JPH11237892A - 音声認識による制御装置及び方法並びに音声認識による制御用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

音声認識による制御装置及び方法並びに音声認識による制御用プログラムを記録した記録媒体

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JPH11237892A
JPH11237892A JP10041498A JP4149898A JPH11237892A JP H11237892 A JPH11237892 A JP H11237892A JP 10041498 A JP10041498 A JP 10041498A JP 4149898 A JP4149898 A JP 4149898A JP H11237892 A JPH11237892 A JP H11237892A
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誠 木佐貫
Masami Maesaka
正巳 前坂
Mitsuaki Shibazaki
光陽 柴崎
Koichiro Fukunaga
功一郎 福永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声認識によるシステムの制御において、簡
単な発語で効率的な制御を行うこと。 【解決手段】 「しーでぃーちぇんじゃー」のような共
通の名称の認識用データを、この名称に対応し得る各候
補の中で優先度が最高の機器に対応付けて認識辞書1に
登録する登録手段5を設ける。ユーザが、所望の機器を
音声で選択する場合、従来通り機器名の後に番号を付け
て直接機器を指定することもできるが、同種の機器の中
から最も優先度の高い機器を指定する場合は、機器名に
番号を付けずに「しーでぃーちぇんじゃー」とだけ発話
して済ませることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声認識によって
システムを制御する技術の改良に関するもので、より具
体的には、機器ごとに優先度を設定することによって、
簡単な発語で効率的な制御を可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】音声認識は、認識しようとする単語ごと
に、単語の波形や特徴を表すパラメータなどの認識用デ
ータを予めデータベースに記録しておき、発声された言
葉をこれら認識用データとパターンマッチングすること
によって、発声された単語を推定する技術である。
【0003】このような音声認識をオーディオシステム
など各種システムの制御に用いる場合、単語ごとに予め
意味を決めておく。そして、認識結果は、認識用データ
に対応した単語IDなどで得られ、制御用のアプリケー
ションプログラムがこの認識結果を受け取り、どの単語
が認識されたか、すなわちユーザの発話内容に応じて決
められた制御をシステムに対して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術にお
いて、制御対象であるシステム上に同じ名称の機器が複
数ある場合、それらの機器を音声認識によってそれぞれ
別個に制御するためには、機器ごとに異なった名称を単
語として用意し、単語ごとの認識用データを用意してお
く必要があった。
【0005】例えば、図7は、自動車に搭載するカーオ
ーディオシステムの構成例を示すブロック図である。こ
のシステムは、全体を制御するセンターユニット10
0、いわゆるカーナビゲーションに用いられるナビゲー
ションユニット101、3つのCDチェンジャ112〜
114及び2つのMDチェンジャ115,116を有
し、音声認識ユニット117でユーザの発声する単語を
認識することによってこれら各機器を制御するものであ
る。なお、各ユニット間の制御や信号の伝達はBUSラ
イン108を通じて行われる。
【0006】また、このシステムにおいて、音声認識に
よる制御装置として用いられている音声認識ユニット1
17の構成を図8の機能ブロック図に示し、このシステ
ムを音声認識で制御する処理手順を図9のフローチャー
トに示す。すなわち、これらの図に示すように、音声認
識ユニット117では、認識しようとする各単語ごとの
認識用データを認識辞書(認識対象語彙データベース)
1に予め格納しておく(ステップ1)。そして、ユーザ
が機器を制御しようとするときは、所望の制御内容を表
す単語を発声すると、マイクロホンに接続された音声入
力部2がユーザの声をデジタル波形に変換する(ステッ
プ2)。
【0007】次に、パターンマッチング部3が、このデ
ジタル波形を認識辞書1内の認識用データとマッチング
し(ステップ3)、どの単語が発声されたかという認識
結果を、単語ごとに割り付けられている固有のIDの形
