JPH08320697A - 音声認識装置 - Google Patents
音声認識装置Info
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- JPH08320697A JPH08320697A JP7148287A JP14828795A JPH08320697A JP H08320697 A JPH08320697 A JP H08320697A JP 7148287 A JP7148287 A JP 7148287A JP 14828795 A JP14828795 A JP 14828795A JP H08320697 A JPH08320697 A JP H08320697A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 状況の変化に対応して、あらかじめ分割した
部分辞書を切り換えることにより、一般のプラントの運
転保守やカーナビゲーションのような対象に対しても、
部分辞書を使用することを可能とし、認識率の向上及び
認識時間の短縮を図るに好適な音声認識装置を提供する
ことにある。 【構成】 音声パターンを有する音声認識辞書をあらか
じめ部分辞書に分割し、該部分辞書を切り換えて入力音
声の認識を実施する音声認識装置において、音声入力者
の位置(または、車の現在位置)を取り込む位置検出手
段1001と、前記音声入力者(または、車の現在位
置)の位置に基づいて前記部分辞書を切り換える部分辞
書選択手段1201と、選択された部分辞書と入力され
た音声パターンを比較して、入力された語を認識する音
声認識手段1401を有することを特徴とする。
部分辞書を切り換えることにより、一般のプラントの運
転保守やカーナビゲーションのような対象に対しても、
部分辞書を使用することを可能とし、認識率の向上及び
認識時間の短縮を図るに好適な音声認識装置を提供する
ことにある。 【構成】 音声パターンを有する音声認識辞書をあらか
じめ部分辞書に分割し、該部分辞書を切り換えて入力音
声の認識を実施する音声認識装置において、音声入力者
の位置(または、車の現在位置)を取り込む位置検出手
段1001と、前記音声入力者(または、車の現在位
置)の位置に基づいて前記部分辞書を切り換える部分辞
書選択手段1201と、選択された部分辞書と入力され
た音声パターンを比較して、入力された語を認識する音
声認識手段1401を有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの点検・保
守、車のナビゲーションなどに用いられる音声認識装置
に関する。
守、車のナビゲーションなどに用いられる音声認識装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発電プラントにおける運転制御室
のマンマシンシステムに音声認識装置を利用することが
進められており、より一層の認識率の向上(誤入力防
止)、認識時間の短縮(操作性向上)が望まれている。
現在の音声認識装置は、入力音声を音声認識辞書に登録
した語彙の音声パターンと照合することにより、入力音
声の認識処理を行うため、入力すべき語彙はすべて音声
認識辞書にあらかじめ登録する必要がある。一般に、音
声認識辞書の登録語彙数が多く、かつ/または類似した
語彙が多い場合には、認識率が低下することが知られて
いる。発電プラントの点検に音声入力装置を用いる場合
においても、プラント全体の点検対象となる系統かつ/
または機器の名称は膨大であるため、認識率の向上及び
認識時間の短縮が課題である。そこで、語彙を部分辞書
に分割して登録し、辞書を切り換えることにより、対象
とする語彙を減じる方法が考案されている。例えば、特
開昭61−35498号公報には、音声認識辞書として
あらかじめ単語の種類毎に部分辞書を作成し、音声入力
する単語の順番(例えば、1.性別、2.姓、3.名
前、4.県名…)を規定し、この順番で単語の入力に従
い、順次辞書を切り換える方法が記載されている。この
公報の技術をプラント点検に用いようとした場合には、
系統かつ/または機器毎に部分辞書を作成し、点検順番
と点検時間をあらかじめ規定して、部分辞書を切り換え
ていくことになる。しかしながら、プラント点検作業で
は、点検項目の変更、点検経路の変更が行われることが
あり、また、点検の時間についても異常発生などの状
況、作業の進捗状況などにより変化するため、点検順番
を規定することによって部分辞書を選択することは不可
能である。また、同様に車のナビゲーションシステムに
おいても、進行経路の変更が行われることがあり、ま
た、進行経路に渋滞などの発生により、目的地までの所
要時間が変化するため、進行経路を規定することによっ
て部分辞書を選択することは不可能である。
のマンマシンシステムに音声認識装置を利用することが
進められており、より一層の認識率の向上(誤入力防
止)、認識時間の短縮(操作性向上)が望まれている。
現在の音声認識装置は、入力音声を音声認識辞書に登録
した語彙の音声パターンと照合することにより、入力音
声の認識処理を行うため、入力すべき語彙はすべて音声
認識辞書にあらかじめ登録する必要がある。一般に、音
声認識辞書の登録語彙数が多く、かつ/または類似した
語彙が多い場合には、認識率が低下することが知られて
いる。発電プラントの点検に音声入力装置を用いる場合
においても、プラント全体の点検対象となる系統かつ/
または機器の名称は膨大であるため、認識率の向上及び
認識時間の短縮が課題である。そこで、語彙を部分辞書
に分割して登録し、辞書を切り換えることにより、対象
とする語彙を減じる方法が考案されている。例えば、特
開昭61−35498号公報には、音声認識辞書として
あらかじめ単語の種類毎に部分辞書を作成し、音声入力
する単語の順番(例えば、1.性別、2.姓、3.名
前、4.県名…)を規定し、この順番で単語の入力に従
い、順次辞書を切り換える方法が記載されている。この
公報の技術をプラント点検に用いようとした場合には、
系統かつ/または機器毎に部分辞書を作成し、点検順番
と点検時間をあらかじめ規定して、部分辞書を切り換え
ていくことになる。しかしながら、プラント点検作業で
は、点検項目の変更、点検経路の変更が行われることが
あり、また、点検の時間についても異常発生などの状
況、作業の進捗状況などにより変化するため、点検順番
を規定することによって部分辞書を選択することは不可
能である。また、同様に車のナビゲーションシステムに
おいても、進行経路の変更が行われることがあり、ま
た、進行経路に渋滞などの発生により、目的地までの所
要時間が変化するため、進行経路を規定することによっ
て部分辞書を選択することは不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の音声
認識装置では、認識辞書をあらかじめ部分辞書に分割し
ておき、規定した順番で切り換えて使用することは可能
であるが、状況の変化に対応して切り換えることができ
ないため、プラントの点検作業及び車のナビゲーション
システムには適用できなかった。
認識装置では、認識辞書をあらかじめ部分辞書に分割し
ておき、規定した順番で切り換えて使用することは可能
であるが、状況の変化に対応して切り換えることができ
ないため、プラントの点検作業及び車のナビゲーション
システムには適用できなかった。
【0004】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的とするところは、状況の変化に対
応して、あらかじめ分割した部分辞書を切り換えること
により、一般のプラントの運転保守やカーナビゲーショ
ンのような対象に対しても、部分辞書を使用することを
可能とし、認識率の向上及び認識時間の短縮を図るに好
適な音声認識装置を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、状況の変化に対
応して、あらかじめ分割した部分辞書を切り換えること
により、一般のプラントの運転保守やカーナビゲーショ
ンのような対象に対しても、部分辞書を使用することを
可能とし、認識率の向上及び認識時間の短縮を図るに好
適な音声認識装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、音声入力者
の位置または車の現在位置を検出し、該検出した位置を
基に部分辞書を切り換えることにより、達成される。
の位置または車の現在位置を検出し、該検出した位置を
基に部分辞書を切り換えることにより、達成される。
【0006】
【作用】本発明は、音声認識辞書をあらかじめプラント
の系統かつ/または機器毎に分割した部分辞書として作
成し、音声入力者の位置を検出して、音声入力が行われ
た位置の系統かつ/または音声入力が行われた位置の付
近に設置されている機器を特定することにより、点検状
況の変化に対応して部分辞書を選択する。これにより、
プラント点検システムに用いられる音声認識装置の認識
率の向上及び認識時間の短縮が可能になる。また、本発
明は、音声認識辞書をあらかじめ市群名別に分割した部
分辞書として作成し、車の現在位置(緯度と経度)を検
出して、地図データを参照しながら、現在位置の市群名
を特定することにより、運転状況の変化に対応して部分
