JPH11237607A - 液晶表示装置の駆動方法およびその駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法およびその駆動回路

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JPH11237607A
JPH11237607A JP31770898A JP31770898A JPH11237607A JP H11237607 A JPH11237607 A JP H11237607A JP 31770898 A JP31770898 A JP 31770898A JP 31770898 A JP31770898 A JP 31770898A JP H11237607 A JPH11237607 A JP H11237607A
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靖彦 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大画面で、高解像度のカラー液晶表示パネル
を含む液晶表示装置の表示品質を向上できる液晶表示装
置の駆動方法を提供する。 【解決手段】 行列配置された複数の画素のうち、走査
信号回路2から出力された走査信号によって選択した行
を構成する複数の画素に、上部液晶駆動回路1aから出
力された上部映像信号および下部液晶駆動回路1bから
出力された下部映像信号のうちの一方をそれぞれ印加す
ることにより所定の映像を表示する液晶表示装置の駆動
方法であって、上部映像信号および下部映像信号の極性
が1垂直周期ごとに反転するばあいと、同極性を保つば
あいとが混在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大画面で、高解像
度のカラー液晶表示パネルを含む液晶表示装置の駆動方
法およびその駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示装置は、液晶表示パネ
ルと、該液晶表示パネルに走査信号を供給する走査信号
回路と、前記液晶表示パネルに映像信号を供給する液晶
駆動回路とを含んでなる。
【0003】前記液晶表示パネルは、走査信号線と、該
走査信号線と直交し、液晶駆動回路に接続された映像信
号線とを含んでなる。該走査信号線は互いに平行に配置
され、かつ走査信号回路に接続されている。
【0004】さらに、液晶表示パネルは、走査信号線と
映像信号線とを境界線として行列配置された画素を含ん
でなる。前記走査信号線および映像信号線の各交差部に
はアクティブ素子としてのTFT(Thin Film Transist
or)が設けられる。
【0005】液晶表示装置は、(1)液晶駆動回路から
出力した複数の映像信号を各映像信号線に与え、(2)
走査信号回路から出力した走査信号によって特定の走査
信号線を選択し、(3)選択された走査信号線に接続さ
れたTFTのみをオン状態にし、(4)該オン状態のT
FTを含む画素のみにそれぞれ所定の映像信号を印加
し、(5)印加した所定の映像信号の電位差によって各
画素の液晶の光の透過率を制御することにより所定の映
像を表示する。
【0006】一般に、大画面で、高解像度のカラー液晶
表示パネルを含む液晶表示装置では、液晶駆動回路に入
力される信号である映像データの伝送周波数を、液晶駆
動回路が動作可能な範囲で最も高い周波数(以下、「最
高動作周波数」ともいう)以下に抑えるために、たとえ
ば液晶表示パネルの上下にそれぞれ液晶駆動回路を設け
ることがある。
【0007】以上のような従来の液晶表示装置におい
て、解像度を高めるために画素数を増やすと、TFTが
映像信号を充電する時間が短く制限されるという問題が
ある。また、画面をより大きく(大画面化)すると、映
像信号線および走査信号線などの配線が長くなって配線
の負荷が大きくなる。そのため、映像信号および走査信
号の波形が歪んだり、映像信号が映像信号線を伝搬する
速度や走査信号が走査信号線を伝搬する速度が遅くなっ
たりするという問題も生じる。したがって、前後の走査
信号や映像信号が影響しあうことにより、画素に印加さ
れるときの映像信号が、所望の値と異なってしまう。
【0008】このように画素数を増やすと同時に大画面
化すると、パターンの周囲の画素の明るさが変化するク
ロストークや、前記パターンの周囲の画素の明るさが随
時変動するフリッカなどの表示不良が発生し、表示品質
が著しく低下する。
【0009】表示品質の低下を防ぐことを考慮した液晶
表示装置の駆動方法としては、交流駆動方法がある。該
交流駆動方法とは、所定の周期で映像信号の極性を反転
させながら(切替えながら)液晶表示装置を駆動する方
法である。なお、本明細書において、信号の極性とは、
該信号の電圧値の極性をいう。
【0010】交流駆動方法を採用するばあい、映像駆動
