JPH11234238A - ディジタル伝送システムの監視方式 - Google Patents

ディジタル伝送システムの監視方式

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JPH11234238A
JPH11234238A JP10027591A JP2759198A JPH11234238A JP H11234238 A JPH11234238 A JP H11234238A JP 10027591 A JP10027591 A JP 10027591A JP 2759198 A JP2759198 A JP 2759198A JP H11234238 A JPH11234238 A JP H11234238A
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JP
Japan
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signal
monitoring
circuit
signal format
optical
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JP10027591A
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English (en)
Inventor
Kenji Kawai
健治 川合
Kenichi Sato
健一 佐藤
Noboru Takachio
昇 高知尾
Haruhiko Ichino
晴彦 市野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2種類以上の信号形式の信号を伝送することが
可能なディジタル伝送システムにおいて、符号誤り監視
を経済的に実現するための監視方式を提供する。 【解決手段】 PDH信号形式とSDH又はSONET
信号形式のディジタル信号を送信する送信装置3−1
と、SDH/SONET信号形式の信号に対して符号誤
りを検出する監視回路3−2−2を有し、SDH/SO
NET信号形式の信号を中継する場合に監視回路3−2
−2を用いて符号誤り率を検知する中継装置3−2と、
少なくともPDH信号形式の信号を受信する受信装置3
−3と、伝送媒体40とからなるディジタル伝送システ
ムにおいて、送信装置3−1がSDH/SONET信号
形式の信号を送信し、かつ、監視回路3−2−2が中継
装置3−2で中継される信号の符号誤り率を検知するこ
とによって、送信装置3−1がPDH信号形式の信号を
送信したときの符号誤りの原因を標定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル伝送シ
ステムの運用保守作業の一つである符号誤り監視におい
て慣用され、特に、2種類以上の信号形式の信号を伝送
することが可能なディジタル伝送システムにおいて、符
号誤り監視を経済的に実現するためのディジタル伝送シ
ステムの監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は、従来の技術によって符号誤り
監視を実現するディジタル伝送システムの、一構成例で
ある。図22のシステムは、送信装置1−1、中継装置
1−2,1−2,…、受信装置1−3、伝送媒体である
光ファイバ400,400,…から構成される。送信装
置1−1は、SDH(Synchronous Digital Hierarch
y:同期ディジタルハイアラキー)の信号形式であるS
TM−N(Synchronous Transfer Module−N:同期転
送モジュール−N)フレームもしくはSONET(Sync
hronous Optical Network:同期光通信網)の信号形式
であるSTS−N(Synchronous Transport Signal−
N:同期転送信号−N)フレームの電気信号を出力する
SDH/SONETフレーム送信回路1−4と、電気−
光変換回路1−5を有する。中継装置1−2は、それぞ
れ、光信号を電気信号に変換する光−電気変換回路1−
6と、クロックを再生するクロック再生回路1−7と、
信号の一部を書き換えるRSOH(Regenerator Sectio
n Overhead:中継器セクションオーバーヘッド)処理回
路1−8と、RSOH処理回路1−8が出力する電気信
号を光信号に戻して送信する電気−光変換回路1−9と
を有する。RSOH処理回路1−8では、信号の運用保
守情報であるRSOHのB1バイトを用いて、符号誤り
監視を行う。受信装置1−3は、光−電気変換回路1−
10と、クロック再生回路1−11と、SDH/SON
ETフレームの電気信号に対して受信処理を行うSDH
/SONETフレーム受信処理回路1−12とを有す
る。SDH/SONETフレーム受信処理回路1−12
は、RSOH処理回路1−8と同様、符号誤り監視機能
を有する。
【0003】図22のディジタル伝送システムでは、各
中継装置1−2はSDHもしくはSONETのフレーム
信号のみを中継する。このため、送信装置1−1と受信
装置1−3との変更のみでは、伝送する信号形式を変更
することはできない。すなわち、伝送する信号形式を変
更するためには、ディジタル伝送システムの全装置を変
更する必要が有る。
【0004】図23は、従来の技術によって複数の信号
形式を伝送することが可能なディジタル伝送システム
の、一構成例である。図23のシステムは、送信装置2
−1、中継装置2−2,2−2,…、受信装置2−3、
伝送媒体である光ファイバ400,400,…から構成
される。送信装置2−1は所望の信号形式2−4の電気
信号を出力する送信回路2−5と、電気−光変換回路2
