JPH11248570A - ガス圧力計測装置 - Google Patents
ガス圧力計測装置Info
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- JPH11248570A JPH11248570A JP10047476A JP4747698A JPH11248570A JP H11248570 A JPH11248570 A JP H11248570A JP 10047476 A JP10047476 A JP 10047476A JP 4747698 A JP4747698 A JP 4747698A JP H11248570 A JPH11248570 A JP H11248570A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高分解能でガス圧力変化を検出でき、またノ
イズの影響を受けにくいガス圧力計測装置を得る。 【解決手段】 ガス圧力センサ31で検出したガス圧力
値を第1のA/D変換器33でA/D変換し、CPU3
4で積分して平均値を出し、これを常時ガス圧力値とす
るとともにD/A変換器35でD/A変換する。差動ア
ンプ36でこの値とガス圧力センサ31からの値との差
を増幅して第2のA/D変換器37でD/A変換し、C
PU34で積分してこれを微少圧力相対値とする。微少
圧力相対値は2つの値の差を増幅して得ているので高分
解能の値になる。
イズの影響を受けにくいガス圧力計測装置を得る。 【解決手段】 ガス圧力センサ31で検出したガス圧力
値を第1のA/D変換器33でA/D変換し、CPU3
4で積分して平均値を出し、これを常時ガス圧力値とす
るとともにD/A変換器35でD/A変換する。差動ア
ンプ36でこの値とガス圧力センサ31からの値との差
を増幅して第2のA/D変換器37でD/A変換し、C
PU34で積分してこれを微少圧力相対値とする。微少
圧力相対値は2つの値の差を増幅して得ているので高分
解能の値になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばガス絶縁
開閉装置の故障点標定システム等に用いられるガス圧力
計測装置に関するものである。
開閉装置の故障点標定システム等に用いられるガス圧力
計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば特開平5−126896
号公報に示された従来のガス圧力計測装置が用いられた
故障点標定システムのブロック図であり、ガス絶縁開閉
装置を対象にしたものである。図において、1は準定常
的な圧力を測定する複数のガス圧力センサであり、各遮
断器(図示せず)に設けられている。2は中継盤、3は
ガス圧力センサ1からの信号に基づいてガス圧力データ
を得るガス圧力計測部、4は各ガス圧力センサ1に対応
して設けられたアナログ入力部、5はアナログ入力部4
からの信号をA/D(アナログ/デジタル)変換するA
/D変換器、6はA/D変換器5からの信号を処理する
CPU(中央処理装置)であり、アナログ入力部4、A
/D変換器5およびCPU6でガス圧力計測部3を構成
するとともに、ガス圧力センサ1とガス圧力計測部でガ
ス圧力計測装置を構成している。
号公報に示された従来のガス圧力計測装置が用いられた
故障点標定システムのブロック図であり、ガス絶縁開閉
装置を対象にしたものである。図において、1は準定常
的な圧力を測定する複数のガス圧力センサであり、各遮
断器(図示せず)に設けられている。2は中継盤、3は
ガス圧力センサ1からの信号に基づいてガス圧力データ
を得るガス圧力計測部、4は各ガス圧力センサ1に対応
して設けられたアナログ入力部、5はアナログ入力部4
からの信号をA/D(アナログ/デジタル)変換するA
/D変換器、6はA/D変換器5からの信号を処理する
CPU(中央処理装置)であり、アナログ入力部4、A
/D変換器5およびCPU6でガス圧力計測部3を構成
するとともに、ガス圧力センサ1とガス圧力計測部でガ
ス圧力計測装置を構成している。
【0003】8は各個所の電流を計測するための複数の
電流センサで、変流器が用いられている。9は遮断器動
作時の遮断電流を計測する遮断電流計測部、10は各電
流センサ8に対応して設けられたアナログ入力部、11
はアナログ入力部10からの信号をA/D変換するA/
D変換器、13は各遮断器の補助接点、14は各補助接
点13に対応して設けられた接点入力部、15は接点入
力部14からの信号を受けるインタフェース、16はA
/D変換器11およびインタフェース15からの信号を
処理して遮断電流データを得るCPUであり、アナログ
入力部10、A/D変換器11、接点入力部14、イン
タフェース15およびCPU16で遮断電流計測部9を
構成している。
電流センサで、変流器が用いられている。9は遮断器動
作時の遮断電流を計測する遮断電流計測部、10は各電
流センサ8に対応して設けられたアナログ入力部、11
はアナログ入力部10からの信号をA/D変換するA/
D変換器、13は各遮断器の補助接点、14は各補助接
点13に対応して設けられた接点入力部、15は接点入
力部14からの信号を受けるインタフェース、16はA
/D変換器11およびインタフェース15からの信号を
処理して遮断電流データを得るCPUであり、アナログ
入力部10、A/D変換器11、接点入力部14、イン
タフェース15およびCPU16で遮断電流計測部9を
構成している。
【0004】18はCPU6および16からの信号を受
けて送出する伝送処理装置であり、ガス圧力計測部3、
遮断電流計測部9および伝送処理装置18で中継盤2を
