JPH11234170A - Cdma通信装置 - Google Patents

Cdma通信装置

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JPH11234170A
JPH11234170A JP3295598A JP3295598A JPH11234170A JP H11234170 A JPH11234170 A JP H11234170A JP 3295598 A JP3295598 A JP 3295598A JP 3295598 A JP3295598 A JP 3295598A JP H11234170 A JPH11234170 A JP H11234170A
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Kenji Suda
健二 須田
Kazuo Kawabata
和生 川端
Kazuchika Obuchi
一央 大渕
Yoshiharu Tajima
喜晴 田島
Tetsuya Yano
哲也 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡散符号により拡散変調し送信するCDMA
通信装置に関し、バッファメモリの使用効率を改善す
る。 【解決手段】 階層的拡散符号生成法により生成した拡
散符号を伝送レートに対応して割り当てを行って拡散変
調するCDMA通信装置のバッファメモリを、階層的拡
散符号に対応して階層的構造の領域を有する構成とし、
伝送レートに対応して領域割り当てと階層的拡散符号の
割り当てとを行う。伝送レート32kspsに対してバ
ッファ領域BUFF4(1)と拡散符号C4(1)とを
割り当て、64kspsに対してバッファ領域BUFF
3(2)〔BUFF4(3),BUFF4(4)により
構成される〕と拡散符号C3(2)とを割り当て、12
8kspsに対してバッファ領域BUFF2(2)と拡
散符号C2(2)とを割り当てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code
Division Multiple Access ;符号分割多元接続)方
式に適用するCDMA通信装置に関する。CDMA方式
は、可変レート伝送が可能であることにより、音声のみ
でなく、画像データ等の各種の情報を伝送することがで
き、移動通信システムとして有望視されている。このよ
うな移動通信システムに適用するCDMA通信装置の効
率化を図ることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式は、ユーザ(移動機)対応
に異なる拡散符号を割り当てることにより、同一の周波
数帯域を利用して通信を行うことができるものであり、
又前述のように、可変レート伝送が可能であり、この可
変レート伝送を行う手段として、例えば、マルチコード
伝送(Multicode Transmission )と可変拡散率伝送
(Variable Spreading Factor Transmission )と
が知られている。
【0003】後者の可変拡散率伝送手段として、チャネ
ル間の直交性を保証する階層的拡散符号生成法が知られ
ている(例えば、「コヒーレントDS−CDMA下りリ
ンクで直交多元レート多重を可能とする階層的拡散符号
生成法」電子通信情報学会誌、RSC96−103参
照)。
【0004】この階層的拡散符号生成法は、例えば、図
6に示すように、伝送レート256ksps(シンボル
/秒)に対する拡散符号C1(1)〜C1(N)を基
に、128kspsに対する拡散符号C2(1),C2
(2)〜C2(2N−1),C2(2N)を形成する。
同様に、128kspsの拡散符号C2(1)を基に、
64kspsの拡散符号C3(1),C3(2)を形成
し、拡散符号C2(2)を基に、64kspsの拡散符
号C3(3),C3(4)を形成する。又この64ks
psの拡散符号C3(1)を基に、32kspsの拡散
符号C4(1),C4(2)を形成する。この場合、2
56kspsの拡散符号C1(1)〜C1(N)を基
に、32kspsの拡散符号C4(1)〜C4(8N)
を形成することができる。そして、各レイヤ(各伝送レ
