JPH11230377A - 弁構造 - Google Patents

弁構造

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JPH11230377A
JPH11230377A JP3277198A JP3277198A JPH11230377A JP H11230377 A JPH11230377 A JP H11230377A JP 3277198 A JP3277198 A JP 3277198A JP 3277198 A JP3277198 A JP 3277198A JP H11230377 A JPH11230377 A JP H11230377A
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JP
Japan
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valve
peripheral surface
valve body
fluid
ring
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JP3277198A
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Takahiro Oishi
隆宏 大石
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YAMATO HANDOTAI KK
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YAMATO HANDOTAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたって高気密性を保持して流体の外
部漏洩を防止することができ,かつ安全かつ簡単にメン
テナンスを行えるようにする。 【解決手段】 弁体21が、円筒形状の筒部12の内周
面12Nと摺接しつつ縦軸線21yを中心として回動可
能に設けられかつ周面部22Sに流体通し穴22Hが貫
通穿設された本体22と、この本体22の両端部に設け
られた軸部25とからなり、弁体21の軸部25に連結
され当該弁体21を流体通し穴22Hと筒部12の両開
口部(13,14)とが整合する開放位置と、当該開口
部(13,14)を本体周面部22Sで塞ぐ閉鎖位置と
のいずれかに選択的に位置決め保持可能な操作部26を
設け、筒部12の弁座形成部分12Eと弁体21の本体
周面部22Sとの間にOリング31を介装するととも
に、弁箱10の軸受部(15)より内方のシール部10
Sと弁体21の軸部25の外周面25Sとの間にOリン
グ32を介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁箱と、この弁箱
内に設けられ入口部と出口部との間の流体通路を開閉可
能な弁体とを有する弁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、毒性ガスを流すための配管系に
使用される弁(バルブ)は、極めて高度な気密性が要求
される。
【0003】上記配管系において使用可能な弁の1つで
あるベローズ弁40の代表的構造を図3に示す。図にお
いて、10は弁箱、41は弁体、42は弁体操作部、4
6はベローズである。弁箱10は、入口部11Aと出口
部11Bとを有し、当該入口部11Aと出口部11Bと
の間には毒性ガスの通路(流体通路11C)が形成され
ている。なお、入口部11Aおよび出口部11Bには、
それぞれ配管系を形成する配管(図示省略)が接続され
ている。
【0004】弁体41は、弁体操作部42によって弁座
11Dと密接した閉鎖位置と、弁座11Dより離隔した
開放位置(図3で示す位置)とに位置決め保持可能に設
けられている。弁体41の弁座11Dと接触する底面に
はOリング48が装着されている。
【0005】弁体操作部42は、弁箱10のねじ穴11
Sと螺合しかつ図3中下端部が弁体41と接続されたね
じ軸43と、このねじ軸43の上端部に取付けられたハ
ンドル44等とから形成されている。
【0006】ベローズ46は、その胴体部分が蛇腹状に
形成されており、図3中下端部が弁体41の上面に固定
されるとともに上端部が弁箱10の天井面11Tに固定
されて上記ねじ軸43およびねじ穴11Sを被覆してい
る。なお、このベローズ46は、弁体41の上下動に伴
