JPH11244593A - ドラム式遠心脱水装置 - Google Patents
ドラム式遠心脱水装置Info
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- JPH11244593A JPH11244593A JP10073551A JP7355198A JPH11244593A JP H11244593 A JPH11244593 A JP H11244593A JP 10073551 A JP10073551 A JP 10073551A JP 7355198 A JP7355198 A JP 7355198A JP H11244593 A JPH11244593 A JP H11244593A
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Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯物の偏在等による偏心荷重の大きさと位
置を、簡単な構成で正確に検知する。 【解決手段】 中央制御部31は、ドラム5が一定の回
転速度で回転するようにPWM制御部32に指示を与え
る。このとき、ドラム5に偏心荷重が存在すると、PW
M制御部32は、PWM制御パルス信号のパルス幅を調
整することにより、モータ12の回転速度を一定に保
つ。偏心荷重検知部33は、該パルス幅の変動を利用
し、その変動振幅から偏心量を求める。また、回転セン
サ19によりドラム5の特定の回転位置に対応する回転
マーカを得て、該回転マーカと上記パルス信号の最小パ
ルス幅の出現位置との離間距離(角度)から偏心位置量
を求める。これにより、制御部30内部において偏心荷
重の検知が可能となる。
置を、簡単な構成で正確に検知する。 【解決手段】 中央制御部31は、ドラム5が一定の回
転速度で回転するようにPWM制御部32に指示を与え
る。このとき、ドラム5に偏心荷重が存在すると、PW
M制御部32は、PWM制御パルス信号のパルス幅を調
整することにより、モータ12の回転速度を一定に保
つ。偏心荷重検知部33は、該パルス幅の変動を利用
し、その変動振幅から偏心量を求める。また、回転セン
サ19によりドラム5の特定の回転位置に対応する回転
マーカを得て、該回転マーカと上記パルス信号の最小パ
ルス幅の出現位置との離間距離(角度)から偏心位置量
を求める。これにより、制御部30内部において偏心荷
重の検知が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略円筒籠状のドラ
ム内に洗濯物を収容し、該ドラムを水平軸を中心に高速
で回転させることによって洗濯物の脱水を実行するドラ
ム式遠心脱水装置に関し、更に詳しくは、ドラム内での
洗濯物の偏在等に起因する偏心荷重の検知方法に関す
る。なお当然のことながら、本発明に係る遠心脱水装置
は、洗濯から脱水まで、更には乾燥までを連続的に行な
う洗濯機又は洗濯乾燥機に利用することができる。
ム内に洗濯物を収容し、該ドラムを水平軸を中心に高速
で回転させることによって洗濯物の脱水を実行するドラ
ム式遠心脱水装置に関し、更に詳しくは、ドラム内での
洗濯物の偏在等に起因する偏心荷重の検知方法に関す
る。なお当然のことながら、本発明に係る遠心脱水装置
は、洗濯から脱水まで、更には乾燥までを連続的に行な
う洗濯機又は洗濯乾燥機に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】ドラム式遠心脱水装置は、洗浄後の洗濯
物を籠状のドラム内部に収容し該ドラムを水平軸を中心
に高速で回転する構造となっている。この種の遠心脱水
装置における大きな問題点の一つは、洗濯物がドラム内
周壁上で均等に分散していない状態でドラムを高速回転
させると、回転軸回りの質量分布のアンバランスによっ
て異常振動や異常騒音が発生することである。このよう
な遠心脱水装置を搭載した市販のドラム式洗濯乾燥機で
は、上記異常振動を抑制するためにドラムを内装する外
槽の周囲に重錘を取り付けるようにしている。このた
め、従来のこの種の洗濯乾燥機は重量が非常に重くな
り、設置場所が限られると共に移動や運搬も困難であっ
た。
物を籠状のドラム内部に収容し該ドラムを水平軸を中心
に高速で回転する構造となっている。この種の遠心脱水
装置における大きな問題点の一つは、洗濯物がドラム内
周壁上で均等に分散していない状態でドラムを高速回転
させると、回転軸回りの質量分布のアンバランスによっ
て異常振動や異常騒音が発生することである。このよう
な遠心脱水装置を搭載した市販のドラム式洗濯乾燥機で
は、上記異常振動を抑制するためにドラムを内装する外
槽の周囲に重錘を取り付けるようにしている。このた
め、従来のこの種の洗濯乾燥機は重量が非常に重くな
り、設置場所が限られると共に移動や運搬も困難であっ
た。
【0003】上記異常振動を解決することを目的とした
ドラム式遠心脱水装置は、従来より幾つか提案されてい
る。例えば本願出願人は、特願平9−249917号等
において、ドラム内周壁に設けたバッフルの一部に水を
一時的に保持可能なポケット状のバランサを形成し、洗
濯物の偏在による偏心荷重がドラム内周上で該バランサ
に対向する位置の近傍に存在する場合に、その偏心荷重
の大きさ(偏心量)に見合った適宜の量の水をバランサ
に注入することによりドラム全体のバランスを調整す
る、という新規な構成の遠心脱水装置を提案している。
この遠心脱水装置では、洗濯物の偏在による偏心荷重が
バランサの対向位置に存在しさえすれば、その偏心量に
拘らず(但し所定の範囲内で)バランス調整が可能とな
る。
ドラム式遠心脱水装置は、従来より幾つか提案されてい
る。例えば本願出願人は、特願平9−249917号等
において、ドラム内周壁に設けたバッフルの一部に水を
一時的に保持可能なポケット状のバランサを形成し、洗
濯物の偏在による偏心荷重がドラム内周上で該バランサ
に対向する位置の近傍に存在する場合に、その偏心荷重
の大きさ(偏心量)に見合った適宜の量の水をバランサ
に注入することによりドラム全体のバランスを調整す
る、という新規な構成の遠心脱水装置を提案している。
この遠心脱水装置では、洗濯物の偏在による偏心荷重が
バランサの対向位置に存在しさえすれば、その偏心量に
拘らず(但し所定の範囲内で)バランス調整が可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような遠心脱水装
置では、偏心荷重の大きさの検知が正確でないと、高速
脱水運転の立上げ前に偏心荷重の大きさが所定の許容値
以下に収まっていると判断したにも拘らず、高速脱水運
転時に振動が発生する恐れがある。また、偏心荷重の位
置の検知が正確でないと、バランサの対向位置に偏心荷
重があると判断したにも拘らず、バランサに注水を行な
ってもドラムのバランス調整が行なえないという恐れが