でコマンド入出力部4に渡す。このように認識結果を渡
されたコマンド入出力部4は、認識された単語に基づい
て、システムを制御する(ステップ4)。具体的には、
コマンド入出力部4は、渡された認識結果に対応する内
容の制御コマンドを、BUSライン108を通じて制御
対象とする機器に送ることによって、ユーザが音声で命
じた制御を実現する。
【0008】上記のような従来技術において、1つのオ
ーディオシステム上にCDチェンジャ(112〜11
4)やMDチェンジャ(115,116)が複数接続さ
れている場合は、各機器ごとに異なった単語(発話語
句)を予め認識対象語として定め、音声認識ユニット1
17の認識辞書1には、それら単語ごとに認識用データ
を用意していた。具体的には、同種の機器に共通する名
称の後に番号を付けるなどして、例えば「しーでぃーち
ぇんじゃーいち」や「しーでぃーちぇんじゃーに」のよ
うに機器ごとに違う名称を定めていた。ここで、図10
は、機器ごとに違う名称を登録した状態の認識辞書1の
内容を例示する概念図である。
【0009】この場合、ユーザが例えばCDチェンジャ
112を選択して操作する際には「しーでぃーちぇんじ
ゃーいち」、CDチェンジャ113を選択して操作する
際には「しーでぃーちぇんじゃーに」という発話を行
う。このように、従来では、同じ種類や名称の機器がシ
ステム上に複数存在する場合、ユーザは、操作対象を他
の同種の機器と区別するために、同種の機器でありなが
ら相互に異なった単語を記憶して発話する必要があっ
た。
【0010】しかし、このような従来技術では、ユーザ
は機器ごとに異なった名称を覚えておく必要があり、ま
た、識別用の番号などが加わった長い単語を使用するた
め、操作性が悪いという問題があった。特に、いくつか
ある同種の機器のなかでどれをよく使うかが決まってい
るような場合も、ユーザは、番号までついた長い名称を
唱えて機器を指定しなければならなかったため、効率的
な操作が困難であった。
【0011】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
簡単な発語で効率的な制御を行うことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、複数の機器を含むシステムを音
声認識によって制御するための音声認識による制御装置
において、認識しようとする単語ごとの特徴を表す認識
用データが登録される認識辞書と、共通の名称に対応し
得る機器の各候補ごとにそれぞれ異なった優先度を設定
する手段と、前記共通の名称の認識用データを、当該名
称に対応し得る機器の各候補の中で優先度が最高の機器
に対応付けて前記認識辞書に単語として登録する手段
と、入力される音声から前記認識辞書に基づいて単語を
認識する手段と、単語として認識された前記共通の名称
に対応付けられた前記機器を制御する手段と、を備えた
ことを特徴とする。請求項4の発明は、請求項1の発明
を方法の観点から把握したもので、複数の機器を含むシ
ステムを音声認識によって制御するための音声認識によ
る制御方法において、認識しようとする単語ごとの特徴
を表す認識用データが登録される認識辞書と、共通の名
称に対応し得る機器の各候補ごとに設定されたそれぞれ
異なった優先度とを用いて、前記共通の名称の認識用デ
ータを、当該名称に対応し得る機器の各候補の中で優先
度が最高の機器に対応付けて前記認識辞書に単語として
登録するステップと、入力される音声から前記認識辞書
に基づいて単語を認識するステップと、単語として認識
された前記共通の名称に対応付けられた前記機器を制御
するステップと、を含むことを特徴とする。請求項7の
発明は、請求項1の発明をコンピュータプログラムを記
録した記録媒体の観点から把握したもので、コンピュー
タを用いて、複数の機器を含むシステムを音声認識によ
って制御するための音声認識による制御用プログラムを
記録した記録媒体において、当該プログラムは前記コン
ピュータに、認識しようとする単語ごとの特徴を表す認
識用データが登録される認識辞書と、共通の名称に対応
し得る機器の各候補ごとに設定されたそれぞれ異なった
優先度とを用いて、前記共通の名称の認識用データを、
当該名称に対応し得る機器の各候補の中で優先度が最高
の機器に対応付けて前記認識辞書に単語として登録さ
せ、入力される音声から前記認識辞書に基づいて単語を
認識させ、単語として認識された前記共通の名称に対応
付けられた前記機器を制御させることを特徴とする。請
求項1,4,7の発明では、共通の名称に対応する同種
の機器がシステム上に複数存在する場合、当該共通の名
称を認識するための認識用データは、同種の機器のうち
優先度が最高の機器を指すものとして認識辞書に登録さ
れる。そして、ユーザが、識別用の番号などを付けず
に、親しみやすい共通の名称だけを発話した場合、複数
