JPH1124869A - 印刷システム、プリンタ、印刷データ生成装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷システム、プリンタ、印刷データ生成装置及び印刷方法

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JPH1124869A
JPH1124869A JP10104974A JP10497498A JPH1124869A JP H1124869 A JPH1124869 A JP H1124869A JP 10104974 A JP10104974 A JP 10104974A JP 10497498 A JP10497498 A JP 10497498A JP H1124869 A JPH1124869 A JP H1124869A
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賢一 倉田
Kiyoshi Mukoyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー印刷をする際に、プリンタ側の搭載メ
モリ量を確認して、印刷データの最適な送信を行い、コ
ピー印刷を完了させること。 【解決手段】 コピー印刷時に、プリンタドライバ2
は、コピースタートコマンドとコピーエンドコマンドと
の間に印刷データを配置してプリンタ10に送信する。
コピー制御部32の判定部34は、コピーバッファ44
に印刷データを全て格納できたか否かを判定し、その判
定結果をプリンタドライバ2のコマンド発行部4に通知
する。印刷データを全て記憶できた場合は、1回のデー
タ送信でコピー印刷を実行できる場合なので、プリンタ
ドライバ2側の処理は終了する。搭載メモリ量不足等に
より、印刷データを記憶できなかった場合は、印刷部数
に応じた数だけ印刷データを繰返し送信する。これによ
り、コピーバッファ44のメモ量の大小を問わずに、コ
ピー印刷を行わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数部数の印刷を
行うことができる印刷システム、プリンタ、印刷データ
生成装置及び印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一ページを複数部数印刷(以
下、コピー印刷とも言う)する場合に、ホストコンピュ
ータからは1ページ分の印刷データを送信し、プリンタ
側で必要部数分の印刷をするようにした印刷システム
は、例えば、レーザビームプリンタ等のページプリンタ
において実現されている。
【0003】このようなコピー印刷機能は、同一の印刷
データを印刷部数分だけホストコンピュータから繰返し
送信する場合と比較して、印刷データの送信時間を短縮
することができ、また、ホストコンピュータを早期に解
放できる等の点で、有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、印刷データを1回送信するだけでコピー印刷を行う
ことができる。しかし、プリンタに搭載されたメモリ量
がコピー印刷に要求されるメモリ量よりも少ない場合に
は、コピー印刷が失敗する可能性がある。例えば、1ペ
ージから10ページまでのデータをその順序で10部ず
つ印刷する場合は、1ページから10ページまでの全て
の印刷データをプリンタ側で保持できなければ、コピー
印刷できない場合がある。この場合に、従来技術では、
コピー印刷を失敗した旨のメッセージが表示された後、
再度、例えば、同じデータを9回、ホストコンピュータ
から送信し直さなければならず、非常に手間がかかると
いう問題がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、複数部数印刷の際にメモリ不足
等が生じた場合でも、複数部数の印刷を完了することが
でき、使い勝手を向上できるようにした印刷システム、
プリンタ、印刷データ生成装置及び印刷方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明で
は、ホストコンピュータと、該ホストコンピュータから
受信したデータに基づいて印刷を実行するプリンタとを
備えた印刷システムにおいて、印刷データを所定部数印
刷させるためのコピーコマンドを発行するコピーコマン
ド発行手段と、前記コピーコマンドにより所定部数印刷
されるべき印刷データを記憶するための記憶手段と、前
記コピーコマンドを解釈して前記所定部数の印刷を実行
するコピー印刷制御手段と、前記所定部数印刷されるべ
き印刷データを前記記憶手段に記憶できるか否かを判定
する判定手段とを備え、前記判定手段は、前記印刷デー
タを前記記憶手段に記憶できないと判定した場合には、
前記コピーコマンド発行手段に前記所定部数の印刷が不
可であることを示す所定部数印刷不可情報を通知するこ
とを特徴としている。
【0007】コピー印刷を行う場合、コピーコマンド発
行手段はコピーコマンドを発行し、ホストコンピュータ
からプリンタに印刷データが送信される。印刷データを
記憶手段に記憶させることができる場合は、コピー印刷
制御手段は、記憶手段に記憶された印刷データを所定部
数分だけ読み出すことにより、コピー印刷を実行するこ
とができる。一方、記憶手段のメモリ不足等によって、
印刷データを記憶手段に記憶できない場合、判定手段
は、コピーコマンド発行手段に所定部数印刷不可情報を
通知する。これにより、コピーコマンド発行手段は、1
回のデータ送信でコピー印刷できないことを知ることが
できる。従って、コピーコマンド発行手段は、部数分だ
け印刷データを繰り返し送信したり、印刷データの送信
速度を低下させる等の処理を行うことができ、使い勝手
が向上する。
【0008】請求項2に係る発明のように、前記ホスト
コンピュータは、前記コピーコマンド発行手段を有し、
前記プリンタは、前記記憶手段と前記コピー印刷制御手
段と前記判定手段とを有することができる。
【0009】即ち、判定手段は、プリンタ側に設けるこ
とができる。
【0010】請求項3に係る発明のように、前記ホスト
コンピュータは、前記コピーコマンド発行手段と前記判
定手段とを有し、前記プリンタは、前記記憶手段と前記
コピー印刷制御手段とを有することができる。
【0011】即ち、判定手段は、ホストコンピュータ側
に設けることもできる。
【0012】請求項4に係る発明のように、前記コピー
コマンド発行手段は、前記判定手段から前記所定部数印
刷不可情報を通知された場合に、前記印刷データを前記
所定部数に応じた数だけ前記プリンタに送信することが
できる。
【0013】これにより、1回のデータ送信でコピー印
刷を実行できない場合でも、予定された部数分の印刷を
行うことができ、使い勝手が向上する。なお、「所定部
数に応じた数」とは、当初予定されていた印刷部数と同
一である場合も含むが、当初の印刷部数よりも少ない値
である場合もある。最初のデータ送信によって既に1部
印刷されている場合は、当初の印刷部数から1を引いた
数だけ印刷データを繰り返し送信すればよいためであ
る。
【0014】請求項5に係る発明のように、前記コピー
コマンド発行手段は、コピー印刷開始コマンドとコピー
印刷終了コマンドとの間に前記印刷データを位置させて
送信し、前記記憶手段には、前記印刷データの終端に前
記コピー印刷終了コマンドを記憶させることもできる。
【0015】印刷データの終端にコピー印刷終了コマン