ある。それ故に、洗濯物の偏在に起因する偏心荷重の大
きさや位置、或いは上記バランサに注入された水の重量
を含むドラム全体の偏心荷重の大きさを正確に検知する
ことが重要である。
置では、偏心荷重の大きさの検知が正確でないと、高速
脱水運転の立上げ前に偏心荷重の大きさが所定の許容値
以下に収まっていると判断したにも拘らず、高速脱水運
転時に振動が発生する恐れがある。また、偏心荷重の位
置の検知が正確でないと、バランサの対向位置に偏心荷
重があると判断したにも拘らず、バランサに注水を行な
ってもドラムのバランス調整が行なえないという恐れが
ある。それ故に、洗濯物の偏在に起因する偏心荷重の大
きさや位置、或いは上記バランサに注入された水の重量
を含むドラム全体の偏心荷重の大きさを正確に検知する
ことが重要である。
【0005】従来、偏心荷重の検知方法としては、ドラ
ムを回転駆動するモータに流れる電流の変動に基づいて
検知する方法が知られている(特開平8−280986
号公報等参照)。すなわち、偏心荷重がドラム回転に伴
って回転するとモータの負荷トルクが変動するため、モ
ータ電流はドラム内周上での偏心荷重の位置及び大きさ
に応じた変動を生じる。これにより、偏心荷重の大きさ
と位置とをかなり正確に検知することができる。
ムを回転駆動するモータに流れる電流の変動に基づいて
検知する方法が知られている(特開平8−280986
号公報等参照)。すなわち、偏心荷重がドラム回転に伴
って回転するとモータの負荷トルクが変動するため、モ
ータ電流はドラム内周上での偏心荷重の位置及び大きさ
に応じた変動を生じる。これにより、偏心荷重の大きさ
と位置とをかなり正確に検知することができる。
【0006】しかしながらこのような方法では、モータ
電流を検出するための回路をインバータ回路等のモータ
駆動部に付設する必要があり、偏心荷重の検知処理を実
行するマイクロコンピュータ等に対しモータ電流検出信
号を入力するための配線も必要であった。また、特に、
直流ブラシレスモータを用いた場合には、モータの巻線
を通って帰還してくる電流の乱れが大きいため、ドラム
回転に同期したモータ電流の変動を捉えることは困難で
あって、上記方法は適用しにくいという問題もあった。
電流を検出するための回路をインバータ回路等のモータ
駆動部に付設する必要があり、偏心荷重の検知処理を実
行するマイクロコンピュータ等に対しモータ電流検出信
号を入力するための配線も必要であった。また、特に、
直流ブラシレスモータを用いた場合には、モータの巻線
を通って帰還してくる電流の乱れが大きいため、ドラム
回転に同期したモータ電流の変動を捉えることは困難で
あって、上記方法は適用しにくいという問題もあった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
ので、その目的とするところは、簡単な構成によって偏
心荷重を正確に検知することができる偏心荷重検知手段
を備えたドラム式遠心脱水装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、簡単な構成によって偏
心荷重を正確に検知することができる偏心荷重検知手段
を備えたドラム式遠心脱水装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】上
記課題を解決するために成された本発明は、籠状のドラ
ム内に洗濯物を収容し、該ドラムを水平軸を中心に回転
させることにより該洗濯物の脱水を行なうドラム式遠心
脱水装置において、 a)ドラムを回転駆動するモータと、 b)PWM制御又は位相制御により前記モータの回転速度
を制御する回転制御手段と、 c)該回転制御手段によりドラムが一定回転速度で回転す
るように制御されているとき、PWM制御信号の可変パ
ルス幅又は該パルス幅に関連した信号、或いは位相制御
角又は該制御角に関連した信号の変動に基づいてドラム
に生じている偏心荷重を検知する偏心荷重検知手段と、
を備えることを特徴としている。
記課題を解決するために成された本発明は、籠状のドラ
ム内に洗濯物を収容し、該ドラムを水平軸を中心に回転
させることにより該洗濯物の脱水を行なうドラム式遠心
脱水装置において、 a)ドラムを回転駆動するモータと、 b)PWM制御又は位相制御により前記モータの回転速度
を制御する回転制御手段と、 c)該回転制御手段によりドラムが一定回転速度で回転す
るように制御されているとき、PWM制御信号の可変パ
ルス幅又は該パルス幅に関連した信号、或いは位相制御
角又は該制御角に関連した信号の変動に基づいてドラム
に生じている偏心荷重を検知する偏心荷重検知手段と、
を備えることを特徴としている。
【0009】なお、ドラム内に収容された洗濯物の偏在
に起因する偏心荷重を検知する際には、前記一定回転速
度は該洗濯物に作用する遠心力が重力に勝るような回転
速度とする。
に起因する偏心荷重を検知する際には、前記一定回転速
度は該洗濯物に作用する遠心力が重力に勝るような回転
速度とする。
【0010】例えばPWM制御によりモータの回転制御
を行なう構成では、偏心荷重を検知する際に、回転制御
手段はドラムの回転速度が略一定となるようにPWM制
御信号のパルス幅を調整しつつモータを駆動する。ドラ
ム内周上で例えば洗濯物の偏在によって偏心荷重が存在
すると、該偏心荷重がドラム最低位置を通過して最高位
置に達するまでの間には、偏心荷重はドラムを減速させ
るように作用する。一方、該偏心荷重がドラム最高位置
を通過して最低位置に達するまでの間には、偏心荷重は
ドラムを加速させるように作用する。このため、PWM
制御信号のパルス幅は偏心荷重に応じてドラム回転に同
期して変動する。偏心荷重検知手段は、このパルス幅の
変動を利用して偏心荷重を検知する。位相制御によりモ
ータの回転制御を行なう構成においても、上記PWM制
御信号のパルス幅の代わりに位相制御角を用いて同様の
偏心荷重の検知が行なえる。
を行なう構成では、偏心荷重を検知する際に、回転制御
手段はドラムの回転速度が略一定となるようにPWM制
御信号のパルス幅を調整しつつモータを駆動する。ドラ
ム内周上で例えば洗濯物の偏在によって偏心荷重が存在
すると、該偏心荷重がドラム最低位置を通過して最高位
置に達するまでの間には、偏心荷重はドラムを減速させ
るように作用する。一方、該偏心荷重がドラム最高位置
を通過して最低位置に達するまでの間には、偏心荷重は
ドラムを加速させるように作用する。このため、PWM
制御信号のパルス幅は偏心荷重に応じてドラム回転に同
期して変動する。偏心荷重検知手段は、このパルス幅の
変動を利用して偏心荷重を検知する。位相制御によりモ
ータの回転制御を行なう構成においても、上記PWM制
御信号のパルス幅の代わりに位相制御角を用いて同様の
偏心荷重の検知が行なえる。
【0011】偏心荷重が大きいきいほど上記減速及び加
速の作用は強まるから、前記偏心荷重検知手段は、PW
