JPH11247822A - フットレスト装置 - Google Patents

フットレスト装置

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JPH11247822A
JPH11247822A JP10073343A JP7334398A JPH11247822A JP H11247822 A JPH11247822 A JP H11247822A JP 10073343 A JP10073343 A JP 10073343A JP 7334398 A JP7334398 A JP 7334398A JP H11247822 A JPH11247822 A JP H11247822A
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footrest
engaging
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boss
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Morihito Sawai
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NIPPON STAD WELDING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け及び取外しの簡単に行なえる特殊なク
リップを有するフットレスト装置を提供する。 【解決手段】 箱形のフットレスト本体1と、フットレ
スト本体1をボデー5側のスタッドボルト4に固定する
クリップ3と、を設ける。フットレスト本体1は、足の
載せられるステップ面11と、ステップ面11の裏面側
に直立状に設けられるものであって筒状体からなる複数
本のボス部12、12’と、からなる。ボス部12、1
2’の壁部に係合部121を設ける。ボス部12、1
2’内に挿入されるクリップ3は、筒状部34を基礎と
して、その下方にベース部32を有する。ベース部32
の中央部にはスタッドボルト4のネジ部と係合する係止
爪33が相対向するように設けられる。筒状部34に
は、弾性を有する係合突片31が設けられ、その先端部
にはボス部の係合部121と係合する突起部311が設
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロア面で
あってペダル類の設置される、その近傍部に、ドライバ
の足を支えるために設けられるフットレスト装置に関す
るものであり、特に、その取付部の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、フットレスト装置は、車両のペ
ダル類が配置される、その近傍部に設けられるものであ
って、ドライバが運転中に一方の足を載せることによっ
て、その一方の足を休めることができるようになってい
るものである。このようなフットレスト装置の、そのボ
デーへの取付部の構造は、例えば実公平4−12254
号公報記載の如く、ボデーの一部であるフロア面に突出
するように設けられたスタッドボルトを、フットレスト
本体の裏側から突出するように設けられたボス部の、そ
の貫通穴のところに、クリップを介して係合させること
によって、最終的にフットレスト本体をボデーに取付け
るようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このもの
は、図5に示す如く、その取付けに当たっては、フット
レスト本体10のボス部120、120’の貫通穴のと
ころにクリップ30を下側から予め装着しておき、この
ようなアセンブリ状態のものを、上記スタッドボルト4
0のところに持って行き、上記クリップ30の内径穴の
ところに上記スタッドボルト40を差し込ませることに
よって、その作業が行なわれるようになっているもので
ある。従って、その組付作業は、比較的簡単に行なわれ
ることとなる。しかしながら、このように取付けられた
フットレスト装置をフロア周りのハーネス類の点検等の
ために取外さなければならない場合がある。この取外し
作業に当たっては、複数のクリップ30を少しずつ廻し
て、フットレスト本体10を均一な状態で上方に持ち上
げ、最終的にクリップ30の爪とスタッドボルト40の
ネジ山部との係合を外すようにしなければならない。す
なわち、フットレスト本体10の取外し作業が面倒であ
る。このため、作業者は、フットレスト本体10を上方
へ強引に引き抜いてしまったりする場合がある。このよ
うに、無理に垂直方向に引き抜いたりすると、クリップ
30が破損したりするおそれがある。このような問題点
を解決するために、取付作業性に優れているとともに、
取外しの容易な取付構造を有するフットレスト装置を提
