JPH11239309A - 信号処理装置および伝送装置 - Google Patents

信号処理装置および伝送装置

Info

Publication number
JPH11239309A
JPH11239309A JP4053798A JP4053798A JPH11239309A JP H11239309 A JPH11239309 A JP H11239309A JP 4053798 A JP4053798 A JP 4053798A JP 4053798 A JP4053798 A JP 4053798A JP H11239309 A JPH11239309 A JP H11239309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
transmission
predetermined
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4053798A
Other languages
English (en)
Inventor
Nariaki Tagami
就章 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4053798A priority Critical patent/JPH11239309A/ja
Publication of JPH11239309A publication Critical patent/JPH11239309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】スタジオ機器などにおいて、SDI方式とMP
EG方式による機器が混在しており、編集などの処理の
効率が悪くなり、操作が煩雑になる。 【解決手段】受信した信号をTSデマルチプレクサ30
1はDVB−ASI信号とみなして所望のAVデータの
抽出を行いビデオデータとオーディオデータの分離を行
い、MPEGビデオデコーダ302はSDI信号と見な
してビデオデータとオーディオデータの分離を行う。そ
れらの分離・デコード処理の時の、種々の信号の検出状
態に基づいて、信号判別器305が信号の種類を判別
し、ビデオ信号切り換え器306およびオーディオ信号
切り換え器307によりいずれか一方の信号より生成さ
れたビデオデータおよびオーディオデータを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮符号化したA
Vデータ(ビデオデータおよびオーディオデータの両
方、または、一方を有するデータ)と非圧縮のAVデー
タとを同一の伝送路を介して入力しても、適切にそれら
のAVデータの復号化または復元などの処理が行え、元
のAVデータを獲得し所望の処理を施すことが可能な信
号処理装置、および、そのような信号処理装置を用いる
ことにり、圧縮符号化したAVデータおよび非圧縮のA
Vデータを同一の伝送路を介して伝送し同様に処理する
ことができる伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば放送局などのスタジ
オ機器間でAVデータを伝送するための方式としては、
シリアルデジタルインターフェイス(SDI)方式が広
く用いられている。このSDI方式は、デジタルビデオ
データおよびオーディオデータの規格として、SMPT
E(Society of Motion Picture and Television Engine
ers)によりSMPTE−259Mとして標準化されてい
る。なお、このSDI方式においては、伝送データは、
特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブルを使用して
伝送される。
【0003】一方で、近年の画像圧縮符号化技術の進展
により、AVデータを圧縮符号化して扱い、種々の処理
に供することが実用化されつつある。そのAVデータの
圧縮符号化方式としては、MPEG2(Moving Picture
coding Experts Groupによる高品質動画符号化方式) が
広く普及している。MPEG2においては、AVデータ
を複数多重化し放送や通信などの伝送に供することので
きるストリームとして、トランスポートストリーム(T
S)と呼ばれるストリームが規定されている。そして、
このMPEG2−TSに基づいた伝送システムや、DV
B(Digital Video Broadcasting)などのデジタル放送
システムが開発されている。
【0004】MPEGエンコーダが出力するトランスポ
ートストリーム(TS)のインターフェイスとしては、
DVBパラレルとDVBシリアルと呼ばれる規格が一般
的である。さらにDVBシリアルには、同期I/Fと非
同期I/Fとがあり、非同期のDVB−ASI(Asynchr
onous Serial Interface) がより一般的に使用されてい
る。DVB−ASIのバイトクロックは27MHzであ
り、8B−10B変換されて270MHzのレートで伝
送される。最大伝送レートは27×8=216Mbps
になるが、そのうちトランスポートパケット(TSパケ
ット)の無い箇所には無効なデータが出力される。な
お、DVB−ASIにおいては、伝送データは、SDI
と同様に特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブルを
介して伝送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、近年、スタジオ機器においては、MPEG方式に
より符号化されたAVデータを取り扱う機器が増えてい
る。しかし、その結果、従来からのSDIによりAVデ
ータの伝送を行う機器と、MPEG方式により符号化さ
れたAVデータを取り扱う機器が共存することになり、
たとえばAVデータの編集などの処理の効率が悪くな
り、また操作が煩雑になるという問題がある。
【0006】また、前述したように、SDIとDVB−
ASIでは、物理的に同じ同軸ケーブルを用いているた
めに、機器を接続し間違える可能性があるという問題も
ある。そのような場合にはAVデータの伝送を適切に行
うことができず、それらの機器を用いて、またはそれら
の機器間で所望の処理が全く行えなくなる。
【0007】一方で、SDIとDVB−ASIでは物理
的に同じ同軸ケーブルを用いているのであるから、この
点を利用して、前述したようにSDIによるAVデータ
とDVB−ASIによるAVデータとで伝送路を共有化
し、効率よくAVデータを伝送することが考えられ、そ
のようなシステムが要望されている。現状においては、
そのシステムはたとえば図5に示すような構成の装置が
