JPH11232278A - 情報源推薦装置 - Google Patents

情報源推薦装置

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JPH11232278A
JPH11232278A JP10029646A JP2964698A JPH11232278A JP H11232278 A JPH11232278 A JP H11232278A JP 10029646 A JP10029646 A JP 10029646A JP 2964698 A JP2964698 A JP 2964698A JP H11232278 A JPH11232278 A JP H11232278A
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Mitsuru Oda
充 織田
Toshiaki Minami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーワード等の情報を用いることなく、現時
点おいて利用者が参照している情報源と関連性が高い情
報源を推薦できるようにすること。 【解決手段】 入力部1へ推薦開始要求が入力される
と、現情報源列記録部2は、現時点における現情報源列
を推薦情報決定部5へ送る。また、参照情報源列格納部
3は、参照情報源列群を次情報源候補記録部4および推
薦情報決定部5へ送る。次情報源候補記録部4は、参照
情報源列群に含まれる情報源群を、次情報源候補群とし
て推薦情報決定部へ送る。推薦情報決定部5は、次参照
情報源候補群に含まれる各々の情報源に対して、現情報
源列、参照情報源群、次情報源候補群を用い、その評価
値を評価値計算手段51により計算する。推薦順序決定
手段52は、上記評価値を基に、次情報源候補群に含ま
れる各々の情報源間の推薦順序を決定し、その推薦順序
に関する情報を推薦情報源出力部6へ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】近年のインターネット等のネ
ットワーク技術の発展により、いままでは独立していた
データベース、サーバ等の計算機システムにより実現さ
れた情報源が互いに通信路によりリンクされたネットワ
ークを構成し、多数の利用者がネットワークを通じて多
種多様な情報を含む多数の情報源を利用することが可能
となった。しかしWWWにおけるWeb文書に見られる
ように、利用者が利用可能な情報源が膨大な数になると
いう状況が生じている。このため利用者にとって有益な
情報を含むと推定される情報源を、膨大な数の情報源群
から利用者に代わり選別、利用者に対して推薦する支援
が必要とされている。
【0002】本発明は、複数存在する情報源群から順次
情報源を参照しつつ情報収集を行う利用者に対して、現
時点参照している情報源、また利用者が直接指定した情
報源と関連性が高いと推察される情報源を、次点におい
て参照する情報源として推薦する情報源推薦装置に関す
る。なお、本発明において、”情報源”を、情報を利用
する際の参照先として指定する必要があるデータベー
ス、文書ファイル等の情報が蓄積される格納場所を表す
用語として用いる。
【0003】
【従来の技術】Web文書、ネットニュース、有用な人
間等の多量の情報源から、利用者の利用する情報源の選
択する負荷を軽減する目的で、利用者に対して有用と推
測される情報源を選択、推薦する推薦システムが提案さ
れている。これら推薦システムで採用されている推薦方
法をどのような情報を用いて推薦するかで大別すれば、
代表的な推薦方法としてcontent-based recommendation
(内容に基づく推薦)による推薦方法、collaborative
recommendation(協調に基づく推薦)による推薦方法が
ある。前者のcontent-based recommendationによる推薦
方法は、キーワード検索に代表される情報検索の延長上
にある推薦方法で、利用者は自身の意図に合う情報を有
する情報源を指定する条件を規定する情報(キーワード
等)を入力し、その条件を満たす情報源を推薦する推薦
方法である。また後者のcollaborative recommendation
による推薦方法は、他者の評価を利用する推薦方法で、
利用者の特徴を表す情報(ユーザプロファイル等)と類
似な情報を持つ(単数あるいは多数の)評価者が高い評
価を与えた情報源を推薦する推薦方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したcontent-base
d recomendation には、利用者が適切なキーワード等の
情報源を指定する条件を発想できず、利用者が必要とす
る情報源の推薦を受けられないという問題点がある。ま
たcollaborative recommendationには、一般に利用者が
推薦を利用するが、情報源に対する評価情報を入力しな
いという傾向(タグ乗りの問題)があり、推薦システム
が有益な推薦を行うに充分な評価情報を収集できないと
いう問題点がある。
【0005】本発明は上記した事情を考慮してなされた
ものであって、その目的とするところは、複数存在する
情報源群から情報源を選択、参照し情報収集を行う情報
源の利用者に対して、現時点おいて利用者が参照してい
る情報源、また利用者が直接指定した情報源と関連性が
高いと推察される情報源を、次点において参照する情報
源として推薦するに際し、過去において利用者が行った
情報収集における情報源の参照履歴から、推薦に必要な
情報を自動収集することにより、利用者により与えられ
るキーワード等の情報がない、あるいは、不十分であっ
たとしても、利用者に対して適切な情報源の推薦を行え
るようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において、”情報