辞書を選択する。これにより、カーナビゲーションシス
テムに用いられる音声認識装置の認識率の向上及び認識
時間の短縮が可能になる。
の系統かつ/または機器毎に分割した部分辞書として作
成し、音声入力者の位置を検出して、音声入力が行われ
た位置の系統かつ/または音声入力が行われた位置の付
近に設置されている機器を特定することにより、点検状
況の変化に対応して部分辞書を選択する。これにより、
プラント点検システムに用いられる音声認識装置の認識
率の向上及び認識時間の短縮が可能になる。また、本発
明は、音声認識辞書をあらかじめ市群名別に分割した部
分辞書として作成し、車の現在位置(緯度と経度)を検
出して、地図データを参照しながら、現在位置の市群名
を特定することにより、運転状況の変化に対応して部分
辞書を選択する。これにより、カーナビゲーションシス
テムに用いられる音声認識装置の認識率の向上及び認識
時間の短縮が可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の第一の実施例に係るプラント点検
システムの音声認識装置を示す。本音声認識装置は、音
声入力者の位置を検出する位置検出部1001、位置検
出部1001が参照するプラント情報格納部1101、
部分辞書選択部1201、音声認識辞書(部分辞書)格
納部1301、音声認識部1401、計算機1501、
点検記録の格納部1502、点検記録の表示を行うCR
T1503、点検記録を基に点検報告書を出力するプリ
ンタ1504、データの伝送を行う送受信部(固定局)
1601、送受信部(移動局)1602、携帯ディスプ
レイ1701、マイク1801から構成される。
る。図1は、本発明の第一の実施例に係るプラント点検
システムの音声認識装置を示す。本音声認識装置は、音
声入力者の位置を検出する位置検出部1001、位置検
出部1001が参照するプラント情報格納部1101、
部分辞書選択部1201、音声認識辞書(部分辞書)格
納部1301、音声認識部1401、計算機1501、
点検記録の格納部1502、点検記録の表示を行うCR
T1503、点検記録を基に点検報告書を出力するプリ
ンタ1504、データの伝送を行う送受信部(固定局)
1601、送受信部(移動局)1602、携帯ディスプ
レイ1701、マイク1801から構成される。
【0008】図2は、第一の実施例を説明するために使
用するプラント現場の模式図である。図2において、プ
ラント現場は、タービン系、循環水ポンプAと補機ポン
プと循環水ポンプBが配置された循環水系、オイルフィ
ルタとT/D−RFP−AとN36弁と弁LPSVが配
置された給水系、発電機と水素ガス圧力計が配置された
所内電源系、主蒸気系からなり、各々の系統は、壁で仕
切られ、各々の系統に行き来できるようにゲートが設け
られている。各ゲートには、各系統に設置された機器を
点検する保守員(音声入力者)がゲートを通過したこと
を検出するためのセンサー(S1〜S5)1002〜1
006が設定されている。各系統に設置された機器を点
検するための経路が規定されており、図2には経路1と
経路2を示す。経路1、経路2は、日毎または時刻(例
えば、午前と午後)によりあらかじめ選択され、音声入
力者は基本的にこの経路に沿って点検作業を行う。例え
ば、経路1では、音声入力者がタービン系の機器を点検
した後、循環水系にゲートを通過して入る。この時セン
サー(S1)1002が音声入力者の通過を検知する。
続いて、音声入力者は、循環水系に配置されている循環
水ポンプA、補機ポンプ、循環水ポンプBを点検し、給
水系にゲートを通過して入る。この時センサー(S2)
1003が音声入力者の通過を検知する。以下同様に、
給水系、所内電源系に配置されている各機器を点検して
主蒸気系に入る。その際、センサー(S3)1004、
センサー(S5)1006が音声入力者の通過を検知す
る。経路2についても同様である。ここで、センサー
(S1〜S5)1002〜1006は、半導体レーザと
光検出器を用い、レーザ光を常に光検出器の受光面に入
射するように設置する。音声入力者が、半導体レーザと
光検出器の間を通過する際、光検出器の受光面に入射さ
れているレーザ光を遮ることにより、センサーは音声入
力者の通過を検出する。
用するプラント現場の模式図である。図2において、プ
ラント現場は、タービン系、循環水ポンプAと補機ポン
プと循環水ポンプBが配置された循環水系、オイルフィ
ルタとT/D−RFP−AとN36弁と弁LPSVが配
置された給水系、発電機と水素ガス圧力計が配置された
所内電源系、主蒸気系からなり、各々の系統は、壁で仕
切られ、各々の系統に行き来できるようにゲートが設け
られている。各ゲートには、各系統に設置された機器を
点検する保守員(音声入力者)がゲートを通過したこと
を検出するためのセンサー(S1〜S5)1002〜1
006が設定されている。各系統に設置された機器を点
検するための経路が規定されており、図2には経路1と
経路2を示す。経路1、経路2は、日毎または時刻(例
えば、午前と午後)によりあらかじめ選択され、音声入
力者は基本的にこの経路に沿って点検作業を行う。例え
ば、経路1では、音声入力者がタービン系の機器を点検
した後、循環水系にゲートを通過して入る。この時セン
サー(S1)1002が音声入力者の通過を検知する。
続いて、音声入力者は、循環水系に配置されている循環
水ポンプA、補機ポンプ、循環水ポンプBを点検し、給
水系にゲートを通過して入る。この時センサー(S2)
1003が音声入力者の通過を検知する。以下同様に、
給水系、所内電源系に配置されている各機器を点検して
主蒸気系に入る。その際、センサー(S3)1004、
センサー(S5)1006が音声入力者の通過を検知す
る。経路2についても同様である。ここで、センサー
(S1〜S5)1002〜1006は、半導体レーザと
光検出器を用い、レーザ光を常に光検出器の受光面に入
射するように設置する。音声入力者が、半導体レーザと
光検出器の間を通過する際、光検出器の受光面に入射さ
れているレーザ光を遮ることにより、センサーは音声入
力者の通過を検出する。
【0009】図3は、位置検出部1001が参照するプ
ラント情報格納部1101にあらかじめ格納されている
センサー設置位置データを示す。センサー設置位置デー
タは、各センサーがどの系統間に設置されているかを表
す。図3から明らかなように、センサー(S1)はター
ビン系と循環水系の壁で仕切られたゲートの位置に設置
されることを示す。その他のセンサー(S2〜S5)も
同様である。
ラント情報格納部1101にあらかじめ格納されている
センサー設置位置データを示す。センサー設置位置デー
タは、各センサーがどの系統間に設置されているかを表
す。図3から明らかなように、センサー(S1)はター
ビン系と循環水系の壁で仕切られたゲートの位置に設置
されることを示す。その他のセンサー(S2〜S5)も
同様である。
【0010】図4は、位置検出部1001が参照するプ
ラント情報格納部1101にあらかじめ格納されている
点検経路データを示す。点検経路データは、点検経路を
系統名で順番に格納してある。点検番号1(経路1)で
は、タービン系−循環水系−給水系−所内電源系−主蒸
気系の順に点検することを表す。点検番号2(経路2)
も同様である。
ラント情報格納部1101にあらかじめ格納されている
点検経路データを示す。点検経路データは、点検経路を
系統名で順番に格納してある。点検番号1(経路1)で
は、タービン系−循環水系−給水系−所内電源系−主蒸
気系の順に点検することを表す。点検番号2(経路2)
も同様である。
【0011】図5は、第一の実施例に係る位置検出部1
001の処理を示す。本処理は、起動がかかると、セン
サーが音声入力者を検出したかを確認し(ステップ30
01)、音声入力者を検出したセンサーを特定する(ス
テップ3002)。次に、音声入力者を検出したセンサ
ーの設定位置データを読み込み(ステップ3003)、
点検経路データの読み込みを行い(ステップ300
4)、音声入力者の現在位置として系統名を特定して
(ステップ3005)、出力する(ステップ300
6)。例えば、図2において、経路1に沿って点検作業
を行っている音声入力者が循環水ポンプAの点検を終
え、T/D−RFP−Aの点検作業を行うため、センサ
ー(S2)1003を通過した時、センサー(S2)1
003が”循環水系と給水系の間に設置されている”と
いう情報と、経路1は、”循環水系の後は給水系”とい
う情報から判定を行い、”給水系”を出力する。因に、
音声入力者が現在どの経路に沿って作業を行っているか
を知る方法としては、音声入力者が点検開始前にあらか
じめ登録する、もしくは年月日かつ/または時刻の情報
を点検経路データに格納しておき、自動的に切り換える
方法、または、点検経路の読み込み(ステップ300
4)時に、年月日かつ/または時刻を基に判定する方法
など、点検項目を設定して実施することができる。
001の処理を示す。本処理は、起動がかかると、セン
サーが音声入力者を検出したかを確認し(ステップ30
01)、音声入力者を検出したセンサーを特定する(ス
テップ3002)。次に、音声入力者を検出したセンサ
ーの設定位置データを読み込み(ステップ3003)、
点検経路データの読み込みを行い(ステップ300
4)、音声入力者の現在位置として系統名を特定して
