JPH1123750A - 支持装置 - Google Patents

支持装置

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JPH1123750A
JPH1123750A JP18353197A JP18353197A JPH1123750A JP H1123750 A JPH1123750 A JP H1123750A JP 18353197 A JP18353197 A JP 18353197A JP 18353197 A JP18353197 A JP 18353197A JP H1123750 A JPH1123750 A JP H1123750A
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support
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contraction
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JP18353197A
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English (en)
Inventor
Manabu Sawa
学 澤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度などの環境条件が変化した場合でも、被
支持物を同一の位置に、また同一の支持力で支持する。 【解決手段】 被支持物(反射鏡)10を、内部に作動
流体が封入された支持ベローズ16および背圧ベローズ
18により支持する。ベローズ16,18は各々2重ベ
ローズ36,37のアウタ36a,37aと配管により
連通され、内部に作動流体が封入され、支持系および背
圧系を形成している。2重ベローズのインナ36b,3
7bは体積調整タンク40,41と連通しており、内部
に作動流体が封入され、体積補償系を形成している。環
境温度が上昇した場合、温度補償系の作動流体の熱膨張
により2重ベローズのアウタ36a,37aの容積を増
加させる。この容積の増加によって、支持系および背圧
系の作動流体の熱膨張を吸収し、被支持物を同一の位置
に、また同一の力で支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、伸縮可能な支持
体を有し、内部に液体が封入された支持系によって被支
持物を支持する支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】伸縮可能な支持体を有し、内部に作動流
体が封入された支持系によって被支持物を支持する支持
装置が知られている。たとえば、望遠鏡の反射鏡などを
支持する装置には、前述のような構造を有する支持装置
が用いられ、特に前記伸縮可能な支持体が複数個用いら
れ、複数の点で被支持物を支持している。これらの支持
体は、連結管で連通されており、支持体の間で、それら
の内部の作動流体が互いに行き来することが可能となっ
ている。複数の点で支持することにより、ひとつの支持
点あたりの支持力を小さくし、支持力によって発生する
支持点付近での被支持物の変形を抑えている。また、複
数点で支持する場合、支持体が被支持物の形状に倣って
いないと、被支持物にひずみが生じる場合があるが、各
支持体を連結管で連通した前記の構造によれば、各支持
点の支持力を適切に分散させることができる。これによ
って、応力が集中することを押さえ、被支持物の変形量
が小さくなるようにしている。前記の反射鏡の場合、特
に大型のものにおいては、反射鏡を支持することによっ
てこれが変形したのでは像がぼけてしまうので、前記の
ような支持装置によって支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような支持装置
においては、環境、たとえば温度や気圧などが変化した
場合、支持系内部に封入された作動流体の体積が変化し
て、支持力や支持点の位置が変化するという問題があっ
た。また、重力の大きさまたは向きの変化によっても、
支持力や支持点の位置が変化するという場合があった。
さらに、支持点位置の変更および被支持物の向きの変更
を行うことができることが望まれていた。
【0004】この発明は、前述のような課題を解決する
ためになされたもので、温度変化や気圧変化、さらに重
力の変化などの環境が変化した場合であっても、支持力
や支持点の変化による位置の狂いが少ない支持装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る支持装置
は、内部に作動流体が封入され、閉じた系を形成する支
持系を少なくともひとつ有し、前記支持系は、一端が固
