JP2015162135A - 情報検索装置、プログラム、および情報検索方法 - Google Patents

情報検索装置、プログラム、および情報検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テキストデータが間違えている、不十分である場合でも、このテキストデータから所望の情報を効率よく検索する。
【解決手段】介護履歴記録装置1は、通信端末2から受信した介護内容を示す音声データをテキストデータに変換し、この変換されたテキストデータに基づいて介護内容を表す定型の介護報告文を検索する。ここで、検索された定型の介護報告文が複数ある場合、これらの定型の介護報告文のなかに、検索に先立つ所定の有効期間内に記録された介護履歴に含まれる介護報告と関連性の高い介護報告文があるならば、この介護報告文を最終的な介護報告として選択する。そして、選択した介護報告および報告日時を含む介護履歴を記録するとともに、この介護報告を音声データに変換し、この変換された音声データを通信端末2に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テキストデータに基づいて情報を検索する情報検索技術に関する。
インターネットに存在するWebページ、Webサイト等の情報を検索する検索エンジン、文字入力システムにおける予測変換機能等において、テキストデータに基づいてデータベース等から情報を検索する情報検索技術が用いられている。例えば、特許文献1には、ユーザが入力したテキストデータから、ユーザの意図した単語(付属語)を、優先度の高い予測候補として得ることのできる文書作成装置が開示されている。この文書作成装置は、ユーザからテキストデータが入力されると、このテキストデータを先頭部分に持つ単語を予測候補としてデータベース(単語辞書)から検索する。そして、検索された予測候補のなかに付属語が含まれている場合、これらの付属語のうち、ユーザによって前回予測候補から選択された単語と接続可能な付属語に予測候補を絞り込む。
特開平9−274613号公報
例えば、ユーザが入力したテキストデータ(検索条件)が間違っている、不十分である等、ユーザが入力したテキストデータが検索条件として適切でない場合、ユーザの意図しない情報が大量に検索され、所望の情報を効率よく検索できないことがある。特許文献1に記載の技術を含む従来の情報検索技術は、この点について考慮されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、テキストデータが適切でない場合でも、このテキストデータから所望の情報を効率よく検索することのできる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、テキストデータに基づいて検索された情報が複数ある場合に、検索された複数の情報のうち、検索に先立って所定の有効期間内に検索された情報と関連性の高い情報の検索結果としての評価を高くした。ここで、関連性の高い情報とは、例えば、行動、状態等の遷移パターンにおいて、検索された情報が表す行動、状態等の前後に位置する行動、状態等を表す情報が該当する。この場合、有効期間は、遷移パターンにおいて、ある情報が表す行動、状態等から、その情報と関連性の高い情報が表す行動、状態等へ遷移するまで、あるいは、ある情報と関連性の高い情報が表す行動、状態等から、その情報が表す行動、状態等へ遷移するまでに要すると考えられる時間に応じて定められる。
例えば、本発明は、テキストデータに基づいて情報を検索する情報検索装置であって、
検索の実施毎に、当該検索において検索結果に採用された情報である採用情報の識別情報および当該検索の実施日時を含む検索履歴を記憶する検索履歴記憶手段と、
検索対象の情報毎に、当該情報を、当該情報の識別情報、当該情報を検索するための検索語、当該情報と関連する他の情報である参照情報の識別情報、および当該参照情報を参照可能とする有効期間に対応付けて記憶する情報記憶手段と、
前記テキストデータに含まれている検索語に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている情報を検索する情報検索手段と、
前記情報検索手段の検索結果を出力する検索結果出力手段と、を有し、
前記情報検索手段は、
情報が複数検索された場合に、検索された情報各々について、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている有効期間内の実施日時を含む検索履歴を前記検索履歴記憶手段から検索し、当該検索履歴に含まれている採用情報の識別情報が、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている参照情報の識別情報に該当するならば、当該情報の評価点に加点するとともに、検索された情報各々の評価点に基づいて検索結果に採用する情報を決定する。
本発明によれば、テキストデータに基づいて検索された情報が複数ある場合に、検索された情報のうち、検索に先立って所定の有効期間内に検索された情報と関連する情報の、検索結果としての評価が高くなる。このため、複数の情報が検索された場合に、検索履歴からユーザの意図する情報と推測される情報を優先できるので、テキストデータが間違えている、不十分である場合等でも、所望の情報を効率よく検索できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る介護履歴管理システムの概略構成図である。 図2は、介護履歴記録装置1の概略機能構成図である。 図3は、被介護者情報記憶部104の登録内容例を模式的に表した図である。 図4は、介護報告記憶部106の登録内容例を模式的に表した図である。 図5は、介護履歴記憶部108の登録内容例を模式的に表した図である。 図6は、介護履歴記録装置1の介護履歴登録処理を説明するためのフロー図である。 図7は、図6に示す参照情報評価処理(S21)を説明するためのフロー図である。 図8は、図6に示す関連項目評価処理(S22)を説明するためのフロー図である。
