JPH11236973A - ピストン・シリンダー間シール構造 - Google Patents

ピストン・シリンダー間シール構造

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JPH11236973A
JPH11236973A JP10043108A JP4310898A JPH11236973A JP H11236973 A JPH11236973 A JP H11236973A JP 10043108 A JP10043108 A JP 10043108A JP 4310898 A JP4310898 A JP 4310898A JP H11236973 A JPH11236973 A JP H11236973A
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JP
Japan
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ring
packing
piston
cylinder
groove
Prior art date
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Application number
JP10043108A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kishi
友三 岸
Hisashi Nakano
久 中野
Akio Shimizu
秋雄 清水
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Toyota Motor Corp
Sakagami Seisakusho Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Sakagami Seisakusho Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作方向によってリング摩擦抵抗が変化しエ
ネルギーロスを低減でき、リングの面圧を局部的に増大
できるシール構造の提供。 【解決手段】 環状のパッキン11とそれによって押さ
れるリング12とからなり、パッキン11は圧縮作動方
向に開いたU字状断面を有し、パッキン11がリング1
2の、パッキンのU字状断面の開方向の端部12a側
で、リング12を押す、ピストン・シリンダー間シール
構造。パッキン11とリング12の、パッキンのU字状
断面の開方向の端部11a、12aには、半径方向に延
びる溝13が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストン・シリン
ダー間のシール構造に関し、たとえば、コンプレッサ
ー、エアポンプ、エアモーター、液圧モーターなどの、
片側圧縮作動タイプの軸方向動(回転動を伴なう軸方向
動でもよい)装置のピストン・シリンダー間の組合せシ
ール構造に関する。この場合、シリンダーとピストンの
概念の中には、静止のハウジング(シリンダーに対応)
とそれに対し摺動する軸状物(ピストンに対応)なども
含まれるものとする。
【0002】
【従来の技術】従来の組合せシールは、たとえば特開平
8−303590号公報に開示されている。従来の組合
せシール構造は、図9、図10に示すように、いずれ
も、外側に樹脂製リング101を用い、内側にゴム製リ
ング102または102´を用い、内側のゴム製リング
の弾性により外側リングを拡張させ、シリンダー104
に密着させ、ピストン103とシリンダー104間のシ
ールを行う構造となっている。2つ以上の要素からなる
シールは組合せシールと呼ばれ、高圧、高速の片側圧縮
作動タイプの軸方向動(回転動を伴なう軸方向動でもよ
い)装置(たとえば、高圧油圧シリンダー、高速エアシ
リンダー、切替バルブ)などのシールとして用いられ
る。また、外側リングと内側リングの材質をフッ素系材
料などにすることにより、高温用シールとしても用いら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シールメカニ
ズムを組付時のゴムリングのつぶしによる反力にたよっ
ている従来シールには、つぎの問題がある。 従来シールは、動作方向に関係なく一定の摩擦抵抗
を有する。片側圧縮作動タイプの装置では、ピストンが
圧縮方向にストロークしている時に高シールが必要であ