考えられる。図5は、SDIおよびDBI−ASIの両
方に対応可能なビデオモニタ装置の構成を示す図であ
る。
【0008】ビデオモニタ装置9は、図示せぬ同軸ケー
ブルが接続される入力端子90に対して、DVB−AS
I信号より通常のアナログビデオ信号を生成するMPE
G復号装置91と、SDI信号より通常のアナログビデ
オ信号を生成するSDI復号化装置92との両方が接続
されており、入力端子90を介して入力された信号はこ
の両方の復号化装置に対して入力される。そして、オペ
レータなどが切り換えスイッチ93を操作することによ
り、MPEG復号装置91またはSDI復号化装置92
のいずれかから出力される信号が選択され、表示装置9
4に印加されてそのビデオデータが表示出力される。
【0009】このような構成の装置を用いれば、伝送路
である同軸ケーブルをDVB−ASI信号およびSDI
信号の両方に対して共有化することができる。しかしな
がら、このような構成においては、入力される信号がD
VB−ASI信号かSDI信号かをオペレータが常に把
握しておく必要があり、取り扱いが面倒であるという問
題が生じる。仮に、信号の種類がわからなかったり、忘
れてしまったり、また、操作を間違えたりした場合に
は、入力されたAVデータに対して適切な処理を行うこ
とができなくなるという問題が生じる。また、このよう
な構成の装置においては、内部にMPEG復号装置91
とSDI復号化装置92の完全に2系統の復号化装置を
有しているため、装置規模が大きくなるという問題も生
じる。
【0010】したがって本発明の目的は、圧縮デジタル
信号と非圧縮デジタル信号とが共存するような環境にお
いても、装置の大幅の大型化を防ぎつつ、それらの信号
の種類をオペレータが意識する必要がなく共通の伝送路
によりそれらの信号を取り扱う機器と接続を行うことが
でき、したがって機器の接続ミスや操作ミスの発生を防
ぎ、AVデータの編集などの所望の処理を簡単な操作で
効率よく行えるような信号処理装置を提供することにあ
る。
【0011】また本発明の他の目的は、装置の大幅の大
型化を防ぎつつ、圧縮デジタル信号と非圧縮デジタル信
号とを共通の伝送路を介して伝送することができ、受信
側においてもそれらの信号の種類をオペレータが意識す
る必要がなく、したがって操作ミスなどの発生も防ぐこ
とができ、その結果AVデータに対するたとえば編集な
どの処理を効率よく行えるようにAVデータを効率よく
伝送することができる伝送装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の信号処理装置は、AVデータが所定の方式
により圧縮符号化され複数多重化された所定の圧縮デジ
タルAV信号、および、1のAVデータが所定の形式に
変換された所定の非圧縮デジタルAV信号を受信し、所
望のAVデータを再生出力する装置であって、前記所定
の圧縮デジタルAV信号および前記所定の非圧縮デジタ
ルAV信号のいずれもを伝送可能な伝送路が接続され、
該伝送路を介して送信される信号を受信する受信手段
と、前記受信した信号が前記所定の圧縮デジタルAV信
号であった場合に、該受信した信号より前記所望のAV
データを抽出し、該抽出したAVデータを復号化する復
号化手段と、前記受信した信号が前記所定の非圧縮デジ
タルAV信号であった場合に、該受信した信号より元の
AVデータを復元する復元手段と、前記受信した信号
が、前記所定の圧縮デジタルAV信号または前記所定の
非圧縮デジタルAV信号のいずれであるかを判別する信
号判別手段と、前記判別結果に基づいて、前記符号化手
段または前記復元手段のいずれかを選択し、該選択され
た手段で復号化または復元された前記AVデータを獲得
する選択手段と、前記獲得したAVデータを前記所望の
AVデータとして出力する出力手段とを有する。
【0013】このような構成の信号処理装置において
は、受信手段において伝送路を介して送信される信号を
受信し、その受信した信号に対して、復号化手段におい
ては所望のAVデータを抽出し、抽出したAVデータを
復号化する処理を施し、復元手段においては元のAVデ
ータを復元する処理を施す。その一方で、信号判別手段
において、受信した信号が圧縮デジタルAV信号か非圧
縮デジタルAV信号かを判別し、その判別結果に基づい
て符号化手段または復元手段のいずれかの出力を選択す
ることにより、復号化または復元された適切なAVデー
タを獲得する。
【0014】また、本発明の伝送装置は、AVデータが
所定の方式により圧縮符号化され複数多重化された所定
の圧縮デジタルAVデータ、または、1のAVデータが
所定の形式に変換された所定の非圧縮デジタルAVデー
タのいずれかを送信用AVデータとして選択する送信デ
ータ選択手段と、前記選択された送信用AVデータを、
所定の伝送用シリアル信号に変換して送信する送信手段
と、前記送信された信号を伝送する伝送路と、前記伝送
路を介して送信された信号を受信する受信手段と、前記
受信した信号が前記所定の圧縮デジタルAVデータの信
号であった場合に、該受信した信号より所望のAVデー
タを抽出し、該抽出したAVデータを復号化する復号化
手段と、前記受信した信号が前記所定の非圧縮デジタル
AVデータの信号であった場合に、該受信した信号より
元のAVデータを復元する復元手段と、前記受信した信
号が、前記所定の圧縮デジタルAVデータの信号または
前記所定の非圧縮デジタルAVデータの信号のいずれで
あるかを判別する信号判別手段と、前記判別結果に基づ
いて、前記復号化されたAVデータまたは前記復元され
たAVデータのいずれかを選択する選択手段と、前記選
択したAVデータを出力する出力手段とを有する。
【0015】このような構成の伝送装置によれば、送信
データ選択手段において圧縮デジタルAVデータまたは
非圧縮デジタルAVデータを送信用AVデータとして選
択し、送信手段においてその選択した送信用AVデータ
を所定の伝送用シリアル信号に変換して伝送路に対して
送信する。そして、受信手段において伝送路を介して送
信された信号を受信し、受信した信号に対して、復号化
手段においては所望のAVデータを抽出し、抽出したA
Vデータを復号化する処理を施し、復元手段においては
元のAVデータを復元する処理を施す。その一方で、信
号判別手段において、受信した信号が圧縮デジタルAV
信号か非圧縮デジタルAV信号かを判別し、その判別結
果に基づいて符号化手段または復元手段のいずれかの出
力を選択することにより、復号化または復元された適切
なAVデータを獲得する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
4を参照して説明する。本実施の形態においては、DV
