JPH11232167A - メモリ容量の自動判別方法及び装置 - Google Patents
メモリ容量の自動判別方法及び装置Info
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- JPH11232167A JPH11232167A JP3299098A JP3299098A JPH11232167A JP H11232167 A JPH11232167 A JP H11232167A JP 3299098 A JP3299098 A JP 3299098A JP 3299098 A JP3299098 A JP 3299098A JP H11232167 A JPH11232167 A JP H11232167A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 MDシステム等のデータの一時用のメモリを
有するシステムに適用して好適なメモリ容量の自動判別
方法を提供する。 【解決手段】 最初に、判別対象のメモリに、第1の容
量のメモリにおける第1のアドレスを直接アドレス方式
で指定して第1のデータを書き込み、続いて、判別対象
のメモリに、第1のアドレスとは異なる第2のアドレス
であって、直接アドレス方式による第1のアドレスの指
定値と第2のアドレスの指定値とが、第1の容量とは異
なる第2の容量のメモリにおける同一のアドレスに対応
するもの、を直接アドレス方式で指定して、第1のデー
タとは異なる第2のデータを書き込む。そして、判別対
象のメモリから第1のアドレスを指定してデータを読み
出し、読み出したデータが第1のデータと第2のデータ
とのいずれであるかを判断する。
有するシステムに適用して好適なメモリ容量の自動判別
方法を提供する。 【解決手段】 最初に、判別対象のメモリに、第1の容
量のメモリにおける第1のアドレスを直接アドレス方式
で指定して第1のデータを書き込み、続いて、判別対象
のメモリに、第1のアドレスとは異なる第2のアドレス
であって、直接アドレス方式による第1のアドレスの指
定値と第2のアドレスの指定値とが、第1の容量とは異
なる第2の容量のメモリにおける同一のアドレスに対応
するもの、を直接アドレス方式で指定して、第1のデー
タとは異なる第2のデータを書き込む。そして、判別対
象のメモリから第1のアドレスを指定してデータを読み
出し、読み出したデータが第1のデータと第2のデータ
とのいずれであるかを判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの一時記憶
用のメモリを有するシステムに適用して好適なメモリの
記憶容量の自動判別方法及び装置に関する。
用のメモリを有するシステムに適用して好適なメモリの
記憶容量の自動判別方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを搭載したシステムには、
一般に、処理対象のデータを一時記憶するためのメモリ
としてRAM(ランダムアクセスメモリ)が設けられて
いる。
一般に、処理対象のデータを一時記憶するためのメモリ
としてRAM(ランダムアクセスメモリ)が設けられて
いる。
【0003】このことは、光ディスクのような記録媒体
に対してデータの記録・再生(あるいは再生のみ)を行
うシステムでも例外ではない。例えば、本出願人の出願
に係る特開平8−147876号公報(出願公開日平成
8年6月7日)に記載の発明において、光ディスクに記
録されているデータ(第1の情報D1)を再生し、この
第1の情報D1に外部からの入力データ(第2の情報D
2)を合成しながら再びこの光ディスクに記録する(即
ち光ディスクに対してリアルタイムでデータの記録・再
生を行う)ことを可能にするために設けられる第1の情
報D1の蓄積用のメモリとしては、記憶容量10Mビッ
ト〜20Mビット程度のDRAM(ダイナミックRA
M)が用いられる。
に対してデータの記録・再生(あるいは再生のみ)を行
うシステムでも例外ではない。例えば、本出願人の出願
に係る特開平8−147876号公報(出願公開日平成
8年6月7日)に記載の発明において、光ディスクに記
録されているデータ(第1の情報D1)を再生し、この
第1の情報D1に外部からの入力データ(第2の情報D
2)を合成しながら再びこの光ディスクに記録する(即
ち光ディスクに対してリアルタイムでデータの記録・再
生を行う)ことを可能にするために設けられる第1の情
報D1の蓄積用のメモリとしては、記憶容量10Mビッ
ト〜20Mビット程度のDRAM(ダイナミックRA
M)が用いられる。
【0004】また、例えば本出願人の出願に係る特開平
5−258457号公報(出願公開日平成5年10月8
日)には、光ディスク再生装置において、光ディスクか
らの再生データを大記憶容量のバッファメモリに高速度
で格納した後、出力信号の伝送速度に対応してこの再生
データを処理することにより、再生データをリアルタイ
ム処理する際の音飛びを回避する方法が記載されている
が、こうしたバッファメモリとしても、一般にDRAM
が用いられる。
5−258457号公報(出願公開日平成5年10月8
日)には、光ディスク再生装置において、光ディスクか
らの再生データを大記憶容量のバッファメモリに高速度
で格納した後、出力信号の伝送速度に対応してこの再生
データを処理することにより、再生データをリアルタイ
ム処理する際の音飛びを回避する方法が記載されている
が、こうしたバッファメモリとしても、一般にDRAM
が用いられる。
【0005】ところで、こうしたシステムでは、システ
ム内のコンピュータ(例えばマイクロコンピュータとす
る)が、メモリに対してデータの読み出しや書き込みを
行う際にそのアドレスを指定する必要があるが、例えば
DRAMでは、その記憶容量によってメモリ内のアドレ
ス空間の使用方法が相違している。そして特に近年、光
ディスクのうちMD(ミニディスク)に対してデータの
記録・再生(あるいは再生のみ)を行うシステム(MD
システムと呼ぶ)では、製品(MDプレーヤー)の小型
化や多品種化に伴い、DRAMの記憶容量が4Mビッ
ト,8Mビット,16Mビットというように多様化する
(従ってDRAM内のアドレス空間の使用方法が多様化
する)傾向にある。
ム内のコンピュータ(例えばマイクロコンピュータとす
る)が、メモリに対してデータの読み出しや書き込みを
行う際にそのアドレスを指定する必要があるが、例えば
DRAMでは、その記憶容量によってメモリ内のアドレ
ス空間の使用方法が相違している。そして特に近年、光
ディスクのうちMD(ミニディスク)に対してデータの
記録・再生(あるいは再生のみ)を行うシステム(MD
システムと呼ぶ)では、製品(MDプレーヤー)の小型
化や多品種化に伴い、DRAMの記憶容量が4Mビッ
ト,8Mビット,16Mビットというように多様化する
(従ってDRAM内のアドレス空間の使用方法が多様化
する)傾向にある。
【0006】従来、こうしたMDシステムでは、製品の
設計段階で、異なる記憶容量のDRAMを設ける製品毎
に、当該DRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合
わせたマイクロプログラムを作成してマイクロコンピュ
ータ内のROM(リードオンリーメモリ)等に格納する
(即ち当該製品で用いるDRAMの記憶容量に合わせた
ファームウェアのマイクロコンピュータを用意する)よ
うにしていた。
設計段階で、異なる記憶容量のDRAMを設ける製品毎
に、当該DRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合
わせたマイクロプログラムを作成してマイクロコンピュ
ータ内のROM(リードオンリーメモリ)等に格納する
(即ち当該製品で用いるDRAMの記憶容量に合わせた
ファームウェアのマイクロコンピュータを用意する)よ
うにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のM
Dシステムのように、DRAMの記憶容量の異なるシス