供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、請求項1記載の発明においては、ドラ
イバが一方の足を休ませるために載せておくフットレス
ト装置に関して、当該フットレスト装置を、表面に乗員
の足の載せられるステップ面、及び当該ステップ面の裏
面から突出するとともに筒状の形態を有する複数のボス
部にて形成される箱状のフットレスト本体と、当該フッ
トレスト本体の上記ボス部内に装着されるものであって
ボデー側に設けられたスタッドボルトに係合する筒状体
からなるクリップと、にて形成させるとともに、上記ク
リップの下方部のところに、上記スタッドボルトのネジ
部と係合する二つの係止爪を相対向するように設け、こ
のような係止爪の上方部であって上記スタッドボルトの
外径部を包むように形成されるガイド部を上記筒状体か
らなるクリップ本体の内部に設け、更に、本クリップの
筒状体を形成する筒状部のところに、当該筒状部を形成
する外壁の一部を切裂くことによって形成される舌片状
のものからなるものであって、その先端部のところに突
起部を有する係合突片を設け、一方、上記フットレスト
本体のボス部のところに係合部を設け、当該係合部に、
上記クリップの係合突片に設けられた突起部を係合させ
るようにした構成を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては次のような作用を呈することとなる。
すなわち、本フットレスト本体の取付け(装着)に当た
っては、スタッドボルトのネジ部と係合するクリップが
筒状の形態からなるボス部内に予め収納されており、こ
のクリップの内径部側にスタッドボルトを挿入すること
によって装着作業が行なわれるので、その作業が簡単に
なる。そして、このような取付けが成された後は、スタ
ッドボルトのネジ山に対して、クリップの二つの係止爪
が押し付けられるようになっているので、確実に係合す
ることとなる。また、クリップ本体内に設けられている
ガイド部により、スタッドボルトをスムーズに所定の位
置に導くことができるようになる。そして、最終的に、
スタッドボルトの長手方向全体を支えるようになるの
で、フットレスト装置がぐらついたりするのを防止する
ことができるようになる。すなわち、車体に対して安定
した取付状態を維持することができるようになる。これ
に対して、フットレスト装置を取外す際には、フットレ
スト本体を上方に強く引張ることによって、ボス部の係
合部と係合しているクリップ係合突片の突起部のところ
が上記係合部から外れることとなる。従って、フットレ
スト本体を上方に強く引張り上げるだけで、本フットレ
スト本体は車体から外れることとなり、その取外し作業
の作業性を向上させることができるようになる。更に
は、フットレスト本体のボス部はステップ面の裏面側か
ら突出するようになっているので、ステップ面には取外
し作業等を行なうための工具差し込み用の穴があいてお
らず、フットレスト装置全体の見栄えを損なうことがな
い。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図4を基に説明する。本発明の実施の形態に関
するものの、その構成は、図1に示す如く、箱状の形態
のフットレスト本体1と、当該フットレスト本体1の裏
面側に設けられたボス部12、12’の、その内側に装
着されるクリップ3と、当該クリップ3を介して、上記
フットレスト本体1を車両のフロアパネル等からなるボ
デー5側に固定するものであって、当該ボデー5から突
出するように設けられたスタッドボルト4と、からなる
ことを基本とするものである。
【0007】このような構成からなるものにおいて、上
記フットレスト本体1は、下側に向けて開放された箱状
の形態からなるものであり、表面には乗員の足の載せら
れるステップ面11が設けられるようになっているもの
である。そして、このステップ面11には、足を載せた
ときの滑り止め用として、全面に凹凸状の模様(パター
ン)が設けられるようになっている。このようなステッ
プ面11の裏側からは、複数本(本実施の形態において
は2本)の円筒状のボス部12、12’が突出するよう
に、本フットレスト本体1と一体的に形成されるように
なっているものである。
【0008】そして、この各ボス部12、12’の先端
部から所定の距離だけ上方に戻ったところには、クリッ
プ3の係合突片31の、その先端部のところに設けられ
た突起部311が嵌まり込むものであって、係合穴等か
らなる係合部121が設けられるようになっている。こ
の係合部121は、ボス部12、12’の直径方向に対
向するような位置に2個設けられるようになっているも
のであって、穴状のものあるいは段付部等からなるもの
である。このような各ボス部12、12’は、フットレ
