JPH11236893A - ドレンポンプ - Google Patents
ドレンポンプInfo
- Publication number
- JPH11236893A JPH11236893A JP10056142A JP5614298A JPH11236893A JP H11236893 A JPH11236893 A JP H11236893A JP 10056142 A JP10056142 A JP 10056142A JP 5614298 A JP5614298 A JP 5614298A JP H11236893 A JPH11236893 A JP H11236893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- cover
- pump
- outer periphery
- drain pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数を少なくすると共に組立作業工程数を
少なくして低コスト化することができるドレンポンプの
提供。パッキングを使用せずにケースとカバーとを気密
に一体化して両者間からの水漏れを確実に防止すること
ができるドレンポンプの提供。 【解決手段】ポンプ室内に回転羽根を収容するケース
と、該ケースの上面開口を覆うカバーと、該カバーの中
心部に設けられた透孔を挿通して回転羽根に連結される
電動モータとからドレンポンプを構成する。ケースの上
部外周及びカバーの下部外周に被固着部を相互が一致し
た状態で夫々設ける。相互が一致した被固着部の外周に
リング状の連結部材を設けてケース及びカバーを一体化
する。
少なくして低コスト化することができるドレンポンプの
提供。パッキングを使用せずにケースとカバーとを気密
に一体化して両者間からの水漏れを確実に防止すること
ができるドレンポンプの提供。 【解決手段】ポンプ室内に回転羽根を収容するケース
と、該ケースの上面開口を覆うカバーと、該カバーの中
心部に設けられた透孔を挿通して回転羽根に連結される
電動モータとからドレンポンプを構成する。ケースの上
部外周及びカバーの下部外周に被固着部を相互が一致し
た状態で夫々設ける。相互が一致した被固着部の外周に
リング状の連結部材を設けてケース及びカバーを一体化
する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調装置のドレ
ンパンに取付けられてドレンを排水するドレンポンプに
関する。
ンパンに取付けられてドレンを排水するドレンポンプに
関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】従来のドレンポンプ
は、例えば実公平６−３１９９号公報に示すようにケー
ス、回転羽根及びケースの上面開口を覆うカバーを夫々
別々に成形し、カバーの上面に設けられたブラケットに
電動モータを、その回転軸が中央部の透孔を挿通させて
取付けると共に透孔を挿通する回転軸に回転羽根を取付
けた後、該カバーとケースとを、両者間にパッキングを
設けてねじ止めして組立てている。
は、例えば実公平６−３１９９号公報に示すようにケー
ス、回転羽根及びケースの上面開口を覆うカバーを夫々
別々に成形し、カバーの上面に設けられたブラケットに
電動モータを、その回転軸が中央部の透孔を挿通させて
取付けると共に透孔を挿通する回転軸に回転羽根を取付
けた後、該カバーとケースとを、両者間にパッキングを
設けてねじ止めして組立てている。
【０００３】上記した従来のドレンポンプは、ケースと
カバーの間からの水漏れを防止する必要からパッキング
が必要不可欠であった。又、組立時にはパッキングをケ
ースとカバーとの間に位置決めして取付けた後に複数の
ねじをねじ止めする必要があった。このため、部品点数
が多くなると共に組立時にはパッキングの位置決め作業
及びねじ止め作業を必要として組立てに手間がかかり、
高コスト化していた。
カバーの間からの水漏れを防止する必要からパッキング
が必要不可欠であった。又、組立時にはパッキングをケ
ースとカバーとの間に位置決めして取付けた後に複数の
ねじをねじ止めする必要があった。このため、部品点数
が多くなると共に組立時にはパッキングの位置決め作業
及びねじ止め作業を必要として組立てに手間がかかり、
高コスト化していた。
【０００４】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その課題とする処は、部
