JPH11235656A - 研磨パッド - Google Patents

研磨パッド

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JPH11235656A
JPH11235656A JP10355111A JP35511198A JPH11235656A JP H11235656 A JPH11235656 A JP H11235656A JP 10355111 A JP10355111 A JP 10355111A JP 35511198 A JP35511198 A JP 35511198A JP H11235656 A JPH11235656 A JP H11235656A
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polishing
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/11Lapping tools
    • B24B37/20Lapping pads for working plane surfaces
    • B24B37/26Lapping pads for working plane surfaces characterised by the shape of the lapping pad surface, e.g. grooved

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  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨終了後に、半導体ウェハを取り除くこと
が容易であると同時に、研磨剤の必要量を抑え、且つ、
経時劣化を低減された研磨パッドを提供すること。 【解決手段】 熱処理を加えて硬化させた発泡ポリウレ
タンを、所望の厚さにスライス加工し、パンチングによ
り、研磨剤を保持するための孔2を加工する。一般的
に、加工された孔2は、貫通している。その後、孔2と
孔2とを結ぶ様に、研磨パッド1の硬質層7の被研磨物
を研磨する面に、浅い溝3を形成する。この溝3は、研
磨パッド1と半導体ウェハ15との間に負圧が生じない
様にするためのものであるから、溝3の幅は孔径以下で
よく、深さは0.3mm程度で十分である。また、溝3
の間隔は、孔2と孔2との間隔の数倍以上とする。次
に、下面側には、ポリエステルフィルム等をベースにし
た両面テープを貼付し、孔2の下面側を密閉された状態
とする。更に、両面テープの硬質層7と反対の面には、
軟質層6として、不織布タイプのものを貼付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研磨技術に関するも
のであり、特に半導体ウェハの平坦化や配線形成に用い
る研磨パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高密度化に伴い、パターン
を転写する露光装置のフォーカスマージンが狭くなり、
従来、行なわれてきた平坦化方法、例えばリフロー法や
SOG(SPIN ON GLASS)などの塗布法あ
るいはエッチバック法では、広い領域に亘って平坦化す
ることが困難なため、半導体装置を製造する上で制約が
大きくなってきた。そこで近年、半導体基板であるウェ
ハの表面を機械的な作用と化学的な作用との組み合わせ
により研磨する方法(以下、CMP法という。)が使用
されるようになってきている。
【0003】以下に、図21及び図22を用いて、CM
P法において用いられる研磨装置について説明する。
【0004】この研磨装置は、表面を平坦に加工された
回転運動が可能なテーブル11を有している。このテー
ブル11は、直径50〜100cm程度の大きさで、剛
性の高い材質からなっており、このテーブル11の表面
には厚さ1〜3mm程度の研磨パッド1が貼られてい
る。また、研磨装置は、テーブル11の上方に、テーブ
ル11の平面と平行な面を有する半導体ウェハ15の径
に応じた大きさのキャリア12を備えており、そのキャ
リア12は、スピンドル14により駆動される。更に、
研磨装置は、キャリア12の外周部に、研磨中の半導体
ウェハ15を保持するためのガイドリング13を有す
る。
【0005】このキャリア12のガイドリング13の内
側に被研磨物である半導体ウェハ15を装着した後、キ
