JPH11230702A - センス信号出力回路 - Google Patents

センス信号出力回路

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JPH11230702A
JPH11230702A JP10028785A JP2878598A JPH11230702A JP H11230702 A JPH11230702 A JP H11230702A JP 10028785 A JP10028785 A JP 10028785A JP 2878598 A JP2878598 A JP 2878598A JP H11230702 A JPH11230702 A JP H11230702A
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JP
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detection signal
effective value
signal
circuit
sense signal
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JP10028785A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Uchida
哲郎 内田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Tadano Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
Tadano Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差動トランスからセンス信号を出力するセン
ス信号出力回路に関し、信号源及び伝送路などの各部の
変動による検出誤差を低減できるセンス信号出力回路を
提供することを目的とする。 【解決手段】 差動トランス部2の2次コイル6を構成
する第1のコイル6aにより得られる第1の検出信号か
ら第1の実効値回路12により第1の実効値を生成し、
第2のコイル6bにより得られる第2に検出信号から第
2の実効値回路13により第2の実効値を生成し、第1
の実効値と第2の実効値とを加算し、第1の実効値を第
1の実効値と第2の実効値との加算値で除算した値を出
力センス信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセンス信号出力回路
に係り、特に、差動トランスからセンス信号を出力する
センス信号出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の一例のブロック構成図を示
す。差動トランスを用いた変位センサ1は、変位に応じ
て磁芯が変位される差動トランス部2、差動トランス部
2の1次コイルに励磁用信号を供給する駆動回路3、差
動トランス部2の2次コイルで発生される誘起電圧から
センス信号を出力するセンス信号出力回路4から構成さ
れる。
【0003】差動トランス部2は、1次コイル5、2次
コイル6、1次コイル5及び2次コイル6に挿入された
磁芯7から構成される。1次コイル5には、駆動回路3
が接続される。駆動回路3は、発振器3aから構成さ
れ、1次コイル5に所定の周波数の励磁用信号を供給す
る。1次コイル5は、発振器3aから供給される励磁用
信号に応じて励磁される。1次コイル5で発生された励
磁界は、2次コイル6、及び、磁芯7に印加される。
【0004】磁芯7は、磁性体からなり、被測定体に接
触するシャフト8に保持されており、被測定体の変位に
応じて矢印A方向に変位する。磁芯7が矢印A方向に変
位すると、磁芯7の1次コイル5及び2次コイル6に対
する位置が変位する。2次コイル6は、第1のコイル6
aと第2のコイル6bからなり、例えば、矢印A方向に
併設される。磁芯7が矢印A1方向に変位すると、第1
のコイル6aと1次コイル5との磁気的相互作用が強く
なり、第2のコイル6bと1次コイル5との磁気的相互
作用が弱まる。また、磁芯7が矢印A2方向に変位する
と、第1のコイル6aと1次コイル5との磁気的相互作
用が弱まり、第2のコイル6bと1次コイル5との磁気
的相互作用が強まる。
【0005】このため、磁芯7が、矢印A1方向に変位
すると、1次コイル5で発生される励磁界に応じて第1
のコイル6aに発生する第1の検出信号のレベルは増大
し、第2のコイル6bに発生する第2の検出信号のレベ
