JPH11237162A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH11237162A
JPH11237162A JP10041650A JP4165098A JPH11237162A JP H11237162 A JPH11237162 A JP H11237162A JP 10041650 A JP10041650 A JP 10041650A JP 4165098 A JP4165098 A JP 4165098A JP H11237162 A JPH11237162 A JP H11237162A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍室と冷蔵室それぞれに独立した除霜装置
を有する冷蔵庫において、効果的な除霜を行うと共に効
率的な冷却が行えるものである。 【解決手段】 冷蔵室側に冷蔵室側蒸発器5と冷蔵室側
除霜ヒータ7と冷蔵室側除霜制御手段11とを設け、冷
凍室側にも冷凍室側蒸発器6と冷凍室側除霜ヒータ8と
冷凍室側除霜制御手段14とを設けて、冷蔵室と冷凍室
の除霜をそれぞれ独立して制御するように基本構成し、
さらに冷媒制御弁17,冷媒制御弁開放時間積算手段2
1を冷蔵室側に具備したものである。前記冷媒制御弁1
7と冷媒制御弁開放時間積算手段21を介して、特に着
霜し易い冷蔵室側の除霜タイミングを制御するものであ
る。したがって冷蔵室,冷凍室はそれぞれ独立して効率
よく除霜ができると共に、使用頻度の高い冷蔵室側蒸発
器の除霜も安定し、かつ効率的に実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵または冷凍に
より食品を保存する冷蔵庫の除霜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷蔵庫としては、特開平
9−503289号公報に開示されているものがある。
これによると冷蔵室用,冷凍室用として各々に蒸発器を
設けており、それぞれの除霜時期は各室内に冷気を循環
させる送風機の運転時間により決定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、扉が頻繁に開放されたり、庫内掃除のた
め長時間扉を開放されるような場合、送風機が頻繁に停
止するかまたは長時間停止するため、蒸発器の着霜量が
増えるにも関わらず除霜のタイミングが遅れ、その結果
除霜時において、冷蔵室側の蒸発器についた霜が完全に
除去されないとか、着霜量の増加により除霜時間が延長
する等、効率的な除霜が行えず、そのため消費電力量を
増大するという虞があった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、冷凍室側蒸発器と冷蔵室側蒸発器をそれぞ
れ独立して設けた冷蔵庫において、効果的かつ効率的な
除霜を行うことで、効率的な冷却を行える冷蔵庫を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、冷蔵室,冷凍室それぞれに冷蔵室側除霜ヒ
ータと、冷凍室側除霜ヒータを設け、また冷蔵室側除霜
制御手段と、冷凍室側除霜制御手段とで冷蔵室と冷凍室
の除霜を独立して制御し、さらに冷蔵室側の除霜間隔を
冷凍室側の除霜間隔よりも短くすることにより、使用頻
度の異なる各室の除霜を効率よく行うことができ、室内
温度および収納食品保存の安定化を図ることができる。
【0006】また、冷凍室側が除霜に入ると同時に冷蔵
室側も除霜に入らせると冷凍室側の除霜ヒータの熱が冷
媒を介して冷蔵室側に伝わり、冷蔵室側の除霜が効果的
に行える。
【0007】さらに冷蔵室側除霜と冷凍室側除霜を同時
に実施する場合、冷蔵室単独で除霜を実施するときの除
霜終了検知温度よりも高く設定することで、冷凍室側か
ら冷媒を介して伝わる熱と、冷蔵室側除霜ヒータによる
熱により、蒸発器周辺についた霜をも完全に除去可能と
なる。
【0008】そして、冷蔵室側が除霜タイミングとなっ