源列”,”現情報源”,”現情報源列”,”参照情報源
列”の各用語を以下の意味で用いる。 情報源列:利用者が情報収集過程において参照した
情報源の時系列。 現情報源:現時点において参照している情報源。 現情報源列:利用者が現時点における情報収集過程
において、現時点までに参照している情報源の時系列。 参照情報源列:利用者により過去において実行され
た情報収集において参照された情報源の時系列。
【0007】また、本発明において、情報源群の”共起
性”とは、注目する情報源群に含まれる情報源が参照情
報源列上に共に出現する性質を意味するものとする。共
起性の程度が高い情報源からなる情報源群に含まれる情
報源は、同時に参照される頻度が高い情報を含む情報源
群である。したがってこのような情報源からなる情報源
群は、それに含まれる情報源の情報を集めた結果得られ
る情報全体として有用な情報となる可能性が高い。した
がって、より共起性が相対的に高い情報源群が有する情
報は、共起性が相対的に低い情報源群が有する情報よ
り、より有用な情報となる可能性が高い。さらに情報源
群の”順序関係を満たす共起性”とは、注目する情報源
群に含まれる情報源間に成立する参照情報源列上での順
序関係が与えられたとき、その順序関係を満たす情報源
群が参照情報源列上に出現する性質を意味するものとす
る。順序関係を満たす共起性の程度が高い情報源からな
る情報源群に含まれる情報源は、その順序関係で参照さ
れる可能性が高い情報源群である。したがってこのよう
な情報源からなる情報源群は、それに含まれる情報源の
情報を集めた結果得られる情報を、その順序関係で参照
することで有用な情報となる可能性が高い。
【0008】本発明は、上記情報源群の”共起性”、”
順序関係を満たす共起性”に関する頻度を用いて、各次
参照情報源に対する評価値を計算し、評価値の高いもの
を次参照情報源として推薦するようにしたものであり、
本発明においては、次のようにして前記課題を解決す
る。図1は本発明の原理構成図であり、1は利用者が要
求を入力する手段を備えた入力部、2は利用者が現時点
において実行している情報収集において現時点までに参
照した情報源の時系列に対応する参照履歴を記録する手
段を備えた現情報源列記録部、3は、過去実行された情
報収集において参照された情報源の時系列に対応する参
照履歴を格納するとともに、現情報源列記録部において
記録された参照履歴を新たに登録する手段を備えた参照
情報源列格納部である。なお、参照情報源列格納部3を
共有とし、複数の装置からアクセスできるように構成す
ることもできる。
【0009】4は上記参照情報源列格納部3において格
納された参照履歴に現れる情報源を、利用者が次点にお
いて参照可能な情報源として記録する手段を備えた次情
報源候補群記録部、5は推薦情報源決定部であり、次情
報源候補群記録部4に記録された次情報源候補情報源の
評価値を計算する評価値計算手段51と、次情報源候補
群記録部4に記録された情報源間の推薦順序として、評
価値計算手段51により求められた評価値がより高い情
報源をより優先的に推薦する推薦順序決定手段52を具
備する。また、6は推薦情報源出力部であり、推薦情報
源決定部において決定された推薦順序を、利用者に対し
て表示する。
【0010】上記評価値計算手段51は、前記した”共
起性”もしくは”順序関係を満たす共起性”に関する評
価値を次のようにして求める。 共起性に関する評価値 上記参照情報源列格納部3に格納された情報源の時系列
群の部分であって、かつ、上記現情報源列記録部2に記
録された情報源の時系列に含まれる少なくとも一つ以上
の情報源が現れる情報源列群について、該情報源列群に
含まれる全ての情報源が現れた後に、上記次情報源候補
群記録部4に記録された情報源が現れる時系列が出現す
る第1の頻度を計算する。また、上記参照情報源列格納
部に格納された情報源の時系列であって、上記次情報源
候補群記録部4に記録された情報源が現れる情報源列群
について、上記次情報源候補群記録部4に記録された情
報源が現れる以前に、現情報源列記録部2に記録された
情報源の時系列に含まれる少なくとも一つ以上の情報源
からなる情報源群に含まれる全ての情報源の時系列が出
現する第2の頻度を計算する。そして、次情報源候補群
記録部に記録された情報源に対する評価として、第1の
頻度または第2の頻度が高い場合により高い評価値を設
定する 順序関係を満たす共起性に関する評価値 上記(1) と同様に第1の頻度、第2の頻度を計算し、第
1の頻度、第2の頻度が共に高い場合に、高い評価値を
設定する。
【0011】上記構成に加え、図1に点線で示した次の
機能を付加することができる。 (1) 現在利用者が参照するために選択した情報源の次に
参照可能な情報源群を探索する手段を備えた次参照情報
源発見部7を設け、推薦情報源決定部5において推薦さ
れる情報源の候補を、次参照情報源発見部7において探
索された情報源群に制限し、また、推薦情報源決定部7
において推薦される情報源の候補に、次参照情報源発見
部7において探索された情報源群を追加する。 (2) 現情報源列記録部において記録された現在の情報収
集過程において参照した情報源の参照履歴を用いずに、
それに代わる情報を直接利用者が指定可能にする現情報
源列指定部8を設け、利用者が入力部に対して情報源の
時系列に対応する情報を入力した場合、現時点において
実行している情報収集において現時点までに参照してい
る情報源の時系列に対応する情報の代わりに、上記利用
者が入力した情報源の時系列の情報を用いる。 (3) 推薦根拠出力部9を設け、推薦情報源と共に、該情
報源の推薦根拠を表示する。
【0012】また、前記したように、参照情報源列格納
部3を共有とし、入力部1、現情報源列記録部2、次情
報源候補群記録部4、推薦情報源決定部5、推薦情報源
