JPH11243806A - 調節式家禽用給餌装置 - Google Patents

調節式家禽用給餌装置

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JPH11243806A
JPH11243806A JP11008707A JP870799A JPH11243806A JP H11243806 A JPH11243806 A JP H11243806A JP 11008707 A JP11008707 A JP 11008707A JP 870799 A JP870799 A JP 870799A JP H11243806 A JPH11243806 A JP H11243806A
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feeding device
wing
opening
conical member
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JP11008707A
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Theodore John Cole
テオドール・ジョン・コール
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    • A01K39/01—Feeding devices, e.g. chainfeeders
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    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウィング部材の位置を替えなくても、飼料用
開口部の大きさを調節できるようにする。 【構成】 円錐部材（２４）は、開口部（３８）が開く
上昇位置と開口部が閉じる下降位置との間で移動するよ
うにされている。受け皿部材（２６）と円錐部材（２
４）の一端（３２）は、飼料を給餌管から受け皿部材へ
と通過させて出すための飼料用開口部（３０）を形成し
ている。飼料用開口部は、受け皿部材に関連してウィン
グ部材（２２）を調節するか、或いは給餌管とウィング
部材に関連して円錐部材をスライドさせて位置調節を行
うか、の何れかによってサイズの調節が可能である。開
口部は、円錐部材を給餌管とウィング部材とに関連して
位置調節することにより、開閉調節が可能である。開口
部の高さは、ウィング部材を受け皿部材に関連して調節
することにより、調節可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鳥類またはその他
の動物用給餌装置のための調節式給餌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】養鶏業にとって、家禽類を始めから最後
まで最小の時間と手間で養育することのできる、効率が
高く低コストの家禽用給餌システムの利用が、生き残り
をかけた経済上の必須条件である。こうした家禽用給餌
システムにおける重要な構成要素の１つが、飼料を家禽
に与える家禽用給餌装置である。
【０００３】例えば、ある周知タイプの家禽用給餌シス
テムの操作は、飼料の供給に始まり、飼料が貯蔵ホッパ
ーから一連の運搬用コンジットを通じて最終的に個々の
家禽用給餌皿へと運ばれる。給餌皿は、摂食家禽類が容
易に近づけるものである。こうした家禽用給餌システム
に関連して成功している給餌装置の一例としては、米国
特許第４，８３４，０２６号に開示されている給餌装置
がある。’０２６特許の家禽用給餌装置は、家禽が止ま
れないような輪郭取りをされたドーム形の給餌装置本体
と、ドーム形本体の最上面を通じて伸長し、飼料運搬用
コンベヤシステムと有効に接続されている給餌管とを含
んでいる。運搬用コンベヤによって供給された飼料は給
餌管へと落下し、ドーム形本体底部の飼料用開口部を経
