JPH11241040A - 塗料結合剤系および顔料としてカーボンブラックを含有する塗料および印刷インキ - Google Patents
塗料結合剤系および顔料としてカーボンブラックを含有する塗料および印刷インキInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顔料としてカーボンブラックを含有する塗料
および印刷インキを提供する。 【解決手段】 顔料としてカーボンブラックを含有する
塗料および印刷インキにおいて、カーボンブラックが二
酸化珪素として計算しておよびその全重量に対して珪素
を０．１〜３０重量％含有することを特徴とする。
および印刷インキを提供する。 【解決手段】 顔料としてカーボンブラックを含有する
塗料および印刷インキにおいて、カーボンブラックが二
酸化珪素として計算しておよびその全重量に対して珪素
を０．１〜３０重量％含有することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料としてカーボ
ンブラックを含有する塗料および印刷インキに関する。
ンブラックを含有する塗料および印刷インキに関する。
【０００２】
【従来の技術】塗料および印刷インキには、黒色顔料と
してその優れた特性により主にカーボンブラックが使用
される。純粋な黒色を製造するために使用されるほか
に、カーボンブラックはほかの顔料と共に薄い色合いを
付けるために、特にカーボンブラックを二酸化チタンの
ような白い顔料およびほかの白い顔料と混合することに
より灰色の色合いを製造するために使用される。
してその優れた特性により主にカーボンブラックが使用
される。純粋な黒色を製造するために使用されるほか
に、カーボンブラックはほかの顔料と共に薄い色合いを
付けるために、特にカーボンブラックを二酸化チタンの
ような白い顔料およびほかの白い顔料と混合することに
より灰色の色合いを製造するために使用される。
【０００３】顔料ブラックは種々の特性を有する多くの
種類の等級で使用される。顔料ブラックを製造するため
に種々の方法が使用される。最も一般的な方法は炭素を
含有するカーボンブラック原料の酸化熱分解による製造
である。この方法では、カーボンブラック原料を酸素の
存在で高めた温度で不完全に燃焼する。この種のカーボ
ンブラックの製造方法には、例えばファーネスブラック
法、ガスブラック法およびランプブラック法が含まれ
る。使用される炭素を含有するカーボンブラック原料
は、主に多環式芳香族炭化水素カーボンブラックオイル
である。酸化熱分解から生じる生成物流は、水素および
一酸化炭素およびこれに懸濁した微分散カーボンブラッ
クを含有する排ガスであり、カーボンブラックは濾過装
置で排ガスから分離される。
種類の等級で使用される。顔料ブラックを製造するため
に種々の方法が使用される。最も一般的な方法は炭素を
含有するカーボンブラック原料の酸化熱分解による製造
である。この方法では、カーボンブラック原料を酸素の
存在で高めた温度で不完全に燃焼する。この種のカーボ
ンブラックの製造方法には、例えばファーネスブラック
法、ガスブラック法およびランプブラック法が含まれ
る。使用される炭素を含有するカーボンブラック原料
は、主に多環式芳香族炭化水素カーボンブラックオイル
である。酸化熱分解から生じる生成物流は、水素および
一酸化炭素およびこれに懸濁した微分散カーボンブラッ
クを含有する排ガスであり、カーボンブラックは濾過装
置で排ガスから分離される。
【０００４】酸化熱分解による製造方法にはファーネス
ブラック法、ランプブラック法およびガスブラック法が
含まれる。ファーネスブラック法では、耐火性の物質で
内張りされた反応器中で不完全燃焼が進行する。燃料／
空気混合物は、予熱室で燃焼し、炎を生じ、この中にカ
ーボンブラック原料が吹き付けられまたは注入される。
カーボンブラックが形成されると、反応器に水を吹き付
けることにより冷却し、ガス流から分離する。ファーネ
スブラック法はきわめて広い範囲の技術特性を有するカ
ーボンブラックの製造を可能にする。
ブラック法、ランプブラック法およびガスブラック法が
含まれる。ファーネスブラック法では、耐火性の物質で
内張りされた反応器中で不完全燃焼が進行する。燃料／
空気混合物は、予熱室で燃焼し、炎を生じ、この中にカ
ーボンブラック原料が吹き付けられまたは注入される。
カーボンブラックが形成されると、反応器に水を吹き付
けることにより冷却し、ガス流から分離する。ファーネ
スブラック法はきわめて広い範囲の技術特性を有するカ
ーボンブラックの製造を可能にする。
【０００５】ランプブラック法およびガスブラック法は
ファーネスブラック法に代わる重要な方法である。これ
らはファーネスブラック法により得られる技術特性と部
分的に重なる特性を有するカーボンブラックを生じる
が、ファーネスブラック法を使用することにより製造で
きないカーボンブラックの製造を可能にする。
ファーネスブラック法に代わる重要な方法である。これ
らはファーネスブラック法により得られる技術特性と部
分的に重なる特性を有するカーボンブラックを生じる
が、ファーネスブラック法を使用することにより製造で
きないカーボンブラックの製造を可能にする。
【０００６】ランプブラック装置は、液体または場合に
より溶融した原料および耐火性の内張りした排気用フー
ドを有する鋳鉄のなべからなる。なべと排気用フードの
空気の間隙および装置内部の減圧は空気の供給を調節
し、従ってカーボンブラックの特性を調節するために用
いられる。排気用フードから放射熱が供給される結果と
して、原料が蒸発し、一部は燃焼するが、大部分はカー
ボンブラックに変換する。カーボンブラックを含有する
プロセスガスを、一度は冷却してフィルターに通過する
ことによりカーボンブラックを分離する。