るが、圧縮方向と反対方向にストロークしている時には
高シールは必要でない。それにもかかわらず、圧縮方向
と反対方向にストロークしている時に圧縮方向ストロー
ク時と同じ摩擦抵抗が働いているので、不要に、エネル
ギーロスが大きくなり、リングの摩耗量が大となり、寿
命も短くなる。 外側リングは、堅い樹脂であり、ゴムリング反力で
中央部を押されるため、外側リングはその外周面全面で
シリンダー壁に接し、単位面積当たりの面圧は低く、リ
ーク量が比較的大きい。本発明の目的は、 動作方向によってリングの摩擦抵抗が変化し、圧縮
方向作動時には接触面圧が大きくなって効果的なシール
を果たし、それと反対方向の作動時には摩擦抵抗が小さ
くなって摩擦によるエネルギーロスを少なくでき、 リングの面圧を局部的に高くして効果的なシールを
果たしリーク量を減じることができる、低損失かつ高寿
命のピストン・シリンダー間のシール構造を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) ピストンと該ピストンが相対動するシリンダー
との間のシール構造であって、前記ピストンおよび前記
シリンダーの一方に周方向全周にわたって形成された溝
と、該溝内に配置された環状のパッキンおよびリング
と、からなり、前記環状のパッキンは、弾性材からな
り、かつ前記ピストンの前記シリンダーに対する圧縮側
の動きの方向に開いたほぼU字状の断面を有しており、
前記リングは、前記パッキンを構成する弾性材より堅い
樹脂材料からなり、かつピストン半径方向に前記パッキ
ンと前記ピストンおよび前記シリンダーの他方との間に
配置されており、前記リングの軸方向中心より前記パッ
キンのU字状断面の開方向に位置する部分にて前記パッ
キンのU字状断面の開側端部と接触している、ピストン
・シリンダー間シール構造。 (2) 前記環状のパッキンのU字状断面の開側端部の
うち前記リングと接触する側の端部と、前記リングの端
部のうち前記パッキンのU字状断面の開方向に位置する
端部には、ピストン半径方向に延びる溝が形成されてい
る(1)記載のピストン・シリンダー間シール構造。
【0005】上記(1)のピストン・シリンダー間シー
ル構造では、シール力を発生させるため、環状のパッキ
ンが断面U字状パッキンとされている。これによって、
圧縮方向作動時のみに断面U字状パッキン内側に圧力が
加わりパッキンにリングを押す力を発生させ、効果的な
シールを行い、圧縮方向と逆方向作動時には断面U字状
パッキン内側に圧力が加わらないのでパッキンのリング
を押す力は無くなるかまたは弱くなりわざと吹き抜けさ
せる。これによって、リングとリングが摺動する面との
間の摩擦抵抗は圧縮方向作動時のみに大きくなり圧縮方
向と逆方向作動時には小さくなって、リングとそれが摺
動する面(シリンダーまたはピストン)間の摩擦による
エネルギーロスが従来シールに比べて半減し、シールの
寿命が伸びる。また、リングは、リングの軸方向中心よ
りパッキンのU字状断面の開方向に位置する部分にてパ
ッキンのU字状断面の開側端部と接触しているので、パ
ッキンからの押力はリングの中心から偏心した部分にか
かり、シールはリングの片側のエッジとその近傍によっ
て行われ、その部分の面圧が局部的に上がり、シール効
果が改良される。上記(2)のピストン・シリンダー間
シール構造では、圧縮方向作動への切替時に、外部の圧
力を溝を通して急速にパッキンの内部に取り入れること
ができ、シール応答性を向上できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例のピストン・シ
リンダー間シール構造を、図1〜図8を参照して、説明
する。図1は、コンプレッサーに適用した場合を示して
あるが、適用対象はコンプレッサーに限るものではな
く、エアポンプ、エアモーター、液圧モーターなどの、
片側圧縮作動タイプの軸方向動(回転動を伴なう軸方向
動でもよい)装置であればよい。また、シリンダーおよ
びピストンの概念にはハウジングおよびハウジングに摺
動する軸状物を含む。図1に示すピストン・シリンダー
間シール構造は、ピストン4とピストン4が軸方向およ
び/または回転方向に相対動(たとえば、摺動)するシ
リンダー3との間のシール構造である。コンプレッサー
では、ピストン4にはコネクティングロッド6の一端が
連結され、コネクティングロッド6の他端はクランクピ
ン7によりクランク軸(図示略)に連結されている。5
はシリンダー3に設けられた吸・排気ポートであり、2
