JPH11233286A - インバータ式x線高電圧装置 - Google Patents

インバータ式x線高電圧装置

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JPH11233286A
JPH11233286A JP4427798A JP4427798A JPH11233286A JP H11233286 A JPH11233286 A JP H11233286A JP 4427798 A JP4427798 A JP 4427798A JP 4427798 A JP4427798 A JP 4427798A JP H11233286 A JPH11233286 A JP H11233286A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電源設備容量及び電源高調波の低減が可能
で,小型で安価な,より信頼性の高いインバータ式X線
高電圧装置を提供する。 【解決手段】 二組のスイッチングモジュールを直列お
よび並列に接続したスイッチングモジュール直列接続体
と,前記スイッチングモジュール直列接続体の接続点に
交流リアクトルの一端を接続し、該リアクトルの他の一
端と前記コンデンサ直列接続体の接続点に交流電源を接
続してコンバータ回路を構成し、上記二組のスイッチン
グモジュールをパルス幅変調制御して上記交流電源の電
圧と電流の位相を一致させると共に前記コンデンサ直列
接続体の両端の電圧を設定値に制御するパルス幅変調制
御回路を具備し、前記コンデンサ直列接続体の両端の電
圧をインバータ回路に入力し、このインバータ回路の出
力電圧を高電圧変圧器で昇圧し、この高電圧変圧器の出
力電圧を整流した直流高電圧をX線管に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用の交流電源を
コンバータ回路で直流に変換し、その直流をインバータ
回路を用いて高周波の交流に変換し、その出力電圧を高
電圧変圧器で昇圧すると共に整流して直流の高電圧を発
生し、これをX線管に印加してX線を放射するインバー
タ式X線高電圧装置に係り、特に上記交流電源の設備容
量と高調波の低減とコンバータ回路,インバータ回路及
び高電圧変圧器の小型化に好適なインバータ式X線高電
圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ式X線高電圧装置は、商用の
交流電源からの交流電圧を交流リアクトルを介して、サ
イリスタまたはダイオードで構成された全波整流回路を
用いたコンバータ回路により直流電圧に変換し、これを
平滑コンデンサで平滑してインバータ回路に入力する。
【0003】このインバータ回路は、例えば特開昭63
−190556号公報に記載されているように、共振コ
ンデンサと高電圧変圧器の漏れインダクタンスとの共振
現象を利用してインバータ回路の位相差や周波数を制御
することにより、負荷であるX線管に直流の高電圧(以
下、管電圧と呼ぶことにする)を印加するものである。
すなわち、インバータ回路から出力された高周波の交流
電圧を前記高電圧変圧器で昇圧し、これを高電圧整流回
路で直流に変換してX線管に印加する。インバータ回路
は実際の管電圧を検出し、これと目標値をインバータ制
御回路に入力してインバータの位相差や周波数を求めこ
れを制御する。
【0004】管電流は、フィラメント加熱回路によって
X線管のフィラメントの温度を調節して制御する。この
ようなX線高電圧装置は、一般X線撮影装置から循環器
X線撮影装置,X線CT装置等に広く適用されている
が、最近の医用X線高電圧装置は、性能面だけでなく、
設置面積の縮減,小型軽量化に対する要求が益々強まる
一方である。なかでも高電圧変圧器が装置体積に占める
割合は大きく、高電圧変圧器を小型化することが装置の
小型化に有効であるために、インバータ回路の高周波化
を図ってきたが、更に小型化を図るためにはインバータ
回路の電流を低減してこの回路のスイッチング素子には
電流容量の小さいものを用い、高電圧変圧器の巻数比を
少なくしてこの変圧器の小型化を図る必要がある。
【0005】上記巻数比を少なくすることは、高電圧変
圧器の漏れ磁束が一次巻線等に鎖交して発生する渦電流
損の損失低減につながり、効率が向上し、これによって
インバータ回路の電流も低減し、そのスイッチング素子
の電流容量低減にも効果がある。さらに高電圧変圧器の
漏れインダクタンスも低減し、さらなる高周波化による