−6を有する。中継装置2−2は、それぞれ、光信号を
増幅する光増幅回路2−7を有する。受信装置2−3
は、光−電気変換回路2−8と、信号形式2−4の電気
信号からクロックを再生するクロック再生回路2−9
と、信号形式2−4の信号に対して受信処理を行う受信
処理回路2−10とを有する。
【0005】図23のディジタル伝送システムでは、送
信装置2−1と受信装置2−3を変更することにより、
信号形式の異なる信号を伝送することが可能である。し
かし、各中継装置2−2は光信号を増幅する機能のみを
有し、符号誤り監視などの信号劣化を検知する機能を有
しない。このため、符号誤りが発生した場合にその原因
となる伝送区間を特定することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の技
術によって符号誤り監視を実現するディジタル伝送シス
テムでは、伝送可能な信号形式は1種類のみであった。
このため、要求に応じて信号形式や伝送速度を変更する
といった伝送システムの柔軟な運用ができなかった。ま
た、従来の技術によって実現された複数の信号形式を伝
送することが可能なディジタル伝送システムでは、中継
装置での符号誤り監視ができないため、システムの運用
保守作業を効率的に行うことができない。
【0007】本発明は、前記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は、2種類以上の信号形
式の信号を伝送することが可能なディジタル伝送システ
ムにおいて、符号誤り監視を経済的に実現するための監
視方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によるディジタル伝送システムの監視方式は信号
形式1と信号形式2とを含む少なくとも2種類の信号形
式のディジタル信号を送信可能な送信装置3と、送信装
置3が送信可能な各信号形式の信号を中継するととも
に、信号形式2の信号に対して符号誤りを検出する監視
回路4を有し、信号形式2の信号を中継する場合に監視
回路4を用いてこの信号の符号誤り率を検知する1個以
上の中継装置5と、信号形式1の信号のみを、または、
信号形式1と信号形式2とを含む少なくとも2種類の信
号形式の信号を、受信する受信装置6と、送信装置3と
中継装置5と受信装置6との間とで、信号を伝送する伝
送媒体7とを、有するディジタル伝送システムにおい
て、送信装置3が信号形式2の信号8を送信し、かつ、
監視回路4が中継装置5で中継される信号8の符号誤り
率を検知することによって、送信装置3が信号形式1の
信号9を送信したときの符号誤りの原因を標定すること
を特徴としている。
【0009】すなわち、2種類以上の信号形式の信号を
伝送することが可能なディジタル伝送システムにおい
て、送信装置に、符号誤り率を検知可能な信号形式の信
号を出力する送信回路を追加するとともに、中継装置
に、この信号に対して符号誤り率を検知する監視回路を
追加する。伝送中の符号誤りを監視するときに、さきの
送信回路によって出力された信号を送信装置から送信
し、中継装置において監視回路を用いて符号誤り率を検
知する。
【0010】本発明の監視方式を適用した2種類以上の
信号形式の信号を伝送することが可能なディジタル伝送
システムでは、中継装置が有する監視回路が符号誤り率
を検知できる信号形式の信号を伝送する場合には、この
検知結果を用いて、伝送中の符号誤りを常時監視できる
とともに、符号誤りが発生した場合の原因となる故障箇
所を標定することができる。
【0011】さらに、監視回路を用いて符号誤り率を検
知することができない信号形式の信号を伝送する場合に
おいても、符号誤り率と信号形式との依存性が小さいこ
とを利用して、伝送中の符号誤りの原因を標定すること
ができる。
【0012】本発明の監視方式を適用するために、送信
装置に追加される符号誤り率を検知可能な信号形式の信
号を出力する送信回路、ならびに中継装置に追加される
符号誤り率を検知する監視回路は、既存の符号誤り監視
を実現するディジタル伝送システムで用いられている回
路である。このため、本発明の監視方式の導入は、容易
かつ経済的に実現される。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】[全体構成の概略説明]
【0015】図1は、本発明を適用したディジタル伝送
システムの、一構成例である。送信装置3−1と、中継
装置3−2,3−2,…と、受信装置3−3と、これら
の装置間で信号を伝送する伝送媒体40,40,…と、
監視制御装置3−4と、これらの装置間で監視制御信号
を伝送する制御監視信号伝送網50と、から構成され
る。
【0016】[送信装置3−1の概略説明]
【0017】送信装置3−1は、送信回路3−1−1が
出力するディジタル信号と、送信回路3−1−2が出力
する各中継装置3−2において符号誤り率を検知可能な
ディジタル信号とを、選択回路3−1−3によって選択
して送信する。
【0018】[中継装置3−2の概略説明]
【0019】中継装置3−2は、それぞれ、分岐回路3
−2−1によって、送信装置3−1が送信した信号を中
継するとともに、信号を分岐して監視回路3−2−2へ
と入力する。監視回路3−2−2は、送信回路3−1−
2が出力するディジタル信号が入力された場合に、その
信号の符号誤り率を検知する。
【0020】[受信装置3−3の概略説明]
【0021】受信装置3−3(3−3(1)あるいは3
−3(2))は、受信回路3−3−1によって送信装置
3−1が送信した信号を受信する。受信回路3−3−1
は、送信回路3−1−1が出力するディジタル信号の符
号誤りを検知する。受信装置3−3は、分岐回路3−3
−2と監視回路3−3−3とを有する(1)の構成もし
