JPH11243583A - 移動体通信システムの移動端末 - Google Patents

移動体通信システムの移動端末

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JPH11243583A
JPH11243583A JP10043155A JP4315598A JPH11243583A JP H11243583 A JPH11243583 A JP H11243583A JP 10043155 A JP10043155 A JP 10043155A JP 4315598 A JP4315598 A JP 4315598A JP H11243583 A JPH11243583 A JP H11243583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
base station
data
mobile terminal
location
Prior art date
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Pending
Application number
JP10043155A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoji Asami
知司 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10043155A priority Critical patent/JPH11243583A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 全世界共通の移動端末において、その時刻管
理を自動化する。 【解決手段】 基地局が、この基地局の存在位置におけ
る地方標準時と、グリニッジ標準時との時差のデータを
移動端末に送信する。移動端末は、受信した時差データ
にしたがって、時計回路407の計時する時刻を基地局
の存在する地域の地方標準時に修正する。また、上記基
地局の存在位置に関係する情報が、その存在位置におけ
る地方標準時と、グリニッジ標準時との時差のデータで
ある。また、上記基地局の存在位置に関係する情報を、
その存在位置における地方標準時と、グリニッジ標準時
との時差のデータに変換するデータテーブルを有し、こ
のデータテーブルにより変換された時差のデータにした
がって、上記時計回路の計時する時刻を上記地方標準時
に修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体通信シス
テムの移動端末に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システム、例えば携帯電話シ
ステムの規格は、全世界で共通化の方向に進んでいる。
そして、そのような共通規格の移動端末を携帯していれ
ば、1台で世界のどこででも手軽に通話を行うことがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、共通規格の
移動端末を携帯して各国を行き来するとき、時差の異な
る地域に移動すると、その移動端末の時刻表示などがあ
いまいになったり、時刻管理が複雑になったりしてしま
う。
【0004】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、基地局から、この基地局の存在位置に関係する
情報の送信されてくる移動体通信システムにおいて、上
記基地局の存在位置に関係する情報にしたがって、時計
回路の計時する時刻を上記基地局の存在する地域の地方
標準時に修正するようにした移動体通信システムの移動
端末とするものである。したがって、移動端末において
は、基地局からの情報にしたがって、時計回路の計時す
る時刻が自動的に基地局における地方標準時に修正され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、この発明を適用できる移
動端末の一形態を示し、符号100はその受信回路、符
号200は送信回路、符号400はマイクロコンピュー
タである。
【0007】そして、受信回路100においては、受信
基地局から送信されてきた下りチャンネルの信号が送受
信アンテナ301により受信され、その受信信号が、デ
ュプレクサ302および低雑音アンプ101を通じてミ
キサ回路102に供給されてPLLシンセサイザ303
からの局部発振信号により中間周波信号に周波数変換さ
れる。
【0008】そして、その中間周波信号が、中間周波ア
ンプ103を通じて直交用のミキサ回路104に供給さ
れて直交復調され、その出力信号がA/Dコンバータ1
05に供給されてデジタル信号にA/D変換され、この
信号が復調回路106に供給されてデジタルデータが復
調される。
【0009】さらに、このデータが、チャンネルデコー
ダ107に供給されてエラー訂正などが実行されたの
ち、音声デコーダ108に供給されてデータ伸張などが
行われてもとのデジタルオーディオデータにデコードさ
れ、このデータがD/Aコンバータ109に供給されて
アナログの音声信号にD/A変換され、この信号がアン
プ110を通じてスピーカないし受話器111に供給さ
れる。また、このとき、チャンネルデコーダ107から
制御メッセージが取り出され、この制御メッセージがマ
イクロコンピュータ400に供給される。
【0010】一方、送信回路200においては、マイク
ロフォンないし送話器201からの音声信号が、アンプ
202を通じてA/Dコンバータ203に供給されてデ
ジタルオーディオデータにA/D変換され、このデータ
が、音声エンコーダ204に供給されてデータ圧縮など
の処理が行われたのち、チャンネルエンコーダ205に
供給され、マイクロコンピュータ400からの制御メッ
セージと一体化されるとともに、エラー訂正コードが付
加され、その出力が変調回路206に供給される。
【0011】そして、この変調回路206の出力がD/
Aコンバータ207に供給されてアナログ信号にD/A
変換されてから直交用のミキサ回路208に供給されて
中間周波信号に周波数変換され、その中間周波信号が中
間周波アンプ209を通じてミキサ回路210に供給さ
れてPLLシンセサイザ303からの局部発振信号によ
り送信周波数の信号に周波数変換され、その信号が、パ
ワーアンプ211およびデュプレクサ302を通じて送
受信アンテナ301に供給され、基地局へと送信され
る。
【0012】さらに、マイクロコンピュータ400は、
この移動端末の制御および基地局との間の制御を実行す
るためのものであり、CPU401、各種のプログラム
の書き込まれたROM402、ワークエリア用のRAM
403、短縮ダイヤルのデータなどを保存する不揮発性
のメモリ404を有する。
【0013】この場合、ROM402には、そのプログ
ラムの一部として、例えば図2に示すようなルーチン5
00が設けられている。さらに、ROM402には、例
えば図3に示すように、地域番号を、地域名データおよ
び時差データに変換するためのデータテーブル510が
設けられている。
【0014】ここで、地域番号は、各地域に与えられた
固有の番号であり、基地局から送信されてくるものであ
る。また、地域名データは、その地域番号の対応する地
域名を表示用の略語で示すためのデータであり、時差デ
ータは地域番号の示す地域における時差(グリニッジ標
準時との時差)を示すデータである。さらに、マイクロ
