JPH112486A - ショーケース - Google Patents
ショーケースInfo
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- JPH112486A JPH112486A JP17098697A JP17098697A JPH112486A JP H112486 A JPH112486 A JP H112486A JP 17098697 A JP17098697 A JP 17098697A JP 17098697 A JP17098697 A JP 17098697A JP H112486 A JPH112486 A JP H112486A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温蔵室内の温度を均一化させると共に、冷却
ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用して省エネ
化を図る。 【解決手段】 冷温蔵室１と冷蔵室２は、断熱性の区画
棚２０で上下に区画されており、その内、冷温蔵室１
は、必要に応じて温蔵室としても冷蔵室としても用いる
ことができる。そのようなショーケースにおいて、冷温
蔵室１を温蔵室として用いるときは、ヒータ４に通電す
ると共に、暖気ダンパー１１を開け、凝縮器１２を冷却
して温度が上昇した空気を暖気ダクト１０を通して冷温
蔵室１に導く。そしてそれを、空気循環ファン８により
冷温蔵室１内に循環させる。また、冷温蔵室１を冷蔵室
として用いるときは、暖気ダンパー１１を閉じ、冷気ダ
ンパー１８を開けて、冷却器１４で冷却した空気を空気
吐出口６から吐出させる。
ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用して省エネ
化を図る。 【解決手段】 冷温蔵室１と冷蔵室２は、断熱性の区画
棚２０で上下に区画されており、その内、冷温蔵室１
は、必要に応じて温蔵室としても冷蔵室としても用いる
ことができる。そのようなショーケースにおいて、冷温
蔵室１を温蔵室として用いるときは、ヒータ４に通電す
ると共に、暖気ダンパー１１を開け、凝縮器１２を冷却
して温度が上昇した空気を暖気ダクト１０を通して冷温
蔵室１に導く。そしてそれを、空気循環ファン８により
冷温蔵室１内に循環させる。また、冷温蔵室１を冷蔵室
として用いるときは、暖気ダンパー１１を閉じ、冷気ダ
ンパー１８を開けて、冷却器１４で冷却した空気を空気
吐出口６から吐出させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室または冷凍
室の他に、温蔵室として用いることができる貯蔵室を具
えたショーケースに関するものである。
室の他に、温蔵室として用いることができる貯蔵室を具
えたショーケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来のショーケースの断面図で
ある。図３において、１は冷温蔵室、２は冷蔵室、３は
棚板、４はシーズヒータ等のヒータ、５は商品棚、１２
は凝縮器、１３は凝縮器ファン、１４は冷却器、１５は
冷気循環ファン、１６，２６は空気吐出口、１７は空気
吸入口、１８は冷気ダンパー、１９は冷気ダクト、２０
は区画棚、２１，２２は断熱壁である。
ある。図３において、１は冷温蔵室、２は冷蔵室、３は
棚板、４はシーズヒータ等のヒータ、５は商品棚、１２
は凝縮器、１３は凝縮器ファン、１４は冷却器、１５は
冷気循環ファン、１６，２６は空気吐出口、１７は空気
吸入口、１８は冷気ダンパー、１９は冷気ダクト、２０
は区画棚、２１，２２は断熱壁である。
【０００３】冷温蔵室１と冷蔵室２は、断熱性を有する
区画棚２０により上下に区画されており、その内、冷温
蔵室１は、必要に応じて温蔵室としても冷蔵室としても
用いることができるようになっている。冷温蔵室１を温
蔵室として用いる場合は、冷気ダンパー１８を後側、す
なわち、断熱壁２１の側に押してスライドさせることに
より冷気ダクト１９を区画棚２０の位置で遮断して、冷
却器１４で冷却された冷気が冷温蔵室１側に流れないよ
うにし、それを空気吐出口１６から吐出させる。そし
て、冷温蔵室１内の棚板３の裏側に取り付けられたヒー
タ４により、棚板３に載置された商品を温める。
区画棚２０により上下に区画されており、その内、冷温
蔵室１は、必要に応じて温蔵室としても冷蔵室としても
用いることができるようになっている。冷温蔵室１を温
蔵室として用いる場合は、冷気ダンパー１８を後側、す
なわち、断熱壁２１の側に押してスライドさせることに
より冷気ダクト１９を区画棚２０の位置で遮断して、冷
却器１４で冷却された冷気が冷温蔵室１側に流れないよ
うにし、それを空気吐出口１６から吐出させる。そし
て、冷温蔵室１内の棚板３の裏側に取り付けられたヒー
