JP2008070406A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】上下2画面分割方式の液晶表示パネルを備える液晶表示装置において、表示画面上に上下2画面の継ぎ目部分が表示されるのを防止する。
【解決手段】第1の領域と第2の領域とを有する液晶表示パネルと、液晶表示パネルの第1の領域に配置される1番目ないしm番目の走査線と、液晶表示パネルの第2の領域に配置される(m+1)番目ないし(2m+n)番目の走査線と、前記1番目ないしm番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第1走査線駆動回路と、前記(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第2走査線駆動回路とを有し、前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路は、前記第1走査線駆動回路から前記m番目の走査線に対して1水平走査期間の間選択走査電圧が供給された後に、前記(m+1)番目走査線から(m+n)番目の走査線まで1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する。
【選択図】図1
【解決手段】第1の領域と第2の領域とを有する液晶表示パネルと、液晶表示パネルの第1の領域に配置される1番目ないしm番目の走査線と、液晶表示パネルの第2の領域に配置される(m+1)番目ないし(2m+n)番目の走査線と、前記1番目ないしm番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第1走査線駆動回路と、前記(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第2走査線駆動回路とを有し、前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路は、前記第1走査線駆動回路から前記m番目の走査線に対して1水平走査期間の間選択走査電圧が供給された後に、前記(m+1)番目走査線から(m+n)番目の走査線まで1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示装置に係り、特に、上下2画面分割方式の液晶表示パネルを備える液晶表示装置に関する。
アクティブ素子として薄膜トランジスタを使用するTFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示モジュールは高精細な画像を表示できるため、テレビ、パソコン用ディスプレイ等の表示装置として使用されている。
近年、液晶表示モジュールにおいて、高解像度、高精細な液晶表示パネルが要望されており、例えば、医療用途などでは、画素数が6Mの超高精細な液晶表示パネルが要望されている。
この画素数が6Mの超高精細な液晶表示パネルでは、走査線が、例えば、2000本以上となり、通常の駆動方法では、ゲート選択時間が短くなり、書き込み不足が懸念される。
一方、単純マトリクス型液晶表示装置では、走査ライン数が多くなるに従いコントラストが低下するため、これを改善する方法として、液晶表示パネルを上下2画面に分割して、分割した2画面を同時に走査する方法(以下、上下2画面分割駆動方式という。)が知られている。(下記、特許文献1参照)
この上下2画面分割駆動方式を採用することにより、走査線の駆動を液晶表示パネルの上下で同時に行うことができるので、走査線が、例えば、2000本以上の液晶表示パネルでも、ゲート選択時間を2倍の長さにすることができ、書き込み不足を解消することが可能である。
近年、液晶表示モジュールにおいて、高解像度、高精細な液晶表示パネルが要望されており、例えば、医療用途などでは、画素数が6Mの超高精細な液晶表示パネルが要望されている。
この画素数が6Mの超高精細な液晶表示パネルでは、走査線が、例えば、2000本以上となり、通常の駆動方法では、ゲート選択時間が短くなり、書き込み不足が懸念される。
一方、単純マトリクス型液晶表示装置では、走査ライン数が多くなるに従いコントラストが低下するため、これを改善する方法として、液晶表示パネルを上下2画面に分割して、分割した2画面を同時に走査する方法(以下、上下2画面分割駆動方式という。)が知られている。(下記、特許文献1参照)
この上下2画面分割駆動方式を採用することにより、走査線の駆動を液晶表示パネルの上下で同時に行うことができるので、走査線が、例えば、2000本以上の液晶表示パネルでも、ゲート選択時間を2倍の長さにすることができ、書き込み不足を解消することが可能である。
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特開平5−80714号公報
しかしながら、上下2画面分割駆動方式を採用した液晶表示モジュールでは、液晶表示パネルの上下2画面に分割した部分をそれぞれ独立に駆動するため、表示画面上に上下2画面の継ぎ目部分が表示され、表示品質が損なわれるという問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、上下2画面分割方式の液晶表示パネルを備える液晶表示装置において、表示画面上に上下2画面の継ぎ目部分が表示されるのを防止することが可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、上下2画面分割方式の液晶表示パネルを備える液晶表示装置において、表示画面上に上下2画面の継ぎ目部分が表示されるのを防止することが可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