ルは減少する。また、磁芯7が、矢印A2方向に変位す
ると、1次コイル5で発生される励磁界に応じて第1の
コイル6aに発生する第1の検出信号のレベルは減少
し、第2のコイル6bに発生する第1の検出信号のレベ
ルは増大する。
【0006】第1及び第2のコイル6aは、センス信号
出力回路4に接続され、第1及び第2のコイル6a、6
bに生じる第1及び第2の検出信号をセンス信号出力回
路4に供給する。センス信号出力回路4は、第1及び第
2のコイル6a、6bに生じる第1及び第2の検出信号
に応じて磁芯7の矢印A方向の変位に応じたセンス信号
を出力する。
【0007】センス信号出力回路4は、第1のコイル6
aの一端に接続され、第1のコイル6aに発生する第1
の検出信号を整流する第1のダイオードD1、第2のコ
イル6bの一端に接続され、第2のコイル6bに発生す
る第2の検出信号を整流する第2のダイオードD2、第
1の検出信号の脈動を除去する第1のコンデンサC1、
第2の検出信号の脈動を除去する第2のコンデンサC
2、第1の検出信号を出力する第1の抵抗R1 、第2の
検出信号を出力する第2の抵抗R2、第1の抵抗R1と
第2の抵抗R2との接続点に発生する第1の検出信号と
第2の検出信号との和が供給され、ノイズを除去するロ
ーパスフィルタ4aから構成される。
【0008】図5に従来の一例の動作波形図を示す。図
5(A)は第1のコイル6aから発生される第1の検出
信号、図5(B)は第1の抵抗R1からの出力信号、図
5(C)は第2のコイル6bから発生される第2の検出
信号、図5(C)は第2の抵抗R2からの出力信号、図
5(E)はローパスフィルタ4aから出力される出力セ
ンス信号の波形を示す。
【0009】第1のコイル6aに発生する第1の検出信
号は、図5(A)に示すように駆動回路3aで発生さ
れ、1次コイル5に供給される励磁用信号に応じた波形
で、磁芯7の矢印A方向の位置に応じたレベルとなる。
第1の検出信号は、ダイオードD1により整流された
後、第1のコンデンサC1で平滑化され、図5(B)に
実線で示すように図5(A)の第1の検出信号に応じた
レベルの直流信号とされて、第1の抵抗R1から出力さ
れる。
【0010】同様に、第2のコイル6bに発生する第2
の検出信号は、図5(C)に示すように駆動回路3aで
発生され、1次コイル5に供給される励磁用信号に応
じ、第1の検出信号とは逆極性の波形で、磁芯7の矢印
A方向の位置に応じたレベルとなる。第2の検出信号
は、ダイオードD2により整流された後、第2のコンデ
ンサC2で平滑化され、図5(D)に実線で示すように
図5(C)の第2の検出信号に応じたレベルの直流信号
とされて、第2の抵抗R2から出力される。
【0011】第1、第2の検出信号は加算されて、ロー
パスフィルタ4aに供給され、図5(E)に示すように
第1の検出信号に応じた直流レベルと第2の検出信号に
応じた直流レベルとを加算したセンス信号として出力さ
れる。なお、ローパスフィルタ4aからの出力信号Sou
t は、第1の検出信号をSin1 、第2の検出信号をSin
2 とすると、 Sout =Sin1 +Sin2 ・・・(1) で決定される。
【0012】このとき、磁芯7が矢印A1方向に移動す
ると、第1の検出信号レベルが増加し、第2の検出信号
レベルが減少し、磁芯7が矢印A2方向に移動すると、
第1の検出信号レベルが減少し、第2の検出信号レベル
が増加する。このとき、センス信号は、第1、第2の検
出信号に応じた直流レベルを加算したものであるため、
磁芯7が矢印A1方向に移動すると、増加し、矢印A2
方向に移動すると減少する信号となる。また、第1、第
2の検出信号が同等のレベルであれば、0とある。
【0013】図6に従来の一例の変位に対するセンス信
号の特性図を示す。図6に示すように磁芯7が第1のコ
イル6aと第2のコイル6bとの中立位置P0で、セン
ス信号Sout は0となり、矢印A1方向に移動すると、
センス電流Sout は正極性側に漸次増加し、磁芯7が矢
印A2方向に移動すると、センス電流Sout は負極性側
に漸次減少する特性となり、センス信号Sout のレベル
により磁芯7の変位を検出できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のセン
ス信号出力回路では、発振器のレベル変動、及び、トラ
ンスのばらつき、温度特性等により、第1、第2の検出
信号Sin1 、Sin2 の特性に誤差αが発生した場合、式