い伸縮するので、当該弁体41を開放位置,閉鎖位置に
円滑に位置決めすることができる。
【0007】上記ベローズ弁40において、ハンドル4
4を適宜回転(例えば、15回転)させて弁体41を図
3に示す開放位置から閉鎖位置へ位置決めすると、弁体
41はOリング48を介して弁座11Dと密接される。
これにより、弁箱10内の流体通路11Cは閉鎖され、
毒性ガスの入口部11Aから出口部11Bへ向けての流
動は停止される。
【0008】次に、ハンドル44を上記した場合とは反
対方向に回転させて、弁体41を開放位置に位置決めす
ると、流体通路11Cの閉鎖は解除され、毒性ガスが入
口部11Aから出口部11Bへ向けて流動する。この
際、ねじ軸43およびねじ穴11Sはベローズ46によ
って被覆されているので、流体がねじ軸43とねじ穴1
1Sとの間の隙間を通って外部に漏洩するような事態の
発生が防止される。
【0009】なお、上記ベローズ弁40ほどの高度の気
密性は有さないものの、流体(ガス,液体)を流す配管
系で開閉装置として広く使用されているものに図4に示
すボール弁50がある。ボール弁50は、弁箱10内で
一対のテフロンパッキン(53A,53B)によって保
持されかつ流体通し穴51Hが形成された球状の弁体5
1と、この弁体51を縦軸線51yを中心として回動し
て流体通し穴51Hがテフロンパッキン(53A,53
B)の穴部と整合する位置(開放位置)および不整合と
なる位置(閉鎖位置)のいずれかに位置決め可能な弁体
操作部52(ねじ軸53,ハンドル54)等とから形成
されている。
【0010】上記弁体操作部52を回動操作して弁体5
1を開放位置に位置決めすると、入口部11Aと出口部
11Bとの間の流体通路11Cは開放され、流体は入口
部11Aから出口部11Bへ流れる。また、弁体操作部
52を用いて弁体51を開放位置から半回転させて閉鎖
位置に位置決めすると、流体通路11Cは閉鎖される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ベロー
ズ弁40は、弁体41と弁座11DとをOリング48を
介して密接させる構造とされているので、流体通路11
Cを完全に閉鎖することができる。ここで、ベローズ4
6の蛇腹状の外面にゴミ等が付着した場合、弁体41の
上下動に伴いベローズ46が伸縮すると、ゴミ等が当該
ベローズ46の外面を突き破って穴を開けてしまう事態
が生ずることがある。
【0012】かかる事態が生じると、流体(毒性ガス)
が上記穴を通ってねじ軸43とねじ穴11Sとの間の隙
間から外部に漏洩してガス中毒等が引き起こされること
になる。そこで、適時、ベローズ46をクリーニングし
て外面に付着したゴミ等を除去する必要があるが、当該
外面は凹凸が激しいのでゴミ等を完全に除去することは
困難である。また、ベローズ弁40は、1回の開閉操作
でねじ軸43を何十回転(例えば、15+15=30回
転)もさせるため、ねじ穴11S等が破損しやすい。
【0013】ここにおいて、上記したボール弁50を、
シール構造を改良することによりベローズ弁の代用品と
して使用することが考えられる。しかし、上記ボール弁
50では、デッドスペース11DSに流体(毒性ガス)
が残留しやすく、メンテナンス時に弁箱10を分解等し
た場合、かかる流体が空気中に放出されて作業者に重大
な危害を与えるおそれがある。
【0014】すなわち、ボール弁50においては、流体
流し時に開放位置に位置決めされた弁体51は、流体の
圧力によって出口側に押されて図4中2点鎖線で示す位
置に移動させられる。そのため、弁体51と入口側のテ
フロンパッキン53Aとの間に隙間が生じてデッドスペ
ース11DSに流体が入り込みやすくなる。
【0015】次に、弁体51が閉鎖位置に位置決めされ
て流体の流れが停止させられると、弁体51に加わって
いた流体の圧力は大幅に減少し弁体51は図中実線で示
す位置に戻される。これにより、デッドスペース11D
Sは、両パッキン(51A,51B)によって密閉され
ることになり、流体流し時にデッドスペース11DS内
に入り込んだ流体(毒ガス)は残留することになる。
【0016】本発明の目的は、長期にわたって高気密性
を保持して流体の外部漏洩を防止することができ、かつ
メンテナンスを安全・簡単に行うことができる弁構造を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、弁箱と、この
弁箱内に設けられ入口部と出口部との間の流体通路を開
閉可能な弁体とを有する弁構造において、弁箱の入口部
