JPH11233060A - 2次電子検出器及びこれを用いた電子ビーム装置 - Google Patents

2次電子検出器及びこれを用いた電子ビーム装置

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JPH11233060A
JPH11233060A JP10034675A JP3467598A JPH11233060A JP H11233060 A JPH11233060 A JP H11233060A JP 10034675 A JP10034675 A JP 10034675A JP 3467598 A JP3467598 A JP 3467598A JP H11233060 A JPH11233060 A JP H11233060A
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JP
Japan
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substrate
electron
hole
secondary electron
electron detector
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JP10034675A
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Takayuki Abe
貴之 安部
Ichiro Honjo
一郎 本荘
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/244Detectors; Associated components or circuits therefor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/244Detection characterized by the detecting means
    • H01J2237/2444Electron Multiplier
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/244Detection characterized by the detecting means
    • H01J2237/2448Secondary particle detectors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子ビーム装置用2次電子検出器を小型化す
る。 【解決手段】円孔41aが形成されたリング状基板41
上には、リング状絶縁層42A及びリング状高抵抗層4
3Aを介してリング状2次電子増倍層44Aが形成さ
れ、円孔41aより小さい円孔33aが形成されたリン
グ状基板33上には、リング状絶縁層42B及びリング
状高抵抗層43Bを介してリング状2次電子増倍層44
Bが形成されている。2次電子増倍層44Bの外側に
は、絶縁層42Aと42Bとの間にリングを4分割した
形の増倍電子収集電極461が接合されている。2次電
子増倍層44A及び44Bの替わりに、対向する基板間
に多孔性2次電子増倍物質を装填してもよい。電極46
1の替わりに、表面に蛍光体が被着された光ファイバを
用いてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形の2次電子検
出器及びこれを用いた電子ビーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】微細試料や試料上の微細パターンを電子
ビーム装置で観察するには、ビームを細く絞って分解能
を向上させる必要がある。高エネルギー、例えば50k
Vのビームを用いれば、ビームを細く絞ることができ
る。これに対し、マイクロ鏡筒を用いた電子ビーム装置
(T. H. P. Chang et al., J. Vac. Scl. Technol. B,
Vol. 14, No. 6, 3774, Nov/Dec 1966)によれば、低エ
ネルギー、例えば1kVのビームを用いても、ビームを
細く絞ることができる。
【0003】電子ビーム装置に用いられる小形の2次電
子検出器としては、MCP(Microchannel Plate)やM
SP(Micro Sphere Plate)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、MCPやMS