スト本体1の取付角度、またはボデー5の形状に対応す
るように、その長さは適宜決められるようになっている
が、すべてのボス部12、12’の先端部から同じ距離
だけ上方に戻った位置には係合部121が設けられるよ
うになっている。これによって、当該係合部121に係
合する突起部311を有するクリップ3は、すべて一種
類で済むようになり、クリップ3の共用化あるいは共通
化を図ることができるようになる。また、このようなボ
ス部12、12’は、その断面形状が円形を基礎とした
二面幅取り、または楕円形、あるいは小判形の長円形等
から成るようにすることもできる。そして、この場合に
は、本ボス部12、12’に挿入されるクリップ3も、
これに対応した断面形状を有するものが採用されること
となる。
【0009】次に、上記ボス部12、12’内に装着さ
れ、ボデー5に設けられたスタッドボルト4と係合する
ことによって、フットレスト本体1をボデー5側に取付
ける役目を果たすクリップ3について説明する。このク
リップ3は、筒状体からなり、その断面形状が円形、ま
たは楕円形、あるいは長円形等の形態からなる筒状部3
4を基礎にプラスチック材にて一体的に成形されるよう
になっているものである。そして、その本体の部分であ
る筒状部34に連続するように形成されるものであって
ボデー5側に位置するところには、円盤状のベース部3
2が設けられるようになっている。また、筒状部34
は、フットレスト本体1のボス部12、12’内に挿入
されるようになっており、ベース部32は、上記筒状部
34よりも径が大きくなるように形成されている。な
お、このようなクリップ3の上記筒状部34は、本実施
の形態においては、上記ボス部12、12’の断面形状
に対応して円形あるいは当該円形を基礎とした二面幅取
り、または、楕円形あるいは長円形の断面形状を有する
ようになっており、これによって、上記ボス部12、1
2’への挿入時に位置規制が成されるようになっている
ものである。
【0010】そして、上記ベース部32は、中央に向か
って傾斜するような形態に形成され、スタッドボルト4
が差し込まれる際のガイド的な働きをするようになって
いるものである。また、ベース部32の中央部であっ
て、筒状部34の内径部側のところにはスタッドボルト
5のネジ部と係合する係止爪33が相対向するように、
二つ設けられるようになっている。また、ベース部32
に連続するように形成される上記筒状部34の、その中
腹部には、筒状部34を形成する外壁の一部を切裂くこ
とによって形成される舌片状の係合突片31が設けら
れ、その先端部のところには突起部311が形成される
ようになっている。この突起部311は、ボス部12、
12’の係合部121と係合するため、外側に向かって
突出するように形成されている。また、このような突起
部311を、その先端部に有する係合突片31は、筒状
部34の直径方向に対して、対向するように2個設けら
れるようになっているとともに、筒状部34の直径方向
に所定のバネ反力を発揮するようになっているものであ
る。更に、クリップ3の筒状部34の内側には、上記ス
タッドボルト4を包み込むように、かつ、相対向するよ
うに形成された2枚のガイド部35が設けられており、
当該ガイド部35の内部にはスタッドボルト4が挿入さ
れるようになっている。これによって、クリップ3内に
スタッドボルト4を円滑に挿入することができるように
なる。
【0011】次に、このような構成からなる本フットレ
スト装置のボデー側への取付手順について説明する。ま
ず、フットレスト本体1の各ボス部12、12’のすべ
ての先端部のところに、クリップ3の筒状部34を差し
込む。なお、上記クリップ3の断面形状と各ボス部1
2、12’の断面形状とを対応させるようにしておくこ
とによって、互いの位置が規制され、クリップ3に設け
られた係合突片31の突起部311とボス部12、1
2’に設けられた係合部121とは、自動的に、その位
置が合致するようになる。このような状態において、上
記クリップ3の突起部311が各ボス部12、12’の
係合部121と係合するまでクリップ3を差し込む。こ
れによって、これらが互いに係合し、クリップ3が各ボ
ス部12、12’内に保持されることとなる。
【0012】このように、フットレスト本体1に対し
て、クリップ3を保持させた状態でフットレスト本体1
を取付位置まで持って行き、クリップ3がスタッドボル
ト4のところに来るようにする。そして、その状態でフ
ットレスト本体1をボデー5側に押し付ける。これによ
って、スタッドボルト4は、ベース部32に沿って滑
り、ガイド部35の中へと挿入され、スタッドボルト4
のネジ部が係止爪33と係合する。これによって、フッ
トレスト本体1の取付けが完了する。このように、クリ
ップ1を保持させたフットレスト本体1をスタッドボル