と出口部との間に配設されかつ周面部に当該入口部およ
び出口部に対向して開口部が貫通穿設された円筒形状の
筒部を具備し、弁体が、筒部の内周面と摺接しつつ縦軸
線を中心として回動可能に設けられかつ周面部に流体通
し穴が貫通穿設された本体と、この本体の両端部に設け
られかつ弁箱の軸受部に縦軸線を中心として回動可能に
支持された軸部とからなり、弁体の軸部に連結されかつ
当該弁体を流体通し穴と筒部の両開口部とが整合する開
放位置と当該開口部を本体周面部で塞ぐ閉鎖位置とのい
ずれかに選択的に位置決め保持可能な操作部を設け、筒
部の弁座形成部分と弁体の本体周面部との間に閉鎖時漏
洩防止用のOリングを介装するとともに、弁箱の軸受部
より内方のシール部と弁体の軸部の外周面との間に外部
漏洩防止用のOリングを介装したことを特徴とする。
【0018】かかる構成の場合、操作部を用いて弁体が
回動されて開放位置へ位置決めされると、入口部から流
入した流体は弁体の流体通し穴を通って出口部へ流れ
る。この際、流体が弁体の本体周面部と筒部の内周面と
の間を通り抜けて弁箱内のデッドスペースへ侵入したと
しても、弁箱のシール部と弁体の軸部の外周面との間に
介装されたOリングによって外部に漏洩するのが防止さ
れる。
【0019】また、操作部を用いて弁体が閉鎖位置へ位
置決めされると、筒部の開口部は弁体の本体周面部によ
って塞がれる。そして、筒部の弁座形成部分と弁体の本
体周面部とは、Oリングによってシールされる。したが
って、流体通路は完全に閉鎖される。なお、この際に
も、外部漏洩防止用Oリングによって流体の外部漏洩は
防止される。したがって、長期にわたって高気密性を保
持して流体の外部漏洩を防止することができる。
【0020】また、筒部の弁座形成部分と弁体の本体周
面部との間だけがOリングによってシールされるので、
デッドスペースが密閉されるようなことはなく、当該ス
ペースに流体が残留するような事態は生じない。しか
も、弁体の周面部に付着したゴミ等もクリーニングして
簡単に除去することができるので、メンテナンスを安全
にかつ簡単に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本発明に係る弁構造は、図1
および図2に示す如く、弁箱10内に筒部12を設ける
とともに、筒部12内に弁体21(円柱形状の本体2
2,軸部25)を回動可能に設け、筒部12の内周面1
2Nと弁体21の本体周面部22Sとの間および弁箱1
0のシール部10Sと弁体21の軸部25との間にそれ
ぞれOリング(31,32)を設けて、高気密性保持可
能に構成されている。
【0022】具体的には、筒部12は、円筒形状に形成
されており、弁箱10の入口部(例えば、真空配管継
手)11Aと出口部(真空配管継手)11Bとの間に設
けられている。筒部12には、入口部11Aおよび出口
部11Bに対向して開口部(13,14)が貫通穿設さ
れている。
【0023】この実施形態では、組立等が一段と簡単に
行えるように、筒部12は、外筒12Aと、この外筒1
2Aの内側に設けられた内筒12Bとから形成されてい
る。外筒12Aは、弁箱10に図示しないボルト等を介
して固定されており、内筒12Bはキー12Kを介して
固定されている。
【0024】弁体21は、円柱形状の本体22と軸部2
5とから形成されている。本体22は、筒部12(詳し
くは、内筒12B)の内周面12Nと摺接しつつ縦軸線
21yを中心として回動可能に設けられており、その周
面部22には縦軸線21yと直交する方向に流体通し穴
22Hが貫通穿設されている。
【0025】軸部25は、本体21の両端部にそれぞれ
軸線が縦軸線21yと一致するように設けられており、
弁箱10の軸受部(15)に縦軸線21yを中心として
回動可能に支持されている。
【0026】この実施形態では、弁体21,筒部12
(外筒12A,内筒12B)および内内筒12Dは、い
ずれもステンレス鋼製とされている。そして、弁体21
の周面部22S,筒部12および内内筒12Dの各内周
面12Nは、研磨仕上げ〔#800の研磨(Rmax=
0.3μm)〕と同等とされている。筒部12の開口部
(13,14)および全体21の流体通し穴22Hは、
一直線上に配列され、各内径は入口部11Aおよび出口
部11Bと略同一とされている。また、上記軸受部は、
ベアリング15から形成されている。なお、図1で、1
5Nはベアリング15を固定するための軸受ナットであ
る。
【0027】操作部26は、弁体21の軸部25に連結