Pは、プレートの対向面に電圧を印加し、一方の面に入
射した電子を増倍して他方の面から電子を出力する構成
であるので、内径200μm程度のレンズ及び長さ3.
5mm程度のコラムを用いたマイクロ電子ビーム装置に
とっては、大きすぎる。マイクロ鏡筒を複数並設したマ
ルチマイクロ電子ビーム装置が提案されているが、2次
電子検出器が大き過ぎてこの装置にも適用することがで
きない。このため、マイクロ電子ビーム装置は、2次電
子検出器を用いないマイクロリゾグラフィなどにしか利
用することができなかった。
【0005】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、小型の電子ビーム装置に用いられる2次電子検出器
及びこれを用いた電子ビーム装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1の2次電子検出器では、第1孔が形成された第1基板
と、該第1基板と対向して配置され、該第1孔と略同心
の第2孔が形成された第2基板と、該第1孔と該第2孔
との間の空間の周囲かつ該第1基板と該第2基板との間
に配置され、該空間から入射した電子に応答して2次電
子を放出することにより電子数を増倍する電子増倍部
と、該電子増倍部の内側端部と外側端部との間に電圧が
印加されて該電子増倍部の内側から外側へ電位勾配を生
成する電位勾配生成電極と、該電子増倍部の外側周囲に
該電子増倍部と離間して配置された増倍電子収集電極と
を有する。
【0007】この2次電子検出器は、鏡筒の一部の形で
あるので、マイクロ電子ビーム装置のような小形の電子
ビーム装置に組み込むことによりSEMを構成すること
が可能になり、小形でスループットの高いマルチSEM
を構成することも可能になるという効果を奏する。請求
項2の2次電子検出器では、請求項1において、上記増
倍電子収集電極は、上記電子増倍部の外側周囲の互いに
異なる複数の角度位置にそれぞれ配置されている。
【0008】この2次電子検出器によれば、1つの2次
電子検出器で、ビーム照射点から複数方向への2次電子
又は反射電子の量を検出することができるという効果を
奏する。請求項3の2次電子検出器では、請求項1又は
2において、上記増倍電子収集電極は、上記第1基板と
上記第2基板との間隔を確保するためのスペーサとして
機能する。
【0009】請求項4では、請求項1又は2において、
3以上の複数個の同一直径の球状粒子を有し、上記第1
基板に、該複数個の球状粒子の各々が嵌込される凹部が
形成され、該凹部の各々に対応して上記第2基板に凹部
が形成され、該第1基板及び該第2基板の対向する該凹
部の間に該球状粒子が嵌入されて、該第1基板と該第2
基板とが離間して位置合わせされる。
【0010】この2次電子検出器によれば、第1基板と
第2基板との位置合わせを容易に行うことができ、組立
作業が容易になるという効果を奏する。請求項5では、
請求項1又は2において、複数の同一直径のファイバを
有し、上記第1基板に、該複数のファイバの各々が嵌入
される帯状溝が形成され、該帯状溝の各々に対応して上
記第2基板に帯状溝が形成され、該第1基板及び該第2
基板の対向する該帯状溝の間に該ファイバが嵌入され
て、該第1基板と該第2基板とが離間して位置合わせさ
れる。
【0011】この2次電子検出器によれば、第1基板と
第2基板との位置合わせを容易に行うことができ、組立
作業が容易になるという効果を奏する。請求項6の2次
電子検出器では、請求項5において、上記増倍電子収集
電極は、上記ファイバに導電膜が被着されたものであ
る。この2次電子検出器によれば、その構成が簡単にな
るという効果を奏する。
【0012】請求項7の2次電子検出器では、第1孔が
形成された第1基板と、該第1基板と対向して配置さ
れ、該第1孔と略同心の第2孔が形成された第2基板
と、該第1孔と該第2孔との間の空間の周囲かつ該第1
基板と該第2基板との間に配置され、該空間から入射し
た電子に応答して2次電子を放出することにより電子数
を増倍する電子増倍部と、該電子増倍部の内側端部と外
側端部との間に電圧が印加されて該電子増倍部の内側か
ら外側へ電位勾配を生成する電位勾配生成電極と、該電
子増倍部の外側周囲に配置され、蛍光物質が被着された
光ファイバとを有する。
【0013】この2次電子検出器によれば、光信号を出
力することができるという効果を奏する。請求項8の2
