JPH11232411A - 歩行者警報システム - Google Patents

歩行者警報システム

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JPH11232411A
JPH11232411A JP10028257A JP2825798A JPH11232411A JP H11232411 A JPH11232411 A JP H11232411A JP 10028257 A JP10028257 A JP 10028257A JP 2825798 A JP2825798 A JP 2825798A JP H11232411 A JPH11232411 A JP H11232411A
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JP
Japan
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pedestrian
data carrier
passive data
warning system
vehicle
Prior art date
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Withdrawn
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JP10028257A
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English (en)
Inventor
博 ▲高▼田
Hiroshi Takada
Masashi Takahashi
昌士 高橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見通しの悪い道路や横断歩道における歩行者
の接近を、ドライバーに的確に報知することにより、見
通しの悪い道路や横断歩道においても、安全運行を確保
することができる歩行者警報システムを提供する。 【解決手段】 歩行者が通常所持する物品に設けられる
受動型データキャリア10と、無線を送信するととも
に、前記受動型データキャリア10の接近情報を受信す
る無線車載読み取り装置20とを備え、前記受動型デー
タキャリア10の接近情報を前記無線車載読み取り装置
20により受信して、歩行者の接近を報知するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データキャリアシ
ステムを用いた歩行者警報システムに係り、特に、見通
しの悪い道路や横断歩道における歩行者と走行車両との
接触を回避する歩行者警報システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】歩行者やドライバーに対しては交差点や
横断歩道において、その交差点や横断歩道における通行
を信号機により行うようにしている。また、幼児の登下
校時には、交通補導員が交差点や横断歩道においては、
安全な幼児の通行を支援するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小さい
道路が交差する交差点や横断歩道に対してまでも、全て
交通信号機を設置することは財政的面からも不可能であ
り、また、全て信号機を設置することは、交通渋滞を招
くなどの流通効率の低下からも問題である。更に、交通
補導員による支援も、ボランティアによるものが殆どで
あり限界がある。
【0004】特に、雪が多い北日本の冬季においては、
降雪量が多く、道路に積もった雪は除雪されて、道路端
に高く積み上げられることになる。したがって、交差点
や横断歩道において、見通しが悪く、積み上げられた雪
の影から歩行者が車道側に不意に現れると、そこを通行
中のドライバーは、不意に現れる歩行者に接触する事故
が発生するといった問題があった。
【0005】本発明は、そのような見通しの悪い道路や
横断歩道における歩行者の接近を、ドライバーに的確に
報知することにより、見通しの悪い道路や横断歩道にお
いても、安全運行を確保することができる歩行者警報シ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕見通しの悪い道路や横断歩道における歩行者と走
行車両との接触を回避するための歩行者警報システムに
おいて、歩行者が通常所持する物品に設けられる受動型
データキャリアと、無線を送信するとともに、前記受動
型データキャリアの接近情報を受信する無線車載読み取
り装置とを備え、前記受動型データキャリアの接近情報
を前記無線車載読み取り装置により受信して、歩行者の
接近を報知するようにしたものである。
【0007】〔2〕上記〔1〕記載の歩行者警報システ
ムにおいて、前記受動型データキャリアは、電磁誘導方
式による受信手段と発信手段とを具備するようにしたも
のである。 〔3〕上記〔1〕記載の歩行者警報システムにおいて、
前記通常所持する物品は、杖、ランドセル、アタッシュ
ケース、ネームプレート又は帽子である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例を
示す歩行者警報システムの概略模式図、図2はその歩行
者警報システムの概略説明図、図3はその歩行者警報シ
ステムの受動型データキャリアの構成図、図4はその歩