はスライドリングである。ピストン4が図1において上
方に移動するのが圧縮方向の動きである。
【0007】本発明実施例のピストン・シリンダー間シ
ール構造は、ピストン4およびシリンダー3の一方(図
示例ではピストン4の方)に周方向全周にわたって形成
された溝8と、溝8内に配置されたシールアッセンブリ
ー(組合せシールとも呼ばれ)1と、からなる。シール
アッセンブリー1は溝8内に配置された環状のパッキン
11およびリング12と、からなる。環状のパッキン1
1の方が溝8の奥側に配置され、リング12の方が溝8
の出口側に配置されてピストン4およびシリンダー3の
他方(図示例ではシリンダー3の方)と摺動する。
【0008】図2はシールアッセンブリー1とその近傍
の拡大を示しており、図3および図4はパッキン11の
詳細を、図5および図6はリング12の詳細を、それぞ
れ、示している。図2〜図4に示すように、環状のパッ
キン11は、弾性材(たとえば、ゴム)からなり、かつ
ピストン4のシリンダー3に対する圧縮側の動きの方向
(図2においてはCの方向)に開いたU字状の断面を有
している。リング12は、パッキン11を構成する弾性
材より堅い樹脂材料からなり、かつピストン半径方向
に、パッキン11と、ピストン4およびシリンダー3の
うち溝8が形成されていない方の部材(図示例ではシリ
ンダー3)との間に配置されている。
【0009】図2に示すように、リング12は、リング
12の軸方向中心12cよりパッキン11のU字状断面
の開方向に位置する端部12aおよびその近傍部分に
て、パッキン11のU字状断面の開側端部11a(パッ
キン11のU字状断面の開側端部は2つあるがそのうち
リング12に近い側の端部)と接触しており、この端部
12aおよびその近傍部分にてパッキン11からの押力
を受けるようになっている。図2、図3に示すように、
パッキン11のリング12と接触する側の外側面は、パ
ッキンの自由状態(圧縮されていない状態)において、
パッキン11のU字状断面の開側端部11aに近づくほ
どリング12側にせり出しており、開側端部11aとそ
の近傍のみでリング12に接触することを確実にしてい
る。
【0010】図2に示すように、望ましくは、リング1
2のピストン軸方向(と平行な方向)の長さは、パッキ
ン11のピストン軸方向(と平行な方向)の長さより長
くしてある。また、図2に示すように、望ましくは、シ
ールアッセンブリー1が配置されている溝8は、段付き
溝であり、溝奥部の第1の溝部分8aのピストン軸方向
(と平行な方向)の高さより溝出口に近い第2の溝部分
8bのピストン軸方向(と平行な方向)の高さの方が大
とされており、第1の溝部分8aの上面と第2の溝部分
8bの上面とが面一とされている。そして、パッキン1
1が第1の溝部分8aに配置され、リング12が第2の
溝部分8bに配置される。この溝構造によって、リング
12がパッキンU字状断面開方向の端部12aにてパッ
キン11にて押されることが確実になり、かつパッキン
11とリング12との位置関係が、はじめに設定された
位置関係からずれにくくなる。
【0011】図2〜図6に示すように、環状のパッキン
11のU字状断面の開方向の2つの端部のうちリング1
2と接触する側の端部11aと、リング12の軸方向端
部12a、12bのうちパッキン11のU字状断面の開
方向の端部12aには、それぞれ、ピストン半径方向に
延びる溝13a、13bが少なくとも1つ、望ましくは
複数、形成されている。13aがパッキン11に形成さ
れた溝で、13bがリング12に形成された溝である。
溝13aと溝13bは、互いに溝軸芯が一致している。
溝13a、13bからなる溝13は、ピストン4が圧縮
方向にストロークするときに、ピストン圧縮方向移動前
方の室Aの増大する圧力を、ピストン外周とシリンダー
内周間の隙間δ、および溝13自身を通して、U字状パ
ッキン11内のスペースSに速やかに導入するための溝
であり、たとえパッキン11の開側端面およびリングの
端面が溝8の上面に密着した状態でも、圧力をU字状パ
ッキン11内のスペースSに導入することができる。
【0012】つぎに、本発明実施例のピストン・シリン
ダー間シール構造の作用を説明する。ピストン4がシリ
ンダー3に対して相対的に圧縮作動方向(図1、図2の
Cの方向)に移動する時、ピストン前方のピストン4と
シリンダー3によって囲まれた室Aの圧力は上昇し、そ
の時には室Aのエアがピストン後方の空間Bに吹き抜け