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る介護履歴管理システムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態に係る介護履歴管理システムは、介護履歴記録装置1および少なくとも一台の通信端末2がネットワーク3を介して接続されて構成されている。なお、図1では、ネットワーク3としてLAN等の有線ネットワークを例示しているが、ネットワーク3は無線LAN等の無線ネットワークでもよい。
通信端末2は、音声入出力機能を備えており、利用者から入力された音声データを、ネットワーク3を介して介護履歴記録装置1に送信するとともに、介護履歴記録装置1から音声データを受信して出力する。通信端末2は、インターホン等の専用の通信端末の他、携帯電話機、スマートホン、あるいは、ヘッドセットおよびモデム、NIC(Network Interface Card)、無線LANアダプタ等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用の通信端末でもよい。
介護履歴記録装置1は、ネットワーク3を介して通信端末2から、介護内容を表す音声データを受信して、この音声データをテキストデータに変換し、このテキストデータが示す介護内容を表す定型の介護報告文を、介護履歴として記録する最終的な介護報告として検索する。そして、検索した介護報告および報告日時を含む介護履歴を記録するとともに、この介護報告を音声データに変換し、この音声データを、ネットワーク3を介して通信端末2に送信する。
また、介護履歴記録装置1は、テキストデータから検索された定型の介護報告文が複数ある場合、検索された定型の介護報告文のなかに、この検索に先立って所定の有効期間内に記録された介護履歴に含まれる介護報告と関連性の高い定型の介護報告文があるならば、この定型の介護報告文を最終的な介護報告として選択する。そして、選択した介護報告および報告日時を含む介護履歴を記録するとともに、この介護報告を音声データに変換し、この音声データを、ネットワーク3を介して通信端末に送信する。
ここで、介護履歴に含まれる介護報告と関連性の高い介護報告とは、介護者あるいは被介護者が示す一連の行動、状態等の遷移パターンにおいて、介護履歴に含まれる介護報告が表す行動、状態等に続く所定の有効期間内の行動、状態等を表す介護報告である。例えば、介護者の行動の遷移パターンにおいて、「被介護者の熱を測る。」行動の後に「被介護者に薬を飲ます」行動が位置する場合、検索された複数の定型の介護報告文のなかに、「被介護者に薬を飲ませました。」という定型の介護報告文が含まれており、かつこの検索に先立つ所定の有効期間内に、「被介護者の熱を測りました。」という介護報告を含む介護履歴が記録されていたならば、「被介護者に薬を飲ませました。」という定型の介護報告文を、検索された複数の定型の介護報告文のなかから最終的な介護報告として選択する。
なお、所定の有効期間は、定型の介護報告文毎に、介護者あるいは被介護者の行動、状態等の遷移パターンにおいて、定型の介護報告文が表す行動、状態等から、その行動、状態等の後に続く行動、状態等へ遷移するまで、あるいは、定型の介護報告文が表す行動、状態等に先立つ行動、状況等から、その介護報告文が表す行動、状態等へ遷移するまでに要すると考えられる時間に応じて定められる。
図2は、介護履歴記録装置1の概略機能構成図である。
図示するように、介護履歴記録装置1は、ネットワークインターフェース部100と、音声入出力部101と、音声認識処理部102と、構文解析処理部103と、被介護者情報記憶部104と、被介護者特定部105と、介護報告検索部107と、介護履歴記憶部108と、介護履歴更新部109と、介護履歴出力部110と、を備えている。
ネットワークインターフェース部100は、ネットワーク3に接続するためのインターフェースである。
音声入出力部101は、ネットワークインターフェース部100を介して通信端末2と音声データを送受信する。
音声認識処理部102は、音声入出力部101により受信された音声データに音声認識処理を実施して、この音声データをテキストデータに変換する。
構文解析処理部103は、音声認識処理部102により音声データから変換されたテキストデータに構文解析処理を実施して、このテキストデータに含まれている語句(このテキストデータが表す文章の成分、例えば、主語、目的語、述語、および修飾語)を特定する。
被介護者情報記憶部104には、被介護者の情報が記憶されている。図3は、被介護者情報記憶部104の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、被介護者情報記憶部104には、被介護者毎にレコード1040が記憶される。
レコード1040は、被介護者の名前を登録するためのフィールド1041と、被介護者のユーザIDを登録するためのフィールド1042と、介護サービスの要否を登録するためのフィールド1043と、を有する。また、フィールド1043は、介護サービスの介護項目毎に、介護サービスの要否を登録するサブフィールド1044〜1047を有する。ここでは、フィールド1043が、介護項目「食事補助」(項目ID:P1)の介護サービスの要否を登録するためのサブフィールド1044、介護項目「入浴補助」(項目ID:P2)の介護サービスの要否を登録するためのサブフィールド1045、介護項目「歩行補助」(項目ID:P3)の介護サービスの要否を登録するためのサブフィールド1046、および介護項目「トイレ補助」(項目ID:P4)の介護サービスの要否を登録するためのサブフィールド1047を有している場合を例示している。
被介護者特定部105は、構文解析処理部103により特定された主語あるいは目的語がフィールド1041に登録されているレコード1040を被介護者情報記憶部104から検索することにより、通信端末2から受信した音声データで指名されている被介護者のレコード1040を特定する。
介護報告記憶部106には、介護内容を表す定型の介護報告文があらかじめ記憶されている。図4は、介護報告記憶部106の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、介護報告記憶部106には、介護報告毎にレコード1060が記憶される。