回路の奇数番目の端子からの出力(以下、単に「奇数出
力」ともいう)の極性は、映像駆動回路の偶数番目の端
子からの出力(以下、単に「偶数出力」ともいう)の極
性と異なる。奇数出力の極性を偶数出力の極性と異なら
せるためには、任意に極性を反転しうる極性反転信号を
出力する駆動回路(以下、「極性反転駆動回路」とい
う)を、たとえばタイミング制御回路に設ける。
【0011】図12は、従来の液晶駆動回路の一例を示
す説明図である。図12において、1は液晶駆動回路、
101〜106は液晶駆動回路1の出力端子を示す。な
お、図12には、液晶駆動回路1の出力端子が6本のみ
示されている。101、103および105で示される
1番目の出力端子、3番目の出力端子および2m+1番
目の出力端子が、奇数出力を出力する奇数出力端子であ
る。さらに、102、104および106で示される2
番目の出力端子、4番目の出力端子および2m+2番目
の出力端子が、偶数出力を出力する偶数出力端子であ
る。なお、mは0または自然数である。
【0012】図13は、極性反転信号、ならびに図12
に示される液晶駆動回路から出力される奇数出力および
偶数出力の極性の一例を示す説明図である。図13に
は、上から、極性反転信号、奇数出力の極性および偶数
出力の極性が示されている。図13において、横方向は
時間を示し、極性反転信号のみについて縦方向は電圧値
を示す。
【0013】図13においては、極性反転信号がハイ
(high)レベルのとき奇数出力の極性は正、偶数出力の
極性は正であり、極性反転信号がロー(low)レベルの
とき奇数出力の極性は負、偶数出力の極性は負である。
【0014】図14および図15は従来の液晶表示パネ
ルの画素に関する配線の概念の一例を示す説明図であ
る。図14(a)はnフレーム(nは0または自然数で
ある)での液晶表示装置を示す説明図であり、図14
(b)はn+1フレームでの液晶表示装置を示す説明図
である。図15(a)はn+2フレームでの液晶表示装
置を示す説明図であり、図15(b)はn+3フレーム
での液晶表示装置を示す説明図である。
【0015】図14および図15において、1aは、液
晶表示パネルの上側に設けられた上部液晶駆動回路、1
bは、液晶表示パネルの下側に設けられた下部液晶駆動
回路、2は走査信号回路、4は、上部液晶駆動回路1
a、下部液晶駆動回路1bおよび走査信号回路2から出
力する信号の電圧値を所定の値に変化させるタイミング
を制御するタイミング制御回路を示す。さらに、11a
は、上部液晶駆動回路1aの出力端子に接続された上部
映像信号線、11bは、下部液晶駆動回路1bの出力端
子に接続された下部映像信号線、12は、走査信号回路
2の出力端子に接続された走査信号線を示す。また、白
丸中に示される+または−の記号は、画素に印加する映
像信号の極性、すなわち正または負を模式的に示したも
のである。さらに、「R」が付された上部映像信号線1
1aおよび下部映像信号線11bは赤色用の画素にかか
わる信号線であり、「G」が付された上部映像信号線1
1aおよび下部映像信号線11bは緑色用の画素にかか
わる信号線であり、「B」が付された上部映像信号線1
1aおよび下部映像信号線11bは青色用の画素にかか
わる信号線である。
【0016】液晶表示装置は、液晶表示パネルと、上部
液晶駆動回路1aと、下部液晶駆動回路1bと、走査信
号回路2と、上部液晶駆動回路1a、下部液晶駆動回路
1bおよび走査信号回路2から出力する信号の電圧値を
所定の値に変化させるタイミングを制御するタイミング
制御回路4とを含んでなる。前記液晶表示パネルは、上
部映像信号線11a、下部映像信号線11bおよび走査
信号線12と、該上部映像信号線11a、下部映像信号
線11bおよび走査信号線12を境界線として行列配置
された画素と、前記上部映像信号線11aおよび走査信
号線12の各交差点ならびに下部映像信号線11bおよ
び走査信号線12の各交差点に設けられたTFT(図示
せず)とを含んでなる。
【0017】図16および図17は、図14および図1
5に示される液晶表示装置を駆動するために用いられる
信号を示すタイミングチャート(timing chart)であ
る。図16および図17において、横方向は時間を示
し、縦方向は電圧値を示す。
【0018】図16(a)には、上から、第1極性反転
信号切替えタイミング信号と第2極性反転信号切替えタ
イミング信号とが示される。各信号はたとえばnフレー
ム、n+1フレーム‥‥‥のように続いていて、aはn
フレームに切り替わった時、bはn+1フレームに切り
替わった時、cはn+2フレームに切り替わった時、d
はn+3フレームに切り替わった時を示す。
【0019】図16(b)には、上から、nフレームで
の第1極性反転信号と第2極性反転信号とが示される。
図16(c)には、上から、n+1フレームでの第1極
性反転信号と第2極性反転信号とが示される。図17