構成している。19は光ケーブル20により中継盤2の
伝送処理装置18と接続された故障点標定情報処理盤で
あり、中継盤2から送られてきたガス圧力データおよび
遮断電流データや、保護リレー情報を基にして警報を出
したり、ガス圧力を表示したり、その他へ出力したりす
るようになっている。
けて送出する伝送処理装置であり、ガス圧力計測部3、
遮断電流計測部9および伝送処理装置18で中継盤2を
構成している。19は光ケーブル20により中継盤2の
伝送処理装置18と接続された故障点標定情報処理盤で
あり、中継盤2から送られてきたガス圧力データおよび
遮断電流データや、保護リレー情報を基にして警報を出
したり、ガス圧力を表示したり、その他へ出力したりす
るようになっている。
【0005】次に動作について説明する。ガス圧力セン
サ1からガス圧力計測部3内のアナログ入力部4に入力
された信号は、A/D変換器5でデジタル信号に変換さ
れた後、CPU6によって数100msのサイクルでサ
ンプリングされ、その上昇分が計算される。圧力上昇分
ΔPは、今回取り込んだガス圧力値Pkと前回取り込ん
だガス圧力値Pk−1との差で求められる。計測した圧
力上昇分ΔPは、伝送処理装置18へ伝送される。一
方、電流センサ8から遮断電流計測部9内のアナログ入
力部10に入力された信号は、A/D変換器11にてデ
ジタル信号に変換された後、CPU16に入力される。
CPU16は、常時一定時間(例えば1ms)毎に波形
をサンプリングし、3サイクル分の波形データを記憶す
る。すなわち、ある時点から3サイクルの時間以前まで
のデータを常時メモり内に記憶し、データを取り込む毎
に一つずつ過去のデータを更新していくようになってい
る。CPU16は遮断器が遮断操作を行った場合、補助
接点13の接点信号により遮断電流データ(主回路電流
波形データ)のサンプリングを中止し、その時の遮断電
流データを伝送処理装置18に伝送する。故障点標定情
報処理盤19は、光ケーブル20を通して伝送処理装置
18から伝送されてきた遮断電流データと算出式より、
ガス圧力上昇分ΔP′を計算し、これをガス圧力計測部
3にて計測された上昇分ΔPと比較し、更に保護リレー
情報を基にして、事故が遮断器の内部で発生したか或い
は外部で発生したかという判断を行うことができる。
サ1からガス圧力計測部3内のアナログ入力部4に入力
された信号は、A/D変換器5でデジタル信号に変換さ
れた後、CPU6によって数100msのサイクルでサ
ンプリングされ、その上昇分が計算される。圧力上昇分
ΔPは、今回取り込んだガス圧力値Pkと前回取り込ん
だガス圧力値Pk−1との差で求められる。計測した圧
力上昇分ΔPは、伝送処理装置18へ伝送される。一
方、電流センサ8から遮断電流計測部9内のアナログ入
力部10に入力された信号は、A/D変換器11にてデ
ジタル信号に変換された後、CPU16に入力される。
CPU16は、常時一定時間(例えば1ms)毎に波形
をサンプリングし、3サイクル分の波形データを記憶す
る。すなわち、ある時点から3サイクルの時間以前まで
のデータを常時メモり内に記憶し、データを取り込む毎
に一つずつ過去のデータを更新していくようになってい
る。CPU16は遮断器が遮断操作を行った場合、補助
接点13の接点信号により遮断電流データ(主回路電流
波形データ)のサンプリングを中止し、その時の遮断電
流データを伝送処理装置18に伝送する。故障点標定情
報処理盤19は、光ケーブル20を通して伝送処理装置
18から伝送されてきた遮断電流データと算出式より、
ガス圧力上昇分ΔP′を計算し、これをガス圧力計測部
3にて計測された上昇分ΔPと比較し、更に保護リレー
情報を基にして、事故が遮断器の内部で発生したか或い
は外部で発生したかという判断を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】故障点標準システムな
どに用いられるガス圧力計測装置は、ガス圧力の変化分
を精度良く検出できることが必要である。従来のガス圧
力計測装置は以上のように構成されていて、ガス圧力セ
ンサとしては、分解能が0.01kgf/cm2程度のものが用い
られている。しかし、昨今ガス圧力センサの分解能が向
上し、0.001kgf/cm2以下の精度が得られるようになり、
したがって、このような圧力センサと共に用いられる他
の装置も同じレベルの性能を有することが望まれる。定
常時5kgf/cm2程度のガス圧において、0.001kgf/cm2の検
出能力を実現するためには、0.0001kgf/cm2程度の分解
能が必要となって、0.0001/5=1/50000 65536、つまり
16ビットの分解能が必要になる。通常、汎用の16ビ
ットA/D変換器の場合、下位2〜3ビットは誤差とな
り、実力的には13〜14ビットの分解能となる。
どに用いられるガス圧力計測装置は、ガス圧力の変化分
を精度良く検出できることが必要である。従来のガス圧
力計測装置は以上のように構成されていて、ガス圧力セ
ンサとしては、分解能が0.01kgf/cm2程度のものが用い
られている。しかし、昨今ガス圧力センサの分解能が向
上し、0.001kgf/cm2以下の精度が得られるようになり、
したがって、このような圧力センサと共に用いられる他
の装置も同じレベルの性能を有することが望まれる。定
常時5kgf/cm2程度のガス圧において、0.001kgf/cm2の検
出能力を実現するためには、0.0001kgf/cm2程度の分解
能が必要となって、0.0001/5=1/50000 65536、つまり
16ビットの分解能が必要になる。通常、汎用の16ビ
ットA/D変換器の場合、下位2〜3ビットは誤差とな