(1)から出力信号Sout は、 Sout1=α・Sin1 +α・Sin2 =α・(Sin1 +Sin2 )=α・Sout ・・・(2) となり、例えば、変位に応じたセンス信号Sout の特性
が図6に矢印B方向に変移してしまい、変位P1でも、
誤差αによって、センス信号Sout がSout1、Sout2、
Sout3にずれてしまい、特別な調整が必要となる等の問
題点があった。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、信号源及び伝送路などの各部のの変動による検出誤
差を低減できるセンス信号出力回路を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、被
測定体の位置に応じた比で出力される第1の検出信号及
び第2の検出信号からセンス信号を生成し、出力するセ
ンス信号出力回路において、前記第1の検出信号と前記
第2の検出信号とを加算する加算手段と、前記第1の検
出信号を前記加算手段の加算結果により除算し、除算結
果を出力センス信号として出力する除算手段とを有する
ことを特徴とする。
【0017】請求項1によれば、第1の検出信号と第2
の検出信号とを加算し、第1の検出信号を加算結果によ
り除算して出力センス信号とすることにより、測定時の
温度などにより第1の検出信号及び第2の検出信号にバ
ラツキが生じても、分子、分母にバラツキ分が発生し、
相殺され、出力センス信号がばらつくことがない。請求
項2は、請求項1において、前記第1の検出信号の実効
値を算出し、前記加算手段及び前記除算手段に供給する
第1の入力手段と、前記第2の検出信号の実効値を算出
し、前記除算手段に供給する第2の入力手段とを有する
ことを特徴とする。
【0018】請求項2によれば、第1の検出信号、及
び、第2の検出信号の実効値を算出し、加算手段及び除
算手段に供給することにより、第1の検出信号及び第2
の検出信号の脈動が抑制でき、正確なセンス信号を出力
できる。請求項3は、被測定体の位置に応じた比で出力
される第1の検出信号及び第2の検出信号からセンス信
号を生成し、出力するセンス信号出力回路において、前
記第1の検出信号を第1のディジタルデータに変換する
第1のA/D変換手段と、前記第2の検出信号を第2の
ディジタルデータに変換する第2のA/D変換手段と、
前記第1のA/D変換手段で生成された前記第1のディ
ジタルデータと前記第2のA/D変換手段で生成された
前記第2のディジタルデータとを加算し、前記第1のA
/D変換手段で生成された前記第1のディジタルデータ
を該加算結果で除算し、出力ディジタルデータとして出
力するディジタル処理手段とを有することを特徴とす
る。
【0019】請求項3によれば、第1及び第2の検出信
号を第1及び第2のディジタルデータに変換し、ディジ
タル処理により加算及び除算を行い、出力センス信号を
求めることにより、マイクロコンピュータなどに適応で
き、多彩な処理が可能となる。請求項4は、請求項3に
おいて、前記第1の検出信号の実効値を算出し、前記第
1のA/D変換手段に供給する第1の入力手段と、前記
第2の検出信号の実効値を算出し、前記第2のA/D変
換手段に供給する第2の入力手段とを有することを特徴
とする。
【0020】請求項4によれば、第1の検出信号、及
び、第2の検出信号の実効値を算出し、加算手段及び除
算手段に供給することにより、第1の検出信号及び第2
の検出信号の脈動が抑制された、ディジタルデータが得
られ、正確なセンス信号を出力できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のブロッ
ク構成図を示す。同図中、図4と同一構成部分には同一
符号を付し、その説明は省略する。本実施例の差動トラ
ンス10は、センス信号出力回路の構成が図4に示す従
来の差動トランス1とは相違する。
【0022】本実施例のセンス信号出力回路11は、第
1のコイル6aで検出された第1の検出信号の実効値を
求める第1の実効値(RMS;Root Mean Square)回路
12、第2のコイル6bで検出された第2の検出信号の
実効値を求める第2の実効値回路13、第1の実効値回
路12で得られた第1の実効値と第2の実効値回路13
で得られた第2の実効値との和を算出する加算回路1
4、第1の実効値回路12で得られた第1の実効値を加
算回路14で得られた加算値で除算する除算回路15か
ら構成される。
【0023】第1の実効値回路12には、第1のコイル
6aから第1の検出信号Sin1 が供給される。第1のコ
イル6aから供給される第1の検出信号Sin1 は、駆動
回路3から1次コイル5に供給される励磁電流に応じた