レコード1060は、定型の介護報告文の報告IDを登録するためのフィールド1061と、介護内容を表す定型の介護報告文を登録するためのフィールド1062と、定型の介護報告文を検索するための検索語を登録するためのフィールド1063と、定型の介護報告文と関連性の高い他の介護報告(参照情報)に関する情報を登録するためのフィールド1064と、定型の介護報告文の介護内容と関連する介護項目(関連項目)の項目IDおよびその介護サービスの要否を登録するためのフィールド1065と、を有する。また、フィールド1063は、定型の介護報告文で用いられている述語およびその類似語を登録するためのサブフィールド1066と、定型の介護報告文で用いられている目的語およびその類似語を登録するためのサブフィールド1067と、定型の介護報告文で用いられている修飾語およびその類似語を登録するためのサブフィールド1068と、を有する。また、フィールド1064は、参照情報の報告ID(複数の参照情報が存在する場合には報告IDリスト)を登録するためのサブフィールド1069と、参照情報の有効期間を登録するためのサブフィールド1070と、を有する。
介護報告検索部107は、被介護者特定部105により特定された被介護者のレコード1040に登録されている被介護者の情報と、構文解析処理部103により特定された述語、被介護者の名前以外の目的語、および修飾語と、を用いて、通信端末2から受信した音声データが表す介護内容に適した介護報告のレコード1060を介護報告記憶部106から検索する。
介護履歴記憶部108には、介護履歴が記憶されている。図5は、介護履歴記憶部108の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、介護履歴記憶部108には、被介護者毎に、被介護者の名前およびユーザIDに対応付けられてテーブル1080が記憶されている。テーブル1080には、介護サービスの実施毎に、介護履歴のレコード1081が記憶される。レコード1081は、介護サービス実施の報告日時を登録するフィールド1082と、実施された介護内容を表す介護報告を登録するフィールド1083と、この介護報告の報告IDを登録するフィールド1084と、を有する。
介護履歴更新部109は、介護報告検索部107で検索された定型の介護報告文のレコード1060に従い、介護履歴記憶部108に記憶されている被介護者のテーブル1080に、介護履歴のレコード1081を追加する。
介護履歴出力部110は、ネットワークインターフェース部100を介して通信端末2あるいは図示していない管理端末から受け付けた介護履歴取得要求に従い、この介護履歴取得要求で指定されている被介護者のテーブル1080に登録されている介護履歴のレコード1081を介護履歴記憶部108から読みだして、この介護履歴取得要求の送信元に送信する。
なお、図2に示す介護履歴記録装置1の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPUと、メモリと、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置と、モデム、NIC、無線LANアダプタ等の通信インターフェースと、を備えたPC等のコンピュータシステムにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
図6は、介護履歴記録装置1の介護履歴登録処理を説明するためのフロー図である。このフローは、介護履歴記録装置1がネットワーク3を介して通信端末2から音声データを受信することにより開始される。
まず、音声入出力部101は、ネットワークインターフェース部100を介して通信端末2から受信した音声データを音声認識処理部102に渡す。これを受けて、音声認識処理部102は、この音声データに音声認識処理を実施して、この音声データをテキストデータに変換する(S10)。そして、変換したテキストデータを構文解析処理部103に渡す。
つぎに、構文解析処理部103は、音声認識処理部102から受け取ったテキストデータに構文解析処理を実施して、このテキストデータに含まれている語句(例えば、主語、述語、目的語、および修飾語)を特定する(S11)。そして、特定した語句を被介護者特定部105に渡す。
つぎに、被介護者特定部105は、被介護者情報記憶部104を参照し、構文解析処理部103から受け取った語句に基づいて、通信端末2から受信した音声データが対象としている被介護者のレコード1040を特定する(S12)。
具体的には、被介護者特定部105は、構文解析処理部103から受け取った語句に、主語を表す語句が含まれているならば、この語句がフィールド1041に登録されているレコード1040を被介護者情報記憶部104から検索する。そして、検索できた場合は、このレコード1040を被介護者のレコード1040として特定する。一方、検索できなかった場合、構文解析処理部103から受け取った語句に、目的語を表す語句が含まれているならば、この語句がフィールド1041に登録されているレコード1040を被介護者情報記憶部104から検索する。そして、検索できた場合は、このレコード1040を被介護者のレコード1040として特定する。
つぎに、被介護者特定部105は、構文解析処理部103から受け取った語句に基づいて被介護者を特定できなかった場合(S13でNO)、音声入出力部101にその旨を通知する。これを受けて、音声入出力部101は、被介護者を特定できなかった旨を知らせるとともに音声再入力を要求する音声メッセージを生成し、この音声メッセージを、ネットワークインターフェース部100を介して音声データ送信元の通信端末2に送信する(S14)。その後、このフローを終了する。
一方、被介護者特定部105は、構文解析処理部103から受け取った語句に基づいて被介護者を特定できた場合(S13でYES)、この被介護者のレコード1040を、構文解析処理部103から受け取った語句のうち、主語を表す語句以外の語句(ただし、目的語を表す語句が、このレコード1040のフィールド1041に登録されている被介護者の名前に該当するならば、この目的語を表す語句も除く)とともに、介護報告検索部107に渡す。これを受けて、介護報告検索部107は、被介護者特定部105から受け取った語句に基づいて、介護報告記憶部106から定型の介護報告文のレコード1060を検索する(S15)。
