JPH11245920A - フィルム包装方法およびその装置 - Google Patents

フィルム包装方法およびその装置

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JPH11245920A
JPH11245920A JP10050689A JP5068998A JPH11245920A JP H11245920 A JPH11245920 A JP H11245920A JP 10050689 A JP10050689 A JP 10050689A JP 5068998 A JP5068998 A JP 5068998A JP H11245920 A JPH11245920 A JP H11245920A
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JP
Japan
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heat
shrinkable film
film
battery
packaged
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JP10050689A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tokuda
勉 徳田
Hideyuki Fujikura
秀幸 藤倉
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱収縮フィルムにしわが生じないで包装でき
るフィルム包装装置を提供する。 【解決手段】 略筒状の熱収縮フィルム3内に収容した
電池2を、第1のフィルム収縮部6の載置台8上に載置
し遮蔽板9にて押し付ける。電池2にヒータ5から熱風
を吹き付けて両側面2bおよび両端面2cに位置する熱収縮
フィルム3を熱収縮する。第2のフィルム収縮部7に搬
送し、一対のガイドレール14,14間に支持したカート部
21の一対のカート24,24間に電池2を挟持保持する。駆
動手段18の駆動にてカート部21を移動させて電池2を搬
送しつつ、搬送方向の一側に配設したヒータ5,5から
熱風を吹き付ける。一対のガイドレール14,14は、一部
区間が螺旋状のため、カート部21に保持した電池2は、
搬送方向を軸として回転する。熱風の吹き付ける吹付角
度が連続的に変化し、温度分布にむらがなくしわを生じ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装物を熱収縮
フィルムにて包装するフィルム包装方法およびその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図5に示すように、フィル
ム包装装置1として、電池2の外装として保護用の熱収
縮フィルム3にて包装する構成が知られている。
【0003】この図5に示すフィルム包装装置は、ベル
トコンベヤ4の周囲に、熱風を吹き出すヒータ5をベル
トコンベヤ4の搬送方向に沿って吹出角度を異ならしめ
て複数配設している。そして、略円筒状の熱収縮フィル
ム3内に収容した電池2をベルトコンベヤ4にて搬送し
つつ複数のヒータ5から熱収縮フィルム3に熱風を吹き
付けて熱収縮フィルム3を熱収縮させ電池2の外面に熱
収縮フィルム3を密着させて包装する構成が採られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
5に示すような従来のフィルム包装装置1では、1つの
ヒータ5から吹き出される熱風は、吹き出される方向に
対向する外面に吹き付けられる状態となり、電池2の外
面全体における温度分布に温度差が生じ、図6に示すよ
うに、部分的に熱収縮が進行してしわが生じる問題があ
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、熱収縮フィルムにしわが生じないで包装できるフィ
ルム包装方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被包装物を熱
収縮フィルム内に収容し、この熱収縮フィルム内に収容
された被包装物に吹付角度を相対的かつ連続的に可変し
つつ熱風を吹き付けて前記熱収縮フィルムを熱収縮させ
るもので、熱風を熱収縮フィルム内に収容した被包装物
に吹き付ける吹付角度を相対的かつ連続的に可変するた
め、温度分布が略均一になって熱収縮フィルムの熱収縮
が全体的に略均一に進行して熱収縮によるしわが生じな
い。
【0007】また、被包装物を熱収縮フィルム内に収容
し、この熱収縮フィルム内に収容された被包装物を搬送
しつつ搬送方向を軸とし、この軸方向の異なる位置で周