M制御信号の可変パルス幅又は該パルス幅に関連した信
号、或いは位相制御角又は該制御角に関連した信号の変
動振幅から偏心荷重の大きさを判断する構成とすること
ができる。
速の作用は強まるから、前記偏心荷重検知手段は、PW
M制御信号の可変パルス幅又は該パルス幅に関連した信
号、或いは位相制御角又は該制御角に関連した信号の変
動振幅から偏心荷重の大きさを判断する構成とすること
ができる。
【0012】また、偏心荷重がドラム内周上の特定位置
近傍に達したときに加速又は減速の作用は最大又は最小
になるから、ドラム内周上の所定位置を基準とすると該
特定位置までの距離や角度等は偏心荷重の位置を示す指
標となる。そこで、本発明のドラム式遠心脱水装置で
は、ドラムの回転位置を検知する位置検出手段を更に備
え、PWM制御信号の可変パルス幅又は該パルス幅に関
連した信号、或いは位相制御角又は該制御角に関連した
信号のドラム一回転期間における変動と前記位置検出手
段の検出信号とによりドラム内周上での偏心荷重の位置
を検知する構成とすることができる。前記位置検出手段
としては、回転するドラム周上の或る部位が回転に伴っ
て或る特定位置を通過したことを、光学的又は磁気的手
段を用いて非接触状態で検出するものが有用である。
近傍に達したときに加速又は減速の作用は最大又は最小
になるから、ドラム内周上の所定位置を基準とすると該
特定位置までの距離や角度等は偏心荷重の位置を示す指
標となる。そこで、本発明のドラム式遠心脱水装置で
は、ドラムの回転位置を検知する位置検出手段を更に備
え、PWM制御信号の可変パルス幅又は該パルス幅に関
連した信号、或いは位相制御角又は該制御角に関連した
信号のドラム一回転期間における変動と前記位置検出手
段の検出信号とによりドラム内周上での偏心荷重の位置
を検知する構成とすることができる。前記位置検出手段
としては、回転するドラム周上の或る部位が回転に伴っ
て或る特定位置を通過したことを、光学的又は磁気的手
段を用いて非接触状態で検出するものが有用である。
【0013】また、PWM制御信号の可変パルス幅又は
該パルス幅に関連した信号、或いは位相制御角又は該制
御角に関連した信号は時間軸方向に離散的に取得される
信号であるから、上述のような偏心荷重、特に位置の検
知をより正確に行なうには、例えば上記信号から成る離
散的な信号列を擬似的に略連続な信号列に変換し、該信
列を利用して偏心荷重の検知を行なう構成とするとよ
い。また、上記離散的な信号から前記位置検出手段の検
出信号の得られるタイミングに対応した仮想的な信号を
計算により取得し、これを偏心荷重の位置の検知に利用
する構成としてもよい。
該パルス幅に関連した信号、或いは位相制御角又は該制
御角に関連した信号は時間軸方向に離散的に取得される
信号であるから、上述のような偏心荷重、特に位置の検
知をより正確に行なうには、例えば上記信号から成る離
散的な信号列を擬似的に略連続な信号列に変換し、該信
列を利用して偏心荷重の検知を行なう構成とするとよ
い。また、上記離散的な信号から前記位置検出手段の検
出信号の得られるタイミングに対応した仮想的な信号を
計算により取得し、これを偏心荷重の位置の検知に利用
する構成としてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明のドラム式遠心脱水装置によれ
ば、ドラムが一定回転速度で回転するように制御されて
いるとき、その制御信号として出力されるPWM制御信
号のパルス幅や位相制御角の変動に基づいて偏心荷重の
大きさや位置が検知される。従って、偏心荷重の検知を
目的として特別なハードウエアを付加することなく、例
えばマイクロコンピュータ等の内部の演算処理によって
のみ偏心荷重を検知することができる。このため、コス
ト削減が可能であり、故障の発生も少ない等、信頼性も
高まる。また、誘導モータ、直流ブラシレスモータ等、
モータの種類を問わず、偏心荷重の大きさ及び位置を正
確に検知することができる。
ば、ドラムが一定回転速度で回転するように制御されて
いるとき、その制御信号として出力されるPWM制御信
号のパルス幅や位相制御角の変動に基づいて偏心荷重の
大きさや位置が検知される。従って、偏心荷重の検知を
目的として特別なハードウエアを付加することなく、例
えばマイクロコンピュータ等の内部の演算処理によって
のみ偏心荷重を検知することができる。このため、コス
ト削減が可能であり、故障の発生も少ない等、信頼性も
高まる。また、誘導モータ、直流ブラシレスモータ等、
モータの種類を問わず、偏心荷重の大きさ及び位置を正
確に検知することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るドラム式遠心脱水装置の
第一の実施例(以下「実施例1」という)を図1〜図7
を参照して説明する。まず、図1の側面断面図に基づい
て、実施例1による遠心脱水装置を備えたドラム式洗濯
機の構成を説明する。
第一の実施例(以下「実施例1」という)を図1〜図7
を参照して説明する。まず、図1の側面断面図に基づい
て、実施例1による遠心脱水装置を備えたドラム式洗濯
機の構成を説明する。
【0016】図1に示すように、外箱1の内部には外槽
2がバネ3及びダンパ4に吊支され、外槽2内部には洗
濯物を収容するためのドラム5が主軸8に軸支されてい
る。外箱1の前面には外槽2の前面開口を開閉するドア
7が設けられ、洗濯物はこのドア7を開放してドラム5
内部へと収容される。ドラム5の周壁には多数の通水孔
6が設けられており、外槽2内に給水された水は通水孔
6を通してドラム5内へ流入し、また逆にドラム5内で
洗濯物から脱水された水は通水孔6を通して外槽2へと
飛散される。ドラム5の内周には、回転に伴って洗濯物
をかき上げるためのバッフル9が互いに120°の回転
角度を保って配設されている。
2がバネ3及びダンパ4に吊支され、外槽2内部には洗
濯物を収容するためのドラム5が主軸8に軸支されてい
る。外箱1の前面には外槽2の前面開口を開閉するドア
7が設けられ、洗濯物はこのドア7を開放してドラム5
内部へと収容される。ドラム5の周壁には多数の通水孔
6が設けられており、外槽2内に給水された水は通水孔
6を通してドラム5内へ流入し、また逆にドラム5内で
洗濯物から脱水された水は通水孔6を通して外槽2へと
飛散される。ドラム5の内周には、回転に伴って洗濯物
をかき上げるためのバッフル9が互いに120°の回転
角度を保って配設されている。
【0017】主軸8は外槽2に装着された軸受10によ
り保持されており、その先端には主プーリ11が取り付
けられている。外槽2の下面にはモータ12が配置さ
れ、モータ12の回転駆動力はモータプーリ13、Vベ
ルト14を介して主プーリ11に伝達される。本実施例
では、モータ12として直流ブラシレスモータが用いら
れる。
り保持されており、その先端には主プーリ11が取り付