B−ASI(Digital Video Broadcasting-Asynchronous
Serial Interface)信号とSDI(Serial Digital Inte
rface)信号の2種類の形態のAVデータ(オーディオデ
ータおよびビデオデータ、または、そのいずれか一方の
データ)を、同一の同軸ケーブルを介して伝送すること
ができ、受信側においては、受信した信号をその信号形
態に応じて適切に復号化し、アナログビデオ信号および
アナログオーディオ信号を出力するAVデータ伝送シス
テムを例示して本発明を説明する。
【0017】まず、本実施の形態のAVデータ伝送シス
テムで用いるAVデータの信号フォーマット、すなわ
ち、DVB−ASIおよびSDIについて説明する。
【0018】DVB−ASIは、AVデータをMPEG
2方式により圧縮符号化し、さらに複数のこの符号化デ
ータを多重化したMPEG2トランスポートストリーム
(MPEG2−TS)を、非同期シリアル伝送するため
のフォーマットであり、75オームの同軸ケーブルを用
いて270[Mbps]で伝送を行うものである。この
MPEG2−TSについて、図1を参照して説明する。
図1は、MPEG2−TSおよびMPEG2−TSを構
成するパケットのデータ構造を示す図である。図1に示
すように、MPEG2−TSは、188バイトの固定長
のトランスポートパケット(TSパケット)により構成
されている。各TSパケットは、4バイトの固定長パケ
ットヘッダ、可変長のアダプテーションフィールドおよ
びペイロードで構成される。
【0019】パケットヘッダの各フラグについて説明す
る。同期バイトは、8ビットの同期信号で、復号器がT
Sパケットの先頭を検出するためのデータである。誤り
表示(エラーインジケータ)は、このパケットの中にビ
ットエラーが有るか否かを示すフラグである。ユニット
開始表示フラグは、このパケットより、MPEG2−T
Sの上層のストリームであるPES(Packetized Elemen
tary Stream)の新たなパケットが開始されることを示す
フラグである。トランスポートパケットプライオリティ
は、このパケットのプライオリティを示すビットであ
る。
【0020】PIDはパケットの識別を行うための番号
であり、1つのストリームは、同じPIDを持つ複数の
TSパケットのペイロードに分割して伝送される。スク
ランブル制御フラグは、TSペイロードに対するスクラ
ンブリングの有無、種別を示すフラグである。アダプテ
ーションフィールド制御フラグは、パケットヘッダ以下
の、アダプテーションフィールドおよびペイロードの有
無を示すためのフラグである。ィールド制御フラグによ
り制御される。巡回カウンティは、4ビットのデータが
同じPIDのパケット間で連続して設定されているもの
で、同じPIDをのつパケットが途中で一部棄却された
か否かを検出するためのデータである。
【0021】SDIは、D1やデジタルベータカムなど
のデジタルVTRの伝送フォーマットであり、SMPT
E(Society of Motion Picture and Television Engine
ers)259Mとして規格化されているフォーマットであ
る。このSDIの信号フォーマットについて、図2を参
照して説明する。図2は、SDI方式のフレーム構成な
どを示す図であり、(A)はSDI方式のビデオ信号の
フレーム構成を示す図であり、(B)はSDI方式の伝
送用パケットの構成を示す図であり、(C)は伝送され
るSDI方式のビデオ信号のデータ速度を示す図であ
る。なお、以下のSDIに係わる説明における種々の数
値は、525/60システムについて述べ、625/5
0システムについての数字は括弧書きにて示す。
【0022】SDI方式のビデオ信号のフレームは、図
4(A),(B)に示すように、水平方向に1ライン当
たり10ビット×1724(1716)ワード、垂直方
向に525(625)ラインの構造となっている。各ラ
インにおいて、ラインの第1ワードから第4ワードまで
の4ワードは、アクティブビデオ部ACVの終了を示
し、アンシラリデータ部ANCとを分離する分離符号E
AV(End of Active Video)とし
て用いられる。
【0023】第5ワードから第280ワードまでの27
6ワード(第5ワードから第272ワードまでの268
ワード)は、アンシラリデータ部ANCとして用いら
れ、補助データおよび音声データなどを含んでいる。第
281ワードから第284ワードまでの4ワード(第2
73ワードから第276ワードまでの4ワード)は、ア
クテオクブビデオ部ACVの開始を示し、アクティブビ
デオ部ACVとアンシラリデータ部ANCとを分離する
分離符号SAC(Start of Active V
ideo)として用いられている。第285ワードから
第1724ワードまでの1440ワード(第277ワー
ドから第1716ワードまでの1440ワード)は、映
像信号などを伝送するアクティブビデオ部ACVとして
用いられる。
【0024】また、図4(A)に示すように、垂直方向
において、第1ラインから第9ラインまでの9ライン
(第1ラインから第24ラインまでの24ライン)は、
垂直ブランキング部VBKとして用いられる。第10ラ
インから第19ラインまでの10ラインは、オプショナ
ルブランキング部OBKとして用いられる。第20ライ
ンから第263ラインまでの244ライン(第25ライ
ンから第312ラインまでの288ライン)は、第1フ
ィールドのアクテオブビデオ部ACV1 として用いられ
る。第1フィールドのアクテオクビデオ部ACV1
は、第1フィールドの映像信号が含まれる。
【0025】第264ラインから第272ラインまでの
9ライン(第313ラインから第337ラインまでの2
5ライン)は、垂直ブランキング部VBKとして用いら
れる。第273ラインから第282ラインまでの10ラ
インは、オプショナルブランキング部OBKとして用い
られる。第283ラインから第526ラインまでの24
3ライン(第338ラインから第625ラインまでの2
88ライン)は、第2フィールドのアクティブビデオ部
ACV2 として用いられる。第2フィールドのアクティ
ブビデオ部ACV2 には、第2フィールドの映像信号が
含まれる。図4(A),(B)に示したフレーム構成の
SDI方式のビデオ信号は、図4(C)に示すように、
270[Mbps]のシリアル形式の伝送信号に変換さ
れて伝送される。
【0026】次に、本実施の形態のAVデータ伝送シス
テムの構成について説明する。図3は、AVデータ伝送
システム1の構成を示すブロック図である。AVデータ
伝送システム1は、送信部2、受信部3および伝送路4
を有する。送信部2は、m個のMPEGエンコーダ20
-1〜20-m、多重化装置21および送信データ切り換え