方向に沿って相対的に熱風の吹き出し位置を可変して熱
風を吹き付け前記熱収縮フィルムを熱収縮させるもの
で、熱収縮フィルム内に収容された被包装物を搬送しつ
つ搬送方向を軸として異なる位置で周方向に沿って相対
的に熱風の吹き出し位置を可変して熱風を吹き付けるた
め、熱収縮フィルム内に収容した被包装物に熱風を吹き
付ける吹付角度が相対的に可変するので、温度分布が略
均一になって熱収縮フィルムの収縮が全体的に略均一に
進行して熱収縮によるしわが生じないとともに、複数の
被包装物が連続的に包装可能で、生産性が向上する。
【0008】さらに、被包装物を熱収縮フィルム内に収
容し、この熱収縮フィルム内に収容された被包装物を搬
送方向を軸として回転させながら搬送し、前記熱収縮フ
ィルム内に収容された被包装物に搬送方向に沿った側部
から熱風を吹き付けて前記熱収縮フィルムを熱収縮させ
るもので、熱収縮フィルム内に収容された被包装物を搬
送方向を軸として回転させながら搬送し、搬送方向に沿
った側部から熱風を吹き付けるため、熱風を吹き付ける
吹付角度が相対的に可変するので、温度分布が略均一に
なって熱収縮フィルムの収縮が全体的に略均一に進行し
て熱収縮によるしわが生じないとともに、複数の被包装
物の連続的な包装が簡単な構造でできる。
【0009】また、熱収縮フィルム内に収容された被包
装物を搬送方向を軸として回転させながら搬送する搬送
手段と、前記搬送手段の搬送方向に沿った側部に配設さ
れ、前記熱収縮フィルム内に収容された被包装物に熱風
を吹き付けて前記熱収縮フィルムを熱収縮させる加熱手
段とを具備したもので、熱収縮フィルム内に収容した被
包装物を、搬送手段にて搬送方向を軸として回転させな
がら搬送し、搬送手段の搬送方向に沿った側部に配設し
た加熱手段にて熱風を吹き付けて熱収縮フィルムを熱収
縮させるため、熱収縮フィルム内に収容した被包装物に
熱風を吹き付ける吹付角度が相対的に可変するので、温
度分布が略均一になって熱収縮フィルムの収縮が全体的
に略均一に進行して熱収縮によるしわが生じないととも
に、複数の被包装物が連続的に包装可能で、生産性が向
上する。
【0010】さらに、搬送手段は、長手方向が螺旋状に
配設された一対のガイドレールと、これらガイドレール
間に移動可能に支持され熱収縮フィルム内に収容された
被包装物を保持するカート部とを備えたもので、長手方
向が螺旋状に配設された一対のガイドレール間に移動可
能に支持したカート部にて熱収縮フィルム内に収容した
被包装物を保持し、カート部を移動させることにより熱
収縮フィルム内に収容した被包装物を搬送するため、熱
収縮フィルムの熱収縮によるしわを生じないで複数の被
包装物の連続的な包装が簡単な構造でできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフィルム包装装置
の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】なお、図5および図6に示す従来例に対応
する部分には、同一の符号を付して説明する。
【0013】図1において、1はフィルム包装装置で、
このフィルム包装装置1は、図2ないし図4に示すよう
に、被包装物としての略直方体形状の電池2に略筒状の
熱収縮フィルム3を密着して包装するもので、第1のフ
ィルム収縮部6と、第2のフィルム収縮部7とを備えて
いる。
【0014】そして、第1のフィルム収縮部6は、図2
に示す電池2を図3に示すように略筒状に形成された熱
収縮フィルム3内に収容し、この熱収縮フィルム3内に
収容した電池2を載置する載置台8を有している。な
お、電池2は、載置台8上に面積が大きい側面2aが上下
方向となるように、いわゆる寝かした状態に載置され
る。
【0015】また、載置台8の上方には、下端に載置台
8に向けて移動可能で、熱収縮フィルム3内に収容した
電池2の上面に面接触する略平板状の遮蔽板9を有した
アーム10を有し、このアーム10を進退移動させる駆動部
11を有した押え部12が配設されている。さらに、第1の
フィルム収縮部6には、載置台8の両側に配設され熱風
を吹き出す加熱手段としてのヒータ5が複数配設されて
いる。そして、第1のフィルム収縮部6は、押え部12の
駆動部11にてアーム10を進出させて熱収縮フィルム3内
に収容した電池2の上面に遮蔽板9を面接触させ、ヒー
タ5,5からの熱風を電池2の露出する両側面2bおよび
両端面2cに吹き付けて、電池2の載置台8に接する下面
および遮蔽板9に接する上面に位置する熱収縮フィルム
3は熱収縮させず両側面2bおよび両端面2cに位置する熱
収縮フィルム3を熱収縮させる。
【0016】一方、第2のフィルム収縮部7は、搬送手
段13を備えている。この搬送手段13は、無端状で略平行