の同種の機器のうち優先度が最高の機器を指すものと認
識される。これによって、優先度が最高の機器は、番号
などを省いた機器そのものの名称だけで容易に指定でき
るので、効率的な操作が可能となる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載の音声認
識による制御装置において、前記複数の機器ごとの優先
度を変更するための手段を備えたことを特徴とする。請
求項5の発明は、請求項2の発明を方法の観点から把握
したもので、請求項4記載の音声認識による制御方法に
おいて、前記複数の機器ごとの優先度を変更するための
ステップを含むことを特徴とする。請求項2,5の発明
では、個々のユーザが自分の判断で、よく使う機器に高
い優先度を割り当てることができる。このため、個々の
ユーザに合った使い勝手を柔軟に実現することが可能と
なる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
音声認識による制御装置において、前記優先度の変化を
検出した場合に前記登録する手段を起動する手段を備え
たことを特徴とする。請求項6の発明は、請求項3の発
明を方法の観点から把握したもので、請求項4又は5記
載の音声認識による制御方法において、前記優先度の変
化を検出した場合に前記登録するステップを起動するこ
とを特徴とする。請求項3,6の発明では、機器が取り
外し又は追加されたり、ユーザが機器ごとの優先度を変
更することによって優先度が変化した場合、変化後の構
成や優先度に基づいて認識辞書が更新されるので、動作
の確実性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(以下
「実施形態」という)について、図面を参照して説明す
る。なお、本発明の各機能は、コンピュータを、ソフト
ウェアで制御することによって実現することが一般的と
考えられる。この場合、コンピュータが備えるレジス
タ、メモリ、外部記憶装置などの記憶装置が、いろいろ
な形式で、情報を一時的に保持したり永続的に保存す
る。そして、CPUが、前記ソフトウェアにしたがっ
て、これらの情報に加工及び判断などの処理を加え、さ
らに、処理の順序を制御する。
【0016】また、コンピュータを制御するソフトウェ
アは、各請求項及び明細書に記述する処理に対応した命
令を組み合わせることによって作成され、作成されたソ
フトウェアは、コンパイルされた組み込みソフトウェア
などの形式で実行されることで、上記のようなハードウ
ェア資源を活用する。
【0017】但し、本発明を実現するための上記のよう
な態様はいろいろ変更することができ、例えば、本発明
を実現するソフトウェアを記録したROMチップやCD
−ROMのような記録媒体は、それ単独でも、本発明の
一態様である。また、本発明の機能の一部をLSIなど
の物理的な電子回路で実現することも可能である。
【0018】以上のように、コンピュータを使用して本
発明を実現する態様はいろいろ変更できるので、以下で
は、本発明の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用
いることによって、実施形態を説明する。
【0019】〔1.第1実施形態〕 〔1−1.構成〕図1は、第1実施形態の全体構成を示
す機能ブロック図である。この図に示す第1実施形態
は、カーオーディオシステムに、本発明の音声認識によ
る制御装置を音声認識ユニットとして組み込んだもので
ある。このシステムは、図7と同様に、センターユニッ
ト100、ナビゲーションユニット101、3つのCD
チェンジャ102〜104、2つのMDチェンジャ10
5,106に加え、音声認識ユニット107を、BUS
ライン108で接続したものである。このシステムで
は、CDチェンジャ及びMDチェンジャの接続可能台数
がそれぞれ4台ずつとし、共通の名称に対応し得る同種
のユニットにはそれぞれ重複しない固有のIDが割り当
てられる。
【0020】例えば、全てのCDチェンジャは「しーで
ぃーちぇんじゃー」という共通の名称に対応付けること
ができる。この場合、CDチェンジャ102のIDは
4、CDチェンジャ103のIDは2、CDチェンジャ
104のIDは3であり、CDチェンジャ同士の間では
IDの重複はない。同様に、全てのMDチェンジャは
「えむでぃーちぇんじゃー」という共通の名称に対応付
けることができ、MDチェンジャ105のIDは3、M
Dチェンジャ106のIDは2であり、MDチェンジャ
同士の間でIDの重複はない。
【0021】また、図2は、第1実施形態における音声
認識ユニット107の構成を示す機能ブロック図であ
る。この図に示すように、音声認識ユニット107は、
図8に示した構成に加え、「しーでぃーちぇんじゃー」
のような共通の名称の認識用データを、この名称に対応
