JPH11235475A - ラジオコントロールカーの走行タイム計測装置 - Google Patents

ラジオコントロールカーの走行タイム計測装置

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JPH11235475A
JPH11235475A JP5885798A JP5885798A JPH11235475A JP H11235475 A JPH11235475 A JP H11235475A JP 5885798 A JP5885798 A JP 5885798A JP 5885798 A JP5885798 A JP 5885798A JP H11235475 A JPH11235475 A JP H11235475A
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JP
Japan
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radio control
signal
control car
traveling
detection
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JP5885798A
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Hisaya Iwata
尚也 岩田
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Systec KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラジオコントロールカーが略同時に通過した場
合であっても、各ラジオコントロールカーの通過を確実
に検出識別し得て走行タイムを正確に計測し得る、ラジ
オコントロールカーの走行タイム計測装置を提供する。 【解決手段】走行路に設けられ該走行路の幅方向略全域
の路面上に複数の信号を発信する信号発信手段と、ラジ
オコントロールカーの車体に設けられ信号発信手段から
発せられる複数の信号を検出する検出手段及び該検出手
段の検出信号に基づいてラジオコントロールカーの走行
タイムを計測する計測手段を有する検出ユニットと、該
検出ユニットで計測された走行タイムを無線で受信して
表示器に表示させる共に信号発信手段を制御し得る制御
手段とを具備する。信号発信手段は、例えば180度位
相の異なる誘導信号を発信し得る第1の誘導線輪と第2
の誘導線輪を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線操縦によって
走行路を走行させ得る走行玩具としてのラジオコントロ
ールカーの走行タイム計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ラジオコントロールカーを競技用
の走行路で走行させて、その順位を競う競技が普及しつ
つあるが、この種の競技の場合、ラジオコントロールカ
ーが一般の車両と同程度のスピード(例えば100Km
以上)で走行し得ることから、ゴールを通過する際の順
位が目視では正確に確認できない場合が生じる。
【0003】また、ラジオコントロールカーの競技会に
おいて、ラジオコントロールカーに使用される無線周波
数の関係等から、走行路で同時に走行できる台数が例え
ば5台程度に制限されるため、競技会への参加者が多い
場合には、順位より走行タイム(最高タイム等)を基準
にして、準決勝や決勝に進出できる競技者を選抜してい
るのが実状である。
【0004】そのため、この種の競技においては、走行
路におけるラジオコントロールカーの走行路の走行タイ
ム(走行速度)を計測する必要性が生じるが、従来この
種の走行タイム計測装置としては、走行路の例えばスタ
ート位置の幅方向両端部に配置した光電センサによって
ラジオコントロールカーの通過を検出し、この検出信号
によって走行タイムを計測しているのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな走行タイム計測装置にあっては、ラジオコントロー
ルカーの通過を検出するセンサが光電センサであるた
め、例えば光電センサが設置されている位置を複数台の
ラジオコントロールカーが略同時に通過した場合、光電
センサの光が略同時走行の他のラジオコントロールカー
に遮られる等して、各ラジオコントロールカーを個別に
識別することが困難となり、各ラジオコントールカーの
走行タイムを正確に計測することができないという問題
点があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、請求項1ないし3記載の発明の目的は、ラジ
オコントロールカーが略同時に通過した場合であって
も、各ラジオコントロールカーの通過を確実に検出識別
し得て走行タイムを正確に計測し得る、ラジオコントロ
ールカーの走行タイム計測装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、走行路に設け
られ該走行路の幅方向略全域の路面上に複数の信号を発
信し得る信号発信手段と、ラジオコントロールカーの車
体に設けられ信号発信手段から発せられる複数の信号を
検出する検出手段と、該検出手段の検出信号に基づいて
ラジオコントロールカーの走行タイムを計測する計測手
段と、該計測手段で計測された走行タイムを表示する表
示手段と、を具備することを特徴とする。
【0008】このように構成することにより、ラジオコ
ントロールカーが走行路を走行し、走行路の路面の表面
もしくは地中に設けられた信号発信手段の設置位置を通
過すると、信号発信手段から発せられている複数(第1
信号及び第2信号という)の信号のうち、先ず第1信号
が通過したラジオコントロールカーに設けられている検
出手段で検出され、次に第1信号に対応した第2信号が
検出される。
【0009】この検出手段による第1信号と第2信号の
検出により、ラジオコントロールカーが走行路の信号発
信手段の設置位置を通過したことが検出され、この検出
信号により計測手段で走行タイムが計測されると共に、
この計測手段で計測された走行タイムが表示手段に表示
される。信号発信手段により走行路の幅方向全域の路面
上に複数の信号が発信されていることから、複数のラジ
オコントロールカーが走行路の信号発信手段の設置位置
を略同時に通過しても、各ラジオコントロールカーの通
過を各々確実に検出識別することができ、その走行タイ
ムを正確に計測することができる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、走行路に設
けられ該走行路の幅方向略全域の路面上に複数の信号を
発信する信号発信手段と、ラジオコントロールカーの車
体に設けられ信号発信手段から発せられる複数の信号を
検出する検出手段及び該検出手段の検出信号に基づいて
ラジオコントロールカーの走行タイムを計測する計測手
段を有する検出ユニットと、該検出ユニットで計測され
た走行タイムを無線で受信して表示器に表示させると共
に信号発信手段を制御し得る制御手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0011】このように構成することにより、ラジオコ
ントロールカーが走行路を走行し、走行路の路面の表面
もしくは地中に設けられた信号発信手段の設置位置を通
過すると、請求項1記載の発明と同様に、ラジオコント
ロールカーに設けられている検出ユニットの検出手段で
各信号が検出される。
【0012】この検出された検出信号は、検出ユニット
の計測手段で対応するラジオコントロールカーの走行タ
イムが計測され、この計測手段で計測された走行タイム
が、無線信号で送信されて対応するラジオコントロール
カーの走行タイムが制御手段により表示器に表示され
る。検出手段で検出された信号は、検出手段と共にユニ
ット化されている検出ユニット内の計測手段で処理され
るため、ノイズ等の影響を極力少なくすることができ、
より高精度な走行タイムの計測が可能になる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、信号発信手
段が、180度位相の異なる誘導信号を発信し得る第1
の誘導線輪と第2の誘導線輪を有することを特徴とす
る。このように構成することにより、各ラジオコントロ
ールカーの検出手段が、180度位相の異なる誘導信号
を検出することにより、各ラジオコントロールカーの誘
導線輪設置の設置位置の通過を確実に検出識別でき、走
行タイムの正確な計測が可能になると共に、第1及び第
2の誘導線輪を走行路に設置するだけで信号発信手段を
形成することができ、信号発信手段の構成の簡略化や既
存の走行路への設置等が容易に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図2は本発明
に係わるラジオコントロールカーの走行タイム計測装置
の一実施例を示し、図1がその基本ブロック図、図2が
その誘導線輪の設置状態を示す斜視図、図3が走行路の
一例を示す全体図である。
【0015】図1において、走行タイム計測装置1は、
走行路2に設けられた信号発信手段としての誘導線輪3