けられている。外槽2の下面にはモータ12が配置さ
れ、モータ12の回転駆動力はモータプーリ13、Vベ
ルト14を介して主プーリ11に伝達される。本実施例
では、モータ12として直流ブラシレスモータが用いら
れる。
【0018】主プーリ11のリング体には開口が円周上
に一箇所設けられており、該リング体を挟んで両側に発
光部と受光部とから成る回転センサ19が配置されてい
る。ドラム5が一回転する期間に一回だけ該発光部から
発した光が開口を通過して受光部に到達し、該受光信号
に基づいてドラム5の回転に同期した検出信号(回転マ
ーカ)を出力する。なお、光学式の回転センサ19を用
いる代わりに、ドラム5側に磁石を取り付けるととも
に、外箱1又は外槽2側に磁力により開閉するリードス
イッチを設け、ドラム一回転期間に一回だけ導通するリ
ードスイッチにより検出信号を出力する構成としてもよ
い。
に一箇所設けられており、該リング体を挟んで両側に発
光部と受光部とから成る回転センサ19が配置されてい
る。ドラム5が一回転する期間に一回だけ該発光部から
発した光が開口を通過して受光部に到達し、該受光信号
に基づいてドラム5の回転に同期した検出信号(回転マ
ーカ)を出力する。なお、光学式の回転センサ19を用
いる代わりに、ドラム5側に磁石を取り付けるととも
に、外箱1又は外槽2側に磁力により開閉するリードス
イッチを設け、ドラム一回転期間に一回だけ導通するリ
ードスイッチにより検出信号を出力する構成としてもよ
い。
【0019】外部の水道栓に接続された給水管15は、
給水バルブ16を介して外槽2に接続されている。給水
バルブ16を開放すると、給水管15を通して外槽2に
水が供給される。一方、外槽2底部に連結された排水管
17には排水ポンプ18が設けられ、外槽2内に溜まっ
た水は排水ポンプ18が駆動されることにより外部に排
出される。
給水バルブ16を介して外槽2に接続されている。給水
バルブ16を開放すると、給水管15を通して外槽2に
水が供給される。一方、外槽2底部に連結された排水管
17には排水ポンプ18が設けられ、外槽2内に溜まっ
た水は排水ポンプ18が駆動されることにより外部に排
出される。
【0020】次に、上記洗濯機における遠心脱水関連部
の電気的構成を図2を参照して説明する。制御部30は
CPU、ROM、RAM等を含むマイクロコンピュータ
を中心に構成されており、機能的に、中央制御部31、
PWM制御部32、偏心荷重検知部33等を含んでい
る。中央制御部31は脱水行程を進めるための運転プロ
グラムが予め記憶されたROMを含み、この運転プログ
ラムの遂行の過程において、所望のドラム回転速度に対
応したモータ12の目標回転速度NpをPWM制御部3
2に指示する。
の電気的構成を図2を参照して説明する。制御部30は
CPU、ROM、RAM等を含むマイクロコンピュータ
を中心に構成されており、機能的に、中央制御部31、
PWM制御部32、偏心荷重検知部33等を含んでい
る。中央制御部31は脱水行程を進めるための運転プロ
グラムが予め記憶されたROMを含み、この運転プログ
ラムの遂行の過程において、所望のドラム回転速度に対
応したモータ12の目標回転速度NpをPWM制御部3
2に指示する。
【0021】モータ駆動部40は直流電圧供給部41と
インバータ回路42とから構成され、PWM制御部32
とともにモータ12の回転制御手段として機能する。モ
ータ12には回転数検出器43が付設され、実際のモー
タ12の回転速度Nr(以下「実回転速度」という)に
対応した検出信号がPWM制御部32にフィードバック
される。具体的には、回転数検出器43はパルスエンコ
ーダであって、モータ12が所定角度回転する毎にパル
スを発生する構成になっており、ここではドラム5が一
回転する期間に12個のパルス信号が出力されるように
なっている。従って、該信号のパルス幅がモータ12及
びドラム5の回転速度に対応したものとなる。
インバータ回路42とから構成され、PWM制御部32
とともにモータ12の回転制御手段として機能する。モ
ータ12には回転数検出器43が付設され、実際のモー
タ12の回転速度Nr(以下「実回転速度」という)に
対応した検出信号がPWM制御部32にフィードバック
される。具体的には、回転数検出器43はパルスエンコ
ーダであって、モータ12が所定角度回転する毎にパル
スを発生する構成になっており、ここではドラム5が一
回転する期間に12個のパルス信号が出力されるように
なっている。従って、該信号のパルス幅がモータ12及
びドラム5の回転速度に対応したものとなる。
【0022】図3は、図2中のモータ駆動部40の基本
構成図である。図3では、直流電圧供給部41は一定の
直流電圧Vdを発生する直流電源41aとして示してい
る。インバータ回路42は直流電圧Vdを可変周波数の
交流電圧に変換するための複数のスイッチング素子を含
んでいる。直流ブラシレスモータ12の各巻線はこれら
スイッチング素子の各ブリッジにそれぞれ接続されてお
り、各スイッチング素子はPWM制御部32からの制御
パルス信号によりオン/オフ駆動される。
構成図である。図3では、直流電圧供給部41は一定の
直流電圧Vdを発生する直流電源41aとして示してい
る。インバータ回路42は直流電圧Vdを可変周波数の
交流電圧に変換するための複数のスイッチング素子を含
んでいる。直流ブラシレスモータ12の各巻線はこれら
スイッチング素子の各ブリッジにそれぞれ接続されてお
り、各スイッチング素子はPWM制御部32からの制御
パルス信号によりオン/オフ駆動される。
【0023】図4はこの制御パルス信号の一例を示す波
形図である。制御パルス信号の一周期の長さWb(ここ
では64μ秒)はスイッチング周波数によって定まる固
定値であって、PWM制御部32は、目標回転速度Np
と実回転速度Nrとの差に応じて「H」レベルの時間幅
Waを変化させる。すなわち、実回転速度Nrが目標回転
速度Npよりも低く回転速度を上昇させる必要がある場
合には、時間幅Waを広げる。逆に、実回転速度Nrが目
標回転速度Npよりも高く回転速度を下降させる必要が
ある場合には、時間幅Waを狭める。PWM制御部32
では、回転数検出器43からパルス信号を得る毎に実回
転速度Nrを算出し、必要に応じて制御パルス信号の時
間幅Waを変更する。従って、ドラム5が一回転する間
に、時間幅Waは12回変更され得る。このようなPW
M制御により、モータ12の各巻線にはそれぞれ方形波
状の電圧が印加される。
形図である。制御パルス信号の一周期の長さWb(ここ
では64μ秒)はスイッチング周波数によって定まる固
定値であって、PWM制御部32は、目標回転速度Np
と実回転速度Nrとの差に応じて「H」レベルの時間幅
Waを変化させる。すなわち、実回転速度Nrが目標回転
速度Npよりも低く回転速度を上昇させる必要がある場
合には、時間幅Waを広げる。逆に、実回転速度Nrが目