(a)には、上から、n+2フレームでの第1極性反転
信号と第2極性反転信号とが示される。図17(b)に
は、上から、n+3フレームでの第1極性反転信号と第
2極性反転信号とが示されている。a1 、b1 、c1
よびd1 は1フレーム内で1本目の走査信号線が選択さ
れた時(すなわち、各フレームにおいて1つ目の行を選
択する時)を示す。a2 、b2 、c2 およびd2 は1フ
レーム内で2本目の走査信号線が選択された時を示す。
3 、b3 、c3 およびd3 は1フレーム内で3本目の
走査信号線が選択された時を示す。a4 、b4 、c4
よびd4 は1フレーム内で4本目の走査信号線が選択さ
れた時を示す。a5 、b5 、c5 およびd5 は1フレー
ム内で5本目の走査信号線が選択された時を示す。
【0020】なお、第1極性反転信号とは上部映像信号
線を介して画素に印加される映像信号(以下、「上部映
像信号」という)の極性を制御するための信号である。
一方、第2極性反転信号とは下部映像信号線を介して画
素に印加される映像信号(以下、「下部映像信号」とい
う)の極性を制御するための信号である。さらに、第1
極性反転信号切替えタイミング信号とはa1 、b1 、c
1 またはd1 での第1極性反転信号の極性を制御する信
号であり、第2極性反転信号切替えタイミング信号とは
1 、b1 、c1 またはd1 での第2極性反転信号の極
性を制御する信号である。前記第1極性反転信号および
第2極性反転信号の極性は、1フレーム内で所定のパタ
ーンで変化する。たとえば、図16(b)、図16
(c)、図17(a)および図17(b)では、各フレ
ーム内で、1、3、4、5本目の走査信号線が選択され
るときに極性を反転する。なお、極性がハイレベルから
ローレベルに反転するのか、それともローレベルからハ
イレベルに反転するのかは、a1 、b1 、c1 およびd
1 での第1極性反転信号および第2極性反転信号の極性
による。
【0021】なお、上部液晶駆動回路1aの出力端子は
左側から数えて奇数番目の映像信号線(以下、「上部映
像信号線」という)11aに接続される。また、下部液
晶駆動回路1bの出力端子は左側から数えて偶数番目の
映像信号線(以下、「下部映像信号線」という)11b
に接続される(図14および図15参照)。
【0022】従来の液晶表示装置の駆動方法では、各画
素の液晶に常に同じ極性の映像信号が印加されないよう
に、フレームごとに1番目の走査信号線を選択するとき
の第1極性反転信号および第2極性反転信号の極性を反
転させている(図16(a)参照)。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置の
駆動方法では、第1極性反転信号切替えタイミング信号
および第2極性反転信号切替えタイミング信号により、
1フレームごとに1番目の走査信号線を選択するときの
第1極性反転信号および第2極性反転信号の極性を反転
させている。しかし、同じ極性の映像信号が印加される
画素ごとにグループ分けをしたばあい、フレームが変わ
っても各グループを構成する画素が変化しない。したが
って、隣り合うグループ間に横方向(走査信号線および
映像信号線を含む面に対して平行な方向)の電界が発生
する。横方向の電界が発生した箇所では所定の映像がえ
られず、表示品質が低下する。フレームごとに横方向の
電界の発生を間引きすれば視認されないが、本従来例の
ようにフレーム間で常に同じ箇所で横方向の電圧が発生
するばあいは視認される可能性が高い。
【0024】本発明はかかる問題を解決するためになさ
れたものであり、大画面で、高解像度のカラー液晶表示
パネルを含む液晶表示装置の表示品質を向上できる液晶
表示装置の駆動方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液晶表示装置の駆動方法は、行列配置された複数の画素
のうち、走査信号回路から出力された走査信号によって
選択した行を構成する複数の画素に、上部液晶駆動回路
から出力された上部映像信号および下部液晶駆動回路か
ら出力された下部映像信号のうちの一方をそれぞれ印加
することにより所定の映像を表示する液晶表示装置の駆
動方法であって、上部映像信号および下部映像信号の極
性が1垂直周期ごとに反転するばあいと、同極性を保つ
ばあいとが混在しているものである。
【0026】また、本発明の請求項2記載の液晶表示装
置の駆動方法は、前記選択した行を構成する複数の画素
のうち、1つおきの画素に上部映像信号を印加し、残り
の画素に下部映像信号を印加するものである。
【0027】さらに、本発明の請求項3記載の液晶表示
装置の駆動方法は、前記1つおきの画素が奇数番目の画
素であり、前記残りの画素が偶数番目の画素である。
【0028】本発明の請求項4記載の液晶表示装置の駆
動方法は、行列配置された複数の画素のうち、走査信号
回路から出力された走査信号によって選択した行を構成