高電圧変圧器の小型化も期待できる。上記インバータ回
路のスイッチング素子の電流容量と高電圧変圧器の巻数
比は、前記インバータ回路の入力電圧,すなわち上記交
流電源電圧を全波整流した電圧の大きさ(交流電源の線
間電圧ピーク値を最大電圧として、ほぼ0(V)〜線間
電圧×√2(V)の範囲で、インバータ回路へ供給する
電力が大きい場合はこれより電圧は下がる)で決まるた
め、前記スイッチング素子の電流容量と高電圧変圧器の
巻数比の低減によるインバータ回路と高電圧変圧器の小
型化には限界があった。
【0006】そこで、このような場合には、交流電源電
圧を昇圧する(例えば前記交流電源電圧が200Vの場
合には400Vに昇圧する)変圧器を前記交流電源とコ
ンバータ回路との間に接続して、この変圧器の出力電圧
を全波整流回路で整流してインバータ回路に入力すれば
良いが、前記交流電源電圧を昇圧する変圧器には大容量
のものが必要となるので装置の大型化と大幅なコストア
ップを招き好ましくない。他の方法としては、図3に示
す倍電圧整流回路を用いてインバータ回路の入力電圧を
高くする方法があるが、これもインバータの入力電圧は
全波整流時の2倍までしか高めることができず、インバ
ータ回路の入力電圧をこれ以上高くして小型化するにし
ても限界がある。
【0007】また、従来のサイリスタまたはダイオード
で構成された全波整流式のコンバータ回路を用いたイン
バータ式X線高電圧装置には、力率の低下と電源高調波
の問題がある。すなわち、コンバータ回路のサイリスタ
のゲート制御信号の位相が交流電源電圧の位相に対して
遅れ位相で与えられるために、例えば図4に示すよう
に、電流波形は電圧波形よりもφだけ位相が遅れ、力率
が低下していた。このため無効電力が大きく、交流電源
の設備容量はその分だけ大きくせざるを得ない。
【0008】更に、交流電源の相電流波形も歪み、高調
波成分が多く、これによって高調波電流の電源系統への
流入,延いては同電源系統に接続された他の機器へ障害
が及ぶこともある。
【0009】そこで、インバータ回路の入力電圧を所定
の値まで高くし、かつ力率改善と電源高調波の低減がで
きるコンバータ回路を用いたインバータ式X線高電圧装
置が特開平7−263175号公報や特開平7−272
891号公報に公開されている。これらの公報には、イ
ンバータ回路の入力電圧を高くするとともに交流電源の
電圧と電流の位相の遅れを無くして力率改善と電源高調
波の低減ができるパルス幅変調制御(以下、PWM制御
と略記)のフルブリッジ型や混合ブリッジ型のコンバー
タ回路を用いたインバータ式X線高電圧装置が提案され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平7−263175号及び特開平7−272891
号公報のPWM制御コンバータ回路を用いたインバータ
式X線高電圧装置には以下のような問題点があった。
【0011】(1)特開平7−263175号公報のコ
ンバータ回路の問題点 このコンバータ回路は、自己消弧可能なスイッチング素
子,例えばIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタ)からなる4つのスイッチング素子を組み合わせて
フルブリッジ型を構成するので、スイッチング素子の数
が多く経済性に難点がある。
【0012】(2)特開平7−272891号公報のコ
ンバータ回路の問題点 このコンバータ回路は、フルブリッジ型の4アームのう
ちの交流側又は直流側の2アームのみに自己消弧可能な
スイッチング素子を用いるもので(混合ブリッジ型),
自己消弧可能なスイッチング素子の数は少なく経済性の
点でメリットがある。
【0013】しかし、コンバータ回路の負荷電力を電源
側に返す電力回生ができないためインバータ回路の入力
電力となるコンバータ回路の出力電圧を下げたい時に下
げられない点,及び交流電源の相電流のゼロ付近におい
て電流波形を正弦波とすることができないため(この電
流波形を図6に示す)、上記フルブリッジ型と比較する
と力率が低く、電源高調波も大きくなるという欠点があ
る。
【0014】(3)特開平7−263175号及び特開
平7−272891号公報に共通の問題点 1.通常、商用の交流電源にはV相接地のものが用いら
れ、上述したフルブリッジ型,混合ブリッジ型の昇圧機
能を有するPWM制御方式コンバータ回路に対しては、
コンバータ回路のブリッジを構成する二組の自己消弧可
能なスイッチング素子の直列接続体のうちの任意の一方