ドを位置させて記憶することにより、記憶手段からコピ
ー印刷終了コマンドが読み出された時点で、コピー印刷
すべき範囲を検出することができる。従って、印刷デー
タの最終記憶アドレスを検出するためのアドレスカウン
タ等を用いることなく、コピー印刷すべきデータの範囲
を検出して、コピー印刷を行うことができる。
【0016】請求項6に係る発明では、前記判定手段
は、前記コピー印刷終了コマンドを前記記憶手段に記憶
できない場合に、前記印刷データを前記記憶手段に記憶
できないと判定することができる。
【0017】印刷データの終端にコピー印刷終了コマン
ドが位置するため、記憶手段にコピー印刷終了コマンド
が記憶された場合は、コピー印刷すべき印刷データを全
て記憶手段に記憶できたものとして判定することができ
る。
【0018】請求項7に係る発明では、前記判定手段
は、前記記憶手段の記憶容量と前記印刷データのデータ
量とを比較し、前記記憶手段の記憶容量が前記印刷デー
タのデータ量よりも少ない場合に、前記印刷データを前
記記憶手段に記憶できないと判定することもできる。
【0019】記憶手段の記憶容量と印刷データのデータ
量とを比較することにより、印刷データを送信または記
憶する前に、コピー印刷に係る印刷データを1回で送信
できるか否かを判定することができ、印刷速度を向上す
ることができる。なお、記憶手段の記憶容量は、予めユ
ーザーが判定手段に登録してもよいし、あるいは、コピ
ー印刷実行時に、記憶手段の記憶容量を検査するように
してもよい。
【0020】請求項8に係る発明のように、前記印刷デ
ータのデータ量と比較される前記記憶手段の記憶容量
は、利用可能な空き容量であってもよい。
【0021】例えば、記憶手段の一部が他のデータ等に
よって既に予約等されている場合や、ネットワーク印刷
システムに組み込まれて複数のコピー印刷ジョブをプリ
ンタが受信する場合がある。これらの場合には、たとえ
印刷データのデータ量が記憶手段の最大記憶容量よりも
少なくても、1回のデータ送信でコピー印刷を行うこと
ができない可能性がある。従って、記憶手段の利用可能
な空き容量と印刷データのデータ量とを比較することに
より、判定精度を向上させる。
【0022】請求項9に係る発明では、前記判定手段
は、前記記憶手段が前記印刷データを記憶した場合に
は、前記コピーコマンド発行手段に前記所定部数の印刷
が可であることを示す所定部数印刷可情報を通知するこ
ともできる。
【0023】これにより、コピーコマンド発行手段は、
1回のデータ送信でコピー印刷が行われることを確認す
ることができ、処理を終了することができる。
【0024】請求項10に係る発明では、ホストコンピ
ュータから受信したデータに基づいて印刷を実行するプ
リンタにおいて、印刷データ及び該印刷データを所定部
数印刷させるためのコピーコマンドを受信する受信手段
と、前記コピーコマンドを解釈して前記所定部数の印刷
を実行するコピー印刷制御手段と、前記印刷データを記
憶するための記憶手段と、前記印刷データを前記記憶手
段に記憶できるか否かを判定する判定手段とを備え、前
記判定手段は、前記印刷データを前記記憶手段に記憶で
きないと判定した場合には、前記ホストコンピュータに
前記印刷データを前記所定部数に応じた数だけ送信する
ように要求することを特徴とする。
【0025】これにより、前記請求項4に係る発明と同
様に、1回のデータ送信でコピー印刷を実行できるか否
かを判定し、1回のデータ送信でコピー印刷を実行でき
ない場合には、所定部数に応じた数だけ印刷データを繰
返し送信させることにより、コピー印刷を行うことがで
きる。
【0026】請求項11に係る発明のように、前記コピ
ーコマンドは、前記印刷データの先頭に位置するコピー
印刷開始コマンドと、前記印刷データの終端に位置する
コピー印刷終了コマンドとからなり、前記記憶手段に
は、前記印刷データの終端に前記コピー印刷終了コマン
ドを記憶することもできる。
【0027】これにより、前記請求項5に係る発明と同
様の作用を得ることができる。
【0028】請求項12に係る発明のように、前記判定
手段は、前記コピー印刷終了コマンドを前記記憶手段に
記憶できない場合に、前記印刷データを前記記憶手段に
記憶できないと判定することもできる。
【0029】これにより、前記請求項6に係る発明と同
様の作用を得ることができる。
【0030】請求項13に係る発明のように、前記判定
手段は、前記記憶手段の記憶容量と前記印刷データのデ
ータ量とを比較し、前記記憶手段の記憶容量が前記印刷
データのデータ量よりも少ない場合に、前記印刷データ
を前記記憶手段に記憶できないと判定することもでき
る。
【0031】これにより、前記請求項7に係る発明と同
様の作用を得ることができる。
【0032】請求項14に係る発明のように、前記印刷
データのデータ量と比較される前記記憶手段の記憶容量
は、利用可能な空き容量であってもよい。
【0033】これにより、前記請求項8に係る発明と同
様の作用を得ることができる。
【0034】請求項15に係る発明では、プリンタに送
信するための印刷データを生成する印刷データ生成装置
において、印刷データを所定部数印刷させるためのコピ
ーコマンドを発行するコピーコマンド発行手段を備え、
前記コピーコマンド発行手段は、前記所定部数印刷され
るべき印刷データを前記プリンタ側で記憶できないと通
知された場合には、前記印刷データを前記所定部数に応
じた数だけ前記プリンタに送信することを特徴としてい
る。
【0035】コピー印刷時に、コピーコマンド発行手段
は、所定部数印刷されるべき印刷データを1回のデータ
送信で送信することを試みる。従って、プリンタ側の搭
載メモリ量が十分にある場合は、1回のデータ送信でコ
ピー印刷が実行される。一方、プリンタ側のメモリ量が
少なく、印刷データを全て記憶手段に記憶できない場合
は、所定部数に応じた数だけ印刷データを繰返しプリン
タに送信する。従って、いずれの場合でもコピー印刷を
行うことができ、使い勝手が向上する。
【0036】請求項16に係る発明では、前記プリンタ
側の記憶容量と前記印刷データのデータ量とを比較する
判定手段を更に設け、該判定手段は、前記記憶容量が前
記印刷データのデータ量よりも少ない場合に、前記印刷
データを前記プリンタ側で記憶できないと判定して前記
コピーコマンド発行手段に通知することができる。
【0037】これにより、前記請求項7に係る発明と同
様の作用を得ることができる。
【0038】請求項17に係る発明では、前記印刷デー
タのデータ量と比較される前記記憶容量は、利用可能な
空き容量であってもよい。
【0039】これにより、前記請求項8に係る発明と同
様の作用を得ることができる。
【0040】請求項18に係る発明では、ホストコンピ
ュータで生成された印刷データをプリンタに送信して印
刷させる印刷方法において、所定部数だけ印刷されるべ
き印刷データを生成する第1ステップと、前記印刷デー
タを前記プリンタ側に送信する第2ステップと、前記印
刷データを受信して記憶手段に記憶させる第3ステップ
と、前記印刷データが前記記憶手段に記憶されたか否か
を判定する第4ステップと、前記印刷データが前記記憶
手段に記憶されていないと判定された場合には、前記所
定部数に応じた数だけ前記印刷データの送信を要求し、
これにより受信された印刷データを印刷する第5ステッ
プと、前記印刷データを前記記憶手段に記憶できたと判
定された場合には、前記記憶手段から前記印刷データを