り、実力的には13〜14ビットの分解能となる。
【0007】このように、市販(汎用)のA/D変換器
では実力16ビット以上の分解能を実現することができ
ないという問題点があった。さらに、16ビット以上の
分解能を持つA/D変換器を使用する場合、高価であ
り、またノイズに弱いなど信頼性が低いという問題があ
った。また、ガス圧力センサの出力に0.001kgf/cm2程度
相当のノイズが生じることがあり、このノイズを検出し
て圧力変化が発生したと誤認してしまうという問題があ
った。
では実力16ビット以上の分解能を実現することができ
ないという問題点があった。さらに、16ビット以上の
分解能を持つA/D変換器を使用する場合、高価であ
り、またノイズに弱いなど信頼性が低いという問題があ
った。また、ガス圧力センサの出力に0.001kgf/cm2程度
相当のノイズが生じることがあり、このノイズを検出し
て圧力変化が発生したと誤認してしまうという問題があ
った。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、汎用のA/D変換器を用いた場
合でも高分解能でガス圧力変化を検出でき、またノイズ
の影響を受けにくいガス圧力計測装置を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、汎用のA/D変換器を用いた場
合でも高分解能でガス圧力変化を検出でき、またノイズ
の影響を受けにくいガス圧力計測装置を得ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るガス圧力
計測装置は、ガス圧力センサで検出したガス圧力値をA
/D変換する第1のA/D変換器、第1のA/D変換器
からの出力を積分して平均値を算出する演算装置、この
演算装置からの出力をD/A変換するD/A変換器、圧
力センサからの出力とD/A変換器からの出力との差を
増幅する差動アンプ、および差動アンプの出力をA/D
変換する第2のA/D変換器を備えたものである。
計測装置は、ガス圧力センサで検出したガス圧力値をA
/D変換する第1のA/D変換器、第1のA/D変換器
からの出力を積分して平均値を算出する演算装置、この
演算装置からの出力をD/A変換するD/A変換器、圧
力センサからの出力とD/A変換器からの出力との差を
増幅する差動アンプ、および差動アンプの出力をA/D
変換する第2のA/D変換器を備えたものである。
【0010】さらに、ガス圧力変化が大きいときにD/
A変換器にバイアスを加えることにより、差動アンプの
出力を変えて第2のA/D変換器のレンジを切り替える
ようにしたものである。さらに、第2のA/D変換器の
レンジ切り替え時に、ガス圧力センサからの出力として
切り替え前のガス圧力センサの出力を維持して、切り替
え処理中は上記維持した値を差動アンプへ出力するサン
プルホールド回路を備えたものである。また、第2のA
/D変換器のレンジの切り替えが所定期間内に所定回数
以上生じた時に、切り替えを停止して、第1のA/D変
換器の出力から演算装置で算出した値を出力するように
したものである。
A変換器にバイアスを加えることにより、差動アンプの
出力を変えて第2のA/D変換器のレンジを切り替える
ようにしたものである。さらに、第2のA/D変換器の
レンジ切り替え時に、ガス圧力センサからの出力として
切り替え前のガス圧力センサの出力を維持して、切り替
え処理中は上記維持した値を差動アンプへ出力するサン
プルホールド回路を備えたものである。また、第2のA
/D変換器のレンジの切り替えが所定期間内に所定回数
以上生じた時に、切り替えを停止して、第1のA/D変
換器の出力から演算装置で算出した値を出力するように
したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1におけるガス圧力計測装置を示すブロック
図、図2は図1のガス圧力計測装置を用いた故障点標定
システムのブロック図であり、ガス絶縁開閉装置を対象
とした場合を示す。図1において、31は準定常的な圧
力を測定するガス圧力センサで、0.001kgf/cm2の精度が
得られるものを用いている。32はガス圧力センサに対
応して設けられたアナログ入力部、33はガス圧力セン
サ31からアナログ入力部32を経由して送られてきた
圧力値の信号をA/D(アナログ/デジタル)変換する
汎用の第1のA/D変換器、34は第1のA/D変換器
33からの出力を積分して平均値を算出する演算装置と
してのCPU(中央処理装置)、35はCPU34から
の出力をD/A変換する汎用のD/A変換器、36は差
動アンプで、ガス圧力センサ31からアナログ入力部3
2を経由して送られてきた出力と、D/A変換器35か
らの出力との差を、例えば100倍に増幅する。37は
差動アンプ36からの出力をA/D変換する汎用の第2
のA/D変換器である。なお、第1、第2のA/D変換
器33、37およびD/A変換器35の分解能は10ビ
ットとする。
実施の形態1におけるガス圧力計測装置を示すブロック
図、図2は図1のガス圧力計測装置を用いた故障点標定
システムのブロック図であり、ガス絶縁開閉装置を対象
とした場合を示す。図1において、31は準定常的な圧
力を測定するガス圧力センサで、0.001kgf/cm2の精度が
得られるものを用いている。32はガス圧力センサに対
応して設けられたアナログ入力部、33はガス圧力セン
サ31からアナログ入力部32を経由して送られてきた
圧力値の信号をA/D(アナログ/デジタル)変換する
汎用の第1のA/D変換器、34は第1のA/D変換器
33からの出力を積分して平均値を算出する演算装置と