装置22を有する。また、受信部3は、受信装置30お
よびモニタ装置31を有する。
【0027】送信部2のMPEGエンコーダ20-1〜2
-mは、各々入力されるチャネル1〜チャネルmのm個
のビデオ/オーディオデータを、各々MPEG2方式に
より圧縮符号化し、図1を参照して前述したようなトラ
ンスポートパケット(TSP)から構成されるストリー
ムを生成して、多重化装置21に出力する。
【0028】多重化装置21は、m個のMPEGエンコ
ーダ20-1〜20-mから各々入力されるm個のトランス
ポートパケット(TSP)のストリームを多重化し、1
つのMPEGトランスポートストリーム(TS)を生成
し、DVB−ASI信号に変換して送信データ切り換え
装置22に出力する。DVB−ASI信号への変換は、
トランスポートストリーム(TS)を8B−10B変換
して10ビットに変換し、10ビットデータにパラレル
−シリアル変換の基準となるシンクバイトデータ(Sy
ncByte)を挿入し、パラレル−シリアル変換を行
うことにより行う。その結果、トランスポートストリー
ム(TS)は270Mbpsのシリアル信号に変換さ
れ、送信データ切り換え装置22に出力される。
【0029】送信データ切り換え装置22は、多重化装
置21よりDVB−ASI信号が入力される入力端子、
および、チャネル1〜チャネルnのn個のSDI形式の
ビデオ/オーディオデータが入力されるn個の入力端子
のn+1個の入力端子を有しており、図示せぬ送信部2
の制御部からの制御信号に基づいて、このn+1個の入
力端子のいずれか1つを選択して、その端子に印加され
ている信号、すなわちDVB−ASI信号またはSDI
信号を、送信データ切り換え装置22の出力端子より伝
送路4に出力する。
【0030】伝送路4は、特性インピーダンスが75Ω
の同軸ケーブルであり、送信データ切り換え装置22よ
り送信された270Mbpsのシリアル信号を受信部3
の受信装置30に伝送する。
【0031】受信装置30は、伝送路4を介して送信さ
れた信号を受信し、デコード処理を施してアナログビデ
オ信号およびアナログオーディオ信号を生成し、モニタ
装置31に出力する。この受信装置30の構成について
は後に詳述する。
【0032】モニタ装置31は、表示装置およびスピー
カを有しており、受信装置30より入力されるアナログ
ビデオ信号を視認可能なようにその表示装置に表示し、
また、受信装置30より入力されるアナログオーディオ
信号を聴取可能なようにスピーカより出力する。
【0033】次に、本発明に係わる受信装置30の構成
について図4を参照してより詳細に説明する。図4は、
受信装置30の構成を示すブロック図である。受信装置
30は、トランスポートストリーム(TS)デマルチプ
レクサ301、MPEGビデオデコーダ302、MPE
Gオーディオデコーダ303、SDIビデオ/オーディ
オデマルチプレクサ304、信号判別器305、ビデオ
信号切り換え器306、オーディオ信号切り換え器30
7、ビデオ信号変換器308、ビデオ信号・デジタル/
アナログ(D/A)変換器309およびオーディオ信号
・デジタル/アナログ(D/A)変換器310を有す
る。
【0034】TSデマルチプレクサ301は、伝送路4
を介して入力された信号をDVB−ASI信号とみな
し、そのDVB−ASI信号として送信されたトランス
ポートストリーム(TS)に多重化されているmチャネ
ルのMPEG符号化AVデータより、オペレータの指示
により図示せぬ受信装置30の制御部を介して入力され
る選択信号に基づいて、1のチャネルのAVデータを抽
出する。具体的には、受信したデータをシリアル−パラ
レル変換し、さらに10B−8B変換して元のトランス
ポートストリーム(TS)に戻し、さらにそのトランス
ポートストリーム(TS)のTSパケットのPIDを参
照して、所望のチャネルのTSパケットのみを抽出す
る。そして、さらにTSデマルチプレクサ301は、そ
の選択したAVデータを、ビデオデータとオーディオデ
ータとに分離し、ビデオデータはMPEGビデオデコー
ダ302に、オーディオデータはMPEGオーディオデ
コーダ303に出力する。
【0035】また、TSデマルチプレクサ301は、前
述したシリアル−パラレル変換の際にシンクバイトデー
タ(SyncByte)を検出した場合、および、10
B−8B変換の際のエラーチェックが適切であった場合
には、伝送路4より受信した信号がDVB−ASI信号
であると判別するためのデータとして、その旨の信号を
信号判別器305に出力する。逆に、伝送路4を介して
入力された信号がSDI信号だった場合には、このよう
な所望のチャンネルのデータの抽出やビデオデータとオ
ーディオデータとの分離などの処理は正常に行えなくな
る。その場合はTSデマルチプレクサ301は処理を中
止し、シンクバイトデータ(SyncByte)が検出
できない、または、エラーチェック結果が適切でない旨
を示す信号を信号判別器305に出力する。
【0036】MPEGビデオデコーダ302は、TSデ
マルチプレクサ301より入力されるMPEG符号化さ
れたビデオデータをデコードし、ベースバンドのデジタ
ルビデオ信号を生成し、ビデオ信号切り換え器306に
出力する。
【0037】MPEGオーディオデコーダ303は、T
Sデマルチプレクサ301より入力されるMPEG符号
化されたオーディオデータをデコードし、ベースバンド
のデジタルオーディオ信号を生成し、オーディオ信号切
り換え器307に出力する。
【0038】SDIビデオ/オーディオデマルチプレク
サ304は、伝送路4を介して入力された信号をSDI
信号とみなし、そのSDI信号として受信したデータよ
りビデオデータとオーディオデータを分離し、ビデオデ
ータはビデオ信号切り換え器306に、オーディオデー
タはオーディオ信号切り換え器307に出力する。
【0039】また、SDIビデオ/オーディオデマルチ
プレクサ304は、前述したビデオデータとオーディオ
データの分離の処理の際に、SDI信号よりTRS(Ti
mingReference Signal )を検出した場合、SDIEm
beddedAudioのヘッダ情報を検出した場合、
および、EDH(エラー検出信号)によるエラーチェッ
クが適切であった場合には、伝送路4より受信した信号
がSDI信号であると判別するためのデータとして、そ
の旨の信号を信号判別器305に出力する。逆に、伝送
路4を介して入力された信号がDVB−ASI信号だっ
た場合には、前述したようなビデオデータとオーディオ
データとの分離などの処理は正常に行えなくなる。その
場合はSDIビデオ/オーディオデマルチプレクサ30
4は処理を中止し、TRSを検出できない、SDIEm