品点数を少なくすると共に組立作業工程数を少なくして
低コスト化することができるドレンポンプを提供するこ
とにある。
ために発明されたものであり、その課題とする処は、部
品点数を少なくすると共に組立作業工程数を少なくして
低コスト化することができるドレンポンプを提供するこ
とにある。
【０００５】又、本発明の他の課題は、パッキングを使
用せずにケースとカバーとを気密に一体化して両者間か
らの水漏れを確実に防止することができるドレンポンプ
を提供することにある。
用せずにケースとカバーとを気密に一体化して両者間か
らの水漏れを確実に防止することができるドレンポンプ
を提供することにある。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】このため本発明は、ポ
ンプ室内に回転羽根を収容するケースと、該ケースの上
面開口を覆うカバーと、該カバーの中心部に設けられた
透孔を挿通して回転羽根に連結される電動モータとから
なるドレンポンプにおいて、ケースの上部外周及びカバ
ーの下部外周に被固着部を相互が一致した状態で夫々設
けると共に相互が一致した被固着部の外周にリング状の
連結部材を設けてケース及びカバーを一体化したことを
特徴としている。
ンプ室内に回転羽根を収容するケースと、該ケースの上
面開口を覆うカバーと、該カバーの中心部に設けられた
透孔を挿通して回転羽根に連結される電動モータとから
なるドレンポンプにおいて、ケースの上部外周及びカバ
ーの下部外周に被固着部を相互が一致した状態で夫々設
けると共に相互が一致した被固着部の外周にリング状の
連結部材を設けてケース及びカバーを一体化したことを
特徴としている。
【０００７】このため、ポンプ本体を組立てる際にはパ
ッキングを設けるとこなく、ケースとカバーを気密化す
ることができる。又、ケースとカバーのねじ止め作業を
なくして一体化することができる。
ッキングを設けるとこなく、ケースとカバーを気密化す
ることができる。又、ケースとカバーのねじ止め作業を
なくして一体化することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図に
従って説明する。
従って説明する。
【０００９】実施形態１ 図１はドレンポンプの分解斜視図である。
【００１０】図２はドレンポンプの中央縦断面図であ
る。
る。
【００１１】ドレンポンプ１は合成樹脂製のポンプ本体
３と、電動モータ５とから構成されポンプ本体３のケー
ス７は上部の一部外周に内部と連通する吐出口９を放射
方向或いは放射方向に対して後述する回転羽根１１の回
転方向へ傾斜して一体形成したほぼ円筒形状或いは半球
形状の上部ポンプ室１３及び上部ポンプ室１３の下部中
心部に内部と連通する円筒形状の下部ポンプ室１５とを
一体形成してなる。
３と、電動モータ５とから構成されポンプ本体３のケー
ス７は上部の一部外周に内部と連通する吐出口９を放射
方向或いは放射方向に対して後述する回転羽根１１の回
転方向へ傾斜して一体形成したほぼ円筒形状或いは半球
形状の上部ポンプ室１３及び上部ポンプ室１３の下部中
心部に内部と連通する円筒形状の下部ポンプ室１５とを
一体形成してなる。
【００１２】上部ポンプ室１３の上部外周側には所要の
幅で放射方向へ延出するフランジ部１３ａが軸線回りに
一体形成され、フランジ部１３ａの上面内側には所要の
高さで起立する被固着部１３ｂが軸線回りに一体形成さ
れている。
幅で放射方向へ延出するフランジ部１３ａが軸線回りに
一体形成され、フランジ部１３ａの上面内側には所要の
高さで起立する被固着部１３ｂが軸線回りに一体形成さ
れている。
【００１３】ポンプ本体３のカバー１７は上部ポンプ室
１３の上面開口を覆い、中心部が徐々に上方へ膨出する
ドーム形状で、中心部に回転羽根１１のボス１１ａを遊
嵌状態で挿通する透孔１７ａが形成されている。カバー
１７の外周側には所要の高さで垂下する被固着部１７ｂ
が被固着部１３ｂに相対して一体形成されている。又、
カバー１７の上面には電動モータ５の取付けブラケット
１７ｃが一体形成されている。
１３の上面開口を覆い、中心部が徐々に上方へ膨出する
ドーム形状で、中心部に回転羽根１１のボス１１ａを遊
嵌状態で挿通する透孔１７ａが形成されている。カバー
１７の外周側には所要の高さで垂下する被固着部１７ｂ
が被固着部１３ｂに相対して一体形成されている。又、
カバー１７の上面には電動モータ５の取付けブラケット
