JPH11243858A - 製茶機の重量測定装置 - Google Patents
製茶機の重量測定装置Info
- Publication number
- JPH11243858A JPH11243858A JP7330098A JP7330098A JPH11243858A JP H11243858 A JPH11243858 A JP H11243858A JP 7330098 A JP7330098 A JP 7330098A JP 7330098 A JP7330098 A JP 7330098A JP H11243858 A JPH11243858 A JP H11243858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load cell
- weight
- actuator
- main body
- green tea
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、ロードセルの着脱を容易にする
ことを目的としている。 【解決手段】 製茶機本体の設置部分に、その本体の支
持点をロードセルを介して支持し、その近傍にアクチュ
エーターを設置し、ロードセルと製茶機本体を脱着自在
とする。 【効果】 蒸機及び葉打機の重量を測定する装置が簡単
になり、安価となる。ロードセルの破損を防ぐことがで
きる。ロードセルのチェックと交換が容易となる。重量
を測定しない場合の本機の操作が安定し、本機の掃除、
修理が安心してできる。
ことを目的としている。 【解決手段】 製茶機本体の設置部分に、その本体の支
持点をロードセルを介して支持し、その近傍にアクチュ
エーターを設置し、ロードセルと製茶機本体を脱着自在
とする。 【効果】 蒸機及び葉打機の重量を測定する装置が簡単
になり、安価となる。ロードセルの破損を防ぐことがで
きる。ロードセルのチェックと交換が容易となる。重量
を測定しない場合の本機の操作が安定し、本機の掃除、
修理が安心してできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】緑茶製造工程において、蒸
機、葉打機等で製茶操作中の茶葉の量を知るために、機
械全体の重量を測定することが行われている。この発明
は、この場合の重量測定装置に関するものである。
機、葉打機等で製茶操作中の茶葉の量を知るために、機
械全体の重量を測定することが行われている。この発明
は、この場合の重量測定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、蒸機の重量を測定する装置に関し
ては特公平２−２４５０３、葉打機の重量を測定する装
置に関しては、特開平９−３２７２６３等が行われてい
る。
ては特公平２−２４５０３、葉打機の重量を測定する装
置に関しては、特開平９−３２７２６３等が行われてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとしている課題】特公平２−２４５
０３は、蒸機を分銅をつけたバランス杆で支持し、変位
量検出器でその重さを測ろうとするものであり、構造が
複雑である。特開平９−３２７２６３は、葉打機本体の
四角をロードセルで支持する構造となっている。ロード
セルは過大な荷重等で破壊したり、計測が狂うことがし
ばしば生じる。従って、ロードセルのチェックのため
に、無負荷にしたり、交換のためにはずしたりすること
が必要である。
０３は、蒸機を分銅をつけたバランス杆で支持し、変位
量検出器でその重さを測ろうとするものであり、構造が
複雑である。特開平９−３２７２６３は、葉打機本体の
四角をロードセルで支持する構造となっている。ロード
セルは過大な荷重等で破壊したり、計測が狂うことがし
ばしば生じる。従って、ロードセルのチェックのため
に、無負荷にしたり、交換のためにはずしたりすること
が必要である。
【０００４】製茶工場では、一日の製造が終わるごと
に、本機の清掃をする必要がある。この場合、ロードセ
ルに荷重をかけたまま清掃すると、ロードセルが破損す
る可能性がある。また、ロードセルによる測定を製茶作
業中、常に行う必要はないので、測定しない時は、ロー
ドセルを解放しておいた方が良い。これらの場合、従来
の構造では、ロードセルに本体の荷重が常に掛かってお
り、ロードセルの無負荷でのチェック、変換等が不可能
である。この発明は、ロードセルの着脱を容易にするこ