beddedAudioのヘッダ情報を検出できない、
または、エラーチェック結果が適切でない旨を示す信号
を信号判別器305に出力する。
【0040】信号判別器305は、TSデマルチプレク
サ301より入力されるシンクバイトデータ(Sync
Byte)の検出結果および10B−8B変換の際のエ
ラーチェック結果、および、SDIビデオ/オーディオ
デマルチプレクサ304より入力されるTRSの検出結
果、SDIEmbeddedAudioのヘッダ情報の
検出結果およびエラーチェック結果に基づいて、伝送路
4を介して受信した信号がDVB−ASI信号かSDI
信号かを判定する。
【0041】そして、受信した信号がDVB−ASI信
号であると判定した場合には、信号判別器305は、ビ
デオ信号切り換え器306およびオーディオ信号切り換
え器307に対して、MPEGビデオデコーダ302よ
り印加されているビデオデータおよびMPEGオーディ
オデコーダ303より印加されているオーディオデータ
を選択するための切り換え信号を印加する。また、受信
した信号がSDI信号であると判定した場合には、ビデ
オ信号切り換え器306およびオーディオ信号切り換え
器307に対して、SDIビデオ/オーディオデマルチ
プレクサ304より印加されているビデオデータおよび
オーディオデータを選択するための切り換え信号を印加
する。
【0042】ビデオ信号切り換え器306は、信号判別
器305から入力される切り換え信号に基づいて、MP
EGビデオデコーダ302より印加されるビデオデー
タ、または、SDIビデオ/オーディオデマルチプレク
サ304より印加されるビデオデータのいずれかを選択
し、ビデオ信号変換器308に出力する。
【0043】オーディオ信号切り換え器307は、信号
判別器305から入力される切り換え信号に基づいて、
MPEGオーディオデコーダ303より印加されるオー
ディオデータ、または、SDIビデオ/オーディオデマ
ルチプレクサ304より印加されるオーディオデータの
いずれかを選択し、オーディオD/A変換器310に出
力する。
【0044】ビデオ信号変換器308は、ビデオ信号切
り換え器306で選択され入力されるビデオ信号を、コ
ンポーネントビデオ信号からコンポジットビデオ信号に
変換し、ビデオD/A変換器309に出力する。
【0045】ビデオD/A変換器309は、ビデオ信号
変換器308より入力されるコンポジットビデオ信号を
デジタル/アナログ変換し、アナログビデオ信号を生成
し、受信装置30よりモニタ装置31の表示装置に対し
て出力する。これにより、モニタ装置31の表示装置に
は、このビデオデータに基づくピクチャが表示される。
【0046】オーディオD/A変換器310は、オーデ
ィオ信号切り換え器307で選択され入力されるオーデ
ィオ信号をデジタル/アナログ変換し、アナログオーデ
ィオ信号を生成し、受信装置30よりモニタ装置31の
スピーカ装置に対して出力する。これによりモニタ装置
31のスピーカ装置から、このオーディオデータに基づ
く音が発っせられる。
【0047】次に、AVデータ伝送システム1の動作に
ついてまとめて説明する。送信部2のMPEGエンコー
ダ20-1〜20-mに各々入力されたmチャネルのAVデ
ータは、各々MPEG方式により圧縮符号化されて、多
重化装置21で多重化されて1つのMPEGトランスポ
ートストリーム(TS)が生成される。このMPEGト
ランスポートストリーム(TS)によるDVB−ASI
信号と、nチャネルのSDI信号が送信データ切り換え
装置22に入力されて、いずれか1つが選択され、特性
インピーダンス75Ωの同軸ケーブルである伝送路4に
270Mbpsのシリアル信号として出力される。
【0048】伝送路4により伝送された信号は、受信装
置30のTSデマルチプレクサ301およびSDIビデ
オ/オーディオデマルチプレクサ304に入力される。
TSデマルチプレクサ301においては、入力された信
号をDVB−ASI信号と見なして処理を開始し、多重
化されているべき複数のAVチャネルのデータより目的
のAVデャネルのデータを分離して、さらに、MPEG
ビデオデコーダ302においてそのビデオデータを、M
PEGオーディオデコーダ303においてそのオーディ
オデータを各々デコードし、ベースバンドのビデオデー
タおよびオーディオデータを生成する。また、SDIビ
デオ/オーディオデマルチプレクサ304においては、
入力された信号をSDI信号とみなして、ビデオデータ
とオーディオデータに分離する。
【0049】そして、これらTSデマルチプレクサ30
1およびSDIビデオ/オーディオデマルチプレクサ3
04におけるデコード処理、復元処理の際の、各々DV
B−ASI信号またはSDI信号としてあるべき信号の
検知状態に基づいて、信号判別器305が受信した信号
がDVB−ASI信号であるかSDI信号であるかを判
別し、その判別結果に基づいて、適切なビデオデータお
よびオーディオデータが選択されるようにビデオ信号切
り換え器306およびオーディオ信号切り換え器307
を切り換える。
【0050】ビデオ信号切り換え器306で選択された
ビデオ信号は、ビデオ信号変換器308でコンポジット
信号に変換され、ビデオD/A変換器309でアナログ
ビデオ信号に変換されて、モニタ装置31に出力され、
表示装置に表示される。また、オーディオ信号切り換え
器307で選択されたオーディオ信号は、オーディオD
/A変換器310でアナログ信号に変換されて、モニタ
装置31に出力され、スピーカ装置より出力される。
【0051】このように、本実施の形態のAVデータ伝
送システム1においては、DVB−ASI信号かSDI
信号であるかを意識せずに、種々の機器間でAVデータ
を伝送することができる。したがって、たとえば、既存
のSDI設備の中にMPEGトランスポートストリーム
(TS)機器を導入する場合などに、本実施の形態の受
信装置30のようなデコーダを有するMPEG機器を用
いれば、SDI信号とDVB−ASI信号を作業者が意
識せずにそれらの機器を使用することができるので、効
率よく編集作業などを行うことができ、特に有効であ
る。
【0052】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本実
施の形態については圧縮AVデータとしてDVB−AS
I信号を例示して説明したが、たとえばSDDIなど
の、その他のMPEGトランスポートストリーム(T
S)に基づくインターフェイスの伝送フォーマットにつ
いていも、その伝送路がSDI信号と同じであれば適用
可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号処理
装置によれば、たとえばDVB−ASI信号のような圧