してのCPU(中央処理装置)、35はCPU34から
の出力をD/A変換する汎用のD/A変換器、36は差
動アンプで、ガス圧力センサ31からアナログ入力部3
2を経由して送られてきた出力と、D/A変換器35か
らの出力との差を、例えば100倍に増幅する。37は
差動アンプ36からの出力をA/D変換する汎用の第2
のA/D変換器である。なお、第1、第2のA/D変換
器33、37およびD/A変換器35の分解能は10ビ
ットとする。
【0012】図2において、ガス圧力センサ31が各遮
断器(図示せず)に設けられている。図1の32、33
および35〜37は各ガス圧力センサ毎に1組ずつ設け
られており、図2ではAで示す。13は各遮断器の補助
接点、14は各補助接点13に対応して設けられた接点
入力部、15は接点入力部14からの信号を受けるイン
タフェースであり、CPU34に接続されている。18
はCPU34からの信号を受けて送出する伝送処理装
置、39はガス絶縁開平装置の設置現場近くに設置され
た中継盤であり、A、14、15、34および18で中
継盤39を構成している。
断器(図示せず)に設けられている。図1の32、33
および35〜37は各ガス圧力センサ毎に1組ずつ設け
られており、図2ではAで示す。13は各遮断器の補助
接点、14は各補助接点13に対応して設けられた接点
入力部、15は接点入力部14からの信号を受けるイン
タフェースであり、CPU34に接続されている。18
はCPU34からの信号を受けて送出する伝送処理装
置、39はガス絶縁開平装置の設置現場近くに設置され
た中継盤であり、A、14、15、34および18で中
継盤39を構成している。
【0013】19は中継盤39から離れた場所に設置さ
れ、光ケーブル20により中継盤39の伝送処理装置1
8と接続された故障点標定情報処理盤であり、中継盤3
9から送られてきたガス圧力データおよび補助接点デー
タや、保護リレー情報を基にして警報を出したり、ガス
圧力を表示したり、その他へ出力したりするようになっ
ている。なお、図2の構成に加えて、図9と同様に、電
流データを中継盤39へ送って利用するようにしてもよ
い。
れ、光ケーブル20により中継盤39の伝送処理装置1
8と接続された故障点標定情報処理盤であり、中継盤3
9から送られてきたガス圧力データおよび補助接点デー
タや、保護リレー情報を基にして警報を出したり、ガス
圧力を表示したり、その他へ出力したりするようになっ
ている。なお、図2の構成に加えて、図9と同様に、電
流データを中継盤39へ送って利用するようにしてもよ
い。
【0014】次に動作について説明する。ガス圧力セン
サ31からアナログ入力部32に入力された信号は、第
1のA/D変換器33でA/D変換されてCPU34へ
転送される。CPU34はこのデータを、例えば64回
積分(足し算)して平均値を出す。ここで10ビットの
データを64(=26)回積分したため、積分値は16
ビットとなる。CPU34はこの16ビットデータの上
位10ビットを常時ガス圧力値とするとともに、同一デ
ータをD/A変換器35に出力する。下位ビットを切り
捨てることにより、ノイズの影響を小さくすることがで
きる。差動アンプ36はD/A変換器35からの信号と
アナログ入力部32からの信号との差を増幅することに
より、圧力センサ31で検出した圧力の微少変化を増幅
する。この圧力の微少変化の増幅信号を第2のA/D変
換器37でA/D変換し、CPU34へ出力する。CP
U34は第2のA/D変換器37からのデータを、例え
ば64回積分する。ここで10ビットのデータを64回
積分したため、積分値は16ビットとなる。この16ビ
ットデータの上位10ビットを微少圧力相対値とする。
下位ビットを切り捨てることにより、ノイズの影響を小
さくすることができる。
サ31からアナログ入力部32に入力された信号は、第
1のA/D変換器33でA/D変換されてCPU34へ
転送される。CPU34はこのデータを、例えば64回
積分(足し算)して平均値を出す。ここで10ビットの
データを64(=26)回積分したため、積分値は16
ビットとなる。CPU34はこの16ビットデータの上
位10ビットを常時ガス圧力値とするとともに、同一デ
ータをD/A変換器35に出力する。下位ビットを切り
捨てることにより、ノイズの影響を小さくすることがで
きる。差動アンプ36はD/A変換器35からの信号と
アナログ入力部32からの信号との差を増幅することに
より、圧力センサ31で検出した圧力の微少変化を増幅
する。この圧力の微少変化の増幅信号を第2のA/D変
換器37でA/D変換し、CPU34へ出力する。CP
U34は第2のA/D変換器37からのデータを、例え
ば64回積分する。ここで10ビットのデータを64回
積分したため、積分値は16ビットとなる。この16ビ
ットデータの上位10ビットを微少圧力相対値とする。
下位ビットを切り捨てることにより、ノイズの影響を小
さくすることができる。
【0015】また、アナログ入力部32からの信号の変
化が大きいとき、差動アンプ36の出力が大きくなって
第2のA/D変換器37のレンジ内に収まらなくなる。
このような場合、CPU34が第1のA/D変換器33
の出力値から判断して、D/A変換器35への出力にバ
イアスを加えて第2のA/D変換器37が飽和しないよ
うにする。このとき、微少圧力相対値はバイアス相当値
を加算した値となる。このようにガス圧力の定常時な成
分である常時ガス圧力値上に、変化分である微少圧力相
対値が加わった形としてガス圧力が検出される。
化が大きいとき、差動アンプ36の出力が大きくなって
第2のA/D変換器37のレンジ内に収まらなくなる。
このような場合、CPU34が第1のA/D変換器33