の直列接続体の接続点を接地する。このことから、コン
バータ回路の直流出力の正側の端子は、直流出力電圧を
VDCとして、前記接地点から見てゼロボルトからVD
Cボルトまでの範囲で、またコンバータ回路の直流出力
の負側の端子は、−VDCボルトからゼロボルトの範囲
で大きく変化し、上記スイッチング素子のスイッチング
によって前記電圧の変化率(dv/dt)が大きいの
で、これによって発生するノイズによる誤動作を起こす
ことも多く、その対策に多くの労力が費やされる。
【0015】2.上記PWM制御方式のコンバータ回路
を用いたインバータ式X線高電圧装置においては、コン
バータ回路とインバータ回路は、IGBTとそれに逆並
列に接続されたダイオードを含むスイッチングモジュー
ルを組み合わせて構成し、これらのコンバータ回路とイ
ンバータ回路は別々に配置していた。また、前記スイッ
チングモジュールは耐電圧と電流容量に応じたサイズを
持っており、それ相応のスペースを要するために、前記
スイッチングモジュールのサイズが主回路全体のサイズ
をほぼ決定しており、小型化にも限界があった。また、
前記各スイッチングモジュールは別個に配置されていた
ため、それらを接続する配線にインダクタンス成分が存
在し、これがスイッチング時のサージ電圧を大きくさせ
ると共にスイッチング損失を大きくしていた。このた
め、サージ電圧を抑制する手段やスイッチング素子を冷
却する手段の実装が大がかりとなるものであった。
【0016】本発明の目的は、電源設備容量及び電源高
調波を低減することが可能で、小型で安価な,より信頼
性の高いインバータ式X線高電圧装置を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、交流電源を
受電しこれを整流するコンバータ回路と、このコンバー
タ回路の出力電圧を高周波の交流に交換するインバータ
回路と,このインバータ回路の出力電圧を昇圧する高電
圧変圧器と,この高電圧変圧器の出力電圧を整流する高
電圧整流回路と,この高電圧整流回路の出力電圧である
直流電圧を印加してX線を放射するX線管とを備えたイ
ンバータ式X線高電圧装置において、上記コンバータ回
路は、自己消弧可能なスイッチング素子とこのスイッチ
ング素子と逆並列に接続されたダイオードから成る二組
のスイッチングモジュールを直列に接続したスイッチン
グモジュール直列接続体と、このスイッチングモジュー
ル直列接続体と並列に二つのコンデンサを直列に接続し
たコンデンサ直列接続体とで構成され、前記スイッチン
グモジュール直列接続体の接続点に交流リアクトルの一
端を接続し、この交流リアクトルの他の一端と前記コン
デンサ直列接続体の接続点に上記交流電源を接続し、こ
の交流電源の電圧と位相差及び前記コンデンサ直列接続
体の両端の電圧の設定値との誤差に応じて上記二組のス
イッチングモジュールをパルス幅変調制御して前記交流
電源の電圧と電流の位相を一致させると共に前記コンデ
ンサ直列接続体の両端の電圧を設定値に制御するパルス
幅変調制御回路を具備し、前記コンデンサ直列接続体の
両端の電圧を上記インバータ回路に入力することによっ
て達成される。
【0018】このように構成されたインバータ式X線高
電圧装置は、二つの自己消弧可能なスイッチング素子及
びダイオードと二つのコンデンサと一つの交流リアクト
ルとから成る最少の回路構成のコンバータ回路で交流電
源の電流と電圧の位相差及び二つのコンデンサの両端電
圧(インバータ回路の入力電圧)の設定値との誤差に応
じて前記スイッチング素子をパルス幅変調制御し、交流
電源の電流と電圧の位相を一致させると共に上記インバ
ータ回路の入力電圧を設定値と等しくなるように制御す
る。これにより、交流電源の電流と電圧の位相が一致
し、かつ電流波形は歪みのない正弦波となる。従って、
力率は改善されて皮相電力は小さくなり、電源設備容量
を小さくでき、かつ電源高調波も除去される。
【0019】上記のコンバータ回路は、従来のフルブリ
ッジ型や混合ブリッジ型のパルス幅変調制御方式のコン
バータ回路と比較しても、小型軽量・安価にでき、1相
をダイオードで構成した混合ブリッジ型とは異なって、
電力回生ができ、相電流がゼロ付近でも相電流波形をよ
り正弦波に近づけることができるので、特に透視時のよ
うに長時間にわたってX線を曝射する場合には電力消費
量を低減できるので有利となる。
【0020】そして、通常、交流電源にはV相接地のも
のが用いられ、上記のフルブリッジ型,混合ブリッジ型