に配設された一対の略円柱状のガイドレール14,14を有
している。これら一対のガイドレール14,14は、一部の
区間が略360°ねじれた螺旋状となっている。また、
搬送手段13は、一対のガイドレール14,14に沿って配設
されたチェーンやワイヤなどの無端状の一対のベルト15
を有している。これら一対のベルト15,15は、一対のガ
イドレール14,14に対してねじれの位置となるように複
数略平行に配設されたシャフト16,16の両端部に設けら
れたプーリ17,17に掛け渡されている。また、1つのシ
ャフト16は、電動機などの駆動手段18の出力軸19に連結
され、駆動手段18の駆動により回転し、ベルト15,15が
回行する。
【0017】そして、一対のガイドレール14,14間に
は、カート部21が複数配設されている。これらカート部
21,21は、ガイドレール14,14上を回転走行可能なロー
ラ22とガイドレール14に係合するフック23とを有し各ガ
イドレール14,14に走行可能に支持される一対のカート
24,24を有している。また、カート24,24には、コイル
スプリングなどの付勢手段25にて対向方向に向けて常時
突出される支持部26を有し、一対のカート24,24の支持
部26,26間に第1のフィルム収縮部6にて熱収縮フィル
ム3の一部が収縮されて密着する電池2を挟持する。な
お、支持部26,26に挟持される電池2は、第1のフィル
ム収縮部6にて熱収縮フィルム3が収縮されて密着する
電池2の両側面2bまたは両端面2cが挟持される。また、
支持部26,26は、電池2を確実に保持できるとともに、
電池2との接触面積がなるべく小さくなる構造とするこ
とが好ましい。そして、カート部21は、一対のカート2
4,24がそれぞれベルト15,15に連結され、駆動手段18
の駆動によりベルト15,15の回行に伴ってガイドレール
14,14間を電池2を挟持して保持しつつ移動する。
【0018】なお、第2のフィルム収縮部7には、ガイ
ドレール14,14が螺旋状となる区間でカート部21の走行
方向の上流側に位置してカート24,24の支持部26,26間
に電池2を挟持させる図示しない装着手段が配設されて
いるとともに、ガイドレール14,14が螺旋状となる区間
でカート部21の走行方向の下流側に位置してカート24,
24の支持部26,26間に挟持した電池2を支持部26,26間
から取り外す離脱手段が配設されている。また、装着手
段および離脱手段は、駆動手段18の駆動により常時ガイ
ドレール14,14間を回行移動するカート部21に、このカ
ート部21の移動に伴って電池2を保持および取り外し
て、電池2が順次連続的に搬送される。
【0019】また、第2のフィルム収縮部7には、ガイ
ドレール14,14が螺旋状となる区間でガイドレール14,
14のカート部21の走行方向の一側に位置して熱風を吹き
出す加熱手段としてのヒータ5が、カート部21の走行方
向に沿って並列に複数配設され、カート部21にて搬送さ
れる電池2に熱風を吹き付ける。
【0020】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0021】まず、前工程において、図3に示すよう
に、電池2をあらかじめ略筒状に形成された熱収縮フィ
ルム3内に収容しておく。そして、この熱収縮フィルム
3内に収容された電池2を、図示しない搬送手段にて第
1のフィルム収縮部6の載置台8上に搬送して載置させ
る。なお、この載置された電池2の状態は、面積が大き
い側面2aが上下方向となるようにいわゆる寝かした状態
である。
【0022】次に、第1のフィルム収縮部6の載置台8
上に載置された電池2の上面に、押え部12の駆動部11を
駆動させて遮蔽板9を押さえ付けるように当接させる。
そして、ヒータ5,5からの熱風を電池2の露出する両
側面2bおよび両端面2cに吹き付けて、電池2の載置台8
に接する下面および遮蔽板9に接する上面に位置する熱
収縮フィルム3は熱収縮させず両側面2bおよび両端面2c
に位置する熱収縮フィルム3を熱収縮させる。なお、電
池2の上下の側面に位置する熱収縮されない熱収縮フィ
ルム3は、遮蔽板9が押し付けられた状態で密着してい
るとともに、電池2の両側面2bおよび両端面2cに位置す
る熱収縮フィルム3の熱収縮により張力が作用した状態
であるため、しわは生じない。また、電池2の両側面2b
および両端面2cの面積は比較的小さいため、熱収縮フィ
ルム3はしわが生じにくい。
【0023】この後、両側面2bおよび両端面2cに位置す
る熱収縮フィルム3が熱収縮して密着する電池2を、図
示しない搬送手段にて第1のフィルム収縮部6から第2
のフィルム収縮部7に搬送する。
【0024】そして、第1のフィルム収縮部6から搬送