(1)第1の領域と第2の領域とを有する液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの前記第1の領域に配置される1番目ないしm番目の走査線と、前記液晶表示パネルの前記第2の領域に配置される(m+1)番目ないし(2m+n)番目の走査線と、前記液晶表示パネルの前記第1の領域に配置される複数の第1の映像線と、前記液晶表示パネルの前記第2の領域に配置され前記第1の映像線と同数の第2の映像線と、前記1番目ないしm番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第1走査線駆動回路と、前記(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第2走査線駆動回路とを有し、前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路は、前記第1走査線駆動回路から前記m番目の走査線に対して1水平走査期間の間選択走査電圧が供給された後に、前記(m+1)番目走査線から(m+n)番目の走査線まで1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する。
(1)第1の領域と第2の領域とを有する液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの前記第1の領域に配置される1番目ないしm番目の走査線と、前記液晶表示パネルの前記第2の領域に配置される(m+1)番目ないし(2m+n)番目の走査線と、前記液晶表示パネルの前記第1の領域に配置される複数の第1の映像線と、前記液晶表示パネルの前記第2の領域に配置され前記第1の映像線と同数の第2の映像線と、前記1番目ないしm番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第1走査線駆動回路と、前記(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第2走査線駆動回路とを有し、前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路は、前記第1走査線駆動回路から前記m番目の走査線に対して1水平走査期間の間選択走査電圧が供給された後に、前記(m+1)番目走査線から(m+n)番目の走査線まで1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する。
(2)(1)において、前記第1の映像線に映像電圧を供給する第1映像線駆動回路と、前記第2の映像線に映像電圧を供給する第2映像線駆動回路とを有し、前記液晶表示パネルを1つの液晶表示パネルと見なしたときに、各サブピクセルに印加される映像電圧の極性が所定の規則性を保持するように、前記1番目ないしm番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置と、前記(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置とに応じて、前記第1映像線駆動回路と前記第2映像線駆動回路は、同一列の第1の映像線と第2の映像線に、採用する交流化駆動方式により決定される極性の映像電圧を供給する。
(3)(2)において、m=nで、垂直帰線期間を前記1水平走査期間で割り算した時の値をMとするとき、前記交流化駆動方式が1表示ライン毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、(m+M)が偶数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性であり、(m+M)が奇数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは同一極性である。
(3)(2)において、m=nで、垂直帰線期間を前記1水平走査期間で割り算した時の値をMとするとき、前記交流化駆動方式が1表示ライン毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、(m+M)が偶数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性であり、(m+M)が奇数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは同一極性である。
(4)(2)において、m=nで、垂直帰線期間を前記1水平走査期間で割り算した時の値をMとするとき、前記交流化駆動方式が2表示ライン毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、(m+M)が偶数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性であり、(m+M)が奇数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは、2表示ラインの一方の表示ラインのときは同一極性、2表示ラインの他方の表示ラインのときは逆極性である。
(5)(2)において、前記交流化駆動方式が1フレーム毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性である。
(6)(1)ないし(5)の何れかにおいて、表示制御装置を有し、前記表示制御装置は、前記少なくとも1個の第1走査線駆動回路にフレーム開始指示信号を出力し、前記少なくとも1個の第1走査線駆動回路は、前記フレーム開始指示信号を順次転送し、前記m番目の走査線に1水平走査期間の間選択走査電圧を供給された後に、前記フレーム開始指示信号を、前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路に出力する。
(5)(2)において、前記交流化駆動方式が1フレーム毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性である。
(6)(1)ないし(5)の何れかにおいて、表示制御装置を有し、前記表示制御装置は、前記少なくとも1個の第1走査線駆動回路にフレーム開始指示信号を出力し、前記少なくとも1個の第1走査線駆動回路は、前記フレーム開始指示信号を順次転送し、前記m番目の走査線に1水平走査期間の間選択走査電圧を供給された後に、前記フレーム開始指示信号を、前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路に出力する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、上下2画面分割方式の液晶表示パネルを備える液晶表示装置において、表示画面上に上下2画面の継ぎ目部分が表示されるのを防止することが可能となる。