１７ｃが一体形成されている。
【００１４】尚、カバー１７の上面外周側には所要の高
さからなる複数の起立部１７ｄが、軸線回りに適宜の間
隔をおいて一体形成されている。
さからなる複数の起立部１７ｄが、軸線回りに適宜の間
隔をおいて一体形成されている。
【００１５】ポンプ本体３内には合成樹脂製の回転羽根
１１が収容される。該回転羽根１１は電動モータ５の回
転軸５ａが挿嵌されるボス１１ａの外周にて放射方向へ
延出し、放射方向端が上部ポンプ室１３の内面形状とほ
ぼ一致する複数の板状体からなる上部羽根部１１ｂが一
体形成されている。又、上部羽根部１１ｂの下部中心部
には下部羽根部１１ｃが下部ポンプ室１５内に位置し、
ドレンを上部ポンプ室１３内に汲み上げる方向へ捻った
湾曲状に形成されている。
１１が収容される。該回転羽根１１は電動モータ５の回
転軸５ａが挿嵌されるボス１１ａの外周にて放射方向へ
延出し、放射方向端が上部ポンプ室１３の内面形状とほ
ぼ一致する複数の板状体からなる上部羽根部１１ｂが一
体形成されている。又、上部羽根部１１ｂの下部中心部
には下部羽根部１１ｃが下部ポンプ室１５内に位置し、
ドレンを上部ポンプ室１３内に汲み上げる方向へ捻った
湾曲状に形成されている。
【００１６】上記したケース７及びカバー１７はこれと
同種或いは異種の合成樹脂製のリング状連結部材１９に
より一体化されてポンプ本体３に形成される。即ち、リ
ング状連結部材１９はケース７とカバー１７とを、該ケ
ース７内に収容された回転羽根１１のボス１１ａを透孔
１７ａ内に位置させると共に夫々の被固着部１３ｂ・１
７ｂを一致させた後、これら被固着部１３ｂ・１７ｂの
外周面に一体成形してケース７とカバー１７を一体化さ
せる。このリング状連結部材１９はその成形時に被固着
部１３ｂ・１７ｂに融着されるため、ケース７及びカバ
ー１７を気密状態で一体化することができる。
同種或いは異種の合成樹脂製のリング状連結部材１９に
より一体化されてポンプ本体３に形成される。即ち、リ
ング状連結部材１９はケース７とカバー１７とを、該ケ
ース７内に収容された回転羽根１１のボス１１ａを透孔
１７ａ内に位置させると共に夫々の被固着部１３ｂ・１
７ｂを一致させた後、これら被固着部１３ｂ・１７ｂの
外周面に一体成形してケース７とカバー１７を一体化さ
せる。このリング状連結部材１９はその成形時に被固着
部１３ｂ・１７ｂに融着されるため、ケース７及びカバ
ー１７を気密状態で一体化することができる。
【００１７】そしてドレンポンプ１はリング状連結部材
１９により一体化されたポンプ本体３に対し、ボス１１
ａ内に回転軸５ａが挿嵌させた電動モータ５を取付けブ
ラケット１７ｃにねじ止めして組立てられる。このと
き、回転羽根１１は上部羽根部１１ｂが上部ポンプ室１
３の内周面に対し、又下部羽根部１１ｃが下部ポンプ室
１５の各内面に対して隙間を設けるように位置決めされ
る。
１９により一体化されたポンプ本体３に対し、ボス１１
ａ内に回転軸５ａが挿嵌させた電動モータ５を取付けブ
ラケット１７ｃにねじ止めして組立てられる。このと
き、回転羽根１１は上部羽根部１１ｂが上部ポンプ室１
３の内周面に対し、又下部羽根部１１ｃが下部ポンプ室
１５の各内面に対して隙間を設けるように位置決めされ
る。
【００１８】本実施形態のドレンポンプ１は、被固着部
１３ｂ及び被固着部１７ｂの外周面にリング状連結部材
１９を融着してケース７及びカバー１７を一体化させて
ポンプ本体３を形成するため、従来のドレンポンプのよ
うにケースとカバーとの間にパッキングを設けると共に
両者をねじ止めする必要がなく、少ない部品点数でケー
ス７及びカバー１７を気密化しながら組立てることがで
きる。
１３ｂ及び被固着部１７ｂの外周面にリング状連結部材
１９を融着してケース７及びカバー１７を一体化させて
ポンプ本体３を形成するため、従来のドレンポンプのよ
うにケースとカバーとの間にパッキングを設けると共に
両者をねじ止めする必要がなく、少ない部品点数でケー
ス７及びカバー１７を気密化しながら組立てることがで
きる。
【００１９】実施形態２ 実施形態１は、ポンプ本体３を構成するケース７及びカ
バー１７を、相互が一致した被固着部１３ｂ及び被固着
部１７ｂの外周面にリング状連結部材１９を一体成形し
て融着させることにより一体化したものであるが、実施
形態２は被固着部１３ｂ及び被固着部１７ｂの外径より
若干小さい内径で、被固着部１３ｂ及び被固着部１７ｂ
の合計高さとほぼ一致する軸線幅のリング状連結部材を