し得る機器の各候補の中で優先度が最高の機器に対応付
けて認識辞書1に単語として登録する登録手段5を備え
ている。
【0022】なお、この実施例では、各CDチェンジャ
102〜104及び各MDチェンジャ105,106
が、自己のIDを表す接点を持ち、音声認識ユニット1
07はBUSライン108を介して各機器のIDを検出
する。そして音声認識ユニット107が、内蔵するソフ
トウェアによって、どのようなIDを持つチェンジャに
どのような優先度を割り当てるかを決定する。ここで
は、各機器の優先度としては各機器のIDの数値をその
まま用い、IDが小さいほど優先度が高いものとする。
また、個々の機器の側にロータリースイッチやディップ
スイッチなどを設け、機器の側でIDを変更できるもの
とする。
【0023】また、音声認識ユニット107は、機器の
優先度の変化を検出して登録手段5を起動する変化検出
手段6を備えている。
【0024】〔1−2.作用及び効果〕上記のような構
成を有する第1実施形態は、次のような作用を有する。
なお、認識辞書の作成から認識結果の処理に至る処理手
順の概略的な順序は図9に示した処理手順と同様であ
る。 〔1−2−1.認識辞書への登録〕本システムが最初に
起動されると、音声認識ユニット107では、登録手段
5が、「しーでぃーちぇんじゃー」のような共通の名称
の認識用データを、この名称に対応し得る機器の各候補
の中で優先度が最高の機器に対応付けて認識辞書1に単
語として登録する(ステップ1)。
【0025】ここで、共通の名称としてどのようなもの
があり、それぞれの名称に対してどのような機器が対応
し得る候補であり、対応し得る候補がシステム上に存在
するときにどのような認識用データを認識辞書1に登録
すべきかは、共通の名称に関するデータ8として予め用
意しておく。
【0026】例えば、共通の名称に関するデータ8の中
に「しーでぃーちぇんじゃー」という共通の名称と、こ
の名称の単語としての特徴を表す認識用データがあり、
また、この名称に対応し得る機器の種類としてCDチェ
ンジャが挙げられているものとする。この場合、登録手
段5は、システム上に存在しているCDチェンジャの中
で、最も小さいIDのものを検出し、「しーでぃーちぇ
んじゃー」という単語を認識する認識用データを、検出
したCDチェンジャと対応付けて認識辞書1に登録す
る。
【0027】ここで、図3は、共通の名称を認識辞書1
に登録する手順を示すフローチャートである。なお、共
通の名称を認識辞書1に登録しようとするとき、共通の
名称に対応し得る候補として、システム上のどの範囲の
機器を調べるかは、データ8を参照することによって確
認する。
【0028】そして、図3の手順では、まず、登録手段
5はBUSライン108を経て、IDが1のCDチェン
ジャがシステム上に存在するかどうかを判断し(ステッ
プ211)、存在する場合は、「しーでぃーちぇんじゃ
ー」という名称の認識用データを、そのCDチェンジャ
に対応する発話語句(単語)として認識辞書1に追加す
る(ステップ212)。IDが1のCDチェンジャがシ
ステム上に存在しない場合は、続いてIDが2のCDチ
ェンジャがシステム上に存在するかどうかを判断し(ス
テップ213)、存在する場合は、認識用データを、そ
のCDチェンジャに対応する単語として認識辞書1に追
加する(ステップ214)。このようにIDが小さいも
の、すなわち優先度が高いものから順に、CDチェンジ
ャが発見されるまで、IDが3のもの(ステップ21
5,216)、4のもの(ステップ217,218)、
と判断を続ける。
【0029】このように優先度の高いものから判断を続
ける結果、最初に発見されたCDチェンジャは優先度が
最高のものである。このため、発見されたCDチェンジ
ャについて登録を行うと、それより優先度が大きいもの
については判断せず、続いてMDチェンジャについて共
通の名称を登録する手続きへ進む(ステップ221〜2
28)。なお、図3に示した手順を別の形で示すと図4
のフローチャートとなる。
【0030】以上のような手続きの結果、「しーでぃー
ちぇんじゃー」という単語はCDチェンジャ中で優先度
が一番高いCDチェンジャ103に対応付けて登録さ
れ、また、「えむでぃーちぇんじゃー」という単語は、
MDチェンジャ中で優先度が一番高いMDチェンジャ1
06に対応付けて登録される。
【0031】ここで、図5は、認識辞書1について、こ
れら共通の名称を登録した後の状態を示す概念図であ
る。この例は、各機器に、機器ごとに異なる従来通りの
名称を対応させるのと並行して、優先度が最高の機器に
は共通の名称を対応付けたものである。ここで、従来通
りの名称につける「に」や「さん」といった番号の部分
には、各機器のIDの数字を用いるものとする。
【0032】例えば、優先度が最小(最高)の2である
CDチェンジャ103には、「しーでぃーちぇんじゃー