次電子検出器では、請求項7において、上記光ファイバ
は、上記電子増倍部の外側周囲の互いに異なる複数の角
度位置にそれぞれ配置され、互いに同一直径である。
【0014】この2次電子検出器によれば、1つの2次
電子検出器で、ビーム照射点から複数方向への2次電子
又は反射電子の量を光信号として検出することができる
という効果を奏する。請求項9では、請求項8におい
て、上記第1基板に、上記光ファイバの各々が嵌入され
る帯状溝が形成され、該帯状溝の各々に対応して上記第
2基板に帯状溝が形成され、該第1基板及び該第2基板
の対向する該帯状溝の間に該光ファイバが嵌入されて、
該第1基板と該第2基板とが離間して位置合わせされ
る。
【0015】この2次電子検出器によれば、第1基板と
第2基板との位置合わせを容易に行うことができ、組立
作業が容易になるという効果を奏する。請求項10の2
次電子検出器では、請求項1乃至9のいずれか1つにお
いて、上記第2孔は上記第1孔より広い。この2次電子
検出器によれば、2次電子又は反射電子の捕獲率を向上
させることができるという効果を奏する。
【0016】請求項11の2次電子検出器では、請求項
10において、上記電位勾配生成電極は、上記第1基板
と上記第2基板との対向面上にそれぞれ被着された第1
及び第2の抵抗層であり、上記電子増倍部は該第1及び
第2の抵抗層の上にそれぞれ被着された第1及び第2の
2次電子増倍物質層である。
【0017】この電子ビーム装置によれば、簡単な構成
で、狭い空間に多数の2次電子検出器を全方位に配置し
たのと同じ効果が得られる。請求項12の2次電子検出
器では、請求項11において、上記第1基板及び上記第
2基板は半導体又は金属であり、上記第1の抵抗層と上
記第1基板との間に、該第1基板の内側縁部を除いて第
1絶縁層が形成され、該第1基板の該内側縁部には該第
1の抵抗層が接合され、該第1の抵抗層の外側端部上に
は第1リード電極膜が接合され、上記第2の抵抗層と上
記第2基板との間に、該第2基板の内側縁部を除いて第
2絶縁層が形成され、該第2基板の該内側縁部には該第
2の抵抗層が接合され、該第2の抵抗層の外側端部上に
は第2リード電極膜が接合されている。
【0018】この2次電子検出器によれば、入射面に網
状電極のような妨害物を形成する必要がないという効果
を奏する。請求項13の2次電子検出器では、請求項1
1又は12において、上記第1基板の上記第1孔の縁部
の上記第2基板側の面が上記第2孔側へ突出して傾斜し
ている。
【0019】この2次電子検出器によれば、試料上で反
射された電子の捕獲率が高くなるという効果を奏する。
請求項14の2次電子検出器では、請求項10におい
て、上記電子増倍部は、表面が絶縁性の粒子と表面が2
次電子増倍性の粒子とを混合したものが焼結されて形成
された多孔性物質が、上記第1孔と上記第2孔との間の
空間の周囲かつ上記第1基板と上記第2基板との間に装
填されたものである。
【0020】この電子ビーム装置によれば、簡単な構成
で、狭い空間に多数の2次電子検出器を全方位に配置し
たのと同じ効果が得られる。請求項15の2次電子検出
器では、請求項14において、上記電位勾配生成電極
は、上記多孔性物質の内周部と外周部とにそれぞれ形成
された第1及び第2の電極である。
【0021】請求項16の電子ビーム装置では、電子ビ
ームを射出する電子銃と、該電子ビームを偏向させる偏
向器と、該電子銃の下流側かつ該電子銃と同心に配置さ
れた対物レンズと、上記第1孔を上流側にして該対物レ
ンズと同心に配置された請求項1乃至15のいずれか1
つに記載の2次電子検出器とを有する。
【0022】請求項16の2次電子検出器では、請求項
15において、上記電子銃と上記対物レンズと上記2次
電子検出器との組が複数並設されている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の第1実施形態の電子
ビーム装置縦断面図である。この装置では、電子銃10
から電子ビームEB1が射出され、その直径が絞り20
で絞られ、アインツェルレンズ30で電子が収束方向に
偏向され、2次電子検出器40を通り、試料50上に収
束照射され、照射点から放出された2次電子EB2が2
次電子検出器40で検出される。
【0024】電子銃10、絞り20及びアインツェルレ
ンズ30は、公知の構成であり、光軸に対し回転対称形
である。電子銃10は、カソード11の尖った部分に対
向して引き出し電極12及びアノード13が配置されて