出力部6等を備えた複数の装置からアクセスできるよう
に構成することもできる。本発明においては、上記した
ように評価が高い情報源を候補して表示する機能を備
え、利用者は情報収集過程において、推薦を受けるため
になんら特別な情報を装置に与えることなく、次点にお
いて参照する情報源の推薦を受けることが可能となる。
また、参照情報源列格納部3を共有とすることにより、
過去において実行された情報収集過程で参照された情報
源の履歴情報(参照された情報源列)を、各利用者が共
有することが可能となり、互いに他の利用者の履歴情報
を使用した推薦を受けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は本発明の第1および第2の
実施例の情報源推薦装置の構成を示す図である。同図に
おいて、1は入力部であり、入力部1から利用者は、情
報源の推薦開始または推薦終了要求を入力する。2は現
情報源列記録部であり、利用者が現時点において実行し
ている情報収集において現時点までに参照している情報
源の時系列である現情報源列を記録し、入力部1に入力
された要求に応じ記録された現情報源列に関する情報を
出力する。3は参照情報源列格納部であり、過去実行さ
れた情報収集において参照された情報源の時系列である
参照情報源列を格納するとともに、入力部1に入力され
た要求に応じ、格納された参照情報源列の出力、および
現情報源列記録部2において記録された現情報源列を新
たな参照情報源列として登録する。
【0014】4は次情報源侯補群記録部であり、参照情
報源列格納部3において格納された参照履歴に現れる情
報源を、利用者が次点において参照可能な情報源として
記録する。5は推薦情報源決定部であり、現情報源列記
録部2において記録された現情報源列および参照情報源
列格納部3において格納された参照情報源列群から、参
照情報源列群に含まれる参照情報源列に現れる全ての情
報源を情報源候補とし、後述する手法により評価値を計
算し推薦順序を決定する評価値計算手段51および推薦
順序決定手段52により、利用者に対して次点における
参照する情報源として推薦する情報源の推薦順序を決定
する。6は推薦情報源出力部であり、推薦情報源決定部
5において決定された推薦順序に従い、利用者に対して
次点における参照する情報源として推薦する情報源を表
示する。
【0015】図3は本発明の第1、第2の実施例の情報
源推薦装置における処理手順を示す図である。なお、第
1の実施例と第2の実施例の情報源推薦装置の違いは、
評価値計算手段51おける処理内容にあり、図2におい
ては処理S4の違いとして現れる。ここでは、まず、図
2により全体の処理について説明し、ついで、第1の実
施例と第2の実施例における評価値計算処理を図4、図
5により説明する。 ・処理S1:利用者の要求が入力部1へ入力されるまで
待機する。次に利用者の要求が入力部1へ入力された場
合、処理S2を行う。 ・処理S2:入力が表す要求が推薦開始要求であった場
合、入力部1は、現情報源列記録部2および参照情報源
列格納部3へ推薦開始信号を送った後、推薦開始要求に
対する処理S3からS6を順次行う。 また入力部1へ入力された要求が推薦終了要求であった
場合、入力部1は、現情報源列記録部2および参照情報
源列格納部3へ推薦終了信号を送り、推薦終了要求に対
する処理S7を行う。 ・処理S3:入力部1より推薦開始信号を送られた現情
報源列記録部2は、現時点における現情報源列を推薦情
報決定部5へ送る。また入力部1より推薦開始信号を送
られた参照情報源列格納部3は、参照情報源列格納部3
に格納された参照情報源列群を次情報源候補記録部4お
よび推薦情報決定部5へ送る。入力部1より推薦開始信
号が、また参照情報源列格納部3より参照情報源列群が
送られた次情報源候補記録部4は,参照情報源列群に含
まれる情報源群を、次情報源候補群として、推薦情報決
定部へ送る。
【0016】上記次情報源候補は次のように選定され
る。図6に示すように、上記参照情報源列格納部3に格
納された情報源の時系列群A1,A2,A3,…の部分
であって、かつ、上記現情報源列記録部2に記録された
現情報源の時系列aに含まれる少なくとも一つ以上の情
報源〔a1〕、〔a1,a2〕もしくは〔a1,a2,
a3,…〕が現れる情報源列群の次に現れる可能性のあ
る情報源b2を次情報源候補とする。ここで、一例とし
てWeb文書を情報源(以下、必要に応じて”情報源”
を”文書”と言う)として、文書側に張られた参照リン
クを辿りながら順次文書に含まれる情報を収集する場合
について説明する。
【0017】図7は文書が参照リンクにより結び付けら
れている様子を示す図であり、円は個々の異なる文書を
表し、円に付けられた数字は文書の識別子である。ま
た、円を結ぶ直線はその両端に位置する文書が互いに参
照リンクにより結び付けられていることを示す。図7に
おいて、事前に文書列A1:〔文書1,2,3,4〕、
A2:〔文書2,5,6,3〕およびA3:〔文書8,
9,3,4〕に対応する情報収集がなされ、これらの文
書列が参照情報源列格納部3に格納されているとする。
ついで、新たな文書収集として文書列1,2,3の情報
収集が行われ、これらの文書列が現情報源列記録部2に
記録され、現時点で参照している文書3の次に、参照候
補となる次情報源候補を選定する場合を想定する。
【0018】この場合、文書3を含む参照情報源列はA
1,A2,A3であり、参照情報源列群A1,A2,A
3においては、文書3の次に、文書4,6,9が現れる
可能性がある。したがって、この場合には、図8に示す
ように文書4,6,9が次情報源候補となる。なお、図
7、図8では、説明を容易にするため、参照情報源列群
A1,A2,A3が全て現情報源である文書3を含み、
また、現情報源列の文書1,2,3の内、文書3のみに
着目して次情報源候補を選定する場合について説明して