のコンバータ回路に対しては、コンバータ回路の片側の
ブリッジの中点を接地する。このことから、上記フルブ
リッジ型,混合ブリッジ型コンバータ回路の正側の出力
端子は、直流出力電圧をVDCとして、アースから見て
ゼロボルトからVDCボルトまでの範囲で、またコンバ
ータ回路の負側の出力端子は、−VDCボルトからゼロ
ボルトの範囲で大きく変化してスイッチングノイズを発
生し、このノイズで誤動作を起こすこともあった。しか
し、本構成とすることにより、コンバータ回路の平滑コ
ンデンサ(コンデンサ直列接続体)の中点をアース電位
に落とすことができるので、コンバータ回路の正側の出
力端子は、直流出力電圧をVDCとして、アースから見
ておおよそゼロボルトからVDC/2ボルトまでの範囲
で、またコンバータ回路の負側の出力端子は、−VDC
/2ボルトからゼロボルトの範囲でしか変化しないこと
になる。つまり、フルブリッジ型,混合ブリッジ型と比
較してその変化範囲はほぼ二分の一で収まることにな
り、スイッチングノイズに対してもそれだけ強い回路方
式とする事ができる点で有利となる。
【0021】また、上記コンバータ回路の昇圧機能を利
用して、インバータ回路の入力電圧を最適な値まで高く
する。これによって、高電圧変圧器の巻数比を少なくす
ることによる小型化のみならず、この高電圧変圧器の漏
れ磁束も小さくしなって電力損失が低減して効率が向上
する。そして、この効率向上とインバータ回路の入力電
圧を高くすることによる回路の電流低減によりインバー
タ回路も小型化することができ、さらにスイッチングノ
イズも低減するので信頼性も向上する。
【0022】また、自己消弧可能なスイッチング素子と
このスイッチング素子と逆並列に接続されたダイオード
から成る二組のスイッチングモジュールを直列に接続し
たスイッチングモジュール直列接続体を二組並列に接続
若しくは一組で上記インバータ回路を構成し、これらの
二組並列に接続若しくは一組のスイッチングモジュール
を直列接続体と上記コンバータ回路のスイッチングモジ
ュール直列接続体と並列に接続して三相スイッチングモ
ジュール若しくは単相スイッチングモジュールを構成す
る。
【0023】このように構成された三相スイッチングモ
ジュール若しくは単相スイッチングモジュールを用いて
コンバータ回路及びインバータ回路を構成することによ
り、主回路部品に要するスペースとコストが低減でき、
その上、コンバータ回路とインバータ回路間の配線のイ
ンダクタンスが低減して、スイッチング時のサージ電圧
の低減による信頼性向上とスイッチング素子の損失低減
によるこの素子の冷却実装の簡単化を図ることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明によるインバータ式X
線高電圧装置の第1の実施例を示す構成図である。この
X線高電圧装置は、商用電源を直流に変換するコンバー
タ回路の出力電圧(直流電圧)をインバータ回路を用い
て高周波の交流電圧に変換し、その出力電圧を変圧器で
昇圧した後整流して直流の高電圧をX線管に印加してX
線を放射するもので、コンバータ回路1と,インバータ
回路2と,高電圧変圧器3と,高電圧整流回路4と,高
電圧ケーブル5と,X線管6と,コンバータ制御回路9
及びインバータ制御回路10等で構成される。
【0025】次に上記構成要素のそれぞれの機能につい
て簡単に説明する。上記コンバータ回路1は、直流電圧
を供給する装置であり、50Hzまたは60Hzの商用
の交流電源30の交流電圧を整流するものである。イン
バータ回路2は、上記コンバータ回路1から出力された
直流電圧を受電して高周波の交流電圧に変換すると共に
管電圧を制御するものである。インバータ回路2は、上
記コンバータ回路1から出力された直流電圧を受電して
高周波の交流電圧に変換すると共に管電圧を制御するも
のである。
【0026】高電圧変圧器3は、上記インバータ回路2
からの交流電圧を昇圧するものであり、その一次側がイ
ンバータ回路2の出力に接続されている。X線管6は、
上記高電圧整流回路4からの出力電圧を高電圧ケーブル
5を介してX線を放射するもので、高電圧整流回路4の
出力側に接続されている。さらに、上記コンバータ回路
1は、上記交流電源30の電流と電圧の位相及びコンバ
ータ回路1の出力電圧の設定値と実際の出力電圧との差
に応じて前記コンバータ回路1のスイッチング素子であ
るIGBT13,14をパルス幅変調制御し、前記交流
電源30の電流と電圧の位相を一致させると同時に、前