いる。引き出し電極12及びアノード13の中心部には
それぞれ、円孔12a及び13aが形成されている。カ
ソード11と引き出し電極12との間には絶縁層14が
形成され、引き出し電極12とアノード13との間には
スペーサ15が接合されている。
【0025】電子銃10の材料は例えば、カソード11
がSi又はMo、絶縁層14がSiO2、引き出し電極
12及びアノード13がSi又は金属、スペーサ15が
ガラスである。電子銃10のサイズは例えば、絶縁層1
4の厚みが100μm、円孔12a及び13aがそれぞ
れ5μm及び100μm、アノード13の外径が600
μmである。印加電圧は例えば、カソード11を基準に
して引き出し電極12が100V、アノード13が1k
Vである。
【0026】スペーサ15及び以下のスペーサは、中空
円柱形で、鏡筒を形成しており、間に挟まれる例えばS
i板と熱膨張率がほぼ等しく、例えばほうけい酸ガラス
である。Siとガラスとの間は、陽極接合(anodic bon
ding)される。絞り20は、例えばSiで形成され、そ
の中心部には、直径が例えば2μmの円孔20aが形成
されている。絞り20とアノード13との間にはスペー
サ21が接合され、絞り20とアインツェルレンズ30
の電極31との間にはスペーサ22が接合されている。
【0027】アインツェルレンズ30は、電極31、3
2及び33が同心に配置され、電極31と32との間に
スペーサ34が接合され、電極32と33との間にスペ
ーサ35が接合されている。電極31、32及び33の
中心部にはそれぞれ、円孔31a、32a及び33aが
形成されている。例えば、電極31、32及び33はS
iであり、電極31、32及び33の厚みはいずれも1
00μm、電極31と32との間隔及び電極32と33
との間隔はいずれも400μm、円孔31a、32a及
び33aの内径はそれぞれ100μm、100μm及び
50μmである。例えば、電極31及び33には0Vの
電位が印加され、電極32には正又は負の電位が印加さ
れる。
【0028】2次電子検出器40は、アインツェルレン
ズ30の一部でもある電極33を、基板として用いてい
る。2次電子検出器40では、円形の基板33と基板4
1とが同心に対向して配置され、基板41の中心部に円
孔41aが形成されている。円孔41aの内径は、入射
電子を捕獲するために、円孔33aのそれよりも大き
い。
【0029】図1中の2次電子検出器40の右半分を拡
大したものを図2に示し、図1中の検出器40のIII
−III線断面を図3に示す。基板41及び33の対向
面にはそれぞれ、内側部分を除きリング状の絶縁層42
A及び42Bが被着されている。これら内側部分、並び
に、絶縁層42A及び42B上の外側部分を除いた部分
にはそれぞれ、リング状の高抵抗層43A及び43Bが
被着されている。高抵抗層43A及び43B上にはそれ
ぞれ、外側リング状部分を除いて、リング状の2次電子
増倍層44A及び44Bが被着されている。高抵抗層4
3A及び43B上のこれら外側リング状部分にはそれぞ
れ、電極45A及び45Bが被着されている。電極45
A及び45Bの外側には、絶縁層42Aと42Bとの間
に、リングが4分割された円弧状の増倍電子収集電極4
61〜464が接合されている。電極461〜464
は、基板41と33との間のスペーサとしても機能して
いる。電極461〜464の外側中央部には、これらか
らそれぞれリード461a〜464aが絶縁層42A上
に延設されている。
【0030】検出器40の材料及びサイズの具体例は、
次の通りである。 基板33及び41: n型又はp型のSi 絶縁層42A及び42B: SiO2 高抵抗層43A及び43B: ポリシリコン 2次電子増倍層44A及び44B: Al23 、Pb
O又はMgOなど、MCPで一般に用いられている材料 電極45A及び45B: Al又はAu 増倍電子収集電極461〜464: n型又はp型のS
i、Mo又はC 円孔33aの直径: 50μm 円孔41aの直径: 200μm 2次電子増倍層44Aと44Bとの間隔: 100〜2
00μm 次に、上記の如く構成された本第1実施形態の動作を説
明する。
【0031】例えば、基板41及び33に0Vの電位が
印加され、電極45A及び45Bに例えば数百〜2kV
の範囲内の電位が印加される。この電位は、高い方が増
幅率が高くなるので好ましいが、高くなり過ぎると放電
が発生するので、制限される。放電が発生する電位は、