て、ドーム形本体及び給餌管双方の最低端の下に位置す
る給餌装置の受け皿へと向かう。受け皿の外周部は、ド
ーム形本体の外壁と共に、多数の摂食家禽が近づくこと
のできるように構成された家禽用給餌領域を形成してい
る。
【０００４】受け皿とその他の構造部分との間の結合
は、ドーム形本体と一体式で形成されドーム形本体から
外側へと伸長し周囲を取り巻く形で間隔を置いて配置さ
れた複数のウィング部材によって容易に取り外し及び調
節が可能である。これらのウィング部材の遠端には、受
け皿の環状リップまたはリム部分に供給されているフラ
ンジ部分による対応装置と連動し、飼料用開口部の大き
さを漸増式に調節するように位置調節のできる、間隔の
狭い複数のフィンガーが装備されている。家禽用給餌装
置の受け皿部材は弾性面で十分に自在性のある材質を使
用して形成されているため、給餌システムの作業者は、
受け皿部材から手動でフィンガーを外して位置調節を行
なうことが可能であり、何も道具を用いることなく飼料
用開口部の大きさを調節することができる。従ってこの
給餌装置は、様々な大きさの鳥類を受入れ、様々に変化
する飼料流量特性に適合するようなその使用ポイントに
おいて、簡単に調節することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、米国
特許第４，８３４，０２６号の給餌装置の場合と同様の
方法で、しかも受け皿に関連してウィング部材の位置を
替える必要のない方法で大きさが調節可能な飼料用開口
部を有する給餌装置を提供することにある。
【０００６】本発明のさらなる目的は、受け皿部材にお
ける飼料レベルを容易に調節可能である給餌装置を提供
することにある。
【０００７】本発明のさらなる目的は、ブロッドゲート
開口部を有する給餌管と、円錐部材の底部で飼料用開口
部の大きさを調節し、またブロッドゲート開口部の開閉
を調節するために給餌管にスライド式に取り付けられた
円錐部材とを有する給餌装置を提供することにある。
【０００８】本発明のさらなる目的は、飼料用開口部の
大きさを非常に細かな漸増式で広範囲に調節できるよう
な給餌装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】こうした目的及びその他
の目的に従って、本発明は、受け皿部材と、飼料供給装
置から飼料を受け入れるためのチャネルを有し、また少
なくとも幾分かの飼料を通過させるようにされたブロッ
ドゲート開口部を有する給餌管と、給餌管に結合された
複数のウィング部材と、給餌管の周囲に配置され、複数
のウィング部材にスライド式に取り付けられてウィング
部材に関連して上下位置間でスライドしブロッドゲート
開口部を事実上開閉するようにされた円錐部材とを有す
る、鳥類または動物用の給餌装置を提供している。受け
皿部材と円錐部材の一端は、飼料の提示及び消費のため
に飼料を給餌管から受け皿部材へと通過させる飼料用開
口部を構成している。飼料用開口部は、円錐部材が下降
位置へと移動するにつれて小さくなる。
【００１０】
【発明の実施の態様】ブロッドゲート開口部は、給餌管
によって構成された少なくとも１つの窓を備えている。
例えばある好ましい実施例では、ブロッドゲート開口部
が、給餌管によって構成された、外周上に間隔を置いて
配置された複数の窓を備えている。円錐部材は、飼料用
開口部の大きさを調節するため給餌装置に対して調節式
に配置されるようにされており、ブロッドゲート開口部
も円錐部材によって調節式に部分的開閉が可能となって
いる。円錐部材は、円錐部材が下降位置にある場合に事
実上ブロッドゲート開口部を閉鎖するための、望ましく
はその上端に隣接するリムを含むことができる。さらに
ある好ましい実施例では、その遠端に、受け皿部材と調
節式に噛み合い、飼料用開口部の大きさを調節し、また
ブロッドゲート開口部の高さを調節するための複数の嵌
合フィンガーを含んでいる。
【００１１】円錐部材は、任意の適当な方法で複数のウ
ィング部材へスライド式に取り付けることができる。リ
ムは、給餌管とスライド式に噛み合う。さらに円錐部材