タ４により、棚板３に載置された商品を温める。
【０００４】一方、冷温蔵室１を冷蔵室として用いる場
合は、冷気ダンパー１８を手前側に引いて、冷気ダクト
１９を冷温蔵室１まで連通させる。そして、冷却器１４
で冷却された冷気を冷温蔵室１の前側上部に設けた空気
吐出口２６から吐出させて、冷温蔵室１と冷蔵室２の両
方を冷却させる。
合は、冷気ダンパー１８を手前側に引いて、冷気ダクト
１９を冷温蔵室１まで連通させる。そして、冷却器１４
で冷却された冷気を冷温蔵室１の前側上部に設けた空気
吐出口２６から吐出させて、冷温蔵室１と冷蔵室２の両
方を冷却させる。
【０００５】また、凝縮器１２は、凝縮器ファン１３に
より冷却されるが、凝縮器１２を冷却して温度が上昇し
た空気は、ショーケースの後ろ側に排出するようにして
いた。
より冷却されるが、凝縮器１２を冷却して温度が上昇し
た空気は、ショーケースの後ろ側に排出するようにして
いた。
【０００６】なお、このようなショーケースに関連する
従来の文献としては、例えば、特開平7-103643号公報(F
25D 25/02)がある。
従来の文献としては、例えば、特開平7-103643号公報(F
25D 25/02)がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のショーケースでは、冷温蔵室１を温蔵室として
用いる場合に、棚板３の表面の温度が、ヒータ４が当接
する部分とそうでない部分とで差が出て、その上に載せ
ている商品温度にばらつきが出てしまうという問題点が
あった。また、冷温蔵室１の前面は開放されていて室内
の温められた空気を無駄に逃がしてしまい、さらに、凝
縮器１２で発生する排熱も利用することなく無駄に棄て
ていて、省エネ上の問題点もあった。
た従来のショーケースでは、冷温蔵室１を温蔵室として
用いる場合に、棚板３の表面の温度が、ヒータ４が当接
する部分とそうでない部分とで差が出て、その上に載せ
ている商品温度にばらつきが出てしまうという問題点が
あった。また、冷温蔵室１の前面は開放されていて室内
の温められた空気を無駄に逃がしてしまい、さらに、凝
縮器１２で発生する排熱も利用することなく無駄に棄て
ていて、省エネ上の問題点もあった。
【０００８】本発明は、そのような問題点を解決し、冷
温蔵室１を温蔵室として用いる場合に、室内の温度を均
一化すると共に、省エネ化を図ることを目的とするもの
である。
温蔵室１を温蔵室として用いる場合に、室内の温度を均
一化すると共に、省エネ化を図ることを目的とするもの
である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項１記載のショーケースは、貯蔵品を加温保存
することが可能な貯蔵室と冷蔵室とを有するショーケー
スであって、前記貯蔵室の前側上部に設けた空気吐出口
と、前記貯蔵室の前側下部に設けた空気吸入口と、前記
冷蔵室の冷却を行う冷却ユニットと、該冷却ユニット中
の凝縮器を冷却して温度上昇した空気を導く暖気ダクト
と、前記空気吸入口で吸い込んだ空気と前記暖気ダクト
の空気とを前記空気吐出口に送る空気循環ファンとを具
えたことを特徴とする。このようにすると、貯蔵室を温
蔵室として用いる場合に、暖気を貯蔵室内に循環させる
ことができて、貯蔵室内の温度を均一化できると共に、
エアカーテン効果により暖気が流出するのを防止し、か
つ、冷却ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用し
て省エネ化を図ることができる。
め、請求項１記載のショーケースは、貯蔵品を加温保存
することが可能な貯蔵室と冷蔵室とを有するショーケー
スであって、前記貯蔵室の前側上部に設けた空気吐出口
と、前記貯蔵室の前側下部に設けた空気吸入口と、前記
冷蔵室の冷却を行う冷却ユニットと、該冷却ユニット中
の凝縮器を冷却して温度上昇した空気を導く暖気ダクト
と、前記空気吸入口で吸い込んだ空気と前記暖気ダクト
の空気とを前記空気吐出口に送る空気循環ファンとを具
えたことを特徴とする。このようにすると、貯蔵室を温
蔵室として用いる場合に、暖気を貯蔵室内に循環させる
ことができて、貯蔵室内の温度を均一化できると共に、
エアカーテン効果により暖気が流出するのを防止し、か
つ、冷却ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用し
て省エネ化を図ることができる。
【００１０】また、請求項２記載のショーケースは、前
記暖気ダクトと前記貯蔵室との間に暖気ダンパーを設け
て、前記暖気ダクトと前記貯蔵室との間を開閉可能とし
たことを特徴とする。このようにすると、貯蔵室を温蔵
室と冷蔵室の両方に用いる場合に切り替えが可能とな
る。
記暖気ダクトと前記貯蔵室との間に暖気ダンパーを設け
て、前記暖気ダクトと前記貯蔵室との間を開閉可能とし