ート)に於ける拡散符号は直交性を保つように形成され
る。
【0005】又前述の階層的拡散符号生成法に於いて
は、例えば、128kspsの拡散符号C2(1)を使
用している場合は、直交性を確保する為に、その下位レ
イヤの拡散符号C3(1),C3(2),C4(1)〜
C4(4)及び上位レイヤC1(1)を使用することが
できないものである。
【0006】図7は従来例の送信バッファメモリの説明
図であり、51はデータマッピング部の送信バッファメ
モリ、52,53,54は伝送レート32ksps,6
4ksps,128kps対応のバッファ部、55−1
〜55−Mは拡散部、56は合成部を示し、例えば、移
動通信システムの基地局の送信装置の要部を示す。
【0007】前述の階層的拡散符号生成法により生成し
た階層的拡散符号を用いる場合、各レイヤ対応のバッフ
ァ部52,53,54を設けることになる。又拡散部5
5−1〜55−Mは、バッファ部52,53,54の領
域対応に設けられ、例えば、バッファ部52には8個の
拡散部が対応し、その場合の8個の拡散部には拡散符号
C4(1)〜C4(8)が入力される。又バッファ部5
3には4個の拡散部が対応し、その場合の4個の拡散部
には拡散符号C3(1)〜C3(4)が入力され、又バ
ッファ部54には2個の拡散部が対応し、その場合の2
個の拡散部には拡散符号C(2)1〜C2(2)が入力
される。
【0008】ユーザuser1〜userNが要求する
伝送レート対応に送信バッファメモリ51のバッファ部
の領域が、図示を省略した制御部によって割り当てられ
る。又拡散部55−1〜55−Mは、それぞれ異なる拡
散符号が入力され、送信バッファメモリ51から読出さ
れたデータが拡散変調され、合成部56により合成され
て送信される。
【0009】例えば、ユーザuser1,4,Nが伝送
レート32ksps、ユーザuser2が伝送レート6
4kspsを要求すると、ユーザuser1,4,Nに
対して32kspsのバッファ部52の領域が順次割り
当てられ、各領域から読出されたデータは、拡散部55
−1〜55−3にそれぞれ入力されて、拡散符号C4
(1),C4(2),C4(3)によって拡散変調され
る。又ユーザuser2に対して64kspsのバッフ
ァ部53の領域が割り当てられ、その領域から読出され
たデータは、例えば、図示を省略している拡散部55−
11に入力され、拡散符号C3(3)によって拡散変調
される。
【0010】拡散符号については、図6に示すように、
階層的拡散符号生成法に従って生成されるものであるか
ら、拡散符号C4(1)〜C4(3)を使用すると、そ
の上位レイヤの拡散符号C3(1),C3(2)を使用
することができないことになる。又拡散符号C3(3)
をユーザuser2に割り当てることにより、それぞれ
上位レイヤの拡散符号C2(1),C2(2)及びその
上位レイヤの拡散符号C1(1)を使用することができ
ないものとなり、このように使用することができない拡
散符号対応にバッファ部の領域は、割り当て不可として
示すように、使用していない場合でも割り当てることが
できない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、階層的
拡散符号を、ユーザが要求する伝送レートに対応して割
り当て、各レイヤ間では直交性を確保できることによ
り、チャネル間の干渉を低減することができる。しか
し、その場合の送信バッファメモリ51は、例えば、図
7に示す構成とすることになり、32kspsの拡散符
号C4(1)〜C4(8N)対応の領域を有するバッフ
ァ部52と、64kspsの拡散符号C3(1)〜C3
(4N)対応の領域を有するバッファ部53と、128
kspsの拡散符号C2(1)〜C2(2N)対応の領
域を有するバッファ部54とを含む構成となる。同様
に、256kspsの拡散符号C1(1)〜C1(N)
を用いる場合は、それに対応した領域を有するバッファ
部を設けることになる。
【0012】しかし、階層的拡散符号は、同一レイヤ間
の直交性を確保する為に、割り当てた拡散符号の上位レ
イヤの拡散符号を使用できないものであり、同様に、上
位レイヤの拡散符号を割り当てると、その下位レイヤの
拡散符号を使用できないものである。従って、図7に示
す構成の送信バッファメモリに於いては、拡散符号C3