は、ウィング部材とスライド式に噛み合うことのできる
複数の嵌合アームを含むことができる。この実施例の場
合、各アームは、各ウィング部材によって構成された間
隙内にスライド式に受容されている。各アームは、好適
にはその遠端または底端に、各ウィング部材と噛み合う
ための固定用突起を含んでいる。固定用突起は、円錐部
材が上昇位置へと移動してもウィング部材から外れない
ようにされている。
【００１２】円錐部材は、任意の適正な方法で給餌管に
関連して位置を調節することができる。例えばある好ま
しい実施例では、給餌装置は、コード対またはこれに類
する形で円錐部材に固定されたコネクタと、支持体へ或
いは支持体の回りへコードを纏める固定部材とを包含す
ることができる。支持体は例えば、給餌用コンジットと
平行に伸長するワイヤ、或いは給餌用コンジットの形に
することができる。固定部材は、好適には、ワイヤに合
わさり、ワイヤと共に移動して円錐部材を給餌管に関し
て位置調節することのできるケーブルクランプの形をし
ている。
【００１３】
【発明の効果】本発明による給餌装置は、多くの優位点
を提供している。例えば、円錐部材が給餌管に関連して
調節式にスライドすることにより、ブロッドゲート開口
部が調節可能な方法で開閉し、また飼料用開口部の大き
さが調節可能な方法で増減する。さらに、ウィング部材
を受け皿部材に関連して調節することにより、ブロッド
ゲート開口部の高さが調節可能な方法で増減し、また飼
料用開口部の大きさが調節可能な方法で増減する。
【００１４】このように、本発明の好ましい実施例によ
る給餌装置では、ブロッドゲート開口部は容易に、且つ
調節式に開閉が可能であり、ブロッドゲート開口部の高
さは容易に調節可能である。さらに、飼料用開口部の大
きさは、円錐部材を給餌管及びウィング部材に関連して
調節式に配置することにより、或いはウィング部材を受
け皿部材に関連して調節することにより容易に調節が可
能である。結果的に、家禽類に供給される飼料の高さ及
び量を容易に調節することができる。
【００１５】従って、本発明の好ましい実施例に一致す
る給餌装置を使用すれば、家禽飼育業者は、家禽の成長
段階におけるあらゆる時点で、ブロッドゲート開口部及
び飼料用開口部の大きさを迅速且つ容易に調節すること
が可能であり、飼育業者にとって便宜と自在性が提供さ
れる。
【００１６】
【実施例】本発明及びその優位点は、以下の詳細説明を
添付の図面と合わせて考慮することによって、より明確
になるであろう。
【００１７】図１−６は、本発明の好ましい実施例によ
る給餌装置１０を示している。図示された給餌装置１０
は、給餌用コンジット１２と、できれば給餌用コンジッ
ト１２と実質上平行に伸長するワイヤ１４とを含む家禽
用給餌システムと結合して使用するようにされているこ
とが望ましい。ワイヤ１４は、鳥が給餌装置１０の上に
止まれないように家禽用給餌システムに含まれる場合が
多く、通常は電流が流れている。給餌システムは、給餌
用コンジット１２を上下させることによって、或いはそ
の他の適切な手段によって地上に降ろす、或いは地上か
ら上げて吊るすように垂直に調節が可能な複数の給餌装
置１０を包含することが望ましい。
【００１８】図示された給餌装置１０は、一般に、給餌
管２０と、間隔を置いて周囲に配置され、給餌管２０に
結合された３つのウィング部材２２と、給餌管２０及び
ウィング部材２２の双方とスライド式に噛み合った円錐
部材２４と、受け皿部材２６とを備えている。飼料用開
口部３０は、円錐部材２４の底部リム３２と受け皿部材
２６とによって構成され、開口部の大きさは、後に詳述
するような２つの異なる方法で調節できることが望まし
い。
【００１９】給餌管２０は、中空で概して円筒形である
部分４０と、当該円筒部分の基部と一体式であるカラー
３６とを含み、給餌用コンジット１２から飼料を受け入
れるためのチャネル４２を有している。ウィング部材２
２の上部の下を伸張していることが望ましいカラー３６
は、円錐部材２４内部における飼料の蓄積を低減させる