ャリア12を研磨パッド1上に下降させ、研磨剤16を
供給しながら、半導体ウェハ15に300〜600g/
cm2程度の荷重を加えると同時に、テーブル11及び
キャリア12に同一方向の20〜50rpm程度の回転
運動を与えて研磨を行なう。
【0006】研磨剤16は、その用途により、多くの種
類がある。例えば、酸化膜の研磨の場合には、一般的
に、シリカ(SiO2)粒子を10〜20%程度含み、
KOH或いはNH4OH等によりpH10〜11程度に
調整したものを用いる。
【0007】ここで、半導体ウェハ15の研磨に用いら
れる研磨パッド1としては、不織布にポリウレタンを含
浸させたものや発泡ポリウレタン等からなるものがあ
る。
【0008】現在、半導体ウェハ15の平坦化や配線を
形成する工程に於いて使用される研磨パッド1として
は、ポリウレタンを含浸させた不織布の上に発泡ポリウ
レタンを積み重ねたものが一般的である。半導体ウェハ
15を研磨する側の面の発泡ポリウレタンは硬質であ
り、硬度の規格がショアA規格で95のものが使用され
ている。半導体ウェハ15の表面を平坦に研磨するため
に、研磨パッド1の半導体ウェハ15を研磨する側の面
の硬度は高い必要があるが、その反面、パッドの硬度が
高いと、半導体ウェハ15が反っている場合などにおい
ては、半導体ウェハ15の全面に亘る均一な研磨が行な
えないこととなる。そこで下層側に不織布等により構成
された軟質な材料を挿入し、半導体ウェハ15の形状に
ならう様に変形させ、半導体ウェハ15の形状による影
響を最小限にしている。
【0009】ところで、この研磨パッド1の研磨側を構
成する発泡ポリウレタンは、硬質であるものの、半導体
ウェハ15から受ける荷重によってミクロンオーダーで
は変形する。特に、硬質層7を形成する発泡ポリウレタ
ンは水分を吸収し膨潤する性質があるため、研磨を繰り
返すことにより変形量も増大していく。このような研磨
パッド1の硬質層7の変形により、半導体ウェハ15の
端部が強く接触することによって、研磨剤16の供給が
抑制されてくる。したがって、一般的には、図23及び
図24に示す様に、発泡ポリウレタンの表面に孔2を形
成している。例えば、径1.5mmの孔2が5mm間隔
で研磨パッド1の全面に亘って形成されている。この孔
2は研磨パッド1表面に供給された研磨剤16を保持
し、半導体ウェハ15のエッジにより掻き出されること
なく、研磨剤16を半導体ウェハ15の表面に接触させ
る役割をする。
【0010】また、図25及び図26に示す様に、研磨
パッド1の硬質層7の研磨面に溝3を形成したものが一
部で使用されている。この溝3は、本来、研磨剤16の
供給を容易にするためのものであり、研磨パッド1の硬
質層7の研磨面に高密度に形成されている。一般的な溝
3の配置としては、幅2mm、深さ0.5〜0.8mm
の溝が15mm間隔で格子状になっているものが挙げら
れる。また、通常、研磨パッド1は、前述した様に2層
にて構成されており、半導体ウェハ15等の被研磨物を
研磨する層は硬質層7、被研磨物に直接接触しない層は
軟質層6としている。
【0011】この種の研磨パッド1は、研磨剤16の供
給性をよくするために、深く、且つ、高密度な溝3が形
成されているので、研磨剤16をその溝3から供給する
ためには大量の研磨剤16が必要となる。これは、研磨
剤16を溝3から供給するには、溝3が研磨剤16によ
り満たされる必要があるからであり、特に高い研磨レー
トを得るためにテーブル11を高回転にすると、研磨パ
ッド16に孔2のみが形成されている場合と比較して、
遠心力による研磨剤16の排出が一層生じやすくなり、
研磨剤16の必要量は更に増大することになる。この研
磨剤16の必要量の増大といった問題を解決するための
ものとしては、研磨パッド1の最外周部に溝を形成せず
研磨剤16の必要量を抑えるという特許(特公平2−3
6066)がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
てきた、従来の研磨パッドには、各々問題があった。
【0013】孔2のみが形成された研磨パッド1では、
研磨が終了した後に、キャリア12を上昇させ、半導体
ウェハ15を取り除こうとした場合に、半導体ウェハ1
5と研磨パッド1との密閉性が高いために、半導体ウェ
ハ15が吸盤状に変形し、研磨パッド1と半導体ウェハ
15との間に負圧が生じる。
【0014】この負圧の方が、半導体ウェハ15を引き