とを目的としている。
に、本機の清掃をする必要がある。この場合、ロードセ
ルに荷重をかけたまま清掃すると、ロードセルが破損す
る可能性がある。また、ロードセルによる測定を製茶作
業中、常に行う必要はないので、測定しない時は、ロー
ドセルを解放しておいた方が良い。これらの場合、従来
の構造では、ロードセルに本体の荷重が常に掛かってお
り、ロードセルの無負荷でのチェック、変換等が不可能
である。この発明は、ロードセルの着脱を容易にするこ
とを目的としている。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】この発明では、伸縮自在の
アクチュエータをロードセルの近傍に設置し、その伸縮
動作によって、製茶機本体とロードセルを脱着自在にす
ることにより課題を解決した。
アクチュエータをロードセルの近傍に設置し、その伸縮
動作によって、製茶機本体とロードセルを脱着自在にす
ることにより課題を解決した。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１、２で、蒸機に実施した場合
の形態を示す。胴回転型蒸機では、茶葉が蒸胴１１を通
過する時、蒸気を茶葉に当てて蒸熱操作を行っている。
茶葉が蒸胴１１を通過する時間を測定するために、蒸胴
１１内に存在する茶葉の量（在胴量）を測定し、在胴量
÷茶葉供給量から通過時間を求め、これを蒸熱時間とし
ている。在胴量を測定するために、蒸機本体５の下に重
量測定ブロック１，２，３，４を設置する。まず、空の
状態で本体５の重量を測定し、次いで、茶葉を流しなが
ら本体５の重量を測定し、その差を求めれば在胴量を知
ることができる。６は、４か所の重量測定ブロックで得
られるデータをまとめるための中継器である。７は制御
器、８は計量コンベヤであり、ロードセル９により一定
量づつ計量して、給葉機１０に送り、蒸胴１１に茶葉を
一定量づつ供給する。制御器７では計量コンベヤの給葉
量を計算し、測定ブロック１，２，３，４から得られる
在胴量から通過時間（蒸熱時間）を算出している。
の形態を示す。胴回転型蒸機では、茶葉が蒸胴１１を通
過する時、蒸気を茶葉に当てて蒸熱操作を行っている。
茶葉が蒸胴１１を通過する時間を測定するために、蒸胴
１１内に存在する茶葉の量（在胴量）を測定し、在胴量
÷茶葉供給量から通過時間を求め、これを蒸熱時間とし
ている。在胴量を測定するために、蒸機本体５の下に重
量測定ブロック１，２，３，４を設置する。まず、空の
状態で本体５の重量を測定し、次いで、茶葉を流しなが
ら本体５の重量を測定し、その差を求めれば在胴量を知
ることができる。６は、４か所の重量測定ブロックで得
られるデータをまとめるための中継器である。７は制御
器、８は計量コンベヤであり、ロードセル９により一定
量づつ計量して、給葉機１０に送り、蒸胴１１に茶葉を
一定量づつ供給する。制御器７では計量コンベヤの給葉
量を計算し、測定ブロック１，２，３，４から得られる
在胴量から通過時間（蒸熱時間）を算出している。
【０００７】次に、この発明に掛かる重量測定ブロック
について、実施例によりその各種の形態を説明する。図
３、４は、アクチュエータ１３を本体５側に取り付けた
場合を示す。アクチュエータ１３は、エアーシリンダ
ー、油圧シリンダー、電動シリンダー等、伸縮可能で本
体５の荷重を支え得るものなら、何でも良い。伸縮のス
トロークは１０〜２０ミリあれば良い。１２は重量測定
ブロックの枠であり、図３のようにアクチュエータ１３
が縮んだ状態ではロードセル１４は解放となり、本体５
は枠１２上に支持されている。図４のようにアクチュエ
ータ１３を伸ばすと、ロードセル１４上に本体５の荷重
が掛かり、本体５の荷重の測定が可能となる。
について、実施例によりその各種の形態を説明する。図
３、４は、アクチュエータ１３を本体５側に取り付けた
場合を示す。アクチュエータ１３は、エアーシリンダ
ー、油圧シリンダー、電動シリンダー等、伸縮可能で本
体５の荷重を支え得るものなら、何でも良い。伸縮のス
トロークは１０〜２０ミリあれば良い。１２は重量測定
ブロックの枠であり、図３のようにアクチュエータ１３
が縮んだ状態ではロードセル１４は解放となり、本体５
は枠１２上に支持されている。図４のようにアクチュエ
ータ１３を伸ばすと、ロードセル１４上に本体５の荷重
が掛かり、本体５の荷重の測定が可能となる。
【０００８】図５、６は、アクチュエータ１３を重量測