予め形成し、該リング状連結部材に対してケース７の被
固着部１３ｂ及びカバー１７の被固着部１７ｂを圧入し
て両者を一体化した構成からなる。該リング状連結部材
としては金属及び合成樹脂の何れであってもよいが、合
成樹脂の場合には弾性を有して拡径可能な材質が適して
いる。
バー１７を、相互が一致した被固着部１３ｂ及び被固着
部１７ｂの外周面にリング状連結部材１９を一体成形し
て融着させることにより一体化したものであるが、実施
形態２は被固着部１３ｂ及び被固着部１７ｂの外径より
若干小さい内径で、被固着部１３ｂ及び被固着部１７ｂ
の合計高さとほぼ一致する軸線幅のリング状連結部材を
予め形成し、該リング状連結部材に対してケース７の被
固着部１３ｂ及びカバー１７の被固着部１７ｂを圧入し
て両者を一体化した構成からなる。該リング状連結部材
としては金属及び合成樹脂の何れであってもよいが、合
成樹脂の場合には弾性を有して拡径可能な材質が適して
いる。
【００２０】実施形態３ 図３はドレンポンプの一部縦断面図である。
【００２１】実施形態１及び２のドレンポンプ１は、ポ
ンプ本体３のケース７及びカバー１７を被固着部１３ｂ
及び被固着部１７ｂの外周面にリング状連結部材１９を
一体成形したり、別体に成形されたリング状連結部材１
９を圧入して組立てる構造としたが、実施形態３は被固
着部１３ｂの外周面及び該被固着部１３ｂより若干大径
に形成された被固着部１７ｂの内周面にねじ１３ｃ・１
７ｅを旋設し、両者を噛み合わせてポンプ本体３を形成
する。
ンプ本体３のケース７及びカバー１７を被固着部１３ｂ
及び被固着部１７ｂの外周面にリング状連結部材１９を
一体成形したり、別体に成形されたリング状連結部材１
９を圧入して組立てる構造としたが、実施形態３は被固
着部１３ｂの外周面及び該被固着部１３ｂより若干大径
に形成された被固着部１７ｂの内周面にねじ１３ｃ・１
７ｅを旋設し、両者を噛み合わせてポンプ本体３を形成
する。
【００２２】上記したポンプ本体３はねじ１３ｃ・１７
ｅの山及び谷が噛み合っているため、ケース７及びカバ
ー１７を気密化すると共に組立時には従来のようなねじ
止め作業を不要にすることができる。
ｅの山及び谷が噛み合っているため、ケース７及びカバ
ー１７を気密化すると共に組立時には従来のようなねじ
止め作業を不要にすることができる。
【００２３】実施形態４ 図４はドレンポンプの一部縦断面図である。
【００２４】実施形態３はケース７の被固着部１３ｂ及
びカバー１７の被固着部１７ｂにねじを設けて両者を直
接固定したが、実施形態４は被固着部１３ｂ・１７ｂの
各外周面にねじ１３ｄ・１７ｅを旋設すると共にリング
状連結部材１９の内周面にねじ１３ｄ・１７ｅに噛み合
うねじ１９ａを形成し、被固着部１３ｂ及び被固着部１
７ｂに対してリング状連結部材１９をねじ固定してケー
ス７及びカバー１７を一体化する構造からなる。
びカバー１７の被固着部１７ｂにねじを設けて両者を直
接固定したが、実施形態４は被固着部１３ｂ・１７ｂの
各外周面にねじ１３ｄ・１７ｅを旋設すると共にリング
状連結部材１９の内周面にねじ１３ｄ・１７ｅに噛み合
うねじ１９ａを形成し、被固着部１３ｂ及び被固着部１
７ｂに対してリング状連結部材１９をねじ固定してケー
ス７及びカバー１７を一体化する構造からなる。
【００２５】実施形態５ 図５はドレンポンプの一部縦断面図である。
【００２６】本実施形態は、図５に示すようにカバー１
７の外周縁に、内面にねじ１９ｂが旋設されたリング状
連結部材１９を掛け止め可能に遊嵌すると共に相対する
ケース７の上部外周にねじ１３ｅを旋設し、カバー１７
に対して回動操作されるリング状連結部材１９のねじ１
９ｂをケース７のねじ１３ｅに噛み合わせて両者を一体
化する構造からなる。そして両者を一体化したとき、ケ
ース７に対するリング状連結部材１９のねじ止めに伴っ
てカバー１７をケース７に圧接させて両者間を気密化さ
せる。
７の外周縁に、内面にねじ１９ｂが旋設されたリング状
連結部材１９を掛け止め可能に遊嵌すると共に相対する
ケース７の上部外周にねじ１３ｅを旋設し、カバー１７
に対して回動操作されるリング状連結部材１９のねじ１
９ｂをケース７のねじ１３ｅに噛み合わせて両者を一体
化する構造からなる。そして両者を一体化したとき、ケ
ース７に対するリング状連結部材１９のねじ止めに伴っ
てカバー１７をケース７に圧接させて両者間を気密化さ
せる。
【００２７】尚、図５はカバー１７にリング状連結部材
１９を取り付ける構造としたが、該リング状連結部材１