コンピュータ400には、各種のキー入力を行うための
操作キー405、各種の情報の表示を行うためのLCD
406、現在時刻を計時する時計回路407が設けられ
ている。なお、この時計回路407は、現在位置におけ
る地方標準時で計時を行っているものである。
【0015】そして、現在時刻の表示時には、時計回路
407からこれが計時する現在時刻(地方標準時)のデ
ータが読み出され、その現在時刻のデータがLCD40
6に供給されて例えば図4に示すように、LCD406
に、現在時刻が、例えば「12月18日2:30PM」
のように表示される。また、このとき、RAM403に
記憶されている地域名データおよび時差データにより、
LCD406に、現在位置の地域名が例えば「JPN」
のように略語で表示されるとともに、時差が例えば「+
09:00」のように表示される。
【0016】さらに、基地局からの制御メッセージが、
チャンネルデコーダ107からマイクロコンピュータ4
00に供給されるとともに、基地局への制御メッセージ
が、マイクロコンピュータ400からチャンネルエンコ
ーダ205に供給される。こうして、この移動端末と基
地局との間で制御メッセージがやりとりされるととも
に、その制御メッセージにしたがってPLLシンセサイ
ザ303が制御されて基地局との間で使用するチャンネ
ルなどが制御される。
【0017】そして、移動端末が自機位置を基地局に登
録するとき、CPU401によりルーチン500が実行
され、移動端末が登録されるとともに、時計回路407
の計時する時刻が現在位置の地方標準時に修正される。
すなわち、このルーチン500はステップ501からス
タートし、次にステップ502において、例えば図5に
示すような位置登録要求メッセージ、すなわち、位置登
録の要求であることを示すデータ(コード)と、その移
動端末の識別コードとを有するメッセージが形成され、
このメッセージがチャンネルエンコーダ205に供給さ
れて基地局へと送信される。
【0018】続いて、処理はステップ503において、
基地局からの位置登録完了メッセージの受信待ちとな
る。この位置登録完了メッセージは、図5に示すよう
に、位置登録の完了であることを示すデータと、現在の
グリニッジ標準時と、基地局の情報と、地域番号などの
データとを有するメッセージである。したがって、この
メッセージにより、基地局には、この移動端末が登録さ
れる。
【0019】そして、この位置登録完了メッセージを受
信すると、これがチャンネルデコーダ107から出力さ
れてマイクロコンピュータ400に供給される。する
と、ステップ504において、その受信したメッセージ
に含まれる地域番号がデータテーブル510により対応
する時差データおよび地域名データに変換され、次にス
テップ505において、その時差データと、受信したメ
ッセージに含まれるグリニッジ標準時とから地方標準時
が計算され、この計算結果の地方標準時に時計回路40
7の計時する現在時刻が修正される。
【0020】したがって、例えば図4に示すように、以
後、現在位置での地方標準時による現在時刻がLCD4
06に表示されるようになる。また、このとき、地域名
のデータにより、LCD406には、地域名が略語によ
り表示される。さらに、このときの地域名データおよび
時差データが、図4の表示に使用するために、RAM4
03に記憶される。そして、その後、ステップ506に
よりルーチン500を終了する。
【0021】こうして、この移動端末においては、基地
局からの時差情報にしたがって時計回路407の計時す
る現在時刻を、現在位置での地方標準時に自動的に修正
するようにしたので、時差の異なる地域に移動する場合
でも、時刻を管理する必要がない。また、端末は、デー
タテーブル510により地域番号から時差の情報を得る
ことができるので、基地局は時差に対応している必要が
ない。さらに、例えば図4に示すように、LCD406
には、現在の地域名と、時差とが表示されるので、それ
らの関係を把握しやすい。
【0022】上述においては、基地局が位置登録完了メ
ッセージとして、図5に示すように、地域番号を送信し
てくる場合であるが、例えば図6に示すように、基地局
の送信する位置登録完了メッセージを、位置登録の完了
を示すデータと、現在のグリニッジ標準時と、時差のデ
ータなどとを有するメッセージとすることもできる。
【0023】そして、そのようにすれば、ルーチン50
0のステップ504においては、受信したグリニッジ標
準時および時差データから現在位置の地方標準時を計算
し、ステップ505の修正を実行することができる。
【0024】したがって、端末において、時差の計算を
する必要がない。また、システム拡大のため、基地局が
不規則に増加しても対応することができる。さらに、位
置登録完了メッセージのうち、時刻表示に必要なデータ
量が減るので、他の情報を送信することができる。ま
た、時刻表示をリアルタイムに更新することにより、現
在地がグリニッジ標準時の地域とどれだけ離れているか
を簡単に知ることができる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、時差情報を取り扱う
ようにしているので、端末がさまざまな地域に存在する
基地局と交信しても、その端末の時刻管理が統一され、
時差を考慮した時刻の自動修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】この発明を説明するための図である。
【図4】この発明における表示例を示す図である。
【図5】この発明を説明するための図である。
【図6】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
100=受信回路、107=チャンネルデコーダ、20
0=送信回路、205=チャンネルエンコーダ、400
=マイクロコンピュータ、406=LCD、407=時
計回路、500=ルーチン、510=データテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局が、この基地局の存在位置に関係す
    る情報を送信するようにした移動体通信システムにおい
    て、 上記基地局の存在位置に関係する情報にしたがって、時
    計回路の計時する時刻を上記基地局の存在する地域の地
    方標準時に修正するようにした移動体通信システムの移
    動端末。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の移動体通信システムの移
    動端末において、 上記基地局の存在位置に関係する情報が、その存在位置
    における地方標準時と、グリニッジ標準時との時差のデ
    ータであるようにした移動体通信システムの移動端末。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の移動体通信システムの移
    動端末において、 上記基地局の存在位置に関係する情報を、その存在位置
    における地方標準時と、グリニッジ標準時との時差のデ
    ータに変換するデータテーブルを有し、 このデータテーブルにより変換された時差のデータにし
    たがって、上記時計回路の計時する時刻を上記地方標準
    時に修正するようにした移動体通信システムの移動端
    末。
JP10043155A 1998-02-25 1998-02-25 移動体通信システムの移動端末 Pending JPH11243583A (ja)