(1),C3(2)対応のバッファ部53の領域は割り
当て不可となり、又拡散符号C2(1),C2(2)対
応のバッファ部54の領域も割り当て不可となる。な
お、拡散符号C3(3)を使用することにより、その下
位レイヤの拡散符号C4(5)〜C4(8)対応のバッ
ファ部52の領域も割り当て不可となる。従って、送信
バッファメモリ51の使用効率が低い問題がある。本発
明は、送信バッファメモリの使用効率を改善することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のCDMA通信装
置は、(1)複数の伝送レートのデータをそれぞれ拡散
符号により拡散処理して送受信するCDMA通信装置に
於いて、伝送レートに従った階層的拡散符号に対応して
階層的構造の領域を形成したバッファメモリ3と、この
バッファメモリ3の階層的構造の領域を、伝送レートに
従って割り当てる制御部2とを備えている。
【0014】又(2)制御部は、バッファメモリの階層
的構造の領域の下位層に於ける使用中の領域の再配置に
より、上位層に於ける新規割り当てを行うと共に、該新
規割り当ての領域に対応する前記階層的拡散符号の割り
当てを行う構成を有するものである。それにより、一層
領域の有効利用を図ることができる。
【0015】又(3)バッファメモリの階層的構造の領
域を受信領域とし、伝送レートに対応して領域割り当て
を行う構成とすることができる。
【0016】又(4)複数の回線をそれぞれ収容した複
数の基盤により構成したCDMA通信装置に於いて、基
盤は、階層的拡散符号に対応して階層的構造の領域を形
成したバッファメモリを有し、基盤対応に前記階層的拡
散符号の上位層の拡散符号を割り当てた構成とすること
ができる。従って、基盤分割構成とした場合にも基盤及
びバッファメモリの有効利用を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の説明
図であり、1はデータマッピング部、2は制御部、3は
送信バッファメモリ、4は書込選択部、5は読出選択
部、6は符号化部、7はインターリーブ部、8は変調
部、9は拡散部、10は合成部である。この合成部10
の後段に、図示を省略した送信増幅部やアンテナが設け
られ、このアンテナから、例えば、携帯電話機等の移動
端末に対して送信される。この実施の形態に於いては、
CDMA通信装置の送信部の構造のみを図示している
が、受信部も送信部の逆の処理を行うものであり、例え
ば、送信バッファメモリ3を受信バッファメモリとする
ことになる。
【0018】制御部2は、各部を制御するプロセッサ等
により構成され、ユーザが要求する伝送レートに従って
送信バッファメモリ3の領域の割り当てを行い、割り当
てた領域にユーザのデータが書込まれるように、書込選
択部4を制御し、且つ割り当てた領域から読出したデー
タが所定の拡散部9に入力されるように読出選択部5を
制御する。又送信バッファメモリ3のデータ書込み及び
読出しと、そのアドレス制御も行うものである。又領域
割り当てに対応して拡散部9に於ける拡散符号の割り当
てを行うものである。この拡散符号は、前述のように、
階層的拡散符号生成法により生成した階層的拡散符号で
ある。
【0019】又符号化部6とインターリーブ部7と変調
部8とは、従来の送信部と同様に、データマッピング部
1に於いて送信フォーマットにマッピングされたデータ
を、符号化部6に於いて例えば畳み込み符号化し、イン
ターリーブ部7に於いてバースト誤りの影響を少なくす
る為の例えばビット・インターリーブ処理を施し、変調
部8に於いて例えばQPSK(4相位相シフトキーイン
グ)変調を行い、拡散部9に入力する。そして、拡散部
9に於いて拡散変調された信号は、合成部10に於いて
合成されて送信される。
【0020】図2は本発明の実施の形態の送信バッファ
メモリの説明図であり、例えば、伝送レート32ksp
sの拡散符号C4について、バッファ領域BUFF4
(1)〜BUFF4(8)として示すように割り当て
て、例えば、領域対応に拡散符号C4(1)〜C4
(8)を割り当てる。この場合、伝送レート32ksp
s対応の領域を最下位レイヤの領域として、順次上位レ
イヤの伝送レートに対応して領域割り当てを行うもので