(ステップ3005)、出力する(ステップ300
6)。例えば、図2において、経路1に沿って点検作業
を行っている音声入力者が循環水ポンプAの点検を終
え、T/D−RFP−Aの点検作業を行うため、センサ
ー(S2)1003を通過した時、センサー(S2)1
003が”循環水系と給水系の間に設置されている”と
いう情報と、経路1は、”循環水系の後は給水系”とい
う情報から判定を行い、”給水系”を出力する。因に、
音声入力者が現在どの経路に沿って作業を行っているか
を知る方法としては、音声入力者が点検開始前にあらか
じめ登録する、もしくは年月日かつ/または時刻の情報
を点検経路データに格納しておき、自動的に切り換える
方法、または、点検経路の読み込み(ステップ300
4)時に、年月日かつ/または時刻を基に判定する方法
など、点検項目を設定して実施することができる。
【0012】図6は、第一実施例に係る音声認識辞書
(部分辞書)1301の構成を示す。位置検出部100
1から位置情報として系統名が出力されるため、部分辞
書は、系統毎に作成し、”系統名”の領域と”音声パタ
ーン”の領域により構成される。”音声パターン”の領
域には、認識処理に使用する”音声パターンデータ”と
この音声パターンデータに対応する”文字列”が格納さ
れている。また、ポインタは、現在選択されている部分
辞書を示すものであり、音声認識部1401が選択され
ている部分辞書を特定するために設けている。
(部分辞書)1301の構成を示す。位置検出部100
1から位置情報として系統名が出力されるため、部分辞
書は、系統毎に作成し、”系統名”の領域と”音声パタ
ーン”の領域により構成される。”音声パターン”の領
域には、認識処理に使用する”音声パターンデータ”と
この音声パターンデータに対応する”文字列”が格納さ
れている。また、ポインタは、現在選択されている部分
辞書を示すものであり、音声認識部1401が選択され
ている部分辞書を特定するために設けている。
【0013】図7は、第一の実施例に係る部分辞書選択
部1201の処理を示す。本処理は、位置検出部100
1からの入力が入った場合に実行される。起動がかかる
と、位置検出部1001より現在位置(系統名)を取り
込み(ステップ3101)、該現在位置を示す系統名に
対応する部分辞書を、部分辞書の系統名領域を参照する
ことにより、検索し(ステップ3103)、現時位置に
対応する部分辞書にポインタを移動する(ステップ31
03)。
部1201の処理を示す。本処理は、位置検出部100
1からの入力が入った場合に実行される。起動がかかる
と、位置検出部1001より現在位置(系統名)を取り
込み(ステップ3101)、該現在位置を示す系統名に
対応する部分辞書を、部分辞書の系統名領域を参照する
ことにより、検索し(ステップ3103)、現時位置に
対応する部分辞書にポインタを移動する(ステップ31
03)。
【0014】図8は、第一の実施例に係る音声認識部1
401の処理を示す。本処理は、マイク1801から入
力があると(ステップ3201)、送受信部(移動局)
1602から音声を送信し(ステップ3202)、送受
信部(固定局)1601で音声を受信する(ステップ3
203)。音声認識部1401は受信された音声を入力
し(ステップ3204)、音声認識辞書(部分辞書)格
納部1301内の選択された部分辞書、すなわち、ポイ
ンタの置かれた部分辞書を用いて、認識処理を行い(ス
テップ3205)、認識結果を計算機1501へ出力す
る(ステップ3206)。
401の処理を示す。本処理は、マイク1801から入
力があると(ステップ3201)、送受信部(移動局)
1602から音声を送信し(ステップ3202)、送受
信部(固定局)1601で音声を受信する(ステップ3
203)。音声認識部1401は受信された音声を入力
し(ステップ3204)、音声認識辞書(部分辞書)格
納部1301内の選択された部分辞書、すなわち、ポイ
ンタの置かれた部分辞書を用いて、認識処理を行い(ス
テップ3205)、認識結果を計算機1501へ出力す
る(ステップ3206)。
【0015】図9は、点検記録格納部1502に格納さ
れる点検記録データを示す。点検記録データは、系統
名、点検対象、点検結果が格納されており、系統名、点
検対象はあらかじめ格納しておく。点検結果は、計算機
1501が音声認識部1401から出力された文字列を
基に、点検系統、点検対象に対応する位置に格納され
る。
れる点検記録データを示す。点検記録データは、系統
名、点検対象、点検結果が格納されており、系統名、点
検対象はあらかじめ格納しておく。点検結果は、計算機
1501が音声認識部1401から出力された文字列を
基に、点検系統、点検対象に対応する位置に格納され
る。
【0016】図10は、上記点検記録格納部1502の
点検記録データを基に作成した点検報告書をCRT15
03に表示した例を示す。点検作業終了後CRT150
3に点検報告書を表示し、CRT1503上で点検内容
を確認の上、プリンタ1504に出力することが可能で
ある。
点検記録データを基に作成した点検報告書をCRT15
03に表示した例を示す。点検作業終了後CRT150
3に点検報告書を表示し、CRT1503上で点検内容
を確認の上、プリンタ1504に出力することが可能で
ある。
【0017】図11は、携帯ディスプレイ1701の表
示例を示す。携帯ディスプレイ1701は、音声入力を
行いながら、点検記録を確認するために使用され、表示
データは計算機1501から提供される。初期画面は画
面1711のように点検対象の入力待ち状態であり、音
声入力により点検対象機器”循環水ポンプ”が入力され
ると、画面1712のように点検対象に”循環水ポン
プ”を表示すると共に、点検項目を表示する。点検項目
は、音声入力された対象機器名から計算機1501が点
検記録格納部1502にあらかじめ格納してある点検対
象データを参照して、表示データとして提供する。次
に、”速度”を入力するために、”速度”と音声入力す
ると、速度の点検内容を表示する部分がハイライト(画
面1713)され、計算機1501が”速度”の入力待
ちであることを示す。速度の値「70」を入力すると、
値が表示される(画面1714)。次に、”外観”と音
声入力すると”外観”の入力位置がハイライトされる。
このように、項目とその値を入力していくことにより、
点検結果を計算機用データとして取り込むことが可能で
ある。また、入力した値などが誤認識されたような場
合、もしくは、値を間違って入力したような場合には、
「訂正」と発話した後に、再入力することにより値を修
正することが可能である。本実施例では、各系統を隔離
するゲートにセンサを設置し、系統名毎に部分辞書を分
割することについて説明したが、機器が配置されている
付近にセンサを設置し、機器名毎に部分辞書を分割し
て、音声入力が行われた位置の付近に設置されている機
器を特定するようにしてもよい。
示例を示す。携帯ディスプレイ1701は、音声入力を
行いながら、点検記録を確認するために使用され、表示
データは計算機1501から提供される。初期画面は画
面1711のように点検対象の入力待ち状態であり、音
声入力により点検対象機器”循環水ポンプ”が入力され
ると、画面1712のように点検対象に”循環水ポン
プ”を表示すると共に、点検項目を表示する。点検項目
は、音声入力された対象機器名から計算機1501が点
検記録格納部1502にあらかじめ格納してある点検対
象データを参照して、表示データとして提供する。次
に、”速度”を入力するために、”速度”と音声入力す
ると、速度の点検内容を表示する部分がハイライト(画
面1713)され、計算機1501が”速度”の入力待
ちであることを示す。速度の値「70」を入力すると、
値が表示される(画面1714)。次に、”外観”と音
声入力すると”外観”の入力位置がハイライトされる。
このように、項目とその値を入力していくことにより、
点検結果を計算機用データとして取り込むことが可能で
ある。また、入力した値などが誤認識されたような場
合、もしくは、値を間違って入力したような場合には、
「訂正」と発話した後に、再入力することにより値を修
正することが可能である。本実施例では、各系統を隔離
するゲートにセンサを設置し、系統名毎に部分辞書を分
割することについて説明したが、機器が配置されている
付近にセンサを設置し、機器名毎に部分辞書を分割し
て、音声入力が行われた位置の付近に設置されている機
器を特定するようにしてもよい。
【0018】上述したように、本実施例においては、プ
ラントに設置したセンサー(系統間に設置)を用いて音
声入力者の通過を検出し、現在位置(系統名)を特定す
ることにより、系統毎にあらかじめ分割した部分辞書を
切り換えて使用することが可能となり、また、状況の変
化つまり点検項目の変更、点検経路の変更が行われ、も
しくは、点検の時間が異常発生などの状況、作業の進捗
状況などにより変化しても、センサーを用いて音声入力
者の通過を検出し、現在位置(系統名)を特定すること
により、あらかじめ分割した部分辞書に切り換えること
になり、認識率の向上及び認識時間の短縮を図ることが
できる。また、携帯ディスプレイにより音声認識の結果
を表示することにより、誤入力の防止を確実に図ること
が可能である。
ラントに設置したセンサー(系統間に設置)を用いて音