に」という従来通りの単語のほか、「しーでぃーちぇん
じゃー」という共通の名称も対応付けられている。ま
た、優先度が最小(最高)の2であるMDチェンジャ1
06には、「えむでぃーちぇんじゃーに」という従来通
りの単語のほか、「えむでぃーちぇんじゃー」という共
通の名称も対応付けられている。なお、システム上に複
数存在しうる機器が他にもある場合は、それらについて
も以上と同様の手続きが行われる。
【0033】〔1−2−2.操作対象の認識〕上記のよ
うな認識辞書1が用意された後、ユーザが所望の機器を
音声で選択する場合、従来通り機器名の後に番号を付け
て直接機器を指定することもできるが、同種の機器の中
から最も優先度の高い機器を指定する場合は、機器名に
番号を付けずに「しーでぃーちぇんじゃー」とだけ発話
して済ませることができる。
【0034】すなわち、ユーザが、例えば、スピーカを
鳴らす音源(ソース)としてCDチェンジャ103を音
声で選択する場合を考える。この場合、ユーザが番号を
省略して「しーでぃーちぇんじゃー」とだけ発話した場
合、最も優先度の高いCDチェンジャ103が選択され
る。
【0035】すなわち、ユーザが「しーでぃーちぇんじ
ゃー」と発話すると、この音声が音声入力部2から入力
され(ステップ2)、音声認識ユニット107では、パ
ターンマッチング部3が認識辞書1に基づいて「しーで
ぃーちぇんじゃー」という単語を認識する(ステップ
3)。そして、この単語には優先度が最高のCDチェン
ジャ103が対応付けられているので、パターンマッチ
ング部3はコマンド入出力部4に、認識結果がCDチェ
ンジャ103であることを伝達する。
【0036】この結果、コマンド入出力部4は、例え
ば、渡された制御対象であるCDチェンジャ103に対
して再生開始のコマンドを送信し、一方、例えばアンプ
機能があるセンターユニット100に対してオーディオ
音源をCDチェンジャ103に切り替える命令を送信す
ることによって、ユーザが音声で選択したとおり、スピ
ーカを鳴らす音源がCDチェンジャ103に切り換えら
れる(ステップ4)。
【0037】もちろん、従来通り、「しーでぃーちぇん
じゃーに」などと機器名の後に番号を付けて発話した場
合も、この単語にはCDチェンジャ103が対応付けら
れているので、CDチェンジャ103が選択される。
【0038】また、MDチェンジャ106を選択する場
合も、ユーザは同様に、番号を付けて「えむでぃーちぇ
んじゃーに」と発話してもよいし、番号を省略して共通
の名称のみ「えむでぃーちぇんじゃー」とだけ発話して
もよい。
【0039】〔1−2−3.認識辞書の更新〕なお、シ
ステム構成が変わったりユーザが優先度を変更すると、
これによって優先度が変化し、認識辞書1の内容は変化
に合わせて更新される。例えば、IDが2であるCDチ
ェンジャ103がシステム上から取り外された場合に
は、次に小さいIDである3を持つCDチェンジャ10
4が優先度最高となる。この場合、変化検出手段6は、
この変化を検出して登録手段5を起動する。
【0040】起動された登録手段5は、変更後のシステ
ム構成や各機器のIDに基づいて認識辞書1の内容を更
新する。すなわち、IDが2であるCDチェンジャ10
3がシステム上から取り外された場合には、次に小さい
IDである3を持つCDチェンジャ104が優先度最高
となっている。このため、「しーでぃーちぇんじゃー」
という単語の認識用データは、新たに優先度最高となっ
たCDチェンジャ104に対応付けられて登録し直され
る。
【0041】この結果、その後ユーザが単に「しーでぃ
ーちぇんじゃー」とだけ発話した場合は、CDチェンジ
ャ104が制御対象として選択されることになる。また
逆に、例えば、IDが最小の1であるCDチェンジャが
新たにシステムに接続された場合には、新たなCDチェ
ンジャの優先度が最高となるので、ユーザが単に「しー
でぃーちぇんじゃー」とだけ発話した場合は、この新た
なCDチェンジャが選択されることになる。
【0042】また、第1実施形態では、CDチェンジャ
やMDチェンジャなど個々の機器の優先度は、ユーザ
が、各機器に設けられたロータリースイッチやディップ
スイッチなどを用いて所望の順序に変更することができ
る。この場合、ユーザは、自分が頻繁に使用するチェン
ジャに高い優先度を割り当てることによって、自分個人
にとって使いやすいシステムを構築することができる。
【0043】具体的には、例えば自動車の運転席に近い
チェンジャのIDを1とし、トランクルームなど他の場
所に設置する同種のチェンジャにはそれより低いIDで
ある2〜4を与えれば、単に「しーでぃーちぇんじゃ
ー」とだけ発話した場合に、運転席に近いチェンジャが
自動的に選択されることになる。
【0044】〔1−2−4.効果〕以上のように、第1
実施形態では、共通の名称に対応する同種の機器がシス