いるが、前記図6で説明したように、実際には文書3を
含まない参照文書列が存在してもよいし、また、現情報
源列の内の文書3だけでなく、文書1または文書2を含
む参照情報源列に着目して次情報源候補を選定するよう
にしてもよい。
【0019】図3に戻り、現情報源列記録部2より現情
報源列が、参照情報源列格納部3より参照情報源群が、
また以上のようにして選定された次情報源候補群が送ら
れた推薦情報決定部5は、次情報源候補群に含まれる全
ての情報源を次点において参照される情報源候補として
設定する。 ・処理S4:推薦情報決定部5は、次参照情報源候補群
に含まれる各々の情報源に対して、現情報源列、参照情
報源群、次情報源候補群を用い、その評価値を評価値計
算手段51を用い計算する。なお、評価値の計算につい
ては、図4,図5のフローチャートにより後述する。 ・処理S5:推薦順序決定手段52は、上記各次情報源
候補に対する評価値を基に、次情報源候補群に含まれる
各々の情報源間の推薦順序を決定し、その推薦順序に関
する情報を推薦情報源出力部6へ送る。 ・処理S6:推薦情報決定部5から次情報源候補群に含
まれる各々の情報源間の推薦順序に関する情報が送られ
た推薦情報源出力部6は、その内容を利用者に対して表
示する。その後、処理S1へ戻る。 ・処理7:入力部1より推薦終了信号を送られた現情報
源列記録部2は、現時点における現情報源列を参照情報
源列格納部3へ送る。また入力部1より推薦開始信号を
送られた参照情報源列格納部3は、現情報源列記録部2
から送られた現情報源列を新たな参照情報源列として格
納する。この後、情報源推薦装置は全体の処理を終了す
る。
【0020】次に、本発明の第1の実施例と第2の実施
例における評価値の計算について説明する。図4は第1
の実施例における評価値の計算処理を説明するフローチ
ャートであり、図4は図3における処理4をさらに詳細
化した処理手順である。第1の実施例と第2の実施例で
は処理4の内容のみが相違するので、ここでは図3にお
ける処理4のみについて説明する。図4の処理S41に
おいて、現情報源列、参照情報源列群を用い、各次参照
情報源に対する共起性に関する頻度を計算する。つい
で、処理S42において、共起性に関する頻度を用い
て、各次参照情報源に対する評価値を計算する。
【0021】ここで、”共起性”とは前記したように、
注目する情報源群に含まれる情報源が参照情報源列上に
共に出現する性質を意味する。なお、後述する”順序関
係を満たす共起性”は、前記したように注目する情報源
群に含まれる情報源間に成立する参照情報源列上での順
序関係が与えられたとき、その順序関係を満たす情報源
群が参照情報源列上に出現する性質を意味しており、”
共起性”と区別して用いている。すなわち、図9(a)
に示すように、情報源Aの次に情報源Bが現れる頻度が
高い場合、もしくは、情報源Bの前に情報源Aが現れる
頻度が高い場合(この場合は両方の頻度が高くなくても
よい)を共起性に関する頻度が高いといい、また、図9
(b)に示すように、情報源Aの次に情報源Bが現れる
頻度が高く、かつ情報源Bの前に情報源Aが現れる頻度
が高い場合を”順序関係を満たす共起性”に関する頻度
が高いという。
【0022】上記共起性に関する頻度による評価値は具
体的には次にように計算される。ここで、 PS:現時点までに利用者が辿った全て文書列を重複を
許し含む文書列集合。 A:次点において参照可能な情報源候補に対応する文書
の集合。 T:Aに含まれるある文書。 L:現時点における情報収集において参照し現情報源列
に対応する文書列。 C(PS):PSに含まれる文書列数。 C(PS、L):PSに含まれる文書列において、文書
列Lに含まれる文書よりなる文書集合の任意の部分集合
に含まれる文書全てが出現する文書列の個数。 C(PS、T):PSに含まれる文書列において、文書
Tが出現する文書列の個数。 C(PS、L、T):PSに含まれる文書列において、
文書列Lに含まれる文書よりなる文書集合の任意の部分
集合に含まれる文書全てが出現した後に、文書Tが出現
する文書列の個数。 o+(PS、L、T):時間軸正方向での出現頻度に対
応。C(PS、L、T)/C(PS、L)で与える。 o−(PS、L、T):時間軸逆方向での出現頻度に対
応。C(PS、L、T)/C(PS、T)で与える。 以上の定義の下で、現在の情報収集において、文書Tを
PSの基で推薦対象とすることに対する評価値v(P
S、L、T)は、下記式(1)で与えられる。
【0023】 v(PS、L、T)={λ・o+(PS、L、T)}+
{(1−λ)・o−((PS、L、T)} (1)
【0024】ただし式(1)において、λは、o+(P
S、L、T)およびo−((PS、L、T)が評価値v
(PS、L、T)に与える影響を調整する0≦λ≦1で
あるパラメータである。本実施例ではλ=0.5として
いる。なお、上記式(1)ではo+(PS、L、T)、
o−(PS、L、T)を用いて評価値を計算する場合に
ついて説明したが、例えば次の式(1’)により評価値
を計算してもよい。 v(PS、L、T)={o+(PS、L、T)} (1’)
【0025】図5は第2の実施例における評価値の計算
処理を説明するフローチャートであり、図5は前記と同
様図3における処理4をさらに詳細化した処理手順であ
る。図5の処理S41において、現情報源列、参照情報
源列群を用い、各次参照情報源に対する順序関係を満た
す共起性に関する頻度を計算する。ついで、処理S42
において、順序関係を満たす共起性に関する頻度を用い
て、各次参照情報源に対する評価値を計算する。本実施
例における評価値の計算は次の(2)式で与えられる。
【0026】 v(PS、L、T)={λ・o+(PS、L、T)}・
{(1−λ)・o−((PS、L、T)} (2)
【0027】なお、PS,L,T,λ,o+(PS、