ト4に押し付けることによって取付作業が完了すること
となり、作業性の向上を図ることができるようになる。
【0013】また、例えばハーネス類の点検あるいは修
理等でフットレスト装置を外す必要がある場合には、フ
ットレスト本体1を上方に引張り上げる。そうすると、
クリップ3の係止爪33とスタッドボルト4との結合力
よりも、ボス部12、12’の係合部121とクリップ
3の突起部311との結合力の方が弱いので、クリップ
3をスタッドボルト4のところに残した状態で、フット
レスト本体1が外れることとなる。このように、本実施
の形態のものにおいては、フットレスト本体1の取外し
作業を、特別な工具等を用いることなく行なうことがで
き、取外し作業の、その作業性を向上させることができ
る。また、再度フットレスト本体1をボデー5側に取り
付けるに当たっては、上記スタッドボルト4側に残され
たクリップ3のところに、上記ボス部12、12’を嵌
め込むことによって再取付けを行なうことができる。従
って、各部品を損傷させることなく、再使用することが
できるようになる。
【0014】なお、このようなフットレスト本体1のス
タッドボルト4のところへの取付けに当たって、上記ボ
ス部12、12’及びこれに装着されるクリップ3の筒
状部34の、それぞれの断面形状を円形を基礎とした二
面幅取り、あるいは楕円形、または長円形等軸直角面内
において位置決めがなされるようにしておくとともに、
上記ボス部12、12’に設けられる係合部121の位
置及びクリップ3側に設けられる係止爪33及びガイド
部35の方向を予め部品製造の段階において設定してお
くことによって、スタッドボルト4のピッチ間誤差、あ
るいはスタッドボルト4の倒れ等に対して適宜対処する
ことができるようになる。例えば、図3に示す如く、2
個のクリップ3の、それぞれに設けられる係止爪33の
配列方向と、ボス部12、12’の配列方向とを合致さ
せるようにしておけば、スタッドボルト4の取付ピッチ
とボス部12、12’の取付ピッチとの間に多少の誤差
が生じたとしても、これら誤差を上記係止爪33とスタ
ッドボルト4のネジ部との係合部分にて吸収することが
できるようになる。一方、図4に示す如く、二つのボス
部12、12’に装着されるクリップ3の係止爪33の
配列状態を互いに直交するようにしておけば、スタッド
ボルト4の倒れ等にも対処することができるようにな
る。
【0015】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作用等について説明する。す
なわち、本実施の形態のものにかかるフットレスト本体
1をボデー5側に取付けるに当たっては、まず、スタッ
ドボルト4のネジ部と係合するクリップ3を筒状体から
なるボス部12、12’内に装着する。このようなクリ
ップ3の装着された状態のフットレスト本体1をスタッ
ドボルト4のところに持って行き、スタッドボルト4を
上記クリップ3の係止爪33のところに嵌め込ませる。
これによって、スタッドボルト4のネジ山部のところ
を、クリップ3の二つの係止爪33が両側から挟み込む
ように保持し、両者は確実に係合することとなる。更
に、クリップ3の筒状部34内にはガイド部35が設け
られており、これがスタッドボルト4を包み込むように
なっているので、スタッドボルト4の長手方向全体が本
ガイド部35によって支えられることとなる。従って、
組付けられた状態でフットレスト本体1がぐらついたり
するのを防止することができるようになる。次に、この
ように取付けられたフットレスト装置を取外す際には、
フットレスト本体1を上方に強く引張り、ボス部12、
12’の係合部121と係合しているクリップ係合突片
31の突起部311のところを、上記係合部121から
外すようにする。このように、フットレスト本体1を上
方に引張り上げるだけで、本フットレスト本体1は車体
から外れるので、その取外し作業の作業性を向上させる
ことができるようになる。また、このような状態のフッ
トレスト本体1を元に戻すことによって、クリップ3を
再使用することができるようになる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ドライバが一方の足を
休ませるために載せておくフットレスト装置に関して、
当該フットレスト装置を、表面に乗員の足の載せられる
ステップ面、及び当該ステップ面の裏面から突出すると
ともに筒状の形態を有する複数のボス部にて形成される
箱状のフットレスト本体と、当該フットレスト本体の上
記ボス部内に装着されるものであってボデー側に設けら
れたスタッドボルトに係合する筒状体からなるクリップ
と、にて形成させるとともに、上記クリップの下方部の
ところに、上記スタッドボルトのネジ山部と係合する二