くは、受信回路3−3−1のみを有する(2)の構成を
とる。(1)の構成では、装置に入力された信号を分岐
回路3−3−2によって分岐し、一方を受信回路3−3
−1に、他方を監視回路3−3−3に入力し、監視回路
3−3−3が、送信回路3−1−2が出力するディジタ
ル信号が入力された場合に、その信号の符号誤り率を検
知する。
【0022】[監視制御装置3−4の概略説明]
【0023】監視制御装置3−4は、受信回路3−3−
1が出力する符号誤り検知信号と、監視回路3−3−3
があればこの監視回路3−3−3が出力する符号誤り率
の検知信号とを監視信号伝送網50を介して受信し、以
下で述べる故障標定動作を行うために、各装置を制御す
る制御信号を監視信号伝送網50を介して送信する。
【0024】[故障標定動作の概略説明]
【0025】図1の本発明を適用したディジタル伝送シ
ステムの監視方式および方法を説明する。本システムが
情報伝達を行う運用状態では、選択回路3−1−3は送
信回路3−1−1が出力する信号を選択して出力する。
監視制御装置3−4は、監視制御信号伝送網50を介し
て入力される受信回路3−3−1からの符号誤り検知結
果を監視する。この状態は、受信回路3−3−1が符号
誤りを検知しないか、もしくは、検知した符号誤り率が
本システムの運用可能な値以下であるかぎり、維持され
る。
【0026】監視制御装置3−4は、監視制御信号伝送
網50を介して入力される受信回路3−3−1からの符
号誤り検知結果が本システムの運用可能な値を越える場
合、その符号誤りの発生原因を標定する、以下の動作を
行う。
【0027】(1)送信装置3−1の選択回路3−1−
3が選択する信号を、送信回路3−1−1が出力する信
号から、送信回路3−3−2が出力する信号に変更す
る。この制御は、監視制御装置3−4が、監視制御信号
伝送網50を介して制御信号を送信装置3−1に送信す
ることによって行われる。送信回路3−1−2が出力す
るディジタル信号は、符号誤りを検知することが可能
な、ランダムパターンもしくはランダムパターンに近い
信号であればよい。
【0028】(2)各中継装置3−2が送信回路3−3
−2が出力する信号を中継し、各監視回路3−2−2は
中継された信号の符号誤り率を検知する。この検知結果
は、監視制御信号伝送網50を介して監視制御装置3−
4に送信される。
【0029】(3)監視制御装置3−4は、検知した符
号誤り率が一定値を越える中継装置3−2のうち、もっ
とも伝送路の上流に位置する、すなわち送信装置3−1
にもっとも近い中継装置3−2(=中継装置A)を見つ
ける。中継装置Aのさらに上流に中継装置3−2(=中
継装置B)がある場合は、中継装置Aと中継装置Bとの
間で、符号誤りを発生させる原因が存在することを標定
する。中継装置Aのさらに上流に中継装置が存在しない
場合には、中継装置Aと送信装置3−1との間で、符号
誤りを発生させる原因が存在することを標定する。
【0030】[電気/光処理によるバリエーション]
【0031】図2〜図4は、図1の各装置が光の強度変
調された光を入出力する場合の、各装置の構成例であ
る。本発明を適用したディジタル伝送システムは、図2
〜図4に示した送信装置と中継装置と受信装置を組み合
わされた構成となる。光信号によって伝送することによ
り、電気信号による伝送と比較して伝送距離を大幅に延
長することが可能である。
【0032】図2(a)の送信装置3−1では、送信回
路3−1−1aと送信回路3−1−2aとが電気信号を
出力し、選択回路3−1−3aはこれら2つの電気信号
を選択して強度変調された光に変換して出力する。選択
回路3−1−3aは、2つの電気信号から1つを選択し
て出力する電気選択回路3131と、電気選択回路が出
力する電気信号を光信号に変換して伝送路へ光信号を送
信する電気−光変換回路3132とから構成される。送
信回路3−1−1aと3−1−2aとの回路を電気回路
によって実現する本構成は、光回路での実現よりも容易
である。
【0033】図2(b)の送信装置3−1では、図2の
(a)と同様に、選択回路3−1−3bが、送信回路3
−1−1aと送信回路3−1−2aとが出力した2つの
電気信号を選択して強度変調された光に変換して出力す
る。選択回路3−1−3bは、各々の電気信号を強度変
調された光に変換するための電気−光変換回路313
3、3134と、2つの電気−光変換回路3133、3
134から出力される光信号を結合して光信号を送信す
る光結合回路3135から構成される。2つの電気−光
変換回路3133、3134は同時に発光することはな
く、選択回路3−1−3bで選択される信号を変換する
電気−光変換回路のみが発光する。図2(a)と比較す
ると電気−光変換回路が増加する。しかし、本構成で
は、送信回路3−1−1aと送信回路3−1−2aとが
出力する2つの電気信号の速度の違いによって、電気−
光変換回路を1つにできない場合に有効となる。
【0034】図3(a)の中継装置3−2では、中継す
る光信号を2つに分岐し一方の光信号を伝送路へと送信
し他方の光信号を監視回路3−2−2aに入力する分岐
回路3−2−1aを有する。監視回路3−2−2aは、
入力された光信号を電気信号に変換する光−電気変換回
路3211と、送信回路3−1−2が出力する信号形式
の電気信号に対して符号誤り率を検知する電気信号監視
回路3222と、から構成される。光信号のままで中継
するため、この中継装置3−2が中継可能な信号は、そ
の信号速度によって制約を受けず、拡張性に優れる。
【0035】図3(b)の中継装置3−2では、中継す
る光信号を一旦電気信号に変換し、この電気信号を再度
光信号に戻して、伝送路へと送信する分岐回路3−2−
1bを有する。分岐回路3−2−1bは、光−電気変換
回路3211と、電気−光変換回路3212から構成さ