上げる力よりも強くなると、半導体ウェハ15は、研磨
パッド1上に張り付くことになり、装置稼働の妨げとな
るという問題があった。
【0015】また、前述した様に、通常、CMP法で
は、研磨パッド1として、硬質層7のパッドの下に、軟
質層6のパッドを設けて、均一性の向上を図っている
が、このような2層構造の場合、半導体ウェハ15から
受けた荷重により、図27に示す様に、硬質層7は、下
方に変位し、それによりマクロに湾曲する。したがっ
て、半導体ウェハ15のエッジと硬質層7の表面との接
触圧が高まりやすく、半導体ウェハ15のエッジ部分
が、半導体ウェハ15の中心部分に比べ、薄くなるとい
う傾向があった。ここで、図27において、参照番号1
7にて示されているものは、裏面パッドである。この裏
面パッド17は、荷重を加えるためのキャリアと半導体
ウェハとの間に挿入される弾性体で、この裏面パッド1
7により均一性を向上させるためのものである。
【0016】一方、従来の溝加工のみが行なわれた研磨
パッド1は、前述のように、被研磨物を研磨する側の硬
質層7に深く、高密度の溝3が形成されているため、溝
3の部分の強度が低下し、荷重を印加された場合に、溝
3にて囲まれた領域が独立して上下に変位しやすくな
る。これにより、上記の半導体ウェハ15のエッジと硬
質層7の表面との接触圧が高まりやすいという問題は、
一時的にクリアされるが、溝3が高密度、且つ、深いた
め、下層の軟質層6への局所的な圧力負荷が生じ、従来
の連続した表面を有する研磨パッド1よりも、軟質層6
の変化が早く生じ、均一性が劣化しやすくなるといった
問題が新たに生じてくる。
【0017】また、研磨パッド1に、研磨による目づま
り等からくる研磨レートの低下が生じると、ドレッシン
グと呼ばれる目立てが行なわれる。一般に、研磨パッド
1が硬質な発泡ポリウレタンの場合、ダイアモンド粉末
をプレートにニッケルにて電着したものを用いてドレッ
シングをしている。このドレッシングの際、研磨パッド
1の強度が局所的に弱くなっているため変位しやすく、
溝3の上端部のエッジにダイアモンドが接触することに
より脱落する確率が高くなるという問題もあった。更
に、脱落したダイアモンドの粉末が研磨パッド1上に残
留した場合には、半導体ウェハ15等の被研磨膜の表面
に致命的なスクラッチを発生させる場合がある。
【0018】これらのことは、前述の特公平2−360
66においても同様である。また、この特公平2−36
066は、研磨パッドの最外周部に溝を形成せず研磨剤
の必要量を抑えることとしているが、例えば、20rp
m以上では研磨剤の液面が傾斜し、排出抑制効果は殆ど
ない状態となる。
【0019】以上のことより、本発明の目的は、半導体
ウェハとの間の密閉性を落とし、負圧を生じにくくし、
研磨終了後に、半導体ウェハを取り除くことが容易であ
る研磨パッドを提供することにある。
【0020】また、本発明の他の目的は、半導体ウェハ
からの荷重を受けた際に、半導体ウェハのエッジ部分に
過度な負荷を生じさせにくい研磨パッドを提供すること
にある。
【0021】また、本発明の他の目的は、従来の溝を有
したものに較べ、硬質層の強度の低下が抑制されること
により、軟質層への負荷が低減され、時間を経た場合の
劣化を低減された研磨パッドを提供することにある。
【0022】更に、本発明の他の目的は、ダイアモンド
プレートによるドレッシングをする際に、ダイアモンド
粉末が接触により脱落することを抑制した研磨パッドを
提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
以下に示す手段を用いて解決するものである。
【0024】即ち、本発明によれば、被研磨物を研磨す
る研磨パッドにおいて、硬質層を貫通する孔を複数有す
ると共に、前記被研磨物を研磨する面に、研磨時におけ
る当該研磨パッドと前記被研磨物との密閉性を落とすた
めの溝を有していることを特徴とする研磨パッドが得ら
れる。
【0025】また、本発明によれば、被研磨物を研磨す
る研磨パッドにおいて、硬質層を貫通する孔を複数有す
ると共に、前記硬質層の前記被研磨物を研磨する面と反
対の面に、研磨時における当該研磨パッドと前記被研磨
物との密閉性を落とすための溝を有していることを特徴
とする研磨パッドが得られる。
【0026】更に、本発明によれば、被研磨物を研磨す
る研磨パッドにおいて、硬質層を貫通する孔を複数有す