読み出して前記所定部数だけ印刷させる第6ステップ
と、を含んでなることを特徴としている。
【0041】コピー印刷時には、コピー印刷すべき印刷
データをプリンタに送信する。送信された印刷データが
記憶手段に記憶された場合は、記憶手段に記憶された印
刷データを読み出すことにより、1回のデータ送信でコ
ピー印刷が実行される。一方、送信された印刷データを
記憶手段に記憶できない場合は、所定部数に応じた数だ
け印刷データを繰返し送信することにより、コピー印刷
を行う。これにより、使い勝手が向上する。
【0042】請求項19に係る発明では、ホストコンピ
ュータで生成された印刷データをプリンタに送信して印
刷させる印刷方法において、所定部数だけ印刷されるべ
き印刷データを生成する第1ステップと、前記印刷デー
タを前記プリンタ側の記憶手段で記憶可能か否かを判定
する第2ステップと、前記印刷データを前記記憶手段で
記憶可能と判定された場合は、前記印刷データを前記プ
リンタに送信する第3ステップと、前記印刷データを前
記記憶手段で記憶できないと判定された場合には、前記
所定部数に応じた数だけ前記印刷データを前記プリンタ
に送信する第4ステップと、前記送信された印刷データ
に基づいて印刷を行う第5ステップと、を含んでなるこ
とを特徴としている。
【0043】コピー印刷時には、印刷データを送信する
前に、印刷データを記憶手段に記憶できるか否かを判定
する。これにより、記憶手段がコピー印刷に係る印刷デ
ータを記憶できると判定された場合は、1回のデータ送
信で印刷データを送信し、コピー印刷を行う。一方、記
憶手段の容量不足等により印刷データを記憶できない場
合は、所定部数に応じた数だけ印刷データを繰り返し送
信し、コピー印刷を実行させる。
【0044】請求項20に係る発明は、プリンタを制御
するためのプログラムを記録したプログラム記録媒体に
おいて、印刷データ及び該印刷データを所定部数印刷さ
せるためのコピーコマンドを受信する受信機能と、前記
コピーコマンドを解釈して前記所定部数の印刷を実行す
るコピー印刷制御機能と、前記印刷データを記憶手段に
記憶できるか否かを判定し、前記印刷データを前記記憶
手段に記憶できないと判定した場合には、前記印刷デー
タを前記所定部数に応じた数だけ送信するように要求す
る判定機能とを、前記コンピュータに実現させるための
プログラムを前記コンピュータが読取り及び理解可能な
形態で記録したプログラム記録媒体である。
【0045】上記プログラムをプリンタのコンピュータ
に読み取らせることにより、請求項10に係る発明と同
様の機能を備えたプリンタを実現することができる。こ
こで、記録媒体としては、例えば、フロッピーディス
ク、コンパクトディスク、光磁気ディスク、磁気テー
プ、ハードディスク、メモリ等の種々の媒体を用いるこ
とができる。また、これに限らず、例えば、通信回線を
介してプログラムをリモートダウンロードする等のよう
に、通信媒体を利用することも可能である。
【0046】請求項21に係る発明は、プリンタに送信
される印刷データを生成するためのプログラムを記録し
たプログラム記録媒体において、印刷データを所定部数
印刷させるためのコピーコマンドを発行すると共に、前
記所定部数印刷されるべき印刷データを前記プリンタ側
で記憶できないと通知された場合には、前記印刷データ
を前記所定部数に応じた数だけ前記プリンタに送信させ
るコピーコマンド発行機能を、前記コンピュータに実現
させるためのプログラムを前記コンピュータが読取り及
び理解可能な形態で記録したプログラム記録媒体であ
る。
【0047】上記プログラムをホストコンピュータに読
み取らせることにより、請求項15に係る発明と同様の
機能を備えた印刷データ生成装置を実現できる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0049】1.第1の実施の形態 図1〜図8に基づいて、本発明の第1の実施の形態を説
明する。図1は、本実施の形態に係るシリアルプリンタ
のハードウエア構成を示す説明図であり、図2は、印刷
システムの機能ブロック図である。
【0050】本実施形態のプリンタ(プリンタ)は既存
の構造をなすものであって、図1に示すように、プリン
タ10は、インターフェース(以下、「I/F」と略
記)11を介してホストコンピュータ1に接続されてお
り、I/F11には、入出力制御装置12が接続されて
いる。また、プリンタ10は、コンピュータによって構
成されるプリンタコントローラ15と、プリンタコント
ローラ15によって動作を制御されるプリントエンジン
20とを有し、プリンタコントローラ15とプリントエ
ンジン20とは、入出力制御装置12からI/F13を
介して接続されている。
【0051】ここで、プリンタコントローラ15は、プ
ログラムROM17に記憶された制御プログラム等に基
づいて動作するCPU16を具えており、プリンタ10
を総括的に制御するものである。そして、プリンタコン
トローラ15は、ホストコンピュータ1からのデータ等
を格納するためのRAM18及び補助メモリ19を有し
ている。補助メモリ19は、例えば、SIMM(Single In-
line Memory Module)等の大容量メモリとして構成され
ており、後述するコピー印刷のためのデータを格納する
ものである。なお、プリンタコントローラ15とホスト
コンピュータ1とは、例えば、LAN(Local Area Networ
k)等の通信回線14を介して接続されている。
【0052】プリントエンジン20は、印刷を実行する
ためのプリントヘッド21と、プリントヘッド21を搭
載したキャリッジを駆動するためのキャリッジ機構22
と、紙送りを行うための紙送り機構23とを備えてい
る。
【0053】図2の機能ブロック図を参照する。ホスト
コンピュータ1は、プリンタドライバ2とI/F3とを
備えている。「印刷データ生成装置」としてのプリンタ
ドライバ2は、例えば、文書作成用ソフトウエア等から
入力されたドキュメントデータを印刷データに変換し、
この印刷データをI/F3から通信回線14を介してプ
リンタ10に送信するものである。プリンタドライバ2
は、「コピーコマンド発行手段」としてのコマンド発行
部4を備えている。コマンド発行部4は、コピー印刷時
に、印刷データを所定のコピーコマンドによりプリンタ
10に送信し、コピー印刷を行わせるものである。即
ち、図2中に示すように、コマンド発行部4は、印刷デ
ータの先頭に「コピー印刷開始コマンド」としてのコピ
ースタートコマンド(図2中では、「コピースタート」
と示す)を配置し、印刷データの終端には「コピー印刷
終了コマンド」としてのコピーエンドコマンド(図2中
では「コピーエンド」と示す)を配置して、プリンタ1
0に送信する。
【0054】プリンタコントローラ15は、後述するよ
うに、解釈部31と、受信バッファ41と、出力バッフ
ァ42と、コピー指令記憶部43と、コピーバッファ4
4とを備えている。
【0055】解釈部31は、ホストコンピュータ1から
受信されて受信バッファ41に記憶された印刷データを
読み込んで1行毎にイメージデータを生成し、このイメ
ージデータを出力バッファ42に展開させる。出力バッ
ファ42に書き込まれたイメージデータは、プリントエ
ンジン20に送信され、プリントエンジン20によって
印刷される。なお、受信バッファ41及び出力バッファ
42は、RAM18内に形成される。
【0056】また、解釈部31には、コピー制御部32
が設けられている。コピー制御部32は、「コピー印刷