記コンバータ回路1の出力電圧を前記設定値に一致させ
るように制御信号S1を生成するものである。
【0027】また、上記インバータ制御回路10は、目
標管電圧信号Vrと管電圧検出信号Vxを入力して目標
管電圧信号Vrと管電圧検出信号Vxとを比較演算し上
記X線管6の管電圧が目標管電圧と一致するように制御
信号S2を生成するものである。なお、26はインバー
タ回路2の出力側に挿入された共振用コンデンサで、高
電圧変圧器3の漏れインダクタンスの影響で高周波の電
流が上記高電圧変圧器3の巻線に十分に流れないことを
改善する目的で挿入してあり、上記の必要のない場合は
挿入しなくてもよい。
【0028】続いて、本発明の要部であるコンバータ回
路1及びインバータ回路2の構成と機能について図1を
用いて説明する。11,12は商用電源30の片側の1
相を中点として直列接続されコンデンサ,13〜18は
電力用半導体スイッチ,ここではIGBTであり、19
〜24はIGBT13〜18にそれぞれ逆並列に接続さ
れたダイオードである。これらIGBT13,14及び
ダイオード19,20とはコンデンサ11,12と共に
コンバータ回路1を構成し、またIGBT15〜18及
びダイオード21〜24とはインバータ回路2を構成し
ている。そして、本実施例においては、コンバータ回路
1及びインバータ回路2に用いるスイッチングモジュー
ル(IGBTとこれと逆並列接続のダイオード)には同
種のものが適用でき、しかもそれらの向きを揃えること
ができるため、IGBTとそれに逆並列接続されたダイ
オードの組が合計6個(2組の直列接続体を3組並列接
続)内蔵された三相スイッチングモジュール25を適用
して小型化とコスト低減を図っている。また、このよう
に三相スイッチングモジュールを適用することによりコ
ンバータ回路1とインバータ回路2との間の配線のイン
ダクタンス分を低減してスイッチングによるサージ電圧
を低減し、これによってスイッチング損失も低減してい
る。
【0029】そして、7は相間に挿入されたコンデンサ
であり、コンバータ回路1のスイッチングによる高周波
の電源変動が電源側に戻ることを防ぐ目的で設けられて
おり、動作原理上は必ずしも必要とするものではない。
8は商用電源30とコンバータ回路2との間に挿入した
交流リアクトルであり、後述するようにコンバータ回路
1に昇圧機能を持たせると同時に、コンバータ回路1の
スイッチングによって生じる電圧変動が電源側に戻らな
いように設けたものである。以下、上述の構成の本発明
装置の要部における動作を説明するが、コンバータ回路
1以降の動作は従来装置と同様であるので、その説明は
省略する。
【0030】本発明装置は、自己消弧可能なスイッチン
グ素子を用いてコンバータ回路1を構成した点に大きな
特徴があるので、このコンバータ回路1の動作を図2を
用いて説明する。
【0031】図2には、この回路における全ての動作モ
ードを示してある。相電流の向きについて分類すれば、
(a)と(b)は相電流が正の時であり、(c)と
(d)は相電流が負の場合である。また、スイッチの動
作状態で分類すれば(a)と(c)は、上側のスイッチ
がオン、下側のスイッチがオフの状態であり、(b)と
(d)は、上側のスイッチがオフ、下側のスイッチがオ
ンの状態である。そして、コンデンサ11あるいは12
の充電,放電の動作で言えば(a)と(d)がコンデン
サを充電(出力電圧が増加)するモードであり、(b)
と(c)はコンデンサが放電(出力電圧が減少:電源側
に電力を回生するモード)するモードである。なお、こ
のコンバータ制御の基本的なアルゴリズムとしては上側
のスイッチ13と下側のスイッチ14とは交互にオン/
オフを繰り返す動作である。
【0032】まず、出力電圧の制御と昇圧動作について
説明する。相電流が正の時について考えると、(a)と
(b)の充電/放電モードの時間比を制御することで出
力電圧が制御できるが、スイッチのスイッチングのたび
に電流の経路が変わり、その都度電源電圧はコンデンサ
11あるいは12を介して短絡し、相電流が急激に増加
すると同時に交流リアクトル8の両端の電圧は大きく増
加することになる(交流リアクトル8の両端の電圧はL
u・diu/dt、ただしLuは交流リアクトル8のイ
ンダクタンスの値)。
【0033】この状態で、充電モード(a)とすること
により、リアクトル8の両端に高い電圧が発生している
ので、これが電源電圧に加わることによってコンデンサ
11が高い電圧になるまで充電される。これによって交
流電源電圧のピーク値以上の高い電圧を得ること(昇圧