の出力値から判断して、D/A変換器35への出力にバ
イアスを加えて第2のA/D変換器37が飽和しないよ
うにする。このとき、微少圧力相対値はバイアス相当値
を加算した値となる。このようにガス圧力の定常時な成
分である常時ガス圧力値上に、変化分である微少圧力相
対値が加わった形としてガス圧力が検出される。
【0016】上記動作を、具体的数値を用いて説明す
る。図3に、常時ガス圧力値計測レンジと微少圧力相対
値計測レンジの関係を示す。図中3FFH等の符号は、
最後のHが16進数(ヘキサデシマル)であることを示
し、それ以外の英数字で数値を表示している。例えば、
3FFHは10進数の1023を表す。ここでは差動ア
ンプ36の増幅度が100であるので、第2のA/D変
換器37のフルレンジが第1のA/D変換器33のレン
ジの1/100となる。第1のA/D変換器33の1/
100の変動を第2のA/D変換器37は10ビットで
A/D変換するわけであるから、第2のA/D変換器3
7の1デジットの精度は、1/100×1/1024=1/102400<1
/65536であり、微少圧力相対値の分解能は16ビット以
上になり、ガス圧力の変化分を精度良く計測できる。
る。図3に、常時ガス圧力値計測レンジと微少圧力相対
値計測レンジの関係を示す。図中3FFH等の符号は、
最後のHが16進数(ヘキサデシマル)であることを示
し、それ以外の英数字で数値を表示している。例えば、
3FFHは10進数の1023を表す。ここでは差動ア
ンプ36の増幅度が100であるので、第2のA/D変
換器37のフルレンジが第1のA/D変換器33のレン
ジの1/100となる。第1のA/D変換器33の1/
100の変動を第2のA/D変換器37は10ビットで
A/D変換するわけであるから、第2のA/D変換器3
7の1デジットの精度は、1/100×1/1024=1/102400<1
/65536であり、微少圧力相対値の分解能は16ビット以
上になり、ガス圧力の変化分を精度良く計測できる。
【0017】検出したガス圧力変化は補助接点情報とと
もにCPU34から伝送処理装置18および光ケーブル
20を経由して故障点標定情報処理盤19へ送信され
る。故障点標定情報処理盤19では、各ガス圧力センサ
31での検出値に基づくガス圧力変化データ、各補助接
点13からの情報および保護リレーからの情報により、
故障の有無の判断、故障点の標定を行い、警報、ガス圧
力表示などを行う。
もにCPU34から伝送処理装置18および光ケーブル
20を経由して故障点標定情報処理盤19へ送信され
る。故障点標定情報処理盤19では、各ガス圧力センサ
31での検出値に基づくガス圧力変化データ、各補助接
点13からの情報および保護リレーからの情報により、
故障の有無の判断、故障点の標定を行い、警報、ガス圧
力表示などを行う。
【0018】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2におけるガス圧力計測装置を示すブロック図であ
り、41はCPU34からの信号をD/A変換する第2
のD/A変換器、35は図1のD/A変換器と同様であ
るが、第2のD/A変換器41と区別して以下では第1
のD/A変換器と呼ぶことにする。42はオペアンプ
で、第1、第2のD/A変換器35、41からの信号を
入力し、加算した演算結果を差動アンプ36へ出力す
る。差動アンプ36はオペアンプ42の出力とアナログ
入力部32の出力との差を増幅する。CPU34は図1
のものと同様であるが、第2のD/A変換器41への出
力機能を追加している。その他は実施の形態1の場合と
同様であるので説明を省略する。
態2におけるガス圧力計測装置を示すブロック図であ
り、41はCPU34からの信号をD/A変換する第2
のD/A変換器、35は図1のD/A変換器と同様であ
るが、第2のD/A変換器41と区別して以下では第1
のD/A変換器と呼ぶことにする。42はオペアンプ
で、第1、第2のD/A変換器35、41からの信号を
入力し、加算した演算結果を差動アンプ36へ出力す
る。差動アンプ36はオペアンプ42の出力とアナログ
入力部32の出力との差を増幅する。CPU34は図1
のものと同様であるが、第2のD/A変換器41への出
力機能を追加している。その他は実施の形態1の場合と
同様であるので説明を省略する。
【0019】次に動作について説明する。基本的な動作
については実施の形態1の場合と同様である。すなわ
ち、アナログ入力部32からの信号が第1のA/D変換
器33でA/D変換され、CPU34へ転送される。C
PU34はこれを積分処理し、第1のD/A変換器35
でD/A変換した後、オペアンプ42から差動アンプ3
6へ送る。差動アンプ36はオペアンプ42からの信号
とアナログ入力部32からの信号との差を増幅し、第2
のA/D変換器37でA/D変換してCPU34で積分
する。
については実施の形態1の場合と同様である。すなわ
ち、アナログ入力部32からの信号が第1のA/D変換
器33でA/D変換され、CPU34へ転送される。C
PU34はこれを積分処理し、第1のD/A変換器35
でD/A変換した後、オペアンプ42から差動アンプ3
6へ送る。差動アンプ36はオペアンプ42からの信号
とアナログ入力部32からの信号との差を増幅し、第2
のA/D変換器37でA/D変換してCPU34で積分
する。
【0020】アナログ入力部32からの信号の変化が大
きいとき、CPU34が第1のD/A変換器35への出
力にバイアスを加えて、第2のA/D変換器37が飽和
しないようにする。この場合、第1のD/A変換器35
へバイアスを加える前後で、第2のA/D変換器37の