定ブロックの枠１５側に取り付けた場合を示す。図５の
ようにアクチュエータ１３を伸ばすと、本体５はこれに
よって支えられ、ロードセル１４は解放される。１５は
重量測定ブロックの枠である。図６のように、アクチュ
エータ１３が縮むと、本体５はロードセル１４上に乗
り、重量測定が可能となる。
定ブロックの枠１５側に取り付けた場合を示す。図５の
ようにアクチュエータ１３を伸ばすと、本体５はこれに
よって支えられ、ロードセル１４は解放される。１５は
重量測定ブロックの枠である。図６のように、アクチュ
エータ１３が縮むと、本体５はロードセル１４上に乗
り、重量測定が可能となる。
【０００９】図５、６では、ロードセル１４を解放する
場合には、図５のようにアクチュエータ１３を伸ばした
状態にしておかなければならない。この状態を長く続け
るのは、不安定である。従って、ロードセル１４を解放
した時には、図３のように本体５が枠１２に乗った状態
になるのが、安定している。図３、４では、アクチュエ
ータ１３を本体に取り付けるという必要がある。図７、
８では、本体５は加工をせずに、ロードセル１４にアク
チュエータ１３を乗せた型としている。この場合、本体
の重さを測定しない時は、図７のようにアクチュエータ
１３が縮み、本体５は枠１２で支持される。アクチュエ
ータ１３を伸ばすと、図８のように本体は枠１２を離
れ、ロードセル１４に荷重が掛かる状態となる。図９、
１０は、図７、８のアクチュエータ１３とロードセル１
４の上下を逆にした場合を示す。ロードセル１４を交換
する時は、図７、８の場合より図９、１０の方が容易で
ある。
場合には、図５のようにアクチュエータ１３を伸ばした
状態にしておかなければならない。この状態を長く続け
るのは、不安定である。従って、ロードセル１４を解放
した時には、図３のように本体５が枠１２に乗った状態
になるのが、安定している。図３、４では、アクチュエ
ータ１３を本体に取り付けるという必要がある。図７、
８では、本体５は加工をせずに、ロードセル１４にアク
チュエータ１３を乗せた型としている。この場合、本体
の重さを測定しない時は、図７のようにアクチュエータ
１３が縮み、本体５は枠１２で支持される。アクチュエ
ータ１３を伸ばすと、図８のように本体は枠１２を離
れ、ロードセル１４に荷重が掛かる状態となる。図９、
１０は、図７、８のアクチュエータ１３とロードセル１
４の上下を逆にした場合を示す。ロードセル１４を交換
する時は、図７、８の場合より図９、１０の方が容易で
ある。
【００１０】図１１、１２、１３、１４は、アクチュエ
ータとして、パンダグラフ式のジャッキ１６を用いた場
合を示す。図１１、１３のように、ジャッキ１６を縮め
た状態では、本体５はロードセル１４、１７で支持さ
れ、重量が測定される。図１２、１４のように、ジャッ
キ１６を伸ばすと、本体５はジャッキ１６で支持され、
ロードセル１４、１７は解放される。１８は重量測定ブ
ロックの枠であり、１９はジャッキを伸縮させるための
モーターである。
ータとして、パンダグラフ式のジャッキ１６を用いた場
合を示す。図１１、１３のように、ジャッキ１６を縮め
た状態では、本体５はロードセル１４、１７で支持さ
れ、重量が測定される。図１２、１４のように、ジャッ
キ１６を伸ばすと、本体５はジャッキ１６で支持され、
ロードセル１４、１７は解放される。１８は重量測定ブ
ロックの枠であり、１９はジャッキを伸縮させるための
モーターである。
【００１１】これら重量測定ブロックの形態について
は、葉打機に設ける場合も同様である。葉打機では、茶
葉投入時の重量を測定し、葉打操作中で減少する重量を
測定し、蒸葉水分を計測している。
は、葉打機に設ける場合も同様である。葉打機では、茶
葉投入時の重量を測定し、葉打操作中で減少する重量を
測定し、蒸葉水分を計測している。
【００１２】
【発明の効果】蒸機及び葉打機の重量を測定する装置が
簡単になり、安価となる。ロードセルの破損を防ぐこと
ができる。ロードセルのチェックと交換が容易となる。
重量を測定しない場合の本機の操作が安定し、本機の掃
除、修理が安心してできる。
簡単になり、安価となる。ロードセルの破損を防ぐこと
ができる。ロードセルのチェックと交換が容易となる。
重量を測定しない場合の本機の操作が安定し、本機の掃
除、修理が安心してできる。
【図１】蒸機に実施した平面図。
【図２】蒸機に実施した正面図。
【図３】アクチュエータを本体側に取り付けた場合の正
