JPH11243423A - マルチメディア情報通信システム - Google Patents

マルチメディア情報通信システム

Info

Publication number
JPH11243423A
JPH11243423A JP10042658A JP4265898A JPH11243423A JP H11243423 A JPH11243423 A JP H11243423A JP 10042658 A JP10042658 A JP 10042658A JP 4265898 A JP4265898 A JP 4265898A JP H11243423 A JPH11243423 A JP H11243423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
communication terminal
call
called
devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10042658A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Sakakibara
典子 榊原
Toshio Murai
俊雄 村井
Shuichi Sato
修一 佐藤
Katsunori Yoshihara
勝徳 吉原
Shinichi Kashimoto
晋一 樫本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10042658A priority Critical patent/JPH11243423A/ja
Publication of JPH11243423A publication Critical patent/JPH11243423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種のプログラムが混在するシステムにお
いて、マルチライン・サービスやSLUサービス等のグ
ループ着呼サービスを実現する。 【解決手段】 システムに収容された全端末と全ハブ装
置及びルータ装置に関する各識別情報の対応関係を集約
記憶した端末電話番号テーブル及びグループ電話番号テ
ーブルを、すべてのハブ装置及びルータ装置にそれぞれ
持たせ、端末の発呼要求に応じて発呼側のハブ装置又は
ルータ装置が、自装置のデータベースを検索することで
複数の着呼先を確認し、これらの着呼先に対し一斉に呼
設定要求を送出することでマルチライン・サービス又は
SLUサービスを実行するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばLAN
(Local Area Network)を中核として複数種の端末を収
容してマルチメディア情報通信を可能にするマルチメデ
ィア情報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の構内ネットワークシステムは、例
えば電話機等の音声通信端末をPBX(Private Branch
Exchange )又はボタン電話主装置に内線端末として収
容し、これらの内線端末と公衆網等の外部通信網との間
および内線端末相互間をPBX又はボタン電話主装置に
より交換接続して通話を可能にしたり、パーソナル・コ
ンピュータ等のデータ端末をLAN(Local Area Netwo
rk)に接続し、このLANを介してパーソナル・コンピ
ュータ間で電子メールやデータの伝送を行うように構成
されている。また、PBX又はボタン電話主装置を用い
た音声通信系と、LANを用いたデータ通信系とをゲー
トウエイを用いることで連携させるシステムも提唱され
ている。
【0003】ところが、このような従来の構内ネットワ
ークシステムでは、音声通信系とデータ通信系とで別々
の通信インフラを敷設する必要がある。また、音声通信
系はPBX等による集中制御型であるためシステムダウ
ンを生じやすく、これを回避するためにはPBXを二重
化する必要がある。このため、システムの構成が大がか
りなものになるとともに、ユーザの投資負担が大きくな
るという問題点を有していた。
【0004】そこで本発明者は、特願平9−16172
2号において、LANを中核としてこれに通信インタフ
ェース装置を介して複数種のメディア端末を収容し、通
信インタフェース装置においてプロトコル変換およびデ
ータのフォーマット変換等を行うことにより、複数種の
メディア端末間および各メディア端末と外部通信網との
間でマルチメディア情報通信を可能にするシステムを提
唱した。
【0005】そして、このようなシステムにおいて、従
来のPBXを使用したシステムやボタン電話システムで
使用されているグループ着呼サービスを提供できるよう
にすることを考えている。提供が考えられるグループ着
呼サービスとしては、例えば1本の内線に接続された複
数の端末に共通の電話番号を割り当てこれらの端末すべ
てに着呼を通知するマルチライン・サービス、複数本の
内線に共通の電話番号を割り当てこれらの内線すべてに
着呼を通知するステーション・ループ(SLU)サービ
ス、着信呼を複数の内線端末に均等分配する自動呼分配
(ACD)サービス、代表番号への着信呼をいくつかの
内線に均等分配する内線代表呼分配(UCD)サービス
がある。しかし、これらのサービスを、複数種のプログ
ラムが混在する上記システムでどのように実現するかに
ついては、まだ有効な解決策が見出されていないのが現
状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のマ
ルチメディア情報通信システムでは、マルチライン・サ
ービスやSLU、ACD、UCD等のグループ着呼サー
ビスを実現するための有効な解決策がまだ見出されてい
ない。
【0007】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、複数種のプログラムが
混在するシステムにおいて、グループ着呼サービスを実
現できるようにしたマルチメディア情報通信システムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、複数の通信端末装置をプロトコル変換機
能を有する複数の通信インタフェース装置を介して中核
通信ネットワークに接続し、かつ上記複数の通信端末装
置の各々に個別識別情報を割り当てると共に、上記複数
の通信端末装置のうちの少なくとも一部をグループ化し
てこのグループ内の各通信端末装置に対し共通のグルー
プ識別情報を割り当てたマルチメディア情報通信システ
ムにあって、上記複数の通信端末装置とその個別識別情
報との対応関係及びグループ識別情報と個別識別情報と
の対応関係を表すテーブルを備え、上記各通信インタフ
ェース装置において、自装置に収容される通信端末装置
から他の通信端末装置に対する発呼要求が発生した場合
に、前記テーブルから着呼先の通信端末装置の識別情報
を検索してその検索結果から着呼先の通信端末装置が複
数あるか否かを判定し、着呼先の通信端末装置が複数と
判定された場合に、これらの通信端末装置に対する所定
のグループ着呼制御処理を前記中核通信ネットワークを
介して実行するように構成したものである。
【0009】上記テーブルの設置形態としては次の5つ
が考えられる。すなわち、第1の設置形態は、複数の通
信インタフェース装置の各々に設ける場合である。この
場合各通信インタフェース装置は、自装置に収容される
通信端末装置から他の通信端末装置に対する発呼要求に
応じて、自装置のテーブルから着呼先の通信端末装置の
識別情報を検索してその検索結果から着呼先の通信端末
装置が複数あるか否かを判定する。
【0010】第2の設置形態は、複数の通信インタフェ
ース装置のうちの特定の通信インタフェース装置に設け
る場合である。この場合各通信インタフェース装置は、
自装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置
に対する発呼要求に応じて、中核通信ネットワークを介
して特定の通信インタフェース装置に対し着呼先の問い
合わせを行う。これに対し特定の通信インタフェース装
置は、他の通信インタフェース装置から着呼先の問い合
わせが到来した場合に、自装置のテーブルから着呼先の
通信端末装置の識別情報を検索してこの検索結果を問い
合わせ元の通信インタフェース装置に通知する。
【0011】第3の設置形態は、各通信インタフェース
とは別に中核通信ネットワークに接続されたサーバ装置
に設ける場合である。この場合、各通信インタフェース
装置は、自装置に収容される通信端末装置から他の通信
端末装置に対する発呼要求に応じて、中核通信ネットワ
ークを介して前記サーバ装置に対し着呼先の問い合わせ
を行う。これに対しサーバ装置は、各通信インタフェー
ス装置から着呼先の問い合わせが到来した場合に、自装
置のテーブルから着呼先の通信端末装置の識別情報を検
索してこの検索結果を問い合わせ元の通信インタフェー
ス装置に通知する。
【0012】第4の設置形態は、外部網との情報伝送を
行うために設けられたルータ装置に設ける場合である。
この場合、各通信インタフェースは、自装置に収容され
る通信端末装置から他の通信端末装置に対する発呼要求
が発生した場合に、中核通信ネットワークを介して前記
ルータ装置に対し着呼先の問い合わせを行う。これに対
しルータ装置は、前記各通信インタフェース装置から着
呼先の問い合わせが到来した場合に、自装置のテーブル
から着呼先の通信端末装置の識別情報を検索してこの検
索結果を問い合わせ元の通信インタフェース装置に通知
する。
【0013】第5の設置形態は、各通信インタフェース
装置に、それぞれ自装置に収容される通信端末装置のみ
に関する個別識別情報とグループ識別情報との対応関係
を表すテーブルを記憶する場合である。この場合、各通
信インタフェース装置は、自装置に収容される通信端末
装置から他の通信端末装置への発呼要求の発生に応じ
て、この着呼先の通信端末装置についての問い合わせを
中核通信ネットワークを介して他のすべての通信インタ
フェース装置に対し一斉に送出する。これに対し、他の
通信インタフェース装置から着呼先の問い合わせが到来
した場合には、自装置のテーブルを検索して該当する通
信端末装置が収容されているか否かを判定し、その判定
結果を問い合わせ元の通信インタフェース装置に応答す
る。
【0014】またグループ着呼制御の形態としては、次
の2種類が考えられる。すなわち、第1の形態は、着呼
先通信端末装置を収容する複数の通信インタフェース装
置との間に中核通信ネットワークを介して一斉に通信リ
ンクを設定して着呼先通信端末装置の呼出しを行い、こ
の呼出しに対し任意の着呼先通信端末装置が応答した場
合に、この着呼応答した通信端末装置を収容する通信イ
ンタフェースとの間の通信リンクを残して、他の着呼先
の通信インタフェース装置との間の通信リンクを開放す
るものである。この第1の着呼形態は、複数の通信端末
装置に対し同時に着呼報知を行うマルチライン・サービ
ス又はSLUサービスを行う場合に使用される。
【0015】第2の形態は、着呼先の通信端末装置を収
容するすべての通信インタフェース装置との間に中核通
信ネットワークを介して通信リンクを個別に順次設定し
たのち呼設定要求を送出し、この呼設定要求に対し最初
に呼設定受付を返送した着呼先の通信インタフェース装
置との間で着呼先通信端末装置に対する着呼処理を行う
ものである。この第2の着呼形態は、共通の識別情報を
有する複数の通信端末装置に対し着呼を均等分配するA
CDサービス又はUCDサービスを行う場合に使用され
る。
【0016】従ってこの発明によれば、通信プロトコル
の異なる複数種の通信端末装置を中核通信ネットワーク
に接続してマルチメディア情報通信を行うシステムにお
いて、マルチライン・サービスやSLUサービス、AC
Dサービス、UCDサービス等のグループ着呼サービス
を確実に実施することが可能となる。
【0017】一方他の発明は、各通信インタフェース装
置に、それぞれ自装置に収容される通信端末装置に関す
る個別識別情報とグループ識別情報との対応関係を表す
テーブルを持たせる。そして、発呼側の通信インタフェ
ース装置は、通信端末装置の発呼に応じて、自装置以外
のすべての通信インタフェース装置との間に一斉に通信
リンクを設定して呼設定要求を送出する。これに対し着
呼側の各通信インタフェース装置は、呼設定要求が送ら
れた場合に上記テーブルを検索して着呼先の通信端末装
置が自装置に収容されているか否かを判定し、収容され
ている場合に呼設定受付を返送する。そして、上記発呼