たとき、冷凍室側除霜タイミングまでの時間があと少し
(例えば1時間以内前)となっている場合、冷蔵室側の
除霜開始を、冷凍室側が除霜を開始するまで遅らすこと
で、冷蔵室側の除霜が短時間内に2回実施されることを
防止し、効率的に除霜を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】前記の課題を解決するために本発
明は、冷蔵室と冷凍室にそれぞれ除霜用ヒータ,除霜終
了温度検知器、そして除霜制御手段を設け除霜を各室別
に行うようにしたものである。
【0010】前記のように冷蔵室と冷凍室の各蒸発器に
付着する霜を独立的に除霜させるため、それぞれの着霜
状態に応じて適確な対処ができ、関連して各室内におけ
る冷却性能を安定化することができる。
【0011】また、冷蔵室側に冷媒制御弁と、それを制
御する冷媒制御弁制御手段と、冷媒制御弁の開放時間を
積算する冷媒制御弁開放時間積算手段を設けたものであ
る。
【0012】前記のような構成では、冷媒制御弁の開放
積算時間が所定の設定値に達すると、冷媒制御弁制御手
段がその信号を受け制御弁を開放し、高温冷媒を冷却器
に流し除霜に入り、効果的な除霜ができ、消費電力低減
にも大きく貢献する。
【0013】また、除霜周期を冷蔵室側は冷凍室側より
短く決めたものである。これは使用頻度の高い冷蔵室に
とっては着霜量も多くなるため極めて効果的な除霜が可
能となる。
【0014】また、冷凍室側の除霜と冷蔵室側の除霜を
同時に行なうように制御するものである。このような除
霜制御によると冷凍室側の除霜ヒータにより冷媒が温度
上昇し、冷蔵室側の除霜は、冷蔵室側の除霜ヒータにさ
らに高温冷媒の熱が伝導して完全な除霜が可能となる。
【0015】また、冷蔵室側の除霜に入る直前に、冷凍
室側の除霜も間近である(例えば1時間以内)場合、冷
蔵室側の除霜を冷凍室側と同期させるため、除霜開始を
遅延させるようにしたものである。このような除霜制御
によると、前記と同様に冷凍室側の除霜ヒータにより温
度上昇する冷媒の熱が冷蔵室側に伝導して完全な除霜が
可能となる。
【0016】さらに、冷蔵室側の除霜終了設定温度を、
冷蔵室側単独で除霜を行う場合より、冷凍室側と同時に
行う場合の方が高い除霜終了設定温度としたものであ
る。このような除霜制御によると、前記と同様に冷凍室
側からの冷媒を介して伝導する熱と、冷蔵室側の除霜ヒ
ータによる熱で完全な除霜が可能となる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号
を付して詳細な説明を省略する。
【0018】(実施例1)図1において、1は圧縮機、
2は凝縮器、3は冷蔵室側減圧装置、4は冷凍室側減圧
装置、5は冷蔵室側蒸発器、6は冷凍室側蒸発器、7は
冷蔵室側除霜ヒータ、8は冷凍室側除霜ヒータ、9は前
記冷蔵室側蒸発器5に設置され、除霜時、冷蔵室側蒸発
器5の温度を検知する冷蔵室側除霜終了温度検知器であ
る。10は前記冷凍室側蒸発器6に設置され、除霜時冷
凍室側蒸発器6の温度を検知する冷凍室側除霜終了温度
検知器である。11は冷蔵室側除霜制御手段で、除霜ヒ
ータへの通電または通電停止を決定し、冷蔵室側除霜駆
動手段12で除霜ヒータの電気的接続または遮断を行
う。13は冷蔵室除霜終了検出手段であり、前記冷蔵室
側除霜終了温度検知器9で検知した冷蔵室側蒸発器5の
温度を検出し、その検出された冷蔵室側蒸発器5の温度
が前記冷蔵室側除霜制御手段11に設定された除霜終了
温度より高くなったとき冷蔵室側除霜駆動手段12によ
り、冷蔵室側除霜ヒータ7への通電を断ち除霜を終了す
る。14は冷凍室側除霜制御手段で、冷凍室側除霜ヒー
タへの通電または通電停止を決定し、冷凍室側除霜駆動
手段15で冷凍室側除霜ヒータ8の電気的接続または遮
断を行う。16は冷凍室除霜終了検出手段であり、前記
冷凍室側除霜終了温度検知器10で検知した冷凍室側蒸
発器6の温度を検出し、その検出された冷凍室側蒸発器
6の温度が前記冷凍室側除霜制御手段14に設定された
除霜終了温度より高くなったとき、冷凍室側除霜駆動手