され当該弁体21を流体通し穴22Hと筒部12の両開
口部(13,14)とが整合する図1に示す開放位置
と、当該開口部(13,14)を本体周面部22Sで塞
ぐ図2に示す閉鎖位置とのいずれかに選択的に位置決め
保持可能に形成されている。具体的には、操作部26
は、弁体21の軸部25の先端部に一体的に設けられた
操作軸27と、この操作軸27に装着されたハンドル2
8とから形成されている。
【0028】閉鎖時漏洩防止用Oリング31は、筒部1
2(詳しくは、内筒12B)の内周面12Nに設けられ
た弁座形成部分12Eと弁体21の本体周面部22Sと
の間に介装されている。より具体的には、Oリング31
は、内筒12Bの穴部12BNに内側から内内筒12D
によって補強された状態で装着されている。かかるOリ
ング31によって入口部11Aから出口部11Bへ流体
が流れるのを完全に防止することができる。
【0029】外部漏洩防止用Oリング32は、弁箱10
の軸受部(15)より内方のシール部10Sと弁体21
の軸部25の外周面25Sとの間に介装されている。
【0030】次に、この実施形態の作用について説明す
る。操作部26を用いて弁体21が回動操作されて図1
に示す開放位置へ位置決めされると、入口部11Aから
流入した流体(例えば、毒性ガス)は弁体21の流体通
し穴22Hを通って出口部11Bへ向けて流れる。この
際、流体が弁体21の本体周面部22Sと筒部12の内
周面12Nとの間を通り抜けたとしても、弁箱10のシ
ール部10Sと弁体21の軸部25の外周面25Sとの
間に介装されたOリング32によって外部に漏洩するの
が防止される。
【0031】また、操作部26を用いて弁体21が閉鎖
位置へ位置決めされると、筒部12の開口部(13,1
4)は弁体21の本体周面部22Sによって塞がれる。
そして、筒部12の弁座形成部分12Eと弁体21の本
体周面部22Sとの間に介装されたOリング31によっ
てシールされる。したがって、流体通路11Cは完全に
閉鎖される。この際にも、外部漏洩防止用Oリング32
によって流体の漏洩は防止される。
【0032】ここにおいて、筒部12側の弁座形成部分
12Eと弁体21の本体周面部22Sとの間だけがOリ
ング31によってシールされるので、弁箱10内のデッ
ドスペース11DSに流体が残留するような事態は生じ
ない。なお、弁体21の本体周面部22Sにゴミ等が付
着しても、当該弁体21が開閉動作される際に本体周面
部22Sと摺接する筒部12の内周面12Nによって剥
離されるので、一段と確実にシールすることができる。
【0033】しかして、この実施形態によれば、弁箱1
0の入口部11Aと出口部11Bとの間に配置されかつ
周面部に当該入口部11Aおよび出口部11Bに対向し
て開口部(13,14)が貫通穿設された円筒形状の筒
部12を設け、弁体21が、筒部12の内周面12Nと
摺接しつつ縦軸線21yを中心として回動可能に設けら
れかつ周面部22に流体通し穴22Hが貫通穿設された
本体22と、この本体22の両端部に設けられかつ弁箱
10の軸受部(15)に縦軸線21yを中心として回動
可能に支持された軸部25とからなり、弁体21の軸部
25に連結され当該弁体21を流体通し穴22Hと筒部
12の両開口部(13,14)とが整合する開放位置
と、当該開口部(13,14)を本体周面部22Sで塞
ぐ閉鎖位置とのいずれかに選択的に位置決め保持可能な
操作部26を設け、筒部12の弁座形成部分12Eと弁
体21の本体周面部22Sとの間に閉鎖時漏洩防止用の
Oリング31を介装するとともに、弁箱10の軸受部
(15)より内方のシール部10Sと弁体21の軸部2
5の外周面25Sとの間に外部漏洩防止用のOリング3
2を介装したので、長期にわたって高気密性を保持して
流体の外部漏洩を防止することができる。したがって、
長期にわたって高気密性を保持して流体の外部漏洩を防
止することができる。
【0034】また、筒部12の弁座形成部分12Eと弁
体21の本体周面部22Sとの間だけがOリング31に
よってシールされるので、弁箱10内のデッドスペース
11DSが密閉されるようなことはなく、当該スペース
11DSに流体が残留することもなく、弁体21の周面
部22Sに付着したゴミ等もクリーニングして簡単に除
去することができるので、メンテナンスを安全にかつ簡
単に行うことができる。
【0035】また、弁体21を開放位置に位置決めした
際に、入口部11Aと弁体21の流体通し穴22Hと出
口部11Bとは一直線上に並ぶとともに略同一内径とさ
