JPH11229800A - トンネル壁面撮影装置 - Google Patents

トンネル壁面撮影装置

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JPH11229800A
JPH11229800A JP3000598A JP3000598A JPH11229800A JP H11229800 A JPH11229800 A JP H11229800A JP 3000598 A JP3000598 A JP 3000598A JP 3000598 A JP3000598 A JP 3000598A JP H11229800 A JPH11229800 A JP H11229800A
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tunnel
line
sensor
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Fumio Kito
文男 鬼頭
Naoki Hayashi
直樹 林
Yoshio Fujii
儀夫 藤井
Toshiyuki Tachika
利幸 田近
Sakae Chikuma
栄 筑摩
Masahisa Kokubo
将寿 小久保
Masaru Ota
勝 太田
Masato Ukai
正人 鵜飼
Hiroshi Sasama
宏 笹間
Hitoshi Sato
仁 佐藤
Kaoru Takagi
薫 高木
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Central Japan Railway Co
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Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学系の構造を簡素化できるうえ画像分解能
を高めることのできるトンネル壁面撮影装置を提供す
る。 【解決手段】 トンネル壁面撮影装置10は、トンネル
51を走行可能な移動車両11と、トンネル51の周方
向に沿ったラインLを複数に分割した分割ラインのそれ
ぞれに対応づけられて設置された複数のラインセンサカ
メラC1〜C4を備えている。制御装置17は、所定タ
イミングごとに複数のラインセンサカメラC1〜C4か
ら分割ラインデータを得て、画像蓄積装置18に記憶さ
せる。画像処理装置19は、同じラインセンサカメラか
ら所定タイミングごとに得られた分割ラインデータを移
動車両11の移動距離に応じて並べることにより分割展
開画像を作成し、各ラインセンサごとに作成した分割展
開画像を繋ぎ合わせることによりトンネルの壁面の展開
画像を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道・道路トンネ
ル等のトンネル壁面の覆工面の変状を追跡調査するのに
適したトンネル壁面撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルは、地山の土圧・凍上圧・有害
水などの外因、設計・施工の不適切、経年による材質劣
化などの内因によって、クラック、目地切れ、食い違
い、コンクリートの剥離・剥落などの変状現象が生じ
る。
【0003】従来、これらの変状の追跡は、人間が列車
の走る合間を縫って、目視を主体に実施し、進行の顕著
なものは計器による測定(例えばひび割れ間隔の測定)
ならびに覆工背面の調査などを行い、原因を明らかにし
て、補修・改良につなげている。また、変状の記録は、
現地のスケッチをもとにトンネル展開図を作成し、クラ
ックの幅・長さなどについて前回と今回の検査結果の比
較を行い、健全性の判定を行っている。
【0004】一方、人間が手作業でこのようなトンネル
変状の追跡を行う方法では、変状の見落としや位置の間
違い・個人差による判定のバラツキなどがあり、信頼性
に欠けることがある。この点に鑑み、トンネル変状の追
跡を行うための装置が開発されている。例えば、特開平
6−42300号公報には、トンネル内を走行する車両
上に設置されたトンネル壁面撮影用センサカメラを用
い、カメラ前面に配置した曲面鏡を介してトンネル壁面
に対して進行方向と直角方向のトンネル断面スキャンを
行い、車上に設置されたデータ蓄積装置に順次そのデー
タを蓄積することにより、トンネル壁面の展開画像を得
るトンネル検査装置が開示されている。このトンネル検
査装置では、トンネル壁面を曲面鏡に映し、これを1台
の1次元センサカメラで撮影して、トンネル周方向のラ
インデータとし、このラインデータを移動距離に応じて
並べることにより、トンネル壁面の展開画像を得てい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−42300号公報のトンネル検査装置では、トンネ