ある。
【0021】即ち、伝送レート32kspsの上位レイ
ヤの伝送レート64kspsの拡散符号C3について、
バッファ領域BUFF4(1)〜BUFF(8)の2個
の領域を組として割り当てて、例えば、バッファ領域B
UFF4(1),BUFF4(2)をバッファ領域BU
FF3(1)とし、拡散符号C3(1)を割り当てる。
同様に、バッファ領域BUFF4(3),BUFF4
(4)をバッファ領域BUFF3(2)とし、拡散符号
C3(2)を割り当て、バッファ領域BUFF4
(5),BUFF4(6)をバッファ領域BUFF3
(3)とし、拡散符号C3(3)を割り当て、バッファ
領域BUFF4(7),BUFF4(8)をバッファ領
域BUFF3(4)とし、拡散符号C3(4)を割り当
てる。
【0022】又伝送レート128kspsの拡散符号C
2について、バッファ領域BUFF3(1),BUFF
3(2)をバッファ領域BUFF2(1)とし、拡散符
号C2(1)を割り当て、バッファ領域BUFF3
(3),BUFF(4)をバッファ領域BUFF2
(2)とし、拡散符号C2(2)を割り当てる。
【0023】又伝送レート256kspsの拡散符号C
1について、バッファ領域BUFF2(1),BUFF
2(2)をバッファ領域BUFF1(1)として、拡散
符号C1(1)を割り当てる。
【0024】例えば、バッファ領域BUFF4(1),
BUFF4(2)を伝送レート32kspsの2人のユ
ーザに割り当てて、それぞれ拡散符号C4(1),C4
(2)により拡散変調し、バッファ領域BUFF3
(2)を伝送レート64kspsのユーザに割り当て
て、拡散符号C3(2)により拡散変調し、バッファ領
域BUFF2(2)を伝送レート128kspsのユー
ザに割り当てて、拡散符号C2(2)により拡散変調す
ることができる。この場合、送信バッファの領域を総て
有効に利用することができる。
【0025】図3は本発明の実施の形態の領域の配置切
替えの説明図であり、図2に示すように、送信バッファ
メモリを階層的に割り当てる構成に於いて、バッファ領
域BUFF4(1),BUFF4(3),BUFF2
(2)が使用中の場合、○印はユーザに割り当てること
ができるが、×印のバッファ領域を新規にユーザに割り
当てることができない。
【0026】この場合、バッファ領域BUFF4(5)
〜BUFF4(8),BUFF3(3),BUFF3
(4)はその上位レイヤのバッファ領域BUFF2
(2)として使用中となるが、新たに伝送レート64k
spsのユーザの要求に対して、2個のバッファ領域B
UFF4(2),BUFF4(4)が割り当て可能であ
っても、その上位レイヤのバッファ領域BUFF3
(1)又はBUFF3(2)として割り当てることがで
きない。
【0027】そこで、バッファ領域BUFF4(3)を
割り当て可能のバッファ領域BUFF4(2)に矢印で
示すように配置替えを行う。それにより、バッファ領域
BUFF4(3),BUFF4(4)が割り当て可能と
なるから、その上位レイヤのバッファ領域BUFF3
(2)が×→○として示すように、割り当て不可能の領
域から割り当て可能の領域となる。又バッファ領域BU
FF4(1)をバッファ領域BUFF4(4)に配置替
えを行うと、バッファ領域BUFF3(1)が割り当て
可能の領域となる。このような処理は、制御部2(図1
参照)により、書込選択部4と読出選択部5と送信バッ
ファメモリ3とを制御することによって行うことができ
る。
【0028】図4は本発明の実施の形態の領域割り当て
処理のフローチャートであり、ステップ(a)〜(s)
について示し、先ず、バッファ領域BUFFn(i)の
iを初期値の1とし(a)、そのバッファ領域BUFF
n(i)が使用可能か否かを判定し(b)、使用可能の
場合は、その領域を割り当てて(s)、処理を終了す
る。又使用可能でない場合は、iを加算(i+1)し
(c)、i=Nか否かを判定し(d)、i=Nでない場
合は、ステップ(b)に移行して使用可能の領域か否か
を判定する。
【0029】又i=Nの場合は、i=1とし(e)、j
=0とする(f)、そして、バッファ領域BUFF(n
+1)(i)が使用可能か否かを判定する(g)。使用
不可能の場合は、ステップ(c)と同様にiに+1し