側の通信インタフェース装置は、呼設定要求の送出に対
して呼設定受付を返送しかつ着呼先通信端末装置からの
着信応答を返送した通信インタフェース装置との間の通
信リンクのみを残して、他の着呼先の通信インタフェー
ス装置との間の通信リンクを開放するようにしたもので
ある。これはマルチライン・サービスやSLUサービス
を実施する場合に使用される。
【0018】また、呼設定要求の送出は、各通信インタ
フェース装置に対し個別に順次行うようにしてもよい。
これは、ACDサービスやUCDサービスを実行する場
合に適用される。
【0019】すなわち、これらの発明は、通信端末装置
が発呼した場合に、着呼先の問い合わせを行わずにすべ
ての通信インタフェース装置に対し呼設定要求を送出し
て、着呼先通信端末装置を収容する通信インタフェース
装置にのみ着呼処理を行わせるようにしたものである。
このように構成すると、着呼先の問い合わせ手順を省略
できるので、その分端末装置間の接続時間を短縮でき
る。
【0020】さらに他の発明は、通信端末装置用の各通
信インタフェース装置とは別に特定の通信装置を設け、
この特定の通信装置に、上記通信インタフェース装置か
ら呼設定要求が到来した場合に、自装置のテーブルから
着呼先の通信端末装置の識別情報を検索して、この検索
結果を基に着呼先の通信端末装置が複数あるか否かを判
定する着呼先判定手段と、この着呼先判定手段により着
呼先の通信端末装置が複数あると判定された場合に、こ
れらの着呼先通信端末装置を収容する複数の通信インタ
フェース装置に対し呼設定要求を送出して、各着呼先通
信端末装置に対しグループ着呼処理を行うようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0021】すなわち、この発明は、通信端末装置が発
呼した場合に、発呼側の通信インタフェース装置から上
記特定の通信装置に対し呼設定要求を送出し、この呼設
定要求を受けて特定の通信装置が、着呼先の問い合わせ
を行わずにすべての通信インタフェース装置に対し呼設
定要求を送出して、着呼先通信端末装置を収容する通信
インタフェース装置にのみ着呼処理を行わせるようにし
たものである。
【0022】さらに別の発明は、各通信インタフェース
装置に、着信呼を記憶する待ちキューをそれぞれ持た
せ、グループ着呼制御処理において、着呼先の通信端末
装置が着呼不可能な状態にあった場合には当該着信呼を
上記キューに登録し、着呼先の通信端末装置が着呼可能
な状態になった場合に当該着呼先通信端末装置に対し着
呼処理を行うようにしたものである。
【0023】また、各通信インタフェース装置に対する
着呼制御処理を統括的に行う機能を備えた特定の通信装
置が設けられている場合には、上記待ちキューをこの特
定の通信装置に設け、着呼先のすべての通信端末装置が
着呼不可能だった場合に、着信呼を上記キューに登録す
るようにしてもよい。
【0024】これらの発明によれば、着呼先のすべての
通信端末装置がいずれも通信中などの理由により着呼不
可能だった場合にも、発呼元の通信端末装置は再発呼す
る必要が無くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わるマルチ
メディア情報通信システムの概略構成を示す図である。
【0026】同図において、1はこのシステムの中核を
なすLANであり、例えば100Mbitあるいは1G
bitの伝送容量を持つイーサネット(Ethernet)(登
録商標)により構成される。
【0027】このLAN1には、内線接続用の通信イン
タフェース装置として、無線基地局2および複数のアナ
ログ電話ハブ装置31,32がそれぞれ接続してある。
無線基地局2は例えばPHS(Personal Handyphone Sy
stem)(登録商標)の基地局の機能を備えたもので、こ
の無線基地局2には無線チャネルを介して無線端末PS
が接続される。アナログ電話ハブ装置31,32にはそ
れぞれ複数のアナログ電話機TEL1〜TEL5が接続
される。上記無線端末PSおよびアナログ電話機TEL
1〜TEL5はいずれも内線端末として使用される。
【0028】また上記LAN1には、外線接続用の通信
インタフェース装置として、ISDNルータ装置5およ
びPSTNルータ装置6がそれぞれ接続してある。IS
DNルータ装置5は、上記LAN1を統合サービスディ
ジタル網(ISDN)7に接続する。PSTNルータ装
置6は、上記LAN1をアナログ公衆網(PSTN)8
に接続する。
【0029】さらに上記LAN1にはコミュニケーショ
ン・サーバ装置9が接続してある。このコミュニケーシ
ョン・サーバ装置9は、LAN1との間のインタフェー
スを行うネットワーク・インタフェース(I/F)9d
と、図示しないハードディスク装置等を駆動するドライ
バ9cと、OS(Operating System)9bと、アプリケ
ーション・プログラム9aとを備えている。そして、上
記各通信インタフェース装置2〜6とこれに接続される
内線端末の各アドレス情報をデータベースに蓄積し、通
信インタフェース装置2〜6からアドレスの問い合わせ
があった場合に、上記データベースを検索して問い合わ
せ元の装置に通知する機能を有する。
【0030】またLAN1には、ディジタル電話機や、
パーソナル・コンピュータ等のデータ端末装置を内線端
末として収容することが可能である。図2は、これらの
ディジタル電話機およびパーソナル・コンピュータを接
続可能としたシステムの機能構成を示すブロック図であ
る。
【0031】同図において、LAN1には、ディジタル
電話ハブ装置4およびパーソナル・コンピュータ用のハ
ブ装置10がそれぞれ接続してある。ディジタル電話ハ
ブ装置4には、複数のディジタル電話機DKT1,DK
T2がそれぞれ接続される。これらのディジタル電話機
DKT1,DKT2はディジタル多機能電話機により構
成される。ハブ装置10はLAN1との間のインタフェ
ース動作を行うネットワーク・インタフェース10aを
備え、このネットワークI/F10aには複数のパーソ
ナル・コンピュータPC1,PC2が接続される。これ
らのパーソナル・コンピュータPC1,PC2は、デー
タ通信機能を有する。
【0032】以上のシステムに内線用の通信インタフェ
ース装置として設けられた無線基地局2、アナログ電話
ハブ装置31,32およびディジタル電話ハブ装置4は
次のように構成される。
【0033】図3は、上記無線基地局2の機能構成を示
すブロック図である。無線基地局2は、LAN1とのイ
ンタフェース動作を行うネットワーク・インタフェース
(I/F)2aと、ネットワーク・プロトコル処理部2
dと、無線端末PSとの間の無線送受信動作を行う無線
部2bと、無線プロトコル処理部2eと、無線/ネット
ワーク・プロトコル変換部2cとを備えている。このう
ちネットワーク・プロトコル処理部2dは、LAN1で
規定されるネットワーク・プロトコルにしたがってLA
N1との間のデータ伝送を制御する。無線プロトコル処
理部2eは、無線端末PSとの間で規定された無線プロ
トコルにしたがって無線通信を制御する。無線/ネット
ワーク・プロトコル変換部2cは、上記ネットワーク・
プロトコルと無線プロトコルとの間のプロトコルの変換
を行う。
【0034】また無線基地局2は、接続制御部2fと、
宛先情報蓄積検索部2gと、宛先データベース2hとを
備え、さらにデータ種別識別記憶部2iと、データパケ
ット化部2kと、音声信号変換部2jと、画像信号変換
部2mとを備えている。接続制御部2fは、無線端末P
Sから発信要求が到来した場合に、LAN1に接続され
た他の通信インタフェース装置に対し問い合わせを行っ
て宛先となる端末の所在を確認し、その結果を基に無線
端末PSと通信相手の端末との間を接続する通信リンク
をLAN1上に形成するための制御を実行する。宛先情
報蓄積検索部2gは、上記接続制御部2fの問い合わせ
により取得した宛先の通信端末が収容された通信インタ
フェース装置のLANアドレスを宛先通信端末のアドレ
スとともに宛先データベース2hに格納する。データ種
別識別記憶部2iは、LAN1から受信したデータの種
別を判別して記憶する機能を有する。
【0035】音声信号変換部2jは、無線端末PSから
到来した音声データをパケット化するに適した形態に変
換する。画像信号変換部2mは、無線端末PSから到来
した画像データをパケット化するに適した形態に変換す
る。データパケット化部2kは、上記音声データおよび
画像データを一定ブロック長に区切ってパケットを生成
する。
【0036】図4は、アナログ電話ハブ装置31,32
の機能構成を示すブロック図である。このアナログ電話
ハブ装置31,32が前記無線基地局2と構成を異にす
るところは、無線部2b、無線プロトコル処理部2eお
よび無線/ネットワーク・プロトコル変換部2cに代え
て、それぞれアナログ電話インタフェース(I/F)3
b、アナログ電話プロトコル処理部3eおよびアナログ
電話/ネットワーク・プロトコル変換部3cを備えた点
である。
【0037】アナログ電話I/F3bは、アナログ電話
機TEL1〜TEL5との間の音声信号の送受信を行
う。アナログ電話プロトコル処理部3eは、アナログ電
話機TEL1〜TEL5との間で規定された通信プロト
コルにしたがって電話通信を制御する。アナログ電話/
ネットワーク・プロトコル変換部3cは、上記ネットワ
ーク・プロトコルとアナログ電話プロトコルとの間のプ
ロトコル変換を行う。
【0038】図5は、ディジタル電話ハブ装置4の機能
構成を示すブロック図である。このディジタル電話ハブ
装置4が前記アナログ電話ハブ装置31,32と構成を
異にするところは、アナログ電話インタフェース(I/
F)3b、アナログ電話プロトコル処理部3eおよびア
ナログ電話/ネットワーク・プロトコル変換部3cに代
えて、それぞれディジタル電話インタフェース(I/
F)4b、ディジタル電話プロトコル処理部4eおよび
ディジタル電話/ネットワーク・プロトコル変換部4c
を備えた点である。
【0039】ディジタル電話I/F4bは、ディジタル
電話機DKT1,DKT2との間の音声データ信号の送
受信を行う。ディジタル電話プロトコル処理部4eは、
ディジタル電話機DKT1,DKT2との間で規定され
た通信プロトコルにしたがってISDN回線を制御す
る。ディジタル電話/ネットワーク・プロトコル変換部
4cは、上記ネットワーク・プロトコルとディジタル電
話プロトコルとの間のプロトコル変換を行う。
【0040】また、前記システムに外線用の通信インタ
フェース装置として設けられたISDNルータ装置5お
よびPSTNルータ装置6は次のように構成される。
【0041】図6は、ISDNルータ装置5の機能構成
を示すブロック図である。このISDN電話ハブ装置5
が前記アナログ電話ハブ装置31,32と構成を異にす
るところは、アナログ電話インタフェース(I/F)3
b、アナログ電話プロトコル処理部3eおよびアナログ
電話/ネットワーク・プロトコル変換部3cに代えて、
それぞれISDNインタフェース(I/F)5b、IS
DNプロトコル処理部5eおよびISDN/ネットワー
ク・プロトコル変換部5cを備えた点である。
【0042】ISDNI/F5bは、ISDNとの間の
データ信号の送受信を行う。ISDNプロトコル処理部
5eは、ISDNとの間で規定された通信プロトコルに
従ってISDN回線を制御する。ISDN/ネットワー
ク・プロトコル変換部5cは、上記ネットワーク・プロ
トコルとディジタル電話プロトコルとの間のプロトコル
変換を行う。
【0043】図7は、PSTNルータ装置6の機能構成
を示すブロック図である。このPSTNルータ装置6が
前記ISDNルータ装置5と構成を異にするところは、
ISDNインタフェース(I/F)5b、ISDNプロ
トコル処理部5eおよびISDN/ネットワーク・プロ
トコル変換部5cに代えて、それぞれPSTNインタフ
ェース(I/F)6b、PSTNプロトコル処理部6e
およびPSTN/ネットワーク・プロトコル変換部6c
を備えた点である。
【0044】PSTNI/F6bは、PSTNとの間の
データ信号の送受信を行う。PSTNプロトコル処理部
6eは、PSTNとの間で規定された通信プロトコルに
したがってPSTN回線を制御する。PSTN/ネット
ワーク・プロトコル変換部6cは、上記ネットワーク・
プロトコルとPSTNプロトコルとの間のプロトコル変
換を行う。
【0045】ところで、この発明に係わるマルチメディ
ア情報通信システムでは、システムに収容されたすべて
の内線端末、つまり無線端末PS、アナログ電話機TE