制御手段」としてのコピー印刷部33と、「判定手段」
としての判定部34とを備えている。コピー印刷部33
は、ホストコンピュータ1のコマンド発行部4から入力
された所定のコピーコマンドに基づいて、1回の印刷デ
ータの受信で所定部数のコピー印刷を実行するものであ
る。このコピー印刷実行のため、コピー印刷部33は、
RAM18内に形成されるコピー指令記憶部43と、補
助メモリ19に形成される「記憶手段」としてのコピー
バッファ44とを利用する。判定部34は、コピーバッ
ファ44にコピー印刷に係る印刷データが全て記憶され
たか否かを判定し、印刷データがコピーバッファ44に
記憶された場合には、「所定部数印刷可情報」としての
コピーOKをコマンド発行部4に通知し、印刷データを
コピーバッファ44に記憶できなかった場合は、「所定
部数印刷不可情報」としてのコピーNGをコマンド発行
部4に通知するようになっている。
【0057】即ち、コピー制御部32は、コマンド発行
部4からのコピースタートコマンドを受信すると、印刷
部数等の指令内容をコピー指令記憶部43に記憶すると
共に、後続する印刷データをコピーバッファ44に記憶
させる。そして、コピー制御部32は、コピーバッファ
44内の印刷データを読み出して解釈することにより、
所定部数のコピー印刷を実行する。一方、コピー印刷に
係る印刷データをコピーバッファ44に記憶できなかっ
た場合には、コピー制御部32は、コマンド発行部4に
対しコピーNGを送信させ、コピー印刷すべき印刷デー
タを再度必要部数分だけ送信させてコピー印刷を実行す
る。
【0058】次に、図3〜図6に基づいて本実施の形態
の作用を説明する。まず、図3及び図4には、プリンタ
10側で実行されるコピー印刷処理のフローチャートが
示されている。なお、以下の説明では、ステップを
「S」と略記する。また、図3,図4中では「YES」
を「Y」、「NO」を「N」とそれぞれ略記する。
【0059】ホストコンピュータ1から送信されたデー
タが受信バッファ41に格納されると、まず、受信バッ
ファ41からデータを取りだし(S1)、データを解析
する(S2)。データがコマンドの場合には(S3:YE
S)、続いて、コピーコ マンドかどうかを判断する(S
4)。ここで、コピーコマンドとは、次からの印刷デー
タを所定部数印刷せよという指令であり、具体的には、
コピースタートコマンドである。従って、コピーコマン
ドの場合には(S4:YES)、受信バッファ41からデ
ータを取りだし (S5)、コピー指令記憶部43に印
刷部数Cnをセットすると共に(S6)、コピースター
トフラグ(図中では、「コピーF」と略記)をセット
(F=1)して(S7)、S1に戻り、受信バッファ4
1から次のデータを取り出す。
【0060】コピーコマンドに続いて印刷データを受信
した場合には、S3からS8に移行し、コピースタート
フラグが1(F=1)であることを条件に(S8:YE
S)、コピーバッファ44に印刷データを入力し(S
9)、コピーバッファが一杯でない場合には(S10:
NO)、さらに、印刷データを出力バッファ42に入力さ
せる(S11)。この処理は、出力バッファが一杯にな
るまで続けられ、出力バッファが一杯になった場合には
(S12:YES)、出力バッファにたまったデータを印
刷し(S13)、出力バッファを初期化する(S1
4)。
【0061】また、上述したコピーバッファ44及び出
力バッファ42への格納並びに出力バッファの印刷は、
続きのデータがある限り続けられる。そして、印刷デー
タの受信を終了し、コピーエンドコマンドを受信した場
合には、S3からS4に入り、この場合コピースタート
コマンドではなく(S4:NO)、コピースタートフラグ
は1(F=1)であるので(S15:YES)、コピーエ
ンドコマンドはコピーバッファ44に入力される(ステ
ップS16)。これにより、コピーエンドコマンドは、
印刷データの終端に位置してコピーバッファ44内に記
憶される。そして、コピーバッファ44が一杯でない場
合には(S17:NO)、印刷指令ではなく(S18:N
O)、コピーエンドコマンドであるので(S19:YE
S)、図4に示すS21に移行する。
【0062】S21では、コピー印刷に係る印刷データ
(コピーデータとも言う)をコピーバッファ44に格納
することができた場合であるので、コピー印刷が実行で
きることを通知するためのコピーOK(図中では、「co
pyOK」と表示)をコマンド発行部4に送信させ、その
後、コピーバッファ44内の印刷データに基づいて(所
定部数−1)の印刷を実行する。
【0063】即ち、コピーバッファ取り出しポインタを
初期化して(S22)、コピーバッファ44からデータ
を取り出す(S23)。次に、取り出したデータを解析
し(S24)、コマンドでない場合には(S25:N
O)、出力バッファ42に入力する(S26)。印刷デ
ータの転送処理は出力バッファ42が一杯になるまで行
われる(S27:NO)。出力バッファ42が一杯になっ
た場合には(S27:YES)、出力バッファ42にたま
ったデータの印刷を行い(S28)、出力バッファ42
を初期化して(S29)、S23に戻る。
【0064】以上述べた出力バッファ42の印刷は、コ
ピーバッファ44からコピーエンドコマンドが読み出さ
れるまで続けられる。コピーエンドコマンドが取り出さ
れると、コマンドであり(S25:YES)、印刷指令で
はなく(S30:NO)、コピーエンドコマンドであるの
で(S31:YES)、印刷部数Cnを「1」減算し(S
32)、コピーバッファ44の取り出しポインタの初期
化を行う(S33)。以上のコピーバッファ44内の印
刷処理は、印刷部数Cnが「0」になるまで繰り返さ
れ、印刷部数Cnが「0」になると(S34:YES )、
指示された部数のコピー印刷が終了する。従って、コピ
ーバッファ44を初期化し(S35)、コピースタート
フラグをリセット(F=0)して(S36)、S1に戻
る。
【0065】一方、コピーデータをコピーバッファ44
に格納している途中でコピーバッファ44が一杯になっ
た場合には(S10:YES;及びS17:YES)、コピー
NG(図中では「copyNG」と表示)をコマンド発行部4
に送信させ(S37)、コピースタートフラグをリセッ
トし(F=0)(S38)、コピーバッファ44を初期
化する(S39)。なお、この後、通常の印刷が行われ
るが、コピースタートフラグがリセットされているの
で、S8及びS15の判断の後、コピーバッファ44へ
の入力は行われない。
【0066】また、コピーコマンドがない状態では、ま
たは、コピーデータ内に他のコマンドが含まれている場
合には、S18からS41に移行し、パラメータがある
場合には(S41:YES)、受信バッファ41からデー
タを取り出して(S42)、これをパラメータがある間
繰り返し(S43:YES)、パラメータがなくなった後
に(S43:NO)コマンド処理し(S44)、S1に戻
る。さらに、コピーデータ内にこのようなコマンドがあ
った場合には、コピーバッファ44からのデータの取り
出しにおいても処理され、S31でコピーコマンドでな
いと判定されるため、S45〜S48で同様に処理され
る。
【0067】次に、図5は、プリンタドライバ2側で実
行されるドライバ処理を示すフローチャートである。
【0068】コピー印刷時には、まず最初に、コピーコ
マンド(コピースタートコマンド)を送信し(S5
1)、続いてコピー印刷するためのコピーデータをプリ