本発明によれば、上下2画面分割方式の液晶表示パネルを備える液晶表示装置において、表示画面上に上下2画面の継ぎ目部分が表示されるのを防止することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例の液晶表示モジュールの概略構成を示すブロック図である。
図1において、10は液晶表示パネルであり、液晶表示パネル10は、第1の領域10aと第2の領域10bの上下2画面に分割されている。
なお、液晶表示パネル10は、画素トランジスタ、映像線、走査線などが形成されるガラス基板(TFT基板)と、対向電極、カラーフィルタなどが形成されたガラス基板(CF基板)とをシール剤を介して貼り合わせ、ガラス基板(TFT基板)とガラス基板(CF基板)との間に液晶を封入して形成される。さらに、ガラス基板(TFT基板)とガラス基板(CF基板)の外側には偏光板が張り付けられる。
本実施例では、液晶表示パネル10は、第1の領域10aと第2の領域10bの上下2画面に分割されており、そのため、映像線が中央において、第1の映像線(Da)と、第2の映像線(Db)の2つの分割されている以外は、従来の液晶表示パネルと同じであるので、液晶表示パネル10の詳細な説明は省略する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例の液晶表示モジュールの概略構成を示すブロック図である。
図1において、10は液晶表示パネルであり、液晶表示パネル10は、第1の領域10aと第2の領域10bの上下2画面に分割されている。
なお、液晶表示パネル10は、画素トランジスタ、映像線、走査線などが形成されるガラス基板(TFT基板)と、対向電極、カラーフィルタなどが形成されたガラス基板(CF基板)とをシール剤を介して貼り合わせ、ガラス基板(TFT基板)とガラス基板(CF基板)との間に液晶を封入して形成される。さらに、ガラス基板(TFT基板)とガラス基板(CF基板)の外側には偏光板が張り付けられる。
本実施例では、液晶表示パネル10は、第1の領域10aと第2の領域10bの上下2画面に分割されており、そのため、映像線が中央において、第1の映像線(Da)と、第2の映像線(Db)の2つの分割されている以外は、従来の液晶表示パネルと同じであるので、液晶表示パネル10の詳細な説明は省略する。
中央で分割されている映像線(D)は、それぞれ液晶表示パネル10の長辺側に配置される上側映像線駆動回路30aと、下側映像線駆動回路30bに接続される。
また、液晶表示パネル10の第1の領域10aには、1番目ないしm番目の走査線(G)が配置され、第2の領域10bには、(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線(G)が配置される。
1番目ないしm番目の走査線(G)は、液晶表示パネル10の短辺側に配置される上側走査線駆動回路40aに接続され、上側走査線駆動回路40aにより、(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線(G)とは独立して駆動される。
(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線(G)は、下側走査線駆動回路40bに接続され、下側走査線駆動回路40bにより、1番目ないしm番目の走査線(G)とは独立して駆動される。
なお、上側映像線駆動回路30aと、下側映像線駆動回路30bは、図1に示すように、複数個(図1では、5個のドレインドライバ3)で構成され、上側走査線駆動回路40aと、下側走査線駆動回路40bは、図1に示すように、複数個(図1では、3個のゲートドライバ4)で構成される。
表示制御装置1は、上側映像線駆動回路30aと下側映像線駆動回路30bに対して、表示データ、スタートパルス、交流化信号(M)、表示データラッチ用クロック(CL2)、出力タイミング制御用クロック(CL1)等を出力し、上側映像線駆動回路30aと下側映像線駆動回路30bを制御駆動する。
また、表示制御装置1は、上側走査線駆動回路40aと下側走査像線駆動回路30bに対して、フレーム開始指示信号、シフトクロック(CL3)等を出力し、上側走査線駆動回路40aと下側走査線駆動回路40bを制御駆動される
また、液晶表示パネル10の第1の領域10aには、1番目ないしm番目の走査線(G)が配置され、第2の領域10bには、(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線(G)が配置される。
1番目ないしm番目の走査線(G)は、液晶表示パネル10の短辺側に配置される上側走査線駆動回路40aに接続され、上側走査線駆動回路40aにより、(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線(G)とは独立して駆動される。
(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線(G)は、下側走査線駆動回路40bに接続され、下側走査線駆動回路40bにより、1番目ないしm番目の走査線(G)とは独立して駆動される。
なお、上側映像線駆動回路30aと、下側映像線駆動回路30bは、図1に示すように、複数個(図1では、5個のドレインドライバ3)で構成され、上側走査線駆動回路40aと、下側走査線駆動回路40bは、図1に示すように、複数個(図1では、3個のゲートドライバ4)で構成される。
表示制御装置1は、上側映像線駆動回路30aと下側映像線駆動回路30bに対して、表示データ、スタートパルス、交流化信号(M)、表示データラッチ用クロック(CL2)、出力タイミング制御用クロック(CL1)等を出力し、上側映像線駆動回路30aと下側映像線駆動回路30bを制御駆動する。
また、表示制御装置1は、上側走査線駆動回路40aと下側走査像線駆動回路30bに対して、フレーム開始指示信号、シフトクロック(CL3)等を出力し、上側走査線駆動回路40aと下側走査線駆動回路40bを制御駆動される