テム上に複数存在する場合、当該共通の名称を認識する
ための認識用データは、同種の機器のうち優先度が最高
の機器を指すものとして認識辞書に登録される。そし
て、ユーザが、識別用の番号などを付けずに、親しみや
すい共通の名称だけを発話した場合、複数の同種の機器
のうち優先度が最高の機器を指すものと認識される。こ
れによって、優先度が最高の機器は、番号などを省いた
機器そのものの名称だけで容易に指定できるので、効率
的な操作が可能となる。
【0045】また、第1実施形態では、機器が取り外し
又は追加されたり、ユーザが機器ごとの優先度を変更す
ることによって優先度が変化した場合、変化後の構成や
優先度に基づいて認識辞書が更新されるので、動作の確
実性が向上する。
【0046】〔2.第2実施形態〕第1実施形態では、
ロータリースイッチやディップスイッチなどを機器ごと
に設け、機器の側でIDを変更するようにしたが、機器
の優先度を変更するためのスイッチなどは、優先度変更
手段7として音声認識ユニット107の側に設けること
もできる。
【0047】図6は、このような第2実施形態の構成を
示す機能ブロック図であり、第2実施形態における音声
認識ユニット207には、図2に示した第1実施形態の
構成に加え、各機器ごとの優先度を変更する優先度変更
手段7が設けられている。この優先度変更手段7の具体
例としては、例えば、所望の機器を選択した状態で、操
作パネルの「優先」といったボタンを押すと、その機器
の優先度が1つ上がり、それまで1つ上の優先度を持っ
ていた機器と優先度が入れ替わる、といった例が考えら
れる。また、同様の操作を、「優先」といった特定の語
句を用いることによって、音声認識によって行なっても
よい。
【0048】このようにユーザが優先度変更手段7から
機器の優先度を変更した場合も、変化検出手段6が優先
度の変化を検出し、登録手段5が起動され、変更後の優
先度にしたがって再度単語の登録が行われる。
【0049】このように、第2実施形態では、優先度変
更手段7を用いて、個々のユーザが自分の判断で、よく
使う機器に高い優先度を割り当てることができる。この
ため、個々のユーザに合った使い勝手を柔軟に実現する
ことが可能となる。
【0050】〔3.他の実施の形態〕なお、本発明は上
記実施の形態に限定されるものではなく、次に例示する
ような他の実施の形態も含むものである。例えば、図
1,図2,図6に示した構成は一例に過ぎず、本発明
は、カーオーディオシステム以外の他の種類のシステム
を制御するのに用いることもできる。また、カーオーデ
ィオシステムと組み合わせる場合も、例えば、ナビゲー
ションユニット、CDチェンジャ、MDチェンジャなど
具体的なユニットの種類は例示に過ぎず、他の種類の音
源や他の機能を持つユニットに自由に置き換えることが
できる。
【0051】例えば、本発明は、周辺機器を持つ一般的
なコンピュータ自体を制御するために、当該コンピュー
タの機能として実現することもできる。具体的には、例
えば、ハードディスクユニットなどの外部記憶装置が複
数ドライブあったり、出力装置としてもプリンタが何台
かあるような場合、情報の格納や出力をどの装置に行う
かを本発明によって指定することが考えられる。
【0052】また、図2に示した変化検出手段6は必須
ではなく、優先度が変化するような場合はユーザが自分
の判断で登録手段5を起動するようにしたり、機器ごと
の優先度を固定とすることもできる。また、図5に示し
た各機器のID(優先度)は例示に過ぎず、IDは2,
3,4といった続き番号である必要はなく、2と4とい
う具合に間があいても差しつかえない。また、IDの表
現形式を変更したり、CDチェンジャとMDチェンジャ
を一つのグループとして共通の名称に対応付け得る候補
としてもよい。例えばユーザが「でぃすく」とだけ言っ
た場合にこれらの中から特定のユニットが選択されるよ
うにすることもできる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、機器ご
とに優先度を設定することによって、簡単な発語で効率
的な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるカーオーディオ
システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態における音声認識ユニッ
トの構成を示す機能ブロック図。
【図3】本発明の第1実施形態において、共通の名称を
認識辞書に登録する場合の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の第1実施形態において、共通の名称を
認識辞書に登録する場合の処理手順を他の形式で示した
フローチャート。
【図5】本発明の第1実施形態において、共通の名称が