する複数の画素に、上部液晶駆動回路から出力された上
部映像信号および下部液晶駆動回路から出力された下部
映像信号のうちの一方をそれぞれ印加することにより所
定の映像を表示する液晶表示装置の駆動方法であって、
各フレームにおいて1つ目の行を選択するに際し、上部
映像信号および下部映像信号の極性を2フレームごとに
切替え、かつ、上部映像信号の極性を切替えるタイミン
グを下部映像信号の極性を切替えるタイミングに対して
1フレーム分ずらすものである。
【0029】また、本発明の請求項5記載の液晶表示装
置の駆動方法は、前記選択した行を構成する複数の画素
のうち、1つおきの画素に上部映像信号を印加し、残り
の画素に下部映像信号を印加するものである。
【0030】さらに、本発明の請求項6記載の液晶表示
装置の駆動方法は、前記1つおきの画素が奇数番目の画
素であり、前記残りの画素が偶数番目の画素である。
【0031】本発明の請求項7記載の液晶表示装置の駆
動回路は、少なくとも上部液晶駆動回路、下部液晶駆動
回路、走査信号回路、タイミング制御回路および垂直同
期信号変換回路を含み、該垂直同期信号変換回路が第1
極性反転信号切替えタイミング信号と第2極性反転信号
切替えタイミング信号とを出力する液晶表示装置の駆動
回路であって、nフレームのとき、前記上部液晶駆動回
路に入力される第1極性反転信号の極性が、前記下部液
晶駆動回路に入力される第2極性反転信号の極性に対し
て逆極性とされ、n+1フレームのとき、前記上部液晶
駆動回路に入力される第1極性反転信号の極性が、前記
下部液晶駆動回路に入力される第2極性反転信号の極性
に対して同極性とされるように前記垂直同期信号変換回
路によって前記第1極性反転信号切替えタイミング信号
と第2極性反転信号切替えタイミング信号とが出力され
るものである。
【0032】また、本発明の請求項8記載の液晶表示装
置の駆動回路は、前記垂直同期信号変換回路が、微分回
路、複数のフリップフロップ(flip-flop)および複数
のNOTゲート(gate)からなるものである。
【0033】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の液晶表示装置の
駆動方法の実施の形態について説明する。
【0034】実施の形態1.図面を参照しつつ、本発明
の液晶表示装置の駆動方法の実施の形態1について説明
する。
【0035】本実施の形態では、各フレームにおいて、
上部映像信号および下部映像信号の極性が1垂直周期ご
とに反転するばあいと、同極性を保つばあいとが混在し
ている。また、走査信号によって選択した行を構成する
複数の画素のうち、1つおきの画素に上部映像信号を印
加し、残りの画素に下部映像信号を印加してもよい。さ
らに、前記1つおきの画素が奇数番目の画素であり、前
記残りの画素が偶数番目の画素であってもよい。
【0036】図1は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
を用いて駆動される液晶表示パネルの画素に関する配線
の概念の一例を示す説明図である。図1において、5は
垂直同期信号変換回路であり、その他、図14と同一の
箇所は同じ符号を用いて示す。本発明の液晶表示装置の
駆動方法にかかわる第1極性反転信号および第2極性反
転信号を出力するため、垂直同期信号から第1極性反転
信号切替えタイミング信号を出力する垂直同期信号変換
回路をタイミング制御回路の次段に設けた。実施の形態
1にかかわる垂直同期信号変換回路5は、後述するよう
に、各フレームにおいて、上部映像信号および下部映像
信号の極性が1垂直周期ごとに反転するばあいと、同極
性を保つばあいとが混在させることができる構成とし
た。この他、図1に示される液晶表示装置の構成要素は
従来の液晶表示装置の構成要素と同一である。
【0037】図1に示されるように、上部映像信号線1
1aによって左側から数えて奇数番目の画素に映像信号
を印加し、下部映像信号線11bによって左側から数え
て偶数番目の画素に映像信号を印加する。ただし、これ
は一例であり、たとえば上部映像信号線11aによって
偶数番目の画素に映像信号を印加し、下部映像信号線1
1bによって奇数番目の画素に映像信号を印加してもよ
い。
【0038】図2は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の実施の形態1を用いて駆動される液晶表示パネルの画
素に関する配線の概念の一例を示す説明図である。図2
に示される液晶表示装置の構成要素は従来の液晶表示装
置の構成要素と同一であり、図2において、図14と同
一の箇所は同じ符号を用いて示す。図2(a)はnフレ
ームでの液晶表示装置を示す説明図であり、図2(b)
はn+1フレームでの液晶表示装置を示す説明図であ
る。
【0039】図3は、図2に示される液晶表示装置を駆