L、ディジタル電話機DKT及びパーソナル・コンピュ
ータPCにそれぞれ固有の電話番号及びIPアドレスを
持たせると共に、これらの端末をグループ化してこのグ
ループごとにグループ電話番号を持たせている。
【0046】図8は上記各端末に固有に割り当てられた
電話番号とIPアドレスとの対応関係を表す端末電話番
号テーブルの一例を示し、また図9は上記各端末グルー
プに付与されたグループ電話番号とこのグループ電話番
号を持つ端末の電話番号との対応関係を表すグループ電
話番号テーブルの一例を示すものである。
【0047】これらのテーブルは、無線基地局2を含む
すべてのハブ装置2,31,32,4,10及びルータ
装置5,6にそれぞれ設けられる場合と、サーバ装置9
又はルータ装置5,6のいずれかに集約して設けられる
場合とがある。また各ハブ装置2,31,32,4,1
0に、その収容端末に関する情報のみを記憶したテーブ
ルを設ける場合もある。
【0048】次に、以上のような構成を基に、グループ
着呼サービス動作に係わる複数の実施形態をシーケンス
図を用いて説明する。 [第1の実施形態] (実施例1−1)この実施例1−1は、システムに収容
された全端末と全ハブ装置及びルータ装置に関する識別
情報を集約記憶した端末電話番号テーブル及びグループ
電話番号テーブルを、すべてのハブ装置及びルータ装置
のデータベースに持たせた場合にあって、端末の発呼要
求に応じて発呼側のハブ装置又はルータ装置が自装置の
データベースを検索することで複数の着呼先を確認し、
これらの着呼先に対し一斉に呼設定要求を送出すること
で、マルチライン・サービス又はSLUサービスを実行
するものである。
【0049】図10はその動作の概略を示す図、図11
は信号の授受シーケンスを示す図である。例えば、いま
アナログ電話機TEL4が任意の端末に対し発呼したと
する。そうするとこの発呼元のアナログ電話機TEL4
を収容したハブ装置32は、まず自装置のデータベース
(DB)に格納されたテーブルをアクセスして、着呼先
の端末の識別情報及びこの端末を収容するハブ装置の識
別情報を検索する。そして、複数の識別情報が検索され
ると、これらの識別情報に対応する各ハブ装置との間に
それぞれ通信リンクを設定して呼設定要求(SETU
P)を送出する。すなわち、複数の着呼先ハブ装置に対
し着呼通知処理を同報的に行う。
【0050】この呼設定要求を受信すると各ハブ装置
は、それぞれ着呼先の端末に対する着呼処理を実行し、
かつ要求元のハブ装置32へ呼設定受付(CALL P
ROC)を返送したのち、呼出(ALERT)を返送し
て着呼先の端末が呼出中である旨を表示させる。
【0051】この状態で、いま仮にハブ装置31に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとハブ装置
31は発呼元のハブ装置32に対し応答(CONNEC
T)を返送する。呼出中のハブ装置からの着呼応答を受
信すると、発呼元のハブ装置32はこの着呼応答を返し
たハブ装置31以外の各ハブ装置に対し解放完了(RE
L COMP)をそれぞれ送出し、これにより上記着呼
応答を返したハブ装置31との間の通信リンクのみを残
し、他のハブ装置との間に設定されている通信リンクを
すべて開放する。かくして、発呼元の端末を収容したハ
ブ装置32によるマルチライン・サービス又はSLUサ
ービスが行われる。
【0052】(実施例1−2)この実施例1−2は、前
記実施例1−1と同様に、全内線端末に関する情報を記
憶した端末電話番号テーブル及びグループ電話番号テー
ブルを、すべてのハブ装置2,31,32,4,10及
びルータ装置5,6のデータベースにそれぞれ記憶して
ある場合において、発呼側のハブ装置又はルータ装置が
自装置のデータベースを検索して複数の着呼先を確認
し、これらの着呼先に対し個別に順次に呼設定要求を送
出することで、UCDサービス又はACDサービスを実
行するものである。
【0053】このUCDサービス又はACDサービスで
は、複数の着呼先ハブ装置に対し個別呼出が行われる。
図12はその動作を示すシーケンス図である。すなわ
ち、発呼側のハブ装置は、自装置のデータベースより検
索した複数の着呼先ハブ装置のうち、まず着呼優先順位
第1位に設定した端末を収容しているハブ装置を選択
し、このハブ装置との間に通信リンクを設定して呼設定
要求(SETUP)を送出する。そして、着呼先端末が
例えば話中のために着呼先ハブ装置から解放完了(RE
L COMP)が返送されると、この着呼側ハブ装置と
の間に設定してある通信リンクを開放する。
【0054】次に発呼側のハブ装置は、着呼優先順位第
2位に設定した端末を収容するハブ装置を選択し、この
ハブ装置との間に通信リンクを設定して呼設定要求(S
ETUP)を送出する。これに対し着呼先の端末が待ち
受け中であれば、上記ハブ装置は着呼先の端末に対する
着呼処理を実行し、要求元のハブ装置32へ呼設定受付
(CALL PROC)を返送したのち、呼出(ALE
RT)を返送して着呼先の端末が呼出中である旨を表示
させる。
【0055】そして、この状態で着呼先の端末が着呼応
答すると、着呼側のハブ装置は発呼元のハブ装置に対し
応答(CONNECT)を返送する。発呼側のハブ装置
は、上記着呼応答が返送されたことを以て着信呼動作完
了と判断し、着呼優先順位第3位以降の端末に対する着
信呼動作は行わない。かくして、発呼元の端末を収容し
たハブ装置32によるACD又はUCDサービスのため
の着呼制御が行われる。
【0056】[第2の実施形態] (実施例2−1)この実施例2−1は、全内線端末に関
する情報を記憶した端末電話番号テーブル及びグループ
電話番号テーブルをコミュニケーション・サーバ装置9
のデータベースに集約して記憶してある場合において、
発呼側のハブ装置から上記コミュニケーション・サーバ
装置9に対し着呼先の識別情報を問い合わせることで複
数の着呼先を確認し、これらの着呼先に対し一斉に呼設
定要求を行うことにより、マルチライン・サービス又は
SLUサービスを行うものである。
【0057】図13はその動作の概略を示す図、図14
は信号の授受を示すシーケンス図である。例えば、いま
アナログ電話機TEL1が任意の内線端末に対し発呼し
たとする。そうするとこの発呼元のアナログ電話機TE
L1を収容したハブ装置31は、まずコミュニケーショ
ン・サーバ装置9との間に通信リンクを設定したのち、
通信相手先の端末及びこの端末を収容するハブ装置の識
別情報、つまりIPアドレスの問い合わせを行う。この
問い合わせに対しコミュニケーション・サーバ装置9
は、自装置のデータベース(DB)に格納されたテーブ
ルから、着呼先の端末及びこの端末を収容するハブ装置
のIPアドレスを検索する。そして、この検索したIP
アドレスを問い合わせ元のハブ装置31に通知する。
【0058】ハブ装置31は、上記コミュニケーション
・サーバ装置9からIPアドレスが通知されると、この
コミュニケーション・サーバ装置9との間の通信リンク
を開放したのち、通知されたIPアドレスが1個である
か複数であるかを判定する。そして、着呼先のIPアド
レスが複数だった場合には、これらのIPアドレスに対
応する各ハブ装置との間にそれぞれ通信リンクを設定し
て呼設定要求(SETUP)を送出する。すなわち、複
数の着呼先ハブ装置に対し着呼通知処理を同報的に行
う。
【0059】この呼設定要求を受信すると各ハブ装置
は、それぞれ着呼先の端末に対する着呼処理を実行し、
かつ要求元のハブ装置31へ呼設定受付(CALL P
ROC)を返送したのち、呼出(ALERT)を返送し
て着呼先の端末が呼出中である旨を表示させる。
【0060】この状態で、いま仮にハブ装置32に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとハブ装置
32は発呼元のハブ装置31に対し応答(CONNEC
T)を返送する。呼出中のハブ装置からの着呼応答を受
信すると、発呼元のハブ装置31はこの着呼応答を返し
たハブ装置32以外の各ハブ装置に対し解放完了(RE
L COMP)をそれぞれ送出し、これにより上記着呼
応答を返したハブ装置32との間の通信リンクのみを残
し、他のハブ装置との間に設定されている通信リンクを
すべて開放する。
【0061】かくして、コミュニケーション・サーバ装
置9に集約して記憶した端末電話番号テーブル及びグル
ープ電話番号テーブルを利用したマルチライン・サービ
ス又はSLUサービスがなされる。
【0062】(実施例2−2)この実施例2−2は、前
記実施例2−1と同様に、全内線端末に関する情報を記
憶した端末電話番号テーブル及びグループ電話番号テー
ブルをコミュニケーション・サーバ装置9に集約して記
憶してある場合において、発呼側のハブ装置から上記コ
ミュニケーション・サーバ装置9に対し着呼先の識別情
報を問い合わせることで複数の着呼先を確認し、これら
の着呼先に対し個別に順次呼設定要求を送出すること
で、UCDサービス又はACDサービスを実行するもの
である。
【0063】図15はその動作を示すシーケンス図であ
る。すなわち、発呼元のアナログ電話機TEL1を収容
したハブ装置31は、まずコミュニケーション・サーバ
装置9との間に通信リンクを設定したのち、通信相手先
の端末及びこの端末を収容するハブ装置の識別情報、つ
まりIPアドレスの問い合わせを行う。この問い合わせ
に対しコミュニケーション・サーバ装置9は、自装置の
データベース(DB)に格納されたテーブルから、着呼
先の端末及びこの端末を収容するハブ装置のIPアドレ
スを検索する。そして、この検索したIPアドレスを問
い合わせ元のハブ装置31に通知する。
【0064】ハブ装置31は、上記コミュニケーション
・サーバ装置9からIPアドレスが通知されると、この
コミュニケーション・サーバ装置9との間の通信リンク
を開放したのち、通知されたIPアドレスが1個である
か複数であるかを判定する。そして、着呼先のIPアド
レスが複数だった場合には、これらのIPアドレスに対
応する複数の着呼先ハブ装置のうち、まず着呼優先順位
第1位に設定した端末を収容しているハブ装置を選択し
て、このハブ装置との間に通信リンクを設定して呼設定
要求(SETUP)を送出する。そして、着呼先端末が
例えば話中のために着呼先ハブ装置から解放完了(RE
L COMP)が返送されると、このハブ装置との間に
設定してある通信リンクを開放する。
【0065】発呼側のハブ装置は、次に着呼優先順位第
2位に設定した端末を収容するハブ装置を選択し、この
ハブ装置との間に通信リンクを設定して呼設定要求(S
ETUP)を送出する。これに対し着呼側のハブ装置
は、着呼先の端末が待ち受け中であればこの着呼先端末
に対する着呼処理を実行する。そして、要求元のハブ装
置31へ呼設定受付(CALL PROC)を返送した
のち、呼出(ALERT)を返送して着呼先の端末が呼
出中である旨を表示させる。
【0066】そして、この状態で着呼先の端末が着呼応
答すると、着呼側のハブ装置は発呼元のハブ装置に対し
応答(CONNECT)を返送する。発呼側のハブ装置
は、上記着呼応答が返送されたことを以て着信呼動作完
了と判断し、着呼優先順位第3位以降の端末に対する着
信呼動作は行わない。かくして、コミュニケーション・
サーバ装置9に集約して記憶した端末電話番号テーブル
及びグループ電話番号テーブルを利用したACDサービ
ス又はUCDサービスが行われる。
【0067】[第3の実施形態] (実施例3−1)この実施例3−1は、各ハブ装置2,
31,32,4,10及び各ルータ装置5,6がそれぞ
れ、自装置に収容された端末に関する端末電話番号テー
ブル及びグループ電話番号テーブルしか有していない場
合に、LAN1に収容されたすべてのハブ装置及びルー
タ装置に対し、まず一斉に識別情報の問い合わせを行っ
て複数の着呼先を確認し、しかるのちこれらの着呼先の
ハブ装置又はルータ装置に対して一斉に呼設定要求を送
出することで、マルチライン・サービス又はSLUサー
ビスを行うものである。
【0068】図16はその動作の概略を示す図、図18
は信号の授受を示すシーケンス図である。例えば、いま
アナログ電話機TEL1が任意の内線端末に対し発呼し
たとする。そうするとこの発呼元のアナログ電話機TE
L1を収容したハブ装置31は、まず着呼先の端末の電
話番号を含む問い合わせ信号を、システムに収容された
すべてのハブ装置及びルータ装置に対し、LAN1を介
して同報的に送信する。
【0069】上記問い合わせ信号が到来すると各ハブ装
置及びルータ装置は、それぞれ自装置のテーブルを検索
して、問い合わせ信号に含まれる端末電話番号に対応す