段15により、冷凍室側除霜ヒータ8への通電を断ち除
霜を終了する。
【0019】前記構成の冷蔵庫では、冷蔵室側,冷凍室
側にそれぞれ冷蔵室側蒸発器5と冷凍室側蒸発器6、冷
蔵室側除霜ヒータ7と冷凍室側除霜ヒータ8、冷蔵室側
除霜終了温度検知器9と冷凍室側除霜終了温度検知器1
0、冷蔵室側除霜制御手段11と冷凍室側除霜制御手段
14、冷蔵室側除霜駆動手段12と冷凍室側除霜駆動手
段15、そして冷蔵室除霜終了検出手段13と冷凍室除
霜終了検出手段16とから構成され、除霜タイミングを
決定する除霜制御手段を冷蔵室側,冷凍室側とで独立さ
せたことで、庫内温度,収納食品、そして扉開放回数等
が異なる各室を、効率的に除霜できるようになる。
【0020】(実施例2)図1において、17は冷蔵室
側減圧装置3の前に取り付けられ、冷蔵室内の温度によ
り冷媒を供給あるいは停止するために設けられた冷媒制
御弁であり、前記冷媒制御弁17の開閉は、冷蔵室温度
検出手段18により検出された温度を冷媒制御弁制御手
段19において設定された温度と比較し、この設定温度
よりも低い場合は前記冷媒制御弁を閉鎖、高い場合は開
放するように、冷媒制御弁駆動手段20により動作させ
る。また、前記冷媒制御弁制御手段19で比較した冷蔵
室庫内温度が設定温度よりも高いと判断して前記冷媒制
御弁17を開放状態にしたとき、冷媒制御弁開放時間積
算手段21によりその開放時間を積算していき、積算時
間が冷蔵室側除霜制御手段11に設定された時間に至る
と、冷蔵室側除霜駆動手段12により冷蔵室側除霜ヒー
タ7を駆動させ冷蔵室側の除霜を開始する。
【0021】前記構成の冷蔵庫は、実施例1に示した冷
蔵室側と冷凍室側の除霜制御を独立した構成に、冷蔵室
側蒸発器5に冷媒を供給または供給停止を行う冷媒制御
弁17と冷媒制御弁制御手段19と冷媒制御弁駆動手段
20と冷媒制御弁開放時間積算手段21を設け、冷蔵室
側除霜タイミングを前記冷媒制御弁17の開放時の積算
時間により定期的に実施できるようにしたものである。
【0022】前記構成の冷蔵庫の除霜について、その動
作を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0023】まず、STEP101で冷蔵室内温度tP
Cと冷蔵室設定温度とを比較して冷蔵室内温度が低い場
合はSTEP101に戻り、高い場合はSTEP102
で冷媒制御弁17の開放時間の積算を開始し、STEP
103で冷媒制御弁17を開放する。次にSTEP10
4で再び冷蔵室設定温度と冷蔵室庫内温度とを比較し、
冷蔵室庫内温度が高い場合は、STEP104に戻り、
低ければSTEP105に進み冷媒制御弁17を閉鎖
し、STEP106で冷媒制御弁17の開放積算時間の
カウントを終了する。STEP107では、この積算時
間を設定時間と比較して設定時間より冷媒制御弁17の
積算時間が短い場合はSTEP101に戻り、設定時間
に至った場合は、STEP108で冷媒制御弁17の積
算時間を0にリセットし、STEP109で冷蔵室側の
除霜を開始する。STEP110では、冷蔵室側の蒸発
器温度が設定温度以上になるまで繰り返し、設定温度以
上になれば冷蔵室側除霜を終了する。以降STEP10
1に戻り、この動作を繰り返す。
【0024】前記構成の除霜制御では、冷媒制御弁17
が開放している時間、即ち冷蔵室の冷却動作時間を積算
して除霜のタイミングを決定しているため、冷蔵室扉が
頻繁に開けられたとか、冷蔵室内清掃等のため長時間の
扉開放があった場合、また庫内に高温の調理済み等の食
品が詰められたといった冷蔵庫内が高負荷状態で冷蔵室
側蒸発器5に霜付きが発生し易い状態にあっても、安定
した除霜が可能となる。
【0025】また、図1において冷媒制御弁17は、凝
縮器2と冷蔵室側減圧装置3の間に設置しているが、冷
蔵室側減圧装置3と冷蔵室側蒸発器5の間に設置された
場合においても同一の効果が得られる。
【0026】(実施例3)図1において22は冷凍室内
温度を検出する冷凍室内温度検出手段であり、これによ