９はケース７の上部に掛け止め可能に遊嵌した構造であ
ってもよい。
１９を取り付ける構造としたが、該リング状連結部材１
９はケース７の上部に掛け止め可能に遊嵌した構造であ
ってもよい。
【００２８】実施形態６ 図６はドレンポンプの一部縦断面図である。
【００２９】実施形態１〜５は、ポンプ本体３のケース
７を上部ポンプ室１３及び下部ポンプ室１５により、又
回転羽根１１を上部羽根部１１ｂ及び下部羽根部１１ｃ
により形成し、下部ポンプ室１５内のドレンを下部羽根
部１１ｃにより上部ポンプ室１３内に汲み上げた後、上
部ポンプ室１３内のドレンを上部羽根部１１ｂにより吐
出口９から吐出させるポンプ構造としたが、ドレンポン
プ３１は図６に示す遠心ポンプ原理からなる構造のもの
であってもよい。
７を上部ポンプ室１３及び下部ポンプ室１５により、又
回転羽根１１を上部羽根部１１ｂ及び下部羽根部１１ｃ
により形成し、下部ポンプ室１５内のドレンを下部羽根
部１１ｃにより上部ポンプ室１３内に汲み上げた後、上
部ポンプ室１３内のドレンを上部羽根部１１ｂにより吐
出口９から吐出させるポンプ構造としたが、ドレンポン
プ３１は図６に示す遠心ポンプ原理からなる構造のもの
であってもよい。
【００３０】即ち、ドレンポンプ３１におけるポンプ本
体３３のケース３５は内部に中空部を有し、下部中央に
吸込口３５ａ及び上部外周に吐出口３５ｂを有した形状
に形成される。又、ケース３５内に収容される回転羽根
３７はボス３７ａの外周面から放射方向へ延出し、ケー
ス３５内面との間に若干の隙間を有した板状の羽根部３
７ｂとからなる。
体３３のケース３５は内部に中空部を有し、下部中央に
吸込口３５ａ及び上部外周に吐出口３５ｂを有した形状
に形成される。又、ケース３５内に収容される回転羽根
３７はボス３７ａの外周面から放射方向へ延出し、ケー
ス３５内面との間に若干の隙間を有した板状の羽根部３
７ｂとからなる。
【００３１】尚、ケース３５のポンプ室形状は断面半球
形状、断面四角形状等の何れであってもよい。又、羽根
部３７ｂは一枚状或いは複数枚の何れであってもよい。
形状、断面四角形状等の何れであってもよい。又、羽根
部３７ｂは一枚状或いは複数枚の何れであってもよい。
【００３２】そして上記構造からなるケース３５上部に
実施形態１〜４に示すカバー１７をリング状連結部材３
９により一体化してドレンポンプ３３に形成される。ケ
ース３５とカバー１７とを一体化する連結部材３９は実
施形態１に示す連結部材１９と同様にケース３５の上部
に一体形成された被固着部３５ｃ及びカバー１７の被固
着部１７ｂ外周面に合成樹脂を一体成形して両者を融着
するもの、実施形態２に示すようにケース３５の被固着
部３５ｃ及びカバー１７の被固着部１７ｂにねじを夫々
旋設し、これらを噛み合わせて一体化するもの、実施形
態３に示すように被固着部３５ｃ・１７ｂの外周面にね
じを旋設すると共にリング状連結部材３９の内周面にね
じを旋設し、該リング状連結部材３９を介してケース３
５及びカバー１７を一体化するもの及び実施形態４に示
すように予め形成されたリング状連結部材に夫々の被固
着部３５ｃ・１７ｂを夫々挿嵌して一体化するものであ
ればよい。
実施形態１〜４に示すカバー１７をリング状連結部材３
９により一体化してドレンポンプ３３に形成される。ケ
ース３５とカバー１７とを一体化する連結部材３９は実
施形態１に示す連結部材１９と同様にケース３５の上部
に一体形成された被固着部３５ｃ及びカバー１７の被固
着部１７ｂ外周面に合成樹脂を一体成形して両者を融着
するもの、実施形態２に示すようにケース３５の被固着
部３５ｃ及びカバー１７の被固着部１７ｂにねじを夫々
旋設し、これらを噛み合わせて一体化するもの、実施形
態３に示すように被固着部３５ｃ・１７ｂの外周面にね
じを旋設すると共にリング状連結部材３９の内周面にね
じを旋設し、該リング状連結部材３９を介してケース３
５及びカバー１７を一体化するもの及び実施形態４に示
すように予め形成されたリング状連結部材に夫々の被固
着部３５ｃ・１７ｂを夫々挿嵌して一体化するものであ
ればよい。
【００３３】
【発明の効果】このため本発明は、部品点数を少なくす
ると共に組立作業工程数を少なくして低コスト化するこ
とができる。又、本発明は、パッキングを使用せずにケ
ースとカバーとを気密に一体化して両者間からの水漏れ
を確実に防止することができる。
ると共に組立作業工程数を少なくして低コスト化するこ
とができる。又、本発明は、パッキングを使用せずにケ