より溶融した原料および耐火性の内張りした排気用フー
ドを有する鋳鉄のなべからなる。なべと排気用フードの
空気の間隙および装置内部の減圧は空気の供給を調節
し、従ってカーボンブラックの特性を調節するために用
いられる。排気用フードから放射熱が供給される結果と
して、原料が蒸発し、一部は燃焼するが、大部分はカー
ボンブラックに変換する。カーボンブラックを含有する
プロセスガスを、一度は冷却してフィルターに通過する
ことによりカーボンブラックを分離する。
【０００７】ガスブラック法においては、カーボンブラ
ック原料を最初に水素を含有する担体ガス流中で蒸発さ
せ、引き続き冷却ローラーの下の複数の小さな炎中で燃
焼する。生じるカーボンブラックの一部をローラー上に
析出し、他方ほかの部分はプロセスガスと共に放出し、
フィルター中に析出する。
ック原料を最初に水素を含有する担体ガス流中で蒸発さ
せ、引き続き冷却ローラーの下の複数の小さな炎中で燃
焼する。生じるカーボンブラックの一部をローラー上に
析出し、他方ほかの部分はプロセスガスと共に放出し、
フィルター中に析出する。
【０００８】顔料ブラックを評価する重要な特性は、黒
化度（ジェットネス ｊｅｔｎｅｓｓ）Ｍy（ＤＩＮ５
５９７９）、着色力（ＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／１
６およびＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／２４による）、
吸油量（ＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／５）、揮発分
（ＤＩＮ５３５５２）、ＤＢＰ吸着率（ＤＩＮ５３６０
１、ＩＳＯ４６５６またはＡＳＴＭ Ｄ２４１４）、平
均一次粒度（電子顕微鏡写真で評価することにより）お
よびｐＨ値（ＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／９またはＡ
ＳＴＭ Ｄ１５１２）として測定される構造である。
化度（ジェットネス ｊｅｔｎｅｓｓ）Ｍy（ＤＩＮ５
５９７９）、着色力（ＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／１
６およびＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／２４による）、
吸油量（ＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／５）、揮発分
（ＤＩＮ５３５５２）、ＤＢＰ吸着率（ＤＩＮ５３６０
１、ＩＳＯ４６５６またはＡＳＴＭ Ｄ２４１４）、平
均一次粒度（電子顕微鏡写真で評価することにより）お
よびｐＨ値（ＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ７８７／９またはＡ
ＳＴＭ Ｄ１５１２）として測定される構造である。
【０００９】表１には前記の製造方法により得られる顔
料ブラック特性の範囲を示す。
料ブラック特性の範囲を示す。
【００１０】
【表１】
【００１１】顔料ブラックを選択するための最も重要な
特性は、その黒化度および構造である。黒化度は直接粒
度に依存する。粒子が小さいほど、顔料ブラックの黒化
度が大きい。粒度は更に吸油量および製造した塗料また
は印刷インキの粘度のようなほかの特性に影響を与え
る。カーボンブラックの構造は製造した製品の粘度に影
響を与え、塗料および印刷インキの製造および処理に重
要である。高めた構造は顔料の含有量が一定で高めた粘
度および粘度が一定で高めた顔料の含有量を必要とす
る。
特性は、その黒化度および構造である。黒化度は直接粒
度に依存する。粒子が小さいほど、顔料ブラックの黒化
度が大きい。粒度は更に吸油量および製造した塗料また
は印刷インキの粘度のようなほかの特性に影響を与え
る。カーボンブラックの構造は製造した製品の粘度に影
響を与え、塗料および印刷インキの製造および処理に重
要である。高めた構造は顔料の含有量が一定で高めた粘
度および粘度が一定で高めた顔料の含有量を必要とす
る。
【００１２】塗料および印刷インキの重要な適用特性
は、結合剤系中のカーボンブラック分散液の安定性（貯
蔵安定性）、顔料混合物中の浮き色特性および塗料また
は印刷インキの流動特性（粘度およびチキソトロピー）
である。
は、結合剤系中のカーボンブラック分散液の安定性（貯
蔵安定性）、顔料混合物中の浮き色特性および塗料また
は印刷インキの流動特性（粘度およびチキソトロピー）
である。
【００１３】結合剤中のカーボンブラック分散液の安定
性を、例えば熱分解シリカを添加することにより改良す
ることもできる。しかしながら、シリカの添加は生成物
の粘度の好ましくない増加を生じる。高めた粘度は多く
の量の溶剤を添加することにより相殺される。しかしな
がら多くの量の溶剤は、顔料の装入量が減少し、環境を
考慮して不利である。
性を、例えば熱分解シリカを添加することにより改良す
ることもできる。しかしながら、シリカの添加は生成物
の粘度の好ましくない増加を生じる。高めた粘度は多く
の量の溶剤を添加することにより相殺される。しかしな
がら多くの量の溶剤は、顔料の装入量が減少し、環境を
考慮して不利である。
【００１４】塗料は、顔料の混合物を含有する場合に、
いわゆる浮き色特性を示すことがある。浮き色特性は、
例えば塗料の乾燥中に灰色塗料中で白い顔料およびカー
ボンブラックが互いに分離し、従って色が不均一になる
ことが観察される現象であると理解される。この特性は
練り合わせ試験により容易に確かめられる。この試験で
は塗料を試験表面に塗装する。短時間部分乾燥した後
で、試験表面の半分を、例えば指を使用して、練り合わ
せる。浮き色から２つの顔料の分離を生じる場合は、練