たことを特徴とする。このようにすると、貯蔵室を温蔵
室と冷蔵室の両方に用いる場合に切り替えが可能とな
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形
態の断面図であり、図２は、その外観図である。符号
は、図３のものに対応しており、６は空気吐出口、７は
空気吸入口、８は空気循環ファン、９は冷暖気ダクト、
１０は暖気ダクト、１１は暖気ダンパー、２３はガラス
板、２４はスイッチパネルである。
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形
態の断面図であり、図２は、その外観図である。符号
は、図３のものに対応しており、６は空気吐出口、７は
空気吸入口、８は空気循環ファン、９は冷暖気ダクト、
１０は暖気ダクト、１１は暖気ダンパー、２３はガラス
板、２４はスイッチパネルである。
【００１２】図３のものと同様に、冷温蔵室１と冷蔵室
２は、断熱性を有する区画棚２０により上下に区画され
ており、その内、冷温蔵室１は、必要に応じて温蔵室と
しても冷蔵室としても用いることができるようになって
いる。そして、冷温蔵室１を温蔵室として用いる際に、
冷気ダンパー１８を断熱壁２１の側にスライドさせるこ
とにより冷気ダクト１９を区画棚２０の位置で遮断し、
棚板３の裏側に取り付けられたヒータ４により冷温蔵室
１内を温めることも図３のものと同様である。
２は、断熱性を有する区画棚２０により上下に区画され
ており、その内、冷温蔵室１は、必要に応じて温蔵室と
しても冷蔵室としても用いることができるようになって
いる。そして、冷温蔵室１を温蔵室として用いる際に、
冷気ダンパー１８を断熱壁２１の側にスライドさせるこ
とにより冷気ダクト１９を区画棚２０の位置で遮断し、
棚板３の裏側に取り付けられたヒータ４により冷温蔵室
１内を温めることも図３のものと同様である。
【００１３】それに加えて本発明では、断熱壁２１の裏
側に暖気ダクト１０を設け、凝縮器１２を冷却して温ま
った空気を導く。そして、暖気ダクト１０と冷温蔵室１
との間に、暖気ダクト１０の空気を流す方向を、冷温蔵
室１か外部かに切り換える暖気ダンパー１１を設ける。
暖気ダンパー１１は、上面の断熱壁２２に上辺が軸支さ
れており、冷温蔵室１の側から後ろ側に押すと、スプリ
ングにより上側に跳ね上がって、図１に示すような位
置、すなわち、冷温蔵室１側に開いて、外部放出側を閉
じる位置に保持される。また、取手（図示せず）を持っ
て手前に引くと、冷温蔵室１側を閉じて、外部放出側を
開ける位置に保持されるようになっている。
側に暖気ダクト１０を設け、凝縮器１２を冷却して温ま
った空気を導く。そして、暖気ダクト１０と冷温蔵室１
との間に、暖気ダクト１０の空気を流す方向を、冷温蔵
室１か外部かに切り換える暖気ダンパー１１を設ける。
暖気ダンパー１１は、上面の断熱壁２２に上辺が軸支さ
れており、冷温蔵室１の側から後ろ側に押すと、スプリ
ングにより上側に跳ね上がって、図１に示すような位
置、すなわち、冷温蔵室１側に開いて、外部放出側を閉
じる位置に保持される。また、取手（図示せず）を持っ
て手前に引くと、冷温蔵室１側を閉じて、外部放出側を
開ける位置に保持されるようになっている。
【００１４】また、冷温蔵室１と冷蔵室２との間を区画
する区画棚２０と冷温蔵室１の下段の棚板３との間から
後面に連通させて冷暖気ダクト９を設け、その前端に空
気吸入口７を設ける。さらに、冷温蔵室１の前側上部に
空気吐出口６を設け、冷暖気ダクト９と暖気ダンパー１
１の出口側に空気循環ファン８を設ける。
する区画棚２０と冷温蔵室１の下段の棚板３との間から
後面に連通させて冷暖気ダクト９を設け、その前端に空
気吸入口７を設ける。さらに、冷温蔵室１の前側上部に
空気吐出口６を設け、冷暖気ダクト９と暖気ダンパー１
１の出口側に空気循環ファン８を設ける。
【００１５】そして、冷温蔵室１を温蔵室として用いる
場合は、ヒータ４および空気循環ファン８に通電すると
共に、暖気ダクト１０の空気を冷温蔵室１内に導くよう
に暖気ダンパー１１を押し上げ、冷暖気ダクト９および
暖気ダクト１０からの空気を、空気循環ファン８により
空気吐出口６から冷温蔵室１内に吐出させる。また、冷
気ダクト１９に設けた冷気ダンパー１８は、後ろ側にス
ライドさせて冷温蔵室１側への開口を閉じる。
場合は、ヒータ４および空気循環ファン８に通電すると
共に、暖気ダクト１０の空気を冷温蔵室１内に導くよう
に暖気ダンパー１１を押し上げ、冷暖気ダクト９および
暖気ダクト１０からの空気を、空気循環ファン８により
空気吐出口６から冷温蔵室１内に吐出させる。また、冷
気ダクト１９に設けた冷気ダンパー１８は、後ろ側にス
ライドさせて冷温蔵室１側への開口を閉じる。
【００１６】そのようにした結果、図１中実線矢印で示
すように、凝縮器１２を冷却して温度が上昇した空気が
冷温蔵室１内に送り込まれて、冷温蔵室１内を循環する