と、ラジオコントロールカー4の車体5(図2参照)に
設けられた検出ユニット6及びアンテナ7と、制御装置
8等とで構成されている。誘導線輪3は、図2に示すよ
うに、平面視略楕円形状の第1の誘導線輪3aと第2の
誘導線輪3bによって形成され、走行路2の路面2aの
幅方向略全域に亘って設けられている。
【0016】この誘導線輪3の第1の誘導線輪3aは、
第2の誘導線輪3bより幅(表面積)が略2倍に設定さ
れ、この両誘導線輪3a、3bの端部は、制御装置8内
の誘導線輪駆動回路9に接続されている。この誘導線輪
駆動回路9から位相が180度異なる交流信号が第1及
び第2の誘導線輪3a、3bに供給されるように構成さ
れている。
【0017】そして、この第1及び第2の誘導線輪3
a、3bは、例えば走行路2のスタート位置S(図2参
照)の若干前方の路面2aに面一状態で設置されるか、
あるいは路面2aから所定深さの地中内に埋設され、こ
の誘導線輪3によって走行路2の路面2a上に2種類の
誘導信号が発せられる。
【0018】ラジオコントロールカー4の車体5に設け
られる検出ユニット6は、図1に示すように、走行路2
の誘導線輪3から発信されている誘導信号を検出する検
出手段としての検出線輪10と、PLL回路等を有し検
出線輪10で検出された検出信号から、対応するラジオ
コントロールカー4の走行タイムを算出(計測)して所
定の信号を出力する計測手段としての計測回路11と、
この計測回路11で計測された信号を無線信号に変換し
てアンテナ7に出力する送信器12等で構成されてい
る。そして、この検出ユニット6は、誘導線輪3の信号
を検出し易いように、ラジオコントロールカー4の車体
5の底部(図2参照)に設けられている。
【0019】また、制御手段としての前記制御装置8
は、ラジオコントロールカー4のアンテナ7から送信さ
れる信号を受信するアンテナ13と、このアンテナ13
で受信した信号を処理する受信器14と、受信器14で
受信処理されて信号を処理して所定の信号を出力すると
共に、必要に応じて前記誘導線輪駆動回路9を制御する
制御回路15と、この制御回路15からの出力信号によ
り対応するラジオコントロールカー4の走行タイムを表
示する液晶表示器等からなる表示手段としての表示器1
6等で構成されている。
【0020】この制御装置8は、図3に示すように、例
えば走行路2を監視する監視塔17内に設けられ、制御
回路15の制御信号で誘導線輪駆動回路9が作動するこ
とにより、走行路2に設置されている誘導線輪3から誘
導信号が発せられて、ラジオコントロールカー4の走行
タイムが計測され、表示器16に表示される。なお、誘
導線輪駆動回路9の作動は、制御回路15の制御信号に
限らず、手動の操作スイッチ18(図1参照)を設ける
ことによって行うこともできる。
【0021】次に、この走行タイム計測装置1の動作に
ついて説明する。先ず、前述した如く、制御回路15の
制御信号もしくは操作スイッチ18の操作によって誘導
線輪駆動回路9を作動させ、走行路2の誘導線輪3の第
1及び第2の誘導線輪3a、3bから、2種類の誘導信
号を走行路2の路面2a上方に向けて発信させる。
【0022】この状態で、ラジオコントロールカー4を
スタート位置Sからスタートさせて走行路2を走行さ
せ、ラジオコントロールカー4が誘導線輪3上を通過す
ると、車体5に設けられている検出ユニット6によっ
て、対応するラジオコントロールカー4の走行タイムが
次のようにして計測される。
【0023】すなわち、ラジオコントロールカー4が誘
導線輪3の第1の誘導線輪3aの影響を受ける位置(第
1の誘導信号の発信範囲)に到達すると、先ずこの第1
の誘導線輪3aによる誘導信号が、検出ユニット6の検
出線輪10で検出され第1の検出信号が計測回路11に
入力される。計測回路11は、この第1の検出信号が入
力されるとそのPLL回路で第1の検出信号と同じ位相
の信号を生成する。
【0024】そして、ラジオコントロールカー4が誘導
線輪3上をさらに走行し、第2の誘導線輪3bの影響を
受ける位置に到達すると、第2の誘導線輪3bによる誘
導信号が検出ユニット6の検出線輪10で検出され、第
2の検出信号が計測回路11に入力される。この時、第
2の誘導線輪3bによる誘導信号が第1の誘導線輪3a
による誘導信号に対して位相が180度ずれていること
から、計測回路11のPLL回路の位相差検出機能が働
いて、計測回路11で第1の誘導線輪3aを通過したラ
ジオコントロールカー4が第2の誘導線輪3bの位置ま
で移動したことが判別される。
【0025】すなわち、2つの異なる誘導信号を発信す
る第1の誘導線輪3a及び第2の誘導線輪3bを設ける