標回転速度Npよりも高く回転速度を下降させる必要が
ある場合には、時間幅Waを狭める。PWM制御部32
では、回転数検出器43からパルス信号を得る毎に実回
転速度Nrを算出し、必要に応じて制御パルス信号の時
間幅Waを変更する。従って、ドラム5が一回転する間
に、時間幅Waは12回変更され得る。このようなPW
M制御により、モータ12の各巻線にはそれぞれ方形波
状の電圧が印加される。
【0024】偏心荷重検知部33は、次のようにして偏
心荷重を検知する。図5は、ドラム5内部を洗濯機の正
面又は背面方向から見た図である。ドラム5内に収容さ
れた洗濯物に作用する遠心力が重力に勝るような回転速
度でドラム5が回転されていると、洗濯物はドラム5の
内周壁面に押し付けられ、ドラム5の回転に伴って回
る。いま、ドラム5内周上で洗濯物が偏在して偏心荷重
が生じている場合、該偏心荷重が図5の位置Aに示すよ
うにドラム5最低位置を通過して上方に持ち上げられて
いるときには、該偏心荷重に作用する重力は回転方向と
反対向きになる。このため、該重力はドラム5を減速さ
せるように作用する。この減速の作用は、偏心荷重がド
ラム5最高位置の手前付近に達したときに最大となる。
一方、偏心荷重が図5の位置Bに示すようにドラム5最
高位置を通過して下方に運ばれるときには、該偏心荷重
に作用する重力は回転方向と同一向きになる。このた
め、該重力はドラム5を加速させるように作用する。こ
の加速の作用は、偏心荷重がドラム5最低位置の手前付
近に達したときに最大となる。
心荷重を検知する。図5は、ドラム5内部を洗濯機の正
面又は背面方向から見た図である。ドラム5内に収容さ
れた洗濯物に作用する遠心力が重力に勝るような回転速
度でドラム5が回転されていると、洗濯物はドラム5の
内周壁面に押し付けられ、ドラム5の回転に伴って回
る。いま、ドラム5内周上で洗濯物が偏在して偏心荷重
が生じている場合、該偏心荷重が図5の位置Aに示すよ
うにドラム5最低位置を通過して上方に持ち上げられて
いるときには、該偏心荷重に作用する重力は回転方向と
反対向きになる。このため、該重力はドラム5を減速さ
せるように作用する。この減速の作用は、偏心荷重がド
ラム5最高位置の手前付近に達したときに最大となる。
一方、偏心荷重が図5の位置Bに示すようにドラム5最
高位置を通過して下方に運ばれるときには、該偏心荷重
に作用する重力は回転方向と同一向きになる。このた
め、該重力はドラム5を加速させるように作用する。こ
の加速の作用は、偏心荷重がドラム5最低位置の手前付
近に達したときに最大となる。
【0025】このような加速及び減速作用に対して、ド
ラム5の回転速度が例えば130rpmに維持されるよ
うに目標回転速度Npを一定に保つと、PWM制御部3
2は、制御パルス信号の時間幅Waを変化させてモータ
12の回転速度を一定に維持するように機能する。この
ため、該時間幅Waを縦軸にとって時間経過に従ってプ
ロットすると、図6に示す関係となる。図6において、
黒丸のプロット点は実際に得られた時間幅Waのデータ
であって、Mは回転センサ19により得られる、ドラム
5内周上の特定位置に対応して発生する回転マーカであ
る。
ラム5の回転速度が例えば130rpmに維持されるよ
うに目標回転速度Npを一定に保つと、PWM制御部3
2は、制御パルス信号の時間幅Waを変化させてモータ
12の回転速度を一定に維持するように機能する。この
ため、該時間幅Waを縦軸にとって時間経過に従ってプ
ロットすると、図6に示す関係となる。図6において、
黒丸のプロット点は実際に得られた時間幅Waのデータ
であって、Mは回転センサ19により得られる、ドラム
5内周上の特定位置に対応して発生する回転マーカであ
る。
【0026】図6に示すように、時間幅Waはドラム5
の回転に同期して変動する。ここで、最大時間幅Wmax
と最小時間幅Wminとの振幅差αは偏心量を反映してい
る。そこで、予め多数の実験を行なって偏心量と振幅差
αとの対応関係を調べ、それにより例えばテーブルを作
成し、偏心荷重検知部33内のROMに格納しておく。
偏心荷重の検知処理時に偏心荷重検知部33は、PWM
制御部32より与えられる時間幅Waのデータを順次R
AMに格納し、少なくともドラム5が一回転する期間の
データが収集された時点で最大時間幅Wmax及び最小時
間幅Wminを見つける。そして、その振幅差αを算出
し、上記テーブルを参照して偏心量を取得する。
の回転に同期して変動する。ここで、最大時間幅Wmax
と最小時間幅Wminとの振幅差αは偏心量を反映してい
る。そこで、予め多数の実験を行なって偏心量と振幅差
αとの対応関係を調べ、それにより例えばテーブルを作
成し、偏心荷重検知部33内のROMに格納しておく。
偏心荷重の検知処理時に偏心荷重検知部33は、PWM
制御部32より与えられる時間幅Waのデータを順次R
AMに格納し、少なくともドラム5が一回転する期間の
データが収集された時点で最大時間幅Wmax及び最小時
間幅Wminを見つける。そして、その振幅差αを算出
し、上記テーブルを参照して偏心量を取得する。
【0027】また、上述のように、最小時間幅Wminが
出現するときのドラム5内周上での偏心荷重の位置(具
体的にはドラム5最低位置の手前付近)はほぼ決まって
おり、回転マーカMが発生するときのドラム5の回転位
置も定まっているから、偏心荷重検知部33は、上記振
幅差αに加えて、回転マーカMが発生したときの時間幅
Wzと最小時間幅Wminとの差β、及び回転マーカMの発
生前後で時間幅Waの大小関係を調べ、次の(1)式により
偏心位置量ZLを算出する。 ZL〔%〕=(β/α)×100 …(1) 但し、ZLの極性は後述の方法により決めるものとす
る。
出現するときのドラム5内周上での偏心荷重の位置(具
体的にはドラム5最低位置の手前付近)はほぼ決まって
おり、回転マーカMが発生するときのドラム5の回転位
置も定まっているから、偏心荷重検知部33は、上記振
幅差αに加えて、回転マーカMが発生したときの時間幅
Wzと最小時間幅Wminとの差β、及び回転マーカMの発
生前後で時間幅Waの大小関係を調べ、次の(1)式により
偏心位置量ZLを算出する。 ZL〔%〕=(β/α)×100 …(1) 但し、ZLの極性は後述の方法により決めるものとす
る。
【0028】図6に示すように、時間幅Waは時間軸方
向に離散的なデータであって、その取得のタイミングと
回転マーカMの発生タイミングとは同期している訳では
ない。このため、回転マーカMが発生するタイミングに
おいて時間幅Waのデータは存在していない。そこで、
次のような処理により上記Wzの値を求め、これにより
βを算出することができる。
向に離散的なデータであって、その取得のタイミングと
回転マーカMの発生タイミングとは同期している訳では
ない。このため、回転マーカMが発生するタイミングに
おいて時間幅Waのデータは存在していない。そこで、
