には、前
記突起に対応する位置に凹部が設けられることを特徴と
する、請求項1記載のポリゴンミラー。 - 【請求項3】 前記ポリゴンミラーにおいて、 前記突起及び前記凹部は、形状あるいは大きさが異なる
ものが複数形成されていることを特徴とする、請求項2
記載のポリゴンミラー。 - 【請求項4】 前記ポリゴンミラーにおいて、 前記反射面を構成する複数の鏡は、いずれも同一形状且
つ同一寸法であることを特徴とする、請求項1記載のポ
リゴンミラー。 - 【請求項5】 光源と、光源から出射される光線を走査
するポリゴンミラーを備えた光走査装置において、 前記ポリゴンミラーが、反射面となる複数枚の鏡と、 前記鏡の下辺が差し込まれる、反射面数と同数の溝と、
前記溝部分に形成される、前記溝に差し込まれた鏡を内
側から外側に向けて付勢する付勢手段とを備える第一の
ベース部と、 前記鏡の上辺が差し込まれる、反射面数と同数の溝と、
前記溝部分に形成される、前記溝に差し込まれた鏡を内
側から外側に向けて付勢する付勢手段とを備える第二の
ベース部と、を備え、 前記第一及び第二のベース部が嵌めあわされて形成され
ることを特徴とする、光走査装置。 - 【請求項6】 円筒の長軸方向に、前記長軸と平行に切
断されるようにして平面上に形成される面を備える筐体
と、 前記筐体の前記長軸方向の両端に形成される軸部と、 前記平面に形成される、走査光が出射される読取窓と、 前記平面に設けられる、コードの読取結果を利用者に通
知するための表示部と、 スイッチとを備え、 前記スイッチは、前記表示部と一体的に構成されている
ことを特徴とする、バーコードリーダ。 - 【請求項7】 前記バーコードリーダは、その軸部に、
軸を中心に放射状に形成される複数のリブを備えること
を特徴とする、請求項6記載のバーコードリーダ。 - 【請求項8】 前記バーコードリーダは、光源と、光源
から出射される光線を走査する走査部と、コードからの
反射光を受光する受光素子とが組み合わされた光学ユニ
ットを備え、 前記光学ユニットは、前記バーコードリーダの筐体に対
して回動軸を中心にして回動自在に支持されていること
を特徴とする、請求項6記載のバーコードリーダ。
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