ンタ10に送信する(S52)。コピーデータの送信が
終了した場合には、コピーエンドコマンドを送信し(S
53)、プリンタ10からの通知を受信するまで待機す
る(S54)。
【0069】プリンタ10からコピーOKを受信した場
合には(S55:YES)処理を終了するが、コピーOK
ではなかった場合は、即ち、コピーNGを受信した場合
には(S55:NO)、印刷データの送信回数Cn1をセ
ットし(S56)、Cn1から「1」を減算し(S5
7)、Cn1が「0」になるまで(S58:NO)、コピ
ーデータを繰返し送信する(S59)。これらS56〜
S59を印刷部数だけ繰り返すことにより、所定の部数
のコピー印刷がプリンタ10によって行われる。なお、
最初のコピーデータ送信時に、1部だけ印刷が実行され
る場合は、送信回数Cn1は当初の印刷部数Cnから
「1」を引いた数として設定される。一方、最初のコピ
ーデータ送信時に印刷が行われなかった場合は、Cn1
はCnと同じ値に設定される。
【0070】このように構成される本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。
【0071】第1に、1回のデータ送信でコピーバッフ
ァ44にコピーデータを記憶できた場合には、コピーバ
ッファ44に記憶されたコピーデータを印刷部数分だけ
読み出すことにより、コピー印刷を実行することがで
き、コピーデータをコピーバッファ44に全て記憶でき
ない場合には、追加のコピーデータを必要な数だけホス
トコンピュータ1から更に受信することにより、所定部
数のコピー印刷を完了することができる。
【0072】図6は、このようなコピー印刷処理におけ
るホストコンピュータ1とプリンタ10との間のデータ
の流れを示す説明図であり、図6(A)は1回のデータ
送信でコピー印刷が実行された場合、図6(B)はコピ
ーバッファ44の容量不足のため複数回のデータ送信を
行う場合をそれぞれ示す。各データの流れには、上述し
た処理中のステップ番号が付してあり、コピーコマンド
としては、コピー部数が3枚の例を示してある。
【0073】従って、本実施形態による印刷システムで
は、ホストコンピュータ1からの1回のデータ送信でコ
ピー印刷を行うことができるため、印刷データの送信時
間を短縮して印刷速度を向上させることができ、また、
ホストコンピュータ1を早期に開放することができる。
さらに、一回送信された印刷データがコピーバッファ4
4に格納できなかった場合には、ホストコンピュータ1
に印刷データの送信を要求することにより、プリンタ1
0側のメモリ不足の有無を問わずに、常にコピー印刷を
完了させることができ、使い勝手が向上する。
【0074】第2に、印刷データの終端に位置させてコ
ピーエンドコマンドをコピーバッファ44内に格納させ
るため、コピーエンドコマンドを読み出すことにより、
コピーデータの範囲を検出することができる。即ち、コ
ピーデータの格納先アドレスをカウントするアドレスカ
ウンタ等を用いずに、コピー印刷すべきデータの範囲を
確実に検出することができる。
【0075】第3に、コピーバッファ44にコピーデー
タを全て記憶できた場合には、ホストコンピュータ1に
コピーOKを通知するため、このコピーOK通知を受信
することによりホストコンピュータ1は処理を終了する
ことができる。
【0076】なお、コピー印刷の例としては、例えば、
1頁を3部、2頁を3部、3頁を3部印刷する場合の
他、1〜3頁をその順で3部印刷する場合もある。
【0077】前者の印刷の例を図7に示す。この場合、
例えば、図7(A)に示すように、「ABC」という頁
を3部、「あいう」という頁を3部、「123」という
頁を3部、それぞれ印刷する場合、まず、コピーコマン
ド及び「ABC」の印刷データが送信されて1部印刷さ
れると同時にコピーバッファ44には「ABC」改頁及
びコピーエンドコマンドが格納され、その後、コピーバ
ッファ44に格納されたコピーデータを用いてさらに2
部印刷される。同様にして、「あいう」が3部印刷さ
れ、さらに、「123」が3部印刷される。この場合は
コピーバッファ44がそれほど大きくなくても実現でき
る。
【0078】一方、後者、即ち、いわゆる帳合い印刷の
例を図8に示す。図8(A)に示すように、「AB
C」、「あいう」、「123」をこの順で3部印刷する
場合、コピーコマンド及び「ABC」、「あいう」、
「123」の印刷データが送信されて1部印刷されると
同時に、「ABC」改頁、「あいう」改頁、「123」
改頁及びコピーエンドコマンドがコピーバッファ44に
格納され、その後、コピーバッファ44に格納されたデ
ータを用いてさらに2部印刷される。このような印刷
は、コピーバッファ44が大きくないと実現できない。
【0079】従って、帳合い印刷の場合、従来において
は、初めから必要部数分だけ印刷データを送信していた
が、本実施の形態では、取りあえず、1回のデータ送信
でコピー印刷を行えるか試み、コピー印刷が可能であれ
ば繰り返し送信することなくコピー印刷を完了すること
ができる。一方、メモリ不足等により、コピー印刷が実
行できない場合でも、必要部数の送信をホストコンピュ
ータ1から行わせることにより、コピー印刷を完了させ
ることができ、使い勝手が向上する。
【0080】2.第2の実施の形態 次に、図9〜図11に基づいて本発明の第2の実施の形
態を説明する。なお、以下の各実施の形態では、上述し
た実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。本実施の形態の特徴は、
コピーバッファ44の空き容量とコピーデータのデータ
量とを比較することにより、1回のデータ送信でコピー
印刷が可能か否かを判定してホストコンピュータ1に通
知することにある。従って、本実施の形態では、ホスト
コンピュータ1からのコピースタートコマンド中に、印
刷部数Cnに加えて、コピーデータのデータ量DSが予
め格納されている。
【0081】本実施の形態によるプリンタ51には、コ
ピーバッファ44の利用可能な空き容量MSを検出する
ためのメモリ量検出部52が設けられている。メモリ量
検出部52は、コピーバッファ44で利用可能なメモリ
残量MSを検出してコピー制御部32の判定部53に出
力する。判定部53は、コピーデータのデータ量DSと
コピーバッファ44の空き容量MSとを比較し、コピー
データのデータ量DSがコピーバッファ44の空き容量
MS以下の場合に、コピーOKを通知するようになって
いる。
【0082】図10は、本実施の形態による印刷システ
ムの判定処理を示すフローチャートである。コピー印刷
が指示されるのを監視し(S71)、コピー印刷を指示
された場合は、コピーデータのデータ量DSを検出する
(S72)。次に、メモリ量検出部52からコピーバッ
ファ44の空き容量MSを検出し(S73)、コピーデ
ータのデータ量DSがコピーバッファ44の空き容量M
S以下であるか否かを判定する(S74)。コピーデー
タのデータ量DSの方がコピーバッファ44の空き容量
MS以下の場合は、1回のデータ送信でコピー印刷を行
うことができる場合なので、ホストコンピュータ1にコ
ピーOKを通知する(S75)。一方、データ量DSが
空き容量MSを上回っている場合は、コピーデータの受
信に失敗する可能性があるため、コピーNGを通知する
(S76)。
【0083】図11は、印刷処理を示すフローチャート
である。まず、コピー印刷を行うか否か判定し(S8
1)、コピー印刷を行う場合には、印刷部数Cnをセッ