動するために用いられる信号を示すタイミングチャート
である。図3において、図16と同一の箇所は同じ符号
を用いて示す。図3(a)には、上から、第1極性反転
信号切替えタイミング信号と第2極性反転信号切替えタ
イミング信号とが示される。図3(b)には、上から、
nフレームでの第1極性反転信号と第2極性反転信号と
が示される。図3(c)には、上から、n+1フレーム
での第1極性反転信号と第2極性反転信号とが示され
る。
【0040】nフレームのとき、上部液晶駆動回路に入
力される第1極性反転信号の極性は、下部液晶駆動回路
に入力される第2極性反転信号の極性に対して逆極性に
なっている(図3(b)参照)。したがって、走査信号
線12に対して平行な方向において隣合う画素間で、画
素に印加される映像信号(上部映像信号または下部映像
信号)の極性が同じになるのは、1列目の画素と2列目
の画素、および3列目の画素と4列目の画素である(図
2(a)参照)。すなわち、上部映像信号および下部映
像信号の極性が1垂直周期のあいだ同極性を保ってお
り、2p+1列目の画素と2p+2列目の画素とが同極
性になる。なお、前記1垂直周期とは1列分の画素を走
査する期間をいい、たとえば1列目と2列目の画素のこ
とをいう。また、pは0または自然数である。
【0041】さらに、n+1フレームのとき、上部液晶
駆動回路に入力される第1極性反転信号の極性は、下部
液晶駆動回路に入力される第2極性反転信号の極性に対
して同極性になっている(図3(c)参照)。したがっ
て、走査信号線12に対して平行な方向において隣合う
画素間で、画素に印加される映像信号(上部映像信号ま
たは下部映像信号)の極性が同じになるのは、2列目の
画素と3列目の画素、および4列目の画素と5列目の画
素である(図2(b)参照)。すなわち、上部映像信号
および下部映像信号の極性が1垂直周期ごとに反転し、
2p+2列目の画素と2p+3列目の画素とが同極性に
なり、nフレームのときと異なる。
【0042】したがって、同じ極性の映像信号が印加さ
れる画素ごとにグループ分けを行い奇数フレームと偶数
フレームとを比較すると、フレームによってグループを
構成する画素が変化する。フレームが変わると各グルー
プを構成する画素が変化する。その結果、時間的に、か
つ、空間的に横方向の電界の平均化を行うことができ、
横方向の電界による表示不良が視認されなくなり、表示
品質を向上させることができる。このような第1極性反
転信号および第2極性反転信号を出力するための垂直同
期信号変換回路5について説明する。図4は、垂直同期
信号変換回路の詳細な構成を示すブロック説明図であ
り、図5(a)〜(f)は出力波形を示した説明図であ
る。図4において,21は微分回路であり、22aはフ
リップフロップであり、23aはNOT回路であり、2
4aはOR回路である。微分回路21に入力される垂直
同期信号S1は図5の(a)に示されており、垂直同期
信号S1は微分回路21を経て図5の(a)にVDで示
す1垂直周期のタイミング信号S2となる。つぎにこの
タイミング信号S2はフリップフロップ22aを経て、
図5の(c)に示す波形の信号S3となったのち、第1
極性反転信号ラインと第2極性反転信号ラインとに分け
られ、OR回路24aを経て第1極性反転信号切替えタ
イミング信号S5(図5の(e))がえられ、またNO
T回路23aを経て第2極性反転信号切替えタイミング
信号S6(図5の(f))がえられる。
【0043】実施の形態2.つぎに、本発明の液晶表示
装置の駆動方法の実施の形態2について図面を参照しつ
つ説明する。
【0044】本実施の形態では、各フレームにおいて1
つ目の行を選択するに際し、上部映像信号および下部映
像信号の極性を2フレームごとに切替え、かつ、上部映
像信号の極性を切替えるタイミングを下部映像信号の極
性を切替えるタイミングに対して1フレーム分ずらす。
【0045】図6および図7は、本発明の液晶表示装置
の駆動方法の実施の形態2を用いて駆動される液晶表示
パネルの画素に関する配線の概念の一例を示す説明図で
ある。図6および図7に示される液晶表示装置の構成要
素は従来の液晶表示装置の構成要素と同一であり、図6
および図7において、図14および図15と同一の箇所
は同じ符号を用いて示す。図6(a)はnフレームでの
液晶表示装置を示す説明図であり、図6(b)はn+1
フレームでの液晶表示装置を示す説明図である。さら
に、図7(a)はn+2フレームでの液晶表示装置を示
す説明図であり、図7(b)はn+3フレームでの液晶
表示装置を示す説明図である。
【0046】また、図8は、垂直同期信号変換回路の詳
細な構成を示すブロック説明図であり、図9(a)〜
(g)は出力波形を示した説明図である。図8におい
て、22bおよび22cはフリップフロップであり、2
3bはNOTゲートである。本実施の形態においては、
図4に示した回路を変更し、図8に示した回路および出