ためのものである。３つのウィング部材２２はカラー３
６と一体であり、カラーから放射状に伸長して受け皿部
材２６と噛み合っていることが望ましい。
【００２０】給餌管２０の円筒部分４０は、図示されて
いる実施例では外周上に間隔を置いて配置された３つの
矩形窓３８の形をしたブロッドゲート開口部を有してい
る。窓３８は開閉調節が可能であり、後に詳述されてい
るとおり、窓の高さの調節が可能である。
【００２１】給餌管２０はまた、給餌管２０に関連する
円錐部材２４の移動を容易にするために、そのほぼ全長
に渡って伸長する、間隔を置いた４つのリッジ４４を含
むことが望ましい。図示された給餌管はまた、任意の適
当な方法でコード１３０を受け入れるための正反対位置
にある１対の通路４６を有している。例えば各通路４６
は、各円筒部分４０の表面上に形成された穴と、各円筒
部分の頂上によって形成された開口部とを包含可能であ
る。各穴は、各開口部との続きで各通路４６を形成して
いる。
【００２２】給餌管２０はまた、円筒部分４０の上端
に、図１−４が示すように円筒部分と一体式であること
が可能な、或いは、給餌管を給餌用コンジット１２へと
所望位置で容易に固定することができるように、円筒部
分と取り外し可能な形で嵌合可能な固定用部分５０を含
んでいる。固定用部分５０は、給餌用コンジット１２を
受け入れるための穴５２を有している。穴５２は、概し
てチャネル４２に対して垂直に身長している。固定用部
分５０はまた、給餌システムのワイヤ１４を結合するた
めの１対の結合用突起５４を含むことが望ましい。給餌
用コンジット１２内には開口部５６が形成されており、
飼料は給餌用コンジット１２からこの開口部を通って給
餌管２０のチャネル４２へと進入することができる。
【００２３】好ましい実施例では、受け皿部材２６はボ
ール形であり、受け皿部材の中心から上へと伸長する円
錐部分６０を含んでいる。受け皿部材２６はまた、端部
がリム６４となっている直立した周壁６２を含んでい
る。リム６４は、後述のようなウィング部材２２と噛み
合うための内方向フランジ６６を含んでいる。希望があ
れば、フランジ６６は二重のフランジ装置を備えること
ができる。
【００２４】好ましい実施例では、ウィング部材２２は
円筒部分４０の外周カラー３６に沿って間隔を置いて配
置され、各ウィング部材２２は接続部分７０とこれと一
体であるウィング部分７２とを備えている。接続部分７
０は、円筒部分４０のカラー３６から概して下側へ、且
つ外向きの放射状に伸長している。各接続部分７０は、
間隔を置いた１対の側方部材７４を含み、この側方部材
対は、ウィング部分７２へと伸長するにつれて互いに近
づき合っている。
【００２５】ウィング部分７２は、接続部分７０の端部
から外向きの放射状に伸長していることが望ましい。各
ウィング部分７２は、頂壁７８と、同頂壁から下向きに
伸長し、同頂壁によって結合される相対する１対の側壁
８０とを備えていることが望ましい。各ウィング部分７
２の頂壁７８は、後述のように円錐部材２４とスライド
式に噛み合うための間隙８２（図４参照）を有してい
る。側壁８０は、互いに平行であり、その内端または近
位端に沿ってシール部材８４で結合されていることが望
ましい。各シール部材８４の外側面８６は円錐部材２４
の内壁８８と接しており、同内壁の弧状構造を補充する
アーチ状であることができる。
【００２６】図示された各シール部材８４は、側壁８０
の各対の底部から各ウィング部分７２の頂壁７８を越え
て伸長している。図示された実施例では、各ウィング部
分７２はまた、両側壁８０の内側を結合する補強内壁８
８を含んでいる。接続部分７０の側面部材７４は、シー
ル部材８４の内側面９０で終わっている。
【００２７】近間隔で配置された複数のフィンガー９２
は、側壁８０の外端または遠位端から外側へ放射状に伸
長している。フィンガー９２は、受け皿部材２６の周壁
６２のフランジ６６と調節式に噛み合うようにされてお
り、受け皿部材に対する給餌管２０及び円錐部材２４の
位置調節が可能である。飼料用開口部３０の大きさは、