電極サイズにより異なる。この電位印加により、高抵抗
層43A及び43Bにはいずれも内側から外側へ向かっ
て電位が高くなり、2次電子増倍層44Aと44Bとの
間に、点線で示すような同電位面が生成され、この同電
位面の法線方向の電界が生成される。増倍電子収集電極
461〜464には、互いに等しい0V又は正の電位が
印加される。
【0032】例えば1kVの電子ビームEB1が試料5
0上に照射されると、照射点から数Vの2次電子EB2
が放出され、2次電子増倍層44Bを叩き、これによ
り、層44Bから複数個の2次電子が放出され、これら
は、層44A又は44Bを叩くまで、層44Aと44B
との間の電界により外側方向へ加速される。したがっ
て、図1に示すように電子が増倍され、増倍電子収集電
極461〜464に入射する。
【0033】電極461〜464はそれぞれ、リード4
61a及〜464aを介して不図示の増倍器に接続され
ており、これらから、照射点から4方向への2次電子E
B2の量に応じた信号が取り出される。図1の電子ビー
ム装置を、不図示のステージで走査させることにより、
試料50上のパターン又は異物等の画像が得られる。
【0034】本第1実施形態の2次電子検出器40は、
マイクロ電子ビーム装置の鏡筒の一部として用いられる
ので、マイクロ電子ビーム装置をリゾグラフィのみなら
ずSEMとしても用いることができる。 [第2実施形態]図4は、本発明の第2実施形態の電子
ビーム装置断面図である。
【0035】この装置では、図1の構成に加え、2次電
子検出器40の下方にアインツェルレンズ60が配置さ
れ、検出器40とレンズ60との間に例えば8極の偏向
器70が配置されている。他の点は、図1と同一構成で
ある。この電子ビーム装置によれば、電子ビームEB1
が偏向器70で走査され、この走査と不図示のステージ
の走査とが組み合わされ、試料50上のパターン形状に
応じた信号が増倍電子収集電極461〜464から出力
される。
【0036】[第3実施形態]図5は、本発明の第3実
施形態の2次電子検出器40Aの縦断面図である。この
検出器では、基板33Aの円孔33Aaの縁部が、基板
41側に突出して、円錐台形の傾斜面33Abが形成さ
れている。傾斜面33Abの上に高抵抗層43B1を介
して2次電子増倍層44B1が形成されている。
【0037】他の点は、図1の2次電子検出器40と同
一構成である。上記構成において、試料50上に照射さ
れた電子ビームEB1の一部が反射され、その反射電子
EB3が2次電子増倍層44B1の傾斜面を叩いて、2
次電子が2次電子増倍層44A側に放出される。 [第4実施形態]図6は、本発明の第4実施形態の2次
電子検出器40Bの断面図である。
【0038】この検出器では、図2の2次電子増倍層4
4A及び44Bの替わりに、基板33Xと41Xとの間
に多孔性2次電子増倍物質48が配置されている。基板
33X及び41Xは絶縁性の円板であり、例えばガラス
で形成されている。物質48は、回転対称形であり、中
心部には円錐台形の孔48aが形成されている。多孔性
2次電子増倍物質48は、少なくとも表面が絶縁性の微
粒子、例えばガラズビーズと、少なくとも表面が2次電
子増倍物質である微粒子、例えば、2次電子増倍物質が
被着されたガラスビーズとが混合され、焼結されて生成
される。物質48は、例えばEl-Mul Technologies Ltd.
のMSP(Micro Sphere Plate)の内部に用いられている
ものと同一のものを用いることができる。
【0039】物質48の内側端面から外側端面へ向けて
電圧勾配を生成するために、基板41X側かつ物質48
の内側及び外側にそれぞれリング状の電極491及び4
92が接合され、基板33X側かつ物質48の内側及び
外側にそれぞれリング状の電極493及び494が接合
されている。他の点は、図1の2次電子検出器40と同
一構成である。
【0040】上記構成において例えば、電極491及び
493に0Vの電位が印加され、電極492及び494
に例えば数百〜2kVの範囲内の電位が印加される。こ
の電位は、上記同様に、高い方が増幅率が高くなるので
好ましいが、高くなり過ぎると放電が発生するので、制
限される。試料50からの2次電子EB2が物質48の
内周面に入射すると、その中の2次電子増倍物質を叩く
まで微粒子間の空隙を通って加速され、2次電子増倍物
質を叩くと2次電子が放出されて電子が増倍される。こ
の電子が物質48の外周面から出ると、外側方向の速度
成分を持った電子が増倍電子収集電極461、463及