本実施例の液晶表示モジュールは、上下2画面分割駆動方式を採用しているが、液晶表示パネル10の表示画面上に上下2画面の継ぎ目部分が表示されないようにするためには、以下の2点の駆動方法が必要となる。
(1)前段と自段のゲート線、または、自段と後段のゲート線と、各サブピクセルの薄膜トランジスタ(TFT)のソース電極間の寄生容量を介して発生する充放電に差が生じて、画素電極の電位に差が生じるのを防止するために、第1番目の走査線から第(m+n)番目の走査線、あるいは、第(m+n)番目の走査線から第1番目の走査線に、同じ周期で順次選択走査電圧を供給する必要がある。
(2)液晶表示パネル10の各サブピクセルの画素電極に印加する映像電圧極性に、一定の規則性を持つ必要がある。1フレーム反転、1ライン反転、2ライン反転、あるいはドット反転駆動法は、この規則性を満たしている。
(1)前段と自段のゲート線、または、自段と後段のゲート線と、各サブピクセルの薄膜トランジスタ(TFT)のソース電極間の寄生容量を介して発生する充放電に差が生じて、画素電極の電位に差が生じるのを防止するために、第1番目の走査線から第(m+n)番目の走査線、あるいは、第(m+n)番目の走査線から第1番目の走査線に、同じ周期で順次選択走査電圧を供給する必要がある。
(2)液晶表示パネル10の各サブピクセルの画素電極に印加する映像電圧極性に、一定の規則性を持つ必要がある。1フレーム反転、1ライン反転、2ライン反転、あるいはドット反転駆動法は、この規則性を満たしている。
そこで、本実施例では、第1番目の走査線から第(m+n)番目の走査線に、1水平走査期間毎に、順次選択走査電圧を供給するようにしている。
本実施例の、走査線に選択走査電圧を供給する方法を図2を用いて説明する。
なお、図2では、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)は、それぞれ6本(m=n=6)の場合について説明する。
また、図2において、Tは時間、T1〜T19は1水平走査期間を表している。また、Bは垂直帰線期間を表し、図2では、垂直帰線期間は1水平走査期間と等しいものと仮定している。
本実施例では、1番目ないし6番目の走査線(G)に、T1〜T6の期間に、それぞれ選択走査電圧が供給され、その後、液晶表示パネル10の第1の領域10aは垂直帰線期間Bとなる。
7番目の走査線(G)には、時刻T7において、6番目の走査線(G)に1水平走査期間選択走査電圧が供給された後に選択走査電圧が供給され、順次、T7〜T12の期間に、7番目ないし12番目の走査線(G)にそれぞれ選択走査電圧が供給される。
したがって、液晶表示パネル全体で見れば、第1番目の走査線から第12番目の走査線に、図2の斜線Aで示すように、1水平走査期間毎に、順次選択走査電圧を供給されることになる。
本実施例の、走査線に選択走査電圧を供給する方法を図2を用いて説明する。
なお、図2では、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)は、それぞれ6本(m=n=6)の場合について説明する。
また、図2において、Tは時間、T1〜T19は1水平走査期間を表している。また、Bは垂直帰線期間を表し、図2では、垂直帰線期間は1水平走査期間と等しいものと仮定している。
本実施例では、1番目ないし6番目の走査線(G)に、T1〜T6の期間に、それぞれ選択走査電圧が供給され、その後、液晶表示パネル10の第1の領域10aは垂直帰線期間Bとなる。
7番目の走査線(G)には、時刻T7において、6番目の走査線(G)に1水平走査期間選択走査電圧が供給された後に選択走査電圧が供給され、順次、T7〜T12の期間に、7番目ないし12番目の走査線(G)にそれぞれ選択走査電圧が供給される。
したがって、液晶表示パネル全体で見れば、第1番目の走査線から第12番目の走査線に、図2の斜線Aで示すように、1水平走査期間毎に、順次選択走査電圧を供給されることになる。
なお、図2において、TFLは1フレーム期間を示し、図2から分かるように、液晶表示パネル10の第1の領域10aと第2の領域10bは、1フレーム期間(TFL)単位で駆動されるが、液晶表示パネル全体で見れば、2フレーム期間単位で駆動されることになる。
本実施例の前述した駆動方法を実現するためには、フレーム開始指示信号(FLM)を、上側走査線駆動回路40aに入力し、上側走査線駆動回路40a内において、このフレーム開始指示信号(FLM)を順次転送した後、上側走査線駆動回路40aから下側走査線駆動回路40bに入力するようにすればよい。
但し、実際は、上側走査線駆動回路40aおよび下側走査線駆動回路40bは、複数のゲートドライバ4で構成されるので、フレーム開始指示信号(FLM)は、各ゲートドライバ4内を順次転送し、次段のゲートドライバ4に入力される。
また、前述の説明では、1番目から12番目の走査線(G)に、1水平走査期間毎に、順次選択走査電圧を供給するようにしたが、12番目から1番目の走査線(G)に、1水平走査期間毎に、順次選択走査電圧を供給するようにしてもよい。
本実施例の前述した駆動方法を実現するためには、フレーム開始指示信号(FLM)を、上側走査線駆動回路40aに入力し、上側走査線駆動回路40a内において、このフレーム開始指示信号(FLM)を順次転送した後、上側走査線駆動回路40aから下側走査線駆動回路40bに入力するようにすればよい。
但し、実際は、上側走査線駆動回路40aおよび下側走査線駆動回路40bは、複数のゲートドライバ4で構成されるので、フレーム開始指示信号(FLM)は、各ゲートドライバ4内を順次転送し、次段のゲートドライバ4に入力される。
また、前述の説明では、1番目から12番目の走査線(G)に、1水平走査期間毎に、順次選択走査電圧を供給するようにしたが、12番目から1番目の走査線(G)に、1水平走査期間毎に、順次選択走査電圧を供給するようにしてもよい。
次に、本実施例において、液晶表示パネル10の各サブピクセルの画素電極に印加する映像電圧の極性に一定の規則性を持たせる方法について説明する。