動作:理論的には無限大の電圧が得られるが、実際には
交流リアクトル8やスイッチング素子の損失等によって
制約がある)が可能となる。また相電流の向きが逆
(負)の場合にも上述したものと同様である。
【0034】次に相電流の制御と高力率化について説明
する。出力圧VDCの中点aを基準電位(アース)と
し、上側のスイッチ13のコレクタ側の電位を+VDC
/2,下側のスイッチ14のエミッタ側の電位を―VD
C/2とする。また、交流電源30の1周期に対する上
側のスイッチ13がオンする時間の割合をここではデュ
ーティと呼ぶが、このデューティを制御することがすな
わち上述した充電/放電モードの比率を制御することと
同一である。
【0035】上側のスイッチ13と下側のスイッチ14
の中点aの電位は、上側のスイッチ13と下側のスイッ
チ14がそれぞれ交互にオンするたびに、+VDC/
2,―VDC/2となる。従って、デューティを制御す
ると、中点aの平均電位を+VDC/2〜―VDC/2
に制御でき、上記のように中点aの平均電位を制御する
と、出力電圧のみならず交流リアクトル8に流れる電流
iuも制御できる。また、交流電源電圧を観測し、この
波形と相電流とが同じ位相になるようにパルス幅変調制
御をすることによって、上記交流電源電圧とほぼ同じ位
相の相電流波形とすることが可能となり、コンバータ回
路1は高力率の電力を受電できることになる。なお、本
コンバータ回路1は、相電流の正負が反転する際(例え
ばモード(a)→モード(c)に移行する場合)にも同
じ電流経路で相電流の向きを反転させることで電流値を
連続的に制御できるので、相電流値がゼロ付近でも相電
流波形を正弦波状に制御することができる。
【0036】図5に本発明装置における単相交流電源3
0の相電流とパルス幅変調信号の波形図を示す。このパ
ルス幅変調制御の変調周波数を高くすることや交流側の
フィルタの定数を調節する等により、一層滑らかな正弦
波電流が得られる。
【0037】このようにしてインバータ回路の入力電圧
を高くして、高電圧変圧器の巻数比の低減及びインバー
タ回路の電流低減を図り、前記高電圧変圧器及びインバ
ータ回路の小型化が可能となる。また、交流電源の電圧
と電流の位相の一致による高力率化と相電流の正弦波化
によって電源設備容量の低減と電源高調波の低減に大き
く寄与するものである。
【0038】次に、コンバータ回路1とインバータ回路
2を三相スイッチングモジュールで一体化してこれらの
回路の小型化とこれらの回路間の配線インダクタンスの
低減によるスイッチングノイズの低減について説明す
る。通常、電力用半導体スイッチング素子メーカが用意
しているスイッチング素子の耐圧の種類は、1200V
の下が600Vであるなど比較的粗くなっているのに対
し、電流定格については例えば50A,75A,100
A,150A,200A,300A,400Aというよ
うに比較的細かく区分されている。従来装置において
は、例えば単相200V電源を用いる場合は、コンバー
タ回路の出力電圧は倍電圧整流回路(図3)の場合でも
最大で450V程度であったが、スイッチング素子の耐
圧は1200Vを採用しており、スイッチング時や異常
動作時のサージ電圧を考慮しても耐圧の点では余裕があ
りすぎた。
【0039】しかし、1200V耐圧の下の600V耐
圧のものでは余裕がなく、スペックダウンができず、サ
イズの大きな1200V耐圧のものを採用せざるを得な
い場合があった。
【0040】そこで、本発明によってインバータ回路の
入力電圧を素子耐圧相応の電圧にまで昇圧し、その分イ
ンバータ回路の電流を低減して(最終的な出力電力は電
圧×電流の値にほぼ比例するので、電圧を高めればその
分電流値を小さくできる)細かく分類された電流定格を
選べば、X線高電圧装置の定格に応じた最適なスイッチ
ング素子を選択することが出来るようになる。このよう
にしてスイッチング素子を選択し、かつコンバータ回路
1及びインバータ回路2を一個の三相スイッチングモジ
ュールで実装すれば、これらの回路の小型化とこれらの
回路間の配線インダクタンスを低減することができ、ス
イッチングノイズの低減及びスイッチング素子を冷却す
るための実装が簡単になり、回路が大幅に小型化する。
さらに、図1のコンバータ回路1を用いることにより、
コンバータ回路1の平滑コンデンサ11,12の中点を
アース電位に落とすことができるので、コンバータ回路
1の正側の出力端子は、直流出力電圧をVDCとして、