(h)、i=2Nか否かを判定する(h)。i=2Nで
ない場合は、ステップ(g)に移行して、使用可能の領
域か否かを判定し、i=2Nの場合は、バッファ領域の
割り当て不能と判断し(j)、処理を終了する。
【0030】又ステップ(g)に於いて、バッファ領域
が使用可能の場合、jを+1し(k)、k〔j〕=iと
し(l)、j/2の余りが0か否かを判定する(m)。
j/2の余りが0でない場合はステップ(h)に移行す
る。このステップ(g)〜(i),(k)〜(m)を含
むルーチンは、使用可能の領域を2個見つける為のもの
であり、j/2の余りが0の場合、使用可能の領域が2
個見つかったことになる。
【0031】そして、j/2の余りが0となると、k
〔2〕が奇数か否かを判定する(n)。即ち、k〔1〕
とk〔2〕との2個の使用可能の領域について、k
〔2〕の領域番号が奇数か否かを判定する。そして、偶
数の場合は、バッファ領域BUFF(n+1)(k
〔2〕−1)を、BUFF(n+1)(k〔1〕)の領
域に再割り当てし(o)、バッファ領域BUFFn(k
〔2〕/2)を新規割り当てとする(p)。
【0032】又k〔2〕が奇数の場合、バッファ領域B
UFF(n+1)(k〔2〕+1)をバッファ領域BU
FF(n+1)(k〔1〕)領域に再割り当てし
(q)、バッファ領域BUFFn((k〔2〕+1)/
2)を新規割り当てとする(r)。
【0033】例えば、図3に於いて、伝送レート64k
spsのバッファ領域BUFF3(1)をステップ
(b)により使用可能か否かを判定すると、使用不可能
となるから、順次BUFF3(1)〜BUFF3(4)
を、ステップ(c)によりi++とし、i=N(この場
合、N=4)となっても使用可能の領域がないから、i
=1,j=0とし、次のステップ(g)により、バッフ
ァ領域BUFF(n+1)(i)が使用可能か否かを判
定する。この時、n+1=3+1=4であるから、バッ
ファ領域BUFF4(1)が使用可能か否かを判定す
る。この場合、使用中であるから、割り当てることがで
きない。
【0034】そこで、i=++とし、i=2Nとなるま
で使用可能領域があるか否かを検索する。図3の場合、
i=2の時に使用可能の領域BUFF4(2)が見つか
る。そこで、ステップ(k)によりj=++とする。こ
の場合j=1となる。そして、k〔j〕=iとし、j/
2の余りが0か否かを判定する。この場合、j=1であ
るから、ステップ(h)に移行し、使用可能の領域を見
つける。
【0035】図3の場合、i=4の時に使用可能の領域
BUFF4(4)が見つかる。従って、ステップ(m)
に於いてはj/2の余りが0となり、ステップ(n)に
於いて、k〔2〕が奇数か否かを判定する。この場合、
k〔2〕=4〔=BUFF4(4)〕となるから、偶数
であり、バッファ領域BUFF(n+1)(k〔2〕−
1)、即ち、バッファ領域BUFF4(3)を、BUF
F(n+1)(k〔1〕)、即ち、バッファ領域BUF
F4(2)に再割り当てし、バッファ領域BUFFn
(k〔2〕/2)、即ち、バッファ領域BUFF3
(2)に新規割り当てを行う。それにより、図3のバッ
ファ領域BUFF3(2)を使用不可能から使用可能に
切替えることができる。
【0036】図5は本発明の実施の形態の階層的基盤構
成の説明図であり、多数チャネルを収容するCDMA通
信装置に於いては、基盤分割を行った構成が採用される
場合が一般的であり、その場合に、各基盤31−1〜3
1−Nを、例えば、伝送レート32kspsの8回線を
収容する構成とし、基盤31−1には、例えば、図6に
示す拡散符号C1(1)とその拡散符号C1(1)から
派生する拡散符号C2(1),C2(2),・・・C4
(1)〜C4(8)を割り当て、基盤31−2には、拡
散符号C1(2)とその拡散符号C1(2)から派生す
る拡散符号C2(3),C2(4),・・・C4(9)
〜C4(16)を割り当てる。以下同様にして、基盤3
1−Nには拡散符号C1(N)とそれから派生する拡散
符号を割り当てる。
【0037】そして、基盤31−1〜31−Nは、それ
ぞれ32kspsの回線対応のバッファ領域BUFF4
(1)〜BUFF4(8),・・・BUFF4(8N−
7)〜BUFF4(N)を備えており、バッファ領域を
階層的構成として割り当て制御を行うことができる。従