び紙面垂直方向の不図示の増倍電子収集電極に入射す
る。
【0041】なお、電極491〜494の替わりに、物
質48の内周面及び外周面にそれぞれ網状電極を接合
し、又は、図2の高抵抗層43A及び43Bを用いても
よい。 [第5実施形態]図7(A)は、本発明の第5実施形態
の2次電子検出器40Cの縦断面図であり、図7(B)
はこの検出器の下部平面図である。
【0042】基板41Aには、その中心から90゜ずつ
離れた位置に、逆ピラミッド型の凹部41Aa〜41A
dが形成され、これらにそれぞれ球801〜804が嵌
め込まれる。円孔33aにも同様に、凹部41Aa〜4
1Adに対応する位置に凹部41が形成されており、図
7(A)では凹部41Ab及び41Adにそれぞれ対応
した凹部33Bb及び33Bdが示されている。
【0043】増倍電子収集電極46は、C字形であり、
外側に延びたリード46aとつながっている。電極46
が分割されていないので、検出された2次電子の方位情
報は得られないが、リード46aに接続される不図示の
検出回路は1つでよい。他の点は、第1実施形態と同一
構成である。凹部41Aa〜41Adにそれぞれ球80
1〜804を嵌め入れ、基板41Aの上方から基板33
Bを基板41Aに接近させて図7(A)に示す状態にす
ることにより、基板41Aと33Bとの位置合わせを容
易に行うことができ、組立作業が容易になる。
【0044】凹部41Aa〜41Adは、エッチングに
よりサイズのばらつきを小さくでき、また、球801〜
804としてガラスビーズを用いることができ、その直
径のばらつきが小さいものを容易に選別することができ
る。したがって、本第5実施形態によれば、基板間の位
置合わせ精度を高くすることができる。 [第6実施形態]図8(A)は、本発明の第6実施形態
の2次電子検出器40Dの縦断面図であり、図8(B)
はこの検出器の下部平面図である。
【0045】この検出器では、基板41Bに、図7
(B)の凹部41Aa〜41Adの替わりにV溝41B
a、41Bb及び41Bdが形成され、これらにそれぞ
れファイバ811、812及び814が嵌入される。基
板33Cについても基板41Bと同様であり、図8
(A)ではV溝41Bb及び41Bdにそれぞれ対応し
たV溝33Cb及び33Cdが示されている。ファイバ
は、例えば光ファイバであり、直径のばらつきが小さい
ものを容易に得ることができる。
【0046】他の点は、第5実施形態と同一構成であ
る。本第6実施形態によれば、第5実施形態と同様の効
果が得られる。 [第7実施形態]図9(A)は、本発明の第7実施形態
の2次電子検出器40Eの縦断面図であり、図9(B)
はこの検出器の下部平面図である。
【0047】この検出器では、形状を除き図2と同様
に、基板41C上に不図示の絶縁膜及び矩形高抵抗層を
介して矩形の2次電子増倍層44C及び電極45Cが形
成され、電極45Cの4辺に沿って基板41C上にV溝
41Ca〜41Cdが形成され、これらにそれぞれ光フ
ァイバ821〜824が嵌入される。基板33Dについ
ても基板41Cと同様であり、図9(A)ではV溝41
Cb及び41Cdにそれぞれ対応したV溝33Db及び
33Ddが示されている。
【0048】また、図8の増倍電子収集電極46が省略
され、その替わりに光ファイバの表面に導電膜が被着さ
れている。図9(A)では、光ファイバ822及び82
4にそれぞれ被着された導電膜832及び834が示さ
れている。他の点は、第6実施形態と同一構成である。
本第7実施形態の2次電子検出器40Eによれば、第6
実施形態の効果に加え、図8の2次電子検出器40Dよ
りも構成が簡単になる。
【0049】[第8実施形態]図10は、本発明の第8
実施形態の2次電子検出器40Fの縦断面図である。こ
の検出器では、図9の光ファイバに被着された導電膜の
替わりに、蛍光体が被着されており、図10では、光フ
ァイバ822及び824にそれぞれ被着された蛍光体8
42及び844が示されている。
【0050】他の点は、第7実施形態と同一構成であ
る。基板41Cと33Dとの間隙を通って増倍された2
次電子は、蛍光体842、844及び紙面垂直方向に存
在する不図示の蛍光体を叩き、これにより蛍光が放射さ
れ、これが上記光ファイバを通って出力され、不図示の
光検出器、例えば光電子増倍管で検出される。
【0051】[第9実施形態]図11は、本発明の第9
実施形態のマルチ2次電子検出器の下部平面図である。