ると共に、前記硬質層の前記被研磨物を研磨する面と当
該研磨する面と反対の面の双方に、研磨時における当該
研磨パッドと前記被研磨物との密閉性を落とすための溝
を有していることを特徴とする研磨パッドが得られる。
【0027】また、本発明によれば、前記のいずれかに
記載の研磨パッドにおいて、前記溝は、前記複数の孔の
内の所定の数の孔を結ぶように形成されていることを特
徴とする研磨パッドが得られる。
【0028】また、本発明によれば、前記のいずれかに
記載の研磨パッドにおいて、前記溝は、前記複数の孔の
間を縫うようにして形成されていることを特徴とする研
磨パッドが得られる。
【0029】また、本発明によれば、前記双方の面に溝
を有している研磨パッドにおいて、前記被研磨物を研磨
する面、及び前記被研磨物を研磨する面と反対の面の双
方に形成された前記溝のうち、一方は、前記複数の孔の
内の所定の数の孔を結ぶように形成されており、他方
は、前記複数の孔の間を縫うようにして形成されている
ことを特徴とする研磨パッドが得られる。
【0030】更に、本発明によれば、前記いずれかに記
載の研磨パッドにおいて、前記溝の深さは、約0.3m
mであることを特徴とする研磨パッドが得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の研磨パッド
は、基本的に、研磨剤を保持するための孔を有する研磨
パッドに、必要とする最小限の溝を形成することからな
る。ここで、溝が形成される面は、被研磨物と接触する
面、被研磨物と接触する面とは反対の面、及びその双方
の面の3通りから選択することができる。また、この溝
は、いずれの場合も、研磨剤を保持するためのものでは
ないため、従来例のように、高密度、且つ、深いもので
ある必要はない。
【0032】通常、研磨パッド1の硬質層7となる発泡
ポリウレタンは、所定の容器にウレタン樹脂と発泡剤と
を混合しながら射出し成形する。更に、熱処理を加えて
硬化させ、その後、所望の厚さにスライス加工を行な
う。孔2の加工は、パンチングにより行なうため、一般
的に、加工された孔2は、貫通している。次に、下面側
には、ポリエステルフィルム等をベースにした両面テー
プを貼付するため、孔2の下面側は密閉された状態とな
る。更に、両面テープの硬質層7と反対の面には、軟質
層6として、一般的に不織布タイプのものを貼付する。
硬質層7と軟質層6との間に、両面テープとしてポリエ
ステルフィルムの様なものが介在することにより、水分
などが軟質層6に浸透しない効果が生じる。軟質層6
は、吸水すると機械的性質が損なわれるため、このポリ
エステルフィルムの様な断水効果のあるものが必要とさ
れる。尚、両面テープに孔2を開けた場合には、水分が
下層に浸透し接着性等に問題が生じるため、実施上好ま
しくない。
【0033】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態の研磨パッド1は、図1及び図2に示す様に、孔
2と孔2とを結ぶ様に、研磨パッド1の硬質層7の被研
磨物を研磨する面に、浅い溝3が形成されている。この
溝3は、研磨パッド1と半導体ウェハ15との間に負圧
が生じない様にするためのものであるから、溝3の幅は
孔径以下でよく、深さは0.3mm程度で十分である。
また、溝3の間隔は、孔2と孔2との間隔の数倍以上と
した。
【0034】本発明によれば、一部の孔2の表面に非常
に浅い溝3を形成したため、研磨パッド1と半導体ウェ
ハ15との間の密閉性を落とすことができ、研磨終了後
に、研磨パッド1から半導体ウェハ15を取り除くこと
が容易になる。更に、研磨パッド1の強度の低下、及び
研磨剤16の保持能力の低下を抑制することが可能とな
った。
【0035】図3は、研磨パッド1の硬質層7の研磨面
に半導体ウェハ15を取り残す率を示すものであるが、
これを見ると、従来の孔2のみが形成された研磨パッド
1と比較して、半導体ウェハ15の取り残しが著しく改
善されている。また、従来の被研磨物を研磨する面に溝
3を高密度に形成した研磨パッド1と比較しても同等の
効果が得られている。
【0036】図4には、一定の研磨レートを得るために
必要な研磨剤16の量の比較結果を示した。第1の実施
の形態の研磨パッド1では、従来の溝3が被研磨物を研
磨する面に高密度に形成された研磨パッド1と比較し
て、孔2による研磨剤16の保持が主体であるから、研
磨剤16の使用量を少なくすることが可能である。