力波形を用いる。図8に示した回路は、各フレームにお
いて1つ目の行を選択するに際し、上部映像信号および
下部映像信号の極性を2フレームごとに切替え、かつ、
上部映像信号の極性を切替えるタイミングを下部映像信
号の極性を切替えるタイミングに対して1フレーム分ず
らすことができる構成とした。したがって、微分回路2
1に入力される垂直同期信号S1は図9の(a)に示さ
れており、垂直同期信号S1は微分回路21を経て図9
の(a)にVDで示す1垂直周期のタイミング信号S2
となる。つぎにこのタイミング信号S2はフリップフロ
ップ22aを経て、図9の(c)に示す波形の信号S3
となったのち、第1極性反転信号ラインと第2極性反転
信号ラインとに分けられ、それぞれ信号S4がフリップ
フロップ22bを経て第1極性反転信号切替えタイミン
グ信号S6(図9の(e))がえられ、また信号S5がフ
リップフロップ22cを経て第2極性反転信号切替えタ
イミング信号S7(図9の(g))がえられる。
【0047】図10および図11は、図6および図7に
示される液晶表示装置を駆動するために用いられる信号
を示すタイミングチャートである。図10および図11
において、図16および図17と同一の箇所は同じ符号
を用いて示す。
【0048】図10(a)には、上から、第1極性反転
信号切替えタイミング信号と第2極性反転信号切替えタ
イミング信号とが示される。図10(b)には、上か
ら、nフレームでの第1極性反転信号と第2極性反転信
号とが示される。図10(c)には、上から、n+1フ
レームでの第1極性反転信号と第2極性反転信号とが示
される。また、図11(a)には、上から、n+2フレ
ームでの第1極性反転信号と第2極性反転信号とが示さ
れる。図11(b)には、上から、n+3フレームでの
第1極性反転信号と第2極性反転信号とが示される。
【0049】nフレームのとき、上部液晶駆動回路に入
力される第1極性反転信号の極性は、下部液晶駆動回路
に入力される第2極性反転信号の極性に対して逆極性に
なっている(図10(b)参照)。したがって、走査信
号線12に対して平行な方向において隣合う画素間で、
画素に印加される映像信号(上部映像信号または下部映
像信号)の極性が同じになるのは、1列目の画素と2列
目の画素、および3列目の画素と4列目の画素である
(図6(a)参照)。すなわち、2p+1列目の画素と
2p+2列目の画素である。
【0050】さらに、n+1フレームのとき、上部液晶
駆動回路に入力される第1極性反転信号の極性はnフレ
ームのときと同じであり、下部液晶駆動回路に入力され
る第2極性反転信号の極性はnフレームのときとは逆極
性である(図10(c)参照)。したがって、走査信号
線12に対して平行な方向において隣合う画素間で、画
素に印加される映像信号(上部映像信号または下部映像
信号)の極性が同じになるのは、2列目の画素と3列目
の画素、および4列目の画素と5列目の画素である(図
6(b)参照)。すなわち、2p+2列目の画素と2p
+3列目の画素であり、nフレームのときと異なる。
【0051】n+2フレームのときは、nフレームのと
きと同様に2p+1列目の画素と2p+2列目の画素と
に同じ極性の映像信号が印加される(図7(a)参
照)。ただし、nフレームで印加される映像信号の極性
が正(または負)なっている画素は、n+2フレームで
印加される映像信号の極性が負(または正)になる。
【0052】また、n+3フレームのときは、n+1フ
レームのときと同様に2p+2列目の画素と2p+3列
目の画素とに同じ極性の映像信号が印加される(図7
(b)参照)。ただし、n+1フレームで印加される映
像信号の極性が正(または負)なっている画素は、n+
3フレームでは印加される映像信号の極性が負(または
正)になる。
【0053】したがって、同じ極性の映像信号が印加さ
れる画素ごとにグループ分けを行い奇数フレームと偶数
フレームとを比較すると、フレームによってグループを
構成する画素が変化する。さらに、奇数フレーム(また
は偶数フレーム)同士を比較しても1つのグループに印
加される映像信号の極性が変化している。その結果、時
間的に、かつ、空間的に横方向の電界の平均化を行うこ
とができ、横方向の電界による表示不良が視認されなく
なり、表示品質を向上することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の液晶表示装置の
駆動方法は、行列配置された複数の画素のうち、走査信
号回路から出力された走査信号によって選択した行を構
成する複数の画素に、上部液晶駆動回路から出力された
上部映像信号および下部液晶駆動回路から出力された下
部映像信号のうちの一方をそれぞれ印加することにより
所定の映像を表示する液晶表示装置の駆動方法であっ
て、上部映像信号および下部映像信号の極性が1垂直周
期ごとに反転するばあいと、同極性を保つばあいとが混