って、前述のバッファ領域の伝送レートに対応した割り
当てと同様にバッファ領域の割り当て、即ち、基盤の割
り当てを行うことができ、基盤の利用効率を向上するこ
とができる。
【0038】前述のように、CDMA通信装置として送
信部を主として説明しているが、送信バッファメモリを
受信バッファメモリとする場合も、階層的構造の領域と
するものである。例えば、受信データとして、階層的拡
散符号の例えば、128ksps対応の拡散符号C2
(1),C2(2)と、64ksps対応の拡散符号C
3(1)とを同時に使用して受信することはないから、
伝送レート256kspsに対して、最下位レイヤの3
2kspsのデータを受信する為に、図2に示すよう
に、バッファ領域BUFF4(1)〜BUFF4(8)
を形成することに対応できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、階層的
拡散符号生成法により生成した階層的拡散符号を用いる
CDMA通信装置に於いて、送信バッファメモリ及び受
信バッファメモリを階層的構造の領域により構成し、上
位層(レイヤ)と下位層(レイヤ)とに対する領域を共
有するように割り当てを行い、バッファ領域の有効利用
を図ることができる。それにより、バッファメモリの容
量を小さくし、経済化を図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の送信バッファメモリの説
明図である。
【図3】本発明の実施の形態の領域の配置切替えの説明
図である。
【図4】本発明の実施の形態の領域割り当て処理のフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の階層的基盤構成の説明図
である。
【図6】階層的拡散符号生成法の説明図である。
【図7】従来例の送信バッファメモリの説明図である。
【符号の説明】 1 データマッピング部 2 制御部 3 送信バッファメモリ 4 書込選択部 5 読出選択部 6 符号化部 7 インターリーブ部 8 変調部 9 拡散部 10 合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大渕 一央 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田島 喜晴 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 矢野 哲也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送レートのデータをそれぞれ拡
    散符号により拡散処理して送受信するCDMA通信装置
    に於いて、 伝送レートに従った階層的拡散符号に対応して階層的構
    造の領域を形成したバッファメモリと、 該バッファメモリの階層的構造の領域を、伝送レートに
    従って割り当てる制御部とを備えたことを特徴とするC
    DMA通信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記バッファメモリの階
    層的構造の領域の下位層に於ける使用中の領域の再配置
    により、上位層に於ける新規割り当てを行うと共に、該
    新規割り当ての領域に対応する前記階層的拡散符号の割
    り当てを行う構成を有することを特徴とする請求項1記
    載のCDMA通信装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファメモリの階層的構造の領域
    を受信領域とし、伝送レートに対応して領域割り当てを
    行う構成を有することを特徴とする請求項1記載のCD
    MA通信装置。
  4. 【請求項4】 複数の回線をそれぞれ収容した複数の基
    盤により構成したCDMA通信装置に於いて、 前記基盤は、階層的拡散符号に対応して階層的構造の領
    域を形成したバッファメモリを有し、該基盤対応に前記
    階層的拡散符号の上位層の拡散符号を割り当てた構成と
    することを特徴とするCDMA通信装置。
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