本実施例では、液晶表示パネルを1つの液晶表示パネルと見なしたときに、各サブピクセルに印加される映像電圧の極性が所定の規則性を保持するように、1番目ないしm番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置と、(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置とに応じて、第1映像線駆動回路30aと第2映像線駆動回路30bは、同一列の第1の映像線(Da)と第2の映像線(Db)に、採用する交流化駆動方式により決定される極性の映像電圧を供給するようにしている。
以下、1フレーム反転、1ライン反転、2ライン反転、あるいはドット反転駆動法の各交流化駆動方式を採用した場合に、第1映像線駆動回路30aと第2映像線駆動回路30bから、同一列の第1の映像線(Da)と、同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性について説明する。
本実施例では、液晶表示パネルを1つの液晶表示パネルと見なしたときに、各サブピクセルに印加される映像電圧の極性が所定の規則性を保持するように、1番目ないしm番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置と、(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置とに応じて、第1映像線駆動回路30aと第2映像線駆動回路30bは、同一列の第1の映像線(Da)と第2の映像線(Db)に、採用する交流化駆動方式により決定される極性の映像電圧を供給するようにしている。
以下、1フレーム反転、1ライン反転、2ライン反転、あるいはドット反転駆動法の各交流化駆動方式を採用した場合に、第1映像線駆動回路30aと第2映像線駆動回路30bから、同一列の第1の映像線(Da)と、同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性について説明する。
図3−1、図3−2は、本実施例において、1ライン反転(ドット反転を含む)駆動法を採用した場合に、同一列の第1の映像線(Da)と、同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧波形を示す図である。
図3−1は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
図3−1において、液晶を交流駆動するため、aで示す1番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性と、bで示す1番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性とは逆極性、cで示す7番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性と、dで示す7番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性とは逆極性でなければならない。
図3−1は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
図3−1において、液晶を交流駆動するため、aで示す1番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性と、bで示す1番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性とは逆極性、cで示す7番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性と、dで示す7番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性とは逆極性でなければならない。
また、極性反転の規則性を保つため、液晶表示パネル10の第1の領域10aの6番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性と、次のタイミングで、液晶表示パネル10の第2の領域10bの7番目の走査線が選択されたときに、この走査線により選択されるサブピクセルに印加される映像電圧の極性とは逆極性でなければならない。
したがって、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
即ち、図3−1(a)の条件下では、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
したがって、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
即ち、図3−1(a)の条件下では、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
図3−1(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ5本(m=n=5)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
図3−1(b)の条件下において、1ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図3−1(b)に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
即ち、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合は、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
図3−1(b)の条件下において、1ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図3−1(b)に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
即ち、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合は、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは同一極性とする必要がある。