る端末が自装置に収容されているか否かを判定する。そ
して、収容されていれば、LAN1上で自装置に割り当
てられているIPアドレスを含む応答信号を、LAN1
上に形成した通信リンクを介して問い合わせ元のハブ装
置31へ返送する。従って、着呼先の端末が複数存在す
れば、これらの端末を収容している複数のハブ装置又は
ルータ装置から応答信号が返送されることになる。
【0070】発呼側のハブ装置31は、上記応答信号が
返送されると、この応答信号を返送した各ハブ装置又は
ルータ装置との間に一斉にそれぞれ通信リンクを再設定
して、呼設定要求(SETUP)を送信する。
【0071】上記呼設定要求を受信すると各ハブ装置又
はルータ装置は、それぞれ着呼先の端末に対する着呼処
理を実行し、かつ要求元のハブ装置31へ呼設定受付
(CALL PROC)を返送したのち、呼出(ALE
RT)を返送して着呼先の端末が呼出中である旨を表示
させる。
【0072】この状態で、いま仮にハブ装置32に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとハブ装置
32は発呼元のハブ装置31に対し応答(CONNEC
T)を返送する。呼出中のハブ装置からの着呼応答を受
信すると、発呼元のハブ装置31はこの着呼応答を返し
たハブ装置32以外の各ハブ装置に対し解放完了(RE
L COMP)をそれぞれ送出し、これにより上記着呼
応答を返したハブ装置32との間の通信リンクのみを残
し、他のハブ装置との間に設定されている通信リンクを
すべて開放する。
【0073】かくして、各ハブ装置2,31,32,
4,10及び各ルータ装置5,6がそれぞれ自装置に収
容された端末に関する端末電話番号テーブル及びグルー
プ電話番号テーブルしか持っていない場合で、すべての
ハブ装置及びルータ装置に対しIPアドレスの問い合わ
せを行って着呼先を確認したのち、呼設定要求を送出す
ることによる、マルチライン・サービス又はSLUサー
ビスが行われる。
【0074】(実施例3−2)この実施例3−1は、各
ハブ装置2,31,32,4,10及び各ルータ装置
5,6がそれぞれ、自装置に収容された端末に関する端
末電話番号テーブル及びグループ電話番号テーブルしか
有していない場合に、LAN1に収容されたすべてのハ
ブ装置及びルータ装置に対し、まず一斉に識別情報の問
い合わせを行って複数の着呼先を確認し、しかるのちこ
れらの着呼先のハブ装置又はルータ装置に対して個別に
順次呼設定要求を送出することで、ACDサービス又は
UCDサービスを行うものである。
【0075】図19はその動作を示すシーケンス図であ
る。発呼元のアナログ電話機TEL1を収容したハブ装
置31は、まず着呼先の端末の電話番号を含む問い合わ
せ信号を、システムに収容されたすべてのハブ装置及び
ルータ装置に対し、LAN1を介して同報的に送信す
る。
【0076】上記問い合わせ信号が到来すると各ハブ装
置及びルータ装置は、それぞれ自装置のテーブルを検索
して、問い合わせ信号に含まれる端末電話番号に対応す
る端末が自装置に収容されているか否かを判定する。そ
して、収容されていれば、LAN1上で自装置に割り当
てられているIPアドレスを含む応答信号を、LAN1
上に形成した通信リンクを介して問い合わせ元のハブ装
置31へ返送する。従って、着呼先の端末が複数存在す
れば、これらの端末を収容している複数のハブ装置又は
ルータ装置から応答信号が返送されることになる。
【0077】発呼側のハブ装置31は、上記応答信号が
返送されると、この応答信号を返送した各ハブ装置又は
ルータ装置との間に個別に順次通信リンクを再設定し
て、呼設定要求(SETUP)を送信する。
【0078】例えば、まず着呼優先順位第1位に設定し
た端末を収容しているハブ装置を選択して、このハブ装
置との間に通信リンクを設定して呼設定要求(SETU
P)を送出する。そして、着呼先端末が例えば話中のた
めに着呼先ハブ装置から解放完了(REL COMP)
が返送されると、このハブ装置との間に設定してある通
信リンクを開放する。次に、着呼優先順位第2位に設定
した端末を収容するハブ装置を選択し、このハブ装置と
の間に通信リンクを設定して呼設定要求(SETUP)
を送出する。これに対し着呼側のハブ装置は、着呼先の
端末が待ち受け中であればこの着呼先端末に対する着呼
処理を実行する。そして、要求元のハブ装置31へ呼設
定受付(CALL PROC)を返送したのち、呼出
(ALERT)を返送して着呼先の端末が呼出中である
旨を表示させる。
【0079】そして、この状態で着呼先の端末が着呼応
答すると、着呼側のハブ装置は発呼元のハブ装置に対し
応答(CONNECT)を返送する。発呼側のハブ装置
は、上記着呼応答が返送されたことを以て着信呼動作完
了と判断し、着呼優先順位第3位以降の端末に対する着
信呼動作は行わない。かくして、各ハブ装置2,31,
32,4,10及び各ルータ装置5,6がそれぞれ、自
装置に収容された端末に関する端末電話番号テーブル及
びグループ電話番号テーブルしか有していない場合で、
すべてのハブ装置及びルータ装置に対しIPアドレスの
問い合わせを行って着呼先アドレスを取得したのち、呼
設定要求を送出することによる、ACDサービス又はU
CDサービスが行われる。
【0080】以上述べた実施例3−1及び実施例3−2
では、IPアドレスの問い合わせを行うことで、着呼先
の端末を収容しているハブ装置又はルータ装置を予め調
べ、着呼先のハブ装置又はルータ装置に対してのみ呼設
定要求(SETUP)を送出するようにしているので、
着呼先以外のハブ装置及びルータ装置との間の通信リン
クを切断するシーケンスを不要にできる利点がある。
【0081】(実施例3−3)この実施例3−3は、各
ハブ装置2,31,32,4,10及び各ルータ装置
5,6がそれぞれ、自装置に収容された端末に関する端
末電話番号テーブル及びグループ電話番号テーブルしか
有していない場合に、着呼先識別情報の問い合わせを行
わずに、LAN1に収容されたすべてのハブ装置及びル
ータ装置に対し一斉に呼設定要求を送信することで、マ
ルチライン・サービス又はSLUサービスを行うもので
ある。
【0082】図17はその動作の概略を示す図、図20
は信号の授受を示すシーケンス図である。例えば、いま
アナログ電話機TEL1が任意の内線端末に対し発呼し
たとする。そうするとこの発呼元のアナログ電話機TE
L1を収容したハブ装置31は、LAN1に接続された
すべてのハブ装置及びルータ装置に対し、LAN1を介
して一斉に呼設定要求(SETUP)を送信する。
【0083】上記呼設定要求(SETUP)が到来する
と各ハブ装置及びルータ装置は、それぞれ自装置のテー
ブルを検索して、着呼先に相当する端末が自装置に収容
されているか否かを判定する。そして、収容されていれ
ば、当該着呼先の端末に対する着呼処理を実行し、かつ
要求元のハブ装置31へ呼設定受付(CALL PRO
C)を返送したのち、呼出(ALERT)を返送して着
呼先の端末が呼出中である旨を表示させる。すなわち、
着呼先の端末を収容しているすべてのハブ装置又はルー
タ装置において、それぞれ端末に対する着呼処理が行わ
れ、かつ発呼側のハブ装置にその応答が返される。
【0084】この状態で、いま仮にハブ装置32に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとハブ装置
32は発呼元のハブ装置31に対し応答(CONNEC
T)を返送する。呼出中のハブ装置からの着呼応答を受
信すると、発呼元のハブ装置31はこの着呼応答を返し
たハブ装置32以外の各ハブ装置に対し解放完了(RE
L COMP)をそれぞれ送出し、これにより上記着呼
応答を返したハブ装置32との間の通信リンクのみを残
し、他のハブ装置との間に設定されている通信リンクを
すべて開放する。
【0085】かくして、各ハブ装置2,31,32,
4,10及び各ルータ装置5,6がそれぞれ自装置に収
容された端末に関する端末電話番号テーブル及びグルー
プ電話番号テーブルしか持っていない場合で、IPアド
レスの問い合わせを行わずに呼設定要求(SETUP)
を送出することによる、マルチライン・サービス又はS
LUサービスが行われる。
【0086】(実施例3−4)この実施例3−4は、各
ハブ装置2,31,32,4,10及び各ルータ装置
5,6がそれぞれ、自装置に収容された端末に関する端
末電話番号テーブル及びグループ電話番号テーブルしか
有していない場合に、着呼先識別情報の問い合わせを行
わずに、LAN1に収容されたすべてのハブ装置及びル
ータ装置に対し個別に順次呼設定要求を送信すること
で、ACDサービス又はUCDサービスを行うものであ
る。
【0087】図21はその信号授受シーケンスを示す図
である。発呼元のアナログ電話機TEL1を収容したハ
ブ装置31は、LAN1に接続されたすべてのハブ装置
及びルータ装置を対象に、LAN1を介して個別に順次
呼設定要求(SETUP)を送信する。この呼設定要求
の送信順位は任意でよいが、着呼頻度が均一になるよう
にランダム或いは過去の着呼順序を考慮してその都度設
定してもよい。
【0088】上記呼設定要求(SETUP)に対し着呼
側のハブ装置又はルータ装置は、着呼先端末が待ち受け
中であるか否かを判定する。そして、例えば話中のため
に着呼不能であれば、解放完了(REL COMP)を
返送する。発呼側のハブ装置31は、上記解放完了(R
EL COMP)が到来すると、この着呼側ハブ装置と
の間に設定してある通信リンクを開放する。
【0089】一方、着呼先の端末が待ち受け中であれ
ば、この着呼先端末に対する着呼処理を実行する。そし
て、要求元のハブ装置31へ呼設定受付(CALL P
ROC)を返送したのち、呼出(ALERT)を返送し
て着呼先の端末が呼出中である旨を表示させる。
【0090】発呼側のハブ装置31は、上記呼設定受付
(CALL PROC)を一番最初に返送した着呼側ハ
ブ装置又はルータ装置を着呼先と認定して通信リンクを
そのまま保持し、二番目以降に上記呼設定受付(CAL
L PROC)を返送した着呼側ハブ装置又はルータ装
置に対しては、解放完了(REL COMP)を送出し
て通信リンクを開放する。
【0091】かくして、各ハブ装置2,31,32,
4,10及び各ルータ装置5,6がそれぞれ自装置に収
容された端末に関する端末電話番号テーブル及びグルー
プ電話番号テーブルしか持っていない場合で、IPアド
レスの問い合わせ行わずに、即時呼設定要求(SETU
P)を送出することにより、ACDサービス又はUCD
サービスがなされる。
【0092】以上述べた実施例3−3及び実施例3−4
では、IPアドレスの問い合わせを省略して即時セット
アップを送出するようにしているので、着呼先端末を収
容しないハブ装置又はルータ装置以外との間の切断シー
ケンスが必要となるが、IPアドレスの問い合わせ手順
を省略できることで、着信端末への着呼処理に要する時
間を短縮して発呼者の待ち時間を短縮することができ
る。
【0093】[第4の実施形態] (実施例4−1)この実施例4−1は、全内線端末に関
する情報を記憶した端末電話番号テーブル及びグループ
電話番号テーブルを特定のハブ装置またはルータ装置に
集約して記憶してある場合において、発呼側のハブ装置
から上記特定のハブ又はルータ装置に対し呼設定要求を
送出し、この呼設定要求を受けて特定のハブ又はルータ
装置が着信先のハブ又はルータ装置に対し一斉に呼設定
要求を行うことにより、マルチライン・サービス又はS
LUサービスを行うものである。
【0094】図22はその動作の概略を示す図、図23
は信号の授受を示すシーケンス図である。例えば、いま
アナログ電話機TEL1が任意の内線端末に対し発呼し
たとする。そうするとこの発呼元のアナログ電話機TE
L1を収容したハブ装置31は、まず端末電話番号テー
ブルなどを集約して持っている特定の通信インタフェー
ス装置、例えばルータ装置5との間に通信リンクを設定
したのち、相手先端末の電話番号を含む呼設定要求(S
ETUP)を送出する。
【0095】この呼設定要求を受信したルータ装置5
は、自装置のデータベース(DB)に格納されたテーブ
ルから、着呼先の端末及びこの端末を収容するハブ装置
のIPアドレスを検索する。そして、この検索結果から
着呼先が1つであるか複数であるかを判定し、着呼先が
複数だった場合にはこれらの着呼先ハブ装置との間に一
斉に通信リンクを設定して呼設定要求(SETUP)を
送出する。
【0096】上記呼設定要求(SETUP)を受信する
と着呼先の各ハブ装置は、それぞれ着呼先の端末に対す