ースとカバーとを気密に一体化して両者間からの水漏れ
を確実に防止することができる。
【図１】ドレンポンプの分解斜視図である。
【図２】ドレンポンプの中央縦断面図である。
【図３】ドレンポンプの一部縦断面図である。
【図４】ドレンポンプの一部縦断面図である。
【図５】ドレンポンプの一部縦断面図である。
【図６】ドレンポンプの一部縦断面図である。
１ ドレンポンプ、３ ポンプ本体、５ 電動モータ、
７ ケース、１３ｂ 被固着部、１７ カバー、１７ｂ
被固着部、１９ 連結部材
７ ケース、１３ｂ 被固着部、１７ カバー、１７ｂ
被固着部、１９ 連結部材
Claims (7)
- 【請求項１】ポンプ室内に回転羽根を収容するケース
と、該ケースの上面開口を覆うカバーと、該カバーの中
心部に設けられた透孔を挿通して回転羽根に連結される
電動モータとからなるドレンポンプにおいて、ケースの
上部外周及びカバーの下部外周に被固着部を相互が一致
した状態で夫々設けると共に相互が一致した被固着部の
外周にリング状の連結部材を設けてケース及びカバーを
一体化したドレンポンプ。 - 【請求項２】請求項１において、リング状の連結部材は
相互が一致したケース及びカバーの被固着部の各外周面
に対して合成樹脂を一体成形して相互を融着したドレン
ポンプ。 - 【請求項３】請求項１において、リング状の連結部材は
夫々の被固着部の外径とほぼ一致する内径からなり、夫
々の被固着部を圧入可能にしたドレンポンプ。 - 【請求項４】ポンプ室内に回転羽根を収容するケース
と、該ケースの上面開口を覆うカバーと、該カバーの中
心部に設けられた透孔を挿通して回転羽根に連結される
電動モータとからなるドレンポンプにおいて、ケースの
上部外周及びカバーの下部外周に設けた夫々の被固着部
にねじを相対して旋設し、被固着部相互のねじを噛み合
わせてケース及びカバーを一体化したドレンポンプ。 - 【請求項５】ポンプ室内に回転羽根を収容するケース
と、該ケースの上面開口を覆うカバーと、該カバーの中
心部に設けられた透孔を挿通して回転羽根に連結される
電動モータとからなるドレンポンプにおいて、ケースの
上部外周及びカバーの下部外周に設けた夫々の被固着部
にねじを旋設すると共に被固着部とほぼ一致するリング
状の連結部材の内周面にねじを旋設し、被固着部のねじ
相互に連結部材のねじを噛み合わせてケース及びカバー
を一体化したドレンポンプ。 - 【請求項６】ポンプ室内に回転羽根を収容するケース
と、該ケースの上面開口を覆うカバーと、該カバーの中
心部に設けられた透孔を挿通して回転羽根に連結される
電動モータとからなるドレンポンプにおいて、ケースの
上部外周或いはカバーの下部外周に回動操作可能に遊嵌
され、内周面にねじが旋設されたリング状の連結部材
を、該連結部材に相対するカバー或いはケースの被固着
部に形成されたねじに噛み合わせてケース及びカバーを
一体化したドレンポンプ。 - 【請求項７】請求項１、４、５又は６において、ケース
は上部ポンプ部及び該上部ポンプ部の下部中心部から下
方へ延出する円筒形状の下部ポンプ部からなると共に回
転羽根は上部ポンプ部内に収容され、放射方向へ延出す
る板状の上部羽根部及び上部羽根部の下部に一体形成さ
れて下部ポンプ部内に収容され、上部ポンプ部内へ汲み
上げ可能に捻り湾曲形成された下部羽根部とからなるド
レンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10056142A JPH11236893A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ドレンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10056142A JPH11236893A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ドレンポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11236893A true JPH11236893A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13018839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10056142A Pending JPH11236893A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ドレンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11236893A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104350A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Fuji Koki Corp | 排水ポンプ及び排水装置 |