テム毎に当該記憶容量に合わせたファームウェアのマイ
クロコンピュータを用意することには、次のような不都
合があった。
Dシステムのように、DRAMの記憶容量の異なるシス
テム毎に当該記憶容量に合わせたファームウェアのマイ
クロコンピュータを用意することには、次のような不都
合があった。
【0008】(a)DRAMの記憶容量のバリエーショ
ンの増加に応じて、それぞれの記憶容量に合わせた多数
の種類のファームウェアのマイクロコンピュータを用意
しなければならなくなるので、製造コストの増大を招
く。
ンの増加に応じて、それぞれの記憶容量に合わせた多数
の種類のファームウェアのマイクロコンピュータを用意
しなければならなくなるので、製造コストの増大を招
く。
【0009】(b)製造段階で、個々のシステムについ
て、当該システム内のDRAMの記憶容量に合わせたフ
ァームウェアのマイクロコンピュータを搭載したか(誤
って別の記憶容量に合わせたファームウェアのマイクロ
コンピュータを搭載していないか)を検査しなければな
らないので、製造工程の煩雑化を招くと共に、この検査
における見逃しが不具合の増加を招く。
て、当該システム内のDRAMの記憶容量に合わせたフ
ァームウェアのマイクロコンピュータを搭載したか(誤
って別の記憶容量に合わせたファームウェアのマイクロ
コンピュータを搭載していないか)を検査しなければな
らないので、製造工程の煩雑化を招くと共に、この検査
における見逃しが不具合の増加を招く。
【0010】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、例えばMDシステムのようなデータの一時記憶用の
メモリを有するシステムに適用して好適なメモリの記憶
容量の自動判別方法及び装置を提供することにより、メ
モリの記憶容量が異なるシステム同士の間でもファーム
ウェアを共通化できるようにし、これによって上記
(a),(b)の不都合を解消しようとするものであ
る。
で、例えばMDシステムのようなデータの一時記憶用の
メモリを有するシステムに適用して好適なメモリの記憶
容量の自動判別方法及び装置を提供することにより、メ
モリの記憶容量が異なるシステム同士の間でもファーム
ウェアを共通化できるようにし、これによって上記
(a),(b)の不都合を解消しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリ容量
の自動判別方法は、判別対象のメモリに対して、次の第
1ステップ〜第3ステップの処理を実行することを特徴
としている。
の自動判別方法は、判別対象のメモリに対して、次の第
1ステップ〜第3ステップの処理を実行することを特徴
としている。
【0012】(第1ステップ)所定の第1の記憶容量の
メモリにおける或る第1のアドレスを直接アドレス方式
で指定して、第1のデータを書き込む。
メモリにおける或る第1のアドレスを直接アドレス方式
で指定して、第1のデータを書き込む。
【0013】(第2ステップ)第1の記憶容量のメモリ
における次の(条件1)及び(条件2)を満たす第2の
アドレスを直接アドレス方式で指定して、第1のデータ
とは異なる第2のデータを書き込む。 (条件1)第1のアドレスとは異なるアドレスであるこ
と。 (条件2)直接アドレス方式による第1のアドレスの指
定値と第2のアドレスの指定値とが、第1の記憶容量と
は異なる第2の記憶容量のメモリにおける同一のアドレ
スに対応すること。
における次の(条件1)及び(条件2)を満たす第2の
アドレスを直接アドレス方式で指定して、第1のデータ
とは異なる第2のデータを書き込む。 (条件1)第1のアドレスとは異なるアドレスであるこ
と。 (条件2)直接アドレス方式による第1のアドレスの指
定値と第2のアドレスの指定値とが、第1の記憶容量と
は異なる第2の記憶容量のメモリにおける同一のアドレ
スに対応すること。
【0014】(第3ステップ)第1のアドレスを指定し
てデータを読み出し、読み出したデータが第1のデータ
と第2のデータとのいずれであるかを判断する。
てデータを読み出し、読み出したデータが第1のデータ
と第2のデータとのいずれであるかを判断する。
【0015】この判別方法によれば、判別対象のメモリ
が第1の記憶容量のメモリである場合には、第1ステッ
プでは第1のアドレスに第1のデータが書き込まれ、第
2ステップでは第2のアドレスに第2のデータが書き込
まれるので、第3ステップでは読み出したデータが第1
のデータであると判断される。
が第1の記憶容量のメモリである場合には、第1ステッ
プでは第1のアドレスに第1のデータが書き込まれ、第
2ステップでは第2のアドレスに第2のデータが書き込
まれるので、第3ステップでは読み出したデータが第1
のデータであると判断される。
【0016】これに対し、判別対象のメモリが第2の記
憶容量のメモリである場合には、第1ステップでは第1
のアドレスに第1のデータが書き込まれ、第2ステップ
ではこの同じ第1のアドレスに第2のデータが上書きさ
れるので、第3ステップでは読み出したデータが第2の
データであると判断される。
憶容量のメモリである場合には、第1ステップでは第1
のアドレスに第1のデータが書き込まれ、第2ステップ
ではこの同じ第1のアドレスに第2のデータが上書きさ
れるので、第3ステップでは読み出したデータが第2の
データであると判断される。
【0017】従って、第3ステップでの判断により、判
別対象のメモリが第1の記憶容量のメモリと第2の記憶
容量のメモリとのうちのいずれであるかが自動的に判別
されることになる。
別対象のメモリが第1の記憶容量のメモリと第2の記憶
容量のメモリとのうちのいずれであるかが自動的に判別
されることになる。
【0018】そこで、例えばこの判別方法を実行するマ
イクロプログラムを作成してシステム内のマイクロコン
ピュータのROM等に格納すると共に、第1の記憶容量
のメモリにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたマ
イクロプログラム(Paとする)と第2の記憶容量のメ
モリにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたマイク
ロプログラム(Pbとする)との両方をこの同じマイク
ロコンピュータのROM等に全て格納し、最初にこの判
別方法のマイクロプログラムを実行することによりシス
テム内のメモリの記憶容量を判別した後、マイクロプロ
グラムPaとPbとのうち当該記憶容量のメモリに合わ
せたほうのマイクロプログラムを実行するようにすれ
ば、この同じマイクロコンピュータを、第1の記憶容量
のメモリを用いるシステムと第2の記憶容量のメモリを
用いるシステムとの両方で使用することができる(即ち
これらのシステム同士の間でファームウェアを共通化で
きる)ようになる。
イクロプログラムを作成してシステム内のマイクロコン
ピュータのROM等に格納すると共に、第1の記憶容量
のメモリにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたマ
イクロプログラム(Paとする)と第2の記憶容量のメ
モリにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたマイク
ロプログラム(Pbとする)との両方をこの同じマイク
ロコンピュータのROM等に全て格納し、最初にこの判
別方法のマイクロプログラムを実行することによりシス
テム内のメモリの記憶容量を判別した後、マイクロプロ
グラムPaとPbとのうち当該記憶容量のメモリに合わ
せたほうのマイクロプログラムを実行するようにすれ
ば、この同じマイクロコンピュータを、第1の記憶容量
のメモリを用いるシステムと第2の記憶容量のメモリを
用いるシステムとの両方で使用することができる(即ち
これらのシステム同士の間でファームウェアを共通化で
きる)ようになる。
【0019】これにより、メモリの記憶容量のバリエー
ションが増加しても1種類のファームウェアのマイクロ
コンピュータ(各バリエーションの記憶容量のメモリに
合わせたマイクロプログラムとを全て格納したマイクロ