る着呼処理を実行し、かつ要求元のルータ装置5へ呼設
定受付(CALL PROC)を返送したのち、呼出
(ALERT)を返送する。ルータ装置5は、上記着呼
先のハブ装置からの呼設定受付(CALL PROC)
及び呼出(ALERT)を受信すると、発呼元のハブ装
置31に対し呼設定受付(CALL PROC)を送出
すると共に、呼出(ALERT)を返送して着呼先の端
末が呼出中である旨を表示させる。
【0097】この状態で、いま仮にハブ装置32に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとハブ装置
32は要求元のルータ装置5に対し応答(CONNEC
T)を返送する。ルータ装置5は、この応答(CONN
ECT)を発呼元のハブ装置31に送出する。またルー
タ装置5は、上記呼出中のハブ装置からの着呼応答を受
信すると、この着呼応答を返したハブ装置32以外の各
ハブ装置に対し解放完了(REL COMP)をそれぞ
れ送出し、これにより上記着呼応答を返したハブ装置3
2との間の通信リンクのみを残し、他のハブ装置との間
に設定されている通信リンクをすべて開放する。
【0098】(実施例4−2)この実施例4−1は、全
内線端末に関する情報を記憶した端末電話番号テーブル
及びグループ電話番号テーブルを特定のハブ装置または
ルータ装置に集約して記憶してある場合において、発呼
側のハブ装置から上記特定のハブ又はルータ装置に対し
呼設定要求を送出し、この呼設定要求を受けて特定のハ
ブ又はルータ装置が着信先のハブ又はルータ装置に対し
個別に順次呼設定要求を送出することにより、ACDサ
ービス又はUCDサービスを行うものである。
【0099】図24はその動作を示すシーケンス図であ
る。すなわち、発呼元のアナログ電話機TEL1を収容
したハブ装置31は、まず端末電話番号テーブルなどを
集約して持っている特定の通信インタフェース装置、例
えばルータ装置5との間に通信リンクを設定したのち、
相手先端末の電話番号を含む呼設定要求(SETUP)
を送出する。
【0100】この呼設定要求を受信したルータ装置5
は、自装置のデータベース(DB)に格納されたテーブ
ルから、着呼先の端末及びこの端末を収容するハブ装置
のIPアドレスを検索する。そして、この検索結果から
着呼先が1つであるか複数であるかを判定し、着呼先が
複数だった場合にはこれらの着呼先ハブ装置との間に個
別に順次通信リンクを設定して呼設定要求(SETU
P)を送出する。
【0101】例えば、まず着呼優先順位第1位に設定し
た端末を収容しているハブ装置を選択して、このハブ装
置との間に通信リンクを設定して呼設定要求(SETU
P)を送出する。そして、着呼先端末が例えば話中のた
めに着呼先ハブ装置から解放完了(REL COMP)
が返送されると、このハブ装置との間に設定してある通
信リンクを開放する。
【0102】ルータ装置5は、次に着呼優先順位第2位
に設定した端末を収容するハブ装置を選択し、このハブ
装置との間に通信リンクを設定して呼設定要求(SET
UP)を送出する。これに対し着呼側のハブ装置は、着
呼先の端末が待ち受け中であればこの着呼先端末に対す
る着呼処理を実行する。そして、要求元のルータ装置5
へ呼設定受付(CALL PROC)及び呼出(ALE
RT)を返送する。ルータ装置5は、上記着呼先のハブ
装置からの呼設定受付(CALL PROC)及び呼出
(ALERT)を受信すると、発呼元のハブ装置31に
対し呼設定受付(CALL PROC)を送出すると共
に、呼出(ALERT)を返送して着呼先の端末が呼出
中である旨を表示させる。
【0103】そして、この状態で着呼先の端末が着呼応
答すると、着呼側のハブ装置は要求元のルータ装置5に
対し応答(CONNECT)を返送する。ルータ装置5
は、この応答(CONNECT)を発呼元のハブ装置へ
転送して、着呼側端末の応答を通知する。また、ルータ
装置5は、上記着呼応答が返送されたことを以て着信呼
動作完了と判断し、着呼優先順位第3位以降の端末に対
する着信呼動作は行わない。
【0104】[第5の実施形態] (実施例5−1)この実施例5−1は、システムに収容
された全端末と全ハブ装置及びルータ装置に関する識別
情報を集約記憶した端末電話番号テーブル及びグループ
電話番号テーブルを、すべてのハブ装置及びルータ装置
のデータベースに持たせると共に、各ハブ装置及びルー
タ装置には着信呼のキューをそれぞれ設ける。そして、
各ハブ装置又はルータ装置は、自装置に収容された端末
から発呼要求が発生した場合に、自装置のデータベース
を検索することで複数の着呼先を確認して、これらの着
呼先に対し一斉に呼設定要求を送出するようにし、かつ
この呼設定要求を受信した各ハブ装置又はルータ装置
は、着呼先の端末が使用中の場合には上記呼設定要求に
よる着信呼を上記キューに登録するようにしたものであ
る。
【0105】図25はその動作の概略を示す図、図26
は信号の授受を示すシーケンス図である。例えば、いま
アナログ電話機TEL1が任意の端末に対し発呼したと
する。そうするとこの発呼元のアナログ電話機TEL1
を収容したハブ装置31は、まず自装置のデータベース
(DB)に格納されたテーブルをアクセスして、着呼先
の端末の識別情報及びこの端末を収容するハブ装置の識
別情報を検索する。そして、複数の識別情報が検索され
ると、これらの識別情報に対応する各ハブ装置との間に
それぞれ通信リンクを設定して呼設定要求(SETU
P)を送出する。すなわち、複数の着呼先ハブ装置に対
し着呼通知処理を同報的に行う。
【0106】この呼設定要求を受信すると各ハブ装置
は、それぞれ着呼先の端末が待ち受け状態にあるか否か
を判定し、待ち受け状態にあれば着呼先の端末に対する
着呼処理を実行する。そして、要求元のハブ装置31へ
呼設定受付(CALL PROC)を返送すると共に、
呼出(ALERT)を返送して着呼先の端末が呼出中で
ある旨を表示させる。
【0107】一方、着呼先の端末が使用中であれば、上
記呼設定要求による着信呼をキューに登録する。そし
て、使用中の端末が待ち受け状態に復帰すると、上記キ
ューに登録してある着信呼を読み出して着呼先の端末に
対し着呼処理を行う。
【0108】この状態で、いま仮にハブ装置32に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとこの着呼
側のハブ装置32は発呼元のハブ装置31に対し応答
(CONNECT)を返送する。呼出中のハブ装置から
の着呼応答を受信すると、発呼元のハブ装置31はこの
着呼応答を返したハブ装置32以外の各ハブ装置に対し
解放完了(REL COMP)をそれぞれ送出し、これ
により上記着呼応答を返したハブ装置32との間の通信
リンクのみを残し、他のハブ装置との間に設定されてい
る通信リンクをすべて開放する。
【0109】また、この通信リンクが開放された各ハブ
装置は、キューに対応する着信呼が登録されているか否
かを判定し、登録されていればこの着信呼をキューから
削除する。
【0110】(実施例5−2)この実施例5−2は、シ
ステムに収容された全端末と全ハブ装置及びルータ装置
に関する識別情報を集約記憶した端末電話番号テーブル
及びグループ電話番号テーブルを、すべてのハブ装置及
びルータ装置のデータベースに持たせると共に、各ハブ
装置及びルータ装置には着信呼のキューをそれぞれ設け
る。そして、各ハブ装置又はルータ装置は、自装置に収
容された端末から発呼要求が発生した場合に、自装置の
データベースを検索することで複数の着呼先を確認し
て、これら複数の着呼先に対し、待ち受け状態の端末が
見つかるまで個別に順次呼設定要求を送出する。そし
て、着呼先の端末がすべて使用中だった場合には、着呼
先の複数のハブ装置のうちの一つのキューに着信呼を登
録させるようにしたものである。
【0111】図27は信号の授受を示すシーケンス図で
ある。発呼側のハブ装置は、自装置のデータベースより
検索した複数の着呼先ハブ装置のうち、まず着呼優先順
位第1位に設定した端末を収容しているハブ装置を選択
し、このハブ装置との間に通信リンクを設定して呼設定
要求(SETUP)を送出する。そして、着呼先端末が
例えば話中のために着呼先ハブ装置から解放完了(RE
L COMP)が返送されると、この着呼側ハブ装置と
の間に設定してある通信リンクを開放する。
【0112】次に発呼側のハブ装置は、着呼優先順位第
2位に設定した端末を収容するハブ装置を選択し、この
ハブ装置との間に通信リンクを設定して呼設定要求(S
ETUP)を送出する。そして、このハブ装置からも解
放完了(REL COMP)が返送されると、この着呼
側ハブ装置との間に設定してある通信リンクを開放す
る。
【0113】以後同様に発呼側のハブ装置は、着呼優先
順位に従って各着呼先ハブ装置に対し順次個別に呼設定
要求を送出し、これに対し解放完了(REL COM
P)が返送されると、この着呼側ハブ装置との間に設定
してある通信リンクを開放する。すなわち、着信呼出が
可能な端末が見つかるまで上記動作を繰り返す。
【0114】ところが、着呼先の端末がすべて使用中だ
ったとする。そうすると、発呼側のハブ装置は着呼優先
順位第1位の端末を収容するハブ装置に対し、通信リン
クを設定して再度呼設定要求(SETUP)を送出す
る。このときこの呼設定要求(SETUP)には、キュ
ーに着信呼を登録させるための要求を挿入する。この呼
設定要求(SETUP)を受信するとハブ装置は、着信
呼を自装置のキューに登録する。そして、要求元のハブ
装置32へ呼設定受付(CALL PROC)を返送す
ると共に、呼出(ALERT)を返送して着呼先の端末
が呼出中である旨を表示させる。
【0115】上記キューに着信呼を登録した着呼側のハ
ブ装置は、着呼先の端末の状態を監視する。そして、こ
の端末が待ち受け状態に復帰すると、上記キューに登録
してある着信呼に従って、端末に対し着呼処理を実行す
る。また、この状態で着呼先の端末が着呼応答すると、
着呼側のハブ装置は発呼元のハブ装置に対し応答(CO
NNECT)を返送する。
【0116】[第6の実施形態] (実施例6−1)この実施例6−1は、システムに収容
された全端末と全ハブ装置及びルータ装置に関する識別
情報を集約記憶した端末電話番号テーブル及びグループ
電話番号テーブルを、特定の通信インタフェース装置、
例えばコミュニケーション・サーバ装置のデータベース
に持たせると共に、このコミュニケーション・サーバ装
置に着信呼の待ちキューを設ける。そして、ハブ装置か
らの呼設定要求に応じて、ハブ装置でデータベースを検
索して複数の着呼先を確認し、これらの着呼先に対し一
斉に呼設定要求を送出するようにし、かつすべての着信
先ハブ装置が使用中の場合には上記呼設定要求による着
信呼を上記キューに登録するようにしたものである。
【0117】図28はその動作の概略を示す図、図29
は信号の授受を示すシーケンス図である。例えば、いま
アナログ電話機TEL1が任意の内線端末に対し発呼し
たとする。そうするとこの発呼元のアナログ電話機TE
L1を収容したハブ装置31は、まず端末電話番号テー
ブルなどを集約して持っている特定の通信インタフェー
ス装置、例えばコミュニケーション・サーバ装置9との
間に通信リンクを設定したのち、相手先端末の電話番号
を含む呼設定要求(SETUP)を送出する。
【0118】この呼設定要求を受信したコミュニケーシ
ョン・サーバ装置9は、自装置のデータベース(DB)
に格納されたテーブルから、着呼先の端末及びこの端末
を収容するハブ装置のIPアドレスを検索する。そし
て、この検索された複数の着呼先が待ち受け状態にある
か否かを判定し、着信先のすべての端末が使用中であれ
ば、上記呼設定要求をキューに登録する。またこのとき
要求元のハブ装置31には呼設定受付(CALL PR
OC)を返送すると共に、呼出(ALERT)を返送し
て着呼先を呼出中である旨を表示する。
【0119】この状態で、着信先の複数の端末のうちの
一つが終話して待ち受け状態になったとする。そうする
とこの端末を収容しているハブ装置からコミュニケーシ
ョン・サーバ装置9へ切断(DISC)が送出され、こ
れに対しコミュニケーション・サーバ装置9は解放(R
EL)を返送する。ハブ装置は、この解放(REL)を
受けると解放完了(REL COMP)を送出し、これ
を受けるとコミュニケーション・サーバ装置9は当該ハ
ブ装置との間の通信リンクを開放する。
【0120】次にコミュニケーション・サーバ装置9
は、着呼先の各ハブ装置との間に一斉にそれぞれ通信リ
ンクを設定したのち、呼設定要求(SETUP)を送出