トして(S82)、コピーバッファ44から印刷データ
を読み出す(S83)。そして、この読み出された印刷
データを解釈して印刷用のイメージデータを生成し(S
84)、プリントエンジン20により印刷させ(S8
5)、印刷部数Cnを1だけデクリメントする(S8
6)。S82〜S87の処理は、部数Cnが0に達する
まで繰返し行われる(S87)。一方、コピーNGが通
知されて印刷部数分だけの印刷データが繰り返し送信等
される場合には、S81で「NO」と判定されてS88
に移り、通常の印刷処理であるか否かを判定する。通常
印刷の場合は、受信された印刷データを解釈してイメー
ジデータを生成し(S89)、印刷を行う(S90)。
従って、コピーNG通知によりホストコンピュータ1か
ら印刷データが複数回送信された場合には、S88〜S
90の処理が部数分だけ繰り返されてコピー印刷が終了
する。なお、通常印刷ではない場合、例えば、プリンタ
ステータスの問い合わせコマンド等を受信した場合は、
各コマンドの内容に応じて通常処理が行われる(S9
1)。
【0084】このように構成される本実施の形態でも、
上述した第1の実施の形態と同様の処理を行うことがで
きる。これに加えて、本実施の形態では、コピーデータ
のデータ量とコピーバッファ44の空き容量とを比較し
てコピーOK,NGの通知を行うため、印刷データをコ
ピーバッファ44に格納する前に、判定を行うことがで
きる。
【0085】なお、空き容量を検出せずに、コピーバッ
ファ44の最大記憶容量をメモリ検出部52に登録して
おき、この記憶容量とコピーデータのデータ量とを比較
してもよい。複数の印刷ジョブを受け付けないプリンタ
51の場合は、空き容量と最大記憶容量とが実質的に等
しくなるからである。
【0086】3.第3の実施の形態 次に、図12及び図13に基づいて本発明の第3の実施
の形態を説明する。本実施の形態の特徴は、コピーデー
タを送信する前に、1回のデータ送信でコピー印刷を行
うか否かをホストコンピュータ側で決定する点にある。
【0087】ホストコンピュータ1のプリンタドライバ
61には、コピーバッファ44の記憶容量MS1が予め
記憶されたメモリ量記憶部62と、判定部63とが設け
られている。例えば、ホストコンピュータ1からプリン
タ71にコピーバッファ44の記憶容量MS1を問い合
わせることにより、あるいは、ユーザーが手動でメモリ
サイズを入力することにより、メモリ量記憶部62に記
憶容量MS1を予め登録しておくことができる。コピー
印刷時に、判定部63は、コピーデータのデータ量DS
とコピーバッファ44の記憶容量MS1とを比較し、そ
の判定結果をコピーOK,NGとしてコマンド発行部4
に通知する。コマンド発行部4は、この判定結果に応じ
て、コピーデータを1回で送信するか、印刷部数分だけ
繰返し送信するかを選択する。
【0088】なお、図12に示すように、本実施の形態
では、判定部63をプリンタドライバ61に設けるた
め、本プリンタ71のコピー制御部72には、判定部が
設けられていない。
【0089】図13のフローチャートに基づいて、本実
施の形態によるドライバ側処理を説明する。
【0090】まず、2部以上印刷するか否か、即ち、コ
ピー印刷を行うか否かを判定し(S100)、コピー印
刷を行う場合は、コピーデータのデータ量DSを検出す
る(S101)。次に、メモリ量記憶部62に予め登録
されたコピーバッファ44の記憶容量MS1を読出し
(S102)、コピーデータのデータ量DSがコピーバ
ッファ44の記憶容量MS1以下であるか否かを判定す
る(S103)。
【0091】データ量DSがメモリ量MS1以下の場合
は、1回のデータ送信でコピー印刷を行うことができる
場合のため、コピースタートコマンドを送信した後(S
104)、コピーデータを送信し(S105)、最後に
コピーエンドコマンドを送信する(S106)。一方、
データ量DSが記憶容量MS1よりも大きい場合は、1
回のデータ送信でコピー印刷を行うことができない場合
なので、印刷部数Cnをセットし(S107)、この印
刷部数Cnが0に達するまでコピー印刷すべき印刷デー
タを繰返し送信する(S108〜S110)。なお、1
部だけ印刷する場合は、S100で「NO」と判定され
てS107に移り、印刷部数Cnに「1」がセットされ
る。
【0092】このように構成される本実施の形態でも、
第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。こ
れに加えて、本実施の形態では、プリンタドライバ61
側にコピーバッファ44の記憶容量MS1を予め登録し
ておき、記憶容量MS1とコピーデータのデータ量DS
とを比較することにより、送信モードを選択するため、
コピーデータを送信する前に、最適な送信モードを決定
できる。
【0093】4.第4の実施の形態 次に、図14及び図15に基づいて本発明の第4の実施
の形態を説明する。本実施の形態の特徴は、ホストコン
ピュータ側からプリンタにコピーバッファ44の空き容
量を問い合わせて検査し、この検査された空き容量とコ
ピーデータのデータ量とを比較することにより、送信モ
ードを選定する点にある。
【0094】本実施の形態によるプリンタドライバ81
の判定部82は、コピー印刷時に、プリンタ91に対し
てコピーバッファ44の空き容量MSを問い合わせ、プ
リンタ91から応答されたコピーバッファ44の空き容
量MSとコピーデータのデータ量DSとを比較すること
により、コピーOK,NGの判定を下すようになってい
る。
【0095】前記第3の実施の形態と同様に、本プリン
タ91のコピー制御部92には判定部が設けられていな
い。しかし、本プリンタ91には、ホストコンピュータ
1側の要求に応じてコピーバッファ44の空き容量MS
を検出し、この空き容量MSをホストコンピュータ1側
に通知するためのメモリ量検出部93が設けられている
点で第3の実施の形態と相違する。
【0096】図15は、本実施の形態によるドライバ側
処理を示すフローチャートであり、本処理は、図13中
に示すS100,S101,S103〜S110の各ス
テップを備えている。
【0097】本実施の形態では、図13中のS102に
代えて、新たにS121,S122を設けている。即
ち、コピーデータのデータ量DSを検出した後(S10
1)、プリンタ91のメモリ量検出部93にコピーバッ
ファ44の空き容量MSを問い合わせる(S121)。
プリンタ側からコピーバッファ44の空き容量MSが入
力された場合には(S122)、この空き容量MSとコ
ピーデータのデータ量とを比較して(S103)、コピ
ーデータの送信モードを決定する。
【0098】このように構成される本実施の形態でも、
上述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。これに加えて、本実施の形態では、コピーデータ
を送信する前に、コピーバッファ44の空き容量MSを
問い合わせ、コピーバッファ44の空き容量MSとコピ
ーデータのデータ量DSとを比較することにより、コピ
ーデータの送信モードを選択している。従って、ネット
ワーク印刷システムのように、プリンタ91が複数のホ
ストコンピュータから複数の印刷ジョブを受信して処理
可能な場合でも、コピーバッファ44に現在残された空
き容量MSに基づいて、コピーデータの最適な送信モー
ドを決定することができる。
【0099】なお、当業者であれば、前記各実施の形態