図3−2は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が偶数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ5本(m=n=5)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
図3−2の条件下において、1ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図3−2に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは逆極性とする必要がある。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ5本(m=n=5)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
図3−2の条件下において、1ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図3−2に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは逆極性とする必要がある。
図4−1、図4−2は、本実施例において、2ライン反転駆動法を採用した場合に、同一列の第1の映像線(Da)と、同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧波形を示す図である。なお、図4−1、図4−2では、2番目の走査線から2ライン毎に反転させる場合について図示している。
図4−1は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ5本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
図4−1の条件下において、2ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図4−1に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性は、1ライン分位相をずらす必要がある。
図4−1は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ5本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
図4−1の条件下において、2ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図4−1に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性は、1ライン分位相をずらす必要がある。
図4−2は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が偶数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ7本(m=n=7)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
図4−2の条件下において、2ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図4−2に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性は逆極性とする必要がある。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ7本(m=n=7)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
図4−2の条件下において、2ライン反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図4−2に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性は逆極性とする必要がある。
図5−1、図5−2は、本実施例において、1フレーム反転駆動法を採用した場合に、同一列の第1の映像線(Da)と、同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧波形を示す図である。
図5−1は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ7本(m=n=7)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
図5−1は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が奇数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ7本(m=n=7)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
図5−2は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数と、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)とを加算した値が偶数の場合を示し、同図(a)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ6本(m=n=6)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が2(M=2)の場合を示している。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ7本(m=n=7)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
1フレーム反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図5−1、図5−2に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは逆極性とする必要がある。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