コンピュータ)のみを用意すれば足りるようになる。従
って、同一種類のファームウェアのマイクロコンピュー
タの大量生産が可能になるので、上記(a)の不都合が
解消され、システムの製造コストが削減されるようにな
る。
ションが増加しても1種類のファームウェアのマイクロ
コンピュータ(各バリエーションの記憶容量のメモリに
合わせたマイクロプログラムとを全て格納したマイクロ
コンピュータ)のみを用意すれば足りるようになる。従
って、同一種類のファームウェアのマイクロコンピュー
タの大量生産が可能になるので、上記(a)の不都合が
解消され、システムの製造コストが削減されるようにな
る。
【0020】また、このように1種類のファームウェア
のマイクロコンピュータのみを用意すれば足りることか
ら、製造段階で、個々のシステムについて、当該システ
ム内のメモリの記憶容量に合わせたファームウェアのマ
イクロコンピュータを搭載したか(誤って別の記憶容量
に合わせたファームウェアのマイクロコンピュータを搭
載していないか)を検査する必要がなくなる。従って、
上記(b)の不都合が解消され、システムの製造工程の
簡略化及び不具合の減少が実現されるようになる。
のマイクロコンピュータのみを用意すれば足りることか
ら、製造段階で、個々のシステムについて、当該システ
ム内のメモリの記憶容量に合わせたファームウェアのマ
イクロコンピュータを搭載したか(誤って別の記憶容量
に合わせたファームウェアのマイクロコンピュータを搭
載していないか)を検査する必要がなくなる。従って、
上記(b)の不都合が解消され、システムの製造工程の
簡略化及び不具合の減少が実現されるようになる。
【0021】次に、本発明に係るメモリ容量の自動判別
装置は、それぞれ次のような機能を果たすアドレス指定
手段,書き込み手段,読み出し手段及び判断手段を備え
たことを特徴としている。
装置は、それぞれ次のような機能を果たすアドレス指定
手段,書き込み手段,読み出し手段及び判断手段を備え
たことを特徴としている。
【0022】(アドレス指定手段)所定の第1の記憶容
量のメモリにおける或る第1のアドレスと、次の(条件
1)及び(条件2)を満たす第2のアドレスとを直接ア
ドレス方式で指定する機能。 (条件1)第1のアドレスとは異なるアドレスであるこ
と。 (条件2)直接アドレス方式による第1のアドレスの指
定値と第2のアドレスの指定値とが、第1の記憶容量と
は異なる第2の記憶容量のメモリにおける同一のアドレ
スに対応すること。
量のメモリにおける或る第1のアドレスと、次の(条件
1)及び(条件2)を満たす第2のアドレスとを直接ア
ドレス方式で指定する機能。 (条件1)第1のアドレスとは異なるアドレスであるこ
と。 (条件2)直接アドレス方式による第1のアドレスの指
定値と第2のアドレスの指定値とが、第1の記憶容量と
は異なる第2の記憶容量のメモリにおける同一のアドレ
スに対応すること。
【0023】(書き込み手段)アドレス指定手段により
第1のアドレスが指定されたことに応じて、判別対象の
メモリに第1のデータを書き込み、アドレス指定手段に
より第2のアドレスが指定されたことに応じて、判別対
象のメモリに第1のデータとは異なる第2のデータを書
き込む機能。
第1のアドレスが指定されたことに応じて、判別対象の
メモリに第1のデータを書き込み、アドレス指定手段に
より第2のアドレスが指定されたことに応じて、判別対
象のメモリに第1のデータとは異なる第2のデータを書
き込む機能。
【0024】(読み出し手段)アドレス指定手段により
第1のアドレスが指定されたことに応じて、書き込み手
段により書き込まれたデータを判別対象のメモリから読
み出す機能。
第1のアドレスが指定されたことに応じて、書き込み手
段により書き込まれたデータを判別対象のメモリから読
み出す機能。
【0025】(判断手段)読み出し手段により読み出さ
れたデータが第1のデータと第2のデータとのいずれで
あるかを判断する機能。
れたデータが第1のデータと第2のデータとのいずれで
あるかを判断する機能。
【0026】この判別装置によれば、アドレス指定手段
及び書き込み手段に前述の本発明に係る判別方法の第1
ステップ,第2ステップを実行させることができ、読み
出し手段及び判断手段にこの判別方法の第3ステップを
実行させることができるので、やはり、判別対象のメモ
リが第1の記憶容量のメモリと第2の記憶容量のメモリ
とのうちのいずれであるかを自動的に判別することがで
きる。
及び書き込み手段に前述の本発明に係る判別方法の第1
ステップ,第2ステップを実行させることができ、読み
出し手段及び判断手段にこの判別方法の第3ステップを
実行させることができるので、やはり、判別対象のメモ
リが第1の記憶容量のメモリと第2の記憶容量のメモリ
とのうちのいずれであるかを自動的に判別することがで
きる。
【0027】そこで、例えばこの判別装置の各手段の機
能を全てシステム内のマイクロコンピュータに果たさせ
ると共に、前述の本発明に係る判別方法におけると同様
に、第1の記憶容量のメモリに合わせたマイクロプログ
ラムPaと第2の記憶容量のメモリに合わせたマイクロ
プログラムPbとの両方をこの同じマイクロコンピュー
タのROM等に全て格納し、最初にマイクロコンピュー
タにシステム内のメモリの記憶容量を判別させた後、マ
イクロプログラムPaとPbとのうち当該記憶容量のメ
モリに合わせたほうのマイクロプログラムを実行するよ
うにすれば、この同じマイクロコンピュータを第1の記
憶容量のメモリを用いるシステムと第2の記憶容量のメ
モリを用いるシステムとの両方で使用することができる
(即ちこれらのシステム同士の間でファームウェアを共
通化できる)ので、やはり上記(a),(b)の不都合
が解消されてシステムの製造コストの削減,製造工程の
簡略化及び不具合の減少が実現されるようになる。
能を全てシステム内のマイクロコンピュータに果たさせ
ると共に、前述の本発明に係る判別方法におけると同様
に、第1の記憶容量のメモリに合わせたマイクロプログ
ラムPaと第2の記憶容量のメモリに合わせたマイクロ
プログラムPbとの両方をこの同じマイクロコンピュー
タのROM等に全て格納し、最初にマイクロコンピュー
タにシステム内のメモリの記憶容量を判別させた後、マ
イクロプログラムPaとPbとのうち当該記憶容量のメ
モリに合わせたほうのマイクロプログラムを実行するよ
うにすれば、この同じマイクロコンピュータを第1の記
憶容量のメモリを用いるシステムと第2の記憶容量のメ
モリを用いるシステムとの両方で使用することができる
(即ちこれらのシステム同士の間でファームウェアを共
通化できる)ので、やはり上記(a),(b)の不都合
が解消されてシステムの製造コストの削減,製造工程の
簡略化及び不具合の減少が実現されるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したMDシ
ステムの概要を示すブロック図である。このMDシステ
ムでは、MD1から光ピックアップ2により検出された
信号が、RFアンプ3で復調された後、DSP4に供給
される。DSP4は、マイクロコンピュータ5の制御の
もとで、各種信号処理(音声信号処理,サーボ制御のた
めの信号処理等)を実行する。この処理に基づき、MD
1に記録されている音声データ等が再生されると共に、
駆動系(粗動モータ,アクチュエータ等)6が制御され
ることにより光ピックアップ2のビームスポット位置が
調整される。
ステムの概要を示すブロック図である。このMDシステ
ムでは、MD1から光ピックアップ2により検出された
信号が、RFアンプ3で復調された後、DSP4に供給
される。DSP4は、マイクロコンピュータ5の制御の
もとで、各種信号処理(音声信号処理,サーボ制御のた
めの信号処理等)を実行する。この処理に基づき、MD
1に記録されている音声データ等が再生されると共に、
駆動系(粗動モータ,アクチュエータ等)6が制御され
ることにより光ピックアップ2のビームスポット位置が
調整される。
【0029】また、図1では図示を省略しているが、記