【0037】また、図示しないが、研磨パッド1の硬質
層7の強度の低下を抑制したことにより、研磨パッド1
の下層である軟質層6への負荷が低減し、時間を経た場
合の劣化も低減される。
【0038】また、研磨パッド1の変位も減少し、溝3
の上端部へのダイアモンドの接触による脱落も抑制され
る。
【0039】ここで、図5に溝の深さと半導体ウェハの
張り付きが生じる率の関係を示すデータを示し、図6に
は、テーブルの各回転数における研磨剤の必要流量と溝
の深さとの関係を示しているものである。これらの2つ
の図から、溝の深さは0.3mm程度が妥当であると思
われる。
【0040】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態の研磨パッド1は、図7及び図8に示す様に、孔
2と孔2とを結ぶ様に、研磨パッド1の硬質層7の被研
磨物を研磨する面とは反対の面、即ち、硬質層7の両面
テープと接する面に、浅い溝3が形成されている。この
溝3は、第1の実施の形態と同様に、研磨パッド1と半
導体ウェハ15との間に負圧が生じない様にするための
ものであるから、溝3の幅は孔径以下でよく、深さは
0.3mm程度で十分である。また、溝3の間隔は、孔
2と孔2との間隔の数倍以上とした。
【0041】この第2の実施の形態の研磨パッドは、前
述の第1の実施の形態の研磨パッドと同等の効果を持
つ。
【0042】また、更に、ダイアモンド粒子を電着した
ダイアモンドプレートによりドレッシングを行なう場合
に、研磨パッドの目立てを行なう面に溝を有しないた
め、ダイアモンドプレートが溝と干渉する確率が減ると
いうメリットを持つ。
【0043】(第3の実施の形態)第3の実施の形態の
研磨パッドは、図9及び図10に示す様に、第1及び第
2の実施の形態とは異なり、孔2と孔との間を縫う様
に、溝3が形成されたものである。また、溝3が形成し
てある面は、研磨パッド1の硬質層7の被研磨物を研磨
する面である。更に、溝3は第1の実施の形態と同様
に、研磨パッド1と半導体ウェハ15との間に負圧が生
じない様にするためのものであるから、溝3の深さは
0.3mm程度で十分である。また、溝3の間隔は、孔
2と孔2との間隔の数倍以上とした。
【0044】第3の実施の形態の研磨パッド1も、前述
の第1の実施の形態の研磨パッド1と同等の効果を持
つ。
【0045】(第4の実施の形態)第4の実施の形態の
研磨パッドは、図11及び図12に示す様に、第3の実
施の形態と同様、孔2と孔2との間を縫う様に、溝3が
形成されたものである。但し、溝3が形成してある面
は、第3の実施の形態とは異なり、研磨パッド1の硬質
層7の被研磨物を研磨する面の反対の面、即ち、硬質層
7の両面テープと接触する面である。
【0046】この第4の実施の形態の研磨パッド1の溝
3は、研磨剤16を供給するためのものではないので、
従来の研磨剤を保持するための溝3を有する研磨パッド
1の様に、高密度である必要も、また、深い必要もな
い。
【0047】この溝3には、前述の第1乃至第3の実施
の形態の様に、負圧を防ぐという効果はないが、従来の
研磨剤を保持するための孔2だけを有する研磨パッドと
比較して、図13に示す様に、溝3に囲まれた領域が、
独立して変位しやすい状態となり、半導体ウェハ15と
硬質層7とがほぼフラットに接し、半導体ウェハ15の
エッジ部分に過度な負荷が生じにくくなる。
【0048】ここで、図14は、溝がある場合及び溝が
ない場合それぞれにおける、残膜プロファイルと半導体
ウェハのエッジからの距離との関係を示す図であるが、
これからも分かる様に、従来の研磨剤を保持するための
孔2だけを有する研磨パッドと比較して、明らかに改善
されている。
【0049】更に、従来の研磨剤を保持するための溝3
のみを有する研磨パッド1の様に、溝3を高密度、且
つ、深く形成する必要もないので、従来の溝3のみを有
する研磨パッド1と比較して、溝3による研磨パッド1
の硬質層7の強度の劣化を抑制でき、研磨パッド1の下
層である軟質層6への負荷が低減し、それにより経時劣
化も低減できる。
【0050】即ち、第4の実施の形態における研磨パッ
ド1は、従来の孔2のみを有する研磨パッド1、及び従
来の溝3のみを有する研磨パッド双方の長所を合わせ持
ち、且つ、短所を低減された効果を有するものである。
【0051】また、溝3が研磨パッド1の硬質層7の被
研磨物を研磨する面の反対の面、即ち、硬質層7の両面