する。この呼設定要求(SETUP)を受信すると着呼
先の各ハブ装置は、それぞれ着呼先の端末が待ち受け中
であればこの端末に対し着呼処理を実行し、要求元のコ
ミュニケーション・サーバ装置9へは呼設定受付(CA
LL PROC)及び呼出(ALERT)を返送する。
また着呼先端末が使用中であれば、要求元のコミュニケ
ーション・サーバ装置9へ解放完了(REL COM
P)を返送する。なお、コミュニケーション・サーバ装
置9はこのときキューから呼設定要求を削除する。
【0121】この状態で、いま仮にハブ装置32に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとハブ装置
32は要求元のコミュニケーション・サーバ装置9に対
し応答(CONNECT)を返送する。コミュニケーシ
ョン・サーバ装置9は、この応答(CONNECT)を
発呼元のハブ装置31に送出する。またコミュニケーシ
ョン・サーバ装置9は、上記呼出中のハブ装置32から
の着呼応答を受信すると、この着呼応答を返したハブ装
置32以外の各ハブ装置に対し解放完了(REL CO
MP)をそれぞれ送出し、これにより上記着呼応答を返
したハブ装置32との間の通信リンクのみを残し、他の
ハブ装置との間に設定されている通信リンクをすべて開
放する。
【0122】(実施例6−2)この実施例6−2は、シ
ステムに収容された全端末と全ハブ装置及びルータ装置
に関する識別情報を集約記憶した端末電話番号テーブル
及びグループ電話番号テーブルを、特定の通信インタフ
ェース装置、例えばコミュニケーション・サーバ装置の
データベースに持たせると共に、このコミュニケーショ
ン・サーバ装置に着信呼の待ちキューを設ける。そし
て、ハブ装置からの呼設定要求に応じて、ハブ装置でデ
ータベースを検索して複数の着呼先を確認し、これらの
着呼先に対し個別に順次呼設定要求を送出するように
し、かつすべての着信先ハブ装置が使用中の場合には上
記呼設定要求による着信呼を上記キューに登録するよう
にしたものである。
【0123】図30は信号の授受を示すシーケンス図で
ある。すなわち、発呼元のアナログ電話機TEL1を収
容したハブ装置31は、まず端末電話番号テーブル等を
集約して持っている特定の通信インタフェース装置、例
えばコミュニケーション・サーバ装置9との間に通信リ
ンクを設定したのち、相手先端末の電話番号を含む呼設
定要求(SETUP)を送出する。
【0124】この呼設定要求を受信したコミュニケーシ
ョン・サーバ装置9は、自装置のデータベース(DB)
に格納されたテーブルから、着呼先の端末及びこの端末
を収容するハブ装置のIPアドレスを検索する。そし
て、この検索された複数の着呼先が待ち受け状態にある
か否かを判定し、着信先のすべての端末が使用中であれ
ば、上記呼設定要求をキューに登録する。またこのとき
要求元のハブ装置31には呼設定受付(CALL PR
OC)を返送すると共に、呼出(ALERT)を返送し
て着呼先を呼出中である旨を表示する。
【0125】この状態で、着信先の複数の端末のうちの
一つが終話して待ち受け状態になったとする。そうする
とこの端末を収容しているハブ装置からコミュニケーシ
ョン・サーバ装置9へ切断(DISC)が送出され、こ
れに対しコミュニケーション・サーバ装置9は解放(R
EL)を返送する。ハブ装置は、この解放(REL)を
受けると解放完了(REL COMP)を送出し、これ
を受けるとコミュニケーション・サーバ装置9は当該ハ
ブ装置との間の通信リンクを開放する。
【0126】次にコミュニケーション・サーバ装置9
は、上記切断(DISC)を送出した着呼先ハブ装置と
の間に通信リンクを再度設定して、呼設定要求(SET
UP)を送出する。この呼設定要求(SETUP)を受
信すると着呼先のハブ装置は、着呼先の端末が待ち受け
中であればこの端末に対し着呼処理を実行し、要求元の
コミュニケーション・サーバ装置9へは呼設定受付(C
ALL PROC)及び呼出(ALERT)を返送す
る。
【0127】この状態で、いま仮にハブ装置32に収容
された端末が着呼応答したとする。そうするとハブ装置
32は要求元のコミュニケーション・サーバ装置9に対
し応答(CONNECT)を返送する。コミュニケーシ
ョン・サーバ装置9は、この応答(CONNECT)を
発呼元のハブ装置31に送出する。
【0128】なお、上記呼設定要求を送出した先のハブ
装置の端末がまた使用中となり、これによりそのハブ装
置から解放完了(REL COMP)が到来した場合に
は、コミュニケーション・サーバ装置9はこのハブ装置
との間の通信リンクを開放して、着呼先の各端末農地の
いずれかが待ち受け状態に復帰するのを待つ。そして、
いずれかの端末が待ち受け状態に復帰すると、この端末
を収容するハブ装置に対し先に述べた呼設定要求の送出
を行う。
【0129】[その他の実施形態]なお、この発明は上
記各実施形態及び各実施例に限定されるものではない。
例えば、前記各実施形態ではシステム内の通信端末装置
からの発呼に応じてシステム内の通信端末装置に対しグ
ループ着呼制御処理を行う場合について説明したが、外
部網からシステム内の通信端末装置への着呼が到来した
場合にも、本発明は適用可能である。この場合にはルー
タ装置がグループ着呼処理を行う方式がもっともポピュ
ラーである。
【0130】また、LAN1上のプロトコルとしてはT
CP/IPプロトコル以外にUDP/IPプロトコル等
のその他のプロトコルを適用してもよく、また各テーブ
ルの格納先や、マルチライン、SLUサービス、ACD
サービス、およびUCDサービスの各制御手順とその内
容、キューの設置場所などについても、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0131】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
複数種のプログラムが混在するシステムにおいて、グル
ープ着呼サービスを実現することができるマルチメディ
ア情報通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるマルチメディア情報通信シ
ステムの概略構成図。
【図2】 ディジタル電話機およびパーソナル・コンピ
ュータをさらに接続可能としたシステムの機能構成を示
すブロック図。
【図3】 無線基地局の機能構成を示すブロック図。
【図4】 アナログ電話ハブ装置の機能構成を示すブロ
ック図。
【図5】 ディジタル電話ハブ装置の機能構成を示すブ
ロック図。
【図6】 ISDNルータ装置の機能構成を示すブロッ
ク図。
【図7】 PSTNルータ装置の機能構成を示すブロッ
ク図。
【図8】 端末電話番号とIPアドレスとの対応関係を
表す端末電話番号テーブルの一例を示す図。
【図9】 グループ電話番号とこのグループ電話番号を
持つ端末の電話番号との対応関係を表すグループ電話番
号テーブルの一例を示す図。
【図10】 この発明に係わるマルチメディア情報通信
システムによるグループ着信動作の第1の実施形態を示
す概略図。
【図11】 第1の実施形態の実施例1−1における動
作を示すシーケンス図。
【図12】 第1の実施形態の実施例1−2における動
作を示すシーケンス図。
【図13】 この発明に係わるマルチメディア情報通信
システムによるグループ着信動作の第2の実施形態を示
す概略図。
【図14】 第2の実施形態の実施例2−1における動
作を示すシーケンス図。
【図15】 第2の実施形態の実施例2−2における動
作を示すシーケンス図。
【図16】 この発明に係わるマルチメディア情報通信
システムによるグループ着信動作の第3の実施形態を示
す概略図。
【図17】 第3の実施形態の他の実施例を示す概略
図。
【図18】 第3の実施形態の実施例3−1における動
作を示すシーケンス図。
【図19】 第3の実施形態の実施例3−2における動
作を示すシーケンス図。
【図20】 第3の実施形態の実施例3−3における動
作を示すシーケンス図。
【図21】 第3の実施形態の実施例3−4における動
作を示すシーケンス図。
【図22】 この発明に係わるマルチメディア情報通信
システムによるグループ着信動作の第4の実施形態を示
す概略図。
【図23】 第4の実施形態の実施例4−1における動
作を示すシーケンス図。
【図24】 第4の実施形態の実施例4−2における動
作を示すシーケンス図。
【図25】 この発明に係わるマルチメディア情報通信
システムによるグループ着信動作の第5の実施形態を示
す概略図。
【図26】 第5の実施形態の実施例5−1における動
作を示すシーケンス図。
【図27】 第5の実施形態の実施例5−2における動
作を示すシーケンス図。
【図28】 この発明に係わるマルチメディア情報通信
システムによるグループ着信動作の第6の実施形態を示
す概略図。
【図29】 第6の実施形態の実施例6−1における動
作を示すシーケンス図。
【図30】 第6の実施形態の実施例6−2における動
作を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1…LAN 2…無線基地局 2a…ネットワーク・インタフェース(I/F) 2b…無線部 2c…無線/ネットワーク・プロトコル変換部 31,32…アナログ電話ハブ装置 3a…ネットワーク・インタフェース(I/F) 3b…アナログ電話インタフェース(I/F) 3c…アナログ電話/ネットワーク・プロトコル変換部 4…ディジタル電話ハブ装置 4a…ネットワーク・インタフェース(I/F) 4b…ディジタル電話インタフェース(I/F) 4c…ディジタル電話/ネットワーク・プロトコル変換
部 5…ISDNルータ装置 5a…ネットワーク・インタフェース(I/F) 5b…ISDNインタフェース(I/F) 5c…ISDN/ネットワーク・プロトコル変換部 6…PSTNルータ装置 6a…ネットワーク・インタフェース(I/F) 6b…PSTNインタフェース(I/F) 6c…PSTN/ネットワーク・プロトコル変換部 7…統合サービスディジタル網(ISDN) 8…アナログ公衆網(PSTN) 9…コミュニケーション・サーバ装置 10…パーソナル・コンピュータ用のハブ装置 10a…ネットワーク・インタフェース(I/F) TEL1〜TEL5…アナログ電話機 DKT1,DKT2…ディジタル電話機 PC,PC1,PC2…パーソナル・コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 勝徳 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 樫本 晋一 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の第1の通信プロトコル或いは相互
    に異なる第1および第2の通信プロトコルにより情報デ
    ータの送受信を行う複数の通信端末装置と、 前記第1および第2の通信プロトコルと異なる第3の通
    信プロトコルに従って情報データを伝送する中核通信ネ
    ットワークと、 前記複数の通信端末装置をそれぞれ前記中核通信ネット
    ワークに接続するための通信プロトコル及び情報データ
    の変換機能を有する複数の通信インタフェース装置とを
    備え、 かつ前記複数の通信端末装置の各々に個別識別情報を割
    り当てると共に、前記複数の通信端末装置のうちの少な
    くとも一部をグループ化してこのグループ内の各通信端
    末装置に対し共通のグループ識別情報を割り当てたマル
    チメディア情報通信システムであって、 前記複数の通信端末装置とその個別識別情報との対応関
    係及びグループ識別情報と個別識別情報との対応関係を
    表すテーブルを備え、 前記各通信インタフェース装置は、 自装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置
    に対する発呼要求が発生した場合に、前記テーブルを検
    索して着呼先に関する情報を取得する着呼先判定手段
    と、 この着呼先判定手段により取得された着呼先に関する情
    報から着呼先の通信端末装置が複数あると判定された場
    合に、これらの通信端末装置に対する所定のグループ着
    呼制御処理を前記中核通信ネットワークを介して実行す
    るグループ着呼制御手段とを備えたことを特徴とするマ
    ルチメディア情報通信システム。
  2. 【請求項2】 前記テーブルを、前記複数の通信インタ
    フェース装置の各々に設け、 前記複数の通信インタフェースの着呼先判定手段は、自