り検出された庫内温度に基づいて、圧縮機制御手段23
の設定温度と比較して設定温度より冷凍室内温度が低い
場合は圧縮機1を停止し、高い場合は圧縮機駆動手段2
4により圧縮機1を駆動させる。また圧縮機1を運転す
るときは、圧縮機1の運転時間を圧縮機運転積算手段2
5により積算していく。前記圧縮機運転積算手段25に
より積算された時間は、冷凍室側除霜制御手段14の設
定時間と比較され、前記圧縮機1の積算時間が設定時間
に至ると冷凍室側除霜制御手段14により、冷凍室側蒸
発器6の除霜が開始される。
【0027】前記のように、この実施例では、前記実施
例1および実施例2による除霜制御に、さらに冷媒制御
弁開放時間積算手段21の設定積算時間を短くし、図3
の動作タイミングチャートに示すように冷凍室側除霜間
隔より、冷蔵室側除霜間隔を小さくすることで、冷凍室
側の除霜後、次の除霜までの間に、冷蔵室側の除霜が1
回以上行われるようにしている。
【0028】したがって、1日1回程度で十分な冷凍室
側の除霜間隔よりも冷蔵室側の除霜間隔を短くしている
ので、水分を多く含む食品や、温かい食品を入れがちな
冷蔵室の除霜を効果的に行い、着霜による蒸発器の目詰
まり等を防止し効率よく庫内を冷却することができる。
【0029】(実施例4)図1において、圧縮機運転積
算手段25により積算された圧縮機1の運転積算時間が
冷凍室側除霜制御手段14の設定時間に至ったとき、冷
凍室側の除霜を行うと同時に冷蔵室側の除霜を行うよう
にしたものである。
【0030】前記のように、この実施例では、前記実施
例1,実施例2および実施例3による除霜制御から、圧
縮機運転積算手段25により積算された圧縮機の運転時
間が、冷凍室側除霜制御手段14の設定時間と、冷蔵室
側除霜制御手段11の設定時間に至ったとき、冷凍室
側,冷蔵室側の除霜を同時に実施する。ここで冷蔵室
側,冷凍室側それぞれの除霜制御手段の設定時間は同じ
である。
【0031】前記構成の除霜制御について、その動作を
図4のフローチャートを参照して説明する。
【0032】まず、STEP201で冷凍室温度が設定
温度まで上昇したか確認し、設定温度よりも冷凍室温度
が低い場合は、STEP201を繰り返し、設定温度ま
で上昇していると、STEP202で圧縮機運転時間の
積算を開始し、STEP203で圧縮機1の運転を開始
する。STEP204では庫内温度が設定温度まで冷却
されたかを確認し、設定温度よりも庫内温度が高い間は
STEP204を繰り返し、設定温度まで冷却されたと
判断したなら、STEP205で圧縮機1を停止し、S
TEP206で圧縮機運転時間の積算を停止する。ST
EP207では積算された圧縮機積算運転時間が設定時
間に達したかを確認し、未達の場合はSTEP201に
戻る。設定時間に到達しているSTEP208でそれま
での圧縮機1の積算運転時間を0にリセットし、STE
P209で冷凍室側の除霜を開始し、続いて冷蔵室側の
除霜も開始する(STEP210)。次にSTEP21
1で冷凍室除霜終了検出手段16で検出された蒸発器温
度が設定温度まで上昇したかを確認し、設定温度より冷
凍室側蒸発器6の温度が高くなったとき、STEP22
1に進み、冷凍室側の除霜を終了する。次にSTEP2
22で冷蔵室側除霜終了検出手段13により冷蔵室側蒸
発器温度が設定温度まで上昇したかを確認し、蒸発器温
度が設定温度より低い間は、STEP222を繰り返
し、設定温度より高くなったとき、STEP223で冷
蔵室側の除霜を終了した後、STEP201に戻り、以
降この動作を繰り返す。また、STEP211で冷凍室
側蒸発器温度が設定温度より低い場合は、STEP21
2に進み、冷蔵室側除霜終了検出手段13により冷蔵室
側蒸発器温度が設定温度まで上昇したかを確認し、冷蔵
室側蒸発器温度が設定温度より低い場合は、STEP2
11に戻り、設定温度以上まで上昇している場合は、S
TEP213で冷蔵室側の除霜を終了し、STEP21
4へ進む。STEP214では、再び冷凍室側蒸発器温
度と設定温度を比較し、冷凍室側蒸発器温度が設定温度