交流信号であり、第1の実効値回路12は、第1の検出
信号Sin1 の実効値を生成し、第1の実効値として出力
する。また、第2の実効値回路13には、第2のコイル
6bから第2の検出信号Sin2 が供給される。第2のコ
イル6bから供給される第2の検出信号Sin2は、駆動
回路3から1次コイル5に供給される励磁電流に応じた
交流信号であり、第2の実効値回路13は、第2の検出
信号Sin2 の実効値を生成し、第2の実効値として出力
する。 第1の実効値回路12で生成された第1の実効
値は、加算回路14及び除算回路15に供給される。ま
た、第2の実効値回路13で生成された第2の実効値は
加算回路14に供給される。
【0024】加算回路14は、第1の実効値回路12で
生成された第1の実効値と第2の実効値回路13で生成
された第2の実効値とを加算する。加算回路14で加算
された加算値は、除算回路15に供給される。除算回路
15には、第1の実効値回路12で生成された第1の実
効値と加算回路14の加算値が供給され、第1の実効値
を加算値で除算する。除算回路15の除算値が出力セン
ス信号として出力される。
【0025】図2に本発明の一実施例の動作波形図を示
す。図2(A)は第1のコイル6aから発生される第1
の検出信号、図2(B)は第1の実効値回路12で生成
される第1の実効値Sin1 、図2(C)は第2のコイル
6bから発生される第2の検出信号、図2(C)は第2
の実効値回路13で生成される第2の実効値Sin2 、図
2(E)は加算回路13の出力加算値を示す。
【0026】第1のコイル6aに発生された第1の検出
信号は、図2(A)に示すように駆動回路3aで発生さ
れ、1次コイル5に供給される励磁用信号に応じた波形
で、磁芯7の矢印A方向の位置に応じた振幅になる。第
1の検出信号は、図2(B)に示すように第1の実効値
回路12によりその実効値が生成され、第1の実効値と
して出力される。
【0027】第2のコイル6bに発生された第2の検出
信号は、図2(C)に示すように駆動回路3aで発生さ
れ、1次コイル5に供給される励磁用信号に応じた波形
で、磁芯7の矢印A方向の位置に応じた振幅になる。第
2の検出信号は、図2(D)に示すように第2の実効値
回路13によりその実効値が生成され、第2の実効値と
して出力される。このとき、第2の実効値回路13で生
成される第2の実効値は第1の実効値と同極性の正極性
で出力される。
【0028】第1及び第2の実効値は、加算回路14に
供給され加算される。加算回路14から出力される加算
値は、図2(E)に示すように図2(B)に示す第1の
実効値と図2(D)に示す第1の実効値とを加算した値
となる。第1の実効値及び加算値は、除算回路15に供
給され、第1の実効値は加算値により除算され、出力セ
ンス信号Sout とされる。
【0029】すなわち、本実施例では、出力センス信号
Sout は、第1の実効値をSin1 、第2の実効値をSin
2 とすると、
【0030】
【数1】
【0031】で決定される。このため、発振器や伝送路
の温度によるレベル変動、及び、トランスのばらつきな
どにより、第1、第2の検出信号Sin1 、Sin2 に誤差
αが発生した場合でも、式(3)から出力信号Sout
は、
【0032】
【数2】
【0033】となり、誤差αは相殺され、出力信号Sou
t に検出誤差が生じることはない。よって、信号源及び
伝送路の変動による検出誤差を低減でき、誤差の調整等
の作業が不要となり、生産性を向上できる。なお、セン
ス信号出力回路11は、マイコンと組み合わされて使用
されるので、センス信号出力回路11の一部をマイコン
で実現する方法も考えられる。
【0034】図3に本発明の他の実施例のブロック図を
示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。本実施例のセンス信号出力回
路21は、第1の実効値回路12で生成された第1の実
効値を第1のA/D変換回路22で第1のディジタルデ
ータに変換し、第2の実効値回路13で生成された第2
の実効値を第2のA/D変換回路23で第2のディジタ
ルデータに変換し、マイコン24に供給する。
【0035】マイコン24は、所定のサンプリング時間
で第1のA/D変換回路22で変換された第1のディジ
タルデータ及び第2のA/D変換回路23で変換された
第2のディジタルデータを取り込み、取り込んだ第1の
ディジタルデータと第2のディジタルデータとを加算
し、第1のディジタルデータを加算したディジタルデー