声入力者の通過を検出し、現在位置(系統名)を特定す
ることにより、系統毎にあらかじめ分割した部分辞書を
切り換えて使用することが可能となり、また、状況の変
化つまり点検項目の変更、点検経路の変更が行われ、も
しくは、点検の時間が異常発生などの状況、作業の進捗
状況などにより変化しても、センサーを用いて音声入力
者の通過を検出し、現在位置(系統名)を特定すること
により、あらかじめ分割した部分辞書に切り換えること
になり、認識率の向上及び認識時間の短縮を図ることが
できる。また、携帯ディスプレイにより音声認識の結果
を表示することにより、誤入力の防止を確実に図ること
が可能である。
【0019】図12は、本発明の第二の実施例に係るプ
ラント点検システムの音声認識装置を示す。本音声認識
装置は、音声入力者の位置を検出する位置検出部101
1、位置検出部が参照するプラント情報格納部111
1、部分辞書選択部1211、音声認識辞書(部分辞
書)格納部1311、音声認識部1411、計算機15
01、点検記録の格納部1502、点検記録の表示を行
うCRT1503、点検記録を基に点検報告書を出力す
るプリンタ1504、データの伝送を行う送受信部(固
定局)1601、送受信部(移動局)1602、携帯デ
ィスプレイ1701、マイク1801から構成される。
この構成において、位置検出部1011、プラント情報
格納部1111、部分辞書選択部1211、音声認識辞
書(部分辞書)格納部1311、音声認識部1411を
除けば、第一の実施例と同様である。以下、第一実施例
と異なる、位置検出部1011、プラント情報格納部1
111、部分辞書選択部1211、音声認識辞書(部分
辞書)格納部1311、音声認識部1411について説
明する。
ラント点検システムの音声認識装置を示す。本音声認識
装置は、音声入力者の位置を検出する位置検出部101
1、位置検出部が参照するプラント情報格納部111
1、部分辞書選択部1211、音声認識辞書(部分辞
書)格納部1311、音声認識部1411、計算機15
01、点検記録の格納部1502、点検記録の表示を行
うCRT1503、点検記録を基に点検報告書を出力す
るプリンタ1504、データの伝送を行う送受信部(固
定局)1601、送受信部(移動局)1602、携帯デ
ィスプレイ1701、マイク1801から構成される。
この構成において、位置検出部1011、プラント情報
格納部1111、部分辞書選択部1211、音声認識辞
書(部分辞書)格納部1311、音声認識部1411を
除けば、第一の実施例と同様である。以下、第一実施例
と異なる、位置検出部1011、プラント情報格納部1
111、部分辞書選択部1211、音声認識辞書(部分
辞書)格納部1311、音声認識部1411について説
明する。
【0020】図13は、第二の実施例に係るプラント現
場の模式図である。図13において、音声入力者が点検
を行うための経路(経路1、経路2)上に、センサー
(SD1〜SDn)1012〜1019を設置する。セ
ンサー(SD1〜SDn)1012〜1019は、セン
サーから音声入力者までの距離を測定するものである。
距離を測定するセンサーとしては、例えば、三角測量に
よるレーザ距離センサー(近藤他:「計測・センサにお
けるディジタル信号処理」,pp.118−120,昭
晃堂,(1993年))などの技術がある。
場の模式図である。図13において、音声入力者が点検
を行うための経路(経路1、経路2)上に、センサー
(SD1〜SDn)1012〜1019を設置する。セ
ンサー(SD1〜SDn)1012〜1019は、セン
サーから音声入力者までの距離を測定するものである。
距離を測定するセンサーとしては、例えば、三角測量に
よるレーザ距離センサー(近藤他:「計測・センサにお
けるディジタル信号処理」,pp.118−120,昭
晃堂,(1993年))などの技術がある。
【0021】図14は、位置検出部1011が参照する
プラント情報格納部1111にあらかじめ格納するセン
サー(SD1〜SDn)1012〜1019の設置位置
データを示す。センサー設置位置データには、プラント
現場におけるセンサーの設置位置座標(Xs,Ys)を
設定する。また、センサーがX,Y軸に対してどの方向
に取り付けられているかを格納する。これは図14の△
x、△yに対応している。図14において、+はxまた
はy座標が増える方向、−は減る方向の距離をセンサー
が計測することを示している。例えば、センサー(SD
1)が検出した音声入力者までの距離をL1とすると、
センサー(SD1)は、xの増加方向への距離を測定す
るものであるため、音声入力者の位置は(SD1x+L
1,SD1y)となる。
プラント情報格納部1111にあらかじめ格納するセン
サー(SD1〜SDn)1012〜1019の設置位置
データを示す。センサー設置位置データには、プラント
現場におけるセンサーの設置位置座標(Xs,Ys)を
設定する。また、センサーがX,Y軸に対してどの方向
に取り付けられているかを格納する。これは図14の△
x、△yに対応している。図14において、+はxまた
はy座標が増える方向、−は減る方向の距離をセンサー
が計測することを示している。例えば、センサー(SD
1)が検出した音声入力者までの距離をL1とすると、
センサー(SD1)は、xの増加方向への距離を測定す
るものであるため、音声入力者の位置は(SD1x+L
1,SD1y)となる。
【0022】図15は、位置検出部1011が参照する
プラント情報格納部1111にあらかじめ格納する機器
配置位置データを示す。機器配置位置データも、センサ
ーと同じプラント現場のX,Y軸に対して、設置位置を
座標(Xm,Ym)により設定する。
プラント情報格納部1111にあらかじめ格納する機器
配置位置データを示す。機器配置位置データも、センサ
ーと同じプラント現場のX,Y軸に対して、設置位置を
座標(Xm,Ym)により設定する。
【0023】図16は、第二の実施例に係る位置検出部
1011の処理を示す。本処理は、センサーが音声入力
者を検出すると(ステップ4001)、音声入力者を検
出したセンサーから音声入力者までの距離を取り込み
(ステップ4002)、音声入力者を検出したセンサー
の設定位置データをプラント情報格納部1111から読
み込み(ステップ4003)、音声入力者の位置座標を
計算する(ステップ4004)。次いで、音声入力者の
位置座標付近の機器をプラント情報格納部1111の機
器設置位置データを参照して検索する(ステップ400
5)。検索の結果が一つであれば(ステップ400
6)、検索結果を出力して処理を終了し(ステップ40
08)、複数であれば、位置座標から距離の近い順番に
並び替えて(ステップ4007)、出力する(ステップ
4008)。
1011の処理を示す。本処理は、センサーが音声入力
者を検出すると(ステップ4001)、音声入力者を検
出したセンサーから音声入力者までの距離を取り込み
(ステップ4002)、音声入力者を検出したセンサー
の設定位置データをプラント情報格納部1111から読
み込み(ステップ4003)、音声入力者の位置座標を
計算する(ステップ4004)。次いで、音声入力者の
位置座標付近の機器をプラント情報格納部1111の機
器設置位置データを参照して検索する(ステップ400
5)。検索の結果が一つであれば(ステップ400
6)、検索結果を出力して処理を終了し(ステップ40
08)、複数であれば、位置座標から距離の近い順番に
並び替えて(ステップ4007)、出力する(ステップ
4008)。
【0024】図17は、第二の実施例に係る音声認識辞
書1311の構成、図18は、部分辞書1311の構成
を示す。音声認識辞書は、位置検出部1011により機
器名が出力されることから、プラント・系統・機器毎に
部分辞書を作成し、系統と機器の階層構造としている。
例えば、プラントの部分辞書は、プラントに関連する語
彙を示す部分辞書であり、給水系の部分辞書は、プラン
トの下位の系統、給水系に関連する語彙を示す部分辞書
であり、そして、N36弁の部分辞書は、給水系の下位
の機器、N36弁に関連する語彙を示す部分辞書であ
る。オイルフィルタ、T/D−RFP−Aの部分辞書
は、N36弁の兄弟関係にある。各々の部分辞書は、”
機器”もしくは”系統名”または”プラント”の領域
と、”音声パターン”の領域から構成され、音声パター
ンの領域には、”音声パターンデータ”とこの音声パタ
ーンデータに対応する”文字列”が格納されている。
書1311の構成、図18は、部分辞書1311の構成
を示す。音声認識辞書は、位置検出部1011により機
器名が出力されることから、プラント・系統・機器毎に
部分辞書を作成し、系統と機器の階層構造としている。
例えば、プラントの部分辞書は、プラントに関連する語
彙を示す部分辞書であり、給水系の部分辞書は、プラン
トの下位の系統、給水系に関連する語彙を示す部分辞書
であり、そして、N36弁の部分辞書は、給水系の下位
の機器、N36弁に関連する語彙を示す部分辞書であ
る。オイルフィルタ、T/D−RFP−Aの部分辞書
は、N36弁の兄弟関係にある。各々の部分辞書は、”
機器”もしくは”系統名”または”プラント”の領域
と、”音声パターン”の領域から構成され、音声パター
ンの領域には、”音声パターンデータ”とこの音声パタ
ーンデータに対応する”文字列”が格納されている。
【0025】図19は、第二の実施例に係る部分辞書選