在しているものであるので、時間的に、かつ、空間的に
横方向の電界の平均化を行うことができ、横方向の電界
による表示不良が視認されなくなり、表示品質を向上さ
せることができる。
【0055】また、本発明の請求項2記載の液晶表示装
置の駆動方法は、前記選択した行を構成する複数の画素
のうち、1つおきの画素に上部映像信号を印加し、残り
の画素に下部映像信号を印加するものであるので、映像
信号の周波数を最高動作周波数以下に抑えることができ
る。
【0056】さらに、本発明の請求項3記載の液晶表示
装置の駆動方法は、前記1つおきの画素が奇数番目の画
素であり、前記残りの画素が偶数番目の画素であるの
で、映像信号の周波数を最高動作周波数以下に抑えるこ
とができる。
【0057】本発明の請求項4記載の液晶表示装置の駆
動方法は、行列配置された複数の画素のうち、走査信号
回路から出力された走査信号によって選択した行を構成
する複数の画素に、上部液晶駆動回路から出力された上
部映像信号および下部液晶駆動回路から出力された下部
映像信号のうちの一方をそれぞれ印加することにより所
定の映像を表示する液晶表示装置の駆動方法であって、
各フレームにおいて1つ目の行を選択するに際し、上部
映像信号および下部映像信号の極性を2フレームごとに
切替え、かつ、上部映像信号の極性を切替えるタイミン
グを下部映像信号の極性を切替えるタイミングに対して
1フレーム分ずらすものであるので、時間的に、かつ、
空間的に横方向の電界の平均化を行うことができ、横方
向の電界による表示不良が視認されなくなり、表示品質
を向上することができる。
【0058】また、本発明の請求項5記載の液晶表示装
置の駆動方法は、前記選択した行を構成する複数の画素
のうち、1つおきの画素に上部映像信号を印加し、残り
の画素に下部映像信号を印加するものであるので、映像
信号の周波数を最高動作周波数以下に抑えることができ
る。
【0059】さらに、本発明の請求項6記載の液晶表示
装置の駆動方法は、前記1つおきの画素が奇数番目の画
素であり、前記残りの画素が偶数番目の画素であるの
で、映像信号の周波数を最高動作周波数以下に抑えるこ
とができる。
【0060】本発明の請求項7および8記載の液晶表示
装置の駆動回路は、少なくとも上部液晶駆動回路、下部
液晶駆動回路、走査信号回路、タイミング制御回路およ
び垂直同期信号変換回路を含み、該垂直同期信号変換回
路が第1極性反転信号切替えタイミング信号と第2極性
反転信号切替えタイミング信号とを出力する液晶表示装
置の駆動回路であって、nフレームのとき、前記上部液
晶駆動回路に入力される第1極性反転信号の極性が、前
記下部液晶駆動回路に入力される第2極性反転信号の極
性に対して逆極性とされ、n+1フレームのとき、前記
上部液晶駆動回路に入力される第1極性反転信号の極性
が、前記下部液晶駆動回路に入力される第2極性反転信
号の極性に対して同極性とされるように前記垂直同期信
号変換回路によって前記第1極性反転信号切替えタイミ
ング信号と第2極性反転信号切替えタイミング信号とが
出力されるものであるので、時間的に、かつ、空間的に
横方向の電界の平均化を行うことができ、横方向の電界
による表示不良が視認されなくなり、表示品質を向上さ
せた液晶表示装置をうることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液晶表示装置の駆動方法を用いて駆
動される液晶表示パネルの画素に関する配線の概念の一
例を示す説明図である。
【図2】 本発明の液晶表示装置の駆動方法の実施の形
態1を用いて駆動される液晶表示パネルの画素に関する
配線の概念の一例を示す説明図である。
【図3】 図2に示される液晶表示装置を駆動するため
に用いられる信号を示すタイミングチャートである。
【図4】 本発明の液晶表示装置の実施の形態1の垂直
同期信号変換回路を示す説明図である。
【図5】 本発明の液晶表示装置の実施の形態1の信号
波形を示す説明図である。
【図6】 本発明の液晶表示装置の駆動方法の実施の形
態2を用いて駆動される液晶表示パネルの画素に関する
配線の概念の一例を示す説明図である。
【図7】 本発明の液晶表示装置の駆動方法の実施の形
態2を用いて駆動される液晶表示パネルの画素に関する
配線の概念の一例を示す説明図である。
【図8】 本発明の液晶表示装置の実施の形態2の垂直
同期信号変換回路を示す説明図である。
【図9】 本発明の液晶表示装置の実施の形態2の信号
波形を示す説明図である。
【図10】 図6および図7に示される液晶表示装置を
駆動するために用いられる信号を示すタイミングチャー
トである。
【図11】 図7に示される液晶表示装置を駆動するた
めに用いられる信号を示すタイミングチャートである。
【図12】 従来の液晶駆動回路の一例を示す説明図で
ある。
【図13】 極性反転信号、ならびに図12に示される
液晶駆動回路から出力される奇数出力および偶数出力の