定され他端が被支持物に結合され、前記作動流体の出入
りによって伸縮可能な支持部を少なくともひとつ含むと
いう基本的な構成を有している。そして、前述の課題を
解決するために、この発明に係る支持装置は、前記支持
系が前記作動流体の出入りによって伸縮する第1の体積
補償用伸縮部を有し、さらに、前記第1の体積補償用伸
縮部の伸縮と一意の関係をもって伸縮する第2の体積補
償用伸縮部を有する第1の体積補償系を有している。こ
の第1の体積補償系は、その内部に作動流体が封入さ
れ、閉じた系を形成している。
【0006】前記支持系の作動流体の体積が温度や気圧
により変化した場合、同時に前記第1の体積補償系の作
動流体の体積も変化する。これらの体積変化が相殺する
ように、前記第1および第2の体積補償用伸縮部および
体積補償系の他の部分の体積の諸元が決定されている。
すなわち、支持系の作動流体の体積変化に相当する量だ
け第1の体積補償用伸縮部が伸縮するように、第2の体
積補償用伸縮部が伸縮し、結果として、支持系の作動流
体の体積変化が、第1の体積補償用の伸縮部に吸収さ
れ、支持点の位置の変化が抑制される。
【0007】さらに、第1の体積補償系が前記のように
作用するためには、前記第1と第2の体積補償用伸縮部
の伸縮量を等しく、前記支持系と前記第1の体積補償系
間の力の授受に関与するそれぞれの系の受圧面積の比
と、前記支持系と前記第1の体積補償系の基準時の体積
比を等しく設定することが好適である。
【0008】さらに、前記第2の体積補償用伸縮部内の
作動流体の量を調整する第1の位置調整機構を設けるこ
とにより、被支持物の位置調整を可能とすることもでき
る。
【0009】また、この発明に係る他の支持装置は、前
述の基本的な構成に加えて、支持系には前記第1の体積
補償用伸縮部を、またさらに前記第1の体積補償系を有
し、さらに、前記被支持物に対して前記支持部の反対側
に設けられ前記支持部と共に前記被支持物を挟持する伸
縮可能な背面支持部を少なくともひとつ含む背面支持系
を有している。この背面支持系は、前記作動流体の出入
りによって伸縮する第3の体積補償用伸縮部を有し、当
該背面支持系の内部には作動流体が封入され、閉じた系
を形成している。この支持装置は、前記第3の体積補償
用伸縮部の伸縮と一意の関係をもって伸縮する第4の体
積補償用伸縮部を有する第2の体積補償系を有してい
る。この第2の体積補償系は、その内部には作動流体が
封入され、閉じた系を形成している。
【0010】前記支持系の作動流体の体積が温度や気圧
により変化した場合、同時に前記第1の体積補償系の作
動流体の体積も変化する。これらの体積変化が相殺する
ように、前記第1および第2の体積補償用伸縮部の諸元
が決定されている。すなわち、支持系の作動流体の体積
変化に相当する量だけ第1の体積補償用伸縮部が伸縮す
るように、第2の体積補償用伸縮部が伸縮し、結果とし
て、支持系の作動流体の体積変化が、第1の体積補償用
の伸縮部に吸収され、支持点の位置の変化が抑制され
る。同様に、前記背面支持系の作動流体の体積が温度や
気圧により変化した場合においても、第2の体積補償系
および第3の体積補償用伸縮部が、前記第1の体積補償
系と第1の体積補償用伸縮部と同様に機能し、支持点の
位置の変化が抑制される。
【0011】また、さらに、前記第1および第2の体積
補償系が作用するためには、前記第1と第2の体積補償
用伸縮部の伸縮量を等しくし、前記支持系と前記第1の
体積補償系間の力の授受に関与するそれぞれの系の受圧
面積の比と、前記支持系と前記第1の体積補償系の基準
時の体積比を等しくし、一方、前記第3と第4の体積補
償用伸縮部の伸縮量を等しくし、前記支持系と前記第2
の体積補償系間の力の授受に関与するそれぞれの系の受
圧面積の比と、前記支持系と前記体積補償系の基準時の
体積比を等しくすることが好適である。
【0012】さらに、背面支持系は、前記作動流体の出
入りによって前記背面支持部の伸縮方向と平行に伸縮可
能で、一端が固定された重力補償用伸縮部と、前記重力
補償用伸縮部の他端に結合された重力補償用おもりとを
有するものとすることができる。支持装置全体が傾いた
場合など、重力の、前記支持部の伸縮方向成分が変化す
るが、前記の構成により、重力の変化に応じて背面支持
部の支持力を変化させて、前記支持部に一定の力が作用
するようにしている。このようにすれば支持系のみかけ
の弾性変形、すなわち配管・作動流体などの弾性変形に
よる体積変化が補償される。よって、支持力が一定とな
り、被支持物の局部変形を防止することができる。
【0013】前述の作用を実現するために、前記背面支
持部と前記重力補償用伸縮部間の力の授受に関与するそ
れぞれの系の受圧面積の比と、前記被支持物と重力補償
用おもりの質量比とを等しくすることが好適である。