択部1211の部分辞書選択処理で行う、部分辞書への
優先度付けの例を図化したものである。図19におい
て、M1〜M2は、位置検出部1011が出力した機器
名であり、M1が音声入力者の一番近くにある機器であ
る。また、P1〜P4は優先度であり、P1が優先度が
高く、P2、P3と優先度が低くなる。この優先度は、
音声認識部1411が入力音声の認識処理を行う際に、
参照する部分辞書1311の順番を表すものである。
択部1211の部分辞書選択処理で行う、部分辞書への
優先度付けの例を図化したものである。図19におい
て、M1〜M2は、位置検出部1011が出力した機器
名であり、M1が音声入力者の一番近くにある機器であ
る。また、P1〜P4は優先度であり、P1が優先度が
高く、P2、P3と優先度が低くなる。この優先度は、
音声認識部1411が入力音声の認識処理を行う際に、
参照する部分辞書1311の順番を表すものである。
【0026】図20は、第二の実施例に係る部分辞書1
311への優先度付けの処理を示すす。図19の例を用
いて、処理の流れを説明する。図19の(1)のよう
に、位置検出部1011が機器名「N36弁」(M1)
を出力した場合は、機器名は「N36弁」(M1)のみ
であるので(ステップ4101)、「N36弁」(M
1)に対する部分辞書に優先度P1を設定し(ステップ
4110)、一階層上位の「給水系」に対応する部分辞
書に優先度P2を設定する(ステップ4111)。次い
で、「N36弁」(M1)と同一階層内の「弁LPS
V」「T/D−RFP−A」などに対応する部分辞書に
無作為に優先度P3〜Pkを設定する(ステップ411
2)。次に、図19の(2)のように、位置検出部10
11が機器名「N36弁」(M1)と「T/D−RFP
−A」(M2)を出力した場合は、機器名は複数であ
り、「N36弁」(M1)と「T/D−RFP−A」
(M2)は同一階層に属しているので(ステップ410
1〜4102)、「N36弁」(M1)に対する部分辞
書に優先度P1、「T/D−RFP−A」(M2)に対
する部分辞書に優先度P2を設定し(ステップ412
1)、「N36弁」(M1)と「T/D−RFP−A」
(M2)の一階層上位の「給水系」に対応する部分辞書
に優先度P3を設定する。次いで、「N36弁」(M
1)と「T/D−RFP−A」(M2)と同一階層内の
「弁LPSV」などに対応する部分辞書に無作為に優先
度P4〜Pnを設定する。次に、図19の(3)のよう
に、位置検出部1011が機器名「弁LPSV」(M
1)と「水素ガス圧力計」(M2)を出力した場合は、
機器名は複数であり、「弁LPSV」(M1)と「水素
ガス圧力計」(M2)は同一階層に属していないので
(ステップ4101〜4102)、まず、「弁LPS
V」(M1)に対応する部分辞書に優先度P1、「水素
ガス圧力計」(M2)に対応する部分辞書に優先度P2
を設定し(ステップ4130)、「弁LPSV」(M
1)の一階層上位の「給水系」に対応する部分辞書に優
先度P3、「水素ガス圧力計」(M2)の一階層上位の
「所内電源系」に対応する部分辞書に優先度P4を設定
する(ステップ4131)。
311への優先度付けの処理を示すす。図19の例を用
いて、処理の流れを説明する。図19の(1)のよう
に、位置検出部1011が機器名「N36弁」(M1)
を出力した場合は、機器名は「N36弁」(M1)のみ
であるので(ステップ4101)、「N36弁」(M
1)に対する部分辞書に優先度P1を設定し(ステップ
4110)、一階層上位の「給水系」に対応する部分辞
書に優先度P2を設定する(ステップ4111)。次い
で、「N36弁」(M1)と同一階層内の「弁LPS
V」「T/D−RFP−A」などに対応する部分辞書に
無作為に優先度P3〜Pkを設定する(ステップ411
2)。次に、図19の(2)のように、位置検出部10
11が機器名「N36弁」(M1)と「T/D−RFP
−A」(M2)を出力した場合は、機器名は複数であ
り、「N36弁」(M1)と「T/D−RFP−A」
(M2)は同一階層に属しているので(ステップ410
1〜4102)、「N36弁」(M1)に対する部分辞
書に優先度P1、「T/D−RFP−A」(M2)に対
する部分辞書に優先度P2を設定し(ステップ412
1)、「N36弁」(M1)と「T/D−RFP−A」
(M2)の一階層上位の「給水系」に対応する部分辞書
に優先度P3を設定する。次いで、「N36弁」(M
1)と「T/D−RFP−A」(M2)と同一階層内の
「弁LPSV」などに対応する部分辞書に無作為に優先
度P4〜Pnを設定する。次に、図19の(3)のよう
に、位置検出部1011が機器名「弁LPSV」(M
1)と「水素ガス圧力計」(M2)を出力した場合は、
機器名は複数であり、「弁LPSV」(M1)と「水素
ガス圧力計」(M2)は同一階層に属していないので
(ステップ4101〜4102)、まず、「弁LPS
V」(M1)に対応する部分辞書に優先度P1、「水素
ガス圧力計」(M2)に対応する部分辞書に優先度P2
を設定し(ステップ4130)、「弁LPSV」(M
1)の一階層上位の「給水系」に対応する部分辞書に優
先度P3、「水素ガス圧力計」(M2)の一階層上位の
「所内電源系」に対応する部分辞書に優先度P4を設定
する(ステップ4131)。
【0027】図21は、第二の実施例に係る音声認識部
1411の処理を示す。本処理は、マイク1801から
入力があると(ステップ4201)、送受信部(移動
局)1602から音声を送信し(ステップ4202)、
送受信部(固定局)1601で音声を受信する(ステッ
プ4203)。音声認識部1411は受信された音声を
入力し(ステップ4204)、音声認識辞書1311を
参照して、優先度順に部分辞書を選択して(ステップ4
205)、入力された音声の音声パターンと一致する部
分辞書の音声パターンを検索した後(ステップ420
6)、検索できた場合は(ステップ4207)、一致し
た音声パターンに対応する文字列を計算機1501に出
力し(ステップ4208)、検索できなかった場合は
(ステップ4207)、認識不可であることを計算機1
501に出力する(ステップ4209)。
1411の処理を示す。本処理は、マイク1801から
入力があると(ステップ4201)、送受信部(移動
局)1602から音声を送信し(ステップ4202)、
送受信部(固定局)1601で音声を受信する(ステッ
プ4203)。音声認識部1411は受信された音声を
入力し(ステップ4204)、音声認識辞書1311を
参照して、優先度順に部分辞書を選択して(ステップ4
205)、入力された音声の音声パターンと一致する部
分辞書の音声パターンを検索した後(ステップ420
6)、検索できた場合は(ステップ4207)、一致し
た音声パターンに対応する文字列を計算機1501に出
力し(ステップ4208)、検索できなかった場合は
(ステップ4207)、認識不可であることを計算機1
501に出力する(ステップ4209)。
【0028】上述したように、本実施例においては、プ
ラントに設置したセンサー(音声入力者の経路上に複数
設置した)を用いて、音声入力者の位置をプラントに設
けたX,Y座標で検出することにより、現在位置付近に
ある機器を特定する。さらに、これを基に、系統・機器
の機能階層として、あらかじめ作成した部分辞書に優先
度を付け、音声認識処理に当たって、この優先度に基づ
いて機能階層で分割された部分辞書を切り換える。これ
により、細かく分割した部分辞書を用いて効率的な音声
認識が可能となり、認識率の向上及び認識時間の短縮を
図ることができる。また、本実施例では、プラントの系
統・機器を機能階層として表現し、これに応じて部分辞
書を用意するので、プラント保守に際して、使用頻度の
高い単語を効率良く整理することが可能となる。これに
より、部分辞書の構築を容易とし、かつ、音声入力時の
部分辞書の選択及び音声認識を効率化できる。
ラントに設置したセンサー(音声入力者の経路上に複数
設置した)を用いて、音声入力者の位置をプラントに設
けたX,Y座標で検出することにより、現在位置付近に
ある機器を特定する。さらに、これを基に、系統・機器
の機能階層として、あらかじめ作成した部分辞書に優先
度を付け、音声認識処理に当たって、この優先度に基づ
いて機能階層で分割された部分辞書を切り換える。これ
により、細かく分割した部分辞書を用いて効率的な音声
認識が可能となり、認識率の向上及び認識時間の短縮を
図ることができる。また、本実施例では、プラントの系
統・機器を機能階層として表現し、これに応じて部分辞
書を用意するので、プラント保守に際して、使用頻度の
高い単語を効率良く整理することが可能となる。これに
より、部分辞書の構築を容易とし、かつ、音声入力時の
部分辞書の選択及び音声認識を効率化できる。
【0029】図22は、本発明の第三の実施例に係るカ
ーナビゲーションシステムの音声認識装置を示す。本音
声認識装置は、位置検出部1021、辞書選択部122
1、音声認識辞書格納部1321、音声認識部142
1、計算機1521、表示部1722、マイク180
1、緯度と経度に対応して道路などの位置を示す地図の
図形データ及び都道府県市群名を格納しておく地図デー
タ1921から構成される。位置検出部1021は、全
地球航空測位システム(以後、GPSと略す。)を用