り合わせ中に機械的応力によりこの分離を逆転させ、２
つの半体の色の明らかな相違が認められる。この特性
は、塗料を実際に使用する際に種々の色合いを生じるこ
とがあり、従ってできるだけ低く保つべきである。
いわゆる浮き色特性を示すことがある。浮き色特性は、
例えば塗料の乾燥中に灰色塗料中で白い顔料およびカー
ボンブラックが互いに分離し、従って色が不均一になる
ことが観察される現象であると理解される。この特性は
練り合わせ試験により容易に確かめられる。この試験で
は塗料を試験表面に塗装する。短時間部分乾燥した後
で、試験表面の半分を、例えば指を使用して、練り合わ
せる。浮き色から２つの顔料の分離を生じる場合は、練
り合わせ中に機械的応力によりこの分離を逆転させ、２
つの半体の色の明らかな相違が認められる。この特性
は、塗料を実際に使用する際に種々の色合いを生じるこ
とがあり、従ってできるだけ低く保つべきである。
【００１５】顔料をこすって溶かす場合に高いカーボン
ブラック濃度が好ましい。これは、高い処理量による経
済的な利点、および減少した溶剤の必要による生態的利
点および溶剤の少ない、ハイソリッド（high solid）塗
料を製造する可能性を生じる。
ブラック濃度が好ましい。これは、高い処理量による経
済的な利点、および減少した溶剤の必要による生態的利
点および溶剤の少ない、ハイソリッド（high solid）塗
料を製造する可能性を生じる。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の塗料製剤と比較して貯蔵安定性、浮き色特性および溶
剤の必要量に関して改良された塗料および印刷インキを
製造することである。本発明の範囲内で、塗料および印
刷インキの語は、インキジェット印刷用インキおよびト
ナーを含むと理解される。
の塗料製剤と比較して貯蔵安定性、浮き色特性および溶
剤の必要量に関して改良された塗料および印刷インキを
製造することである。本発明の範囲内で、塗料および印
刷インキの語は、インキジェット印刷用インキおよびト
ナーを含むと理解される。
【００１７】
【課題を解決するための手段】前記課題は、塗料結合剤
系および顔料としてカーボンブラックを含有する塗料に
より解決される。この塗料はカーボンブラックが二酸化
珪素として計算しておよびその全重量に対して、珪素を
０．１〜３０重量％含有することを特徴とする。
系および顔料としてカーボンブラックを含有する塗料に
より解決される。この塗料はカーボンブラックが二酸化
珪素として計算しておよびその全重量に対して、珪素を
０．１〜３０重量％含有することを特徴とする。
【００１８】珪素を含有するカーボンブラックは、例え
ばＷＯ９６／３７５４７号から公知であり、ここではカ
ーボンブラックはゴム混合物に使用することが記載され
ている。珪素を含有するカーボンブラックは、例えばカ
ーボンブラック原料に珪素を含有する化合物を添加する
ことにより製造することもできる。選択的に珪素を含有
する化合物をそれぞれのカーボンブラック法のエダクト
流に、上流からまたは直接カーボンブラック形成帯域に
供給することが可能である。
ばＷＯ９６／３７５４７号から公知であり、ここではカ
ーボンブラックはゴム混合物に使用することが記載され
ている。珪素を含有するカーボンブラックは、例えばカ
ーボンブラック原料に珪素を含有する化合物を添加する
ことにより製造することもできる。選択的に珪素を含有
する化合物をそれぞれのカーボンブラック法のエダクト
流に、上流からまたは直接カーボンブラック形成帯域に
供給することが可能である。
【００１９】珪素を含有する適当な化合物は、オルガノ
シラン、オルガノクロロシラン、シロキサンおよびシラ
ザンのような有機珪素化合物である。特に四塩化珪素、
シロキサンおよびシラザンが適している。珪素を含有す
るカーボンブラックを製造するためにメチルまたはエチ
ルシリケート、シロキサンおよびシラザンが有利に使用
される。これらの物質は、有利にはカーボンブラック原
料自体に混合される。
シラン、オルガノクロロシラン、シロキサンおよびシラ
ザンのような有機珪素化合物である。特に四塩化珪素、
シロキサンおよびシラザンが適している。珪素を含有す
るカーボンブラックを製造するためにメチルまたはエチ
ルシリケート、シロキサンおよびシラザンが有利に使用
される。これらの物質は、有利にはカーボンブラック原
料自体に混合される。
【００２０】例えばシラザンのような窒素を含有する珪
素化合物を使用する場合は、酸化物に結合した珪素原子
のほかにカーボンブラック中に再び化学結合した窒素原
子が、例えばアミノ官能基の形で見出される。このカー
ボンブラックは、出発化合物の窒素含有量およびカーボ
ンブラック原料中のその濃度に依存して、珪素のほかに
窒素を０．０１〜２重量％含有してもよい。
素化合物を使用する場合は、酸化物に結合した珪素原子
のほかにカーボンブラック中に再び化学結合した窒素原
子が、例えばアミノ官能基の形で見出される。このカー
ボンブラックは、出発化合物の窒素含有量およびカーボ
ンブラック原料中のその濃度に依存して、珪素のほかに
窒素を０．０１〜２重量％含有してもよい。
【００２１】本発明のカーボンブラックは塗料および印
刷インキにおいて、驚異的にも高い有利な特性を示す。
従って、例えば塗料および印刷インキの分散安定性が粘
度のかなりの劣化を伴わずに高まる。高度に分散したシ
リカを添加することにより、すなわち珪素化合物を塗料
の結合剤系に別々に添加することにより、貯蔵安定性を
高める従来の方法が、このために常に塗料の増粘を生じ
たがゆえに、これは予期されないことである。対照的
に、珪素を含有するカーボンブラックの使用は、熱分解
シリカを添加することにより珪素を含有しないカーボン
ブラックの貯蔵安定性が改良される場合と同じ方法で、
粘度の上昇を生じることなく貯蔵安定性を改良する。
刷インキにおいて、驚異的にも高い有利な特性を示す。
従って、例えば塗料および印刷インキの分散安定性が粘
度のかなりの劣化を伴わずに高まる。高度に分散したシ
リカを添加することにより、すなわち珪素化合物を塗料
の結合剤系に別々に添加することにより、貯蔵安定性を
高める従来の方法が、このために常に塗料の増粘を生じ
たがゆえに、これは予期されないことである。対照的
に、珪素を含有するカーボンブラックの使用は、熱分解
シリカを添加することにより珪素を含有しないカーボン
ブラックの貯蔵安定性が改良される場合と同じ方法で、
粘度の上昇を生じることなく貯蔵安定性を改良する。
【００２２】約１００ｍｌ／１００ｇのＤＢＰ吸着値を
有する高い構造のカーボンブラックを使用する場合に塗
料または印刷インキの粘度が特に顕著である。珪素を含
有するカーボンブラックを使用することにより粘度は明
らかに減少することができる。有機塗料結合剤におい
て、これは少量の溶剤を用いて所望の塗料の粘度を調節
することを可能にする。
有する高い構造のカーボンブラックを使用する場合に塗
料または印刷インキの粘度が特に顕著である。珪素を含
有するカーボンブラックを使用することにより粘度は明
らかに減少することができる。有機塗料結合剤におい
て、これは少量の溶剤を用いて所望の塗料の粘度を調節
することを可能にする。
【００２３】例えば二酸化チタンおよび／または酸化亜
鉛のような白色顔料を用いて、珪素を含有するカーボン
ブラックを使用して灰色塗料を製造する場合に、これら
のカーボンブラックのほかの有利な特性は明らかに減少
した塗料の浮き色である。珪素を含有するカーボンブラ
ックの有利な特性は、白色顔料との組合せ物のほかに、
例えば異なる化学構造を有するカドミウム、コバルトお
よび鉄化合物のような着色顔料との組合せ物に利用でき
ることである。
鉛のような白色顔料を用いて、珪素を含有するカーボン
ブラックを使用して灰色塗料を製造する場合に、これら
のカーボンブラックのほかの有利な特性は明らかに減少
した塗料の浮き色である。珪素を含有するカーボンブラ
ックの有利な特性は、白色顔料との組合せ物のほかに、
例えば異なる化学構造を有するカドミウム、コバルトお
よび鉄化合物のような着色顔料との組合せ物に利用でき
ることである。
【００２４】珪素を含有するカーボンブラックは、きわ
めて有利には真珠光沢顔料およびアルミニウムフレーク
のようなプレート状顔料と組み合わせて使用することが
できる。これらの顔料は、塗料層に平行に配置する可能
性を有する場合にのみ十分な着色効果を示す。この目的
のために、低い粘度および低いチキソトロピーを有する
塗料が好ましい。珪素を含有するカーボンブラックの使
用は、塗料の粘度を減少し、これによりプレート状顔料
の平行の配置を容易にする。従って、例えば真珠光沢効
果が高められる。
めて有利には真珠光沢顔料およびアルミニウムフレーク
のようなプレート状顔料と組み合わせて使用することが
できる。これらの顔料は、塗料層に平行に配置する可能
性を有する場合にのみ十分な着色効果を示す。この目的
のために、低い粘度および低いチキソトロピーを有する
塗料が好ましい。珪素を含有するカーボンブラックの使
用は、塗料の粘度を減少し、これによりプレート状顔料
の平行の配置を容易にする。従って、例えば真珠光沢効
果が高められる。
【００２５】
【実施例】以下の実施例は本発明を詳細に説明するもの
である。塗料の技術的比率は以下の方法および基準を使
用して決定した。
である。塗料の技術的比率は以下の方法および基準を使
用して決定した。
【００２６】黒化度Ｍy（ジェットネス）：ＤＩＮ５５
９７９ 密度（光学密度）：Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ Ｂｕｌｌｅｔ
ｉｎ Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．２４ Ｄｅｇｕｓｓａ
社 １３頁による 曇り／光沢：曇り／光沢計（Ｂｙｋ ｈａｚｅ／ｇｌｏ
ｓｓ Ｍｅｔｅｒによる測定（ＤＩＮ６７５３０） 粘度：回転粘度計による測定（ＩＳＯ３２１９／ＤＩＮ
５３０１９） チキソトロピー指数：Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ Ｂｕｌｌｅ
ｔｉｎ Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．５４ Ｄｅｇｕｓｓ
ａ社 ３頁による 浮き色特性：ＤＩＮ５５４５ 黒化度（ジェットネス）Ｍyは一般に黒色塗料および印
刷インキを特徴づけるために使用される。これに対して
灰色塗料は、Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ Ｂｕｌｌｅｔｉｎ
Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．２４ Ｄｅｇｕｓｓａ社 １
３頁による光学密度Ｄにより特徴づけられ、これは Ｄ＝２−ｌｏｇ（Ｒ） により定義され、式中の反射率Ｒはパーセントの値で示
される。従って反射率１００％の理想的な白い塗料は光
学密度Ｄ＝０を有する。
９７９ 密度（光学密度）：Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ Ｂｕｌｌｅｔ
ｉｎ Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．２４ Ｄｅｇｕｓｓａ
社 １３頁による 曇り／光沢：曇り／光沢計（Ｂｙｋ ｈａｚｅ／ｇｌｏ
ｓｓ Ｍｅｔｅｒによる測定（ＤＩＮ６７５３０） 粘度：回転粘度計による測定（ＩＳＯ３２１９／ＤＩＮ
５３０１９） チキソトロピー指数：Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ Ｂｕｌｌｅ
ｔｉｎ Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．５４ Ｄｅｇｕｓｓ
ａ社 ３頁による 浮き色特性：ＤＩＮ５５４５ 黒化度（ジェットネス）Ｍyは一般に黒色塗料および印
刷インキを特徴づけるために使用される。これに対して
灰色塗料は、Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ Ｂｕｌｌｅｔｉｎ
Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．２４ Ｄｅｇｕｓｓａ社 １
３頁による光学密度Ｄにより特徴づけられ、これは Ｄ＝２−ｌｏｇ（Ｒ） により定義され、式中の反射率Ｒはパーセントの値で示
される。従って反射率１００％の理想的な白い塗料は光
学密度Ｄ＝０を有する。
【００２７】チキソトロピー指数は、Ｔｅｃｈｎｉｃａ
ｌ Ｂｕｌｌｅｔｉｎ Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．５４
Ｄｅｇｕｓｓａ社 ３頁により示される。この指数は
低い剪断速度（η1）および高い剪断速度（η2）での塗
料の粘度の比であり、 チキソトロピー指数＝η1／η2 である。
ｌ Ｂｕｌｌｅｔｉｎ Ｐｉｇｍｅｎｔｓ Ｎｏ．５４
Ｄｅｇｕｓｓａ社 ３頁により示される。この指数は
低い剪断速度（η1）および高い剪断速度（η2）での塗
料の粘度の比であり、 チキソトロピー指数＝η1／η2 である。
【００２８】例１ ファーネスブラック法を使用して４個の異なるカーボン
ブラックを製造した。異なる量のシリコーン油（ポリジ
メチルシロキサン、ＣＡＳ Ｎｏ．６３１４８−６２−
９）をカーボンブラック原料に添加した。これらのカー
ボンブラックの技術的特性を表２に示した。
ブラックを製造した。異なる量のシリコーン油（ポリジ
メチルシロキサン、ＣＡＳ Ｎｏ．６３１４８−６２−
９）をカーボンブラック原料に添加した。これらのカー
ボンブラックの技術的特性を表２に示した。
【００２９】
【表２】
【００３０】前記カーボンブラックの灰分含量は実質的
に高度に分散した二酸化珪素からなる。カーボンブラッ
ク１はカーボンブラック原料にシリコーン油を添加しな
いで製造した灰分含量わずか０．１重量％を有する比較
のブラックである。カーボンブラック２、カーボンブラ
ック３およびカーボンブラック４は二酸化珪素をほぼ１
２重量％、１４重量％および１６重量％含有する。
に高度に分散した二酸化珪素からなる。カーボンブラッ
ク１はカーボンブラック原料にシリコーン油を添加しな
いで製造した灰分含量わずか０．１重量％を有する比較
のブラックである。カーボンブラック２、カーボンブラ
ック３およびカーボンブラック４は二酸化珪素をほぼ１
２重量％、１４重量％および１６重量％含有する。
【００３１】適用試験 表２の４個のカーボンブラックを使用して、硬化剤とし
てイソシアネートを有するヒドロキシル化アクリレート
樹脂を基礎とする二成分結合剤系の黒色顔料を製造し
た。
てイソシアネートを有するヒドロキシル化アクリレート
樹脂を基礎とする二成分結合剤系の黒色顔料を製造し
た。
【００３２】酢酸ブチル９８％中のシンタラン（Ｓｙｎ
ｔｈａｌａｎ） ＬＳ ７６８ Ｓｙｎｔｈｏｐｏｌ
Ｃｈｅｍｉｅ，Ｂｕｘｔｅｈｕｄｅ ６０重量％からな
る結合剤溶液を使用して塗料を製造した。結合剤はＯＨ
基１．５重量％を含有するヒドロキシル化アクリレート
樹脂である。カーボンブラックを、溶液の固体含量に対
して４５重量％の量で結合剤溶液に添加した。この粉砕
材料８０ｇを高速撹拌器を用いて５分間で分散した。引
き続きスチールビーズ５５０ｇを添加し、混合物を、ス
カンデクス（Ｓｃａｎｄｅｘ）分散装置を使用して１時
間で分散した。引き続きスチールビーズを取り除き、ほ
かの結合剤溶液に混合することにより塗料の製造を終了
した。ほかの結合剤溶液での希釈は、製造した塗料のカ
ーボンブラック含量を塗料の結合剤含量に対して５重量
％に減少した。
ｔｈａｌａｎ） ＬＳ ７６８ Ｓｙｎｔｈｏｐｏｌ
Ｃｈｅｍｉｅ，Ｂｕｘｔｅｈｕｄｅ ６０重量％からな
る結合剤溶液を使用して塗料を製造した。結合剤はＯＨ
基１．５重量％を含有するヒドロキシル化アクリレート
樹脂である。カーボンブラックを、溶液の固体含量に対
して４５重量％の量で結合剤溶液に添加した。この粉砕
材料８０ｇを高速撹拌器を用いて５分間で分散した。引
き続きスチールビーズ５５０ｇを添加し、混合物を、ス
カンデクス（Ｓｃａｎｄｅｘ）分散装置を使用して１時
間で分散した。引き続きスチールビーズを取り除き、ほ
かの結合剤溶液に混合することにより塗料の製造を終了
した。ほかの結合剤溶液での希釈は、製造した塗料のカ
ーボンブラック含量を塗料の結合剤含量に対して５重量
％に減少した。
【００３３】塗料をイソシアネートを基礎とする硬化剤
（Ｄｅｓｍｏｄｕｒ Ｎ Ｂａｙｅｒ社）と混合して、
ガラスシートに、湿った皮膜厚さ１５０μｍに塗布し
た。乾燥した塗料のＭy、Ｍc、光沢および曇りを測定し
た。
（Ｄｅｓｍｏｄｕｒ Ｎ Ｂａｙｅｒ社）と混合して、
ガラスシートに、湿った皮膜厚さ１５０μｍに塗布し
た。乾燥した塗料のＭy、Ｍc、光沢および曇りを測定し
た。
【００３４】
【表３】
【００３５】表３の結果にもとづき、顔料ブラックの分
散液を用いて塗料の曇りが著しく減少することが示され
る。これは改良されたカーボンブラックの分散液である
ことを示す。更に塗料の粘度およびチキソトロピーの明
らかな減少、すなわち高い剪断速度での粘度の低下が認
められた。シリカ、例えば熱分解シリカの別々の添加が
一般に高いチキソトロピーおよび粘度を生じるがゆえ
に、この効果は予測できないことであった。シリカの別
々の添加は、不利益な効果、例えば高い結合剤または溶
剤の必要量および塗料の劣った流展性を有することがあ
る。
散液を用いて塗料の曇りが著しく減少することが示され
る。これは改良されたカーボンブラックの分散液である
ことを示す。更に塗料の粘度およびチキソトロピーの明
らかな減少、すなわち高い剪断速度での粘度の低下が認
められた。シリカ、例えば熱分解シリカの別々の添加が
一般に高いチキソトロピーおよび粘度を生じるがゆえ
に、この効果は予測できないことであった。シリカの別
々の添加は、不利益な効果、例えば高い結合剤または溶
剤の必要量および塗料の劣った流展性を有することがあ
る。
【００３６】例２ 異なる珪素含量の６個のファーネスブラックのほかのセ
ットを製造した。カーボンブラック試験結果を表４に示
す。出発カーボンブラック（カーボンブラック５）を、
カーボンブラック原料油にシリコーン油を添加せずに製
造した。従って、その灰分含量１．２２重量％は主に最
終カーボンブラックの構造に影響を与えるために原料油
に添加した炭酸カルシウムから生じる。カーボンブラッ
ク６〜１０の残りの灰分含量は、その二酸化珪素含量に
よる。
ットを製造した。カーボンブラック試験結果を表４に示
す。出発カーボンブラック（カーボンブラック５）を、
カーボンブラック原料油にシリコーン油を添加せずに製
造した。従って、その灰分含量１．２２重量％は主に最
終カーボンブラックの構造に影響を与えるために原料油
に添加した炭酸カルシウムから生じる。カーボンブラッ
ク６〜１０の残りの灰分含量は、その二酸化珪素含量に
よる。
【００３７】適用試験 表４の６個のカーボンブラックを使用して水性結合剤系
（ポリウレタン分散液、ポリウレタン３０重量％、分散
液の重量に対して）および二成分結合剤系（シンタラン
ＬＳ７６８ 酢酸ブチル９８％中）の黒色塗料を製造
した。例１と同様の方法で塗料を製造した。塗料試験の
結果および塗料の流動特性を表５（水性結合剤系）およ
び表６（二成分結合剤）に示す。
（ポリウレタン分散液、ポリウレタン３０重量％、分散
液の重量に対して）および二成分結合剤系（シンタラン
ＬＳ７６８ 酢酸ブチル９８％中）の黒色塗料を製造
した。例１と同様の方法で塗料を製造した。塗料試験の
結果および塗料の流動特性を表５（水性結合剤系）およ
び表６（二成分結合剤）に示す。
【００３８】高い珪素含量で黒化度Ｍyが改良される。
この効果は、使用される塗料結合剤系に依存して大きい
かまたは小さい程度で示される。更に珪素含量は塗料中
のカーボンブラック安定性を改良し、これは高い（Ｍc
−Ｍy）値、すなわち比色計で高いブルーの色合いによ
り示される。
この効果は、使用される塗料結合剤系に依存して大きい
かまたは小さい程度で示される。更に珪素含量は塗料中
のカーボンブラック安定性を改良し、これは高い（Ｍc
−Ｍy）値、すなわち比色計で高いブルーの色合いによ
り示される。
【００３９】表５および表６に示されるように、珪素を
含有するカーボンブラックを使用することにより粘度お
よびチキソトロピーが改良される。珪素含量が増加する
と共に２つの値は低下する。特に珪素含量に依存した水
を基礎とする塗料中のチキソトロピー指数の減少は顕著
である（表５）。珪素含量が増加すると共に粘度が減少
し、剪断速度を変化すると共に粘度が変化する（チキソ
トロピー指数）。この特性により、珪素を含有するカー
ボンブラックはきわめて有利にプレート状顔料、例えば
真珠光沢顔料またはアルミニウムフレークと組み合わせ
ることができる。この塗料または印刷インキ製剤におい
て、塗料中のプレート状顔料の平行な調節が改良され
る。低いチキソトロピー指数は、塗料の粘度が、塗料の
塗装後に直ちに高い値を回復せず、まだ硬化していない
塗料中のプレート状顔料の動きを妨げることを保証す
る。
含有するカーボンブラックを使用することにより粘度お
よびチキソトロピーが改良される。珪素含量が増加する
と共に２つの値は低下する。特に珪素含量に依存した水
を基礎とする塗料中のチキソトロピー指数の減少は顕著
である（表５）。珪素含量が増加すると共に粘度が減少
し、剪断速度を変化すると共に粘度が変化する（チキソ
トロピー指数）。この特性により、珪素を含有するカー
ボンブラックはきわめて有利にプレート状顔料、例えば
真珠光沢顔料またはアルミニウムフレークと組み合わせ
ることができる。この塗料または印刷インキ製剤におい
て、塗料中のプレート状顔料の平行な調節が改良され
る。低いチキソトロピー指数は、塗料の粘度が、塗料の
塗装後に直ちに高い値を回復せず、まだ硬化していない
塗料中のプレート状顔料の動きを妨げることを保証す
る。
【００４０】表６は、二酸化チタンとカーボンブラック
の重量比１００：４の灰色塗料を製造する場合に観察さ
れる浮き色特性を示す。出発カーボンブラック５を使用
する灰色塗料中の密度の差が明らかに示される（二酸化
チタン浮き色）。二酸化珪素顔料が増加すると共に、練
り合わせていない塗料表面と練り合わせた塗料表面との
密度の差が減少する。
の重量比１００：４の灰色塗料を製造する場合に観察さ
れる浮き色特性を示す。出発カーボンブラック５を使用
する灰色塗料中の密度の差が明らかに示される（二酸化
チタン浮き色）。二酸化珪素顔料が増加すると共に、練
り合わせていない塗料表面と練り合わせた塗料表面との
密度の差が減少する。
【００４１】
【表４】
【００４２】
【表５】
Claims (12)
- 【請求項１】 塗料結合剤系および顔料としてカーボン
ブラックを含有する塗料において、カーボンブラックが
二酸化珪素として計算しておよびその全重量に対して珪
素を０．１〜３０重量％含有することを特徴とする塗
料。 - 【請求項２】 塗料結合剤系が溶剤を含有する結合剤系
である請求項１記載の塗料。 - 【請求項３】 塗料結合剤系が水を含有する結合剤系で
ある請求項１記載の塗料。 - 【請求項４】 付加的な顔料として二酸化チタンまたは
着色顔料または顔料の混合物を含有する請求項２または
３記載の塗料。 - 【請求項５】 更に少なくとも１種のプレート状顔料を
含有する請求項２または３記載の塗料。 - 【請求項６】 プレート状顔料が真珠光沢顔料、アルミ
ニウムフレークまたはこれらの混合物である請求項５記
載の塗料。 - 【請求項７】 窒素を０．０１〜２重量％含有する請求
項１記載の塗料。 - 【請求項８】 結合剤系および顔料としてカーボンブラ
ックを含有する印刷インキにおいて、カーボンブラック
が二酸化珪素として計算しておよびその全重量に対して
珪素を０．１〜３０重量％含有することを特徴とする印
刷インキ。 - 【請求項９】 付加的な顔料として二酸化チタンまたは
着色顔料または顔料の混合物を含有する請求項８記載の
印刷インキ。 - 【請求項１０】 更に少なくとも１種のプレート状顔料
を含有する請求項８記載の印刷インキ。 - 【請求項１１】 プレート状顔料が真珠光沢顔料、アル
ミニウムフレークまたはこれらの混合物である請求項１
０記載の印刷インキ。 - 【請求項１２】 窒素を０．０１〜２重量％含有する請
求項８記載の印刷インキ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19756465A DE19756465C1 (de) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | Modifizierte Ruße enthaltende Lacke und Druckfarben |
| DE19756465.8 | 1997-12-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241040A true JPH11241040A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=7852490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10357922A Pending JPH11241040A (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-16 | 塗料結合剤系および顔料としてカーボンブラックを含有する塗料および印刷インキ |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6159275A (ja) |
| EP (1) | EP0924271B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11241040A (ja) |
| KR (1) | KR19990063088A (ja) |
| AU (1) | AU744979B2 (ja) |
| BR (1) | BR9805445A (ja) |
| CA (1) | CA2256636A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ416298A3 (ja) |
| DE (2) | DE19756465C1 (ja) |
| ZA (1) | ZA9811587B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020042207A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | グンゼ株式会社 | 熱収縮性筒状ラベルおよびラベル付き容器 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19756465C1 (de) * | 1997-12-18 | 1999-09-23 | Degussa | Modifizierte Ruße enthaltende Lacke und Druckfarben |
| DE19958716A1 (de) | 1999-12-06 | 2001-06-28 | Basf Coatings Ag | Unbunte Lacke, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
| US20050100502A1 (en) * | 2003-11-06 | 2005-05-12 | Kai Krauss | Carbon black |
| DE10351737A1 (de) * | 2003-11-06 | 2005-06-16 | Degussa Ag | Ruß |
| CN102020871B (zh) † | 2004-02-11 | 2014-01-22 | 巴斯夫欧洲公司 | 颜料增效剂 |
| DE102004029074A1 (de) * | 2004-06-16 | 2005-12-29 | Degussa Ag | Lackformulierung zur Verbesserung der Oberflächeneigenschaften |
| GB201520341D0 (en) * | 2015-11-18 | 2015-12-30 | Randox Lab Ltd And Randox Teoranta | Improvements relating to substrates for the attachment of molecules |