【0014】さらに、前記第2および第4の体積補償用
伸縮部内の作動流体の量を各々調整する第1の調整機構
を設け、前記被支持物の位置調整を可能とすることもで
きる。
【0015】また、前記支持系内と前記背面支持系内の
各々の作動流体の量を調整する第2の位置調整機構を設
け、前記被支持物の位置調整を可能とすることもでき
る。
【0016】また、前記支持部または前記支持部と前記
背面支持部を複数組に分け、前記組ごとに前記支持部ま
たは前記支持部と前記背面支持部の伸縮量を調整可能な
伸縮量調整機構を有し、前記伸縮量の調整によって被支
持物の向きを変更可能とすることができる。特に、伸縮
量調整機構は、前記の第1または第2の位置調整機構と
することが好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。後述する各実施の形態は望遠鏡の
反射鏡を支持する機構にこの発明を適用したものであ
る。
【0018】実施の形態1.この発明の実施の形態1に
ついて説明する。図1から図3には、反射鏡10を15
個の支持機構12で支持する支持装置が示されており、
図1は平面図、図2は図1に示すA−A線における断面
図である。反射鏡10は、支持機構12を介してベース
14に支持されている。各々の支持機構12は、上下方
向(以下Z方向)と、これに直交し、かつ互いに直交す
るX方向、Y方向において、ベース14と反射鏡10の
間にそれぞれ1対のベローズが介在している。これによ
って反射鏡10の位置決めが行われている。Z方向にお
いては、Z方向支持ベローズ16とZ方向背圧ベローズ
18とにより、挟持されこの方向における位置決めがな
されている。X方向においては、X方向支持ベローズ2
0とX方向背圧ベローズ22とにより、挟持されこの方
向における位置決めがなされている。Y方向も、X方向
と同様の構成、すなわちY方向支持ベローズ24とY方
向背圧ベローズ26とにより、挟持、支持されている。
これらのベローズの内部は作動流体で満たされており、
さらに同種のベローズは配管によって連通されている。
【0019】図3には、この実施の形態の配管系の概念
が示されている。反射鏡10は、各ベローズによって、
ベース14に対し支持されている。図3においては、反
射鏡10の端部において、支持されているように描かれ
ているが、実際には図1などに示したように、反射鏡1
0の平面投影面においてほぼ均等な配置となっている。
各支持機構12のZ方向支持ベローズ16は、Z方向支
持配管28で連通されており、Z方向背圧ベローズ18
は、Z方向背圧配管30で連通されている。また、X方
向支持ベローズ20はX方向支持配管32によって、X
方向背圧ベローズ22はX方向背圧配管34によって連
通されている。図3においては省略されているがY方向
についてもX方向と同様、支持ベローズ24およびY方
向背圧ベローズ26が各々連通されており、以降の説明
において特に必要がない限りX方向と同様であるとして
説明を省略する。なお、Y方向の背圧配管は、X方向背
圧配管30と共用されている。
【0020】さらに、各支持配管は、各々2重ベローズ
36のアウタ36aに接続されている。2重ベローズ3
6のインナ36bは、端末バルブ38と体積調整タンク
40に接続されており、さらに体積調整タンク40は端
末バルブ42に接続されている。また、各背圧配管は、
各々、前述の2重ベローズ36と同一の構成を有する2
重ベローズ37のアウタ37aに接続されている。2重
ベローズ37のインナ37bは、端末バルブ38と体積
調整タンク41に接続されており、さらに体積調整タン
ク41は端末バルブ42に接続されている。2重ベロー
ズのインナ36b,37bと体積調整タンク40,41
は体積補償系を構成しており、その詳細な作用は後述す
る。
【0021】Z方向支持配管28には、位置調整ベロー
ズ44が、さらに端末バルブ46が接続されている。一
方、Z方向背圧配管30には、位置調整ベローズ48
が、さらに端末バルブ50が接続されている。これらの
位置調整ベローズ44,48によって、反射鏡10の位
置調整が可能であるが、これについては後に詳述する。
また、X方向、Y方向においても同様の位置調整機構が
設けられている。
【0022】Z方向背圧配管30には、さらに重力補償
機構が設けられている。この重力補償機構は、Z方向背
圧配管30にバルブ54を介して接続される重力補償用
伸縮部であって、この実施の形態においては重力補償ベ
ローズ56と、重力補償ベローズ56に取り付けられた
重力補償用おもりであって、この実施の形態においては
おもり58と、おもり58を支持するばね60を含んで
いる。
【0023】また、各配管には、端末バルブ62が各々
設けられ、配管系に作動流体を導く際にここから空気を
抜き、配管系内を真空にする。作動流体は、端末バルブ