タにより除算して出力ディジタルセンス信号として出力
する。または、マイコン24の内部で、計測データとし
て用い、マイコン24により各種制御を行う。
【0036】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、第1の検出信号と第2の検出信号とを加算し、第1
の検出信号を加算結果により除算して出力センス信号と
することにより、測定時の温度などにより第1の検出信
号及び第2の検出信号に誤差が生じても、分子、分母に
誤差が発生し、相殺され、出力センス信号に検出誤差が
発生することがない等の特長を有する。
【0037】請求項2によれば、第1の検出信号、及
び、第2の検出信号の実効値を算出し、加算手段及び除
算手段に供給することにより、第1の検出信号及び第2
の検出信号の脈動が抑制でき、正確なセンス信号を出力
できる等の特長を有する。請求項3によれば、第1及び
第2の検出信号を第1及び第2のディジタルデータに変
換し、ディジタル処理により加算及び除算を行い、出力
センス信号を求めることにより、マイクロコンピュータ
などに適応でき、多彩な処理が可能となる等の特長を有
する。
【0038】請求項4によれば、第1の検出信号、及
び、第2の検出信号の実効値を算出し、加算手段及び除
算手段に供給することにより、第1の検出信号及び第2
の検出信号の脈動が抑制された、ディジタルデータが得
られ、正確なセンス信号を出力できる等の特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作波形図である。
【図3】本発明の一実施例の他の実施例のブロック構成
図である。
【図4】従来の一例のブロック構成図である。
【図5】従来の一例の動作波形図である。
【図6】従来の一例の変位に対するセンス信号の特性図
である。
【符号の説明】
2 差動トランス部 3 駆動回路 3a 発振器 5 1次コイル 6 2次コイル 6a 第1のコイル 6b 第2のコイル 7 磁芯 8 シャフト 10 差動トランス 11、21 センス信号出力回路 12 第1の実効値回路 13 第2の実効値回路 14 加算回路 15 乗算回路 22 第1のA/D変換回路 23 第2のA/D変換回路 24 マイコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定体の位置に応じた比で出力される
    第1の検出信号及び第2の検出信号からセンス信号を生
    成し、出力するセンス信号出力回路において、 前記第1の検出信号と前記第2の検出信号とを加算する
    加算手段と、 前記第1の検出信号を前記加算手段の加算結果により除
    算し、除算結果を出力センス信号として出力する除算手
    段とを有することを特徴とするセンス信号出力回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出信号の実効値を算出し、
    前記加算手段及び前記除算手段に供給する第1の入力手
    段と、 前記第2の検出信号の実効値を算出し、前記除算手段に
    供給する第2の入力手段とを有することを特徴とする請
    求項1記載のセンス信号出力回路。
  3. 【請求項3】 被測定体の位置に応じた比で出力される
    第1の検出信号及び第2の検出信号からセンス信号を生
    成し、出力するセンス信号出力回路において、 前記第1の検出信号を第1のディジタルデータに変換す
    る第1のA/D変換手段と、 前記第2の検出信号を第2のディジタルデータに変換す
    る第2のA/D変換手段と、 前記第1のA/D変換手段で生成された前記第1のディ
    ジタルデータと前記第2のA/D変換手段で生成された
    前記第2のディジタルデータとを加算し、前記第1のA
    /D変換手段で生成された前記第1のディジタルデータ
    を該加算結果で除算し、出力ディジタルデータとして出
    力するディジタル処理手段とを有することを特徴とする
    センス信号出力回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の検出信号の実効値を算出し、
    前記第1のA/D変換手段に供給する第1の入力手段
    と、 前記第2の検出信号の実効値を算出し、前記第2のA/
    D変換手段に供給する第2の入力手段とを有することを
    特徴とする請求項3記載のセンス信号出力回路。
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