| JP2013194621A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Fuji Koki Corp | 排水ポンプ |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP10056142A patent/JPH11236893A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104350A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Fuji Koki Corp | 排水ポンプ及び排水装置 |
| JP2013194621A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Fuji Koki Corp | 排水ポンプ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4610605A (en) | Triple discharge pump | |
| EP1308622B1 (en) | Diaphragm pump | |
| US7614851B2 (en) | Centrifugal fans and impellers thereof | |
| KR970011419A (ko) | 배수 펌프 | |
| KR100837718B1 (ko) | 전기 팬 | |
| US6604917B2 (en) | Light-weight electric motor driven fluid pump assembly | |
| RU2009127859A (ru) | Уравнивающий давление элемент для корпуса и автомобильный электрокомпонент с таким уравнивающим давление элементом | |
| RU2472967C2 (ru) | Узел мембранного отсасывателя | |
| JP3061144U (ja) | クロスフロ―ファンの組合せ構造 | |
| US20210025394A1 (en) | Counterweight for compressor, motor for compressor and compressor | |
| JPH11236893A (ja) | ドレンポンプ | |
| US7255533B2 (en) | Centrifugal fan | |
| JP6698181B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
| US20030133811A1 (en) | Mini water pump | |
| CN210715008U (zh) | 一种新型空间连接机构及压缩机 | |
| EP1303025A2 (en) | Support structure for submersed electric motors | |
| JP4814627B2 (ja) | 送風機 | |
| JP2009162056A (ja) | 超小型ポンプ | |
| JP6131005B2 (ja) | ポンプ | |
| CN215333456U (zh) | 节省空间的单机多级微型水泵 | |
| JPH07293496A (ja) | 水中ポンプ | |
| CN214154213U (zh) | 无刷泵及应用该无刷泵的家用电器 | |
| JP2019103363A (ja) | 排水ポンプ用モータおよびそれを有する排水ポンプ | |
| JPH09303282A (ja) | 空調装置用ドレンポンプ | |
| JP2555533Y2 (ja) | カスケードポンプ |