ことにより、ヒータ４の容量が小さくても冷温蔵室１の
温度を高く保つことが可能となる。その結果、ヒータ４
の消費電力が少なくなると共に、プルアップ時間が短縮
できる。しかも、空気吐出口６と空気吸入口７との間
に、一種のエアカーテンが形成されて、暖気が流出する
のを防止することができ、その点でも消費電力が少なく
なる。また、暖気が冷温蔵室１内を撹拌しながら循環す
るため、冷温蔵室１内の温度が均一化される。
すように、凝縮器１２を冷却して温度が上昇した空気が
冷温蔵室１内に送り込まれて、冷温蔵室１内を循環する
ことにより、ヒータ４の容量が小さくても冷温蔵室１の
温度を高く保つことが可能となる。その結果、ヒータ４
の消費電力が少なくなると共に、プルアップ時間が短縮
できる。しかも、空気吐出口６と空気吸入口７との間
に、一種のエアカーテンが形成されて、暖気が流出する
のを防止することができ、その点でも消費電力が少なく
なる。また、暖気が冷温蔵室１内を撹拌しながら循環す
るため、冷温蔵室１内の温度が均一化される。
【００１７】そしてまた、冷蔵室２では、図１中点線矢
印で示すように、冷却器１４で冷却された空気が空気吐
出口１６から吐出され、冷蔵室２内を冷却した後、空気
吸入口１７から冷気ダクト１９内に吸い込まれて循環す
る。
印で示すように、冷却器１４で冷却された空気が空気吐
出口１６から吐出され、冷蔵室２内を冷却した後、空気
吸入口１７から冷気ダクト１９内に吸い込まれて循環す
る。
【００１８】一方、冷温蔵室１を冷蔵室として用いる場
合は、ヒータ４および空気循環ファン８をオフにすると
共に、暖気ダクト１０の空気を外部上方に放出させるよ
うに暖気ダンパー１１を手前側に引き、冷気ダクト１９
に設けた冷気ダンパー１８は、手前側にスライドさせて
冷温蔵室１側への開口を開ける。その結果、冷却器１４
で冷却された空気が空気吐出口６から吐出され、冷温蔵
室１と冷蔵室２内を冷却した後、空気吸入口１７から冷
気ダクト１９内に吸い込まれて循環する。
合は、ヒータ４および空気循環ファン８をオフにすると
共に、暖気ダクト１０の空気を外部上方に放出させるよ
うに暖気ダンパー１１を手前側に引き、冷気ダクト１９
に設けた冷気ダンパー１８は、手前側にスライドさせて
冷温蔵室１側への開口を開ける。その結果、冷却器１４
で冷却された空気が空気吐出口６から吐出され、冷温蔵
室１と冷蔵室２内を冷却した後、空気吸入口１７から冷
気ダクト１９内に吸い込まれて循環する。
【００１９】なお、上記実施形態では、上側の貯蔵室を
温蔵室としても冷蔵室としても用いることができる冷温
蔵室１として説明したが、本発明はそれに限定されず、
温蔵専用の温蔵室とした場合にも適用できる。その場合
は、区画棚２０により上下を完全に遮断し、冷気ダンパ
ー１８は設けない。また、暖気ダンパー１１も設けず
に、暖気ダクト１０と温蔵室の間は常時開けておく。そ
のようにすれば、常時、高温の空気を貯蔵室内に循環さ
せることができて、貯蔵室内の温度を均一化できると共
に、冷却ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用し
て省エネ化を図ることができる。
温蔵室としても冷蔵室としても用いることができる冷温
蔵室１として説明したが、本発明はそれに限定されず、
温蔵専用の温蔵室とした場合にも適用できる。その場合
は、区画棚２０により上下を完全に遮断し、冷気ダンパ
ー１８は設けない。また、暖気ダンパー１１も設けず
に、暖気ダクト１０と温蔵室の間は常時開けておく。そ
のようにすれば、常時、高温の空気を貯蔵室内に循環さ
せることができて、貯蔵室内の温度を均一化できると共
に、冷却ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用し
て省エネ化を図ることができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載するような効果を奏する。請求項
１記載のショーケースは、冷却ユニット中の凝縮器を冷
却して温度上昇した空気を温蔵室として用いる貯蔵室内
に導入して循環させるようにしたので、貯蔵室内空気の
撹拌効果により貯蔵室内の温度を均一化できると共に、
エアカーテン効果により暖気が流出するのを防止し、か
つ、冷却ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用し
て省エネ化を図ることができる。さらに、プルアップ時
間の短縮化が可能となる。
ているので、次に記載するような効果を奏する。請求項
１記載のショーケースは、冷却ユニット中の凝縮器を冷
却して温度上昇した空気を温蔵室として用いる貯蔵室内
に導入して循環させるようにしたので、貯蔵室内空気の
撹拌効果により貯蔵室内の温度を均一化できると共に、
エアカーテン効果により暖気が流出するのを防止し、か