い、現在位置の緯度と経度を測定する。GPSは、アメ
リカが開発したシステムであり、地球周回軌道上に打ち
上げられた衛星群のうち、三個の衛星から電波を同時に
受信し、二次元の位置を測定する。身近なものとして
は、車のナビゲーションシステムにおいて表示装置に表
示された地図上に現在位置を表示するために用いられて
いる。因に、四個の衛星から電波を同時に受信すれば、
高度を含む三次元の位置が測定できることから、航空機
の自動操縦装置にも用いられている。辞書選択部122
1は、位置検出部1021からの位置座標、計算機15
21から得られる行き先の県名、地図データを基に、音
声認識辞書格納部1321の選択を行う。また、音声認
識装置1421からの信号により、辞書の切り換えを行
う。音声認識部1421は、マイク1801から入力さ
れる音声を、辞書選択部1221により選択された音声
認識辞書格納部1321内の辞書を用いて認識処理を行
う。辞書選択部1221により選択された辞書内に該当
する語がない場合は、辞書選択部1221に辞書の切り
換え信号を出力する。計算機1521は、音声認識部1
421からの認識結果を基に、辞書選択部1221への
目的位置の出力、地図データの表示部1722への表
示、現在位置から目的位置までの経路の探索などの処理
を行う。
ーナビゲーションシステムの音声認識装置を示す。本音
声認識装置は、位置検出部1021、辞書選択部122
1、音声認識辞書格納部1321、音声認識部142
1、計算機1521、表示部1722、マイク180
1、緯度と経度に対応して道路などの位置を示す地図の
図形データ及び都道府県市群名を格納しておく地図デー
タ1921から構成される。位置検出部1021は、全
地球航空測位システム(以後、GPSと略す。)を用
い、現在位置の緯度と経度を測定する。GPSは、アメ
リカが開発したシステムであり、地球周回軌道上に打ち
上げられた衛星群のうち、三個の衛星から電波を同時に
受信し、二次元の位置を測定する。身近なものとして
は、車のナビゲーションシステムにおいて表示装置に表
示された地図上に現在位置を表示するために用いられて
いる。因に、四個の衛星から電波を同時に受信すれば、
高度を含む三次元の位置が測定できることから、航空機
の自動操縦装置にも用いられている。辞書選択部122
1は、位置検出部1021からの位置座標、計算機15
21から得られる行き先の県名、地図データを基に、音
声認識辞書格納部1321の選択を行う。また、音声認
識装置1421からの信号により、辞書の切り換えを行
う。音声認識部1421は、マイク1801から入力さ
れる音声を、辞書選択部1221により選択された音声
認識辞書格納部1321内の辞書を用いて認識処理を行
う。辞書選択部1221により選択された辞書内に該当
する語がない場合は、辞書選択部1221に辞書の切り
換え信号を出力する。計算機1521は、音声認識部1
421からの認識結果を基に、辞書選択部1221への
目的位置の出力、地図データの表示部1722への表
示、現在位置から目的位置までの経路の探索などの処理
を行う。
【0030】図23は、地図情報の表示部1722への
表示例を示す。図23の位置Pは現在位置であり、位置
検出部1021により緯度と経度が検出され、地図上に
表示される。
表示例を示す。図23の位置Pは現在位置であり、位置
検出部1021により緯度と経度が検出され、地図上に
表示される。
【0031】図24は、第三の実施例に係る音声認識辞
書1321の構成を示す。音声認識辞書1321は、一
つの共通辞書と、複数の市群名別部分辞書から構成され
ており、共通辞書は毎回の認識処理において参照され
る。共通辞書(図29を参照)には、”音声パターンデ
ータ”とこの音声パターンデータに対応する”文字列”
が格納されている。また、市群名別部分辞書は、”市群
名”を格納する領域と”音声パターン”を格納する領域
から構成されており、音声パターンの領域には、”音声
パターンデータ”とこの音声パターンデータに対応す
る”文字列”が格納されている。
書1321の構成を示す。音声認識辞書1321は、一
つの共通辞書と、複数の市群名別部分辞書から構成され
ており、共通辞書は毎回の認識処理において参照され
る。共通辞書(図29を参照)には、”音声パターンデ
ータ”とこの音声パターンデータに対応する”文字列”
が格納されている。また、市群名別部分辞書は、”市群
名”を格納する領域と”音声パターン”を格納する領域
から構成されており、音声パターンの領域には、”音声
パターンデータ”とこの音声パターンデータに対応す
る”文字列”が格納されている。
【0032】図25は、第三の実施例に係る辞書選択部
1221の処理を示す。辞書選択部1221は、位置検
出部1021より現在位置Pの緯度と経度を入力し(ス
テップ5001)、地図データ1921を参照して現在
位置Pの市群名を特定する(ステップ5002)。次い
で、市群名別部分辞書の市群名欄を順次参照し、特定さ
れた市群名と一致する市群名別部分辞書を検索し、ポイ
ンタ(図24を参照)を設定する(ステップ500
3)。
1221の処理を示す。辞書選択部1221は、位置検
出部1021より現在位置Pの緯度と経度を入力し(ス
テップ5001)、地図データ1921を参照して現在
位置Pの市群名を特定する(ステップ5002)。次い
で、市群名別部分辞書の市群名欄を順次参照し、特定さ
れた市群名と一致する市群名別部分辞書を検索し、ポイ
ンタ(図24を参照)を設定する(ステップ500
3)。
【0033】図26は、第三の実施例に係る音声認識部
1421の処理を示す。音声認識部1421は、マイク
1801から入力があると(ステップ5101)、音声
認識部1421は音声を入力し(ステップ5102)、
音声認識辞書格納部1321を参照してポインタのつい
た部分辞書を選択して(ステップ5103)、入力され
た音声の音声パターンと一致する部分辞書の音声パター
ンを検索した後(ステップ5104)、一致した音声パ
ターンに対応する文字列を計算機1521に出力する
(ステップ5105)。
1421の処理を示す。音声認識部1421は、マイク
1801から入力があると(ステップ5101)、音声
認識部1421は音声を入力し(ステップ5102)、
音声認識辞書格納部1321を参照してポインタのつい
た部分辞書を選択して(ステップ5103)、入力され
た音声の音声パターンと一致する部分辞書の音声パター
ンを検索した後(ステップ5104)、一致した音声パ
ターンに対応する文字列を計算機1521に出力する
(ステップ5105)。
【0034】上述したように、本実施例においては、町
村名を音声入力した際、位置検出部により測定(緯度と
経度)した現在位置を基に、市群名を特定することによ
り、あらかじめ市群名別に作成した部分辞書を切り換え
て使用することが可能となり、また、状況の変化つまり
進行経路の変更が行われ、もしくは、進行経路に渋滞な
どの発生により、目的地までの所要時間が変化しても、
現在位置を基に市群名を特定することにより、あらかじ
め市群名別に分割した部分辞書を切り換えることが可能
となる。このように、音声入力者の状況に応じて、発話
の可能性の高い語を含む部分辞書を効率良く選択できる
ので、車のナビゲーションシステムの音声認識装置にお
いても認識率の向上及び認識時間の短縮が図れる。
村名を音声入力した際、位置検出部により測定(緯度と
経度)した現在位置を基に、市群名を特定することによ
り、あらかじめ市群名別に作成した部分辞書を切り換え
て使用することが可能となり、また、状況の変化つまり
進行経路の変更が行われ、もしくは、進行経路に渋滞な
どの発生により、目的地までの所要時間が変化しても、
現在位置を基に市群名を特定することにより、あらかじ
め市群名別に分割した部分辞書を切り換えることが可能
となる。このように、音声入力者の状況に応じて、発話
の可能性の高い語を含む部分辞書を効率良く選択できる
ので、車のナビゲーションシステムの音声認識装置にお
いても認識率の向上及び認識時間の短縮が図れる。
【0035】図27は、本発明の第四の実施例に係るカ
ーナビゲーションシステムの音声認識装置を示す。本音
声認識装置は、位置検出部1021、辞書選択部123
1、音声認識辞書格納部1331、音声認識部143
1、計算機1531、表示部1722、マイク180
1、緯度と経度に対応して道路などの位置を示す地図の
図形データ及び都道府県市群名を格納しておく地図デー
タ1921から構成される。この構成において、辞書選
択部1231、音声認識辞書格納部1331、音声認識
部1431、計算機1531を除けば、第三の実施例と
同じである。音声認識部1431は、マイク1801か
ら入力される音声を、辞書選択部1231により選択さ
れた音声認識辞書格納部1331内の辞書を用いて認識
処理を行う。計算機1531は、音声認識部1431か
らの認識結果を基に、辞書選択部1231への目的位置
の出力、地図データの表示部1722への表示、現在位
置から目的位置までの経路の探索などの処理を行う。
ーナビゲーションシステムの音声認識装置を示す。本音
声認識装置は、位置検出部1021、辞書選択部123
1、音声認識辞書格納部1331、音声認識部143
1、計算機1531、表示部1722、マイク180
1、緯度と経度に対応して道路などの位置を示す地図の
図形データ及び都道府県市群名を格納しておく地図デー