された電池2を、第2のフィルム収縮部7の図示しない
装着手段にてカート部21の一対のカート24,24の支持部
26,26間に挟持保持させ、駆動手段18の駆動によりガイ
ドレール14,14間を回行移動するカート部21にて搬送す
る。この搬送により、カート部21が螺旋状となる区間に
達すると、カート部21は螺旋状のガイドレール14,14に
より螺旋回転、すなわちカート部21の移動方向である搬
送方向を軸として回転する。このため、カート部21に保
持された電池2も搬送方向を軸として回転する状態とな
る。そして、ガイドレール14,14が螺旋状となる区間で
ガイドレール14,14のカート部21の走行方向の一側に位
置して配設されたヒータ5,5から熱風が吹き付けられ
ることにより、熱収縮していない部分の熱収縮フィルム
3が熱収縮する。
【0025】ここで、電池2は螺旋回転するため、搬送
方向の一側から吹き出される熱風の電池2の側面2a,2a
に対して相対的に吹き付けられる角度は連続的に変化す
る。したがって、電池2の側面2a,2aに位置する熱収縮
していない部分の熱収縮フィルム3に略均等に熱風が吹
き付けられるため、温度分布が生じて部分的に熱収縮が
進行する不均一な熱収縮が生じないので、この不均一な
熱収縮によるしわの発生を防止でき、熱収縮フィルム3
はしわがなく電池2に密着した状態となる。
【0026】なお、電池2を支持する支持部26,26は、
電池2との接触面積が小さいため、支持部26,26に熱が
伝達して部分的に熱収縮の速度が異なる温度分布を生じ
ることはない。
【0027】そして、熱収縮フィルム3の熱収縮が完了
した電池2は、第2のフィルム収縮部7の離脱手段にて
カート部21から取り外され、後工程の品質試験や梱包工
程に搬送される。
【0028】上述したように、上記一実施の形態によれ
ば、熱収縮フィルム3内に収容した電池2に吹き付ける
吹付角度を連続的に変化させて熱風を吹き付けるため、
温度分布がむらなく略均一にでき、熱収縮フィルム3の
熱収縮が全体的に略均一に進行してしわの発生を防止で
きる。
【0029】また、電池2を搬送方向を軸として回転し
つつ搬送して熱風を吹き付けるため、連続的に熱収縮フ
ィルム3にて包装でき、生産性を向上できるとともに、
熱風を吹き出すヒータ5,5は固定配設でよく、しわを
生じないで複数の電池2の連続的な包装が簡単な構造で
でき、装置を小型化できる。
【0030】さらに、電池2の搬送は、長手方向が互い
に螺旋状に配設された一対のガイドレール14,14間に移
動可能に支持したカート部21にて電池2を保持してカー
ト部21の移動により螺旋回転しつつ搬送するため、簡単
な構造でしわを生じないで複数の電池2の連続的な包装
ができ、装置を小型化できる。
【0031】また、あらかじめ面積の小さい部分を熱収
縮させ、熱収縮した部分を保持して未収縮の部分を熱収
縮させるため、確実にしわの発生を防止できる。そし
て、この部分的な熱収縮は、電池2に遮蔽板9を押さえ
付ける簡単な構成ででき、装置の小型化が図れる。
【0032】なお、上記一実施の形態において、電池2
を包装する構成について説明したが、いずれのものを包
装しても同様の効果が得られる。そして、略筒状の熱収
縮フィルム3を用いたが、包装する物品によりいずれの
形態のものを用いてもよい。
【0033】また、螺旋状の一対のガイドレール14,14
間に移動可能に設けたカート部21にて電池2を保持し、
カート部21の移動にて搬送しつつ螺旋回転して、ガイド
レール14,14の一側に配設したヒータ5,5から吹き出
される熱風の電池2への吹き付ける吹付角度を連続的に
変化するように構成したが、例えば熱風を吹き出すヒー
タ5,5を電池2の回りで旋回するように配設して熱風
の電池2への吹き付ける吹付角度を連続的に変化するよ
うにしてもよい。
【0034】さらに、あらかじめ第1のフィルム収縮部
6にて部分的に熱収縮させてから未収縮の部分を第2の
フィルム収縮部7にて熱収縮させたが、例えば包装する
物品を部分的に包装する場合に包装しない部分を保持し
て1回で熱収縮フィルム3を全体的に熱収縮させるよう
にしてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、熱風を熱収縮フィルム
内に収容した被包装物に吹き付ける吹付角度を相対的か
つ連続的に可変するため、温度分布が略均一になって熱
収縮フィルムの熱収縮が全体的に略均一に進行して、熱
収縮によるしわの発生を防止できる。
【0036】また、熱収縮フィルム内に収容した被包装
物を搬送しつつ搬送方向を軸方向として異なる位置で周
方向に沿って相対的に熱風の吹き出し位置を可変して熱
風を吹き付けるため、熱風を吹き付ける吹付角度が相対
的に可変するので、温度分布が略均一になって熱収縮フ