受け皿部材２６に対する円錐部材２４の位置によって決
まることから、飼料用開口部の大きさは、受け皿部材の
フランジ６６に対するフィンガー９２の位置調節によっ
て調整することができる。
【００２８】円錐部材２４は中空であり、給餌管２０の
周囲に配置されている。円錐部材２４は、家禽がその上
に止まれないような構造であることが望ましい。図示さ
れた円錐部材２４は、給餌管２０とスライド式に噛み合
う概して円筒形である頂上部分またはリム１００と、中
央の円錐台部分１０２と、周囲リッジ１０６を含む基底
部分１０４とを含んでいる。
【００２９】リム１００は、円錐部材２４が閉位置（図
２参照）にあるときは窓３８を閉鎖し、円錐部材が昇降
途中にあるときは窓を部分的に開閉するような構造とな
っている。リム１００の高さは、円錐部材２４が下降位
置にあるときにリムが窓を密閉できるように、窓３８の
高さとほぼ同じであるか、僅かに高い。例えば図示され
た実施例では、リム１００はまた、円錐部材２４が下降
位置にあるときにリムが事実上窓３８を閉じることがで
きるように、中央部分１０２から下へと伸張する。図示
された実施例では、基底部分１０４もまた僅かに先細形
状となっている。
【００３０】円錐部材２４の基底部分１０４は、外周上
に間隔を置いて配置された３つの嵌合アーム１１０を含
み、３対のスロット１１２を有している。各スロット対
は、１つの嵌合アーム１１０の周辺に配置されている
（例えば、図５及び図６参照）。各嵌合アーム１１０
は、それぞれウィング部材２２のウィング部分７２の間
隙８２によってスライド式に受容され、スロット１１２
の各対は、ウィング部分の側壁８０をスライド式に受容
する。実際の使用に際しては、スロット１１２の少なく
とも一部をシール部材８４で閉鎖し、そうでなければス
ロットへと進入してしまう飼料の量を最小にする、或い
は減少させることが望ましい。
【００３１】各嵌合アーム１１０は、その遠位端に固定
用突起１１４を含んでいることが望ましい。固定用突起
１１４は、外側へ放射状に伸長し、通常の使用状態にお
いて円錐部材とウィング部分との噛み合いが外れること
のないように、円錐部材２４が上昇位置にまで移動する
と頂壁７８の底部と噛み合うようにされていることが望
ましい。但し、嵌合アーム１１０は、希望すれば円錐部
材２４とウィング部材２２との間を手動で簡単に噛み合
わせたり、噛み合わせを解いたりできるような自在的な
ものであることが望ましい。
【００３２】各嵌合アーム１１０は、嵌合前面１２０
と、対向する１対の嵌合側面１２２を含んでいることが
望ましい。嵌合前面及び側面１２０、１２２は、基底部
分１０４の上端付近から円錐部材２４の底部リム３２を
越えて伸長する。図示された実施例では、嵌合アーム１
１０は、円錐部材２４の基底部分１０４から外側へ放射
状に突出している。嵌合前面１２０は、傾斜面１２６に
よって基底部分１０４の上端に繋がっている。嵌合前面
及び側面１２０、１２２は、ウィング部分７２に対する
円錐部材２４の垂直移動動作を容易にするために、概し
て垂直方向に伸長していることが望ましい。
【００３３】好ましい実施例では、給餌装置はまた、１
対のコード１３０を含んでいる。コード対１３０は、円
錐部材と、同コードをワイヤ１４に繋ぐケーブルクラン
プの形をした固定部材とに固定されている。コード対１
３０は、任意の適切な方法で、好適には１８０度離して
円錐部材２４に固定することが可能であり、また給餌用
コンジット１２の回りに伸長していることが望ましい。
図示された実施例では、一対のボス１４０が円錐部分１
０２上に１８０度離れて形成され、各穴が各コード１３
０を受け入れるためのチャネル１４２と穴１４４を有し
ている。各コード１３０はまた、給餌管２０によって形
成された１つの通路４６を通過し、給餌管と嵌合する。
【００３４】こうした構造により、ワイヤ１４を一方に
引くと給餌管２０から円錐部材２４が上昇し、ワイヤを
反対側に引くと給餌管２０から円錐部材２４が下降す
る。ワイヤ１４は、例えばワイヤに接続されたウィンチ