基板41Dには、図3と同一構成のものが2×2配列さ
れており、その1つに図3と同一符号が付されている。
リード45a及び他の3つの対応するものには、1箇所
から電位が供給される。
【0052】このマルチ2次電子検出器の上部及び中間
部は、これら4つの各々について上記第1実施形態と同
一構成である。従来では、マイクロ電子ビーム装置用に
適用される小形の2次電子検出器が存在しなかったの
で、マルチマイクロSEMを構成することができなかっ
たが、本発明によればこれが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の電子ビーム装置縦断面
図である。
【図2】図1中の2次電子検出器拡大断面図である。
【図3】図1中の2次電子検出器のIII−III線断
面図である。
【図4】本発明の第2実施形態の電子ビーム装置縦断面
図である。
【図5】本発明の第3実施形態の2次電子検出器縦断面
図である。
【図6】本発明の第4実施形態の2次電子検出器縦断面
図である。
【図7】(A)は本発明の第5実施形態の2次電子検出
器縦断面図であり、(B)はこの検出器の下部平面図で
ある。
【図8】(A)は本発明の第6実施形態の2次電子検出
器縦断面図であり、(B)はこの検出器の下部平面図で
ある。
【図9】(A)は本発明の第7実施形態の2次電子検出
器縦断面図であり、(B)はこの検出器の下部平面図で
ある。
【図10】本発明の第8実施形態の2次電子検出器縦断
面図である。
【図11】本発明の第9実施形態のマルチ2次電子検出
器の下部平面図である。
【符号の説明】
10 電子銃 30、60 アインツェルレンズ 31、32、33、45A、45B、45C、491〜
494 電極 40、40A〜40F 2次電子検出器 41、41A〜41D、33、33A〜33D、33X
基板 41Aa〜41Ad 凹部 41Ba〜41Bd、41Ca〜41Cd、33Cb、
33Cd、33Db、33Dd V溝 42A、42B 絶縁層 43A、43B、43B1 高抵抗層 44A、44B、44B1、44C 2次電子増倍層 45a、45Ca、461a、462a、463a、4
64a、 リード 461〜464、46 増倍電子収集電極 48 多孔性2次電子増倍物質 801〜804 球 821〜824 光ファイバ 832、834 導電膜 842、844 蛍光体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1孔が形成された第1基板と、 該第1基板と対向して配置され、該第1孔と略同心の第
    2孔が形成された第2基板と、 該第1孔と該第2孔との間の空間の周囲かつ該第1基板
    と該第2基板との間に配置され、該空間から入射した電
    子に応答して2次電子を放出することにより電子数を増
    倍する電子増倍部と、 該電子増倍部の内側端部と外側端部との間に電圧が印加
    されて該電子増倍部の内側から外側へ電位勾配を生成す
    る電位勾配生成電極と、 該電子増倍部の外側周囲に該電子増倍部と離間して配置
    された増倍電子収集電極と、 を有することを特徴とする2次電子検出器。
  2. 【請求項2】 上記増倍電子収集電極は、上記電子増倍
    部の外側周囲の互いに異なる複数の角度位置にそれぞれ
    配置されていることを特徴とする請求項1記載の2次電
    子検出器。
  3. 【請求項3】 上記増倍電子収集電極は、上記第1基板
    と上記第2基板との間隔を確保するためのスペーサとし
    て機能することを特徴とする請求項1又は2記載の2次
    電子検出器。
  4. 【請求項4】 3以上の複数個の同一直径の球状粒子を
    有し、 上記第1基板に、該複数個の球状粒子の各々が嵌込され
    る凹部が形成され、該凹部の各々に対応して上記第2基
    板に凹部が形成され、 該第1基板及び該第2基板の対向する該凹部の間に該球
    状粒子が嵌入されて、該第1基板と該第2基板とが離間
    して位置合わせされることを特徴とする請求項1又は2
    記載の2次電子検出器。
  5. 【請求項5】 複数の同一直径のファイバを有し、 上記第1基板に、該複数のファイバの各々が嵌入される
    帯状溝が形成され、該帯状溝の各々に対応して上記第2
    基板に帯状溝が形成され、 該第1基板及び該第2基板の対向する該帯状溝の間に該
    ファイバが嵌入されて、該第1基板と該第2基板とが離
    間して位置合わせされることを特徴とする請求項1又は