タ1921から構成される。この構成において、辞書選
択部1231、音声認識辞書格納部1331、音声認識
部1431、計算機1531を除けば、第三の実施例と
同じである。音声認識部1431は、マイク1801か
ら入力される音声を、辞書選択部1231により選択さ
れた音声認識辞書格納部1331内の辞書を用いて認識
処理を行う。計算機1531は、音声認識部1431か
らの認識結果を基に、辞書選択部1231への目的位置
の出力、地図データの表示部1722への表示、現在位
置から目的位置までの経路の探索などの処理を行う。
【0036】図28は、地図情報の表示部1722への
表示例を示す。図28の位置Pは現在位置であり、位置
検出部1021により緯度と経度が検出され、地図上に
表示される。
表示例を示す。図28の位置Pは現在位置であり、位置
検出部1021により緯度と経度が検出され、地図上に
表示される。
【0037】図29は、第四の実施例に係る音声認識辞
書1331の構成を示す。音声認識辞書1331は、一
つの共通辞書と、複数の市群名別部分辞書から構成され
ている。共通辞書には、音声認識部1431が辞書を参
照する順番を示す”優先度”を格納する領域と”音声パ
ターン”を格納する領域から構成されている。音声パタ
ーンの領域には、”音声パターンデータ”とこの音声パ
ターンデータに対応する”文字列”が格納されている。
また、市群名別部分辞書は、”優先度”を格納する領
域、”市群名”を格納する領域、”音声パターン”を格
納する領域から構成されており、音声パターンの領域に
は、”音声パターンデータ”とこの音声パターンデータ
に対応する”文字列”が格納されている。
書1331の構成を示す。音声認識辞書1331は、一
つの共通辞書と、複数の市群名別部分辞書から構成され
ている。共通辞書には、音声認識部1431が辞書を参
照する順番を示す”優先度”を格納する領域と”音声パ
ターン”を格納する領域から構成されている。音声パタ
ーンの領域には、”音声パターンデータ”とこの音声パ
ターンデータに対応する”文字列”が格納されている。
また、市群名別部分辞書は、”優先度”を格納する領
域、”市群名”を格納する領域、”音声パターン”を格
納する領域から構成されており、音声パターンの領域に
は、”音声パターンデータ”とこの音声パターンデータ
に対応する”文字列”が格納されている。
【0038】図30は、第四の実施例に係る辞書選択部
1231の処理を示す。辞書選択部1231は、共通辞
書に優先度1を設定し(ステップ6001)、位置検出
部1021から現在位置Pの緯度と経度を入力する(ス
テップ6002)。次いで、地図データ1921を参照
して現在位置Pの市群名を特定し(ステップ600
3)、市群名別部分辞書の市群名欄を順次参照し、特定
された市群名と一致する市群名別部分辞書を検索し、優
先度2を設定する(ステップ6004)。次に、計算機
1531より、目的地(県名)を入力し、現在位置Pか
ら一番近い目的地(県名)との県境P’を求め(ステッ
プ6005)、直線P−P’が通過する市群名を現在位
置P側からP’に向けて順次検索し、検索された市群名
に対応する部分辞書に優先度(優先度3から)を設定す
る(ステップ6006)。辞書選択処理において、目的
地(県名)が計算機1531に未入力の時には、ステッ
プ6005〜6006は行わない。
1231の処理を示す。辞書選択部1231は、共通辞
書に優先度1を設定し(ステップ6001)、位置検出
部1021から現在位置Pの緯度と経度を入力する(ス
テップ6002)。次いで、地図データ1921を参照
して現在位置Pの市群名を特定し(ステップ600
3)、市群名別部分辞書の市群名欄を順次参照し、特定
された市群名と一致する市群名別部分辞書を検索し、優
先度2を設定する(ステップ6004)。次に、計算機
1531より、目的地(県名)を入力し、現在位置Pか
ら一番近い目的地(県名)との県境P’を求め(ステッ
プ6005)、直線P−P’が通過する市群名を現在位
置P側からP’に向けて順次検索し、検索された市群名
に対応する部分辞書に優先度(優先度3から)を設定す
る(ステップ6006)。辞書選択処理において、目的
地(県名)が計算機1531に未入力の時には、ステッ
プ6005〜6006は行わない。
【0039】図31は、図28に示す地図において、目
的地(県名)の場合に、現在位置Pで辞書選択部123
1が辞書に優先度付けを行った結果を示す。毎回参照す
る辞書である共通辞書は優先度1、現在位置Pの市群名
に対応する部分辞書M県X市が優先度2、M県Y市、M
県Z市がそれぞれ優先度3、4が設定される。
的地(県名)の場合に、現在位置Pで辞書選択部123
1が辞書に優先度付けを行った結果を示す。毎回参照す
る辞書である共通辞書は優先度1、現在位置Pの市群名
に対応する部分辞書M県X市が優先度2、M県Y市、M
県Z市がそれぞれ優先度3、4が設定される。
【0040】図32は、第四の実施例に係る音声認識部
1431の処理を示す。音声認識部1431は、マイク
1801から入力があると(ステップ6101)、音声
認識部1431は音声を入力し(ステップ6102)、
音声認識辞書格納部1331を参照して優先度順に部分
辞書を選択して(ステップ6103)、入力された音声
の音声パターンと一致する部分辞書の音声パターンを検
索した後(ステップ6104)、一致した音声パターン
に対応する文字列を計算機1531に出力する(ステッ
プ6105)。
1431の処理を示す。音声認識部1431は、マイク
1801から入力があると(ステップ6101)、音声
認識部1431は音声を入力し(ステップ6102)、
音声認識辞書格納部1331を参照して優先度順に部分
辞書を選択して(ステップ6103)、入力された音声
の音声パターンと一致する部分辞書の音声パターンを検
索した後(ステップ6104)、一致した音声パターン
に対応する文字列を計算機1531に出力する(ステッ
プ6105)。
【0041】上述したように、本実施例においては、町
村名を音声入力した際、位置検出部により測定(緯度と
経度)した現在位置を基にかつ/または目的地と現在位
置を基に、あらかじめ市群名別に作成した部分辞書に優
先度を付け、音声認識処理に当たって、この優先度に基
づいて部分辞書を切り換えることが可能である。このよ
うに、音声入力者の状況に応じて、発話の可能性の高い
語を含む部分辞書を効率良く選択できるので、車のナビ
ゲーションシステムの音声認識装置においても認識率の
向上及び認識時間の短縮が図れる。
村名を音声入力した際、位置検出部により測定(緯度と
経度)した現在位置を基にかつ/または目的地と現在位
置を基に、あらかじめ市群名別に作成した部分辞書に優
先度を付け、音声認識処理に当たって、この優先度に基
づいて部分辞書を切り換えることが可能である。このよ
うに、音声入力者の状況に応じて、発話の可能性の高い
語を含む部分辞書を効率良く選択できるので、車のナビ
ゲーションシステムの音声認識装置においても認識率の
向上及び認識時間の短縮が図れる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声認識辞書をあらかじめ部分辞書に分割して格納して
おき、音声入力者または車の位置を検出して、音声入力
者または車の位置を基に部分辞書を選択して、この選択
した辞書を用いて音声認識処理を行うので、全ての語を
一つの辞書に登録する場合に比べ、音声認識装置の認識
率向上及び認識時間の大幅な短縮が図れる。また、音声
入力者または車の位置を取り込み、優先度を採用して動
的に部分辞書を切り換えることにより、様々の状況変化
があった場合にも部分辞書を効率よく切り換えることが
可能であり、音声認識装置の認識率向上及び認識時間の
大幅な短縮が図れる。また、プラントの系統・機器を機
能階層として表現し、これに応じて部分辞書を用意する
ので、プラント保守に際して、使用頻度の高い単語を効
率良く整理することが可能となり、これにより、部分辞
書の構築を容易とし、かつ、音声入力時の部分辞書の選
択及び音声認識を効率化できる。また、本発明による音
声認識装置をプラント点検システム及びカーナビゲーシ
ョンシステムに利用することにより、それぞれ点検及び
ナビゲーションの効率向上が図られ、ひいてはプラント
の安全性の向上及び車の操縦性の向上が得られる。
音声認識辞書をあらかじめ部分辞書に分割して格納して
おき、音声入力者または車の位置を検出して、音声入力
者または車の位置を基に部分辞書を選択して、この選択
した辞書を用いて音声認識処理を行うので、全ての語を
一つの辞書に登録する場合に比べ、音声認識装置の認識
率向上及び認識時間の大幅な短縮が図れる。また、音声
入力者または車の位置を取り込み、優先度を採用して動
的に部分辞書を切り換えることにより、様々の状況変化
があった場合にも部分辞書を効率よく切り換えることが
可能であり、音声認識装置の認識率向上及び認識時間の
大幅な短縮が図れる。また、プラントの系統・機器を機
能階層として表現し、これに応じて部分辞書を用意する
ので、プラント保守に際して、使用頻度の高い単語を効
率良く整理することが可能となり、これにより、部分辞
書の構築を容易とし、かつ、音声入力時の部分辞書の選
択及び音声認識を効率化できる。また、本発明による音
声認識装置をプラント点検システム及びカーナビゲーシ