れ、光−電気変換回路3211が出力する電気信号は、
電気−光変換回路3212と監視回路3−2−2bとに
入力される。監視回路3−2−2bは、送信回路3−1
−2が出力する信号形式の電気信号に対して符号誤り率
を検知する電気信号監視回路3222から構成される。
中継する信号を電気信号に変換するため、図3(a)の
中継装置3−2よりも中継可能な信号速度が制約される
が、中継する信号の識別再生を電気回路によって容易に
実現できる。
【0036】図4(a)の受信装置3−3(1)は、光
−電気変換回路3321によって受信した光信号を電気
信号に変換したのちに2つに分岐し一方を受信回路3−
3−1aに他方を監視回路3−3−3aに入力する、分
岐回路3−3−2aを有する。受信回路3−3−1a
は、入力された電気信号が送信回路3−1−1が出力す
る信号形式である場合に受信処理を行う電気信号受信回
路3311から構成される。また、監視回路3−3−3
aは、入力された電気信号が送信回路3−1−2が出力
する信号形式である場合に、符号誤り率を検知する電気
信号監視回路3331から構成される。受信回路3−3
−1aを電気回路によって実現する本構成は、光回路で
の実現よりも容易である。
【0037】図4(b)の受信装置は、受信した光信号
を2つに分岐し一方の光信号を受信回路3−3−1bに
他方を光信号を監視回路3−3−3bに入力する、分岐
回路3−3−2bを有する。受信回路3−3−1bは、
入力された光信号を電気信号に変換する光−電気変換回
路3312と、送信回路3−1−1が出力する信号形式
の電気信号に対して受信処理を行う電気受信回路331
1とから構成される。また、監視回路3−3−3bは、
入力された光信号を電気信号に変換する光−電気変換回
路3332と、送信回路3−1−2が出力する信号形式
の電気信号に対して符号誤り率を検知する電気信号監視
回路3331と、から構成される。図4(a)と比較す
ると光−電気変換回路が増加する。しかし、本構成で
は、送信回路3−1−1と送信回路3−1−2とが出力
する2つの電気信号の速度の違いによって、光電気変換
回路を1つにできない場合に有効となる。
【0038】[信号形式によるバリエーション]
【0039】図5〜図8は、本発明を適用した図1に示
すディジタル伝送システムにおいて伝送する信号形式の
例である。図5では、送信回路3−1−2eが出力する
信号の信号形式が、SDH(SynchronousDigital Hiera
rchy)のSTM−N(N=0,1,4,16,64)、
もしくはSONET(Synchronous optical Network)
のSTS−N(N=1,3,12,48,192)であ
る構成である。監視回路3−2−2eと監視回路3−3
−3eは、それぞれ、SDH/SONETフレーム信号
監視回路3221,3331からなり、STM−Nもし
くはSTS−NのSOH(Section overhead:セクショ
ンオーバヘッド)に含まれるパリティ情報を用いて符号
誤り率を検知する。SDH/SONET信号に対する監
視回路3221,3331は普及した既存回路を利用で
きるため、本発明の監視方式の導入は、容易かつ経済的
に実現される。
【0040】図6では、図5において送信回路3−1−
1が出力する信号形式が、送信回路3−1−1fによっ
て出力されるPDH(Presynchronous Digit Hierarch
y:非同期ディジタルハイアラキー)信号へと変更さ
れ、そして受信回路3−3−1が、PDH受信回路33
11からなる受信回路3−3−1fへと変更されてい
る。この構成では、PDH形式の光信号が中継される場
合に、各監視回路3−2−2eはSDH/SONETフ
レーム信号監視回路3221の機能を停止させ、SDH
/SONET信号形式の光信号が中継される場合に、S
DH/SONETフレーム信号監視回路3221を用い
てこの信号の符号誤り率を検知する。
【0041】従来のPDH信号を伝送するディジタル伝
送システムでは、中継装置での符号誤り監視を実現でき
ないため、符号誤りが伝送経路上で発生した場合に、そ
の発生位置を特定することが困難であった。本発明の適
用により、符号誤りの原因を標定することが容易に実現
されるため、本発明の効果は大きい。
【0042】図7では、図5において送信回路3−1−
2が出力する信号形式が、送信回路3−1−2gによる
STM−16/STS−48信号に限定されているとと
もに、監視回路3−2−2eと監視回路3−3−3eが
それぞれ、STM−16とSTS−48におけるフレー
ム信号を監視するSTM−16/STS−48フレーム
信号監視回路3222からなる監視回路3−2−2gと
STM−16/STS−48フレーム信号監視回路33
32からなる監視回路3−3−3gとに変更されてい
る。この構成では、SDH/SONETの信号形式のう
ちSTM−16/STS−48を採用することにより、
高い伝送速度と低い装置コストを実現する。この場合、
監視回路3−2−2gでは、SDH/SONET信号の
信号フレームの先頭ビットから769ビット目とそれに
続く7ビットからなる8ビットの値(J0)を、中継装
置3−2が中継する光信号から読み取ることによって伝
送経路のトレース情報を得るとともに、SDH/SON
ET信号形式の信号フレームの全ビットに対するBIP
−8(Bit Interleaved Parity−8)演算を毎フレーム
において行い、BIP8演算結果と、そのBIP−8演
算を行ったフレームの次のフレームの先頭ビットから3
4561ビット目とそれに続く7ビットからなる8ビッ
トの値(B1)との違いによって符号誤り率を検知する
ことができる。
【0043】図8は、図5における監視回路3−2−2
eと監視回路3−2−3eとを、それぞれ、STM−4