同図(b)は、液晶表示パネル10の第1の領域10aおよび第2の領域10bの走査線(G)の本数が、それぞれ7本(m=n=7)で、垂直帰線期間(B)を1水平走査期間で割り算した時の値(M)が1(M=1)の場合を示している。
1フレーム反転駆動方法を採用し、液晶の交流駆動と、極性反転の規則性を保つことを考えると、図5−1、図5−2に示すように、液晶表示パネル10の第1の領域10aの同一列の第1の映像線(Da)に供給する映像電圧の極性と、液晶表示パネル10の第2の領域10bの同一列の第2の映像線(Db)に供給する映像電圧の極性とは逆極性とする必要がある。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
1 表示制御装置
3 ドレインドライバ(またはソースドライバ)
4 ゲートドライバ
10 液晶表示パネル
10a 第1の領域
10b 第2の領域
Da,Db 映像線(ソース線またはドレイン線)
G 走査線(ゲート線)
30a,30b 映像線駆動回路
40a,40b 走査線駆動回路
3 ドレインドライバ(またはソースドライバ)
4 ゲートドライバ
10 液晶表示パネル
10a 第1の領域
10b 第2の領域
Da,Db 映像線(ソース線またはドレイン線)
G 走査線(ゲート線)
30a,30b 映像線駆動回路
40a,40b 走査線駆動回路
Claims (6)
- 第1の領域と第2の領域とを有する液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルの前記第1の領域に配置される1番目ないしm番目の走査線と、
前記液晶表示パネルの前記第2の領域に配置される(m+1)番目ないし(2m+n)番目の走査線と、
前記液晶表示パネルの前記第1の領域に配置される複数の第1の映像線と、
前記液晶表示パネルの前記第2の領域に配置され前記第1の映像線と同数の第2の映像線と、
前記1番目ないしm番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第1走査線駆動回路と、
前記(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線に1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給する少なくとも1個の第2走査線駆動回路とを有し、
前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路は、前記第1走査線駆動回路から前記m番目の走査線に対して1水平走査期間の間選択走査電圧が供給された後に、前記(m+1)番目走査線から(m+n)番目の走査線まで1水平走査期間毎に順次選択走査電圧を供給することを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第1の映像線に映像電圧を供給する第1映像線駆動回路と、
前記第2の映像線に映像電圧を供給する第2映像線駆動回路とを有し、
前記液晶表示パネルを1つの液晶表示パネルと見なしたときに、各サブピクセルに印加される映像電圧の極性が所定の規則性を保持するように、前記1番目ないしm番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置と、前記(m+1)番目ないし(m+n)番目の走査線の中で選択走査電圧が供給される走査線の位置とに応じて、前記第1映像線駆動回路と前記第2映像線駆動回路は、同一列の第1の映像線と第2の映像線に、採用する交流化駆動方式により決定される極性の映像電圧を供給することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - m=nで、垂直帰線期間を前記1水平走査期間で割り算した時の値をMとするとき、前記交流化駆動方式が1表示ライン毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、(m+M)が偶数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性であり、
(m+M)が奇数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは同一極性であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。 - m=nで、垂直帰線期間を前記1水平走査期間で割り算した時の値をMとするとき、前記交流化駆動方式が2表示ライン毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、(m+M)が偶数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性であり、
(m+M)が奇数の時には、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは、2表示ラインの一方の表示ラインのときは同一極性、2表示ラインの他方の表示ラインのときは逆極性であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記交流化駆動方式が1フレーム毎に映像電圧の極性を変化させる方式の場合、同一列の第1の映像線に供給される映像電圧の極性と、同一列の第2の映像線に供給される映像電圧の極性とは逆極性であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
- 表示制御装置を有し、
前記表示制御装置は、前記少なくとも1個の第1走査線駆動回路にフレーム開始指示信号を出力し、
前記少なくとも1個の第1走査線駆動回路は、前記フレーム開始指示信号を順次転送し、前記m番目の走査線に1水平走査期間の間選択走査電圧を供給された後に、前記フレーム開始指示信号を、前記少なくとも1個の第2走査線駆動回路に出力することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
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