ョンシステムに利用することにより、それぞれ点検及び
ナビゲーションの効率向上が図られ、ひいてはプラント
の安全性の向上及び車の操縦性の向上が得られる。
【図1】本発明の第一の実施例に係るプラント点検シス
テムの音声認識装置の構成図。
テムの音声認識装置の構成図。
【図2】第一の実施例に係るプラント現場の模式図。
【図3】第一の実施例に係るセンサー設置位置データ。
【図4】点検経路データ。
【図5】第一の実施例に係る位置検出部の処理。
【図6】第一の実施例に係る音声認識辞書(部分辞書)
の構成図。
の構成図。
【図7】第一の実施例に係る部分辞書選択部の処理。
【図8】第一の実施例に係る音声認識処理。
【図9】点検記録格納部。
【図10】CRTの表示例。
【図11】携帯ディスプレイの表示例。
【図12】本発明の第二の実施例に係るプラント点検シ
ステムの音声認識装置の構成図。
ステムの音声認識装置の構成図。
【図13】第二の実施例に係るプラント現場の模式図。
【図14】第二の実施例に係るセンサー設置位置デー
タ。
タ。
【図15】第二の実施例に係る機器設置位置データ。
【図16】第二の実施例に係る位置検出部の処理。
【図17】第二の実施例に係る音声認識辞書の構成。
【図18】第二の実施例に係る部分辞書の構成。
【図19】第二の実施例に係る部分辞書の優先度付けの
例。
例。
【図20】第二の実施例に係る部分辞書の優先度付けの
処理
処理
【図21】第二の実施例に係る音声認識処理。
【図22】第三の実施例に係るカーナビゲーションシス
テムの音声認識装置の構成図。
テムの音声認識装置の構成図。
【図23】第三の実施例に係る地図情報の表示例。
【図24】第三の実施例に係る音声認識辞書の構成。
【図25】第三の実施例に係る辞書選択部の処理。
【図26】第三の実施例に係る音声認識処理。
【図27】第四の実施例に係るカーナビゲーションシス
テムの音声認識装置の構成図。
テムの音声認識装置の構成図。
【図28】第四の実施例に係る地図情報の表示例。
【図29】第四の実施例に係る音声認識辞書の構成。
【図30】第四の実施例に係る辞書選択部の処理。
【図31】第四の実施例に係る辞書の優先度付けの例。
【図32】第四の実施例に係る音声認識処理。
1001、1011、1021 位置検出部 1002〜1006 音声認識者の通過を検出するセン
サー 1012〜1019 距離センサー 1101、1111 プラント情報格納部 1201、1211 部分辞書選択部 1221、1231 辞書選択部 1301、1311、1321、1331 音声認識辞
書(部分辞書)格納部 1401、1411、1421、1431 音声認識部 1501、1521、1531 計算機 1502 点検記録格納部 1503 CRT 1504 プリンタ 1601 送受信部(固定局) 1602 送受信部(移動局) 1701 携帯ディスプレイ 1711〜1715 携帯ディスプレイの表示画面例 1722 表示部 1801 マイク 1921 地図データ
サー 1012〜1019 距離センサー 1101、1111 プラント情報格納部 1201、1211 部分辞書選択部 1221、1231 辞書選択部 1301、1311、1321、1331 音声認識辞
書(部分辞書)格納部 1401、1411、1421、1431 音声認識部 1501、1521、1531 計算機 1502 点検記録格納部 1503 CRT 1504 プリンタ 1601 送受信部(固定局) 1602 送受信部(移動局) 1701 携帯ディスプレイ 1711〜1715 携帯ディスプレイの表示画面例 1722 表示部 1801 マイク 1921 地図データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01D 21/00 G01D 21/00 Q G01S 5/02 G01S 5/02 Z // G01C 21/00 G01C 21/00 H
Claims (10)
- 【請求項1】 音声パターンの辞書をあらかじめ部分辞
書に分割し、該部分辞書を切り換えて使用し、入力音声
の認識を実施する音声認識装置において、音声入力者の
位置に基づき、使用する前記部分辞書を選択し、当該部
分辞書と入力された音声パターンを比較して入力された
語を認識することを特徴とする音声認識装置。 - 【請求項2】 音声パターンの辞書をあらかじめ部分辞
書に分割し、該部分辞書を切り換えて入力音声の認識を
実施する音声認識装置において、音声入力者の位置を取
り込む位置検出手段と、前記音声入力者の位置に基づい
て前記部分辞書を切り換える部分辞書選択手段と、選択
された部分辞書と入力された音声パターンを比較して、
入力された語を認識する音声認識手段を有することを特
徴とする音声認識装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、プラ
ントの現場点検システムであって、音声パターンの部分
辞書は、音声入力者の位置データと、プラント点検経路
データかつ/または点検項目データとからプラント点検
の対象となっている系統かつ/または機器が特定され、
該特定された点検対象の系統かつ/または機器に基づい
て切り換えられることを特徴とする音声認識装置。 - 【請求項4】 請求項3において、音声入力者の位置デ
ータは、プラントの現場を形成する各系統間のゲートか
つ/またはプラント機器の付近に設置した検出手段から
得ることを特徴とする音声認識装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2において、プラ
ントの現場点検システムであって、音声パターンの部分
辞書は、音声入力者の位置データとプラント機器の配置
データとからプラント点検の対象となっている系統かつ
/または機器が特定され、該特定された点検対象の系統
かつ/または機器に基づいて切り換えられることを特徴
とする音声認識装置。 - 【請求項6】 請求項5において、プラント現場に位置
座標を設定し、音声入力者の位置データは、プラント点
検経路の任意の位置に設置した検出手段の設置位置の座
標から得、プラント機器の配置データは、前記機器を設
置した設置位置の座標から得ることを特徴とする音声認
識装置。 - 【請求項7】 請求項5において、音声パターンの部分
辞書は、プラントの系統かつ/または機器を機能階層と
して表現し、かつ/または、優先度を付けて作成するこ
とを特徴とする音声認識装置。 - 【請求項8】 音声パターンの辞書をあらかじめ部分辞
書に分割し、該部分辞書を切り換えて入力音声の認識を
実施する音声認識装置において、カーナビゲーションシ
ステムであって、車の現在位置を取り込む位置検出手段
と、前記車の現在位置に基づいて、地図データを参照し
ながら、前記部分辞書を切り換える部分辞書選択手段
と、選択された部分辞書と入力された音声パターンを比
較して、入力された語を認識する音声認識手段を有する
ことを特徴とする音声認識装置。 - 【請求項9】 音声パターンの辞書をあらかじめ部分辞
書に分割し、該部分辞書を切り換えて入力音声の認識を
実施する音声認識装置において、カーナビゲーションシ
ステムであって、車の現在位置を取り込む位置検出手段
と、前記車の現在位置に基づいて、地図データを参照し
ながら、目的地に至るまでの前記部分辞書に優先度を設
定すると共に、前記部分辞書を切り換える部分辞書選択
手段と、優先度順に選択された部分辞書と入力された音
声パターンを比較して、入力された語を認識する音声認
識手段を有することを特徴とする音声認識装置。 - 【請求項10】 請求項9において、音声パターンの辞
書は、一つの共通辞書と複数の部分辞書から構成し、共
通辞書に最も高い優先度を設定することを特徴とする音
声認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7148287A JPH08320697A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 音声認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7148287A JPH08320697A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 音声認識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320697A true JPH08320697A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15449402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7148287A Pending JPH08320697A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 音声認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08320697A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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