/STS−12/STM−16/STS−48/STM
−64/STS−192の各フレーム信号を監視するS
TM−4/STS−12/STM−16/STS−48
/STM−64/STS−192フレーム信号監視回路
3223,3333からなる監視回路3−2−2hと監
視回路3−3−3hとに変更し、符号誤り率を検知でき
る信号の速度を複数とした構成である。監視回路3−2
−2hと監視回路3−3−3hでは、伝送速度が異なる
STM−NもしくはSTS−Nの信号形式のいずれの信
号に対しても符号誤り率を検知することが可能なので、
送信装置3−1が送信する信号の信号形式をSTM−4
/STS−12/STM−16/STS−48/STM
−64/STS−192のいずれかに変更した場合にも
中継装置3−2において符号誤り率を検知することがで
きる。この構成によれば、送信装置3−1の伝送速度の
向上に応じて、中継装置3−2の監視回路3−2−2h
を変更する必要がないため、伝送システムの拡張性に優
れる。
【0044】[伝送媒体によるバリエーション]
【0045】図9は、図1の各装置が光の強度変調され
た光を入出力する場合の、伝送媒体40の構成例であ
る。本発明を適用したディジタル伝送システムは、図9
(a)〜(d)に示した種々の伝送媒体を組み合わせて
構成することができる。図9において、(a)は電気ケ
ーブル、(b)は光ファイバ、(c)は光ファイバを入
出力に接続した光増幅器、(d)は複数の光ファイバを
接続された経路切替器である。
【0046】図10〜図21は、伝送媒体に光信号切替
器を取り入れた場合の実施形態の構成と、その動作を示
す図である。図10に示す本発明の監視方式を適用する
ディジタル伝送システムは、PDH信号形式によるディ
ジタル信号を送信するPDH送信装置10−1およびS
DHまたはSONETの信号形式のディジタル信号を送
信するSDH/SONET送信装置10−2と、各送信
装置から送信された信号を受信するPDH受信装置30
−1およびSDH/SONET受信装置30−2と、中
継装置40−1〜40−6を含み、各送受信装置間に伝
送される信号を中継するための伝送路とから構成されて
いる。
【0047】なお、図10に示すシステムでは、PDH
送信装置10−1が図1の送信装置3−1に対応し、中
継装置40−1〜40−6が中継装置3−2に対応し、
PDH受信装置30−1が受信装置3−3に対応してい
て、これらの構成によって、図1に示すシステムと同様
の故障標定に関する基本的な機能を提供する。なお、図
10に示すシステムにおいても、図1に示す監視制御装
置3−4に対応する図示しない監視制御装置が図示しな
い監視制御信号伝送網を介して各送受信装置および各中
継装置に接続されているものとする。また、本実施形態
においては、各光経路切替器41−1〜41−3が、監
視制御信号伝送網を介して監視制御装置に接続され、監
視制御装置によって切替制御が行われるようになってい
る。
【0048】図10において、光経路切替器41−1
は、伝送媒体40,40,…を介して、PDH送信装置
10−1およびSDH/SONET送信装置10−2
と、中継装置40−1,40−3,40−5との間に接
続されていて、各送信装置と各中継装置間の接続を切り
替える機能を有している。光経路切替器41−2は、伝
送媒体40,40,…を介して中継装置40−1,40
−3,40−5と中継装置40−2,40−4,40−
6との間に接続されていて、各中継装置間の接続を切り
替える。そして、光経路切替器41−2は、伝送媒体4
0,40,…を介して中継装置40−2,40−4,4
0−6とPDH受信装置30−1およびSDH/SON
ET受信装置30−2との間に接続されていて、各受信
装置と各中継装置間の接続を切り替える。
【0049】図11(a)および(b)は、それぞれ図
10に示すPDH送信装置10−1とSDH/SONE
T送信装置10−2の内部構成の一例を示すブロック図
である。図11(a)に示すPDH送信装置10−1
は、PDH信号を出力するPDH信号生成回路10−1
−1と、SDH/SONET信号を出力するSDH/S
ONET信号生成回路10−1−2と、PDH信号生成
回路10−1−1の出力とSDH/SONET信号生成
回路10−1−2の出力のどちらか一方を選択して選択
した信号に対応した光信号を出力する選択回路10−1
−3とから構成されている。図11(b)に示すSDH
/SONET送信装置10−2は、SDH/SONET
フレーム信号生成して光信号として出力するSDH/S
ONETフレーム信号生成回路10−2−1から構成さ
れている。
【0050】図12は、図10に示す中継装置40−i
(i=1〜6)の内部構成の一例を示すブロック図であ
る。図12に示す中継装置40−iは、入力された光信
号を分岐して、一方をそのまま中継して出力し、他方を
監視回路40−2−2へ入力する分岐回路40−2−1
と、SDH/SONETフレーム信号の符号誤りを検出
するSDH/SONETフレーム信号監視回路4022
を有する監視回路40−2−2とから構成されている。
【0051】図13(a)および(b)は、それぞれ図
10に示すPDH受信装置30−1とSDH/SONE
T受信装置30−2の内部構成の一例を示すブロック図
である。図13(a)に示すPDH受信装置30−1
は、PDH信号を受信するPDH受信回路3011を有
する受信回路30−1−1と、SDH/SONETフレ
ーム信号の符号誤りを検出するSDH/SONETフレ
ーム信号監視回路3013を有する監視回路30−1−
3と、受信回路30−1−1と、監視回路30−1−3
とに入力信号を分岐させて供給する分岐回路30−1−
2とから構成されている。図13(b)に示すSDH/