具体的には、介護報告検索部107は、被介護者特定部105から受け取った語句に、述語を表す語句が含まれているならば、この語句がサブフィールド1066に登録されているレコード1060を介護報告記憶部106から検索する。また、被介護者特定部105から受け取った語句に、目的語を表す語句が含まれているならば、この語句がサブフィールド1067に登録されているレコード1060を介護報告記憶部106から検索する。さらに、被介護者特定部105から受け取った語句に、修飾語を表す語句が含まれているならば、この語句がサブフィールド1068に登録されているレコード1060を介護報告記憶部106から検索する。
つぎに、介護報告検索部107は、被介護者特定部105から受け取った語句に基づいて定型の介護報告文のレコード1060を検索できなかった場合(S16でNO)、音声入出力部101にその旨を通知する。これを受けて、音声入出力部101は、介護内容を特定できなかった旨を知らせるとともに音声再入力を要求する音声メッセージを生成し、この音声メッセージを、ネットワークインターフェース部100を介して音声データ送信元の通信端末2に送信する(S17)。その後、このフローを終了する。
一方、介護報告検索部107は、被介護者特定部105から受け取った語句に基づいて定型の介護報告文のレコード1060を検索できた場合(S16でYES)、検索されたレコード1060が一つのみならば(S18でNO)、このレコード1060のフィールド1062に登録されている定型の介護報告文を、介護履歴に追加する介護報告に決定する。そして、このレコード1060のフィールド1062に登録されている定型の介護報告文(介護内容を表す定型文)を最終的な介護報告として音声入出力部101に渡す。これを受けて、音声入出力部101は、介護報告検索部107から受け取った介護報告を音声変換し、音声変換された介護報告を、ネットワークインターフェース部100を介して音声データ送信元の通信端末2に送信する(S19)。それから、介護報告検索部107は、介護履歴更新部109に、このレコード1060のフィールド1061、1062に登録されている報告ID、定型の介護報告文と、被介護者特定部105から受け取った被介護者のレコード1040のフィールド1041、1042に登録されている被介護者の名前、ユーザIDと、を渡して、介護履歴の更新を指示する。これを受けて、介護履歴更新部109は、介護履歴記憶部108に介護履歴のレコード1081を追加する(S20)。
具体的には、介護履歴更新部109は、被介護者の名前およびユーザIDに対応付けられて介護履歴記憶部108に記憶されている介護履歴のテーブル1080を特定し、特定したテーブル1080に新たなレコード1081を追加する。そして、このレコード1081のフィールド1082に現在日時(介護報告検索の実施日時)を報告日時として登録するとともに、フィールド1083、1084に、介護報告検索部107から受け取った定型の介護報告文、報告IDを、介護報告、報告IDとして登録する。その後、このフローを終了する。
また、介護報告検索部107は、被介護者特定部105から受け取った語句に基づいて定型の介護報告文のレコード1060が複数検索された場合(S18でYES)、後述の参照情報評価処理(S21)および関連項目評価処理(S22)を実施して、検索されたレコード1060それぞれの評価点を算出する。それから、介護報告検索部107は、検索された複数のレコード1060から、評価点が最も高いレコード1060を絞り込む(S23)。
介護報告検索部107は、検索された複数のレコード1060を一つに絞り込むことができたならば(S24でYES)、この一つに絞り込まれたレコード1060のフィールド1062に登録されている定型の介護報告文を、介護履歴に追加する介護報告に決定する。そして、このレコード1060のフィールド1062に登録されている定型の介護報告文を最終的な介護報告として音声入出力部101に渡す。これを受けて、音声入出力部101は、介護報告検索部107から受け取った介護報告を音声変換し、音声変換された介護報告を、ネットワークインターフェース部100を介して音声データ送信元の通信端末2に送信する(S25)。それから、介護報告検索部107は、介護履歴更新部109に、このレコード1060のフィールド1061、1062に登録されている報告ID、定型の介護報告文と、被介護者特定部105から受け取った被介護者のレコード1040のフィールド1041、1042に登録されている被介護者の名前、ユーザIDと、を渡して、介護履歴の更新を指示する。これを受けて、介護履歴更新部109は、介護履歴記憶部108に介護履歴のレコード1081を追加する(S26)。
具体的には、介護履歴更新部109は、被介護者の名前およびユーザIDに対応付けられて介護履歴記憶部108に記憶されている介護履歴のテーブル1080を特定し、特定したテーブル1080に新たなレコード1081を追加する。そして、このレコード1081のフィールド1082に現在日時を報告日時として登録するとともに、フィールド1083、1084に、介護報告検索部107から受け取った定型の介護報告文、報告IDを、介護報告、報告IDとして登録する。その後、このフローを終了する。
一方、介護報告検索部107は、検索された複数のレコード1060を一つに絞り込むことができなかったならば(S24でNO)、音声入出力部101にその旨を通知する。これを受けて、音声入出力部101は、介護内容を一つに絞り込むことができなかった旨を知らせるとともに音声再入力を要求する音声メッセージを生成する。そして、この音声メッセージを、ネットワークインターフェース部100を介して音声データ送信元の通信端末2に送信する(S27)。その後、このフローを終了する。
図7は、図6に示す参照情報評価処理(S21)を説明するためのフロー図である。
まず、介護報告検索部107は、被介護者特定部105から受け取った被介護者のレコード1040のフィールド1041、1042に登録されている被介護者の名前およびユーザIDに対応付けられて介護履歴記憶部108に記憶されている被介護者のテーブル1080を特定する(S210)。
つぎに、介護報告検索部107は、S15で検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかから未処理のレコード1060を一つ選び、これを処理対象レコード1060に設定し、この処理対象のレコード1060に、初期値(例えば0点)が設定された評価点を付与する(S211)。