行者警報システムの無線車載読み取り装置の構成図であ
る。
【0009】この実施例において、歩行者は、通常、受
動型データキャリア(マイクロチップ)を携帯するよう
にしている。例えば、図1に示すように、ビジネスマン
5の場合はアタッシュケース6に、高齢者7の場合は杖
8に、児童の場合はランドセル(図示なし)に、それぞ
れ受動型データキャリア10を設けるようにしておく。
【0010】一方、車両3には送受信機能を有する無線
車載読み取り装置(送受信装置)20を搭載するように
している。そこで、無線車載読み取り装置20から受動
型データキャリア10へ電磁波を送信すると、受動型デ
ータキャリア10でこれを受信する。そして、受動型デ
ータキャリア10から受動型データキャリアの情報を含
む電磁波が送信され、その情報を無線車載読み取り装置
20で受信して、車載アンテナを介して、歩行者5,7
の存在を無線車載読み取り装置20の報知装置により、
ドライバー4が認識して、それに応じた措置を採るよう
にしている。
【0011】以下、その歩行者警報システムの詳細につ
いて説明する。図3に示すように、受動型データキャリ
ア10は、マイクロチップを内蔵しており、その受動型
データキャリア10は、アンテナと特定用途化(ASI
C)された電子回路から構成されている。より、具体的
には、受信アンテナ(コイルアンテナ)11、復調器1
2、SP/PS変換部13、主制御部14、データメモ
リ(ROM)15、発振器16、変調器17、増幅器1
8、送信アンテナ(コイルアンテナ)19を備えてい
る。
【0012】一方、図4に示すように、車両に搭載され
る無線車載読み取り装置(送受信装置)20は、信号の
流れに沿って、主制御部22、PS/SP変換部23、
変調器24、発振器25、増幅器26、送信アンテナ
(コイルアンテナ)27、受信アンテナ(コイルアンテ
ナ)28、増幅器29、復調器30を有している。ま
た、信号制御部31、上位インターフェース制御部3
2、データバッファRAM33、電源ユニット34、報
知装置(表示器35A,警報器35B)35を備えてい
る。
【0013】そこで、無線車載読み取り装置20の送信
アンテナ27から、受動型データキャリア10へ向けて
電磁波を照射すると、その電磁波によって受動型データ
キャリア10内の受信アンテナ(コイルアンテナ)11
に電力が電磁誘導によって発生し、受動型データキャリ
ア(マイクロチップ)10の動作が起動する。起動した
受動型データキャリア(マイクロチップ)10は、予め
データメモリ(ROM)15に記憶しているデータを読
み出し、電磁誘導電波によって発信する。
【0014】つまり、無線車載読み取り装置20から電
磁波を送信すると、受動型データキャリア10の受信ア
ンテナ11で受信して、増幅器12、SP/PS変換部
13を介して主制御部14に読み込まれ、データメモリ
15のデータ(IDデータ)を読み出して、SP/PS
変換部13、変調器17、増幅器18を介して、受動型
データキャリア10の送信アンテナ19から無線車載読
み取り装置20へ電磁波が送信される。
【0015】そこで、その受動型データキャリア10の
情報を無線車載読み取り装置20の受信アンテナ28で
受信して、増幅器29、復調器30、SP/PS変換部
23を介して、主制御部22で処理されて、報知装置3
5により、つまり、表示器35Aによる表示、及び又は
警報器35Bによる報知により、受動型データキャリア
10の情報をドライバーは認識することができる。
【0016】例えば、図1に示すように、ビジネスマン
5は受動型データキャリア10が設けられたアタッシュ
ケース6を携帯して、道路1の歩道側1Bから車道側1
Aへ差しかかろうとしている。車道と歩道の境界には除
雪作業で積み上げられた雪山2があるため、ビジネスマ
ン5は通行中の車両3に気がつかず車道に出ようとして
いる。
【0017】ところが、走行中の車両3には、無線車載
読み取り装置20が搭載されているため、ビジネスマン
5のアタシュケース6に設けられている受動型データキ
ャリア10からの受信信号を無線車載読み取り装置20
で受信して、報知装置35で認識することができるの
で、ドライバー4は車両速度を落として徐行をしながら
走行することができる。
【0018】また、車両に搭載する無線車載読み取り装
置としては、現在導入されようとしている自動料金収受
システムにおける無線車載端末を用いることができる。
このように、本発明によれば、交通信号機がなく、しか
も路端に積み上げられた雪山などがあり、見通しの悪い
道路における歩行者の不意な飛び出しなどを予知するこ
とができ、安全な車両の走行を支援することができる。
【0019】また、注意力が劣る高齢者や幼児等の安全
な道路横断等にも、寄与するところが大きい。更に、停
車や駐車中の大きな車両の影から不意に歩行者が現れる
ような場合にも、有効である。このように、人に優しい
安全な車両の運行を低コストで実現することができる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、無線車載読み取り
装置と受動型データキャリアによる簡単な無線による交
信により、見通しの悪い道路や横断歩道においても、安
全運行を確保することができる。
【0022】また、昼夜、天候等環境の影響を受けるこ
となく、また、注意力が劣る高齢者や幼児が路端に積ま
れた雪山の影からの飛び出す不意な事態に対しても、有