L、T),o−((PS、L、T)は前記したのと同義
である。図10、図11に前記図7、図8に示した例に
おける評価値の計算例を示す。なお、図10は推薦情報
決定部5のテーブルに記録された参照情報源列を示し、
図11は推薦情報決定部5のテーブルに記録された評価
値を示している。同図に示すように、この場合には、文
書4の評価値が最も高く、次点において参照する文書と
して推薦する順序は、文書4、6、9の順になる。
【0028】図12は、本発明の第3の実施例の情報源
推薦装置の構成を表す図である。図中、1、2、3、
4、5、6は、第1、第2の実施例における機能部1、
2、3、4、5、6と同様な機能部、7は次参照情報源
発見部であり、次参照情報源発見部7は入力部1に入力
された要求に応じ現在利用者が参照するために選択した
情報源の次点に参照可能な情報源群を発見する。次参照
情報源発見部7は、次の機能を持ち、例えばハイパーテ
キストからの情報収集支援の場合には、サーチエンジン
等を使用することができる。 例えばWeb文書において、次情報源候補記録部4
に記録された情報源の内、現情報源とリンク関係にない
ものを次情報源候補から削除する。例えば、過去に参照
した時点ではリンク関係にあったが、現在ではリンク関
係にない情報源は参照することができない。そこで、こ
のような情報源を次情報源候補から削除する。 参照情報源列格納部3には格納されていないが、現
情報源とリンク関係にある情報源を検索し、これを次情
報源候補とする。なお、この場合には頻度を計算するこ
とができないので、例えばデフォルトの頻度を与えてお
き、これ利用して評価値を計算することとなる。
【0029】図13は第3の実施例の情報源推薦装置に
おける処理手順を示すフローチャートであり、本実施例
の動作を図13により説明する。なお、本実施例の情報
源推薦装置における処理手順と、第1、第2の実施例の
情報源推薦装置における処理手順の違いは、処理S3の
部分に現れるので、ここでは処理S3の部分の説明のみ
行う。 ・処理S3:入力部1より推薦開始信号を送られた現情
報源列記録部2は、現時点における現情報源列を推薦情
報決定部5へ、また現情報源を次参照情報源候補発見部
7へ送る。また入力部1より推薦開始信号を送られた参
照情報源列格納部3は、参照情報源列格納部3に格納さ
れた参照情報源列群を、次情報源候補記録部4および推
薦情報決定部5へ送る。現情報源列記録部2から現情報
源列の情報が送られた次参照情報源候補発見部7は、現
情報源列記録部2から送られた現情報源列の情報を基
に、次参照情報源候補群を発見し、その情報を次情報源
候補記録部4へ送る。次に、参照情報源列格納部3から
参照情報源列群を、次参照情報源候補発見部7から次参
照情報源候補群が送られた次情報源候補記録部4は、そ
れら共通に含まれる情報源および次参照情報源候補発見
部7で新たに発見された情報源からなる情報源群を、新
たに次参照情報源候補群とし、推薦情報決定部5へ送
る。現情報源列記録部2より現情報源列が、また参照情
報源列格納部3より参照情報源列群が、また次情報源候
補記録部4より次参照情報源候補群が送られた推薦情報
決定部5は、次参照情報源候補発見部7より送られた次
参照情報源候補群を新たな次参照情報源候補群として設
定する。
【0030】図14は、本発明の第4の実施例の情報源
推薦装置の構成を表す図である。図中、1、2、3、
4、5、6は、第1、第2の実施例における機能部1、
2、3、4、5、6と同様な機能部である。8は現情報
源列指定部であり、入力部1に入力された要求に応じ、
利用者が入力部1に対して入力した、現時点において実
行している情報収集において現時点までに参照している
情報源の時系列に対応する情報を記録する。本実施例の
情報源推薦装置における処理手順を、図15のフローチ
ャートにより説明する。本実施例の情報源推薦装置にお
ける処理手順は、第1、第2の実施例の情報源推薦装置
における処理手順において、処理S8、S9が追加され
た点、および処理S2が終了した後、処理S8を行う部
分のみ異なる。以下、処理S8、S9の部分の説明のみ
行う。 ・処理S8:利用者が指定した現情報源列が入力部1へ
入力されたならば処理S9を行い、もし入力されなけれ
ば処理S3を行う。 ・処理S9:入力部1より入力された利用者が指定した
現情報源列に関する情報を、現情報源列指定部8から現
情報源列記録部2へ送る。 現情報源列記録部2は、現情報源列指定部8から送られ
た現情報源列に関する情報を自身の記録している情報源
の代わりに、現情報源列の情報として推薦情報決定部5
へ送る。
【0031】図16は、本発明の第5の実施例の情報源
推薦装置の構成を示す図である。図中、1,2,3,
4,5,6は、第1、第2の実施例における機能部1,
2,3,4,5,6と同様な機能部、9は推薦根拠出力
部であり、推薦情報源出力部7が推薦する情報源と共
に、さらに情報源が現れる組に含まれる情報源群を先情
報源の推薦根拠として表示するものである。推薦根拠と
しては、例えば、情報源を推薦する根拠となった参照情
報源列、次情報源候補の評価値等が出力される。第5の
実施例の情報源推薦装置における処理手順を、図17に
示したフローチャートにより説明する。本実施例の情報
源推薦装置における処理手順は、第1、第2の実施例の
情報源推薦装置における処理手順に対して、処理S10
が追加された点が異なる。以下、処理S10の部分の説
明のみ行う。 ・処理S10:推薦情報源出力部6において表示された
推薦情報源に対する根拠となる情報源列を推薦根拠出力
部9で表示する。
【0032】図18は、第6の実施例の情報源推薦装置
の構成を示す図であり、本実施例は、前記第2〜第5の
実施例の情報源推薦装置が備える全ての機能部を備えた
情報源推薦装置を示している。図中、1,2,3,4,
5,6,7,8,9は、第2〜第5の実施例における機