テープと接触する面に形成されていることから、第2の
実施の形態と同様、ダイアモンド粒子を電着したダイア
モンドプレートによりドレッシングを行なう場合に、研
磨パッドの目立てを行なう面に溝を有しないため、ダイ
アモンドプレートが溝と干渉する確率が減るというメリ
ットを持つ。
【0052】(第5の実施の形態)第5の実施の形態の
研磨パッド1は、図15及び図16に示す様に、孔2と
孔2とを結ぶ様に、研磨パッド1の硬質層7の被研磨物
を研磨する面の反対の面、即ち、硬質層7の両面テープ
と接触する面に、浅い溝3が形成されたものである。但
し、溝3の幅は、孔径よりも広くなっている。また、こ
の溝3は、研磨パッド1と半導体ウェハ15との間に負
圧が生じない様にするためのものであるから、深さは
0.3mm程度で十分である。更に、溝3の間隔は、孔
2と孔2の間隔の数倍程度とする。
【0053】この第5の実施の形態の研磨パッド1は、
第2の実施の形態と同様の効果をもつ。
【0054】(第6の実施の形態)第6の実施の形態の
研磨パッド1は、図17及び図18に示す様に、孔2と
孔2とを結ぶ様に、研磨パッド1の硬質層7の被研磨物
を研磨する面に、浅い溝3が形成されたものである。但
し、溝3の幅は、孔径よりも広くなっている。また、こ
の溝3は、研磨パッド1と半導体ウェハ15との間に負
圧が生じない様にするためのものであるから、深さは
0.3mm程度で十分である。更に、溝3の間隔は、孔
2と孔2の間隔の数倍程度とした。
【0055】この第6の実施の形態の研磨パッド1は、
第1の実施の形態と同様の効果をもつ。
【0056】(第7の実施の形態)第7の実施の形態の
研磨パッド1は、研磨パッド1の硬質層7の被研磨物を
研磨する面の反対の面、即ち、硬質層7の両面テープと
接触する面に浅い溝3を有し、更に、研磨パッド1の硬
質層7の被研磨物を研磨する面にも浅い溝3を有するも
のである。それぞれの溝3は、孔2と孔2との間を縫う
様に形成されたものであっても、孔2と孔2とを結ぶ様
に形成されたものであってもよく、その組み合わせは、
必要に応じて選択すればよい。
【0057】一例として、ここでは、図19及び図20
に示す様に、硬質層7の両面テープと接触する面に、溝
3と孔2とが重ならない様に、溝3を形成し、更に、研
磨パッド1の硬質層7の被研磨物を研磨する面の反対の
面、即ち、硬質層7の両面テープと接触する面に、孔2
と孔2とを結ぶ様に、幅の広い溝3を形成したものを示
す。
【0058】尚、研磨パッド1の硬質層7の両面に形成
される溝は、この例に限られるものではなく、前述した
様に、その組み合わせは、選択自由である。
【0059】以上1乃至7の実施の形態において研磨パ
ッド1に形成される孔2の分布は格子状であるとして説
明してきたが、孔2の分布は格子状に限られるものでは
なく、本実施の形態に制限されない。また、孔2の分布
が格子状ではない他の形状をとる場合、それに伴い溝の
形状も変化することはいうまでもないことである。
【0060】尚、前述の研磨パッド1上において、硬質
層7の研磨面に溝3を形成する場合、研磨に使用する領
域に形成されていればよく、また、硬質層7の研磨面の
反対の面に溝3を形成する場合、研磨に使用する領域に
対応する研磨面の反対の面上の領域に形成されていれば
よく、それぞれの溝3が研磨パッド1の最外周まで到達
しなければならないということはない。
【0061】また、溝の深さは0.3mmとしてきた
が、所望の効果が得られる深さであれば良く、実施の形
態により限定されるものではない。
【0062】
【実施例】実施の形態において、発泡ポリウレタンは、
60℃程度の温度で熱処理を加えて硬化させた。
【0063】また、発泡ポリウレタンは、1mm程度に
スライス加工を行なった。
【0064】また、孔の径は1.5mm、孔と孔の間隔
は5mmとした。
【0065】また、第3及び第4の実施の形態におい
て、溝の間隔は、30〜60mm程度とし、溝の幅は、
1〜2mm程度とした。
【0066】更に、第5及び第6の実施の形態におい
て、溝の幅は、2mm程度でやや孔の径よりも広めと
し、溝の間隔は、孔と孔の間隔の5倍程度とした。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきた様に、本発明によれ
ば、研磨剤を保持するための孔を有する研磨パッドの硬
質層の被研磨物を研磨する面の反対の面、即ち、硬質層