つ、冷却ユニットの凝縮器で発生する排熱を有効利用し
て省エネ化を図ることができる。さらに、プルアップ時
間の短縮化が可能となる。
【００２１】また、請求項２記載のショーケースは、暖
気ダクトと貯蔵室との間に暖気ダンパーを設けて、暖気
ダクトと貯蔵室との間を開閉可能としたので、貯蔵室を
温蔵室と冷蔵室の両方に用いる場合に切り替え可能とな
る。
気ダクトと貯蔵室との間に暖気ダンパーを設けて、暖気
ダクトと貯蔵室との間を開閉可能としたので、貯蔵室を
温蔵室と冷蔵室の両方に用いる場合に切り替え可能とな
る。
【図１】本発明の一実施形態の断面図である。
【図２】本発明の一実施形態の外観図である。
【図３】従来のショーケースの断面図である。
１…冷温蔵室 ２…冷蔵室 ４…ヒータ ６，１６…空気吐出口 ７，１７…空気吸入口 ８…空気循環ファン ９…冷暖気ダクト １０…暖気ダクト １１…暖気ダンパー １２…凝縮器 １４…冷却器 １５…冷気循環ファン １８…冷気ダンパー １９…冷気ダクト ２０…区画棚 ２１，２２…断熱壁
Claims (2)
- 【請求項１】 貯蔵品を加温保存することが可能な貯蔵
室と冷蔵室とを有するショーケースであって、前記貯蔵
室の前側上部に設けた空気吐出口と、前記貯蔵室の前側
下部に設けた空気吸入口と、前記冷蔵室の冷却を行う冷
却ユニットと、該冷却ユニット中の凝縮器を冷却して温
度上昇した空気を導く暖気ダクトと、前記空気吸入口で
吸い込んだ空気と前記暖気ダクトの空気とを前記空気吐
出口に送る空気循環ファンとを具えたことを特徴とする
ショーケース。 - 【請求項２】 前記暖気ダクトと前記貯蔵室との間に暖
気ダンパーを設けて、前記暖気ダクトと前記貯蔵室との
間を開閉可能としたことを特徴とする請求項１記載のシ
ョーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17098697A JPH112486A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17098697A JPH112486A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ショーケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH112486A true JPH112486A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15915015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17098697A Pending JPH112486A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ショーケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH112486A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4690794A (en) * | 1983-02-17 | 1987-09-01 | Hitachi, Ltd. | System for controlling driving water for control rod driving mechanism of nuclear reactor |
| JP2005214525A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍機内蔵型ショーケース |
| JPWO2005001349A1 (ja) * | 2003-06-27 | 2006-08-10 | Gac株式会社 | ダクトシステムおよび収納装置 |
| JPWO2005001350A1 (ja) * | 2003-06-27 | 2006-08-10 | Gac株式会社 | 収納装置 |
| JP2008002788A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Sanden Corp | ショーケース |
| CN100439830C (zh) * | 2004-07-26 | 2008-12-03 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 内置式冰箱的散热装置 |
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-
1997
- 1997-06-12 JP JP17098697A patent/JPH112486A/ja active Pending
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