ないように、または吹き抜ける量を抑制するように、シ
ールアッセンブリー1がピストン・シリンダー間を効果
的にシールすることが必要となる。
【0013】本発明実施例では、環状のパッキン11が
圧縮作動方向Cに開いたU字状の断面を有しているの
で、ピストン4が圧縮方向にストローク方向を切り替え
て圧縮方向Cにストロークする時、ピストン圧縮方向移
動前方の室Aの増大する圧力は、ピストン外周とシリン
ダー内周間の隙間δを通して、U字状パッキン11内の
スペースSに導入され、U字状パッキン11を半径方向
に拡張する。拡張されたパッキン11は、リング12を
リング12が摺動する面(実施例では、シリンダー3の
内面)に摺動可能に強い力で押し付け、リング12とシ
リンダー内面との摩擦力、シール性を大にし、ピストン
・シリンダー間をシールする。一方、ピストン4が圧縮
作動方向と逆方向に作動する時には室Aの圧力は減少す
るので、上記の増大する圧力をU字状パッキン11内の
スペースSに導入してU字状パッキン11を半径方向に
拡張するという作用は有効でなくなり、パッキン11の
リング12押力は弱まり、場合によっては、室Aから室
Bへの吹き抜けも生じ、リング12とシリンダー3の内
面との摩擦力も大幅に小さくなる。これによって、従
来、圧縮方向も逆方向も同じ一定の力でリングをシリン
ダー面に押し付けていたシールに比べて、本発明実施例
では、圧縮方向と逆方向の摩擦力がほぼ0になったこと
により、摩擦によるエネルギーロスが半減し、かつリン
グ12の寿命が倍増する。
【0014】また、断面U字状のパッキン11は、リン
グ12の中央12cより端部12a側でリング12と接
触して、リング12をリング12の中央12cより端部
12a側で押すので、リング12の面圧はリング12の
端部12a側で局部的に強くなり、均一に押す結果面圧
が小さくなっていた従来シールに比べて、シール効果が
高くなる。
【0015】また、溝8は、段付き溝であり、溝奥部の
第1の溝部分8aと溝出口に近い第2の溝部分8bとか
らなり、パッキン11が第1の溝部分8aに配置され、
リング12が第2の溝部分8bに配置されているので、
ピストン4がシリンダー3に対して軸方向に相対的にス
トロークした時にリング12がシリンダー内面から軸方
向力を受けても、リング12はパッキン11に対して相
対的に位置ずれを起こすことはなく、リング12とパッ
キン11の軸方向位置関係は不変である。したがって、
常に、リング12がパッキンU字状断面開方向の端部1
2aにてパッキン11にて押されることになり、上記の
局部押し、局部面圧の増大、シール効果の増大が安定し
て得られる。
【0016】リング12とパッキン11には、溝13が
形成されているので、ピストン4が圧縮作動方向Cにス
トロークの方向を切替えストロークする時に、溝13を
通してピストン移動方向前方の室Aの圧縮エアをパッキ
ン11内のスペースSに速やかに導入することができ
る。この場合、たとえパッキン11の開側端面およびリ
ング12の端面が溝8の上面に密着した状態でも、溝1
3は閉塞されないので、溝13を通して室Aの圧力をU
字状パッキン11内のスペースに導入することができ
る。これによって、シール作用の確実性、安定性が向上
する。
【0017】
【発明の効果】請求項1のピストン・シリンダー間シー
ル構造によれば、パッキンが圧縮作動方向に開いたU字
状の断面を有するので、圧縮方向作動時のみにパッキン
内側に圧力を加えてパッキンにリングを押す力を発生さ
せ、効果的なシールを行い、圧縮方向と逆方向作動時に
はパッキン内側に圧力を加えないでパッキンのリングを
押す力を無くすか弱くし、わざと吹き抜けさせる。これ
によって、リングとリングが摺動する面との間の摩擦抵
抗は圧縮方向作動時のみに大きくなり圧縮方向と逆方向
作動時には小さくなって、リングとそれが摺動する面と
の間の摩擦によるエネルギーロスが従来に比べて半減
し、リングの寿命を伸ばすことができる。また、リング
は、リングの軸方向中心よりパッキンのU字状断面の開
方向に位置する部分にてパッキンのU字状断面の開側端
部と接触するので、パッキンからの押力はリングの中心
から偏心した部分にかかり、シールはリングの片側のエ
ッジとその近傍によって行われ、その部分の面圧を局部
的に高め、シール効果を改良できる。請求項2のピスト
ン・シリンダー間シール構造によれば、リング端部およ
びパッキン端部に溝を形成したので、圧縮方向作動への
切替時および圧縮方向へのストローク時に、外部の圧力