を廻す、等の任意の適切な方法で引くことができる。希
望があれば、給餌管２０に関連した円錐部材２４の位置
調節は、例えば給餌管２０に対するケーブルクランプの
位置を調節する、等の他の任意の適切な方法で達成する
ことができる。
【００３５】ケーブルクランプは、任意の適切な構造に
することができる。例えばケーブルクランプは、ウィン
グナットと、同ウィングナットに調節式に噛み合うこと
のできるねじ込みボルトとを備えた市販の留め具を包含
可能である。このウィングナットは、穴を有するねじ切
りされた内壁と、穴内部のステムとを含んでいる。ボル
トは、コード１３０とウィングナットのステムを受け入
れるための対向するスロットを有することができる。従
って、ケーブルクランプは、コード１３０及びワイヤ１
４上に適当な位置で配置が可能であり、ウィングナット
を廻してケーブルクランプを所定位置に固定することが
できる。
【００３６】好ましい実施例によれば、円錐部材２４が
上昇位置にあるとき、窓３８は事実上開いている（図１
参照）。給餌管２０に関連して円錐部材２４が下降する
と、窓３８は円錐部材のリム１００によって閉鎖状態に
され、飼料用開口部３０の大きさも低減する。希望があ
れば、円錐部材２４をその上昇及び下降位置間で調節し
て給餌管２０に対する所望位置を達成することにより、
窓３８をリム１００によってほんの部分的に閉鎖し、ま
た飼料用開口部３０を所望サイズにすることができる。
さらに、ウィング部材２２を受け皿部材２６に関連して
調節すれば、飼料用開口部３０の大きさを調節し、また
窓３８の高さを調節することもできる。
【００３７】結果的に、本発明を使用すれば、窓３８の
開閉及び窓の高さ、及び飼料用開口部３０の大きさを細
かな漸増式で広範囲に調節することができる。家禽類飼
育業者にとって、こうした調節機能はより好都合であ
る。
【００３８】前述の説明は単に例示を目的としたもので
あり、本発明に一致する保護の範囲を限定するものでは
ない。保護の範囲は前記クレームによって判断されるべ
きものであり、クレームは発明上の寄与分の許す限り広
義的に解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 家禽用給餌装置の給餌用コンジット及びワイ
ヤに設置された本発明の一実施例に一致する家禽用給餌
装置の給餌管及び円錐部材の断面図及び受け皿部材の破
断図であり、下降位置にある円錐部材を示している。
【図２】 図１が示す家禽用給餌装置の給餌管及び円錐
部材の断面図及び受け皿部材のさらなる破断図であり、
上昇位置にある円錐部材を示している。
【図３】 図１及び図２が示す給餌管の正面図である。
【図４】 図１−３の給餌管の縦軸に沿った断面図であ
る。
【図５】 図１及び図２の給餌装置の円錐部材の斜視図
である。
【図６】 図５の線６−６に沿った断面図である。
【符号の説明】
１０ 給餌装置 ２０ 給餌管 ２２ ウィング部材 ２４ 円錐部材 ２６ 受け皿部材 ３０ 飼料用開口部 ３８ ブロッドゲート開口部 ４２ チャネル ６２ 周壁 ７２ ウィング部分 ７８ 頂壁 ８２ 間隙 ９２ フィンガー １００ リム １１０ アーム １１４ 固定用リッジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１月２９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
【手続補正５】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【図５】
【手続補正６】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図６
【補正方法】変更
【補正内容】
【図６】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598150938 ＳＴＡＴＥ ＲＯＡＤ 15 ＮＯＲＴＨ, ＭＩＬＦＯＲＤ，ＩＮＤＩＡＮＡ 46542−2000，Ｕ．Ｓ．Ａ.