次のような処理により上記Wzの値を求め、これにより
βを算出することができる。
【0029】すなわち、図7に示すように、回転マーカ
M直前の時間幅W2データの取得時刻と回転マーカMの
発生時刻との時間差t1、及び、該時間幅W2データの取
得時刻と回転マーカM直後の時間幅W1データの取得時
刻との時間差t2を計算する。そして、該t1、t2と時
間幅W2、W1とを用いて、次の(2)式によりWzを算出
し、更に最小時間幅Wminを用いて(3)式によりβを算出
する。 Wz=W2−(W2−W1)・(t1/t2) 〔W2>W1の場合〕 Wz=W2+(W1−W2)・(t1/t2) 〔W2≦W1の場合〕 …(2) β=Wz−Wmin …(3) また、W1とW2との大小を判断し、W1<W2の場合には
上記偏心位置量ZLの極性をプラス、W1≧W2の場合に
はマイナスに定める。
M直前の時間幅W2データの取得時刻と回転マーカMの
発生時刻との時間差t1、及び、該時間幅W2データの取
得時刻と回転マーカM直後の時間幅W1データの取得時
刻との時間差t2を計算する。そして、該t1、t2と時
間幅W2、W1とを用いて、次の(2)式によりWzを算出
し、更に最小時間幅Wminを用いて(3)式によりβを算出
する。 Wz=W2−(W2−W1)・(t1/t2) 〔W2>W1の場合〕 Wz=W2+(W1−W2)・(t1/t2) 〔W2≦W1の場合〕 …(2) β=Wz−Wmin …(3) また、W1とW2との大小を判断し、W1<W2の場合には
上記偏心位置量ZLの極性をプラス、W1≧W2の場合に
はマイナスに定める。
【0030】このように偏心位置量ZLを求めると、回
転マーカMの発生位置と最小時間幅Wminの出現位置と
が一致している場合にZLは0%となり、最小時間幅Wm
inの出現位置がドラム5内周上で回転後方にずれる(図
6にて最小時間幅Wminの位置が右にずれる)に従いZL
はプラス方向に増加し、回転マーカMの発生位置と最大
時間幅Wmaxの出現位置とが一致するときにZLは100
%となる。一方、上述のようにZLが0%の状態から最
小時間幅Wminの出現位置が回転前方にずれる(図6に
て最小時間幅Wminの位置が左にずれる)に従いZLはマ
イナス方向に増加し、回転マーカMの出現位置と最大時
間幅Wmaxの出現位置とが一致する直前でマイナス99
%となる。すなわち、ドラム5一回転期間内の任意の位
置が、−99%〜+100%の範囲の偏心位置量ZLで
もって表わされる。
転マーカMの発生位置と最小時間幅Wminの出現位置と
が一致している場合にZLは0%となり、最小時間幅Wm
inの出現位置がドラム5内周上で回転後方にずれる(図
6にて最小時間幅Wminの位置が右にずれる)に従いZL
はプラス方向に増加し、回転マーカMの発生位置と最大
時間幅Wmaxの出現位置とが一致するときにZLは100
%となる。一方、上述のようにZLが0%の状態から最
小時間幅Wminの出現位置が回転前方にずれる(図6に
て最小時間幅Wminの位置が左にずれる)に従いZLはマ
イナス方向に増加し、回転マーカMの出現位置と最大時
間幅Wmaxの出現位置とが一致する直前でマイナス99
%となる。すなわち、ドラム5一回転期間内の任意の位
置が、−99%〜+100%の範囲の偏心位置量ZLで
もって表わされる。
【0031】以上のようにして、偏心荷重検知部33は
ドラム5の回転速度が一定に維持しされているときに、
偏心量及び偏心位置を検知する。従って例えば、中央制
御部31はドラム5が共振点以下の適当な回転速度にな
るような目標回転速度NpをPWM制御部32に指示
し、その回転速度でドラム5が回転しているときに、偏
心荷重検知部33により検知された偏心量が所定の許容
値以下である場合には、ドラム5の回転速度を脱水回転
速度まで立ち上げても振動が少ないと判断し、目標回転
速度Npを増加させて脱水を実行させる、という制御を
行なうことができる。また、それ以外にも偏心量や偏心
位置の検知結果は種々の制御に利用することができる
が、ここではその説明は省略する。
ドラム5の回転速度が一定に維持しされているときに、
偏心量及び偏心位置を検知する。従って例えば、中央制
御部31はドラム5が共振点以下の適当な回転速度にな
るような目標回転速度NpをPWM制御部32に指示
し、その回転速度でドラム5が回転しているときに、偏
心荷重検知部33により検知された偏心量が所定の許容
値以下である場合には、ドラム5の回転速度を脱水回転
速度まで立ち上げても振動が少ないと判断し、目標回転
速度Npを増加させて脱水を実行させる、という制御を
行なうことができる。また、それ以外にも偏心量や偏心
位置の検知結果は種々の制御に利用することができる
が、ここではその説明は省略する。
【0032】なお上記説明では計算により回転マーカM
の発生時刻に対応した時間幅Wzを得ていたが、他の方
法を用いることもできる。その一例を図8の構成図を参
照して以下に述べる。この例では、D/A変換器45、
フィルタ46、A/D変換器47から構成される波形平
滑部44を制御部30に付設している。D/A変換器4
5及びA/D変換器47としては8ビット程度のものを
用いれば充分である。
の発生時刻に対応した時間幅Wzを得ていたが、他の方
法を用いることもできる。その一例を図8の構成図を参
照して以下に述べる。この例では、D/A変換器45、
フィルタ46、A/D変換器47から構成される波形平
滑部44を制御部30に付設している。D/A変換器4
5及びA/D変換器47としては8ビット程度のものを
用いれば充分である。
【0033】偏心荷重検知部33より、図6に示したよ
うな時間幅Waの離散的なデータがD/A変換器45に
入力され、ここでアナログ波形に変換される。フィルタ
46はコンデンサ等から成るローパスフィルタであっ
て、アナログ信号の高周波成分を除去して図6中に破線
で示すような滑らかな曲線から成る信号を出力する。そ
の後、このアナログ信号をA/D変換器47により再び
デジタル値に変換する。その際、サンプリング周期は元
の時間幅Waデータの周期(例えばドラム5が130r
pmで回転しているときには約38m秒)よりも充分に
短くしておく。これにより、より細かい時間間隔で時間
幅データが取得され、回転マーカMの発生時刻に極めて
近接したデータをWzとして得ることができる。
うな時間幅Waの離散的なデータがD/A変換器45に
入力され、ここでアナログ波形に変換される。フィルタ
46はコンデンサ等から成るローパスフィルタであっ
て、アナログ信号の高周波成分を除去して図6中に破線
で示すような滑らかな曲線から成る信号を出力する。そ
の後、このアナログ信号をA/D変換器47により再び
デジタル値に変換する。その際、サンプリング周期は元
の時間幅Waデータの周期(例えばドラム5が130r
pmで回転しているときには約38m秒)よりも充分に
短くしておく。これにより、より細かい時間間隔で時間