ことにより、この一対の誘導線輪3a、3b上を通過す
るラジオコントロールカー4を、同着か同一走行タイム
でない限り、少なくとも一方の誘導線輪3a、3bで検
出される検出信号に時間差が生じ、複数台のラジオコン
トロールカー4が目視上は略同一であっても、その差を
確実に識別できて、各ラジオコントロールカー4の走行
タイムが正確に測定されることになる。
【0026】このように、上記実施例の走行タイム計測
装置1によれば、走行路2の路面2aに位相が180度
異なる2種類の誘導信号を発信する第1及び第2の誘導
線輪3a、3bを配置すると共に、各ラジオコントロー
ルカー4に検出線輪10と計測回路11等を有する検出
ユニット6を配設しているため、各ラジオコントロール
カー4を確実に識別することができて、各ラジオコント
ロールカー4の走行タイムを正確に計測することができ
る。
【0027】特に、第1及び第2の誘導線輪3a、3b
が走行路2の路面2aでその幅方向略全域に設けられて
いることから、複数台のラジコントロールカー4が略同
時に通過しても、従来の光電センサのように他のラジオ
コントローカー4の影響を全く受けることがなく、第1
及び第2の誘導線輪3a、3b上を通過する各ラジオコ
ントロールカー4の識別をより確実に行うことができ
る。また、各ラジオコントロールカー4に設けられる検
出ユニット6内に計測回路11が内蔵されているため、
検出線輪10で検出した信号を直ちに処理することがで
きて、ノイズ等の影響を極力少なくすることができる。
【0028】また、位相差の検出が、第1の誘導線輪3
a及び第2の誘導線輪3bに流れている交流信号の1周
期で検出することができるため、交流信号の周波数を適
宜に設定することにより、極めて高精度の位置検出(通
過検出)ができて、走行タイムがより正確に計測され
る。これらのことから、上記走行タイム計測装置1を、
例えば競技会等のように複数台のラジオコントロールカ
ー4による走行競技やタイム競技に使用することによっ
て、より正確な着順判定及びタイム測定等を行うことが
可能になる。
【0029】さらに、第1及び第2の誘導線輪3a、3
bは、平面視略楕円形状に形成され、これを路面2aに
配置したり路面2a内に埋設することによって走行路2
に設置することができると共に、検出線輪10、計測回
路11及び送信器12を有する検出ユニット6をラジオ
コントロールカー4の車体5の底部に取り付けるだけで
良いため、走行タイム計測装置1の構成を簡略化させる
ことができると共に、この走行タイム計測装置1を既存
の走行路2に比較的容易に設置することができる。
【0030】また、検出ユニット6の検出線輪10、計
測回路11等をIC等の集積回路を使用して構成するこ
とにより、検出ユニット6自体をコンパクトかつ小型に
形成することができ、ラジオコントロールカー4の重量
を増加させることなく装着することができて、既存のラ
ジオコントロールカー4にも容易に付設することができ
る。
【0031】またさらに、ラジオコントロールカー4の
車体5に設けられる検出ユニット6からの無線信号を、
ラジオコントロールカー4の走行に不可欠なアンテナ7
を使用して制御装置8のアンテナ13に送信することが
でき、走行タイム計測装置1の構成を一層簡略化させる
ことができる。これらのことから、コスト的に安価な走
行タイム計測装置1を得ることが可能になる。
【0032】なお、上記実施例においては、走行タイム
を計測する計測回路11を、検出線輪10等と共に検出
ユニット6内に配設する場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものでもなく、例えば計測回路1
1を制御装置8内に設けることもできる。
【0033】この場合は、検出ユニット6の検出線輪1
0で検出された検出信号が送信器12で無線信号として
送信され、この信号が制御装置8内の計測回路11で処
理されて走行タイムが計測され表示器16に表示される
ことになる。このように構成しても、上記実施例と同様
の作用効果が得られる他に、検出ユニット6内に設けら
れる回路数が低減されるため、検出ユニット6自体を一
層小型かつ軽量化でき、ラジオコントロールカー4の車
体重量をより軽量化できるという作用効果が得られる。
【0034】また、上記実施例においては、走行路2の
スタート地点Sの前方に誘導線輪3を配置する場合につ
いて説明したが、例えば図3の二点鎖線で示すように、
走行路2の直線部分S1に2つの誘導線輪3を設置し、
各ラジオコントロールカー47の最高走行タイムを計測
するようにしたり、あるいは、図3の三点鎖線で示すよ