能部1,2,3,4,5,6,7,8,9と同様な機能
部である。本実施例の情報源推薦装置における処理手順
を図19のフローチャートに示す。本実施例の情報源推
薦装置における処理手順は、前記した第1〜第5の実施
例の処理手順の組み合わせであり、各処理は前述した通
りである。
【0033】図20は、本発明の第7の実施例の情報源
推薦装置の構成を示す図である。図中、機能部101,
…,10nは、第6の実施例における情報源推薦装置か
ら参照情報源列格納部3を除いた装置に対応する機能部
であり、本実施例の情報源推薦装置は、これら複数の機
能部が互いに参照情報源列格納部3を共有するように構
成したものである。本実施例の情報源推薦装置における
処理手順は、各機能部101,…,10nの個々の機能
部に注目した場合、第6の実施例の情報処理装置と同様
となる。本実施例においては、機能部101,…,10
nが互いに参照情報源列格納部3を共有しているので、
自分が過去に参照した情報源に加え、他者が過去に参照
した参照情報源列をも用いて次情報源候補を得ることが
できる。このため、次情報源候補を得るための参照情報
源列を増やすことができ、適切な次情報源候補を得る可
能性を増大させることができる。
【0034】図21は本実施例をWeb文書推薦装置に
適用した場合の構成例を示す図である。同図において、
101は共有データベースを持たない個々の利用者が利
用する個別の情報源推薦装置であり、11はキーボード
等で実現される前記した入力部1に対応する入力装置、
12はCPU、メモリ等で実現される計算機装置であり
前記した推薦情報源決定部5および次参照情報源候補発
見部7等に対応した機能を果たす。特に次参照情報源候
補発見部7は、従来のサーチエンジン等の検索装置を用
いて実現可能である。13はCRT等で実現される、推
薦情報源出力部6および推薦根拠出力部9に対応する表
示装置である。14はハードディスク、メモリ等で実現
される内部記憶装置であり、現情報源列記録部2および
次情報源候補記録部4で記録される情報を格納する。ま
た102,103,…は101と同様な装置である。3
0はこれらの情報源推薦装置10−1,…が参照履歴を
共有するための参照情報源列格納部3に対応する、デー
タベース等で実現される外部記憶装置であり、40はこ
れらの情報源推薦装置が参照する文書群を格納するデー
タベース等で実現される外部記憶装置であり、20は個
々の情報源推薦装置101,102,103,…,が上
記外部記憶装置30、40にアクセスするための通信路
である。
【0035】図21に示す装置によれば、前記図7、図
8で説明したように、Web文書を情報源とし、文書間
に張られた参照リンクを辿りながら順次文書に含まれる
情報を情報収集を行う情報収集過程において、次点で参
照するWeb文書を推薦することができ、例えば前記図
12に示したように、次情報源候補の評価値を求めて、
その結果により次候補となる適切な文書を表示すること
ができる。また、過去において実行された情報収集過程
で参照された情報源の履歴情報を、各利用者が共有する
ことが可能となり、互いに他の利用者の履歴情報を使用
した推薦を受けることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、利用者が過去および現時点での情報収集過程で順次
参照した情報源の時系列に当たる情報源参照履歴を利用
して、利用者が直接指定した情報源と関連性が高いと推
察される情報源を、次に参照する情報源として推薦して
いるので、利用者に対して利用者自身が望む情報を絞り
込むためのキーワード、また自身の意図の傾向を表す情
報であるユーザプロファイル等の情報提供の必要がな
い。このため、本発明の情報源推薦装置の利用者は、支
援を受けるのに必要な負荷が低い利点を有する。また、
過去において実行された情報収集過程で参照された情報
源の履歴情報を、各利用者で共有することにより、互い
に他の利用者の履歴情報を使用した推薦を受けることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の第1、第2の実施例の情報推薦装置の
構成を示す図である。
【図3】第1、第2の実施例の情報源推薦装置における
処理手順を示す図である。
【図4】第1の実施例における評価値の計算処理を説明
するフローチャートである。
【図5】第2の実施例における評価値の計算処理を説明
するフローチャートである。
【図6】次情報源候補の選定を説明する図である。
【図7】Web文書のリンク関係の一例を示す図であ
る。
【図8】図7における次参照情報候補の一例を示す図で
ある。
【図9】共起性”と”順序関係を満たす共起性”を説明
する図である。
【図10】参照情報源列の一例を示す図である。
【図11】次候補となる文書の評価値の一例を示す図で
ある。
【図12】本発明の第3の実施例の情報源推薦装置の構
成を表す図である。
【図13】第3の実施例の情報源推薦装置における処理
手順を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施例の情報源推薦装置の構
成を表す図である。
【図15】第4の実施例の情報源推薦装置における処理
手順を示す図である。
【図16】本発明の第5の実施例の情報源推薦装置の構
成を示す図である。
【図17】第5の実施例の情報源推薦装置における処理
手順を示す図である。
【図18】本発明の第6の実施例の情報源推薦装置の構
成を示す図である。
【図19】第6の実施例の情報源推薦装置における処理
手順を示す図である。
【図20】本発明の第7の実施例の情報源推薦装置の構
成を示す図である。
【図21】第7の実施例をWeb文書推薦装置に適用し