れているので、流体損失を一段と低く抑えることができ
る。
【0036】さらに、弁体21の本体周面部22S等が
研磨仕上げされているので、本体周面部22S等にゴミ
等が付着しても一段と簡単かつ確実に除去することがで
きる。
【0037】また、弁体21の軸部25を支持する軸受
部をベアリング15から形成したので、弁体21を長期
にわたって円滑に回動操作して流体通路11Cの開閉を
行わせることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、弁箱の入口部と出口部
との間に配置されかつ周面部に当該入口部および出口部
に対向して開口部が貫通穿設された円筒形状の筒部を設
け、弁体が、筒部の内周面と摺接しつつ縦軸線を中心と
して回動可能に設けられかつ周面部に流体通し穴が貫通
穿設された本体と、この本体の両端部に設けられかつ弁
箱の軸受部に縦軸線を中心として回動可能に支持された
軸受部とからなり、弁体の軸部に連結され当該弁体を流
体通し穴と筒部の両開口部とが整合する開放位置と、当
該開口部を本体周面部で塞ぐ閉鎖位置とのいずれかに選
択的に位置決め保持可能な操作部を設け、筒部の内周面
のうち弁座を形成する部位と弁体の本体周面部との間に
閉鎖時漏洩防止用のOリングを介装するとともに、弁箱
の軸受部より内方のシール部と弁体の軸部の外周面との
間に外部漏洩防止用のOリングを介装したので、長期に
わたって高気密性を保持して流体の外部漏洩を防止する
ことができ、かつメンテナンスを安全かつ簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための側断面図で
ある。
【図2】同じく、弁体を閉鎖位置に位置決めした状態を
説明するための側断面図である。
【図3】ベローズ弁の構造を説明するための図である。
【図4】ボール弁の構造を説明するための図である。
【符号の説明】
10 弁箱 10S シール部 11A 真空配管継手(入口部) 11B 真空配管継手(出口部) 12 筒部 12A 外筒 12B 内筒 12C 内筒 12D 内内筒 12E 弁座形成部分 12K キー 12N 内周面 13 開口部 14 開口部 15 ベアリング(軸受部) 15N 軸受ナット 21 弁体 22 本体 22S 周面部 22H 流体通し穴 25 軸部 25S 外周面 26 操作部 27 操作軸 28 ハンドル 31 閉鎖時漏洩防止用Oリング 32 外部漏洩防止用Oリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱と、この弁箱内に設けられ入口部と
    出口部との間の流体通路を開閉可能な弁体とを有する弁
    構造において、 弁箱の入口部と出口部との間に配設されかつ周面部に当
    該入口部および出口部に対向して開口部が貫通穿設され
    た円筒形状の筒部を具備し、 弁体が、筒部の内周面と摺接しつつ縦軸線を中心として
    回動可能に設けられかつ周面部に流体通し穴が貫通穿設
    された本体と、この本体の両端部に設けられかつ弁箱の
    軸受部に縦軸線を中心として回動可能に支持された軸部
    とからなり、弁体の軸部に連結されかつ当該弁体を流体
    通し穴と筒部の両開口部とが整合する開放位置と当該開
    口部を本体周面部で塞ぐ閉鎖位置とのいずれかに選択的
    に位置決め保持可能な操作部を設け、筒部の弁座形成部
    分と弁体の本体周面部との間に閉鎖時漏洩防止用のOリ
    ングを介装するとともに、弁箱の軸受部より内方のシー
    ル部と弁体の軸部の外周面との間に外部漏洩防止用のO
    リングを介装したことを特徴とする弁構造。
JP3277198A 1998-02-16 1998-02-16 弁構造 Pending JPH11230377A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007120003A1 (en) * 2006-04-17 2007-10-25 Choon Il Kim A line valve

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007120003A1 (en) * 2006-04-17 2007-10-25 Choon Il Kim A line valve

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