つぎに、介護報告検索部107は、処理対象レコード1060のフィールド1064に、参照情報に関する情報が登録されているか否かを判断する(S212)。そして、参照情報に関する情報が登録されていない場合(S212でNO)、S15で検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかに未処理のレコード1060があるならば(S217でYES)、S211に戻り、未処理のレコード1060がないならば(S217でNO)、このフローを終了して、図6のS22へ進む。
一方、参照情報に関する情報が登録されている場合(S212でYES)、介護報告検索部107は、処理対象レコード1060のフィールド1064のサブフィールド1070に登録されている有効期間を特定し、現在日時を終了日時とする有効期間に属する報告日時がフィールド1082に登録されている介護履歴のレコード1081を、被介護者のテーブル1080から検索する(S213)。例えば、図4においてフィールド1061に報告ID「021」が登録されているレコード1060が処理対象レコード1060である場合、現在日時の30分前から現在日時までの有効期間内の報告日時がフィールド1082に登録されている介護履歴のレコード1081を被介護者のテーブル1080から検索する。介護履歴のレコード1081を検索できなかった場合(S214でNO)、検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかに未処理のレコード1060があるならば(S217でYES)、S211に戻り、未処理のレコード1060がないならば(S217でNO)、このフローを終了して、図6のS22へ進む。
一方、介護履歴のレコード1081を検索できた場合(S214でYES)、介護報告検索部107は、処理対象レコード1060のフィールド1064のサブフィールド1069に登録されている参照情報の報告IDを特定し、この報告IDがフィールド1084に登録されている介護履歴のレコード1081が、ここで検索された介護履歴のレコード1081のなかに存在するか否かを調べる(S215)。例えば、図4においてフィールド1061に報告ID「021」が登録されているレコード1060が処理対象レコード1060である場合、参照情報の報告ID「001」〜「019」のうちのいずれかがフィールド1084に登録されている介護履歴のレコード1081が、検索された介護履歴のレコード1081のなかに存在するか否かを調べる。そして、参照情報の報告IDと同じ報告IDを含む介護履歴のレコード1081が存在しない場合(S215でNO)、S15で検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかに未処理のレコード1060があるならば(S217でYES)、S211に戻り、未処理のレコード1060がないならば(S217でNO)、このフローを終了して、図6のS22へ進む。
一方、参照情報の報告IDと同じ報告IDを含む介護履歴のレコード1081が存在する場合(S215でYES)、介護報告検索部107は、処理対象レコード1060に付与されている評価点に所定の点数(例えば1点)を加算する(S216)。その後、介護報告検索部107は、S15で検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかに未処理のレコード1060があるならば(S217でYES)、S211に戻り、未処理のレコード1060がないならば(S217でNO)、このフローを終了して、図6のS22へ進む。
図8は、図6に示す関連項目評価処理(S22)を説明するためのフロー図である。
まず、介護報告検索部107は、被介護者特定部105から受け取った被介護者のレコード1040のフィールド1043のサブフィールド1044〜1047に登録されている各介護項目の介護サービスの要否を特定する(S220)。
つぎに、介護報告検索部107は、S15で検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかから未処理のレコード1060を一つ選び、これを処理対象レコード1060に設定する(S221)。なお、検索された複数の介護報告のレコード1060各々には、図7に示す参照情報評価処理(図6のS21)によって評価点が付与されている。
それから、介護報告検索部107は、処理対象レコード1060のフィールド1065に関連項目の介護サービスの要否が登録されているか否かを調べる(S222)。関連項目の介護サービスの要否が登録されていない場合(S222でNO)、検索された複数の介護報告のレコード1060のなかに未処理のレコード1060があるならば(S225でYES)、S221に戻り、未処理のレコード1060がないならば(S225でNO)、このフローを終了して、図6のS23へ進む。
一方、関連項目の介護サービスの要否が登録されている場合(S222でYES)、介護報告検索部107は、処理対象レコード1060のフィールド1065に登録されている関連項目の介護サービスの要否が被介護者の要求と一致するか否かを判断する(S223)。例えば、図4においてフィールド1061に報告ID「001」が登録されているレコード1060が処理対象レコード1060である場合、被介護者特定部105から受け取った被介護者のレコード1040のフィールド1043のサブフィールド1044〜1047のうち、関連項目と同じ介護項目「食事補助」(項目ID:P1)に対応するサブフィールド1044に登録されている介護サービスの要否が、関連項目の介護サービスの要否と一致するか否か(「要」であるか否か)を判断する。そして、関連項目の介護サービスの要否が被介護者の要求と一致しない場合(S223でNO)、S15で検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかに未処理のレコード1060があるならば(S225でYES)、S221に戻り、未処理のレコード1060がないならば(S225でNO)、このフローを終了して、図6のS23へ進む。一方、関連項目の介護サービスの要否が被介護者の要求と一致する場合(S223でYES)、介護報告検索部107は、処理対象レコード1060に付与されている評価点に所定の点数(例えば1点)を加算する(S224)。