た場合の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 現情報源列記録部 3 参照情報源列記録部 4 次情報源候補群記録部 5 推薦情報源決定部 51 評価値計算手段 52 推薦順序決定手段 6 推薦情報源出力部 7 次参照情報源候補発見部 8 現参照情報源列指定部 9 推薦根拠出力部 101,…,10n 機能部 11 入力装置 12 計算機装置 13 表示装置 14 内部記憶装置 20 通信路 30 外部記憶装置 40 外部記憶装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報源を参照し情報収集を行う利
    用者に対して、利用者が次点で参照可能な情報源群か
    ら、次点で参照する情報源として推薦する情報源を選択
    し、利用者に対して表示する情報源推薦装置であって、 利用者が要求を入力する手段を備えた入力部と、 利用者が現時点で実行している情報収集において現時点
    までに参照した情報源の時系列に対応する参照履歴を記
    録する手段を備えた現情報源列記録部と、 過去実行された情報収集で参照された情報源の時系列に
    対応する参照履歴を格納するとともに、上記現情報源列
    記録部において記録された参照履歴を新たに登録する手
    段を備えた参照情報源列格納部と、 上記参照情報源列格納部に格納された情報源を、利用者
    が次点において参照可能な情報源として記録する手段を
    備えた次情報源候補群記録部と、 次情報源候補群記録部に記録された次情報源候補情報源
    の評価値を計算する評価値計算手段と、 次情報源候補群記録部に記録された情報源間の推薦順序
    として、評価値計算手段により求められた評価値がより
    高い情報源をより優先的に推薦する推薦順序決定手段を
    有する推薦情報源決定部と、 推薦情報源決定部において決定された推薦順序を、利用
    者に対して表示する手段を有する推薦情報源出力部とを
    備え、 上記評価値計算手段は、上記参照情報源列格納部に格納
    された情報源の時系列群の部分であって、かつ、上記現
    情報源列記録部に記録された情報源の時系列に含まれる
    少なくとも一つ以上の情報源が現れる情報源列群につい
    て、 上記情報源列群に含まれる全ての情報源とともに、上記
    次情報源候補群記録部に記録された情報源が現れる時系
    列が出現する頻度を求めて、該頻度に基づき評価値を設
    定することを特徴とする情報源推薦装置。
  2. 【請求項2】 複数の情報源を参照し情報収集を行う利
    用者に対して、利用者が次点で参照可能な情報源群か
    ら、次点で参照する情報源として推薦する情報源を選択
    し、利用者に対して表示する情報源推薦装置であって、 利用者が要求を入力する手段を備えた入力部と、 利用者が現時点において実行している情報収集において
    現時点までに参照した情報源の時系列に対応する参照履
    歴を記録する手段を備えた現情報源列記録部と、 過去実行された情報収集において参照された情報源の時
    系列に対応する参照履歴を格納するとともに、現情報源
    列記録部において記録された参照履歴を新たに登録する
    手段を備えた参照情報源列格納部と、 上記参照情報源列格納部において格納された参照履歴に
    現れる情報源を、利用者が次点において参照可能な情報
    源として記録する手段を備えた次情報源候補群記録部
    と、 次情報源候補群記録部に記録された次情報源候補情報源
    の評価値を計算する評価値計算手段と、 次情報源候補群記録部に記録された情報源間の推薦順序
    として、評価値計算手段により求められた評価値がより
    高い情報源をより優先的に推薦する推薦順序決定手段を
    有する推薦情報源決定部と、 推薦情報源決定部において決定された推薦順序を、利用
    者に対して表示する手段を有する推薦情報源出力部とを
    備え、 上記評価値計算手段は、上記参照情報源列格納部に格納
    された情報源の時系列群の部分であって、かつ、上記現
    情報源列記録部に記録された情報源の時系列に含まれる
    少なくとも一つ以上の情報源が現れる情報源列群につい
    て、 上記情報源列群に含まれる全ての情報源が現れた後に、
    上記次情報源候補群記録部に記録された情報源が現れる
    時系列が出現する第1の頻度と、 上記参照情報源列格納部に格納された情報源の時系列で
    あって、上記次情報源候補群記録部に記録された情報源
    が現れる情報源列群について、 上記次情報源候補群記録部に記録された情報源が現れる
    以前に、現情報源列記録部に記録された情報源の時系列
    に含まれる少なくとも一つ以上の情報源からなる情報源
    群に含まれる全ての情報源の時系列が出現する第2の頻
    度とを求め、 次情報源候補群記録部に記録された情報源に対する評価
    として、第1の頻度または第2の頻度が高い場合により
    高い評価値を設定することを特徴とする情報源推薦装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の情報源を参照し情報収集を行う利
    用者に対して、 利用者が次点で参照可能な情報源群から、次点で参照す
    る情報源として推薦する情報源を選択し、利用者に対し
    て表示する情報源推薦装置であって、 利用者が要求を入力する手段を備えた入力部と、 利用者が現時点において実行している情報収集において
    現時点までに参照した情報源の時系列に対応する参照履
    歴を記録する手段を備えた現情報源列記録部と、 過去実行された情報収集において参照された情報源の時
    系列に対応する参照履歴を格納するとともに、現情報源
    列記録部において記録された参照履歴を新たに登録する