    装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置に
    対する発呼要求が発生した場合に、自装置のテーブルか
    ら着呼先の通信端末装置の識別情報を検索してその検索
    結果から着呼先の通信端末装置が複数あるか否かを判定
    することを特徴とする請求項1記載のマルチメディア情
    報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記テーブルを、前記複数の通信インタ
    フェース装置のうちの特定の通信インタフェース装置に
    設け、 この特定の通信インタフェース装置は、他の通信インタ
    フェース装置から着呼先の問い合わせが到来した場合
    に、自装置のテーブルから着呼先の通信端末装置の識別
    情報を検索してこの検索結果を問い合わせ元の通信イン
    タフェース装置に通知する手段を備え、 前記複数の通信インタフェース装置の着呼先判定手段
    は、自装置に収容される通信端末装置から他の通信端末
    装置に対する発呼要求が発生した場合に、中核通信ネッ
    トワークを介して前記特定の通信インタフェース装置に
    対し着呼先の問い合わせを行い、この問い合わせに対し
    特定の通信インタフェース装置から通知された検索結果
    を基に着呼先の通信端末装置が複数あるか否かを判定す
    ることを特徴とする請求項1記載のマルチメディア情報
    通信システム。
  4. 【請求項4】 前記中核通信ネットワークを介して前記
    複数の通信インタフェース装置との間で情報データの伝
    送を行う機能を備えたサーバ装置をさらに備えている場
    合に、 このサーバ装置に、前記複数の通信端末装置とその個別
    識別情報との対応関係及びグループ識別情報と個別識別
    情報との対応関係を表すテーブルを設け、 このサーバ装置は、前記複数の通信インタフェース装置
    から着呼先の問い合わせが到来した場合に、自装置のテ
    ーブルから着呼先の通信端末装置の識別情報を検索して
    この検索結果を問い合わせ元の通信インタフェース装置
    に通知する手段を備え、 前記複数の通信インタフェースの着呼先判定手段は、自
    装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置に
    対する発呼要求が発生した場合に、中核通信ネットワー
    クを介して前記サーバ装置に対し着呼先の問い合わせを
    行い、この問い合わせに対しサーバ装置から通知された
    検索結果を基に着呼先の通信端末装置が複数あるか否か
    を判定することを特徴とする請求項1記載のマルチメデ
    ィア情報通信システム。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記第3の通信プロトコルと
    異なる第4の通信プロトコルに従って情報データを伝送
    する外部通信ネットワークに対し、前記中核通信ネット
    ワークを接続するためのルータ装置をさらに備えている
    場合に、 このルータ装置に、前記複数の通信端末装置とその個別
    識別情報との対応関係及びグループ識別情報と個別識別
    情報との対応関係を表すテーブルを設け、 このルータ装置は、前記複数の通信インタフェース装置
    から着呼先の問い合わせが到来した場合に、自装置のテ
    ーブルから着呼先の通信端末装置の識別情報を検索して
    この検索結果を問い合わせ元の通信インタフェース装置
    に通知する手段を備え、 前記複数の通信インタフェースの着呼先判定手段は、自
    装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置に
    対する発呼要求が発生した場合に、中核通信ネットワー
    クを介して前記ルータ装置に対し着呼先の問い合わせを
    行い、この問い合わせに対しルータ装置から通知された
    検索結果を基に着呼先の通信端末装置が複数あるか否か
    を判定することを特徴とする請求項1記載のマルチメデ
    ィア情報通信システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の通信インタフェース装置の各
    々が、 自装置に収容される通信端末装置に関する個別識別情報
    とグループ識別情報との対応関係を表すテーブルと、 他の通信インタフェース装置から着呼先の問い合わせが
    到来した場合に、自装置のテーブルを検索して該当する
    通信端末装置が収容されているか否かを判定し、その判
    定結果を問い合わせ元の通信インタフェース装置に応答
    する応答手段とを備える場合に、 前記各通信インタフェース装置の着呼先判定手段は、 自装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置
    に対する発呼要求が発生した場合に、この着呼先の通信
    端末装置についての問い合わせを中核通信ネットワーク
    を介して他のすべての通信インタフェース装置に対し一
    斉に送出し、前記問い合わせ先の通信インタフェース装
    置から到来した判定結果を基に、着呼先の通信端末装置
    が複数あるか否かを判定することを特徴とする請求項1
    記載のマルチメディア情報通信システム。
  7. 【請求項7】 前記グループ着呼制御手段は、着呼先通
    信端末装置を収容する複数の通信インタフェース装置と
    の間に中核通信ネットワークを介して一斉に通信リンク
    を設定して着呼先通信端末装置の呼出しを行い、この呼
    出しに対し任意の着呼先通信端末装置が応答した場合
    に、この着呼応答した通信端末装置を収容する通信イン
    タフェースとの間の通信リンクを残して、他の着呼先の
    通信インタフェース装置との間の通信リンクを開放する
    ことを特徴とする請求項1記載のマルチメディア情報通
    信システム。
  8. 【請求項8】 前記グループ着呼制御手段は、着呼先の
    通信端末装置を収容するすべての通信インタフェース装
    置との間に中核通信ネットワークを介して通信リンクを
    個別に順次設定したのち呼設定要求を送出し、この呼設
    定要求に対し最初に呼設定受付を返送した着呼先の通信
    インタフェース装置との間で着呼先通信端末装置に対す
    る着呼処理を行うことを特徴とする請求項1記載のマル
    チメディア情報通信システム。
  9. 【請求項9】 共通の第1の通信プロトコル或いは相互
    に異なる第1および第2の通信プロトコルにより情報デ
    ータの送受信を行う複数の通信端末装置と、 前記第1および第2の通信プロトコルと異なる第3の通
    信プロトコルに従って情報データを伝送する中核通信ネ
    ットワークと、 前記複数の通信端末装置をそれぞれ前記中核通信ネット
    ワークに接続するための通信プロトコル及び情報データ
    の変換機能を有する複数の通信インタフェース装置とを
    備え、 かつ前記複数の通信端末装置の各々に個別識別情報を割
    り当てると共に、前記複数の通信端末装置のうちの少な
    くとも一部をグループ化してこのグループ内の各通信端
    末装置に対し共通のグループ識別情報を割り当てたマル
    チメディア情報通信システムであって、 前記複数の通信インタフェース装置は、 自装置に収容される通信端末装置に関する個別識別情報
    とグループ識別情報との対応関係を表すテーブルと、 自装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置
    に対する発呼要求が発生した場合に、自装置以外のすべ
    ての通信インタフェース装置との間に一斉に通信リンク
    を設定して呼設定要求を送出する手段と、 自装置以外の通信インタフェース装置から前記呼設定要
    求が送られた場合に、前記テーブルを検索して着呼先の
    通信端末装置が自装置に収容されているか否かを判定
    し、収容されている場合に呼設定受付を返送する手段
    と、 前記呼設定要求の送出に対し呼設定受付を返送しかつ着
    呼先通信端末装置からの着信応答を返送した通信インタ
    フェース装置との間の通信リンクのみを残して、他の着
    呼先の通信インタフェース装置との間の通信リンクを開
    放する手段とを備えたことを特徴とするマルチメディア
    情報通信システム。
  10. 【請求項10】 共通の第1の通信プロトコル或いは相
    互に異なる第1および第2の通信プロトコルにより情報
    データの送受信を行う複数の通信端末装置と、 前記第1および第2の通信プロトコルと異なる第3の通
    信プロトコルに従って情報データを伝送する中核通信ネ
    ットワークと、 前記複数の通信端末装置をそれぞれ前記中核通信ネット
    ワークに接続するための通信プロトコル及び情報データ
    の変換機能を有する複数の通信インタフェース装置とを
    備え、 かつ前記複数の通信端末装置の各々に個別識別情報を割
    り当てると共に、前記複数の通信端末装置のうちの少な
    くとも一部をグループ化してこのグループ内の各通信端
    末装置に対し共通のグループ識別情報を割り当てたマル
    チメディア情報通信システムであって、 前記複数の通信インタフェース装置は、 自装置に収容される通信端末装置に関する個別識別情報
    とグループ識別情報との対応関係を表すテーブルと、 自装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置
    に対する発呼要求が発生した場合に、自装置以外のすべ
    ての通信インタフェース装置に対し中核通信ネットワー
    クを介して個別に順次通信リンクを設定して呼設定要求
    を送出する手段と、 自装置以外の通信インタフェース装置から前記呼設定要
    求が送られた場合に、前記テーブルを検索して着呼先の
    通信端末装置が自装置に収容されているか否かを判定
    し、収容されている場合に呼設定受付を返送する手段
    と、 前記呼設定要求の送出に対する呼設定受付を最初に返送
    した通信インタフェース装置との間の通信リンクのみを
    保持し、この通信インタフェース装置に収容される着呼
    先通信端末装置との間の着呼制御を行う手段とを備えた
    ことを特徴とするマルチメディア情報通信システム。
  11. 【請求項11】 共通の第1の通信プロトコル或いは相
    互に異なる第1および第2の通信プロトコルにより情報
    データの送受信を行う複数の通信端末装置と、 前記第1および第2の通信プロトコルと異なる第3の通
    信プロトコルに従って情報データを伝送する中核通信ネ
    ットワークと、 前記複数の通信端末装置をそれぞれ前記中核通信ネット
    ワークに接続するための通信プロトコル及び情報データ
    の変換機能を有する複数の通信インタフェース装置と、 前記中核通信ネットワークを介して前記複数の通信イン
    タフェース装置との間で情報データの伝送を行う機能を
    備えた特定の通信装置とを備え、 かつ前記複数の通信端末装置の各々に個別識別情報を割
    り当てると共に、前記複数の通信端末装置のうちの少な
    くとも一部をグループ化してこのグループ内の各通信端
    末装置に対し共通のグループ識別情報を割り当てたマル
    チメディア情報通信システムであって、 前記特定の通信装置は、 前記通信インタフェース装置から呼設定要求が到来した
    場合に、自装置のテーブルから着呼先の通信端末装置の
    識別情報を検索して、この検索結果を基に着呼先の通信
    端末装置が複数あるか否かを判定する着呼先判定手段
    と、 この着呼先判定手段により着呼先の通信端末装置が複数
    あると判定された場合に、これらの着呼先通信端末装置
    を収容する複数の通信インタフェース装置に対し呼設定
    要求を送出して、各着呼先通信端末装置に対しグループ
    着呼処理を行うグループ着呼制御手段とを備えたことを
    特徴とするマルチメディア情報通信システム。
  12. 【請求項12】 前記グループ着呼制御手段は、着呼先
    の通信端末装置を収容するすべての通信インタフェース