登録された状態の認識辞書の内容を例示する概念図。
【図6】本発明の第2実施形態におけるカーオーディオ
システムの全体構成を示すブロック図。
【図7】従来技術による制御装置(音声認識ユニット)
でカーオーディオシステムを制御する場合の全体構成例
を示す図。
【図8】従来技術における音声認識ユニットの構成を示
す機能ブロック図。
【図9】認識辞書の作成から認識結果の処理に至る手順
を示すフローチャート。
【図10】従来技術における認識辞書の内容を示す概念
図。
【符号の説明】
1…認識辞書 2…音声入力部 3…パターンマッチング部 4…コマンド入出力部 5…登録手段 6…変化検出手段 7…優先度変更手段 8…共通の名称に関するデータ 100…センターユニット 101…ナビゲーションユニット 102〜104…CDチェンジャ 105,106…MDチェンジャ 107,207…音声認識ユニット 108…BUSライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 功一郎 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器を含むシステムを音声認識に
    よって制御するための音声認識による制御装置におい
    て、 認識しようとする単語ごとの特徴を表す認識用データが
    登録される認識辞書と、 共通の名称に対応し得る機器の各候補ごとにそれぞれ異
    なった優先度を設定する手段と、 前記共通の名称の認識用データを、当該名称に対応し得
    る機器の各候補の中で優先度が最高の機器に対応付けて
    前記認識辞書に単語として登録する手段と、 入力される音声から前記認識辞書に基づいて単語を認識
    する手段と、 単語として認識された前記共通の名称に対応付けられた
    前記機器を制御する手段と、 を備えたことを特徴とする音声認識による制御装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の機器ごとの優先度を変更する
    ための手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の音
    声認識による制御装置。
  3. 【請求項3】 前記優先度の変化を検出した場合に前記
    登録する手段を起動する手段を備えたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の音声認識による制御装置。
  4. 【請求項4】 複数の機器を含むシステムを音声認識に
    よって制御するための音声認識による制御方法におい
    て、 認識しようとする単語ごとの特徴を表す認識用データが
    登録される認識辞書と、共通の名称に対応し得る機器の
    各候補ごとに設定されたそれぞれ異なった優先度とを用
    いて、 前記共通の名称の認識用データを、当該名称に対応し得
    る機器の各候補の中で優先度が最高の機器に対応付けて
    前記認識辞書に単語として登録するステップと、入力さ
    れる音声から前記認識辞書に基づいて単語を認識するス
    テップと、 単語として認識された前記共通の名称に対応付けられた
    前記機器を制御するステップと、 を含むことを特徴とする音声認識による制御方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の機器ごとの優先度を変更する
    ためのステップを含むことを特徴とする請求項4記載の
    音声認識による制御方法。
  6. 【請求項6】 前記優先度の変化を検出した場合に前記
    登録するステップを起動することを特徴とする請求項4
    又は5記載の音声認識による制御方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを用いて、複数の機器を含
    むシステムを音声認識によって制御するための音声認識
    による制御用プログラムを記録した記録媒体において、 当該プログラムは前記コンピュータに、 認識しようとする単語ごとの特徴を表す認識用データが
    登録される認識辞書と、共通の名称に対応し得る機器の
    各候補ごとに設定されたそれぞれ異なった優先度とを用
    いて、 前記共通の名称の認識用データを、当該名称に対応し得
    る機器の各候補の中で優先度が最高の機器に対応付けて
    前記認識辞書に単語として登録させ、 入力される音声から前記認識辞書に基づいて単語を認識
    させ、 単語として認識された前記共通の名称に対応付けられた
    前記機器を制御させることを特徴とする音声認識による
    制御用プログラムを記録した記録媒体。
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