その後、介護報告検索部107は、検索された複数の定型の介護報告文のレコード1060のなかに未処理のレコード1060があるならば(S225でYES)、S221に戻り、未処理のレコード1060がないならば(S225でNO)、このフローを終了して、図6のS23へ進む。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態において、介護履歴記録装置1は、テキストデータに含まれる語句に基づいて検索された定型の介護報告文のレコード1060が複数ある場合、これらのレコード1060のそれぞれについて、サブフィールド1070に登録されている有効期間を特定し、現在日時を終了日時とする有効期間に属する報告日時がフィールド1082に登録されている介護履歴のレコード1081を、被介護者のテーブル1080から検索する。そして、介護履歴のレコード1081を検索できたならば、このレコード1081のフィールド1084に登録されている報告IDが、テキストデータに含まれる語句に基づいて検索された定型の介護報告文のレコード1060のフィールド1064のサブフィールド1069に登録されているか否かを調べ、登録されているならば、この定型の介護報告文のレコード1060の評価点に加点する。
例えば、構文解析処理部103において、音声認識処理部102により音声データから変換されたテキストデータから修飾語「少し」のみが正確に特定されたとする。この場合、図4に示す例によれば、フィールド1061に報告ID「021」が登録されている定型の介護報告文「少し食べました。」のレコード1060およびフィールド1061に報告ID「031」が登録されている定型の介護報告文「微熱がありました。」のレコード1060が検索される。ここで、現在日時の30分前から現在日時までの有効期間内の報告日時がフィールド1082に登録され、かつ報告ID「001」〜「019」のいずれかがフィールド1084に登録されている介護履歴のレコード1081は存在しているが、現在日時の3日前から現在日時までの有効期間内の報告日時がフィールド1802に登録され、かつ報告ID「040」〜「049」のいずれかがフィールド1084に登録されている介護履歴のレコード1081が存在しない場合、定型の介護報告文「少し食べました。」のレコード1060の評価点には加点され、定型の介護報告文「微熱がありました。」のレコード1060の評価点には加点されない。
このように、本実施の形態によれば、テキストデータから検索された定型の介護報告文が複数ある場合に、検索された複数の定型の介護報告文のうち、関連性の高い介護報告に関する介護履歴が、現在日時よりそれぞれの介護報告文が表す介護内容に応じて定まる有効期間前の日時から現在日時までの間に登録されている定型の介護報告文の評価点を高くしている。このため、テキストデータから複数の定型の介護報告文が検索された場合に、介護者の意図する介護報告と介護履歴から推測される介護報告を優先させることができるので、テキストデータが間違えている、不十分である場合等でも、所望の介護報告文を効率よく検索することが可能となる。
また、本実施の形態において、介護履歴記録装置1は、テキストデータに含まれる語句に基づいて検索された定型の介護報告文のレコード1060が複数ある場合、これらのレコード1060のそれぞれについて、フィールド1065に関連項目の介護サービスの要否が登録されているか否かを調べ、登録されているならば、この関連項目の介護サービスの要否が、被介護者のレコード1040のフィールド1043に介護項目ごとに登録されている介護サービスの要否と一致するか否かをさらに調べる。そして、一致するならば、この介護報告のレコード1060の評価点に加点する。
例えば、被特定者特定部105において、図3に示すレコード1040のうち、介護項目「食事補助」(項目ID:P1)の介護サービスの要否として「不要」がフィールド1043のサブフィールド1044に登録されている「B氏」のレコード1040が被介護者のレコード1040として特定され、構文解析処理部103において、音声認識処理部102により音声データから変換されたテキストデータから修飾語「朝食」のみが正確に特定されたとする。この場合、図4に示す例によれば、フィールド1061に報告ID「001」が登録されている定型の介護報告文「朝食を補助しました。」のレコード1060およびフィールド1061に報告ID「010」が登録されている定型の介護報告文「朝食を食べました。」のレコード1060が検索される。ここで、フィールド1065に関連項目「食事補助」(項目ID:P1)の介護サービスの要否「不要」が登録されている定型の介護報告文「朝食を食べました。」のレコード1060の評価点には加点され、「要」が登録されている定型の介護報告文「朝食を補助しました。」のレコード1060の評価点には加点されない。
このように、本実施の形態によれば、テキストデータから検索された定型の介護報告文が複数ある場合に、検索された複数の定型の介護報告文のうち、被介護者が所望する介護項目の介護サービスの要否に整合した定型の介護報告文の評価点を高くしている。このため、テキストデータから複数の定型の介護報告文が検索された場合に、被介護者の各介護項目の介護サービスの要否に関する情報から、介護者の意図する介護報告と推測される介護報告を優先させることができるので、テキストデータが間違えている、不十分である場合等でも、所望の定型の介護報告文を効率よく検索することが可能となる。
また、本実施の形態において、介護履歴記録装置1は、被介護者情報記憶部104に、各介護項目の介護サービスの要否を被介護者毎に記憶するとともに、介護履歴記憶部108に、介護履歴を被介護者毎に記憶している。また、被介護者特定部105により、テキストデータに含まれる語句から被介護者を特定している。そして、テキストデータから複数の定型の介護報告文が検索された場合に、被介護者の介護履歴および各介護項目の介護サービスの要否を用いて、それぞれの介護報告文を評価する。このため、被介護者の介護履歴および各介護項目の介護サービスの要否に関する情報から、介護者の意図する介護報告と推測される定型の介護報告文を優先させることができるので、複数の被介護者に介護サービスを提供している場合において、テキストデータが間違えている、不十分である場合等でも、それぞれの被介護者の介護内容に整合する所望の定型の介護報告文を効率よく検索することが可能となる。