うに、走行路2の所定間隔(例えば10m)毎に誘導線
輪3を設置し、各区間毎のラップタイムを計測するよう
にしても良い。
【0035】さらに、上記実施例における制御装置8及
び検出ユニット6の構成、走行路2の形態、誘導線輪3
を構成する複数の誘導線輪の数及びその位相差、路面2
a上に発信される信号の種類等は一例であって、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、信号発信手段の複数の信号が走行路の幅方
向略全域の路面上に発信され、この信号を各ラジオコン
トロールカーの検出手段で検出し、この検出信号に基づ
いて計測手段で走行タイムが計測されるため、複数のラ
ジオコントロールカーが信号発信手段の設置設置を略同
時に通過しても、各ラジオコントロールカーの通過を各
々確実に検出識別することができて、その走行タイムを
正確に計測することができる。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、ラジ
オコントロールカーが走行路の信号発信手段の設置位置
を通過すると、各ラジオコントロールカーの検出ユニッ
トの検出手段で複数の信号が検出され、この検出された
検出信号が検出ユニットの計測手段で計測されるため、
請求項1記載の発明と同様に、各ラジオコントロールカ
ーの走行タイムを正確に計測することができると共に、
ラジオコントロールカー内で走行タイムの計測が可能に
なりノイズ等の影響を極力少なくし得て、走行タイムを
より一層正確に計測することができる。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、18
0度位相の異なる誘導信号により、各ラジオコントロー
ルカーの通過を確実に検出識別でき、走行タイムの正確
な計測が可能になると共に、第1及び第2の誘導線輪を
走行路に設置するだけで信号発信手段を形成することが
でき、信号発信手段の構成の簡略化や既存の走行路への
設置等を容易に行うことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるラジオコンントロールカーの走
行タイム計測装置の一実施例を示す基本ブロック図
【図2】同その誘導線輪の設置状態を示す斜視図
【図3】同その走行路の一例を示す全体図
【符号の説明】
1・・・・・・・走行タイム計測装置 2・・・・・・・走行路 2a・・・・・・路面 3・・・・・・・誘導線輪 3a・・・・・・第1の誘導線輪 3b・・・・・・第2の誘導線輪 4・・・・・・・ラジオコントロールカー 5・・・・・・・車体 6・・・・・・・検出ユニット 7・・・・・・・アンテナ 8・・・・・・・制御装置 9・・・・・・・誘導線輪駆動回路 10・・・・・・検出線輪 11・・・・・・計測回路 12・・・・・・送信器 13・・・・・・アンテナ 14・・・・・・受信器 15・・・・・・制御回路 16・・・・・・表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行路に設けられ該走行路の幅方向略全域
    の路面上に複数の信号を発信し得る信号発信手段と、ラ
    ジオコントロールカーの車体に設けられ前記信号発信手
    段から発せられる複数の信号を検出する検出手段と、該
    検出手段の検出信号に基づいて前記ラジオコントロール
    カーの走行タイムを計測する計測手段と、該計測手段で
    計測された走行タイムを表示する表示手段と、を具備す
    ることを特徴とするラジオコントロールカーの走行タイ
    ム計測装置。
  2. 【請求項2】走行路に設けられ該走行路の幅方向略全域
    の路面上に複数の信号を発信する信号発信手段と、ラジ
    オコントロールカーの車体に設けられ前記信号発信手段
    から発せられる複数の信号を検出する検出手段及び該検
    出手段の検出信号に基づいて前記ラジオコントロールカ
    ーの走行タイムを計測する計測手段を有する検出ユニッ
    トと、該検出ユニットで計測された走行タイムを無線で
    受信して表示器に表示させると共に前記信号発信手段を
    制御し得る制御手段と、を具備することを特徴とするラ
    ジオコントロールカーの走行タイム計測装置。
  3. 【請求項3】前記信号発信手段が、180度位相の異な
    る誘導信号を発信し得る第1の誘導線輪と第2の誘導線
    輪を有することを特徴とする請求項1または2記載のラ
    ジオコントロールカーの走行タイム計測装置。
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