の両面テープと接触する面、及び、硬質層7の被研磨物
を研磨する面の少なくとも一方に、必要に応じた最小限
の溝を形成したので、負圧を防ぎ、半導体ウェハの取り
除きが容易になると同時に、研磨剤の必要量の低減や、
時間を経た場合の劣化の抑制、ドレッシングの際のダイ
アモンドの脱落の抑制が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A´ラインにおける断面図で
ある。
【図3】負圧を防ぐための溝による本発明の効果を示す
図である。
【図4】従来の溝を有した例及び本発明のそれぞれにお
ける、テーブルの回転数と研磨剤流量との関係を示す図
である。
【図5】溝の深さと半導体ウェハの張り付きが生じる率
の関係を示す図である。
【図6】テーブルの各回転数における研磨剤の必要流量
と溝の深さとの関係を示している図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図8】図7におけるA−A´ラインにおける断面図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図10】図9におけるA−A´ラインにおける断面図
である。
【図11】本発明の第4の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図12】図11におけるA−A´ラインにおける断面
図である。
【図13】溝を有した研磨パッドを用いた研磨装置にお
いて、半導体ウェハに荷重をかけた場合の様子を示す要
部断面図である。
【図14】溝がある場合及び溝がない場合それぞれにお
ける、残膜プロファイルと半導体ウェハのエッジからの
距離との関係を示す図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図16】図15におけるA−A´ラインにおける断面
図である。
【図17】本発明の第6の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図18】図17におけるA−A´ラインにおける断面
図である。
【図19】本発明の第7の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図20】図19におけるA−A´ラインにおける断面
図である。
【図21】研磨装置の要部側面図である。
【図22】研磨装置の要部平面図である。
【図23】従来の研磨パッドを示す平面図である。
【図24】図23におけるB−B´ラインにおける断面
図である。
【図25】従来の他の研磨パッドを示す平面図である。
【図26】図25におけるC−C´ラインにおける断面
図である。
【図27】連続した平面を持つ研磨パッドを用いた研磨
装置において、半導体ウェハに荷重をかけた場合の様子
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 研磨パッド 2 孔 3 溝 4 ポリエステルフィルム 5 粘着剤 6 軟質層 7 硬質層 11 テーブル 12 キャリア 13 ガイドリング 14 スピンドル 15 半導体ウェハ 16 研磨剤 17 裏面パッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の孔と複数の溝とを有する面を備え
    ており、近接する溝間の距離が近接する孔間の距離より
    も大きいことを特徴とする研磨パッド。
  2. 【請求項2】 前記溝の幅が前記孔の孔径より小さいこ
    とを特徴とする請求項1に記載の研磨パッド。
  3. 【請求項3】 前記孔間の距離は、約5.0mmである
    ことを特徴とする請求項2に記載の研磨パッド。
  4. 【請求項4】 前記溝は、前記複数の孔の内の所定数の
    孔に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の
    研磨パッド。
  5. 【請求項5】 前記溝の深さは、約0.3mmであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の研磨パッド。
  6. 【請求項6】 前記孔径は、約1.5mmであることを
    特徴とする請求項5に記載の研磨パッド。
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