46,50から配管系に導入される。なお、体積補償系
についても、端末バルブ38,42により同様に作動流
体が導入される。
【0024】図4は、Z方向に係る支持系、体積補償
系、位置調整系および重力補償系の原理説明図である。
X方向およびY方向については重力補償系がないのみ
で、他の構成は同様であるので特に示すことはしない。
【0025】まず、体積補償系について説明する。前記
作動流体の体積変化は反射鏡10の支持位置を変化させ
るが、体積補償系はこの作動流体の体積変化の補償を行
うものである。なお、作動流体の体積変化は、主にこの
支持装置が置かれている環境温度の変化によって生じ
る。
【0026】被支持物であって、この実施の形態では反
射鏡10は、Z方向において、支持部であって、この実
施の形態ではZ方向支持ベローズ16と、背面支持部で
あって、この実施の形態ではZ方向背圧ベローズ18と
により、ベース14に対し支持されている。X方向につ
いても、X方向支持ベローズ20とX方向背圧ベローズ
22により支持されており、Y方向(紙面を貫く方向)
についても同様である。Z方向支持ベローズ16は、Z
方向支持配管28によって、第1体積補償用伸縮部であ
って、この実施の形態においては2重ベローズ36のア
ウタ36aと接続されている。また、Z方向支持ベロー
ズ16は、Z方向支持配管28によって位置調整ベロー
ズ44にも接続されているが、これはセッティングに反
射鏡10の位置調整に用いられる機構であるので、体積
補償系が作用する際には、体積変化を起こさないと考え
られる。よって、位置調整ベローズについては、ここで
は特に言及しないで説明する。Z方向支持配管28によ
り連通されたZ方向支持ベローズ16と2重ベローズの
アウタ36aを含む支持系は、内部に作動流体、この実
施の形態ではエタノールが封入され、閉じた系を形成し
ている。2重ベローズ36は、内部に筒状のベローズ
(インナ36b)と、その外側を取り囲むように円環状
のベローズ(アウタ36a)を有しており、これらふた
つのベローズ36a,36bの伸縮量は等しくなってい
る。第2体積補償用伸縮部であって、この実施の形態に
おいては2重ベローズのインナ36aは、体積調整タン
ク40と配管64によって連通されており、内部には支
持系と同じ作動流体が封入され、これらが体積補償系を
形成している。また、この体積補償系に封入された作動
流体は、この系からの出入りが無い、すなわちこの体積
補償系は閉じた系となっている。2重ベローズ36に
は、支持系または体積補償系の内圧が極端に低下して作
動流体が気化しないように、与圧ばね66によりあらか
じめ圧力がかけられている。
【0027】Z方向背圧ベローズ18も、Z方向支持ベ
ローズ16と同様に、第3体積補償用伸縮部であって、
この実施の形態においては2重ベローズのアウタ37a
に、さらに位置調整ベローズ48に接続され、背圧系を
構成している。背圧系には、さらに重力補償用ベローズ
56、おもり58およびばね60からなる重力補償系も
接続されている。また、この背圧系に係る第4体積補償
用伸縮部であって、この実施の形態においては2重ベロ
ーズのインナ37bも、支持系と同様に配管を介して体
積調整タンク41に接続されている。
【0028】環境温度が変化、たとえば上昇すると、支
持系および背圧系内の作動流体が熱膨張を起こす。一
方、体積補償系の作動流体も熱膨張を起こし、これによ
って2重ベローズのインナ36b,37bが伸張する。
これにより2重ベローズのアウタ36a,37aも伸張
し、この伸張によって支持系内の作動流体の膨張分を吸
収する。言い換えれば、支持系内の作動流体の熱膨張分
を吸収するように、体積補償系の体積および2重ベロー
ズのアウタ36a,37aとインナ36b,37bの受
圧面積の比が決定されている。このようにして、支持ベ
ローズ16の反射鏡10を支持する力が一定に維持され
る。
【0029】以下に、この体積補償作用について詳細に
説明する。図5には、体積補償系の作用を説明するため
の、背圧系およびこれに係る体積補償系、重力補償系の
モデルが示されている。なお、支持系については、図5
より重力補償系を除いたもの、すなわち、図5のおもり
58が移動しないものとして取り扱えば良い。以降の説
明において、Pは外気圧、Tは外気温、Eは体積補償系
の系内圧力、Qは背圧系の系内圧力、Sは体積補償系の
系内体積、Vは背圧系の系内体積、A1〜A4はピストン
の受圧面積、X,Yはピストンの変位、Wはおもり58
が重力Gによって発生する力、Fは反射鏡10を支持す
る力、k1,k3はばね定数を表す。また、小文字は、前
記の大文字の変数の変動量を示すものとする。
【0030】ピストンに係る力の釣り合いの式、状態方
程式および体積の関係式により、