出力値が連続しない。この不連続性を検出したCPU3
4が第2のD/A変換器41への出力を変化させること
により、オペアンプ42の出力、差動アンプ36の出
力、第2のA/D変換器37の出力を微調整する。
きいとき、CPU34が第1のD/A変換器35への出
力にバイアスを加えて、第2のA/D変換器37が飽和
しないようにする。この場合、第1のD/A変換器35
へバイアスを加える前後で、第2のA/D変換器37の
出力値が連続しない。この不連続性を検出したCPU3
4が第2のD/A変換器41への出力を変化させること
により、オペアンプ42の出力、差動アンプ36の出
力、第2のA/D変換器37の出力を微調整する。
【0021】図5に、上記の第2のA/D変換器37の
レンジ切り替えを示す。第2のA/D変換器37の入力
がレンジの限界に達したとき、上記の方法でレンジの切
り替えを行う。切り替え前の3FFHが切り替え後にレ
ンジの中央近傍の所定の値になるように調整する。ここ
では中央よりや下の値の180Hになるようにしてい
る。切り替え後の値をレンジ中央近傍に定めることによ
り、細かく何度も切替処理が必要になるのを防止する効
果がある。切り替え後の第2のA/D変換器37の出力
に加えて、上記の3FFHと180Hとの差を考慮する
ことにより、微少圧力相対値の連続性が保たれる。上記
処理を、微少圧力相対値の計測レンジ切替処理と呼ぶ。
レンジ切り替えを示す。第2のA/D変換器37の入力
がレンジの限界に達したとき、上記の方法でレンジの切
り替えを行う。切り替え前の3FFHが切り替え後にレ
ンジの中央近傍の所定の値になるように調整する。ここ
では中央よりや下の値の180Hになるようにしてい
る。切り替え後の値をレンジ中央近傍に定めることによ
り、細かく何度も切替処理が必要になるのを防止する効
果がある。切り替え後の第2のA/D変換器37の出力
に加えて、上記の3FFHと180Hとの差を考慮する
ことにより、微少圧力相対値の連続性が保たれる。上記
処理を、微少圧力相対値の計測レンジ切替処理と呼ぶ。
【0022】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3におけるガス圧力計測装置を示すブロック図であ
り、図において、44はアナログ入力部32と差動アン
プ36の間に設けられたサンプルホールド回路で、通常
はアナログ入力部32からの信号と同じ信号を出力する
が、CPU34からのサンプルホールド信号を入力する
と、このサンプルホールド信号入力直前の出力を維持す
る。そして、CPU34は、第2のA/D変換器37の
レンジ切り替え時にサンプルホールド信号をサンプルホ
ールド回路44へ送るようになっている。その他は実施
の形態2の場合と同様であるので説明を省略する。
態3におけるガス圧力計測装置を示すブロック図であ
り、図において、44はアナログ入力部32と差動アン
プ36の間に設けられたサンプルホールド回路で、通常
はアナログ入力部32からの信号と同じ信号を出力する
が、CPU34からのサンプルホールド信号を入力する
と、このサンプルホールド信号入力直前の出力を維持す
る。そして、CPU34は、第2のA/D変換器37の
レンジ切り替え時にサンプルホールド信号をサンプルホ
ールド回路44へ送るようになっている。その他は実施
の形態2の場合と同様であるので説明を省略する。
【0023】次に、動作について説明する。まず、CP
U34がサンプルホールド回路44へサンプルホールド
信号を出力しない場合は、実施の形態2と同様に動作す
る。次に、アナログ入力部32からの信号の変化が大き
くなって、第2のA/D変換器37のレンジ切替処理を
行う場合につき、図7を用いて説明する。微少圧力相対
値の計測レンジ切替処理をする場合、その調整処理時間
Bの間は、CPU34からサンプルホールド回路44へ
サンプルホールド信号を送り、サンプルホールド回路4
4はその直前の値Cを維持する。このホールド値Cが、
定められた値180Hになるようにレンジが調整され
る。したがって、切り替えのための調整時間B中に、計
測できなかった変動量Dがあっても、切り替え直後にD
が加えられた値から始まってEのようになる。このEの
値に加えて、3FFHと180Hの差を考慮することに
より、切替処理前後の連続性を保持できる。もし、サン
プルホールド回路44なしで切り替え後に180Hから
スタートするとFのようになり、Dの分だけ誤差が生じ
ることになる。
U34がサンプルホールド回路44へサンプルホールド
信号を出力しない場合は、実施の形態2と同様に動作す
る。次に、アナログ入力部32からの信号の変化が大き
くなって、第2のA/D変換器37のレンジ切替処理を
行う場合につき、図7を用いて説明する。微少圧力相対
値の計測レンジ切替処理をする場合、その調整処理時間
Bの間は、CPU34からサンプルホールド回路44へ
サンプルホールド信号を送り、サンプルホールド回路4
4はその直前の値Cを維持する。このホールド値Cが、
定められた値180Hになるようにレンジが調整され
る。したがって、切り替えのための調整時間B中に、計
測できなかった変動量Dがあっても、切り替え直後にD
が加えられた値から始まってEのようになる。このEの
値に加えて、3FFHと180Hの差を考慮することに
より、切替処理前後の連続性を保持できる。もし、サン
プルホールド回路44なしで切り替え後に180Hから
スタートするとFのようになり、Dの分だけ誤差が生じ
ることになる。
【0024】なお、図6において一点鎖線で囲った部分
をワンチップマイコンで構成するようにしてもよい。こ
の例はデジタル処理部分をワンチップにしたもので、A
/D変換器、D/A変換器、CPUの相互間の外部配線