ィルムの収縮が全体的に略均一に進行して熱収縮による
しわの発生を防止できるとともに、複数の被包装物を連
続的に包装でき、生産性を向上できる。
【0037】さらに、熱収縮フィルム内に収容した被包
装物を搬送方向を軸として回転させながら搬送し、搬送
方向に沿った側部から熱風を吹き付けるため、熱風を吹
き付ける吹付角度が相対的に可変するので、温度分布が
略均一になって熱収縮フィルムの収縮が全体的に略均一
に進行して熱収縮によるしわの発生を防止できるととも
に、複数の被包装物の連続的な包装が簡単な構造ででき
る。
【0038】また、熱収縮フィルム内に収容した被包装
物を、搬送手段にて搬送方向を軸として回転させながら
搬送し、搬送手段の搬送方向に沿った側部に配設した加
熱手段にて熱風を吹き付けて熱収縮フィルムを熱収縮さ
せるため、熱風を吹き付ける吹付角度が相対的に可変す
るので、温度分布が略均一になって熱収縮フィルムの収
縮が全体的に略均一に進行して熱収縮によるしわの発生
を防止できるとともに、複数の被包装物が連続的に包装
でき、生産性を向上できる。
【0039】さらに、長手方向が螺旋状に配設した一対
のガイドレール間に移動可能に支持したカート部にて熱
収縮フィルム内に収容した被包装物を保持し、カート部
を移動させることにより熱収縮フィルム内に収容した被
包装物を搬送するため、熱収縮フィルムの熱収縮による
しわを生じないで複数の被包装物の連続的な包装が簡単
な構造でできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム包装装置の一実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】同上電池を示す斜視図である。
【図3】同上電池を熱収縮フィルム内に収容した状況を
示す斜視図である。
【図4】同上熱収縮した熱収縮フィルムが包装された電
池を示す斜視図である。
【図5】従来例のフィルム包装装置を示す斜視図であ
る。
【図6】同上熱収縮した熱収縮フィルムが包装された電
池を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フィルム包装装置 2 被包装物としての電池 3 熱収縮フィルム 5 加熱手段としてのヒータ 13 搬送手段 14 ガイドレール 21 カート部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物を熱収縮フィルム内に収容し、 この熱収縮フィルム内に収容された被包装物に吹付角度
    を相対的かつ連続的に可変しつつ熱風を吹き付けて前記
    熱収縮フィルムを熱収縮させることを特徴とするフィル
    ム包装方法。
  2. 【請求項2】 被包装物を熱収縮フィルム内に収容し、 この熱収縮フィルム内に収容された被包装物を搬送しつ
    つ搬送方向を軸とし、この軸方向の異なる位置で周方向
    に沿って相対的に熱風の吹き出し位置を可変して熱風を
    吹き付け前記熱収縮フィルムを熱収縮させることを特徴
    とするフィルム包装方法。
  3. 【請求項3】 被包装物を熱収縮フィルム内に収容し、 この熱収縮フィルム内に収容された被包装物を搬送方向
    を軸として回転させながら搬送し、 前記熱収縮フィルム内に収容された被包装物に搬送方向
    に沿った側部から熱風を吹き付けて前記熱収縮フィルム
    を熱収縮させることを特徴とするフィルム包装方法。
  4. 【請求項4】 熱収縮フィルム内に収容された被包装物
    を搬送方向を軸として回転させながら搬送する搬送手段
    と、 前記搬送手段の搬送方向に沿った側部に配設され、前記
    熱収縮フィルム内に収容された被包装物に熱風を吹き付
    けて前記熱収縮フィルムを熱収縮させる加熱手段とを具
    備したことを特徴とするフィルム包装装置。
  5. 【請求項5】 搬送手段は、 長手方向が螺旋状に配設された一対のガイドレールと、 これらガイドレール間に移動可能に支持され熱収縮フィ
    ルム内に収容された被包装物を保持するカート部とを備
    えたことを特徴とする請求項4記載のフィルム包装装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110052729A (zh) * 2019-03-04 2019-07-26 惠州亿纬锂能股份有限公司 电池套标二次热缩整形机构及其电池组合焊接机
CN113471595A (zh) * 2020-09-28 2021-10-01 曙鹏科技(深圳)有限公司 软包电池套膜工艺

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