【数1】 QA1=PA1−W+k1X …(1−1) QA2=PA2−PA3+EA3+k3Y …(1−2) QV=R1T …(1−3) ES=R2T …(1−4) v=A1x+A2y …(1−5) s=A3y …(1−6) と表せる。
【0031】基準状態からの変動量として上式を表せ
ば、
【数2】 qA1=pA1+k1x …(2−1) qA2=pA2−pA3+eA3+k3y …(2−2) Q0v+qV0+qv=R1t …(2−3) E0s+eS0+es=R2t …(2−4) v=A1x+A2y …(2−5) s=A3y …(2−6) と表せる。ここで、反射鏡10を支持する力Fを作動流
体の体積変化によらず一定にしたいのであるから、
【数3】 F=A4(Q−P) …(3−1) より、q=pとすれば前記の条件を満足することにな
る。この条件を満足するために上式は、
【数4】 x=0 …(4−1) p=q=e+(k3y/A3) …(4−2) QV=R1T …(4−3) ES=R2T …(4−4) v=A2y …(4−5) s=A3y …(4−6) となる。これらのうち(4−3)から(4−6)式は常
に成立する式であるから、(4−1)と(4−2)式が
満たされれば力Fが一定となる。
【0032】(2−3),(2−4),(4−5),
(4−6)式より、
【数5】 さらに、
【数6】 を得ることができる。
【0033】上式を変動が小さいものとしてテーラ展開
し、2次以上の項を無視すれば、(6−1)式は、
【数7】 となる。(7−1)で、左辺が0となるように各値を設
定するならば、誤差である右辺は、q/Q0とe/E0
ほぼ等しいことから少値となる。よって、
【数8】 V0/A2=SO/A3 …(8−1) となるように設定すれば、温度などの環境条件が変化し
ても、反射鏡10の支持力Fの変化が無くなる。なお、
このときの誤差は、
【数9】 である。
【0034】次に、(6−2)式において、(6−1)
式の条件を代入すれば、
【数10】 となる。上式の誤差ΔvPを求めれば、
【数11】 であり、これはΔvtに対してT0/t倍であり、Δvt
に比べて大きい誤差であり詳細に検討する。
【0035】
【数12】 から、
【数13】 さらに、右辺第2項の分母の第2項以降を小さいものと
して、テーラ展開を行えば、
【数14】 を得ることができ、誤差ΔvPを小さくするためには、 ・(k3/A3)が少値、好ましくはΔvPとの釣り合い
よりk3y/QA3が0.05程度であること ・A3=A2であること ・Y0=0であること が必要となる。後のふたつは、設計的に設定可能であ
る。
【0036】以上のような、設定とすることでこの実施
の形態の装置は、温度が変化するなど、作業流体の体積
変化が生じるような場合であっても、一定の力で反射鏡
を支持することができる。したがって、反射鏡10の変
形を抑えることができる。
【0037】上記は、2次以上の項を無視した近似計算
であるので、精度を上げるため2重ベローズの系のばね
性の影響について補正することを検討する。図6には、
支持系と体積補償系のモデルが示されており、各符号は
図5で用いたものと同一である。また、以下の説明にお
いて、kBはベローズのばね定数、kfは流体の見かけの
圧縮性によるばね定数(面積はA1とする)、YSはばね
の自然長、YBはベローズの自然長およびδは流体の圧
縮性による変位とする。力の釣り合いおよび温度変化に
対するベローズ変化量から、
【数15】 が得られ、これらから、
【数16】 が得られる。また、(15−2)式より、
【数17】 となり、これと(16−1)式とにより、
【数18】 を得る。支持系と体積補償系の体積S,Vおよび2重ベ
ローズの断面積の比が(18−1)式に示す関係を満た
せば、作動流体が圧縮性を有していても温度変化などに
よる作動流体の体積変化に対応することができる。な
お、作動流体の見かけの圧縮性は、次のように求めるこ
とができる。見かけの作動流体の圧縮性(ばね定数の逆
数1/kf)は、流体を封入したときのベローズの圧縮
性と、作動流体自体の圧縮性との合計である。すなわ
ち、
【数19】 であり、一方、作動流体の剛性をκ(dv=κvdp)
とすれば、作動流体自体のばね定数kffは、
【数20】 と求められる。
【0038】次に、重力補償系について説明する。この
重力補償系は、重力が変化しても常に支持ベローズ16
に加わる力が一定となるようにするものである。支持ベ
ローズ16に加わる力Hは、背圧ベローズ18の背圧力
Fと、反射鏡10の当該支持ベローズ16が負担してい
る重量WMの和であるから、(3−1)式より、
【数21】 H=F+WM=A4(Q−P)+WM …(21−1) となり、この式と(1−1)式とから、
【数22】 H=A4(k1X−W)/A1+WM …(22−1) となる。基準状態において、ばね60の力のみが支持ベ
