JPH11237942A - メニュー表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】階層化されたメニューの表示において、表示中
のメニューの階層位置が即判断できる表示方式である。 【解決手段】本発明はメニューに対応するアイコンを選
択順に並べて表示することにより階層位置が判断でき
る。また、アイコンを木構造の形で表示することにより
各々の階層で選択可能なメニューが再度チェックでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は階層化されているメ
ニューを選択するためのメニュー表示方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のメニュー表示方式であっては特定
のキーを選択して先頭のメニューを表示して、そのメニ
ュー内の任意の項目を選択して次のメニューを表示し、
メニューを戻す時には、特定のキーを選択して一階層づ
つ戻す方式が一般的であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このように従来のメニ
ュー表示方式においては、表示したいメニューまでたど
り着くのに多数のメニューを開いてその項目を選択する
必要があった。上位の層のメニューの選択項目から分岐
して開くメニューの時は、選択したメニューを一階層づ
つ逆にたどり分岐メニューまで戻る必要があった。この
ような表示方式は、初心者には判りやすい方法とされて
いるが、慣れた者には煩わしく時間がかかっていた。こ
のため速やかに目的のメニューが開ける方法が望まれて
いた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するためのものであり、任意の項目を選択できる選
択項目を有するメニュー画面をそれぞれアイコン表示し
さらに階層化されたこのアイコンを各階層毎に選択する
ことができるメニュー表示方式において、これらのアイ
コンのいずれかを選択すると選択されたアイコンのメニ
ューの内容が表示されるとともに選択されたアイコンに
リンクしている下位のアイコンは消去されるメニュー表
示方式を提供する。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。図１は本発明の一実施例である画
面にメニューと階層位置を示すアイコンとを表示した図
である。図２は本発明の一実施例である画面にメニュー
に対応するアイコンをツリー構造の形で表示した図であ
る。

【０００６】図１の（ａ）において、１０１は最上位の
第１階層のメニューに対応するアイコン、１０２は第２
階層で選択されたメニューに対応するアイコン、以下同
様に１０３から１０６まで各階層で選択されたメニュー
に対応するアイコン、１０７は第７階層で選択されたメ
ニューを示している。

【０００７】図１の（ａ）および（ｂ）に基づいて動作
を説明する。例えば、図１の（ａ）の最下行に表示され
ているアイコン１０１乃至アイコン１０６の中から第４
階層で選択されたメニューのアイコン１０４を選択する
と、アイコン１０４、アイコン１０５、アイコン１０６
は消去されて選択されたアイコン１０４の内容が図２の
（ｂ）で示されたように表示部１０７に表示される。

【０００８】図２は本発明の階層化されたメニューの表
示方法のメニューに対応するアイコンを木構造の形で表
示している図である。図２において、２０１は最上位の
第１階層のメニューに対応するアイコンを示しており、
２１１乃至２１５はアイコン２０１にリンクしているア
イコンであるので、アイコン２１１乃至アイコン２１５
はアイコン２０１によって任意に選択することができ
る。以下同様に、アイコン２２１乃至アイコン２２４は
アイコン２１４によって任意に選択することができる
し、アイコン２３１乃至アイコン２３３はアイコン２２
３によって選択できるし、アイコン２４１乃至アイコン
２４５はアイコン２３１によって同様にアイコン２５１
乃至アイコン２５７はアイコン２４２によって任意に選
択することが可能であることを示している。

【０００９】また、アイコン２１１とアイコン２５１の
左側にはまだ選択可能なアイコンがあることを示してい
る、同様にアイコン２４５とアイコン２５７の右側には
まだ選択可能なアイコンがあることを示している。図２
に基づいて動作を説明する。アイコン２４２に対応する
メニューを表示中に特定のキーを選択してメニューのツ
リー構造を表示すると図２になる。つまり、選択された
アイコン２４２と縦方向に並んで表示されているアイコ
ン２０１、アイコン２１４、アイコン２２３、アイコン
２３１、アイコン２４２、アイコン２５４を選択すると
画面中央に表示されていることを示している。

【００１０】また、例えばアイコン２３３を選択すると
アイコン２３３が画面中央に移動し第５階層以下のアイ
コンは全て消去されて新たに２３３で選択可能なメニュ
ーに対応するアイコンが表示される。

【００１１】

【発明の効果】以上のとおり本発明は階層化されたメニ
ューの表示において限られた表示画面内にメニューとそ
のメニューの階層位置を示すアイコンとを並べて表示す
ることにより表示中のメニューの階層位置が即判断で
き、階層を戻す時にアイコンの一つを選択するだけで任
意の階層位置に戻せる表示方法となっている。メニュー
に対応するアイコンを木構造の形で表示し、選択された
メニューのアイコンを画面中央に縦に並べて表示するこ
とにより各々の階層で選択可能なメニューが再確認でき
メニュー構成が鳥瞰図的に把握できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 画面にメニューと階層位置を示すアイコンと
を表示した図である。

【図２】 画面にメニューに対応するアイコンを木構造
の形で表示した図である。

【符号の説明】

１０１ メニューに対応するアイコン １０７ メニュー表示域 ２０１ メニューに対応するアイコン

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】任意の項目を選択できる選択項目を有する
   メニュー画面をそれぞれアイコン表示しさらに階層化さ
   れたこのアイコンを各階層毎に選択することができるメ
   ニュー表示方式において、これらのアイコンのいずれか
   を選択すると選択されたアイコンのメニューの内容が表
   示されるとともに選択されたアイコンにリンクしている
   下位のアイコンは消去されることを特徴とするメニュー
   表示方式。
2. 【請求項２】ツリー構造に表示されたアイコンが特定の
   キーによって選択されると選択されたアイコンが画面略
   中央に表示されることを特徴とする請求項１記載のメニ
   ュー表示方式。
3. 【請求項３】前記画面略中央に並んでいるアイコン以外
   を選択すると、選択されたアイコンが画面略中央に移動
   することを特徴とする請求項１または２記載のメニュー
   表示方式。