縮デジタル信号とたとえばSDI信号のような非圧縮デ
ジタル信号とが共存するような環境においても、信号の
種類に関係なくたとえば同一の同軸ケーブルなどの共通
の伝送路によりそれらの信号を取り扱う機器の接続を行
うことができる。すなわち、それらの信号の種類をオペ
レータが意識する必要がなく、したがって機器の接続ミ
スや操作ミスの発生を防ぎ、その結果、AVデータの編
集などの処理を簡単な操作で効率よく行えるような信号
処理装置を提供することができる。さらに、本発明によ
れば、装置の大幅の大型化を防ぎつつ、そのような信号
処理装置を提供することができる。
【0054】また本発明の伝送装置によれば、たとえば
DVB−ASI信号のような圧縮デジタル信号とたとえ
ばSDI信号のような非圧縮デジタル信号とを、たとえ
ば同一の同軸ケーブルなどの共通の伝送路を介して伝送
することができる。また受信側においてもそれらの信号
の種類をオペレータが意識する必要がなく、したがって
操作ミスなどの発生も防ぐことができる。その結果、A
Vデータに対するたとえば編集などの処理を効率よく行
えるように、AVデータを効率よく伝送することができ
る。また、本発明によれば、装置の大幅の大型化を防ぎ
つつ、そのような伝送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEG2トランスポートストリーム(TS)
およびMPEG2−TSを構成するパケットのデータ構
造を示す図である。
【図2】SDIフォーマットを説明するための図であ
り、(A)はSDI方式のビデオ信号のフレーム構成を
示す図であり、(B)はSDI方式の伝送用パケットの
構成を示す図であり、(C)は伝送されるSDI方式の
ビデオ信号のデータ速度を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態のAVデータ伝送システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示したAVデータ伝送システムの受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】従来の、SDIおよびDVB−ASIの両方に
対応可能なビデオモニタ装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…AVデータ伝送システム、2…送信部、20…MP
EGエンコーダ、21…多重化装置、22…送信データ
切り換え装置、3…受信部、30…受信装置、31…モ
ニタ装置、301…トランスポートストリーム(TS)
デマルチプレクサ、302…MPEGビデオデコーダ、
303…MPEGオーディオデコーダ、304…SDI
ビデオ/オーディオデマルチプレクサ、305…信号判
別器、306…ビデオ信号切り換え器、307…オーデ
ィオ信号切り換え器、308…ビデオ信号変換器、30
9…ビデオD/A変換器、310…オーディオD/A変
換器、4…伝送路、9…ビデオモニタ装置、90…入力
端子、91…MPEG復号装置、92…SDI復号化装
置、93…切り換えスイッチ、94…表示装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともビデオデータを有するオーディ
    オ・ビデオデータ(AVデータ)が、所定の方式により
    圧縮符号化され複数多重化された所定の圧縮デジタルA
    V信号、および、1のAVデータが所定の形式に変換さ
    れた所定の非圧縮デジタルAV信号を受信し、所望のA
    Vデータを再生出力する装置であって、 前記所定の圧縮デジタルAV信号および前記所定の非圧
    縮デジタルAV信号のいずれもを伝送可能な伝送路が接
    続され、該伝送路を介して送信される信号を受信する受
    信手段と、 前記受信した信号が前記所定の圧縮デジタルAV信号で
    あった場合に、該受信した信号より前記所望のAVデー
    タを抽出し、該抽出したAVデータを復号化する復号化
    手段と、 前記受信した信号が前記所定の非圧縮デジタルAV信号
    であった場合に、該受信した信号より元のAVデータを
    復元する復元手段と、 前記受信した信号が、前記所定の圧縮デジタルAV信号
    または前記所定の非圧縮デジタルAV信号のいずれであ
    るかを判別する信号判別手段と、 前記判別結果に基づいて、前記符号化手段または前記復
    元手段のいずれかを選択し、該選択された手段で復号化
    または復元された前記AVデータを獲得する選択手段
    と、 前記獲得したAVデータを前記所望のAVデータとして
    出力する出力手段とを有する信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記伝送路は特性インピーダンスが75
    [Ω]の同軸ケーブルであり、 前記受信手段には前記同軸ケーブルが接続され、 前記所定の圧縮デジタルAV信号および前記所定の非圧
    縮デジタルAV信号は、前記同軸ケーブルを介して伝送
    可能な各々所定の形式のシリアル信号であることを特徴
    とする請求項1記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記所定の圧縮デジタルAV信号は、AV
    データがMPEG2方式(Moving Picture coding Exper
    ts Groupによる高品質動画符号化方式) により圧縮符号
    化され、該圧縮符号化された複数のAVデータがトラン
    スポートストリームとして多重化され、該トランスポー
    トストリームが非同期シリアルインターフェイス(AS
    I:Asynchronous Serial Interface )に基づいて送信
    された信号であることを特徴とする請求項1記載の信号
    処理装置。
  4. 【請求項4】前記信号判別手段は、前記受信した信号に
    対して、前記圧縮デジタルAV信号に当該信号のパラレ
    ル−シリアル変換のために付加されているシンクバイト
    データ(SyncByte)の検出を行い、当該シンク
    バイトデータが検出された場合に、当該受信した信号が
    前記所定の圧縮デジタルAV信号であると判別する請求
    項3記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】前記所定の圧縮デジタルAV信号は、前記
    多重化されたトランスポートストリームを8B−10B
    変換し、さらにパラレル−シリアル変換して生成された
    信号であって、 前記復号化手段は、前記受信した信号をシリアル−パラ