ローズに係るよう設定しておけば、すなわち、
【数23】 H=k1X(A4/A1) …(23−1) としておけば、
【数24】 WA4=WM1 …(24−1) とすることにより、重力が変化しても支持ベローズ16
に加わる力を一定することができる。したがって、反射
鏡10の変形を抑えることができる。
【0039】次に、位置調整系の作用を説明する。位置
調整系は、反射鏡10の設置の際に微調整を行うもので
あって、具体的には支持系に接続された位置調整ベロー
ズ44と背圧系に接続された位置調整ベローズ48を伸
縮させて調整を行う。ふたつの位置調整ベローズ44,
48は、調整アーム68を挟持して連結されており、一
方の伸び量と他方の縮み量が一致するようになってる。
調整アーム68を図4において上方に移動させると、位
置調整ベローズ48が縮み、ここから作動流体がZ方向
背圧ベローズ18に送り込まれる。同時に、位置調整ベ
ローズ44は伸び、Z方向支持ベローズ16から作動流
体を受け入れる。これによって、反射鏡10に加わる力
を変えることなしに、その位置を図中下方に移動させる
ことができる。反射鏡10を上方に移動させる場合に
は、調整アーム68を先の場合と逆に下方に移動させ
る。
【0040】以上のように、この実施の形態によれば、
被支持物である反射鏡10を設置時に、設置位置の微調
整を行うことができ、設置後は環境の変化があっても、
反射鏡10を支持する力が変化せず、また位置も変化し
ない反射鏡の支持装置を提供することができる。
【0041】実施の形態2.図7には、この発明の実施
の形態2の支持装置の構成が示されている。これは、前
述の実施の形態1の図4に相当するものであり、これと
同一の構成については、同一の符号を付しその説明を省
略する。実施の形態1と実施の形態2の相違する点は、
位置調整系の位置調整ベローズ44,48がない点と、
体積調整タンク40,41の代わりに、第1の位置調整
機構であって、この実施の形態では位置調整ベローズ7
0,72および調整アーム74が設けられている点にあ
る。位置調整ベローズ70,72は、実施の形態1の体
積調整タンク40,41と同様に体積補償系を形成し、
その体積の基準値は、体積調整タンク40、41と同様
に設定されている。そして、ふたつの位置調整ベローズ
70,72は、調整アーム74を挟持して連結されてお
り、一方の伸び量と他方の縮み量が一致するようになっ
ている。なお、不一致がある場合には、不一致分は重力
補償ベローズ56とばね60で吸収する。
【0042】調整アーム74を図7において上方に移動
させると、位置調整ベローズ72が縮み、ここから作動
流体が2重ベローズのインナ36bに送られる。これに
よって、インナ36bさらにはアウタ36aが伸び、背
圧ベローズ18内から作動流体を引き込む。一方、位置
調整ベローズ70は伸び、作動流体が2重ベローズのイ
ンナ36bから引き込まれる。これによって、インナ3
6bさらにはアウタ36aが縮み、支持ベローズ16内
へ作動流体を送り込む。これによって、反射鏡10に加
わる力を変えることなしに、その位置を図中上方に移動
させることができる。反射鏡10を下方に移動させる場
合には、調整アーム74を先の場合と逆に下方に移動さ
せる。
【0043】この実施の形態の場合は、重力の変化につ
いては、前述の実施の形態1と全く同様に補償可能であ
る。温度変化などによる体積補償は、実施の形態1の体
積調整タンク40に代わる位置調整ベローズ70,72
の体積が変化している場合、誤差が大きくなる場合が考
えられる。したがって、反射鏡10の位置調整可能な幅
は狭くなる。一方、構成部品が少なくなるという点から
は、この実施の形態2の方が有利となる。
【0044】実施の形態3.図8には、この発明の実施
の形態3の支持装置の構成が示されている。この実施の
形態3は、3組に組分けされた支持機構80,82,8
4を有している。これらの支持機構は、組ごとに独立し
て前述の実施の形態1の構成を有しており、よって反射
鏡10の位置調整を独立して行うことができる。すなわ
ち、実施の形態1の位置調整ベローズ44,48を含む
位置調整機構が、支持ベローズ16および背圧ベローズ
18の伸縮量を調整する伸縮量調整機構として作用す
る。これによって反射鏡10の向きを変えることができ
る。体積補償および重量補償については、実施の形態1
と同様に作用する。
【0045】その他の実施の形態以上説明した実施の形
態は、X,Y,Zの3方向の自由度を有する支持装置に
関するものであったが、2方向または1方向の自由度を
有する支持装置にこの発明を適用することも可能であ
る。
【0046】また、前述の各実施の形態においては、支
持系と背圧系により被支持物を挟持するよう構成した
が、支持系のみにより一方から支持することも可能であ