より低い場合は、STEP214を繰り返し、設定温度
以上に温度上昇していればSTEP215で冷凍室側の
除霜を終了した後、STEP201に戻り、以降この動
作を繰り返す。
【0033】前記のように、この実施例では、冷凍室側
が除霜タイミングとなったとき、冷蔵室側も同時に除霜
を行うため、冷蔵室側の除霜は、冷蔵室側除霜ヒータ7
の熱と、冷凍室側除霜ヒータ8の熱が蒸発器内の冷媒を
介して冷蔵室側に伝導し、いわばホットガス除霜の効果
が得られるので、冷蔵室側蒸発器5および蒸発器設置部
周辺に付着した霜を、短時間内で効果的に除霜できる。
また、冷凍室側からの伝導熱を有効に利用することによ
り、冷蔵室側除霜ヒータ容量を小さくでき、消費電力量
の低減にも貢献する。
【0034】(実施例5)図5において、冷蔵室側の除
霜タイミングtPCは冷媒制御弁17の開放時間の積算
である。1回目の除霜が終了してから、冷媒制御弁17
の積算時間がtPC経過し、一方冷凍室側の除霜がt1
時間以内で開始するとき、冷蔵室側除霜を遅延し、冷凍
室側除霜の開始と同時に実施するようにしている。
【0035】前記のように、この実施例では前記実施例
1および実施例4のように、冷凍室側と冷蔵室側の除霜
制御は、独立して制御していて、しかも冷凍室側の除霜
を行うとき、同時に冷蔵室側の除霜も行うように除霜制
御しているが、さらに冷蔵室側の除霜が、短時間の間に
2回除霜動作を行わないようにしたものである。
【0036】前記構成の冷蔵庫の除霜制御について、そ
の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0037】まずSTEP301で冷蔵室温度が設定温
度よりも高くなったかを確認し、設定温度よりも低い場
合は、STEP301を繰り返し、設定温度よりも高く
なった場合は、STEP302で冷媒制御弁17の開放
時間を積算する。次にSTEP303で冷媒制御弁17
を開放し、STEP304で設定温度以上まで庫内温度
が下がったかどうかを確認し、下がっていなければST
EP304を繰り返し、下がっていればSTEP305
で冷媒制御弁17を閉鎖すると共にSTEP306で冷
媒制御弁開放時間の積算を停止する。次に、STEP3
07で冷媒制御弁17の積算時間が設定時間に達したか
どうかを判断し、達していない場合にはSTEP301
に戻り、設定時間に達するとSTEP308で冷媒制御
弁開放積算時間を0にリセットしてSTEP309に進
む。そこでは、冷凍室側除霜開始の圧縮機積算運転時間
t1時間前以内(例えば積算1時間前)でないかを判断
し、t1時間以内でない場合は、STEP311へ進
み、冷蔵室側の除霜を開始する。また、STEP309
で圧縮機運転積算t1時間以内に冷凍室側除霜が開始さ
れると判断した場合、STEP310に進み冷凍室側の
除霜が開始されたかを判断する。冷凍室側の除霜が開始
したと判断したとき、STEP311に進み冷蔵室側の
除霜に入る。またSTEP310でまだ冷凍室側の除霜
が開始されていないと判断すると、STEP321に進
み、冷蔵室温度が冷蔵室設定温度より上昇していないか
を判断し、庫内温度が上昇していない場合は、STEP
310に進み、庫内温度が設定値より上昇しているなら
ば、STEP322で冷媒制御弁17を開放してからS
TEP323で再び冷凍室側の除霜が開始されたかを確
認する。その結果、冷凍室側の除霜が開始されている場
合はSTEP311に進み、開始されていない場合はS
TEP324に進み冷蔵庫内が設定温度まで冷却された
かどうかを確認し、設定温度まで冷却されているとST
EP325に進み、冷媒制御弁17を閉鎖し、STEP
310に進む。またSTEP324で庫内温度が設定温
度まで冷却されていなければ、STEP323に進む。
【0038】前記のように、この実施例では、冷蔵庫の
除霜制御は冷蔵室側が除霜タイミングとなったとき、冷
凍室側の除霜タイミングを確認し、圧縮機の運転積算時
間がt1以内のときは、冷蔵室側の除霜を冷凍室側の除
霜が開始されるまで遅延させ同時に実施するようにした