    レル変換する手段と、前記パラレル変換された信号を1
    0B−8B変換する手段とを有し、 前記信号判別手段は、前記10B−8B変換の際のエラ
    ーチェック結果に基づいて、前記受信した信号が前記所
    定の圧縮デジタルAV信号であるか否かを判別する請求
    項3記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】前記所定の非圧縮デジタルAV信号は、S
    MPTE259Mにより規定されたシリアルデジタルイ
    ンターフェイス(SDI:Serial Digital Interface)
    フォーマットの信号であることを特徴とする請求項1記
    載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】前記出力手段は、前記選択したAVデータ
    のビデオデータおよびオーディオデータを各々アナログ
    信号に変換するデジタル/アナログ変換手段を有し、前
    記変換されたアナログビデオ信号およびアナログオーデ
    ィオ信号を出力する請求項2記載の信号処理装置。
  8. 【請求項8】少なくともビデオデータを有するオーディ
    オ・ビデオデータ(AVデータ)が、所定の方式により
    圧縮符号化され複数多重化された所定の圧縮デジタルA
    Vデータ、または、1のAVデータが所定の形式に変換
    された所定の非圧縮デジタルAVデータのいずれかを送
    信用AVデータとして選択する送信データ選択手段と、 前記選択された送信用AVデータを、所定の伝送用シリ
    アル信号に変換して送信する送信手段と、 前記送信された信号を伝送する伝送路と、 前記伝送路を介して送信された信号を受信する受信手段
    と、 前記受信した信号が前記所定の圧縮デジタルAVデータ
    の信号であった場合に、該受信した信号より所望のAV
    データを抽出し、該抽出したAVデータを復号化する復
    号化手段と、 前記受信した信号が前記所定の非圧縮デジタルAVデー
    タの信号であった場合に、該受信した信号より元のAV
    データを復元する復元手段と、 前記受信した信号が、前記所定の圧縮デジタルAVデー
    タの信号または前記所定の非圧縮デジタルAVデータの
    信号のいずれであるかを判別する信号判別手段と、 前記判別結果に基づいて、前記復号化されたAVデータ
    または前記復元されたAVデータのいずれかを選択する
    選択手段と、 前記選択したAVデータを出力する出力手段とを有する
    伝送装置。
  9. 【請求項9】前記伝送路は、特性インピーダンスが75
    [Ω]の同軸ケーブルであり、 前記送信手段は、前記選択された送信用AVデータを前
    記同軸ケーブルにより伝送可能な信号に変換して送信す
    る請求項8記載の伝送装置。
  10. 【請求項10】前記所定の方式により圧縮符号化された
    複数のAVデータを多重化する多重化手段をさらに有
    し、 前記送信データ選択手段は、前記多重化されたAVデー
    タ、または、入力される複数の前記非圧縮デジタルAV
    データのいずれか1つを前記送信用AVデータとして選
    択する請求項8記載の伝送装置。
  11. 【請求項11】入力される複数のAVデータを、各々前
    記所定の方式により圧縮符号化する符号化手段をさらに
    有し、 前記多重化手段は、前記圧縮符号化された複数のAVデ
    ータを多重化する請求項10記載の伝送装置。
  12. 【請求項12】前記符号化手段は、前記複数のAVデー
    タの各々をMPEG2方式(Moving Picture coding Exp
    erts Groupによる高品質動画符号化方式) により圧縮符
    号化し、 前記多重化手段は、前記圧縮符号化された複数のAVデ
    ータを多重化し、MPEG2トランスポートストリーム
    を生成し、 前記送信データ選択手段は、前記MPEG2トランスポ
    ートストリーム、または、前記複数の非圧縮デジタルA
    Vデータのいずれか1つを前記送信用AVデータとして
    選択し、 前記送信手段は、前記選択された送信用AVデータが、
    前記MPEG2トランスポートストリームであった場合
    に、当該MPEG2トランスポートストリームを、非同
    期シリアルインターフェイス(ASI:Asynchronous S
    erial Interface )により送信する請求項11記載の伝
    送装置。
  13. 【請求項13】前記所定の非圧縮デジタルAV信号は、
    SMPTE259Mにより規定されたシリアルデジタル
    インターフェイス(SDI:Serial Digital Interfac
    e)フォーマットの信号であることを特徴とする請求項
    12記載の伝送装置。
JP4053798A 1998-02-23 1998-02-23 信号処理装置および伝送装置 Pending JPH11239309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053798A JPH11239309A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 信号処理装置および伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053798A JPH11239309A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 信号処理装置および伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11239309A true JPH11239309A (ja) 1999-08-31

Family

ID=12583213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4053798A Pending JPH11239309A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 信号処理装置および伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11239309A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001274689A (ja) * 2000-01-21 2001-10-05 Sony United Kingdom Ltd データ処理装置及びデータ処理方法