面詳細図。
面詳細図。
【図４】アクチュエータを本体側に取り付けた場合の正
面詳細図。
面詳細図。
【図５】アクチュエータを重量ブロックの枠側に取り付
けた場合の正面詳細図。
けた場合の正面詳細図。
【図６】アクチュエータを重量ブロックの枠側に取り付
けた場合の正面詳細図。
けた場合の正面詳細図。
【図７】アクチュエータをロードセルに乗せた場合の正
面図。
面図。
【図８】アクチュエータをロードセルに乗せた場合の正
面図。
面図。
【図９】ロードセルをアクチュエータに乗せた場合の正
面図。
面図。
【図１０】ロードセルをアクチュエータに乗せた場合の
正面図。
正面図。
【図１１】ジャッキを用いた場合の側面詳細図。
【図１２】ジャッキを用いた場合の側面詳細図。
【図１３】ジャッキを用いた場合の正面詳細図。
【図１４】ジャッキを用いた場合の正面詳細図。
１ 重量測定ブロック ２ 重量測定ブロック ３ 重量測定ブロック ４ 重量測定ブロック ５ 蒸機本体 ６ 中継器 ７ 制御器 ８ 計量コンベヤ ９ ロードセル １０ 給葉機 １１ 蒸胴 １２ 枠 １３ アクチュエータ １４ ロードセル １５ 枠 １６ ジャッキ １７ ロードセル １８ 枠 １９ モーター
Claims (3)
- 【請求項１】 製茶機本体の設置部分に、その本体の支
持点をロードセルを介して支持し、その近傍にアクチュ
エーターを設置し、ロードセルと製茶機本体を脱着自在
としたことを特徴とした製茶機の重量測定装置。 - 【請求項２】 アクチュエーターにジャッキを用いるこ
とを特徴とする請求項１記載の製茶機の重量測定装置。 - 【請求項３】 アクチュエーターにエアーシリンダを用
いることを特徴とする請求項１記載の製茶機の重量測定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330098A JPH11243858A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 製茶機の重量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330098A JPH11243858A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 製茶機の重量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243858A true JPH11243858A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13514185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7330098A Pending JPH11243858A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 製茶機の重量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11243858A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013073804A1 (ko) * | 2011-11-14 | 2013-05-23 | Seol Wan Seok | 무게 측정장치 |
| KR101330892B1 (ko) * | 2011-11-29 | 2013-11-18 | 설완석 | 무게 측정장치 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP7330098A patent/JPH11243858A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013073804A1 (ko) * | 2011-11-14 | 2013-05-23 | Seol Wan Seok | 무게 측정장치 |
| KR101284460B1 (ko) * | 2011-11-14 | 2013-07-09 | 설완석 | 무게 측정장치 |
| KR101330892B1 (ko) * | 2011-11-29 | 2013-11-18 | 설완석 | 무게 측정장치 |
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