が省略でき、かつスペースが小さくてすむ。また、図1
などその他の回路構成のものでもワンチップにすること
により同様の効果が生じる。
をワンチップマイコンで構成するようにしてもよい。こ
の例はデジタル処理部分をワンチップにしたもので、A
/D変換器、D/A変換器、CPUの相互間の外部配線
が省略でき、かつスペースが小さくてすむ。また、図1
などその他の回路構成のものでもワンチップにすること
により同様の効果が生じる。
【0025】実施の形態4.この実施の形態におけるガ
ス圧力計測装置の回路構成は図6と同様になっている
が、CPU34は、微少圧力相対値の計測レンジ切替処
理がある一定期間(切替回数検出期間と呼ぶ)内にある
回数、例えば3回になったときに、上記切替処理を停止
するようになっている。その他は実施の形態3の場合と
同様であるので説明を省略する。
ス圧力計測装置の回路構成は図6と同様になっている
が、CPU34は、微少圧力相対値の計測レンジ切替処
理がある一定期間(切替回数検出期間と呼ぶ)内にある
回数、例えば3回になったときに、上記切替処理を停止
するようになっている。その他は実施の形態3の場合と
同様であるので説明を省略する。
【0026】次に動作について説明する。図8は第2の
A/D変換器37のレンジ切り替えの回数についての説
明図である。ある微少圧力相対値の計測レンジ切替処理
を行うとその直後から切替処理の実施回数のカウントを
始める。切替回数検出期間中に3回を数えると切り替え
を停止し、微少圧力相対値の検出を停止する。そして外
部へは常時ガス圧力値を出力する。このようなときはガ
ス圧力の変化が大きいので、常時ガス圧力値でもガス圧
力の変化を検知する有効なデータとなる。ガス圧力の変
化が小さくなってある範囲以内になれば、微少圧力相対
値の検出処理を再開する。以上のようにして、ガス圧力
の変化が大きいときに、頻繁な切替処理に時間をかける
必要がなくなる。
A/D変換器37のレンジ切り替えの回数についての説
明図である。ある微少圧力相対値の計測レンジ切替処理
を行うとその直後から切替処理の実施回数のカウントを
始める。切替回数検出期間中に3回を数えると切り替え
を停止し、微少圧力相対値の検出を停止する。そして外
部へは常時ガス圧力値を出力する。このようなときはガ
ス圧力の変化が大きいので、常時ガス圧力値でもガス圧
力の変化を検知する有効なデータとなる。ガス圧力の変
化が小さくなってある範囲以内になれば、微少圧力相対
値の検出処理を再開する。以上のようにして、ガス圧力
の変化が大きいときに、頻繁な切替処理に時間をかける
必要がなくなる。
【0027】
【発明の効果】この発明に係るガス圧力計測装置は、以
上のように構成されているので常時ガス圧力値と微少圧
力相対値とに分けて計測することができ、微少圧力相対
値を高精度に計測することができて、ガス圧力の変化を
高分解能で検出できるとともに、ノイズの影響を受けに
くいという効果がある。さらに、上記ガス圧力計測装置
において、ガス圧力変化が大きいときにD/A変換器に
バイアスを加えて第2のA/D変換器のレンジを切り替
えることにより、微少圧力相対値の計測範囲を大きくで
きる。さらに、レンジ切り替え前の値を維持するサンプ
ルホールド回路を設けることにより、レンジ切り替え前
後の連続性を保つことができる。さらに、レンジの切り
替えが所定期間内に所定回数になったときに切り替えを
停止して常時ガス圧力値を出力することにより、頻繁な
レンジ切り替えのために時間をかけることなく、ガス圧
力の変化を計測できる。
上のように構成されているので常時ガス圧力値と微少圧
力相対値とに分けて計測することができ、微少圧力相対
値を高精度に計測することができて、ガス圧力の変化を
高分解能で検出できるとともに、ノイズの影響を受けに
くいという効果がある。さらに、上記ガス圧力計測装置
において、ガス圧力変化が大きいときにD/A変換器に
バイアスを加えて第2のA/D変換器のレンジを切り替
えることにより、微少圧力相対値の計測範囲を大きくで
きる。さらに、レンジ切り替え前の値を維持するサンプ
ルホールド回路を設けることにより、レンジ切り替え前
後の連続性を保つことができる。さらに、レンジの切り
替えが所定期間内に所定回数になったときに切り替えを
停止して常時ガス圧力値を出力することにより、頻繁な
レンジ切り替えのために時間をかけることなく、ガス圧
力の変化を計測できる。
【図1】 この発明の実施の形態1における圧力計測装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図2】 図1の圧力計測装置を用いた故障点標定シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図3】 図1の圧力計測装置における常時ガス圧力値
計測レンジと微少圧力相対値計測レンジの関係を示す説
明図である。
計測レンジと微少圧力相対値計測レンジの関係を示す説
明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2における圧力計測装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図5】 図4の圧力計測装置における第2のA/D変
換器のレンジ切り替えを示す説明図である。
換器のレンジ切り替えを示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における圧力計測装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図7】 図6の圧力計測装置における第2のA/D変