アースから見ておおよそゼロボルトからVDC/2ボル
トまでの範囲で、またコンバータ回路1の負側の出力端
子は、−VDC/2ボルトからゼロボルトの範囲、つま
りフルブリッジ型,混合ブリッジ型と比較してほぼ二分
の一の範囲の電圧変化で済むので、スイッチングノイズ
に対してもそれだけ強い回路方式とすることができる。
【0041】図7に上記したコンバータ回路1とハーフ
ブリッジ型のインバータ回路40を組み合わせたインバ
ータ式X線高電圧装置を示す。このインバータ式X線高
電圧装置のインバータ回路40は、IGBT50及びこ
れに逆並列接続されたダイオード60とIGBT51及
びこれに逆並列接続されたダイオード61の直列接続体
の接続点を直列共振コンデンサ26の一端に接続し、コ
ンデンサ11と12の接続点に高電圧変圧器3の一次巻
線の一端を接続してハーフブリッジ型のインバータ回路
を構成している。その他は図1と同じであるのでその説
明は省略する。
【0042】このハーフブリッジ型のインバータ回路4
0の出力電圧は、図1のフルブリッジ型の1/2となる
ので、高電圧変圧器3に入力する電圧をフルブリッジ型
と同じにするためにはインバータ回路40の入力電圧、
すなわちコンバータ回路1の出力電圧を図1の場合の2
倍になるようにコンバータ回路1の動作点を設定すれば
良い。このようにするとインバータ回路の電流を図1と
同一にできるので、コンバータ回路1及びインバータ回
路40以外は図1と同一にできる。
【0043】また、コンバータ回路1及びインバータ回
路40に用いるスイッチには同種のものが適用でき、し
かもそれらの向きを揃えることができるため、IGBT
とそれに逆並列接続されたダイオードの組が合計4個
(2組の直列接続体を2組並列接続)内蔵された単相ス
イッチングモジュール70を適用して、図1のものより
もさらなる小型化と低コスト化を図ることができる。さ
らに、このように単相スイッチングモジュールを適用す
ることによりコンバータ回路1とインバータ回路2との
間の配線のインダクタンス分を低減してスイッチングに
よるサージ電圧を低減し、これによってスイッチング損
失も低減できることは図1の実施例と同様である。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば以
下の効果が得られる。
【0045】(1)コンバータ回路のパルス幅変調制御
の効果 交流電源の電圧と電流の位相が一致し、かつ前記交流電
源の電流を正弦波にできるので、力率を高くして交流電
源の設備容量の低減と電源高調波の低減による周辺機器
への影響を除去できる。
【0046】(2)コンバータ回路の昇圧機能の効果 最少の構成のコンバータ回路でインバータ回路の入力電
圧をスイッチング素子耐電圧相応の電圧にまで昇圧して
インバータ回路の電流を低減し、細かく分類された電流
定格の素子を選べば、X線高電圧装置の定格に応じた最
適なスイッチング素子を選択できるので、インバータ回
路の小型化が可能となる。これと共に高電圧変圧器の巻
数比も少なくなるの高電圧変圧器の小型化が図れ、更に
高電圧変圧器の巻数比の大幅低減によって漏れ磁束が低
減し、これによって生じる変圧器の損失低減によりイン
バータ回路及び高電圧変圧器は一層小型にできる。
【0047】(3)コンバータ回路とインバータ回路の
一体化の効果 コンバータ回路はその素子数が2個で構成できるので、
フルブリッジ型のインバータ回路を適用の場合は、コン
バータ回路とインバータ回路のスイッチング素子数は6
個で済み、2組のスイッチング素子の直列接続体を3組
並列接続したものを一体化した三相スイッチングモジュ
ールが適用できる。また、ハーフブリッジ型のインバー
タ回路を適用した場合は、コンバータ回路とインバータ
回路のスイッチング素子数は4個で済み、2組のスイッ
チング素子の直列接続体を2組並列接続したものを一体
化した単相スイッチングモジュールが適用できる。した
がって、コンバータ回路及びインバータ回路はモジュー
ル化されてこれらの回路の大幅な小型化が可能となる。
また、このようにモジュール化することによって、コン
バータ回路とインバータ回路間の配線のインダクタンス
が低減するので、スイッチングノイズとスイッチング素
子の損失が低減し、ノイズ吸収と素子の冷却実装の簡単
化による回路の一層の小型化とX線高電圧装置の信頼性
向上に大きく貢献する。
【0048】(4)接地(アース)方法の効果 本発明のコンバータ回路の平滑コンデンサの中点をアー
ス電位に落とすことができるので、コンバータ回路の正