幅データが取得され、回転マーカMの発生時刻に極めて
近接したデータをWzとして得ることができる。
【0034】勿論、マイクロコンピュータに上述ような
D/A変換器45及びA/D変換器47が組み込まれて
いる場合には、これらを用いることができることは当然
である。また、上記機能は実質的にサンプリングコンバ
ートと同等であるので、デジタルフィルタ等の適宜のデ
ジタル演算回路を用いて同様の処理が可能であることも
容易に推測できる。
D/A変換器45及びA/D変換器47が組み込まれて
いる場合には、これらを用いることができることは当然
である。また、上記機能は実質的にサンプリングコンバ
ートと同等であるので、デジタルフィルタ等の適宜のデ
ジタル演算回路を用いて同様の処理が可能であることも
容易に推測できる。
【0035】次に、本発明に係る遠心脱水装置の第二の
実施例(以下「実施例2」という)を図9及び図10を
参照して説明する。上記実施例1では、モータ12とし
て直流ブラシレスモータを用い、PWM制御によりモー
タ12の回転制御を行なっていた。これに対し、実施例
2では、モータ12として誘導モータを用い、位相制御
により該モータ12の回転制御を行なっている。位相制
御における位相制御角αは、PWM制御における制御パ
ルス信号と同様にモータ12への印加電圧を制御するた
めのパラメータである。従って、制御パルス信号の時間
幅Waの変動の代わりに、位相制御角θの変動を利用し
て偏心荷重を検知することができる。
実施例(以下「実施例2」という)を図9及び図10を
参照して説明する。上記実施例1では、モータ12とし
て直流ブラシレスモータを用い、PWM制御によりモー
タ12の回転制御を行なっていた。これに対し、実施例
2では、モータ12として誘導モータを用い、位相制御
により該モータ12の回転制御を行なっている。位相制
御における位相制御角αは、PWM制御における制御パ
ルス信号と同様にモータ12への印加電圧を制御するた
めのパラメータである。従って、制御パルス信号の時間
幅Waの変動の代わりに、位相制御角θの変動を利用し
て偏心荷重を検知することができる。
【0036】図9に示すように、実施例2におけるモー
タ12の回転制御手段は、制御部30に含まれる位相制
御部34と、交流電源48及び交流スイッチ49から構
成されるモータ駆動部40とから成る。
タ12の回転制御手段は、制御部30に含まれる位相制
御部34と、交流電源48及び交流スイッチ49から構
成されるモータ駆動部40とから成る。
【0037】上記回転制御手段によるモータ12の回転
制御の動作を図10を参照して説明する。位相制御部3
4は、中央制御部31から指示される目標回転速度Np
と回転数検出器43からのパルス信号により認識される
実回転速度Nrとの差に基づいて位相制御角θを算出
し、図10(b)に示すように、基準となる0°の位置
から該制御角θだけ遅延したタイミングで立ち上がり、
所定角度(例えば140°)で立ち下がるような方形波
信号を生成する。交流スイッチ49は例えばトライアッ
ク等のゲート制御式半導体スイッチ等から成り、そのス
イッチの二つの主電極間には交流電源48より図10
(a)に示すような正弦波状の単相交流電流が供給され
ている。スイッチのゲート電極には位相制御部34から
図10(b)に示す方形波信号がゲート信号として印加
され、スイッチはそのゲート信号の立ち上がりでオン
し、交流電流のゼロクロス点(つまり0°又は180
°)でオフする。従って、0°〜θの期間には電流は遮
断され、θ〜180°の期間には電流が流れる。すなわ
ち、図10(c)中に斜線で囲まれた範囲の断続的な交
流電流がモータ12に供給される。この斜線の範囲の面
積が広いほどモータ12に供給される電力は大きく、モ
ータ12の回転トルクは増加する。従って、位相制御部
34は、モータ12を加速させるときには位相制御角θ
を小さくし、逆に減速させるときには位相制御角θを大
きくする。これにより、交流スイッチ49に与えられる
ゲート信号の信号幅wは、加速時には広がり減速時には
狭まる。
制御の動作を図10を参照して説明する。位相制御部3
4は、中央制御部31から指示される目標回転速度Np
と回転数検出器43からのパルス信号により認識される
実回転速度Nrとの差に基づいて位相制御角θを算出
し、図10(b)に示すように、基準となる0°の位置
から該制御角θだけ遅延したタイミングで立ち上がり、
所定角度(例えば140°)で立ち下がるような方形波
信号を生成する。交流スイッチ49は例えばトライアッ
ク等のゲート制御式半導体スイッチ等から成り、そのス
イッチの二つの主電極間には交流電源48より図10
(a)に示すような正弦波状の単相交流電流が供給され
ている。スイッチのゲート電極には位相制御部34から
図10(b)に示す方形波信号がゲート信号として印加
され、スイッチはそのゲート信号の立ち上がりでオン
し、交流電流のゼロクロス点(つまり0°又は180
°)でオフする。従って、0°〜θの期間には電流は遮
断され、θ〜180°の期間には電流が流れる。すなわ
ち、図10(c)中に斜線で囲まれた範囲の断続的な交
流電流がモータ12に供給される。この斜線の範囲の面
積が広いほどモータ12に供給される電力は大きく、モ
ータ12の回転トルクは増加する。従って、位相制御部
34は、モータ12を加速させるときには位相制御角θ
を小さくし、逆に減速させるときには位相制御角θを大
きくする。これにより、交流スイッチ49に与えられる
ゲート信号の信号幅wは、加速時には広がり減速時には
狭まる。
【0038】上記構成において一定回転速度の速度制御
を行なうと、既述のような偏心荷重による速度変動に対
し、位相制御部34は位相制御角θを変化させてモータ
12の回転速度を一定に維持する。従って、偏心量が大
きいほどドラム5が一回転する間のゲート信号幅の最大
値wmaxと最小値wminとの差(wmax−wmin)は大きく
なる。このように、ここでのゲート信号の信号幅wは実
施例1の時間幅Waと同等に扱うことができるから、実
施例1の手法を利用して偏心量と偏心位置量とを得るこ
とができることは明らかである。
を行なうと、既述のような偏心荷重による速度変動に対
し、位相制御部34は位相制御角θを変化させてモータ
12の回転速度を一定に維持する。従って、偏心量が大
きいほどドラム5が一回転する間のゲート信号幅の最大
値wmaxと最小値wminとの差(wmax−wmin)は大きく
なる。このように、ここでのゲート信号の信号幅wは実
施例1の時間幅Waと同等に扱うことができるから、実
施例1の手法を利用して偏心量と偏心位置量とを得るこ
とができることは明らかである。
【0039】なお、上記実施例はドラム式洗濯機につい
て説明したが、本発明が石油系溶剤等を使用したドライ
クリーナに適用できることは明白である。また、本発明
の趣旨の範囲で、適宜変形や修正を行なえることも当然