    手段を備えた参照情報源列格納部と、 上記参照情報源列格納部において格納された参照履歴に
    現れる情報源を、利用者が次点において参照可能な情報
    源として記録する手段を備えた次情報源候補群記録部
    と、 次情報源候補群記録部に記録された次情報源候補情報源
    の評価値を計算する評価値計算手段と、 次情報源候補群記録部に記録された情報源間の推薦順序
    として、評価値計算手段により求められた評価値がより
    高い情報源をより優先的に推薦する推薦順序決定手段を
    有する推薦情報源決定部と、 推薦情報源決定部において決定された推薦順序を、利用
    者に対して表示する手段を有する推薦情報源出力部とを
    備え、 上記評価値計算手段は、上記参照情報源列格納部に格納
    された情報源の時系列群の部分であって、かつ、上記現
    情報源列記録部に記録された情報源の時系列に含まれる
    少なくとも一つ以上の情報源が現れる情報源列群につい
    て、 上記情報源列群に含まれる全ての情報源が現れた後に、
    上記次情報源候補群記録部に記録された情報源が現れる
    時系列が出現する第1の頻度と、 上記参照情報源列格納部に格納された情報源の時系列で
    あって、上記次情報源候補群記録部に記録された情報源
    が現れる情報源列群について、 上記次情報源候補群記録部に記録された情報源が現れる
    以前に、現情報源列記録部に記録された情報源の時系列
    に含まれる少なくとも一つ以上の情報源からなる情報源
    群に含まれる全ての情報源の時系列が出現する第2の頻
    度とを求め、 次情報源候補群記録部に記録された情報源に対する評価
    として、第1の頻度と第2の頻度が共に高い場合により
    高い評価値を設定することを特徴とする情報源推薦装
    置。
  4. 【請求項4】 現在利用者が参照するために選択した情
    報源の次に参照可能な情報源群を探索する手段を備えた
    次参照情報源発見部を備え、 推薦情報源決定部において推薦される情報源の候補を、
    上記次参照情報源発見部において探索された情報源群に
    制限し、また、推薦情報源決定部において推薦される情
    報源の候補に、上記次参照情報源発見部において探索さ
    れた情報源群を追加することを特徴とする請求項1,2
    または請求項3の情報源推薦装置。
  5. 【請求項5】 推薦情報源決定部において次参照情報源
    を決定する際に、現情報源列記録部において記録された
    現在の情報収集過程において参照した情報源の参照履歴
    を用いずに、それに代わる情報を直接利用者が指定可能
    にする現情報源列指定部を備え、 利用者が入力部に対して情報源の時系列に対応する情報
    を入力した場合、現時点において実行している情報収集
    において現時点までに参照している情報源の時系列に対
    応する情報の代わりに、上記利用者が入力した情報源の
    時系列の情報を用いることを特徴とする請求項1,2,
    3または請求項4の情報源推薦装置。
  6. 【請求項6】 複数の情報源を参照し情報収集を行う利
    用者に対して、利用者が次点で参照可能な情報源群か
    ら、次点で参照する情報源として推薦する情報源を選択
    し、利用者に対して表示する情報源推薦装置であって、 利用者が要求を入力する手段を備えた入力部と、 利用者が現時点において実行している情報収集において
    現時点までに参照した情報源の時系列に対応する参照履
    歴を記録する手段を備えた現情報源列記録部と、 上記参照情報源列格納部において格納された参照履歴に
    現れる情報源を、利用者が次点において参照可能な情報
    源として記録する手段を備えた次情報源候補群記録部
    と、 次情報源候補群記録部に記録された次情報源候補情報源
    の評価値を計算する評価値計算手段と、 次情報源候補群記録部に記録された情報源間の推薦順序
    として、評価値計算手段により求められた評価値がより
    高い情報源をより優先的に推薦する推薦順序決定手段を
    有する推薦情報源決定部と、 推薦情報源決定部において決定された推薦順序を、利用
    者に対して表示する手段を有する推薦情報源出力部とを
    備えた複数の機能部と、 上記複数の機能部により共有され、過去実行された情報
    収集において参照された情報源の時系列に対応する参照
    履歴を格納するとともに、現情報源列記録部において記
    録された参照履歴を新たに登録する手段を備えた参照情
    報源列格納部とから構成され、 各機能部の評価値計算手段は、上記参照情報源列格納部
    に格納された情報源の時系列群の部分であって、かつ、
    上記現情報源列記録部に記録された情報源の時系列に含
    まれる少なくとも一つ以上の情報源が現れる情報源列群
    について、 上記情報源列群に含まれる全ての情報源が現れた後に、
    上記次情報源候補群記録部に記録された情報源が現れる
    時系列が出現する第1の頻度と、 上記参照情報源列格納部に格納された情報源の時系列で
    あって、上記次情報源候補群記録部に記録された情報源
    が現れる情報源列群について、 上記次情報源候補群記録部に記録された情報源が現れる
    以前に、現情報源列記録部に記録された情報源の時系列
    に含まれる少なくとも一つ以上の情報源からなる情報源
    群に含まれる全ての情報源の時系列が出現する第2の頻
    度とを求め、 次情報源候補群記録部に記録された情報源に対する評価
    として、第1の頻度と第2の頻度に基づき評価値を設定
    することを特徴とする情報源推薦装置。
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