ので、冷蔵室側の除霜が短時間内に2回行われることを
防ぐことで、除霜による消費電力ロス等を低減し効率の
良い除霜を行うことができる。
【0039】(実施例6)図7に示すように、この実施
例の場合、実施例1,実施例2,実施例4および実施例
5による冷蔵庫の除霜制御に、さらに冷蔵室側の除霜の
終了温度を冷蔵室側の単独除霜のときと、冷蔵室側,冷
凍室側同時除霜の場合を変えたものである。
【0040】前記構成の冷蔵庫の除霜制御について、そ
の動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
【0041】まずSTEP401において冷蔵室側の除
霜を開始する。次いでSTEP402で冷蔵室側単独で
の実施か、冷凍室側との同時実施かを判断する。冷蔵室
側の単独での実施の場合STEP403で、除霜終了温
度をT1に設定し、STEP404で、設定温度T1ま
で冷蔵室側蒸発器温度が上昇したかを確認し、蒸発器温
度がT1まで上昇するまでSTEP404を繰り返し、
T1以上の温度に上昇したとき、STEP405で冷蔵
室側の除霜を終了する。またSTEP402で冷凍室側
と同時実施であると判断した場合、STEP421で設
定温度をT1より高いT2に設定し、STEP422で
T2にまで冷蔵室側蒸発器温度が上昇するまで繰り返し
確認し、T2まで到達したときSTEP405に進み、
冷蔵室側の除霜を終了する。
【0042】前記のように、この実施例では、冷蔵室側
単独での除霜時の終了温度より、冷蔵室側,冷凍室側同
時除霜時の終了温度を高く設定しているので、冷蔵室側
単独での除霜は、蒸発器のフィン間が目詰まりしない程
度とし、冷凍室側を同時に行うときは、終了温度を高く
設定することにより、冷凍室側除霜ヒータ8の伝導熱の
効果もあり、蒸発器およびその周辺まで完全に除霜でき
る。また、冷蔵室側除霜ヒータ7は蒸発器の目詰まりを
除去するための容量とし、冷凍室側の除霜時に冷媒を介
して伝わる伝導熱を、ホットガス除霜として、最大限に
有効利用することにより、除霜時の消費電力の低減が可
能である。また、冷蔵室側単独での除霜は、庫内の冷却
に悪影響を与える蒸発器の目詰まりを除去するだけの除
霜としているため、除霜による冷蔵室内の温度上昇を抑
えることができ、昇温による庫内食品へ与える悪影響を
も抑制できる。
【0043】
【発明の効果】前記で説明したように本発明は、冷蔵室
側の除霜制御と冷凍室側の除霜制御とをそれぞれ独立し
て制御することで、使用方法の違う各室用の蒸発器に付
着する霜を効果的かつ効率的に除霜できる。
【0044】また、冷蔵室側の除霜のタイミングは、冷
蔵室側の蒸発器へ冷媒を供給または停止させる機能を有
する冷媒制御弁の開放時間を積算し、所定の積算時間に
到達したとき除霜に入るように構成しているので、扉の
開閉頻度が多い場合とか、開放時間が長かったり、また
温かい料理品の収納等で冷蔵庫が過負荷状態の場合で
も、冷蔵室の冷却動作時間、即ち冷媒制御弁の開放時間
による安定した除霜が行われ、着霜による冷蔵庫の鈍冷
といった不具合も解消することができる。
【0045】また、冷蔵室は通常冷凍室より使用頻度が
高く扉開閉が頻繁となり、収納食品も水分を多く含むも
のや温かい調理済みの物を入れる可能性は高く、蒸発器
の着霜が多くなりがちなため、冷蔵室の除霜周期を冷凍
室の除霜周期より短く設定することで合理的な除霜を行
い、効率の良い冷却ができる。
【0046】また、冷凍室側が除霜に入る場合、冷蔵室
側も同時に行うようにしているので、冷凍室側の除霜ヒ
ータの熱が冷媒を介して冷蔵室側に伝導できるため、冷
蔵室側蒸発器は、冷媒によるホットガス除霜の効果を利
用できる。したがって冷蔵室側の除霜ヒータ容量を小さ
くでき、除霜時の消費電力の低減が可能となる。
【0047】また、冷蔵庫側が除霜タイミングとなる直
前に冷凍室側の除霜タイミングを監視して冷凍室側の除
霜タイミングが短時間内にある場合は、冷蔵室側の除霜
を遅延し、冷凍室側の除霜と同時に行えるようにしたの
で、冷蔵室側が短時間に2回除霜が行われ庫内冷却ロス