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 鳥類またはその他の動物用給餌装置（１
    ０）であって、 （ａ）受け皿部材（２６）と、 （ｂ）飼料供給装置から飼料を受け入れるためのチャネ
    ル（４２）を有し、また少なくとも幾分かの飼料を通過
    させるようにされたブロッドゲート開口部（３８）を有
    する給餌管（２０）と、 （ｃ）給餌管（２０）に結合された複数のウィング部材
    （２２）と、 （ｄ）給餌管（２０）の周囲に配置され、ウィング部材
    （２２）にスライド式に取り付けられた円錐部材（２
    ４）と、を備えており、円錐部材（２４）が給餌管（２
    ０）に関連して上昇位置と下降位置の間を移動しブロッ
    ドゲート開口部（３８）を実質的に開閉するようにさ
    れ、受け皿部材（２６）と円錐部材（２４）の一端とが
    飼料の呈示及び消費のために飼料を給餌管（２０）から
    受け皿部材（２６）へと通過させる飼料用開口部（３
    ０）を有し、飼料用開口部（３０）の大きさが円錐部材
    （２４）の下降位置への移動につれて減少する、給餌装
    置（１０）。
  2. 【請求項２】 ブロッドゲート開口部（３８）が給餌管
    （２０）によって形成された複数の窓を装備する、請求
    項１記載の給餌装置（１０）。
  3. 【請求項３】 円錐部材（２４）が、飼料用開口部（３
    ０）の大きさを調節し、またブロッドゲート開口部（３
    ８）を調節式方法によって部分的に開閉するために、給
    餌管（２０）に関連して位置調節できるようにされてい
    る、請求項１記載の給餌装置（１０）。
  4. 【請求項４】 円錐部材（２４）が、その上端に隣接し
    て、円錐部材（２４）が下降位置にあるときにブロッド
    ゲート開口部（３８）を実質上閉鎖するためのリム（１
    ００）を含む、請求項１記載の給餌装置（１０）。
  5. 【請求項５】 リム（１００）が環状であり、給餌管
    （２０）とスライド式に噛み合う、請求項４記載の給餌
    装置（１０）。
  6. 【請求項６】 円錐部材（２４）が上昇位置及び下降位
    置にあるとき、ブロッドゲート開口部（３８）が円錐部
    材（２４）によって受容される、請求項１記載の給餌装
    置（１０）。
  7. 【請求項７】 給餌管（２０）が、その低端に隣接し
    て、各ウィング部材（２２）の一部の下を伸長するカラ
    ー（３６）を含む、請求項１記載の給餌装置（１０）。
  8. 【請求項８】 飼料用開口部の大きさを調節し、ブロッ
    ドゲート開口部の高さを調節するために、各ウィング部
    材（２２）がその末端に、受け皿部材（２６）と調節式
    に噛み合う複数のフィンガー（９２）を含む、請求項１
    記載の給餌装置（１０）。
  9. 【請求項９】 円錐部材（２４）がウィング部材（２
    ２）とスライド式に噛み合う複数の嵌合アーム（１１
    ０）を含み、また各ウィング部材（２２）が各嵌合アー
    ム（１１０）をスライド式に受容するための間隙（８
    ２）を形成する、請求項８記載の給餌装置（１０）。
  10. 【請求項１０】 円錐部材（２４）が上昇位置にあると
    き、円錐部材（２４）がウィング部材（２２）から離脱
    しないように、各嵌合アーム（１１０）が各ウィング部
    材（２２）と噛み合うようにされた固定用レッジ（１１
    ４）を含む、請求項９記載の給餌装置（１０）。
  11. 【請求項１１】 各ウィング部材（２２）が、ウィング
    部分（７２）と、ウィング部分（７２）を給餌管（２
    ０）に接続する接続部分（７０）とを備えており、各ウ
    ィング部分（７２）が、頂壁（７８）と、各頂壁（７
    ８）によって形成される各間隙（８２）とを含む、請求
    項９記載の給餌装置（１０）。
  12. 【請求項１２】 ウィング部材（２２）と給餌管（２
    ０）とが一体式である、請求項１記載の給餌装置（１
    ０）。
  13. 【請求項１３】 給餌装置（１０）を家禽用給餌装置の
    支持体に結合させ、給餌管（２０）に関連して円錐部材