極性の一例を示す説明図である。
【図14】 従来の液晶表示パネルの画素に関する配線
の概念の一例を示す説明図である。
【図15】 従来の液晶表示パネルの画素に関する配線
の概念の一例を示す説明図である。
【図16】 図14および図15に示される液晶表示装
置を駆動するために用いられる信号を示すタイミングチ
ャートである。
【図17】 図15に示される液晶表示装置を駆動する
ために用いられる信号を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1a 上部液晶駆動回路、1b 下部液晶駆動回路、2
走査信号回路、4 タイミング制御回路、5 垂直同
期信号変換回路、21 微分回路、22a フリップフ
ロップ、23a NOTゲート。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列配置された複数の画素のうち、走査
    信号回路から出力された走査信号によって選択した行を
    構成する複数の画素に、上部液晶駆動回路から出力され
    た上部映像信号および下部液晶駆動回路から出力された
    下部映像信号のうちの一方をそれぞれ印加することによ
    り所定の映像を表示する液晶表示装置の駆動方法であっ
    て、上部映像信号および下部映像信号の極性が1垂直周
    期ごとに反転するばあいと、同極性を保つばあいとが混
    在している液晶表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記選択した行を構成する複数の画素の
    うち、1つおきの画素に上部映像信号を印加し、残りの
    画素に下部映像信号を印加する請求項1記載の液晶表示
    装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記1つおきの画素が奇数番目の画素で
    あり、前記残りの画素が偶数番目の画素である請求項2
    記載の液晶表示装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 行列配置された複数の画素のうち、走査
    信号回路から出力された走査信号によって選択した行を
    構成する複数の画素に、上部液晶駆動回路から出力され
    た上部映像信号および下部液晶駆動回路から出力された
    下部映像信号のうちの一方をそれぞれ印加することによ
    り所定の映像を表示する液晶表示装置の駆動方法であっ
    て、各フレームにおいて1つ目の行を選択するに際し、
    上部映像信号および下部映像信号の極性を2フレームご
    とに切替え、かつ、上部映像信号の極性を切替えるタイ
    ミングを下部映像信号の極性を切替えるタイミングに対
    して1フレーム分ずらす液晶表示装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記選択した行を構成する複数の画素の
    うち、1つおきの画素に上部映像信号を印加し、残りの
    画素に下部映像信号を印加する請求項4記載の液晶表示
    装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記1つおきの画素が奇数番目の画素で
    あり、前記残りの画素が偶数番目の画素である請求項5
    記載の液晶表示装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも上部液晶駆動回路、下部液晶
    駆動回路、走査信号回路、タイミング制御回路および垂
    直同期信号変換回路を含み、該垂直同期信号変換回路が
    第1極性反転信号切替えタイミング信号と第2極性反転
    信号切替えタイミング信号とを出力する液晶表示装置の
    駆動回路であって、nフレームのとき、前記上部液晶駆
    動回路に入力される第1極性反転信号の極性が、前記下
    部液晶駆動回路に入力される第2極性反転信号の極性に
    対して逆極性とされ、n+1フレームのとき、前記上部
    液晶駆動回路に入力される第1極性反転信号の極性が、
    前記下部液晶駆動回路に入力される第2極性反転信号の
    極性に対して同極性とされるように前記垂直同期信号変
    換回路によって前記第1極性反転信号切替えタイミング
    信号と第2極性反転信号切替えタイミング信号とが出力
    される液晶表示装置の駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記垂直同期信号変換回路が、微分回
    路、複数のフリップフロップおよび複数のNOTゲート
    からなる請求項7記載の液晶表示装置の駆動回路。
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