JP2001308876A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Ntt Communications Kk 情報伝送方式、送信装置及び受信装置
WO2005117434A1 (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. デジタル画像入力装置及びその方法
JP2007006298A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hitachi Ltd 映像信号伝送方法、及び映像処理装置
US7210162B2 (en) 2000-12-27 2007-04-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. DVB-ASI signal inverting adapter and system
JP2008236194A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Sony Corp 映像表示装置及び映像表示システム
JP2012023535A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像符号化装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001274689A (ja) * 2000-01-21 2001-10-05 Sony United Kingdom Ltd データ処理装置及びデータ処理方法
JP2001308876A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Ntt Communications Kk 情報伝送方式、送信装置及び受信装置
US7210162B2 (en) 2000-12-27 2007-04-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. DVB-ASI signal inverting adapter and system
WO2005117434A1 (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. デジタル画像入力装置及びその方法
JP2007006298A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hitachi Ltd 映像信号伝送方法、及び映像処理装置
JP2008236194A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Sony Corp 映像表示装置及び映像表示システム
JP2012023535A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像符号化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7400820B2 (en) Signal processing apparatus and signal processing method for locating a lost position of auxiliary data
US8913197B2 (en) Digital broadcast receiver unit
US6553073B1 (en) Sending device, receiving device, sending-receiving device, transmitter, and transmitting method
US7853126B2 (en) Multiple source recording
JP4703794B2 (ja) データ受信方法及び装置
JP3551523B2 (ja) データ受信装置、データ送受信装置およびこれらを用いたデータ伝送システム、並びに、これらの方法
KR100308034B1 (ko) 포맷변환장치
CA2303326C (en) Receiver and transmitter-receiver
WO1997035437A1 (en) Video decoder with closed caption data on video output
JPH11239309A (ja) 信号処理装置および伝送装置
JP3631079B2 (ja) 放送受信装置及びディジタル放送方法
JP5211615B2 (ja) 映像・音声信号伝送方法及びその伝送装置
EP0920201A1 (en) Digital signal recording/reproducing apparatus
JP3924797B2 (ja) データ表示装置およびデータ受信装置
JP3741668B2 (ja) データ多重化装置
JP4244448B2 (ja) 情報送出システム、情報比較方法および情報比較装置
JP3551903B2 (ja) データ受信装置、データ送受信装置、映像機器、およびこれらの方法、並びに、これらの方法
JPH10190767A (ja) データ送信装置、データ受信装置およびそれらの方法
JP2001044866A (ja) 信号受信方法およびその装置
JP2010028642A (ja) 画像伝送システム
WO2023171357A1 (ja) 信号伝送装置、信号伝送方法、信号受信装置、信号受信方法、及びプログラム
JP2004289537A (ja) データパケット化装置
JP2002271759A (ja) デジタル放送信号送信装置及びデジタル放送番組中継送出システム
JP3684605B2 (ja) 伝送方法、伝送装置及びサーバシステム
JPH1127660A (ja) 信号処理装置および復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A621 Written request for application examination

Effective date: 20041220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070508

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20070709

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070731

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02