SONET受信装置30−2は、SDH/SONETフ
レーム信号受信回路30−2−1から構成されている。
【0052】次に、図14〜図21を参照して、図10
に示す監視方式の動作について説明する。まず、通常の
運用状態として、PDH送信装置10−1から送信され
たPDH信号形式のディジタル信号が、光経路切替器4
1−1〜41−3を介して中継装置40−1と中継装置
40−4とを通って、PDH受信装置30−1に伝送さ
れていて、かつSDH/SONET送信装置10−2か
ら送信されたSDH/SONET信号形式のディジタル
信号が、光経路切替器41−1〜41−3を介して中継
装置40−5と中継装置40−6を通って、SDH/S
ONET受信装置30−2に伝送されている場合を考え
る(図14)。この場合、PDH信号形式のディジタル
信号の中継を行っている中継装置40−1および40−
4、ならびに信号の中継を行っていない中継装置40−
3および40−2では、符号誤りの監視は行われていな
い。一方、SDHあるいはSONET信号形式のディジ
タル信号の中継を行っている中継装置40−5および4
0−6では符号誤りの監視が実行されている。
【0053】ここで、光経路切替器41−1と中継装置
40−1の区間における伝送媒体で符号誤り故障が発生
したとすると、PDH受信装置30−1が符号誤り故障
の発生を検出して検出した結果を監視制御信号通信網を
介して監視制御装置に通知する(図15)。監視制御装
置は、PDH受信装置30−1から符号誤り故障の発生
の通知を受けると、監視制御信号通信網を介してPDH
送信装置10−1に対して送信する信号をPDH信号形
式からSOH/SONET信号形式へと切り替える指示
を送出する(図16)。監視制御装置からの指示を受
け、PDH送信装置10−1がSOH/SONET信号
形式のディジタル信号を送信すると、中継装置40−1
と中継装置40−4がSOH/SONETフレーム信号
の符号誤りの監視を開始する(図17)。そしてこの場
合、中継装置40−1と中継装置40−4が共に符号誤
り率が一定値を越えることを検出して、検出した結果を
監視制御装置へ通知する。
【0054】中継装置40−1と中継装置40−4から
符号誤り率が一定値を越えているという通知を受けた監
視制御装置は、信号の伝送方向と各装置の配置から、符
号誤り原因箇所がPDH送信装置10−1と中継装置4
0−1との区間に在ることを標定する(図18)。次
に、この標定結果に基づく監視制御装置からの経路切り
替え指示に従って、光経路切替器41−1がPDH送信
装置10−1と中継装置40−3とを接続し、かつ光経
路切替器41−2が中継装置40−3と中継装置40−
34とを接続する(図19)。
【0055】次に、監視制御装置は、PDH送信装置1
0−1に対して送信する信号をPDH信号形式に切り戻
す指示を送出する(図20)。PDH送信装置10−1
は、監視制御装置からの指示に従ってPDH信号形式の
ディジタル信号の送信を開始し、送信された信号が中継
装置40−3と中継装置40−4を介してPDH受信装
置30−1へと伝送される(図21)。この状態におい
て、通常の運用状態に復帰し、中継装置40−1〜40
−4は符号誤りの監視を停止し、SDH/SONET信
号形式の信号を中継する中継装置40−5〜40−6の
みが符号誤りの監視を実行する。
【0056】
【発明の効果】本発明は、2種類以上の信号形式の信号
を伝送することが可能なディジタル伝送システムにおい
て、信号形式毎に符号誤りを監視する回路を中継装置に
設けずとも、全ての信号形式に対して符号誤り原因を標
定する監視方法を提供する。発明を適用するために必要
な監視回路は、1種類の信号形式のみに対して符号誤り
率を検知できるものでよいため、監視回路による中継装
置の規模の増大を抑制できる。また、伝送する信号形式
の変更によって中継装置を変更する必要はない。本発明
は、多様な信号形式の信号を伝送することができる拡張
性の高いディジタル伝送システムに対して、符号誤り監
視を経済的に実現するための監視方法を提供できる、優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したディジタル伝送システムの
構成例を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す送信装置3−1の電気/光処理に
よるバリエーションを示す図である。
【図3】 図1に示す中継装置3−2の電気/光処理に
よるバリエーションを示す図である。
【図4】 図1に示す受信装置3−3の電気/光処理に
よるバリエーションを示す図である。
【図5】 図1に示す各装置の信号形式によるバリエー
ションの一例を示す図である。
【図6】 図1に示す各装置の信号形式によるバリエー
ションの他の例を示す図である。
【図7】 図1に示す各装置の信号形式によるバリエー
ションの別の例を示す図である。
【図8】 図1に示す各装置の信号形式によるバリエー
ションのさらに別の例を示す図である。
【図9】 図1に示す伝送媒体40のバリエーションを
示す図である。
【図10】 本発明を適用したディジタル伝送システム
をクロスコネクトを行うシステムに適用した構成の一例
を示すブロック図である。
【図11】 図10に示すPDH送信装置10−1の内
部構成(a)と、SDH/SONET送信装置10−2
の内部構成(b)を示すブロック図である。
【図12】 図10に示す中継装置4−1〜4−6の内
部構成を示すブロック図である。
【図13】 図10に示すPDH受信装置30−1の内
部構成(a)と、SDH/SONET受信装置30−2
の内部構成(b)を示すブロック図である。
【図14】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、通常の運用状態