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JP10043155A JPH11243583A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 移動体通信システムの移動端末

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JP10043155A JPH11243583A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 移動体通信システムの移動端末

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JPH11243583A true JPH11243583A (ja) 1999-09-07

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ID=12655978

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JP (1) JPH11243583A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6778819B2 (en) 2000-03-28 2004-08-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Portable telephone apparatus that improves the convenience of international roaming
WO2009038346A3 (en) * 2007-09-17 2009-05-07 Samsung Electronics Co Ltd Method and system for providing greenwich mean time in mobile broadcasting service
CZ300620B6 (cs) * 2000-08-11 2009-07-01 T-Mobile Deutschland Gmbh Zpusob synchronizace interních hodin mobilního radiotelefonního koncového prístroje s místním casem

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6778819B2 (en) 2000-03-28 2004-08-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Portable telephone apparatus that improves the convenience of international roaming
CZ300620B6 (cs) * 2000-08-11 2009-07-01 T-Mobile Deutschland Gmbh Zpusob synchronizace interních hodin mobilního radiotelefonního koncového prístroje s místním casem
WO2009038346A3 (en) * 2007-09-17 2009-05-07 Samsung Electronics Co Ltd Method and system for providing greenwich mean time in mobile broadcasting service
US8050146B2 (en) 2007-09-17 2011-11-01 Samsung Electronics Co., Ltd Method and system for providing greenwich mean time in mobile broadcasting service

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071128