    装置に対し、中核通信ネットワークを介して一斉に通信
    リンクを設定して呼設定要求を送出し、この呼設定要求
    に対し呼設定受付を返送しかつ着呼先通信端末装置が着
    呼応答した通信インタフェース装置との間の通信リンク
    のみを残して、他の着呼先の通信インタフェース装置と
    の間の通信リンクを開放することを特徴とする請求項1
    1記載のマルチメディア情報通信システム。
  13. 【請求項13】 前記グループ着呼制御手段は、着呼先
    の通信端末装置を収容するすべての通信インタフェース
    装置との間に中核通信ネットワークを介して通信リンク
    を個別に順次設定したのち呼設定要求を送出し、この呼
    設定要求の送出に対し最初に呼設定受付を返送した着呼
    先の通信インタフェース装置との間で着呼先通信端末装
    置に対する着呼処理を行うことを特徴とする請求項11
    記載のマルチメディア情報通信システム。
  14. 【請求項14】 共通の第1の通信プロトコル或いは相
    互に異なる第1および第2の通信プロトコルにより情報
    データの送受信を行う複数の通信端末装置と、 前記第1および第2の通信プロトコルと異なる第3の通
    信プロトコルに従って情報データを伝送する中核通信ネ
    ットワークと、 前記複数の通信端末装置をそれぞれ前記中核通信ネット
    ワークに接続するための通信プロトコル及び情報データ
    の変換機能を有する複数の通信インタフェース装置とを
    備え、 かつ前記複数の通信端末装置の各々に個別識別情報を割
    り当てると共に、前記複数の通信端末装置のうちの少な
    くとも一部をグループ化してこのグループ内の各通信端
    末装置に対し共通のグループ識別情報を割り当てたマル
    チメディア情報通信システムであって、 前記複数の通信端末装置とその個別識別情報との対応関
    係及びグループ識別情報と個別識別情報との対応関係を
    表すテーブルを備え、 前記各通信インタフェース装置は、 自装置に収容される通信端末装置から他の通信端末装置
    に対する発呼要求が発生した場合に、前記テーブルを検
    索して着呼先に関する情報を取得する着呼先判定手段
    と、 この着呼先判定手段により取得された着呼先に関する情
    報から着呼先の通信端末装置が複数あると判定された場
    合に、これらの通信端末装置に対する所定のグループ着
    呼制御処理を前記中核通信ネットワークを介して実行す
    るグループ着呼制御手段と、 このグループ着呼制御手段によるグループ着呼制御処理
    において、着呼先の通信端末装置が着呼不可能な状態に
    ある場合に当該着信呼をキューに登録し、着呼先の通信
    端末装置が着呼可能な状態になった場合に当該着呼先通
    信端末装置に対し着呼処理を行う再着呼制御手段とを具
    備したことを特徴とするマルチメディア情報通信システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記グループ着呼制御手段が、着呼先
    通信端末装置を収容する複数の通信インタフェース装置
    との間に中核通信ネットワークを介して一斉に通信リン
    クを設定して着呼先通信端末装置の呼出しを行うグルー
    プ着呼制御を行う場合に、 前記再着呼制御手段は、着呼不可能な状態にある通信端
    末装置を収容する通信インタフェース装置のキューに着
    信呼を登録することを特徴とする請求項14記載のマル
    チメディア情報通信システム。
  16. 【請求項16】 前記グループ着呼制御手段が、着呼先
    の通信端末装置を収容するすべての通信インタフェース
    装置との間に中核通信ネットワークを介して通信リンク
    を個別に順次設定したのち呼設定要求を送出し、この呼
    設定要求に対し最初に呼設定受付を返送した着呼先の通
    信インタフェース装置との間で着呼先通信端末装置に対
    する着呼処理を行うグループ着呼制御を行う場合に、 前記再着呼制御手段は、着呼先の通信端末装置を収容す
    るすべての通信インタフェース装置から呼設定受付が返
    送されなかった場合に、すべての着呼先通信端末装置が
    着呼不可能な状態にあると判断して、前記着呼先の複数
    の通信インタフェース装置のいずれかに設けられている
    キューに着信呼を登録することを特徴とする請求項14
    記載のマルチメディア情報通信システム。
  17. 【請求項17】 共通の第1の通信プロトコル或いは相
    互に異なる第1および第2の通信プロトコルにより情報
    データの送受信を行う複数の通信端末装置と、 前記第1および第2の通信プロトコルと異なる第3の通
    信プロトコルに従って情報データを伝送する中核通信ネ
    ットワークと、 前記複数の通信端末装置をそれぞれ前記中核通信ネット
    ワークに接続するための通信プロトコル及び情報データ
    の変換機能を有する複数の通信インタフェース装置と、 前記中核通信ネットワークを介して前記複数の通信イン
    タフェース装置との間で情報データの伝送を行う機能を
    備えた特定の通信装置とを備え、 かつ前記複数の通信端末装置の各々に個別識別情報を割
    り当てると共に、前記複数の通信端末装置のうちの少な
    くとも一部をグループ化してこのグループ内の各通信端
    末装置に対し共通のグループ識別情報を割り当てたマル
    チメディア情報通信システムであって、 前記特定の通信装置は、 前記通信インタフェース装置から呼設定要求が到来した
    場合に、自装置のテーブルから着呼先の通信端末装置の
    識別情報を検索して、この検索結果を基に着呼先の通信
    端末装置が複数あるか否かを判定する着呼先判定手段
    と、 この着呼先判定手段により着呼先の通信端末装置が複数
    あると判定された場合に、これらの着呼先通信端末装置
    を収容する複数の通信インタフェース装置に対し呼設定
    要求を送出して、各着呼先通信端末装置に対しグループ
    着呼処理を行うグループ着呼制御手段と、 このグループ着呼制御手段によるグループ着呼処理にお
    いて、すべての着呼先通信端末装置が着呼不可能な状態
    にある場合には、当該着信呼を自装置のキューに登録
    し、時間をおいて前記グループ着呼制御手段に各着呼先
    通信端末装置に対するグループ着呼処理を行わせる再着
    呼制御手段とを具備したことを特徴とするマルチメディ
    ア情報通信システム。
JP10042658A 1998-02-24 1998-02-24 マルチメディア情報通信システム Pending JPH11243423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10042658A JPH11243423A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 マルチメディア情報通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10042658A JPH11243423A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 マルチメディア情報通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11243423A true JPH11243423A (ja) 1999-09-07

Family

ID=12642121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10042658A Pending JPH11243423A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 マルチメディア情報通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11243423A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008131465A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Nec Infrontia Corp 電話交換システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008131465A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Nec Infrontia Corp 電話交換システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6643291B1 (en) Multimedia information communication system
JP3695563B2 (ja) データ網通信通話の処理方法およびデータ網通信通話処理用ネットワークノード
US6697357B2 (en) Call management messaging system for integrating the internet with the public switched telephone network
US20140211790A1 (en) Multi-mode endpoint in a communication network system and methods thereof
JP2000059415A (ja) インターネット電話用ゲートウェイ装置
JP2006238419A (ja) 単一番号宛先のためのバンド内コール・アソシエーション・シグナリング
US6724750B1 (en) Method for a link to a wide area network device in a home communication network
JP3999936B2 (ja) 電話通信システム
US7609663B2 (en) Method for establishing a communication connection in a direct communication network
US7907601B2 (en) Apparatus and method for computer controlled call processing and information provision
US6600819B1 (en) Method for implementing call acceptance groups in a communication network
RU2295201C1 (ru) Способ и система для направления вызовов в межсетевом интерфейсе передачи речи по протоколу интернет (voip)
US6490344B1 (en) Communication system and communication channel coupling method
JPH0832714A (ja) 端末間通信方式
CN106534126A (zh) 数据通信的方法、装置、集群系统和中转台
US7280531B2 (en) Telephone communication system
JPH11243423A (ja) マルチメディア情報通信システム
JPH11215528A (ja) 自動コールシステム
US20060002376A1 (en) Telephone exchange and network telephone system
JP5331995B2 (ja) コールセンタシステム
JP2002142016A (ja) パケットベースの端末デバイスのアドレス付与システム
US7042996B1 (en) Method and apparatus for cas-based ring limiting of FXS ports
US20030063612A1 (en) Repeating device, telephone set, and recording medium
JP2000165432A (ja) マルチメディア情報通信システムの通信装置及び通信インタフェース装置
JP4197559B2 (ja) マルチメディア情報通信システム