に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変更
等が可能である。例えば、図9,図14中に示す記録媒
体MMに所定のプログラムを記録させておき、このプロ
グラムをプリンタまたはホストコンピュータにロードす
ることにより、本発明を実現することもできる。記録媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、メモリカード等の種々の媒体を採用することがで
きる。
【0100】また、前記第2の実施の形態では、コピー
スタートコマンド中にコピーデータのデータ量DSを含
めてコピーデータ及びコピーエンドコマンドと共に送信
する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、例え
ば、コピー印刷時には、最初に、ホストコンピュータ1
からコピーデータのデータ量のみをプリンタ51に通知
し、このデータ量と空き容量とを比較した結果をプリン
タ51からホストコンピュータに入力させることによ
り、コピーデータを1回で送信するか、印刷部数分だけ
繰返し送信するかの送信モードを決定することもでき
る。
【0101】さらに、前記各実施の形態では、シリアル
プリンタを例にとって説明したが、レーザプリンタ等の
各種プリンタにも適用することができる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定部数印刷する際に、印刷データをプリンタ側で記憶
できるか否かを判定するため、印刷データを1回で送信
するか所定部数分だけ繰り返して送信するかを判断する
ことができ、使い勝手が向上する。
【0103】また、印刷データをプリンタ側で記憶でき
る場合には、印刷データの1回の送信で所定部数の印刷
を行うことができるため、印刷データの送信時間を短縮
して印刷速度を向上させることができ、ホストコンピュ
ータを早期に解放することができる。一方、印刷データ
をプリンタ側で記憶できない場合は、送信モードを変更
し、印刷データを所定部数分だけ繰り返して送信するた
め、プリンタ側の搭載メモリ量等を問わずに、複数部数
の印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る印刷システム
のハードウエア構成の概略を示す概略構成図である。
【図2】印刷システムの機能ブロック図である。
【図3】プリンタにより実行される印刷処理のフローチ
ャートである。
【図4】図3に続く印刷処理のフローチャートである。
【図5】ホストコンピュータ側で実行されるプリンタド
ライバの処理を示すフローチャートである。
【図6】ホストコンピュータとプリンタとの間のデータ
の流れを示す説明図であり、(A)は、印刷データの1
回の送信でコピー印刷が可能な場合を示し、(B)は、
印刷データを部数分だけ送信することによりコピー印刷
を行う場合を示している。
【図7】コピー印刷の一例を示す説明図である。
【図8】コピー印刷の他の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る印刷システム
の機能ブロック図である。
【図10】判定処理を示すフローチャートである。
【図11】印刷処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る印刷システ
ムの機能ブロック図である。
【図13】ドライバ側処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る印刷システ
ムの機能ブロック図である。
【図15】ドライバ側処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタドライバ 4 コマンド発行部 10 プリンタ 11 I/F 15 プリンタコントローラ 20 プリントエンジン 31 解釈部 32 コピー制御部 33 コピー印刷部 34 判定部 41 受信バッファ 42 出力バッファ 43 コピー指令記憶部 44 コピーバッファ 51 プリンタ 52 メモリ量検出部 53 判定部 61 プリンタドライバ 62 メモリ量記憶部 63 判定部 71 プリンタ 72 コピー制御部 81 プリンタドライバ 82 判定部 91 プリンタ 92 コピー制御部 93 メモリ量検出部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、該ホストコンピ
    ュータから受信したデータに基づいて印刷を実行するプ
    リンタとを備えた印刷システムにおいて、 印刷データを所定部数印刷させるためのコピーコマンド
    を発行するコピーコマンド発行手段と、 前記コピーコマンドにより所定部数印刷されるべき印刷
    データを記憶するための記憶手段と、 前記コピーコマンドを解釈して前記所定部数の印刷を実
    行するコピー印刷制御手段と、 前記所定部数印刷されるべき印刷データを前記記憶手段
    に記憶できるか否かを判定する判定手段とを備え、 前記判定手段は、前記印刷データを前記記憶手段に記憶
    できないと判定した場合には、前記コピーコマンド発行
    手段に前記所定部数の印刷が不可であることを示す所定
    部数印刷不可情報を通知することを特徴とする印刷シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記ホストコンピュータは、前記コピー
    コマンド発行手段を有し、前記プリンタは、前記記憶手
    段と前記コピー印刷制御手段と前記判定手段とを有する
    請求項1に記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータは、前記コピー
    コマンド発行手段と前記判定手段とを有し、前記プリン
    タは、前記記憶手段と前記コピー印刷制御手段とを有す
    る請求項1に記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記コピーコマンド発行手段は、前記判
    定手段から前記所定部数印刷不可情報を通知された場合
    に、前記印刷データを前記所定部数に応じた数だけ前記
    プリンタに送信する請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記コピーコマンド発行手段は、コピー
    印刷開始コマンドとコピー印刷終了コマンドとの間に前
    記印刷データを位置させて送信し、前記記憶手段には、
    前記印刷データの終端に前記コピー印刷終了コマンドが
    記憶される請求項4に記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、前記コピー印刷終了コ
    マンドを前記記憶手段に記憶できない場合に、前記印刷
    データを前記記憶手段に記憶できないと判定する請求項
    5に記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、前記記憶手段の記憶容
    量と前記印刷データのデータ量とを比較し、前記記憶手
    段の記憶容量が前記印刷データのデータ量よりも少ない
    場合に、前記印刷データを前記記憶手段に記憶できない
    と判定する請求項4または請求項5のいずれかに記載の
    印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記印刷データのデータ量と比較される