側の出力の端子は、直流出力電圧をVDCとして,アー
スから見ておおよそゼロボルトからVDC/2ボルトま
での範囲で、またコンバータ回路の負側の出力端子は、
−VDC/2ボルトからゼロボルトの範囲、つまり従来
フルブリッジ型及び混合ブリッジ型と比較してほぼ二分
の一範囲の電圧変化に留まり、スイッチングノイズに対
してもそれだけ強い回路方式とする事ができ、装置の信
頼性が向上する。
【0049】以上の効果をまとめると、小型化,電源設
備容量低減,信頼性向上(ノイズ低減,電源高調波低
減)となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例によるインバータ式X線
高電圧装置の回路構図である。
【図2】本発明の図1のコンバータ回路の動作を説明す
るための図である。
【図3】従来の単相倍電圧整流方式のコンバータ回路を
示す図である。
【図4】従来のサイリスタ又はダイオードによる全波整
流方式のコンバータ回路を用いた場合の単相交流電源の
電流と電圧の波形図である。
【図5】本発明の図1のコンバータ回路を用いた場合の
単相交流電源の電流とパルス幅変調信号の波形図であ
る。
【図6】従来の混合ブリッジ型の昇圧機能を有するコン
バータ回路を用いた場合の単相交流電源の電流波形図で
ある。
【図7】本発明の第二の実施例によるインバータ式X線
高電圧装置の回路構成図である。
【符号の説明】
1 コンバータ回路 2 インバータ回路(フルブリッジ型) 3 高電圧変圧器 4 高電圧整流回路 6 X線管 7 コンデンサ 8 交流リアクトル 9 コンバータ制御回路 10 インバータ制御回路 11,12 コンデンサ 13〜18,50,51 IGBT 19〜24,60,61 ダイオード 25 三相モジュール 30 単相交流電源 40 インバータ回路(ハーフブリッジ型) 70 単相モジュール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を受電しこれを整流するコンバ
    ータ回路と,このコンバータ回路の出力電圧を高周波の
    交流に変換するインバータ回路と,このインバータ回路
    の出力電圧を昇圧する高電圧変圧器と,この高電圧変圧
    器の出力電圧を整流する高電圧整流回路と,この高電圧
    整流回路の出力電圧である直流高電圧を印加してX線を
    放射するX線管とを備えたインバータ式X線高電圧装置
    において、上記コンバータ回路は、自己消弧可能なスイ
    ッチング素子とこのスイッチング素子と逆並列に接続さ
    れたダイオードから成る二組のスイッチングモジュール
    を直列に接続したスイッチングモジュール直列接続体
    と,このスイッチングモジュール直列接続体と並列に二
    つのコンデンサを直列に接続したコンデンサ直列接続体
    とで構成され、前記スイッチングモジュール直列接続体
    の接続点に交流リアクトルの一端を接続し、この交流リ
    アクトルの他の一端と前記コンデンサ直列接続体の接続
    点に上記交流電源を接続し、この交流電源の電圧と電流
    の位相差及び前記コンデンサ直列接続体の両端の電圧の
    設定値との誤差に応じて上記二組のスイッチングモジュ
    ールをパルス幅変調制御して前記交流電源の電圧と電流
    の位相を一致させると共に前記コンデンサ直列接続体の
    両端の電圧を設定値に制御するパルス幅変調制御回路を
    具備し、前記コンデンサ直列接続体の両端の電圧を前記
    インバータ回路に入力することを特徴とするインバータ
    式X線高電圧装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチングモジュール直列接続体
    を二組並列に接続若しくは一組で上記インバータ回路を
    構成し、これら二組並列に接続若しくは一組のスイッチ
    ングモジュール直列接続体と上記コンバータ回路のスイ
    ッチングモジュール直列接続体とを並列に接続して三相
    スイッチングモジュール若しくは単相スイッチングモジ
    ュールを構成し、これを上記コンバータ回路及びインバ
    ータ回路に用いたことを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンバータ式X線高電圧装置。
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