つの係止爪を相対向するように設け、このような係止爪
の上方部であって上記スタッドボルトの外径部を包み込
むように形成されるガイド部を上記筒状体からなるクリ
ップ本体の内部に設け、更に、本クリップの筒状部のと
ころに、当該筒状部を形成する外壁の一部を切裂くこと
によって形成される舌片状のものからなるものであっ
て、その先端部のところに突起部を有する係合突片を設
け、一方、上記フットレスト本体のボス部のところに係
合部を設け、当該係合部に、上記クリップの係合突片に
設けられた突起部を係合させるようにした構成を採るこ
ととしたので、フットレスト本体の取付作業を簡単に行
なうことができるとともに、その取外し作業も、フット
レスト本体を上方に引張り上げることによって、ボデー
から簡単に外すことができるようになった。すなわち、
取外し時の作業性の向上を図ることができるようになっ
た。
【0017】また、このようにして取外されたフットレ
スト装置は、スタッドボルトのところに残っているクリ
ップを、そのまま利用することによって再装着すること
ができるようになり、クリップの再使用等を図ることが
できるようになった。また、このようなクリップは、全
ての車種に対応させることができるようになり、車種ご
とに異なるフットレスト装置に対しては、フットレスト
本体のボス部長さのみを変更することによって対処する
ことができるようになった。すなわち、クリップの標準
化を図ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す展開斜視図である。
【図2】本発明にかかるフットレスト装置の車体への取
付状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明にかかるフットレスト装置の取付状態、
特にクリップの配置状態の一例を示す平面図である。
【図4】本発明にかかるフットレスト装置の取付状態、
特にクリップの配置状態の他の例を示す平面図である。
【図5】従来例にかかるフットレスト装置の車体への取
付状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 フットレスト本体 11 ステップ面 12 ボス部 12’ ボス部 121 係合部(係合穴) 3 クリップ 31 係合突片 311 突起部 32 ベース部 33 係止爪 34 筒状部 35 ガイド部 4 スタッドボルト 5 ボデー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】このように、フットレスト本体1に対し
て、クリップ3を保持させた状態でフットレスト本体1
を取付位置まで持って行き、クリップ3がスタッドボル
ト4のところに来るようにする。そして、その状態でフ
ットレスト本体1をボデー5側に押し付ける。これによ
って、スタッドボルト4は、ベース部32に沿って滑
り、ガイド部35の中へと挿入され、スタッドボルト4
のネジ部が係止爪33と係合する。これによって、フッ
トレスト本体1の取付けが完了する。このように、クリ
ップを保持させたフットレスト本体1をスタッドボル
ト4に押し付けることによって取付作業が完了すること
となり、作業性の向上を図ることができるようになる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバが一方の足を休ませるために載
    せておくフットレスト装置において、当該フットレスト
    装置を、表面に乗員の足の載せられるステップ面、及び
    当該ステップ面の裏面から突出するとともに筒状の形態
    を有する複数のボス部にて形成される箱状のフットレス
    ト本体と、当該フットレスト本体の上記ボス部内に装着
    されるものであってボデー側に設けられたスタッドボル
    トに係合する筒状体からなるクリップと、にて形成させ
    るとともに、上記クリップの下方部のところに、上記ス
    タッドボルトのネジ部と係合する二つの係止爪を相対向
    するように設け、このような係止爪の上方部であって上
    記スタッドボルトの外径部を包むように形成されるガイ
    ド部を上記筒状体からなるクリップ本体の内部に設け、
    更に、本クリップの筒状部のところに、当該筒状部を形
    成する外壁の一部を切裂くことによって形成される舌片
    状のものからなるものであって、その先端部のところに
    突起部を有する係合突片を設け、一方、上記フットレス
    ト本体のボス部のところに係合部を設け、当該係合部
    に、上記クリップの係合突片に設けられた突起部を係合
    させるようにしたことを特徴とするフットレスト装置。
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