になることを防止することができる。
【0048】さらに、冷蔵室側の除霜終了温度を、冷蔵
室側単独での除霜時より、冷凍室側との同時除霜時の方
を高く設定することで、単独での除霜時は、着霜による
蒸発器の目詰まりを除去する程度とし、冷凍室との同時
除霜時で蒸発器またはその周辺に付いた霜をも完全に除
去できるため、冷蔵室側の除霜ヒータの小容量化と共に
信頼性の高い冷却性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す冷蔵庫の除霜制御装置の
ブロック図
【図2】本発明の実施例2を示す冷蔵庫の除霜制御装置
の動作フローチャート
【図3】本発明の実施例3を示す冷蔵庫の除霜制御のタ
イミングチャート
【図4】本発明の実施例4を示す冷蔵庫の除霜制御装置
の動作フローチャート
【図5】本発明の実施例5を示す冷蔵庫の除霜制御の動
作タイミングチャート
【図6】同、除霜制御装置の動作フローチャート
【図7】本発明の実施例6を示す冷蔵庫の除霜制御の動
作タイミングチャート
【図8】同、除霜制御装置の動作フローチャート
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 冷蔵室側減圧装置 4 冷凍室側減圧装置 5 冷蔵室側蒸発器 6 冷凍室側蒸発器 7 冷蔵室側除霜ヒータ 8 冷凍室側除霜ヒータ 9 冷蔵室側除霜終了温度検知器 10 冷凍室側除霜終了温度検知器 11 冷蔵室側除霜制御手段 14 冷凍室側除霜制御手段 17 冷媒制御弁 19 冷媒制御弁制御手段 21 冷媒制御弁開放時間積算手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、凝縮器と、冷蔵室側減圧装置
    と、冷凍室側減圧装置と、冷蔵室側蒸発器と、冷凍室側
    蒸発器と、冷蔵室側除霜ヒータと、冷凍室側除霜ヒータ
    と、除霜終了温度を検知する冷蔵室側除霜終了温度検知
    器と、冷凍室側除霜終了温度検知器と、各室の除霜ヒー
    タの通電または通電停止を行う冷蔵室側除霜制御手段
    と、冷凍室側除霜制御手段を有し、冷蔵室側と冷凍室側
    の除霜を独立して行うことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵室側に冷媒を供給、または停止する
    冷媒制御弁と、前記冷媒制御弁を開閉させる冷媒制御弁
    制御手段と、前記冷媒制御弁の開放時間を積算する冷媒
    制御弁開放時間積算手段とを有し、前記冷媒制御弁開放
    時間積算手段により積算された前記冷媒制御弁の開放時
    間が、設定値に達したとき冷蔵室側の除霜を開始するこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷蔵室側の除霜周期は、冷凍室側の除霜
    周期よりも短いことを特徴とする請求項1または2記載
    の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷凍室側の除霜を実施するときは、冷蔵
    室側の除霜を同時に行うことを特徴とする、請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷蔵室側が除霜のタイミングとなったと
    き、冷凍室側除霜タイミングが間近であるとき冷蔵室側
    の除霜開始を遅延させ、冷凍室側の除霜と同時に行うこ
    とを特徴とする、請求項1または2または4のいずれか
    1項に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 冷蔵室側の除霜終了設定温度を、冷蔵室
    側単独で除霜を行う場合より冷凍室側と同時に行う場合
    の除霜終了設定温度の方が高い設定温度であることを特
    徴とする請求項1または2または5のいずれか1項に記
    載の冷蔵庫。
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