また、本実施の形態において、介護履歴記録装置1は、通信端末2から受信した音声データに音声認識処理を実施することにより得られたテキストデータに構文解析処理を実施して、このテキストデータに含まれている語句を特定する。そして、この語句を検索語として、この語句に対応付けられている介護報告のレコード1060を検索する。したがって、本実施の形態によれば、通信端末2から受信した音声データに雑音等が含まれていてすべてを正確に音声認識できなかった場合でも、雑音を含まない語句を少なくとも1つ抽出することができれば、所望の定型の介護報告文が検索結果に含まれる可能性を高めることが可能となる。
また、本実施の形態において、介護履歴記録装置1は、テキストデータに含まれる語句に基づいて検索された定型の介護報告文のレコード1060が複数ある場合、これら定型の介護報告文のレコード1060のなかから、評価点の最も高い定型の介護報告文のレコード1060を検索結果として採用し、このレコード1060により特定される定型の介護報告文を最終的な介護報告として含む介護履歴を介護履歴記憶部108に記憶する。したがって、通信端末2における介護履歴の登録作業によりユーザ(介護者)にかかる負担を軽減することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態において、介護履歴記録装置1は、通信端末2から受信した音声データに音声認識処理を実施して、この音声データをテキストデータに変換し、変換されたテキストデータに含まれている語句に基づいて定型の介護報告文のレコード1060を検索している。しかし、本発明はこれに限定されない。通信端末2からテキストデータを直接受信し、このテキストデータに含まれている語句に基づいて、定型の介護報告文のレコード1060を検索してもよい。
また、上記の実施の形態において、介護履歴記録装置1は、通信端末2から受信した音声データに音声認識処理を実施することにより得られたテキストデータから検索された定型の介護報告文のレコード1060が複数ある場合において、各レコード1060の評価点に基づく絞り込みを行った結果、一つのレコード1060に絞り込めなかった場合(つまり、最高の評価点が付与されたレコード1060が複数ある場合)、介護内容を一つに絞り込むことができなかった旨を知らせるとともに音声再入力を要求する音声メッセージを音声データ送信元の通信端末2に送信している(図6のS27)。しかし、本発明はこれに限定されない。最高の評価点が付与されたレコード1060各々に格納された定型の介護報告文またはこれらの介護報告文の介護内容を表す音声メッセージを音声データ送信元の通信端末2に順次送信し、この通信端末2のユーザ(介護者)に、介護履歴として記録する介護報告を選択させるようにしてもよい。ここで、介護報告の選択は、選択した介護報告の送信順番を、キー操作あるいは音声入力させることで行わせるようにしもよい。
また、上記の実施の形態においては、テキストデータに含まれている語句のうち、主語または目的語に該当する語句を用いて被介護者を特定しているが、テキストデータに含まれている語句であれば、主語、目的語に該当する語句以外の語句を、被介護者の特定に用いてもよい。例えば、修飾語に該当する語句、構文解析では、主語、目的語、述語および修飾語のいずれにも分類できなかった語句を、被介護者の特定に用いてもよい。
また、上記の実施の形態では、本発明を介護履歴記録装置1に適用した場合を例にとり説明したが、本発明は、テキストデータに基づいて情報を検索する情報検索装置に広く適用することができる。
1:介護履歴記録装置、 2:通信端末、 3:ネットワーク、 100:ネットワークインターフェース部、 101:音声入出力部、 102:音声認識処理部、 103:構文解析処理部、 104:被介護者情報記憶部、 105:被介護者特定部、 106:介護報告記憶部、 107:介護報告検索部、 108:介護履歴記憶部、 109:介護履歴更新部、 110:介護履歴出力部

Claims (7)

  1. テキストデータに基づいて情報を検索する情報検索装置であって、
    検索の実施毎に、当該検索において検索結果に採用された情報である採用情報の識別情報および当該検索の実施日時を含む検索履歴を記憶する検索履歴記憶手段と、
    検索対象の情報毎に、当該情報を、当該情報の識別情報、当該情報を検索するための検索語、当該情報と関連する他の情報である参照情報の識別情報、および当該参照情報を参照可能とする有効期間に対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    前記テキストデータに含まれている検索語に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている情報を検索する情報検索手段と、
    前記情報検索手段の検索結果を出力する検索結果出力手段と、を有し、
    前記情報検索手段は、
    情報が複数検索された場合に、検索された情報各々について、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている有効期間内の実施日時を含む検索履歴を前記検索履歴記憶手段から検索し、当該検索履歴に含まれている採用情報の識別情報が、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている参照情報の識別情報に該当するならば、当該情報の評価点に加点するとともに、検索された情報各々の評価点に基づいて検索結果に採用する情報を決定する
    ことを特徴とする情報検索装置。
  2. 請求項1に記載の情報検索装置であって、
    予め定められた複数の項目各々について利用の有無が記憶された利用項目情報記憶手段をさらに有し、
    前記情報記憶手段は、検索対象の情報毎に、当該情報を、前記複数の項目のうち、当該情報に関連する項目である関連項目にさらに対応付けて記憶しており、
    前記情報検索手段は、