る。この場合は、たとえば、図4または図7のZ方向支
持ベローズに連なる配管系、2重ベローズ位置調整およ
び体積補償系を用いることができる。
【0047】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0048】前記支持系の作動流体の体積が温度や気圧
により変化した場合に生じる作動流体の体積変化を、体
積補償系により吸収することで、被支持物の支持位置の
変化および支持力の変化を抑えることができる。
【0049】また、これを達成するためには、前記第1
と第2の体積補償用伸縮部の伸縮量を等しく、前記支持
系と前記第1の体積補償系間の力の授受に関与するそれ
ぞれの系の受圧面積の比と、前記支持系と前記第1の体
積補償系の基準時の体積比を等しく設定することが好適
である。
【0050】さらに、体積補償系の作動流体の量を調整
することにより、被支持物の位置調整を可能とすること
もできる。
【0051】さらに、被支持物を支持系と、前述の支持
系と略同一の構成を有する背面支持系により挟持するよ
うに構成し、被支持物を位置決めすることも可能であ
る。この場合には、環境条件による支持系と背面支持系
の体積の変化は等しいので被支持物の支持位置は変化せ
ず、さらに支持系および背面支持系に設けられた体積補
償系により支持力の変化も生じない。
【0052】さらに、背面支持系に、重力補償系を設け
ることで、重力変化によって被支持物の位置が変化する
ことがない。
【0053】さらに、支持系および背面支持系にかかる
体積補償系の作動流体の量を調整することにより、被支
持物の位置調整を可能とすることもできる。
【0054】さらに、支持系と背面支持系の作動流体量
を調整する位置調整機構を設けることにより、被支持物
の位置調整を行うことができる。
【0055】また、前記支持部または前記支持部と前記
背面支持部を複数組に分け、前記組ごとに前記支持部ま
たは前記支持部と前記背面支持部の伸縮量を独立して調
整可能としたことにより、被支持物の向きの変更を可能
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の支持装置の全体構
成を示す平面図である。
【図2】 実施の形態1の支持装置の全体構成を示す断
面図である。
【図3】 実施の形態1の配管系の構成を示す図であ
る。
【図4】 実施の形態1のモデル化された支持機構の構
成図である。
【図5】 体積補償作用を説明するためのモデルを示す
図である。
【図6】 作動流体の圧縮性を考慮した体積補償作用を
説明するためのモデルを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2のモデル化された支
持機構の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3の全体構成を示す平
面図である。
【符号の説明】
10 反射鏡(被支持物)、12,80,82,84
支持機構、16 Z方向支持ベローズ(支持部)、18
Z方向背圧ベローズ(背面支持部)、20X方向支持
ベローズ(支持部)、22 X方向背圧ベローズ(背面
支持部)、24 Y方向支持ベローズ(支持部)、26
Y方向背圧ベローズ(背面支持部)、28 Z方向支
持配管、30 Z方向背圧配管、32 X方向支持配
管、34X方向背圧配管、36 2重ベローズ、36a
2重ベローズアウタ(第1体積補償用伸縮部)、36
b 2重ベローズインナ(第2体積補償用伸縮部)、3
7 2重ベローズ、37a 2重ベローズアウタ(第3
体積補償用伸縮部)、37b 2重ベローズインナ(第
4体積補償用伸縮部)、40 体積調整タンク、44,
48 位置調整ベローズ(第2位置調整機構)、52
重力補償機構、56 重力補償用ベローズ(重力補償用
伸縮部)、58 おもり(重力補償用おもり)、70,
72 位置調整ベローズ(第1位置調整機構)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に作動流体が封入され、閉じた系を
    形成する支持系を少なくともひとつ有し、前記支持系
    は、一端が固定され他端が被支持物に結合され、前記作
    動流体の出入りによって伸縮可能な支持部を少なくとも
    ひとつ含む、支持装置であって、 前記支持系は、さらに前記作動流体の出入りによって伸
    縮する第1の体積補償用伸縮部を有し、 さらに、前記第1の体積補償用伸縮部の伸縮と一意の関
    係をもって伸縮する第2の体積補償用伸縮部を有し、内
    部に作動流体が封入され、閉じた系を形成する第1の体
    積補償系を有し、 前記第1の体積補償系の作動流体の体積変化によって前
    記支持系の作動流体の体積変化を前記第1の体積補償用