    前記記憶手段の記憶容量は、利用可能な空き容量である
    請求項7に記載の印刷システム。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記記憶手段が前記印
    刷データを記憶した場合には、前記コピーコマンド発行
    手段に前記所定部数の印刷が可であることを示す所定部
    数印刷可情報を通知する請求項5〜請求項8のいずれか
    に記載の印刷システム。
  10. 【請求項10】 ホストコンピュータから受信したデー
    タに基づいて印刷を実行するプリンタにおいて、 印刷データ及び該印刷データを所定部数印刷させるため
    のコピーコマンドを受信する受信手段と、 前記コピーコマンドを解釈して前記所定部数の印刷を実
    行するコピー印刷制御手段と、 前記印刷データを記憶するための記憶手段と、 前記印刷データを前記記憶手段に記憶できるか否かを判
    定する判定手段とを備え、 前記判定手段は、前記印刷データを前記記憶手段に記憶
    できないと判定した場合には、前記ホストコンピュータ
    に前記印刷データを前記所定部数に応じた数だけ送信す
    るように要求することを特徴とするプリンタ。
  11. 【請求項11】 前記コピーコマンドは、前記印刷デー
    タの先頭に位置するコピー印刷開始コマンドと、前記印
    刷データの終端に位置するコピー印刷終了コマンドとか
    らなり、前記記憶手段には、前記印刷データの終端に前
    記コピー印刷終了コマンドが記憶される請求項10に記
    載のプリンタ。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、前記コピー印刷終了
    コマンドを前記記憶手段に記憶できない場合に、前記印
    刷データを前記記憶手段に記憶できないと判定する請求
    項11に記載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 前記判定手段は、前記記憶手段の記憶
    容量と前記印刷データのデータ量とを比較し、前記記憶
    手段の記憶容量が前記印刷データのデータ量よりも少な
    い場合に、前記印刷データを前記記憶手段に記憶できな
    いと判定する請求項10または請求項11のいずれかに
    記載のプリンタ。
  14. 【請求項14】 前記印刷データのデータ量と比較され
    る前記記憶手段の記憶容量は、利用可能な空き容量であ
    る請求項13に記載のプリンタ。
  15. 【請求項15】 プリンタに送信するための印刷データ
    を生成する印刷データ生成装置において、 印刷データを所定部数印刷させるためのコピーコマンド
    を発行するコピーコマンド発行手段を備え、 前記コピーコマンド発行手段は、前記所定部数印刷され
    るべき印刷データを前記プリンタ側で記憶できないと通
    知された場合には、前記印刷データを前記所定部数に応
    じた数だけ前記プリンタに送信することを特徴とする印
    刷データ生成装置。
  16. 【請求項16】 前記プリンタ側の記憶容量と前記印刷
    データのデータ量とを比較する判定手段を更に設け、該
    判定手段は、前記記憶容量が前記印刷データのデータ量
    よりも少ない場合に、前記印刷データを前記プリンタ側
    で記憶できないと判定して前記コピーコマンド発行手段
    に通知する請求項15に記載の印刷データ生成装置。
  17. 【請求項17】 前記印刷データのデータ量と比較され
    る前記記憶容量は、利用可能な空き容量である請求項1
    6に記載の印刷データ生成装置。
  18. 【請求項18】 ホストコンピュータで生成された印刷
    データをプリンタに送信して印刷させる印刷方法におい
    て、 所定部数だけ印刷されるべき印刷データを生成する第1
    ステップと、 前記印刷データを前記プリンタ側に送信する第2ステッ
    プと、 前記印刷データを受信して記憶手段に記憶させる第3ス
    テップと、 前記印刷データが前記記憶手段に記憶されたか否かを判
    定する第4ステップと、 前記印刷データが前記記憶手段に記憶されていないと判
    定された場合には、前記所定部数に応じた数だけ前記印
    刷データの送信を要求し、これにより受信された印刷デ
    ータを印刷する第5ステップと、 前記印刷データを前記記憶手段に記憶できたと判定され
    た場合には、前記記憶手段から前記印刷データを読み出
    して前記所定部数だけ印刷させる第6ステップと、を含
    んでなることを特徴とする印刷方法。
  19. 【請求項19】 ホストコンピュータで生成された印刷
    データをプリンタに送信して印刷させる印刷方法におい
    て、 所定部数だけ印刷されるべき印刷データを生成する第1
    ステップと、 前記印刷データを前記プリンタ側の記憶手段で記憶可能
    か否かを判定する第2ステップと、 前記印刷データを前記記憶手段で記憶可能と判定された
    場合は、前記印刷データを前記プリンタに送信する第3
    ステップと、 前記印刷データを前記記憶手段で記憶できないと判定さ
    れた場合には、前記所定部数に応じた数だけ前記印刷デ
    ータを前記プリンタに送信する第4ステップと、 前記送信された印刷データに基づいて印刷を行う第5ス
    テップと、を含んでなることを特徴とする印刷方法。
  20. 【請求項20】 プリンタを制御するためのプログラム
    を記録したプログラム記録媒体において、 印刷データ及び該印刷データを所定部数印刷させるため
    のコピーコマンドを受信する受信機能と、 前記コピーコマンドを解釈して前記所定部数の印刷を実
    行するコピー印刷制御機能と、 前記印刷データを記憶手段に記憶できるか否かを判定
    し、前記印刷データを前記記憶手段に記憶できないと判
    定した場合には、前記印刷データを前記所定部数に応じ
    た数だけ送信するように要求する判定機能とを、前記コ
    ンピュータに実現させるためのプログラムを前記コンピ
    ュータが読取り及び理解可能な形態で記録したプログラ
    ム記録媒体。
  21. 【請求項21】 プリンタに送信される印刷データを生
    成するためのプログラムを記録したプログラム記録媒体
    において、 印刷データを所定部数印刷させるためのコピーコマンド
    を発行すると共に、前記所定部数印刷されるべき印刷デ
    ータを前記プリンタ側で記憶できないと通知された場合
    には、前記印刷データを前記所定部数に応じた数だけ前
    記プリンタに送信させるコピーコマンド発行機能を、前
    記コンピュータに実現させるためのプログラムを前記コ
    ンピュータが読取り及び理解可能な形態で記録したプロ
    グラム記録媒体。
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JP2016049698A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 シャープ株式会社 印刷装置及び印刷システム

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