換器のレンジ切り替えを示す説明図である。
換器のレンジ切り替えを示す説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態4における第2のA/
D変換器の切替回数についての説明図である。
D変換器の切替回数についての説明図である。
【図9】 従来の圧力計測装置を用いた故障点標定シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
31 ガス圧力センサ、33 第1のA/D変換器、3
4 CPU、35 D/A変換器、36 差動アンプ、
37 第2のA/D変換器、44 サンプルホールド回
路。
4 CPU、35 D/A変換器、36 差動アンプ、
37 第2のA/D変換器、44 サンプルホールド回
路。
Claims (4)
- 【請求項1】 ガス圧力を検出するガス圧力センサ、こ
のガス圧力センサで検出したガス圧力値をA/D変換す
る第1のA/D変換器、この第1のA/D変換器からの
出力を積分して平均値を算出する演算装置、この演算装
置からの出力をD/A変換するD/A変換器、上記ガス
圧力センサからの出力と上記D/A変換器からの出力と
の差を増幅する差動アンプ、およびこの差動アンプの出
力をA/D変換する第2のA/D変換器を備えたことを
特徴とするガス圧力計測装置。 - 【請求項2】 ガス圧力変化が大きいときにD/A変換
器にバイアスを加えることにより、差動アンプの出力を
変えて第2のA/D変換器のレンジを切り替えるように
したことを特徴とする請求項1記載のガス圧力計測装
置。 - 【請求項3】 第2のA/D変換器のレンジ切り替え時
に、ガス圧力センサからの出力として切り替え直前の出
力値を維持して、切り替え処理中は上記維持した値を差
動アンプへ出力するサンプルホールド回路を備えたこと
を特徴とする請求項2記載のガス圧力計測装置。 - 【請求項4】 第2のA/D変換器のレンジの切り替え
が所定期間内に所定回数になったときに、上記切り替え
を停止して、第1のA/D変換器の出力から演算装置で
算出した値を出力するようにしたことを特徴とする請求
項2または請求項3記載のガス圧力計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04747698A JP3325826B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ガス圧力計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04747698A JP3325826B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ガス圧力計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11248570A true JPH11248570A (ja) | 1999-09-17 |
JP3325826B2 JP3325826B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=12776202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04747698A Expired - Fee Related JP3325826B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ガス圧力計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3325826B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107209079A (zh) * | 2014-12-08 | 2017-09-26 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 压力测量装置和具有液压线路的离合器执行器装置 |
JP2021105347A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 株式会社川本製作所 | 給水装置 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP04747698A patent/JP3325826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107209079A (zh) * | 2014-12-08 | 2017-09-26 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 压力测量装置和具有液压线路的离合器执行器装置 |
JP2018505391A (ja) * | 2014-12-08 | 2018-02-22 | シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG | 圧力測定装置、および液圧区間を備えるクラッチアクチュエータ装置 |
JP2021105347A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 株式会社川本製作所 | 給水装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3325826B2 (ja) | 2002-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |