JPH11239924A - 支柱材整列間隔変換治具 - Google Patents

支柱材整列間隔変換治具

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JPH11239924A
JPH11239924A JP10062109A JP6210998A JPH11239924A JP H11239924 A JPH11239924 A JP H11239924A JP 10062109 A JP10062109 A JP 10062109A JP 6210998 A JP6210998 A JP 6210998A JP H11239924 A JPH11239924 A JP H11239924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed plate
plate
grooves
groove
jig
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10062109A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Itake
富夫 井竹
Katsuo Hosogoe
勝男 細越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tungaloy Co Ltd filed Critical Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Publication of JPH11239924A publication Critical patent/JPH11239924A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば微小径ドリルのような支柱材が縦横
に整列載置された収納具から、縦列間隔の異なる他の収
納具へと簡単に移し替えできるようにする。 【解決手段】 複数の縦溝9が略平行に並設された固定
板1に、複数の横溝10が略平行に並設された可動板
3,7を、縦溝9と横溝10とが交差するように重ね合
わせる。固定板1に並設された縦溝9の隣接間隔は、固
定板1の一端と他端とで異なるように構成され、交差空
間に挿入される支柱材が、可動板3,7のスライドでも
って縦列間隔を変えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、支柱材の整列間
隔を変換するための治具に関し、たとえば微小径ドリル
の如き支柱材が収納された収納具から、整列間隔の異な
る他の収納具へ一度に移し替えるのに有効である。
【0002】
【従来の技術】以下、支柱材の代表的なものとして、微
小径ドリルを一例として説明することとする。微小径ド
リルは、プリント配線基板の穴明け加工といった、主と
して電子関連部品の製造分野で実用されるドリルであ
り、一使用者で膨大な使用量となることがある。このよ
うな使用者に対して、ドリルは、立てた状態で縦横に整
列載置するように構成された収納具に収納され、使用者
に納品される。ドリルを使用する機械側でも、専用のツ
ールマガジン内に縦横に整列載置されたドリルを、機械
が自動的に取りに行く構造となっている。ツールマガジ
ンの整列間隔は機械の機種間で統一されたものではな
い。しかし、収納具の整列間隔を機種ごとに合わせるわ
けにもいかない。とりわけ重要となるのが縦列間隔であ
るが、機械の多くは専用機であるために、特に縦列間隔
に対して融通性がない。
【0003】ドリルを専用機で使用できる状態とするた
めには、収納具からツールマガジへのドリルの移し替え
が必要となる。従来、このような移し替えは、手作業に
よる1本づつの抜き差しにより行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、膨大な
使用量となる微小径ドリルの移し替えを、前記のように
人手に頼っていたのでは、多くの手間と時間を要し、は
なはだ非効率である。また、移し替えのときに極細に成
形された切刃部を誤って折損させたり、最悪の場合には
手や指にドリルを刺して負傷するといった危険も想定し
なければならない。この発明の解決課題は、収納具から
ツールマガジンにドリルを移し替えする際の作業能率の
向上を図るばかりでなく、直接ドリルに手を触れないよ
うにして安全に作業できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の如き
課題に鑑みなされたもので、平板状をなす固定板には複
数の縦溝が略平行に並設され、平板状をなす可動板には
複数の横溝が略平行に並設されるとともに、前記縦溝と
前記横溝とが交差するように前記固定板と前記可動板と
を重ね合わせ、これらの溝の交差部に形成される空間に
支柱材を挿入することにより支柱材を整列配置するよう
にした治具であって、前記固定板に配設された縦溝の隣
接間隔を固定板の一端と他端とで異なるように構成し、
可動板を固定板の一端から他端へと移動させることによ
り、支柱材の整列間隔が変換できるようにしたことを特
徴とするものである。
【0006】すなわち、可動板が固定板上の一端から他
端へと移動する間に、縦溝と横溝との交差部は、縦溝同
士の隣接間隔の変化に応じて、横溝の方向に次第に移動
することとなり、その結果、交差部空間に挿入された支
柱材も一緒に移動することになる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明の一実施形態につ
いて、図を参照しながら説明する。図1ないし図3は、
この発明になる治具の全体構成を例示したもので、長方
形をなす固定板1が、ベース板2との間に一定間隔の中
空部を確保しながら、固定板1の両端から下方に伸びる
脚でもってベース板2と一体に形成されている。前記中
空部には、長方形をした可動下板3が渡され、その両翼
が固定板1の幅より外方にオーバーハング状態にされて
いる。この可動下板3の板厚は、スライド可能な間隙を
保ちながら、中空部いっぱいの厚さとなるようにされ
る。
【0008】可動下板3の各コーナ近傍にはローラ軸4
が上方に突出して固定され、該ローラ軸4にはローラ5
が回転可能に装着される。このとき、ローラ5は、固定
板1の側面と当接して両側から挟持するように装着され
る。ローラ5はガイドローラとして作用することとな
り、可動下板3の一定方向への滑らかなスライドを可能
にする。可動下板3の両翼のオーバーハング部分には、
ローラ5の他に、ロケータピン6が上方に突出して固定
されている。
【0009】固定板1の上方には長方形をした可動上板
7が載置される。この可動上板7には、前記ロケータピ
ン6と対向する位置にピン穴8が穿設されて勘合できる
ようになっている。ロケータピン6にピン穴8を勘合さ
せながら可動上板7を固定板1に重ね合わせることでも
って、可動上板7は着脱自在に載置可能の状態となる。
載置された可動上板7は、可動下板3と一体となり、固
定板1を間に挟んで一体的にスライドできるようにな
る。
【0010】固定板1には、長手方向に沿って複数の縦
溝9が略平行に並設される。すなわちこの一実施形態に
おいて、固定板1の一端、すなわち図1の左端では縦溝
9同士の隣接間隔が幅広な平行溝に形成され、固定板1
の他端、すなわち図1の右端では幅狭な平行溝に形成さ
れている。そしてその中間部では、前記幅広の平行溝と
前記幅狭の平行溝とを連結する斜め溝が形成されて、1
条の連続する縦溝9となっている。縦溝9は、固定板1
の厚さ方向には貫通した溝となっている。
【0011】なお、中間部に設けられる斜め溝が平行溝
に対して急に折れ曲がるような構成の場合には、斜め溝
の代わりにS字状の曲線溝でもって連結することもでき
る(図には示されていない)。これにより、縦溝9は、
滑らかに連続する1条に形成される。
【0012】可動下板3と可動上板7とには、縦溝9の
平行溝に直交して、複数の横溝10が略平行に並設され
る。この横溝10は、可動下板3と可動上板7とに同一
に形成される。この一実施形態では、横溝10同士が完
全に平行かつ等間隔に形成されている。また、横溝10
の長さは、縦溝9の最外溝まで達する長さに形成され、
可動板3,7の厚さ方向には、貫通溝に形成される。以
上のような構成とすることにより、直交する縦溝9と横
溝10との交差部に、可動上板7の上面から可動下板3
の下面にまで貫通する角穴11が形成されることにな
る。この角穴11に支柱材を挿入することにより、縦横
に整列された収納が行われる。
【0013】図4は、図1のA−A線に沿う断面図であ
り、微小径ドリル12が収納された状態を示したもので
ある。微小径ドリル12は、切刃部13を下に向けて逆
さ吊り状態にされ、上方から順に、可動上板7の横溝1
0、固定板1の縦溝9、可動下板3の横溝10の各溝の
中を通過している。微小径ドリル12のシャンクには適
当な位置にリング14が圧入されているので、可動上板
7の上面でもって係止され、落下が阻止される。切刃部
13の先端は、ベース板2とは接触しないようになって
いる。
【0014】次に、収納具に収納された微小径ドリル1
2が、本治具に移されて前記のような状態にするまでの
手順を説明する。微小径ドリル12は、収納具には通
常、切刃部13が上に向いた状態で整列収納されてい
る。着脱可能にされた可動上板7を本治具から取り外
し、前記微小径ドリル12の上から被せる。もちろん、
可動上板7に並設された横溝10の隣接間隔は、収納具
の整列間隔と一致するように設定してあるので、微小径
ドリル12は横溝10の中を通り抜けることになる。次
に収納具と可動上板7とを一体にしたまま反転させたあ
と、ピン穴8をロケータピン6に勘合させながら本治具
に載置する。固定板1の縦溝9同士の隣接間隔も収納具
の整列間隔と一致させてある。本治具に載置したら、収
納具を取り外す。これにより、微小径ドリル12の本治
具への移し替えが終了したことになる。
【0015】移し替えを終えた後、可動下板3をスライ
ドさせる。この一実施形態の場合、図1の左端から右端
へのスライドにより、固定板1の中間部に設けた斜め溝
でもって、微小径ドリル12は次第に中央寄りに寄せら
れ、縦溝9の隣接間隔が狭まった状態に整列させられ
る。この隣接間隔を、たとえば使用機械のツールマガジ
ンの間隔と一致させておけば、前記収納具から本治具に
移したときの作業と正に逆の手順でもって、本治具から
ツールマガジンへ微小径ドリル12を移し替えすること
ができる。
【0016】収納具からツールマガジンへの移し替え
は、従来は、切刃部13が上向き状態で収納具に収納さ
れた微小径ドリル12を、1本1本の手作業により、直
接ツールマガジンに入れ替えていたのである。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、縦横に整列配置され
た支柱材の収納具において、特に縦列の間隔の異なる二
つの収納具の間で入れ替える必要が起きた場合に、簡単
な本治具でもって縦列間隔を一度に変換できるようにな
るので、作業効率が大幅に改善されるのみならず、支柱
材が鋭利な形状をもつ場合には、これに直接手を触れる
ことなく作業できるようになるので、鋭利な箇所による
手指の負傷が防止され、また支柱材そのものの破損防止
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図1のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 固定板 3 可動下板 7 可動上板 9 縦溝 10 横溝 11 角穴 12 微小径ドリル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状をなす固定板には複数の縦溝が略
    平行に並設され、平板状をなす可動板には複数の横溝が
    略平行に並設されるとともに、前記縦溝と前記横溝とが
    交差するように前記固定板と前記可動板とを重ね合わ
    せ、これらの溝の交差部に形成される空間に支柱材を挿
    入することにより支柱材を整列配置するようにした治具
    であって、前記固定板に配設された縦溝の隣接間隔を固
    定板の一端と他端とで異なるように構成し、可動板を固
    定板の一端から他端へと移動させることにより、支柱材
    の整列間隔が変換できるようにしたことを特徴とする支
    柱材整列間隔変換治具。
JP10062109A 1998-02-25 1998-02-25 支柱材整列間隔変換治具 Withdrawn JPH11239924A (ja)

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JP10062109A JPH11239924A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 支柱材整列間隔変換治具

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JP10062109A JPH11239924A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 支柱材整列間隔変換治具

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JPH11239924A true JPH11239924A (ja) 1999-09-07

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ID=13190571

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JP10062109A Withdrawn JPH11239924A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 支柱材整列間隔変換治具

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