    情報が複数検索された場合に、検索された情報各々について、さらに、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている関連項目の利用の有無が、前記利用項目情報記憶手段に記憶されている当該関連項目の利用の有無と一致するならば、当該情報の評価点も加点する
    ことを特徴とする情報検索装置。
  3. 請求項2に記載の情報検索装置であって、
    前記テキストデータから対象者を特定する対象者特定手段をさらに有し、
    前記利用項目情報記憶手段は、対象者毎に、前記予め定められた複数の項目各々について、当該対象者による利用の有無を記憶しており、
    前記検索履歴記憶手段は、前記対象者特定手段により特定された対象者の情報を検索履歴に含めて記憶し、
    前記情報検索手段は、
    情報が複数検索された場合に、検索された情報各々について、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている有効期間内の実施日時を含み、かつ前記対象者特定手段により特定された対象者の情報を含む検索履歴を、前記検索履歴記憶手段から検索し、当該検索履歴に含まれている採用情報の識別情報が、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている参照情報の識別情報に該当するならば、当該情報の評価点に加点するとともに、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている関連項目の利用の有無が、前記対象者特定手段により特定された対象者に対応付けられて前記利用項目情報記憶手段に記憶されている当該関連項目の利用の有無と一致するならば、当該情報の評価点に加点する
    ことを特徴とする情報検索装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の情報検索装置であって、
    前記テキストデータに構文解析処理を実施して、当該テキストデータに含まれている語句を特定する構文解析処理手段をさらに有し、
    前記情報検索手段は、
    前記構文解析処理手段により特定された語句を検索語として、当該語句に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている情報を検索する
    ことを特徴とする情報検索装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の情報検索装置であって、
    前記情報検索手段は、
    情報が複数検索された場合に、検索された複数の情報のなかから、評価点の最も高い情報を検索結果として採用する
    ことを特徴とする情報検索装置。
  6. コンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータを、テキストデータに基づいて情報を検索する情報検索装置として機能させ、
    前記情報検索装置は、
    検索の実施毎に、当該検索において検索結果に採用された情報である採用情報の識別情報および当該検索の実施日時を含む検索履歴を記憶する検索履歴記憶手段と、
    検索対象の情報毎に、当該情報を、当該情報の識別情報、当該情報を検索するための検索語、当該情報と関連する他の情報である参照情報の識別情報、および当該参照情報を参照可能とする有効期間に対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    前記テキストデータに含まれている検索語に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている情報を検索する情報検索手段と、
    前記情報検索手段の検索結果を出力する検索結果出力手段と、を有し、
    前記情報検索手段は、
    情報が複数検索された場合に、検索された情報各々について、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている有効期間内の実施日時を含む検索履歴を前記検索履歴記憶手段から検索し、当該検索履歴に含まれている採用情報の識別情報が、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている参照情報の識別情報に該当するならば、当該情報の評価点を加点するとともに、検索された情報各々の評価点に基づいて検索結果に採用する情報を決定する
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 情報検索装置を用いてテキストデータから情報を検索する情報検索方法であって、
    前記情報検索装置は、
    検索対象の情報毎に、当該情報を、当該情報の識別情報、当該情報を検索するための検索語、当該情報と関連する他の情報である参照情報の識別情報、および当該参照情報を参照可能とする有効期間に対応付けて記憶する情報記憶手段から、前記テキストデータに含まれている検索語に対応付けられている情報を検索し、
    当該検索において情報が複数検索された場合に、検索された情報各々について、検索の実施毎に、検索結果に採用された情報である採用情報の識別情報および検索の実施日時を含む検索履歴を記憶する検索履歴記憶手段から、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている有効期間内の実施日時を含む検索履歴を検索し、当該検索履歴に含まれている採用情報の識別情報が、当該情報に対応付けられて前記情報記憶手段に記憶されている参照情報の識別情報に該当するならば、当該情報の評価点に加点し、
    当該検索において情報が一つ検索された場合に、当該情報を、検索結果に採用する情報に決定するとともに、当該検索において情報が複数検索された場合に、検索された情報各々の評価点に基づいて、検索結果に採用する情報を決定して、検索結果を出力し、
    当該検索において検索結果に採用された情報である採用情報の識別情報および当該検索の実施日時を含む検索履歴を前記検索履歴記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする情報検索方法。
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