を示している。
【図15】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、PDH信号の伝
送中に符号誤りが発生した状態を示している。
【図16】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、符号誤りの原因
を標定しているときの状態を示している。
【図17】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、符号誤りの原因
を標定しているときの状態を示している。
【図18】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、符号誤りの原因
を標定しているときの状態を示している。
【図19】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、経路切り替え時
の状態を示している。
【図20】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、通常の状態への
復帰過程を示している。
【図21】 図10に示すディジタル伝送システムの動
作を説明するためのブロック図であり、通常の運用状態
を示している。
【図22】 従来の技術によるディジタル伝送システム
の構成例を示すブロック図である。
【図23】 従来の技術による他のディジタル伝送シス
テムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3−1 送信装置 3−1−1 送信回路 3−1−2 送信回路 3−1−3 選択回路 3−2,40−1〜40−6 中継装置 3−2−1 分岐回路 3−2−2 監視回路 3−3 受信装置 3−4 監視制御装置 10−1 PDH送信装置 10−2 SDH/SONET送信装置 30−1 PDH受信装置 30−2 SDH/SONET受信装置 40 伝送媒体 41−1〜41−3 光経路切替器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市野 晴彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号形式1と信号形式2とを含む少なく
    とも2種類の信号形式のディジタル信号を送信可能な送
    信装置3と、 送信装置3が送信可能な各信号形式の信号を中継すると
    ともに、信号形式2の信号に対して符号誤りを検出する
    監視回路4を有し、信号形式2の信号を中継する場合に
    監視回路4を用いてこの信号の符号誤り率を検知する1
    個以上の中継装置5と、 信号形式1の信号のみを、または、信号形式1と信号形
    式2とを含む少なくとも2種類の信号形式の信号を、受
    信する受信装置6と、 送信装置3と中継装置5と受信装置6との間とで、信号
    を伝送する伝送媒体7とを、 有するディジタル伝送システムにおいて、 送信装置3が信号形式2の信号8を送信し、かつ、 監視回路4が中継装置5で中継される信号8の符号誤り
    率を検知することによって、送信装置3が信号形式1の
    信号9を送信したときの符号誤りの原因を標定する、 ことを特徴とするディジタル伝送システムの監視方式。
  2. 【請求項2】 請求項1のディジタル伝送システムの監
    視方式において、 信号形式2がSDH(Synchronous Digital Hierarch
    y)のSTM−N(Synchronous Transfer Module;N=
    0,1,4,16,64)、もしくはSONET(Sync
    hronous Optical Network)のSTS−N(N=1,
    3,12,48,192)であり、 中継装置5が、STM−NもしくはSTS−NのSOH
    (Section overhead)に含まれるパリティ情報を用いて
    符号誤り率を検知する監視回路4を有する、 ことを特徴とするディジタル伝送システムの監視方式。
  3. 【請求項3】 請求項2のディジタル伝送システムの監
    視方式において、送信装置3が強度変調された光を送信
    し、中継装置5が強度変調された光を中継し、受信装置
    6が強度変調された光を受信する、 ことを特徴とする請求項2記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
  4. 【請求項4】 請求項2のディジタル伝送システムの監
    視方式において、 信号形式2がSDHのSTM−16もしくはSONET
    のSTS−48であり、 中継装置5が、信号形式2の信号フレームの先頭ビット
    から769ビット目とそれに続く7ビットからなる8ビ
    ットの値(J0)を、中継装置5が中継する光信号から
    読み取ることによって伝送経路のトレース情報を得ると
    ともに、信号形式2の信号フレームの全ビットに対する
    BIP−8(Bit Interleaved Parity−8)演算を毎フ
    レームにおいて行い、BIP−8演算結果と、そのBI
    P−8演算を行ったフレームの次のフレームの先頭ビッ
    トから34561ビット目とそれに続く7ビットからな
    る8ビットの値(B1)との違いによって符号誤り率を
    検知する、監視回路4を有する、 ことを特徴とする請求項2記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
  5. 【請求項5】 請求項2のディジタル伝送システムの監
    視方式において、 信号形式1がPDH(Presynchronous Digit Hierarch