    伸縮部において吸収し、被支持物の位置の補償を行う、
    支持装置。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の体積補償用伸縮部の伸
    縮量が等しく、前記支持系と前記第1の体積補償系間の
    力の授受に関与するそれぞれの系の受圧面積の比と、前
    記支持系と前記第1の体積補償系の基準時の体積比が等
    しい、請求項1に記載の支持装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の体積補償用伸縮部内の作動流
    体の量を調整する第1の位置調整機構を有し、被支持物
    の位置調整を可能とした、請求項1または2に記載の支
    持装置。
  4. 【請求項4】 前記被支持物に対して前記支持部の反対
    側に設けられ前記支持部と共に前記被支持物を挟持する
    伸縮可能な背面支持部を少なくともひとつ含む、内部に
    作動流体が封入され、閉じた系を形成する背面支持系を
    有し、 前記背面支持系は、さらに前記作動流体の出入りによっ
    て伸縮する第3の体積補償用伸縮部を有し、 さらに、前記第3の体積補償用伸縮部の伸縮と一意の関
    係をもって伸縮する第4の体積補償用伸縮部を有し、内
    部に作動流体が封入され、閉じた系を形成する第2の体
    積補償系を有し、 前記第2の体積補償系の作動流体の体積変化によって前
    記支持系の作動流体の体積変化を前記第3の体積補償用
    伸縮部において吸収し、被支持物の位置の補償を行う、
    請求項1に記載の支持装置。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の体積補償用伸縮部の伸
    縮量が等しく、前記支持系と前記第1の体積補償系間の
    力の授受に関与するそれぞれの系の受圧面積の比と、前
    記支持系と前記第1の体積補償系の基準時の体積比が等
    しく、 前記第3と第4の体積補償用伸縮部の伸縮量が等しく、
    前記支持系と前記第2の体積補償系間の力の授受に関与
    するそれぞれの系の受圧面積の比と、前記支持系と前記
    体積補償系の基準時の体積比が等しい、請求項4に記載
    の支持装置。
  6. 【請求項6】 前記背面支持系は、さらに前記作動流体
    の出入りによって前記背面支持部の伸縮方向と平行に伸
    縮可能で、一端が固定された重力補償用伸縮部と、前記
    重力補償用伸縮部の他端に結合された重力補償用おもり
    と、を有し、 重力の、前記支持部の伸縮方向成分の変化に応じて前記
    背面支持部の支持力を増減させて、前記支持部に一定の
    力が作用するようにした、請求項4または5に記載の支
    持装置。
  7. 【請求項7】 前記背面支持部と前記重力補償用伸縮部
    間の力の授受に関与するそれぞれの系の受圧面積の比
    と、前記被支持物と重力補償用おもりの質量比とが等し
    い、請求項6に記載の支持装置。
  8. 【請求項8】 前記第2および第4の体積補償用伸縮部
    内の作動流体の量を各々調整する第1の調整機構を有
    し、前記被支持物の位置調整を可能とした、請求項4か
    ら7のいずれかに記載の支持装置。
  9. 【請求項9】 前記支持系内と前記背面支持系内の各々
    の作動流体の量を調整する第2の位置調整機構を有し、
    前記被支持物の位置調整を可能とした、請求項4から7
    のいずれかに記載の支持装置。
  10. 【請求項10】 前記支持部または前記支持部と前記背
    面支持部を複数組に分け、前記組ごとに前記支持部また
    は前記支持部と前記背面支持部の伸縮量を調整可能な伸
    縮量調整機構を有し、前記伸縮量の調整によって被支持
    物の向きを変更可能な、請求項1から2および4から7
    のいずれかに記載の支持装置。
  11. 【請求項11】 前記伸縮量調整機構は、請求項3また
    は8に記載の第1の位置調整機構か、または請求項9に
    記載の第2の位置調整機構である請求項10に記載の支
    持装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526439A (ja) * 2007-04-30 2010-07-29 ソルインドラ,インコーポレーテッド 体積補償を含む容器を持つ光起電力デバイス
JP2011043394A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Canon Inc 測定方法及び測定装置

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