    2記載の2次電子検出器。
  6. 【請求項6】 上記増倍電子収集電極は、上記ファイバ
    に導電膜が被着されたものであることを特徴とする請求
    項5記載の2次電子検出器。
  7. 【請求項7】 第1孔が形成された第1基板と、 該第1基板と対向して配置され、該第1孔と略同心の第
    2孔が形成された第2基板と、 該第1孔と該第2孔との間の空間の周囲かつ該第1基板
    と該第2基板との間に配置され、該空間から入射した電
    子に応答して2次電子を放出することにより電子数を増
    倍する電子増倍部と、 該電子増倍部の内側端部と外側端部との間に電圧が印加
    されて該電子増倍部の内側から外側へ電位勾配を生成す
    る電位勾配生成電極と、 該電子増倍部の外側周囲に配置され、蛍光物質が被着さ
    れた光ファイバと、 を有することを特徴とする2次電子検出器。
  8. 【請求項8】 上記光ファイバは、上記電子増倍部の外
    側周囲の互いに異なる複数の角度位置にそれぞれ配置さ
    れ、互いに同一直径であることを特徴とする請求項7記
    載の2次電子検出器。
  9. 【請求項9】 上記第1基板に、上記光ファイバの各々
    が嵌入される帯状溝が形成され、該帯状溝の各々に対応
    して上記第2基板に帯状溝が形成され、 該第1基板及び該第2基板の対向する該帯状溝の間に該
    光ファイバが嵌入されて、該第1基板と該第2基板とが
    離間して位置合わせされることを特徴とする請求項8記
    載の2次電子検出器。
  10. 【請求項10】 上記第2孔は上記第1孔より広いこと
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の2
    次電子検出器。
  11. 【請求項11】 上記電位勾配生成電極は、上記第1基
    板と上記第2基板との対向面上にそれぞれ被着された第
    1及び第2の抵抗層であり、 上記電子増倍部は該第1及び第2の抵抗層の上にそれぞ
    れ被着された第1及び第2の2次電子増倍物質層であ
    る、 ことを特徴とする請求項10記載の2次電子検出器。
  12. 【請求項12】 上記第1基板及び上記第2基板は半導
    体又は金属であり、 上記第1の抵抗層と上記第1基板との間に、該第1基板
    の内側縁部を除いて第1絶縁層が形成され、 該第1基板の該内側縁部には該第1の抵抗層が接合さ
    れ、該第1の抵抗層の外側端部上には第1リード電極膜
    が接合され、 上記第2の抵抗層と上記第2基板との間に、該第2基板
    の内側縁部を除いて第2絶縁層が形成され、 該第2基板の該内側縁部には該第2の抵抗層が接合さ
    れ、該第2の抵抗層の外側端部上には第2リード電極膜
    が接合されている、 ことを特徴とする請求項11記載の2次電子検出器。
  13. 【請求項13】 上記第1基板の上記第1孔の縁部の上
    記第2基板側の面が上記第2孔側へ突出して傾斜してい
    ることを特徴とする請求項11又は12記載の2次電子
    検出器。
  14. 【請求項14】 上記電子増倍部は、表面が絶縁性の粒
    子と表面が2次電子増倍性の粒子とを混合したものが焼
    結されて形成された多孔性物質が、上記第1孔と上記第
    2孔との間の空間の周囲かつ上記第1基板と上記第2基
    板との間に装填されたものであることを特徴とする請求
    項10記載の2次電子検出器。
  15. 【請求項15】 上記電位勾配生成電極は、上記多孔性
    物質の内周部と外周部とにそれぞれ形成された第1及び
    第2の電極であることを特徴とする請求項14記載の2
    次電子検出器。
  16. 【請求項16】 電子ビームを射出する電子銃と、 該電子ビームを偏向させる偏向器と、 該電子銃の下流側かつ該電子銃と同心に配置された対物
    レンズと、 上記第1孔を上流側にして該対物レンズと同心に配置さ
    れた請求項1乃至15のいずれか1つに記載の2次電子
    検出器と、 を有することを特徴とする電子ビーム装置。
  17. 【請求項17】 上記電子銃と上記対物レンズと上記2
    次電子検出器との組が複数並設されていることを特徴と
    する請求項16記載の電子ビーム装置。
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