    y)である、 ことを特徴とする請求項2記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
  6. 【請求項6】 請求項1のディジタル伝送システムの監
    視方式において、 送信装置3が信号形式1の信号を送信する場合に、受信
    装置6において受信した信号に一定率以上の符号誤り1
    0を受信装置6が検知したとき、送信装置3が信号形式
    1の信号の代わりに信号形式2の信号を送信し、監視回
    路4が中継装置5で中継される信号形式2の信号から符
    号誤り率を検知することによって、符号誤り10の原因
    を標定する、 ことを特徴とする請求項1記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
  7. 【請求項7】 請求項3のディジタル伝送システムの監
    視方式において、 送信装置3が、信号形式1の光信号を出力する光源11
    と、信号形式2の光信号を出力する光源12と、光源1
    1からの光信号と光源12からの光信号とを結合して伝
    送路へ送信する光結合回路8とを有し、 信号形式1の光信号を送信する場合には光源11のみを
    発光させ、信号形式2の光信号を送信する場合には光源
    12のみを発光させる、 ことを特徴とする請求項3記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
  8. 【請求項8】 請求項3のディジタル伝送システムの監
    視方式において、 送信装置3が、信号形式1の電気信号を出力する送信回
    路13と、信号形式2の電気信号を出力する送信回路1
    4と、送信回路13からの電気信号と送信回路14から
    の電気信号との2つの電気信号から1つを選択して出力
    する選択回路15と、選択回路15が出力する電気信号
    を光信号に変換して伝送路へ光信号を送信する電気−光
    変換回路16とを有し、 送信装置3が送信する信号形式を、選択回路15によっ
    て切り替える、 ことを特徴とする請求項3記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
  9. 【請求項9】 請求項3のディジタル伝送システムの監
    視方式において、 中継装置5が、中継する光信号を2つに分岐し、一方の
    光信号を伝送路へと送信し、他方の光信号を監視回路4
    に入力する、光分岐回路17を有し、 信号形式1の光信号が中継される場合に、監視回路4の
    機能を停止させ、 信号形式2の光信号が中継される場合に、監視回路4を
    用いてこの信号の符号誤り率を検知することを特徴とす
    る請求項3記載のディジタル伝送システムの監視方式。
  10. 【請求項10】 請求項3のディジタル伝送システムの
    監視方式において、 中継装置5が、中継装置5に入力される光信号を電気信
    号に変換する光−電気変換回路18と、光−電気変換回
    路18が出力する電気信号を光信号に変換して伝送路へ
    光信号を送信する電気−光変換回路19と、光−電気変
    換回路18が出力する電気信号に対して符号誤り率を検
    知する監視回路4を有し、 信号形式1の光信号が中継される場合に、監視回路4の
    機能を停止させ、 信号形式2の光信号が中継される場合に、監視回路4を
    用いてこの信号の符号誤り率を検知する、 ことを特徴とする請求項3記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
  11. 【請求項11】 請求項9のディジタル伝送システムの
    監視方式において、 中継装置5が、信号形式2と、信号形式2の伝送速度と
    異なるSTM−NもしくはSTS−Nの信号形式である
    少なくとも1種類の信号形式21の信号とに対して、符
    号誤り率を検知する監視回路4を有し、 送信装置3が送信する信号の信号形式を信号形式2から
    信号形式21に変更した場合にも中継装置5が監視回路
    4を用いて符号誤り率を検知する、 ことを特徴とする請求項9記載のディジタル伝送システ
    ムの監視方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1156604A2 (en) * 2000-05-16 2001-11-21 Lightscape Networks Ltd. Optical transponder and automatic optical signal type identification method for use therewith

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1156604A2 (en) * 2000-05-16 2001-11-21 Lightscape Networks Ltd. Optical transponder and automatic optical signal type identification method for use therewith
EP1156604A3 (en) * 2000-05-16 2005-05-11 Lightscape Networks Ltd. Optical transponder and automatic optical signal type identification method for use therewith

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