    （２４）の位置調節を行うためのコネクタをさらに含
    む、請求項１記載の給餌装置（１０）。
  14. 【請求項１４】 コネクタが、円錐部材（２４）に固定
    された１組のコード（１３０）と、両コード（１３０）
    を接続する固定部材とを含む、請求項１３記載の給餌装
    置（１０）。
  15. 【請求項１５】 鳥類またはその他の動物用給餌装置
    （１０）であって、 （ａ）受け皿部材（２６）と、 （ｂ）飼料供給装置から飼料を受け入れるためのチャネ
    ル（４２）を有し、また少なくとも幾分かの飼料を通過
    させるようにされたブロッドゲート開口部（３８）を有
    する給餌管（２０）と、 （ｃ）周壁（６２）と調節式に噛み合った給餌管（２
    ０）と一体式であり、各々が間隙（８２）を形成してい
    る複数のウィング部材（２２）と、 （ｄ）給餌管（２０）の周りに装備され、ブロッドゲー
    ト開口部（３８）を実質上開閉するために、円錐部材
    （２４）を上下位置の間でウィング部材（２２）と給餌
    管（２０）とに関連してスライドさせるように、ウィン
    グ部材（２２）の間隙（８２）によってスライド式に受
    容される複数の嵌合アーム（１１０）を含む円錐部材
    （２４）と、を備えており、受け皿部材（２６）と円錐
    部材（２４）の一端（３２）とが呈示と消費のために飼
    料を給餌管（２０）から受け皿部材（２６）へと通過さ
    せる飼料用開口部（３０）を有し、飼料用開口部（３
    ０）のサイズが、受け皿部材（２６）の周壁（６２）に
    対するウィング部材（２２）の位置を調節することによ
    り、またウィング部材（２２）と給餌管（２０）とに関
    連して円錐部材（２４）をスライドさせることにより調
    節可能である給餌装置（１０）。
  16. 【請求項１６】 円錐部材（２４）が、給餌管（２０）
    に関連して円錐部材（２４）をスライドすることによっ
    て調節式にブロッドゲート開口部（３８）を開閉するよ
    うにされており、また受け皿部材（２６）の周壁（６
    ２）に関連してウィング部材（２２）の位置を調節する
    ことによって、ブロッドゲート開口部（３８）の高さが
    調節可能である、請求項１５記載の給餌装置（１０）。
  17. 【請求項１７】 ブロッドゲート開口部（３８）が給餌
    管（２０）において形成された複数の窓を備えた、請求
    項１５記載の給餌装置（１０）。
  18. 【請求項１８】 円錐部材（２４）が、その上部端近く
    に、円錐部材（２４）が下降位置にあるときにブロッド
    ゲート開口部（３８）を実質上閉鎖するためのリム（１
    ００）を含む、請求項１５記載の給餌装置（１０）。
  19. 【請求項１９】 リム（１００）が環状であり、給餌管
    （２０）とスライド式に噛み合う、請求項１８記載の給
    餌装置（１０）。
  20. 【請求項２０】 円錐部材（２４）が上昇位置及び下降
    位置にあるとき、ブロッドゲート開口部（３８）が円錐
    部材（２４）によって受容される、請求項１５記載の給
    餌装置（１０）。
  21. 【請求項２１】 各ウィング部材（２２）が、その遠位
    端に周壁（６２）と調節式に結合する複数の嵌合フィン
    ガー（９２）を含み、各嵌合アーム（１１０）が、円錐
    部材（２４）が上昇位置にあるときも円錐部材（２４）
    とウィング部材（２２）との結合が外れないように各ウ
    ィング部材（２２）と噛み合うようにされた固定リッジ
    （１１４）を含む、請求項１５記載の給餌装置（１
    ０）。
  22. 【請求項２２】 給餌管（２０）が、その低端に隣接し
    て、各ウィング部材（２２）の一部の下を伸長するカラ
    ー（３６）を含む、請求項１５記載の給餌装置（１
    ０）。
  23. 【請求項２３】 ウィング部材（２２）と給餌管（２
    ０）とが一体式である、請求項１５記載の給餌装置（１
    ０）。
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