である。
て説明したが、本発明が石油系溶剤等を使用したドライ
クリーナに適用できることは明白である。また、本発明
の趣旨の範囲で、適宜変形や修正を行なえることも当然
である。
【図1】 本発明の実施例1による遠心脱水装置を備え
たドラム式洗濯機の側面断面図。
たドラム式洗濯機の側面断面図。
【図2】 実施例1による遠心脱水装置の電気系構成
図。
図。
【図3】 モータ駆動部の基本構成図。
【図4】 PWM制御パルス信号の一例を示す波形図。
【図5】 ドラム内に偏心荷重が存在している状態を示
すドラムの模式図。
すドラムの模式図。
【図6】 偏心荷重が存在する場合の制御パルス信号の
時間幅Waの変動を示す図。
時間幅Waの変動を示す図。
【図7】 図6のC部の拡大図。
【図8】 実施例1による遠心脱水装置の変形例を示す
電気系構成図。
電気系構成図。
【図9】 実施例2による遠心脱水装置の電気系構成
図。
図。
【図10】 実施例2の遠心脱水装置におけるモータ回
転制御動作を説明するための波形図。
転制御動作を説明するための波形図。
5…ドラム 19…回転センサ 30…制御部 31…中央制御部 32…PWM制御部 33…偏心荷重検知部 34…位相制御部 40…モータ駆動部 41…直流電圧供給部 42…インバータ回路 48…交流電源 49…交流スイッチ 43…回転数検出器
Claims (5)
- 【請求項1】 籠状のドラム内に洗濯物を収容し、該ド
ラムを水平軸を中心に回転させることにより該洗濯物の
脱水を行なうドラム式遠心脱水装置において、 a)ドラムを回転駆動するモータと、 b)PWM制御又は位相制御により前記モータの回転速度
を制御する回転制御手段と、 c)該回転制御手段によりドラムが一定回転速度で回転す
るように制御されているとき、PWM制御信号の可変パ
ルス幅又は該パルス幅に関連した信号、或いは位相制御
角又は該制御角に関連した信号の変動に基づいてドラム
に生じている偏心荷重を検知する偏心荷重検知手段と、 を備えることを特徴とするドラム式遠心脱水装置。 - 【請求項2】 前記偏心荷重検知手段は、PWM制御信
号の可変パルス幅又は該パルス幅に関連した信号、或い
は位相制御角又は該制御角に関連した信号の変動振幅か
ら偏心荷重の大きさを判断することを特徴とする請求項
1に記載のドラム式遠心脱水装置。 - 【請求項3】 ドラムの回転位置を検知する位置検出手
段を更に備え、前記偏心荷重検知手段は、PWM制御信
号の可変パルス幅又は該パルス幅に関連した信号、或い
は位相制御角又は該制御角に関連した信号のドラム一回
転期間における変動と前記位置検出手段の検出信号とに
よりドラム内周上での偏心荷重の位置を検知することを
特徴とする請求項2に記載のドラム式遠心脱水装置。 - 【請求項4】 前記偏心荷重検知手段は、PWM制御信
号の可変パルス幅又は該パルス幅に関連した信号、或い
は位相制御角又は該制御角に関連した信号から成る離散
的な信号列を擬似的に略連続な信号列に変換し、該信号
列を用いて偏心荷重の検知を行なうことを特徴とする請
求項3に記載のドラム式遠心脱水装置。 - 【請求項5】 前記偏心荷重検知手段は、時間軸方向に
離散的に取得される、PWM制御信号の可変パルス幅又
は該パルス幅に関連した信号、或いは位相制御角又は該
制御角に関連した信号から、前記位置検出手段の検出信
号の得られるタイミングに対応した仮想的な信号を算出
し、該信号を偏心荷重の位置の検知に利用することを特
徴とする請求項3に記載のドラム式遠心脱水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10073551A JPH11244593A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | ドラム式遠心脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10073551A JPH11244593A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | ドラム式遠心脱水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11244593A true JPH11244593A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13521499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10073551A Pending JPH11244593A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | ドラム式遠心脱水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11244593A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105506918A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-04-20 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 一种洗衣机及其控制方法 |
CN113668185A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-11-19 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 洗衣机脱水方法及洗衣机 |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP10073551A patent/JPH11244593A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105506918A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-04-20 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 一种洗衣机及其控制方法 |
CN113668185A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-11-19 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 洗衣机脱水方法及洗衣机 |
CN113668185B (zh) * | 2021-09-09 | 2024-05-24 | 海信冰箱有限公司 | 洗衣机脱水方法及洗衣机 |
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