録再生用のMDシステムでは、外部から供給された音声
データ等がDSP4で処理され、この処理に基づいて磁
気ヘッドの記録磁界が変調されると共に、光ピックアッ
プ2の出力レベルが記録用のレベルに設定されることに
より、MD1に音声データ等が記録される。
録再生用のMDシステムでは、外部から供給された音声
データ等がDSP4で処理され、この処理に基づいて磁
気ヘッドの記録磁界が変調されると共に、光ピックアッ
プ2の出力レベルが記録用のレベルに設定されることに
より、MD1に音声データ等が記録される。
【0030】こうしたMDシステムにも、処理対象の音
声データ等を一時記憶するためのDRAM7(例えば前
述の特開平5−258457号公報に記載のバッファメ
モリ等として用いられるもの)が設けられている。図2
Aは、このDRAM7内のアドレス空間の一例を示す。
この例では、DRAM7のメモリ空間のうち、アドレス
(バイト単位のアドレス)0h(hは16進表示である
ことを示す)から999hまでの32kビットのメモリ
空間が、エラー訂正エリアになっている。また、アドレ
ス1000hから(Nt−1)h(但しNthはATR
ACデータエリアの最下位アドレス)までのメモリ空間
が、ユーザーフリーエリアとそれぞれ2352バイトの
UTOCセクタ0,1…とから成るTOC&ユーザーフ
リーエリアになっている。また、アドレスNthからN
th+(930h×Nmax)+929hまでのメモリ
空間が、それぞれ2352バイトのATRACセクタ
0,1…から成るATRACデータエリアになってい
る。
声データ等を一時記憶するためのDRAM7(例えば前
述の特開平5−258457号公報に記載のバッファメ
モリ等として用いられるもの)が設けられている。図2
Aは、このDRAM7内のアドレス空間の一例を示す。
この例では、DRAM7のメモリ空間のうち、アドレス
(バイト単位のアドレス)0h(hは16進表示である
ことを示す)から999hまでの32kビットのメモリ
空間が、エラー訂正エリアになっている。また、アドレ
ス1000hから(Nt−1)h(但しNthはATR
ACデータエリアの最下位アドレス)までのメモリ空間
が、ユーザーフリーエリアとそれぞれ2352バイトの
UTOCセクタ0,1…とから成るTOC&ユーザーフ
リーエリアになっている。また、アドレスNthからN
th+(930h×Nmax)+929hまでのメモリ
空間が、それぞれ2352バイトのATRACセクタ
0,1…から成るATRACデータエリアになってい
る。
【0031】図2Bは、このDRAM7のサイズ(記憶
容量)と、アドレスの総バイト数及び最大セクタ数との
関係の一例を、図2Aと関連づけて示すものである。こ
の例では、DRAM7の記憶容量が1Mビットの場合、
図2Aのアドレスの総バイト数は20000hになり、
その最大セクタ数(UTOCセクタ及びATRACセク
タの最大数)は55になる。また、DRAM7の記憶容
量が2M,4M,8M,16Mビットの場合、図2Aの
アドレスの総バイト数はそれぞれ40000h,800
00h,100000h,200000hになり、その
最大セクタ数はそれぞれ111,222,445,89
1になる。尚、図2Aのアドレス空間の最上部には、一
例として、DRAM7の記憶容量が4Mである(即ちア
ドレスの総バイト数が80000hである)場合の最終
アドレス7FFFFhを記している。
容量)と、アドレスの総バイト数及び最大セクタ数との
関係の一例を、図2Aと関連づけて示すものである。こ
の例では、DRAM7の記憶容量が1Mビットの場合、
図2Aのアドレスの総バイト数は20000hになり、
その最大セクタ数(UTOCセクタ及びATRACセク
タの最大数)は55になる。また、DRAM7の記憶容
量が2M,4M,8M,16Mビットの場合、図2Aの
アドレスの総バイト数はそれぞれ40000h,800
00h,100000h,200000hになり、その
最大セクタ数はそれぞれ111,222,445,89
1になる。尚、図2Aのアドレス空間の最上部には、一
例として、DRAM7の記憶容量が4Mである(即ちア
ドレスの総バイト数が80000hである)場合の最終
アドレス7FFFFhを記している。
【0032】図3及び図4は、図2Aのセクタ(UTO
Cセクタ,ATRACセクタ)の構造の一例を示す。こ
の例では、各セクタは、図3のように、それぞれ4バイ
トのヘッダエリア,サブヘッダエリアと、2332バイ
トのメインデータエリアと、12バイトのセクタ同期エ
リアとから成っている。そして、このメインデータエリ
アは、UTOCセクタでは例えば図4Aのような構造を
しており、他方ATRACセクタでは例えば図4Bのよ
うに複数のサウンドフレームから成る構造をしている。
Cセクタ,ATRACセクタ)の構造の一例を示す。こ
の例では、各セクタは、図3のように、それぞれ4バイ
トのヘッダエリア,サブヘッダエリアと、2332バイ
トのメインデータエリアと、12バイトのセクタ同期エ
リアとから成っている。そして、このメインデータエリ
アは、UTOCセクタでは例えば図4Aのような構造を
しており、他方ATRACセクタでは例えば図4Bのよ
うに複数のサウンドフレームから成る構造をしている。
【0033】図1に戻り、マイクロコンピュータ5がD
RAM7にアクセスするためには、RAS(行アドレス
のためのストローブ信号)及びCAS(列アドレスのた
めのストローブ信号)等を生成し、これらの信号によっ
てDRAM7をコントロールすることが必要である。こ
のMDシステムでは、例えば図5に示すように、DSP
4内に、これらの信号を生成するDRAMコントロール
回路41が設けられている。マイクロコンピュータ5
は、同じくDSP4内に設けられたレジスタ42に対し
てデータの読み出しや書き込みを行う(例えば本出願人
の作成したSSB(ソニーシリアルバス)を通じて、こ
のSSBの規格に従ったデータの読み出しや書き込みを
行う)ことにより、このDRAMコントロール回路41
を介してDRAM7にアクセスすることが可能になって
いる。また、DRAM7に対する音声データ等の読み出
しや書き込みの結果が、このレジスタ42の記録内容に
反映されるようになっている。
RAM7にアクセスするためには、RAS(行アドレス
のためのストローブ信号)及びCAS(列アドレスのた
めのストローブ信号)等を生成し、これらの信号によっ
てDRAM7をコントロールすることが必要である。こ
のMDシステムでは、例えば図5に示すように、DSP
4内に、これらの信号を生成するDRAMコントロール
回路41が設けられている。マイクロコンピュータ5
は、同じくDSP4内に設けられたレジスタ42に対し
てデータの読み出しや書き込みを行う(例えば本出願人
の作成したSSB(ソニーシリアルバス)を通じて、こ
のSSBの規格に従ったデータの読み出しや書き込みを
行う)ことにより、このDRAMコントロール回路41
を介してDRAM7にアクセスすることが可能になって
いる。また、DRAM7に対する音声データ等の読み出
しや書き込みの結果が、このレジスタ42の記録内容に
反映されるようになっている。
【0034】このMDシステムにおいて、マイクロコン
ピュータ5がDRAM7にアクセスする際には、図2A
のいずれかのセクタを指定した上で(ATRACセクタ
の場合には更に図4Bのいずれかのサウンドフレームを
指定した上で)、そのセクタ(ATRACセクタの場合
にはサウンドフレーム)の中の絶対アドレスを、次の
(1),(2)のうちのいずれかの方式を採用して指定
する。
ピュータ5がDRAM7にアクセスする際には、図2A
のいずれかのセクタを指定した上で(ATRACセクタ
の場合には更に図4Bのいずれかのサウンドフレームを
指定した上で)、そのセクタ(ATRACセクタの場合
にはサウンドフレーム)の中の絶対アドレスを、次の
(1),(2)のうちのいずれかの方式を採用して指定
する。
【0035】(1)マイクロコンピュータ5内の21ビ
ットのバイトカウンタであるCBC(CPUバイトカウ
ンタ)を用いて直接アドレス指定方式で指定する。
ットのバイトカウンタであるCBC(CPUバイトカウ
ンタ)を用いて直接アドレス指定方式で指定する。
【0036】(2)マイクロコンピュータ5内のPTR
(CPUポインタ),PAL(CPUポインタアロケー
ション),POS(CPUポインタオフセット),PB
C(CPUポインタバイトカウンタ)を組み合わせて指
定する。
(CPUポインタ),PAL(CPUポインタアロケー
ション),POS(CPUポインタオフセット),PB
C(CPUポインタバイトカウンタ)を組み合わせて指
定する。
【0037】ところで、この(1)の直接アドレス指定
方式を採用した場合のCBCの指定値とDRAM7の実
際のアドレス(RAS,CASでそれぞれ表されるRO
W(行)アドレス,COLUMN(列)アドレス)との
対応関係の一例を、DRAM7の記憶容量が1Mビッ
ト,4Mビット,16Mビットである場合についてそれ
ぞれ示すと、図6A,B,Cの通りである。
方式を採用した場合のCBCの指定値とDRAM7の実
際のアドレス(RAS,CASでそれぞれ表されるRO
W(行)アドレス,COLUMN(列)アドレス)との
対応関係の一例を、DRAM7の記憶容量が1Mビッ
ト,4Mビット,16Mビットである場合についてそれ
ぞれ示すと、図6A,B,Cの通りである。
【0038】この図6から明かなように、DRAM7の
記憶容量が16Mビットである場合には、DRAM7の
アドレスはROW,COLUMNともにビット数が10
になり、CBCの指定値000000h,010000
h,020000h,040000h,080000h
が互いにDRAM7の異なるアドレスに対応する。
記憶容量が16Mビットである場合には、DRAM7の
アドレスはROW,COLUMNともにビット数が10
になり、CBCの指定値000000h,010000
h,020000h,040000h,080000h
が互いにDRAM7の異なるアドレスに対応する。
【0039】これに対し、DRAM7の記憶容量が4M
ビットである場合には、DRAM7のアドレスはRO
W,COLUMNともにビット数が9になる(即ち記憶
容量が16Mビットである場合よりも1ビット少なくな
る)。その結果、指定値000000h,010000
h,020000h,040000hはやはり互いに異
なるアドレスに対応するが、指定値080000hは指
定値000000hと同じアドレス(ROW=0000
00000,COLUMN=000000000のアド
レス)に対応するようになる。
ビットである場合には、DRAM7のアドレスはRO
W,COLUMNともにビット数が9になる(即ち記憶
容量が16Mビットである場合よりも1ビット少なくな
る)。その結果、指定値000000h,010000
h,020000h,040000hはやはり互いに異
なるアドレスに対応するが、指定値080000hは指
定値000000hと同じアドレス(ROW=0000
00000,COLUMN=000000000のアド
レス)に対応するようになる。
【0040】また、DRAM7の記憶容量が1Mビット
である場合には、DRAM7のアドレスはROW,CO
LUMNともにビット数が8になる(即ち記憶容量が4
Mビットである場合よりも更に1ビット少なくなる)。
その結果、指定値000000h,010000h,0
20000hはやはり互いに異なるアドレスに対応する
が、指定値040000h,080000hは共に指定
値000000hと同じアドレス(ROW=00000
000,COLUMN=00000000のアドレス)
に対応するようになる。
である場合には、DRAM7のアドレスはROW,CO
LUMNともにビット数が8になる(即ち記憶容量が4
Mビットである場合よりも更に1ビット少なくなる)。
その結果、指定値000000h,010000h,0
20000hはやはり互いに異なるアドレスに対応する
が、指定値040000h,080000hは共に指定
値000000hと同じアドレス(ROW=00000
000,COLUMN=00000000のアドレス)
に対応するようになる。
【0041】この例のように、DRAMのアドレスのビ
ット数はDRAMの記憶容量によって相違しており、そ
の結果、或る記憶容量のDRAMにおいて互いに異なる
アドレスに対応する直接アドレス方式の指定値は、それ
とは異なる記憶容量のDRAMにおける同一のアドレス
に対応することがある。
ット数はDRAMの記憶容量によって相違しており、そ
の結果、或る記憶容量のDRAMにおいて互いに異なる
アドレスに対応する直接アドレス方式の指定値は、それ
とは異なる記憶容量のDRAMにおける同一のアドレス
に対応することがある。
【0042】そこで、マイクロコンピュータ5には、図
7のフローチャートに略示するようなDRAM7の記憶
容量が1Mビット,4Mビット,16Mビットのうちの
いずれであるかを判別するためのマイクロプログラムが
ROMに格納されると共に、DRAM7に対して処理対
象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うためのマ
イクロプログラムとして、記憶容量が1MビットのDR
AMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたプログ
ラム(P1とする)と、記憶容量が4MビットのDRA
Mにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたプログラ
ム(P4とする)と、記憶容量が16MビットのDRA
Mにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたプログラ
ム(P16とする)との3通りのものがROMに格納さ
れている。
7のフローチャートに略示するようなDRAM7の記憶
容量が1Mビット,4Mビット,16Mビットのうちの
いずれであるかを判別するためのマイクロプログラムが
ROMに格納されると共に、DRAM7に対して処理対
象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うためのマ
イクロプログラムとして、記憶容量が1MビットのDR
AMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたプログ
ラム(P1とする)と、記憶容量が4MビットのDRA
Mにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたプログラ
ム(P4とする)と、記憶容量が16MビットのDRA
Mにおけるアドレス空間の使用方法に合わせたプログラ
ム(P16とする)との3通りのものがROMに格納さ
れている。
【0043】次に、このMDシステムにおいてDRAM
7に対して処理対象の音声データ等の読み出しや書き込
みを行うためにマイクロコンピュータ5が実行する処理
の一例を説明する。
7に対して処理対象の音声データ等の読み出しや書き込
みを行うためにマイクロコンピュータ5が実行する処理
の一例を説明する。
【0044】最初に、DRAM7の記憶容量の判別処理
を行う。この処理では、図7に示すように、まずステッ
プS1で、記憶容量が16MビットのDRAMにおける
ROW=0000000000,COLUMN=000
0000000のアドレスをCBC(CPUバイトカウ
ンタ)を用いて直接アドレス指定方式で指定して(即ち
図6Cの対応関係に基づいてCBCの指定値を0000
00hにして)、DRAM7にデータ01hを書き込
む。
を行う。この処理では、図7に示すように、まずステッ
プS1で、記憶容量が16MビットのDRAMにおける
ROW=0000000000,COLUMN=000
0000000のアドレスをCBC(CPUバイトカウ
ンタ)を用いて直接アドレス指定方式で指定して(即ち
図6Cの対応関係に基づいてCBCの指定値を0000
00hにして)、DRAM7にデータ01hを書き込
む。
【0045】続くステップS2では、記憶容量が16M
ビットのDRAMにおけるROW=010000000
0,COLUMN=0000000000のアドレスを
CBC(CPUバイトカウンタ)を用いて直接アドレス
指定方式で指定して(即ち図6Cの対応関係に基づいて
CBCの指定値を040000hにして)、DRAM7
にデータ02hを書き込む。
ビットのDRAMにおけるROW=010000000
0,COLUMN=0000000000のアドレスを
CBC(CPUバイトカウンタ)を用いて直接アドレス
指定方式で指定して(即ち図6Cの対応関係に基づいて
CBCの指定値を040000hにして)、DRAM7
にデータ02hを書き込む。
【0046】続くステップS3では、CBCの指定値を
ステップS1と同じく000000hにして、DRAM
7からデータを読み出す。そして、この読み出したデー
タが01hと02hとのいずれであるかを判断する。
ステップS1と同じく000000hにして、DRAM
7からデータを読み出す。そして、この読み出したデー
タが01hと02hとのいずれであるかを判断する。
【0047】ここで、DRAM7の記憶容量が16Mビ
ットである場合には、ステップS1ではROW=000
0000000,COLUMN=0000000000
のアドレスにデータ01hが書き込まれ、ステップS2
ではROW=0100000000,COLUMN=0
000000000のアドレスにデータ02hが書き込
まれる。またDRAM7の記憶容量が4Mビットである
場合には、ステップS1ではROW=00000000
0,COLUMN=000000000のアドレスにデ
ータ01hが書き込まれ、ステップS2ではROW=1
00000000,COLUMN=000000000
のアドレスにデータ02hが書き込まれる。従って、こ
れらの場合には、ステップS3では読み出したデータが
01hであると判断される。
ットである場合には、ステップS1ではROW=000
0000000,COLUMN=0000000000
のアドレスにデータ01hが書き込まれ、ステップS2
ではROW=0100000000,COLUMN=0
000000000のアドレスにデータ02hが書き込
まれる。またDRAM7の記憶容量が4Mビットである
場合には、ステップS1ではROW=00000000
0,COLUMN=000000000のアドレスにデ
ータ01hが書き込まれ、ステップS2ではROW=1
00000000,COLUMN=000000000
のアドレスにデータ02hが書き込まれる。従って、こ
れらの場合には、ステップS3では読み出したデータが
01hであると判断される。
【0048】これに対し、DRAM7の記憶容量が1M
ビットである場合には、前述のように指定値00000
0hと指定値040000hとが同じアドレスに対応す
るので、ステップS1ではROW=00000000,
COLUMN=00000000のアドレスにデータ0
1hが書き込まれ、ステップS2ではこの同じアドレス
にデータ02hが上書きされる。従って、この場合に
は、ステップS3では読み出したデータが02hである
と判断される。
ビットである場合には、前述のように指定値00000
0hと指定値040000hとが同じアドレスに対応す
るので、ステップS1ではROW=00000000,
COLUMN=00000000のアドレスにデータ0
1hが書き込まれ、ステップS2ではこの同じアドレス
にデータ02hが上書きされる。従って、この場合に
は、ステップS3では読み出したデータが02hである
と判断される。
【0049】従って、ステップS3で02hであると判
断されたときには、DRAM7の記憶容量が1Mビット
であることが自動的に判別されたことになるので、この
ときにはステップ6に進んで、DRAM7に対して処理
対象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うための
マイクロプログラムとして、前述の記憶容量が1Mビッ
トのDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせ
たプログラムP1を選択する。
断されたときには、DRAM7の記憶容量が1Mビット
であることが自動的に判別されたことになるので、この
ときにはステップ6に進んで、DRAM7に対して処理
対象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うための
マイクロプログラムとして、前述の記憶容量が1Mビッ
トのDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせ
たプログラムP1を選択する。
【0050】他方、ステップS3で01hであると判断
されたときには、DRAM7の記憶容量が4Mビット,
16Mビットのうちのいずれであるかがまだ分からない
ので、ステップS4に進み、記憶容量が16Mビットの
DRAMにおけるROW=1000000000,CO
LUMN=0000000000のアドレスをCBC
(CPUバイトカウンタ)を用いて直接アドレス指定方
式で指定して(即ち図6Cの対応関係に基づいてCBC
の指定値を080000hにして)、DRAM7にデー
タ03hを書き込む。
されたときには、DRAM7の記憶容量が4Mビット,
16Mビットのうちのいずれであるかがまだ分からない
ので、ステップS4に進み、記憶容量が16Mビットの
DRAMにおけるROW=1000000000,CO
LUMN=0000000000のアドレスをCBC
(CPUバイトカウンタ)を用いて直接アドレス指定方
式で指定して(即ち図6Cの対応関係に基づいてCBC
の指定値を080000hにして)、DRAM7にデー
タ03hを書き込む。
【0051】続くステップS5では、CBCの指定値を
ステップS1と同じく000000hにして、DRAM
7からデータを読み出す。そして、この読み出したデー
タが01hと03hとのいずれであるかを判断する。
ステップS1と同じく000000hにして、DRAM
7からデータを読み出す。そして、この読み出したデー
タが01hと03hとのいずれであるかを判断する。
【0052】ここで、DRAM7の記憶容量が16Mビ
ットである場合には、ステップS1ではROW=000
0000000,COLUMN=0000000000
のアドレスにデータ01hが書き込まれ、ステップS4
ではROW=1000000000,COLUMN=0
000000000のアドレスにデータ03hが書き込
まれる。従って、この場合には、ステップS5では読み
出したデータが01hであると判断される。
ットである場合には、ステップS1ではROW=000
0000000,COLUMN=0000000000
のアドレスにデータ01hが書き込まれ、ステップS4
ではROW=1000000000,COLUMN=0
000000000のアドレスにデータ03hが書き込
まれる。従って、この場合には、ステップS5では読み
出したデータが01hであると判断される。
【0053】これに対し、DRAM7の記憶容量が4M
ビットである場合には、前述のように指定値00000
0hと指定値080000hとが同じアドレスに対応す
るので、ステップS1ではROW=00000000,
COLUMN=00000000のアドレスにデータ0
1hが書き込まれ、ステップS4ではこの同じアドレス
にデータ03hが上書きされる。従って、この場合に
は、ステップS5では読み出したデータが03hである
と判断される。
ビットである場合には、前述のように指定値00000
0hと指定値080000hとが同じアドレスに対応す
るので、ステップS1ではROW=00000000,
COLUMN=00000000のアドレスにデータ0
1hが書き込まれ、ステップS4ではこの同じアドレス
にデータ03hが上書きされる。従って、この場合に
は、ステップS5では読み出したデータが03hである
と判断される。
【0054】従って、ステップS5で03hであると判
断されたときには、DRAM7の記憶容量が4Mビット
であることが自動的に判別されたことになるので、この
ときにはステップ7に進んで、DRAM7に対して処理
対象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うための
マイクロプログラムとして、前述の記憶容量が4Mビッ
トのDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせ
たプログラムP4を選択する。
断されたときには、DRAM7の記憶容量が4Mビット
であることが自動的に判別されたことになるので、この
ときにはステップ7に進んで、DRAM7に対して処理
対象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うための
マイクロプログラムとして、前述の記憶容量が4Mビッ
トのDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせ
たプログラムP4を選択する。
【0055】他方ステップS5で01hであると判断さ
れたときには、DRAM7の記憶容量が16Mビットで
あることが自動的に判別されたことになるので、このと
きにはステップ8に進んで、DRAM7に対して処理対
象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うためのマ
イクロプログラムとして、前述の記憶容量が16Mビッ
トのDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせ
たプログラムP16を選択する。
れたときには、DRAM7の記憶容量が16Mビットで
あることが自動的に判別されたことになるので、このと
きにはステップ8に進んで、DRAM7に対して処理対
象の音声データ等の読み出しや書き込みを行うためのマ
イクロプログラムとして、前述の記憶容量が16Mビッ
トのDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせ
たプログラムP16を選択する。
【0056】このようにして、DRAM7の記憶容量が
1Mビット,4Mビット,16Mビットのうちのいずれ
であるかが自動的に判別され、その判別された記憶容量
のDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせた
マイクロプログラムにより、DRAM7に対して処理対
象の音声データ等の読み出しや書き込みが行われるよう
になる。
1Mビット,4Mビット,16Mビットのうちのいずれ
であるかが自動的に判別され、その判別された記憶容量
のDRAMにおけるアドレス空間の使用方法に合わせた
マイクロプログラムにより、DRAM7に対して処理対
象の音声データ等の読み出しや書き込みが行われるよう
になる。
【0057】従って、同じマイクロコンピュータ5を、
DRAM7として1MビットのDRAMを用いるMDシ
ステムと4MビットのDRAMを用いるMDシステムと
16MビットのDRAMを用いるMDシステムとの全て
で使用することができる(即ちこれらのMDシステム同
士の間でファームウェアを共通化できる)ようになる。
DRAM7として1MビットのDRAMを用いるMDシ
ステムと4MビットのDRAMを用いるMDシステムと
16MビットのDRAMを用いるMDシステムとの全て
で使用することができる(即ちこれらのMDシステム同
士の間でファームウェアを共通化できる)ようになる。
【0058】これにより、これらのMDシステムに用い
るマイクロコンピュータ5として、同一種類のファーム
ウェアのものを大量生産することが可能になるので、M
Dシステムの製造コストが削減されるようになる。
るマイクロコンピュータ5として、同一種類のファーム
ウェアのものを大量生産することが可能になるので、M
Dシステムの製造コストが削減されるようになる。
【0059】また、このように1種類のファームウェア
のマイクロコンピュータ5のみを用意すれば足りること
から、製造段階で、個々のMCシステムについて、当該
システム内のDRAM7の記憶容量に合わせたファーム
ウェアのマイクロコンピュータ5を搭載したか(誤って
別の記憶容量に合わせたファームウェアのマイクロコン
ピュータ5を搭載していないか)を検査する必要がなく
なる。従って、MDシステムの製造工程の簡略化及び不
具合の減少が実現されるようになる。
のマイクロコンピュータ5のみを用意すれば足りること
から、製造段階で、個々のMCシステムについて、当該
システム内のDRAM7の記憶容量に合わせたファーム
ウェアのマイクロコンピュータ5を搭載したか(誤って
別の記憶容量に合わせたファームウェアのマイクロコン
ピュータ5を搭載していないか)を検査する必要がなく
なる。従って、MDシステムの製造工程の簡略化及び不
具合の減少が実現されるようになる。
【0060】尚、以上の例では、DRAMの記憶容量が
1Mビット,4Mビット,16Mビットの3通りの記憶
容量のうちのいずれであるかを判別しているが、図6に
例示するような直接アドレス指定方式での指定値とDR
AMのアドレスとの対応関係に基づき、DRAMの記憶
容量が適宜の2通り以上の記憶容量のうちのいずれであ
るかを判別するようにしてよい。
1Mビット,4Mビット,16Mビットの3通りの記憶
容量のうちのいずれであるかを判別しているが、図6に
例示するような直接アドレス指定方式での指定値とDR
AMのアドレスとの対応関係に基づき、DRAMの記憶
容量が適宜の2通り以上の記憶容量のうちのいずれであ
るかを判別するようにしてよい。
【0061】また、以上の例ではDRAMの記憶容量を
判別しているが、DRAM以外のデータ一時記憶用のメ
モリ(例えばSRAM(スタティックRAM)等)であ
っても、直接アドレス指定方式での指定値とアドレスと
が図6に例示するような対応関係にあるものであれば、
本発明を適用してその記憶容量を判別できることはもち
ろんである。
判別しているが、DRAM以外のデータ一時記憶用のメ
モリ(例えばSRAM(スタティックRAM)等)であ
っても、直接アドレス指定方式での指定値とアドレスと
が図6に例示するような対応関係にあるものであれば、
本発明を適用してその記憶容量を判別できることはもち
ろんである。
【0062】また、以上の例では本発明をMDシステム
に適用しているが、処理対象のデータを一時記憶するた
めのメモリを有する任意のシステムに本発明を適用して
よいことはもちろんである。
に適用しているが、処理対象のデータを一時記憶するた
めのメモリを有する任意のシステムに本発明を適用して
よいことはもちろんである。
【0063】また、本発明は、以上の例に限らず、本発
明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成をとり
うることはもちろんである。
明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成をとり
うることはもちろんである。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るメモリ容量
の自動判別方法によれば、メモリの記憶容量を自動的に
判別することができる。
の自動判別方法によれば、メモリの記憶容量を自動的に
判別することができる。
【0065】従って、例えばこの判別方法を実行するマ
イクロプログラムを作成してシステム内のマイクロコン
ピュータに格納すると共に、複数通りの記憶容量のメモ
リに合わせたマイクロプログラムをこの同じマイクロコ
ンピュータに全て格納するようにすれば、この同じマイ
クロコンピュータを、互いに異なる記憶容量のメモリを
用いるシステムの全てで使用することができる(即ちこ
れらのシステム同士の間でファームウェアを共通化でき
る)ようになる。これにより、これらのシステムに用い
るマイクロコンピュータとして、同一種類のファームウ
ェアのものを大量生産することが可能になるので、シス
テムの製造コストを削減することができる。
イクロプログラムを作成してシステム内のマイクロコン
ピュータに格納すると共に、複数通りの記憶容量のメモ
リに合わせたマイクロプログラムをこの同じマイクロコ
ンピュータに全て格納するようにすれば、この同じマイ
クロコンピュータを、互いに異なる記憶容量のメモリを
用いるシステムの全てで使用することができる(即ちこ
れらのシステム同士の間でファームウェアを共通化でき
る)ようになる。これにより、これらのシステムに用い
るマイクロコンピュータとして、同一種類のファームウ
ェアのものを大量生産することが可能になるので、シス
テムの製造コストを削減することができる。
【0066】また、このように1種類のファームウェア
のマイクロコンピュータのみを用意すれば足りることか
ら、製造段階で、個々のシステムについて、当該システ
ム内のメモリの記憶容量に合わせたファームウェアのマ
イクロコンピュータを搭載したか(誤って別の記憶容量
に合わせたファームウェアのマイクロコンピュータを搭
載していないか)を検査する必要がなくなる。従って、
システムの製造工程の簡略化及び不具合の減少を実現す
ることができる。
のマイクロコンピュータのみを用意すれば足りることか
ら、製造段階で、個々のシステムについて、当該システ
ム内のメモリの記憶容量に合わせたファームウェアのマ
イクロコンピュータを搭載したか(誤って別の記憶容量
に合わせたファームウェアのマイクロコンピュータを搭
載していないか)を検査する必要がなくなる。従って、
システムの製造工程の簡略化及び不具合の減少を実現す
ることができる。
【0067】次に、本発明に係るメモリ容量の自動判別
装置によれば、前述の本発明に係る判別方法の各ステッ
プを実行させることができるので、やはりメモリの記憶
容量を自動的に判別することができる。
装置によれば、前述の本発明に係る判別方法の各ステッ
プを実行させることができるので、やはりメモリの記憶
容量を自動的に判別することができる。
【0068】従って、例えばこの判別装置の各手段の機
能を全てシステム内のマイクロコンピュータに果たさせ
るようにすれば、前述の本発明に係る判別方法における
と同様にして、やはりシステムの製造コストの削減,製
造工程の簡略化及び不具合の減少を実現することができ
る。
能を全てシステム内のマイクロコンピュータに果たさせ
るようにすれば、前述の本発明に係る判別方法における
と同様にして、やはりシステムの製造コストの削減,製
造工程の簡略化及び不具合の減少を実現することができ
る。
【図1】本発明を適用したMDシステムの概要を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1のDRAM内のアドレス空間の一例と、D
RAMの記憶容量とアドレスの総バイト数及び最大セク
タ数との関係の一例とを示す図である。
RAMの記憶容量とアドレスの総バイト数及び最大セク
タ数との関係の一例とを示す図である。
【図3】図2のセクタの構造の一例を示す図である。
【図4】図3のメインデータエリアの構造の一例を示す
図である。
図である。
【図5】図1のDSP内の回路の一部を示すブロック図
である。
である。
【図6】CBCの指定値とDRAMの実際のアドレスと
の対応関係の一例を示す図である。
の対応関係の一例を示す図である。
【図7】図1のマイクロコンピュータが実行する処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
1 MD、 2 光ピックアップ、 3 RFアンプ、
4 DSP、 5マイクロコンピュータ、 6 駆動
系、 7 DRAM、 41 DRAMコントロール回
路、 42 レジスタ
4 DSP、 5マイクロコンピュータ、 6 駆動
系、 7 DRAM、 41 DRAMコントロール回
路、 42 レジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 判別対象のメモリに、所定の第1の記憶
容量のメモリにおける或る第1のアドレスを直接アドレ
ス方式で指定して、第1のデータを書き込むステップ
と、 前記判別対象のメモリに、前記第1のアドレスとは異な
る第2のアドレスであって、直接アドレス方式による前
記第1のアドレスの指定値と前記第2のアドレスの指定
値とが、前記第1の記憶容量とは異なる第2の記憶容量
のメモリにおける同一のアドレスに対応するもの、を直
接アドレス方式で指定して、前記第1のデータとは異な
る第2のデータを書き込むステップと、 前記判別対象のメモリから前記第1のアドレスを指定し
てデータを読み出し、読み出したデータが前記第1のデ
ータと前記第2のデータとのいずれであるかを判断する
ステップとを含むことを特徴とするメモリ容量の自動判
別方法。 - 【請求項2】 所定の第1の記憶容量のメモリにおける
或る第1のアドレスと、該第1のアドレスとは異なる第
2のアドレスであって直接アドレス方式による前記第1
のアドレスの指定値と前記第2のアドレスの指定値とが
前記第1の記憶容量とは異なる第2の記憶容量のメモリ
における同一のアドレスに対応するものと、を直接アド
レス方式で指定するアドレス指定手段と、 前記アドレス指定手段により前記第1のアドレスが指定
されたことに応じて、判別対象のメモリに第1のデータ
を書き込み、前記アドレス指定手段により前記第2のア
ドレスが指定されたことに応じて、前記判別対象のメモ
リに前記第1のデータとは異なる第2のデータを書き込
む書き込み手段と、 前記アドレス指定手段により前記第1のアドレスが指定
されたことに応じて、前記書き込み手段により書き込ま
れたデータを前記判別対象のメモリから読み出す読み出
し手段と、 前記読み出し手段により読み出されたデータが前記第1
のデータと前記第2のデータとのいずれであるかを判断
する判断手段とを備えたことを特徴とするメモリ容量の
自動判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299098A JPH11232167A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | メモリ容量の自動判別方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299098A JPH11232167A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | メモリ容量の自動判別方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11232167A true JPH11232167A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12374311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3299098A Pending JPH11232167A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | メモリ容量の自動判別方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11232167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014078296A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Mitsubishi Electric Corp | メモリ検査装置、メモリ検査方法及びメモリ検査プログラム |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP3299098A patent/JPH11232167A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014078296A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Mitsubishi Electric Corp | メモリ検査装置、メモリ検査方法及びメモリ検査プログラム |
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