を溝を通して急速にパッキンの内部に取り入れることが
でき、シール応答性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のピストン・シリンダー間シ
ール構造を適用した片側圧縮装置(たとえば、コンプレ
ッサー)の断面図である。
【図2】図1の装置の、ピストン・シリンダー間シール
構造とその近傍の拡大断面図である。
【図3】図2のうち環状のパッキンの溝部における断面
図である。
【図4】図2のうち環状のパッキンの半平面図である。
【図5】図2のうちリングの溝部における断面図であ
る。
【図6】図2のうちリングの半平面図である。
【図7】本発明実施例のピストン・シリンダー間シール
構造とその近傍の、圧縮作動時における、拡大断面図で
ある。
【図8】本発明実施例のピストン・シリンダー間シール
構造とその近傍の、圧縮作動と逆作動時における、拡大
断面図である。
【図9】従来のシール構造の一例の断面図である。
【図10】従来のシール構造のもう一例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シールアッセンブリ 2 リング 3 シリンダー(ハウジングである場合を含む) 4 ピストン(軸状物である場合を含む) 5 吸気または排気ポート 6 コネクティングロッド 7 クランクピン 8 溝 8a 第1の溝部分 8b 第2の溝部分 11 (環状の)パッキン 12 リング 13 溝 13a パッキンに形成された溝 13b リングに形成された溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 秋雄 東京都墨田区錦糸4丁目17番6号 株式会 社阪上製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンと該ピストンが相対動するシリ
    ンダーとの間のシール構造であって、 前記ピストンおよび前記シリンダーの一方に周方向全周
    にわたって形成された溝と、 該溝内に配置された環状のパッキンおよびリングと、か
    らなり、 前記環状のパッキンは、弾性材からなり、かつ前記ピス
    トンの前記シリンダーに対する圧縮側の動きの方向に開
    いたほぼU字状の断面を有しており、 前記リングは、前記パッキンを構成する弾性材より堅い
    樹脂材料からなり、かつピストン半径方向に前記パッキ
    ンと前記ピストンおよび前記シリンダーの他方との間に
    配置されており、前記リングの軸方向中心より前記パッ
    キンのU字状断面の開方向に位置する部分にて前記パッ
    キンのU字状断面の開側端部と接触している、ピストン
    ・シリンダー間シール構造。
  2. 【請求項2】 前記環状のパッキンのU字状断面の開側
    端部のうち前記リングと接触する側の端部と、前記リン
    グの端部のうち前記パッキンのU字状断面の開口方向に
    位置する端部には、ピストン半径方向に延びる溝が形成
    されている請求項1記載のピストン・シリンダー間シー
    ル構造。
JP10043108A 1998-02-25 1998-02-25 ピストン・シリンダー間シール構造 Pending JPH11236973A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180094653A1 (en) * 2015-05-12 2018-04-05 Kongsberg Automotive As Position Dependent Valve Device for Control Cylinder

Cited By (2)

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US20180094653A1 (en) * 2015-05-12 2018-04-05 Kongsberg Automotive As Position Dependent Valve Device for Control Cylinder
US10605276B2 (en) * 2015-05-12 2020-03-31 Kongsberg Automotive As Position dependent valve device for control cylinder

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