効な対策を講じることができる。更に、停車や駐車中の
大きな車両の影から不意に歩行者が現れるような場合に
も、有効である。
【0023】(2)請求項2記載の発明によれば、前記
受動型データキャリアは、電磁誘導方式による受信手段
と発信手段とを具備する、簡易で、低コストな歩行者警
報シテスムを提供することができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、データキャリアを
歩行者が通常所持する物品に設けて、人に優しい安全な
歩行者警報シテスムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す歩行者警報システムの概
略模式図である。
【図2】本発明の実施例を示す歩行者警報システムの概
略説明図である。
【図3】本発明の実施例を示す歩行者警報システムの受
動型データキャリアの構成図である。
【図4】本発明の実施例を示す歩行者警報システムの無
線車載読み取り装置の構成図である。
【符号の説明】 1 道路 1A 車道側 1B 歩道側 2 除雪作業で積み上げられた雪山 3 車両 4 ドライバー 5 ビジネスマン(歩行者) 6 アタッシュケース 7 高齢者(歩行者) 8 杖 10 受動型データキャリア 11,28 受信アンテナ(コイルアンテナ) 12,30 復調器 13 SP/PS変換部 14,22 主制御部 15 データメモリ(ROM) 16,25 発振器 17,24 変調器 18,26,29 増幅器 19,27 送信アンテナ(コイルアンテナ) 20 無線車載読み取り装置(送受信装置) 23 PS/SP変換部 31 信号制御部 32 上位インターフェース制御部 33 データバッファRAM 34 電源ユニット 35 報知装置 35A 表示器 35B 警報器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見通しの悪い道路や横断歩道における歩
    行者と走行車両との接触を回避するための歩行者警報シ
    ステムにおいて、 (a)歩行者が通常所持する物品に設けられる受動型デ
    ータキャリアと、 (b)無線を送信するとともに、前記受動型データキャ
    リアの接近情報を受信する無線車載読み取り装置とを備
    え、 (c)前記受動型データキャリアの接近情報を前記無線
    車載読み取り装置により受信して、歩行者の接近を報知
    することを特徴とする歩行者警報システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歩行者警報システムにお
    いて、前記受動型データキャリアは、電磁誘導方式によ
    る受信手段と発信手段とを具備することを特徴とする歩
    行者警報システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の歩行者警報システムにお
    いて、前記通常所持する物品は、アタッシュケース、
    杖、ランドセル、ネームプレート又は帽子であることを
    特徴とする歩行者警報システム。
JP10028257A 1998-02-10 1998-02-10 歩行者警報システム Withdrawn JPH11232411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10028257A JPH11232411A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 歩行者警報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10028257A JPH11232411A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 歩行者警報システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11232411A true JPH11232411A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12243526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10028257A Withdrawn JPH11232411A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 歩行者警報システム

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JP (1) JPH11232411A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013016142A (ja) * 2011-06-10 2013-01-24 Sanyo Electric Co Ltd 無線装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013016142A (ja) * 2011-06-10 2013-01-24 Sanyo Electric Co Ltd 無線装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510