| US10800925B2 (en) | 2016-07-01 | 2020-10-13 | Cabot Corporation | Composite particles having coated aggregates with low structure carbon black cores, coatings and inks with high resistivity and optical density, devices made therewith, and methods for making same |
| CN114690296B (zh) * | 2020-12-29 | 2024-04-05 | 恩希爱（杭州）薄膜有限公司 | 一种逆反射片及其制备方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0730269B2 (ja) * | 1986-09-04 | 1995-04-05 | 大日精化工業株式会社 | 粉体塗料用カ−ボンブラツクの表面処理方法 |
| JPH0676566B2 (ja) * | 1989-06-15 | 1994-09-28 | 日本ペイント株式会社 | 塗料組成物および塗装製品 |
| DE4446456A1 (de) * | 1994-12-27 | 1996-07-04 | Merck Patent Gmbh | Pigmentzubereitung und deren Verwendung |
| CN1128837C (zh) * | 1995-05-22 | 2003-11-26 | 卡伯特公司 | 掺有硅处理炭黑的弹体配混料 |
| US5948835A (en) * | 1995-09-15 | 1999-09-07 | Cabot Corporation | Silicon-treated carbon black/elastomer formulations and applications |
| US5747562A (en) * | 1996-06-14 | 1998-05-05 | Cabot Corporation | Ink and coating compositions containing silicon-treated carbon black |
| DE19756465C1 (de) * | 1997-12-18 | 1999-09-23 | Degussa | Modifizierte Ruße enthaltende Lacke und Druckfarben |
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1997
- 1997-12-18 DE DE19756465A patent/DE19756465C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-12-05 EP EP98123204A patent/EP0924271B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-12-05 DE DE59810902T patent/DE59810902D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-12-16 JP JP10357922A patent/JPH11241040A/ja active Pending
- 1998-12-16 KR KR1019980055220A patent/KR19990063088A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-12-16 CZ CZ984162A patent/CZ416298A3/cs unknown
- 1998-12-17 CA CA002256636A patent/CA2256636A1/en not_active Abandoned
- 1998-12-17 AU AU97166/98A patent/AU744979B2/en not_active Ceased
- 1998-12-17 BR BR9805445-7A patent/BR9805445A/pt not_active Application Discontinuation
- 1998-12-17 ZA ZA9811587A patent/ZA9811587B/xx unknown
- 1998-12-17 US US09/213,358 patent/US6159275A/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-08-23 US US09/643,880 patent/US6379445B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020042207A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | グンゼ株式会社 | 熱収縮性筒状ラベルおよびラベル付き容器 |
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| CZ416298A3 (cs) | 1999-07-14 |
| DE59810902D1 (de) | 2004-04-08 |
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| ZA9811587B (en) | 1999-06-17 |
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| AU744979B2 (en) | 2002-03-07 |
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