ルの断面形状に合わせて、曲面鏡の形状設計及びカメラ
のレンズの光学設計を行わなければならないが、トンネ
ルの断面形状は一定ではないため、この設計作業が非常
に複雑になるという問題がある。
【0006】また、進行方向のある位置におけるトンネ
ルの周方向のラインを曲面鏡に映し出し、これを一台の
ラインセンサで撮影するため、画像分解能が低くなり、
幅の細いクラックなどを捉えることが難しく、また、ト
ンネルの周方向のライン上の各点とラインセンサとの距
離の最小、最大の差が大きくなり、画像のボケとなって
あらわれるという問題がある。
【0007】更に、線路のカーブ等のように路面にカン
ト(つまり傾斜角度)がある箇所では、カントがない箇
所に対して、ラインセンサのアングルがトンネルの周方
向にずれることになるので、それにより展開画像に歪み
が生じるという問題もある。本発明は上記課題に鑑みな
されたものであり、その目的は、光学系の構造を簡素化
できるうえ画像分解能を高めることのできるトンネル壁
面撮影装置を提供することにある。また、別の目的は、
歪みのないトンネル壁面の展開画像が得られるトンネル
壁面撮影装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、請求項1記載のトンネル壁面撮影装置
は、前記車両に搭載され、前記トンネルの周方向に沿っ
たラインを複数に分割した分割ラインのそれぞれに対応
づけられて設置され、その対応づけられた分割ラインを
撮影して分割ラインデータとして出力する複数のライン
センサと、を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明のトンネル壁面撮影装置では、曲面
鏡を使用しないため、特開平6−42300号公報に開
示されたトンネル検査装置に比べて、曲面鏡の形状をト
ンネルの形状に合わせて設計するという複雑な作業が不
要となり、光学系の構造が簡素化される。また、一台の
ラインセンサがライン全体を撮影するのではなく、複数
のラインセンサがそれぞれに対応する分割ラインを撮影
するものであるため、特開平6−42300号公報に開
示されたトンネル検査装置に比べて、画像分解能が高く
なる。このように、本発明のトンネル壁面撮影装置によ
れば、光学系の構造を簡素化できるうえ画像分解能を高
めることができる。
【0010】このトンネル壁面撮影装置は、請求項2に
記載したように、所定タイミングごとに前記複数のライ
ンセンサから分割ラインデータを得るセンサ制御手段
と、同じラインセンサから所定タイミングごとに得られ
た分割ラインデータを前記車両の移動距離に応じて並べ
ることにより分割展開画像を作成する分割展開画像作成
手段と、前記分割展開画像作成手段によって各ラインセ
ンサごとに作成した分割展開画像を繋ぎ合わせることに
より前記トンネルの壁面の展開画像を作成する展開画像
作成手段とを備えていてもよい。
【0011】この場合、センサ制御手段は、所定タイミ
ングごとに複数のラインセンサから分割ラインデータを
取り入れる。なお、分割ラインデータは、通常はハード
ディスクやMOなどの画像蓄積装置に記憶される。ま
た、所定タイミングとは、車両の移動距離に基づいて決
められたタイミング(例えば車両が一定距離だけ進行す
るごとのタイミング)であってもよいし、車両の進行時
間に基づいて決められたタイミング(例えば車両が一定
時間だけ進行するごとのタイミング)であってもよい。
前者の場合は、例えば車輪に取り付けたロータリエンコ
ーダからのパルス信号に基づいてタイミングを決めるこ
とができ、後者の場合は、例えばクロックのカウント数
に基づいてタイミングを決めることができる。
【0012】また、分割展開画像作成手段は、同じライ
ンセンサから所定タイミングごとに得られた分割ライン
データを車両の移動距離に応じて並べることにより分割
展開画像を作成する。ここで、分割ラインデータを車両
の移動距離に応じて並べることを考慮すれば、センサ制
御手段が分割ラインデータを取り込むタイミングは、車
両の移動距離に基づいて決められていることが好まし
い。
【0013】更に、展開画像作成手段は、分割展開画像
作成手段によって各ラインセンサごとに作成した分割展
開画像を繋ぎ合わせることによりトンネルの壁面の展開
画像を作成する。具体的には、例えば、隣合う分割展開
画像同士が重複する部分を持つように予め分割ラインを
定めておき、この重複部分がうまく重なり合うように複
数の分割展開画像を繋ぎ合わせ、トンネル壁面の展開画
像とする。
【0014】以上のように、データ制御手段、分割展開
画像作成手段、展開画像作成手段を備えたことにより、
複数のラインセンサによって撮影されたトンネル壁面の
分割ラインデータから、トンネル壁面の展開画像を得る
ことができる。また、トンネル壁面撮影装置は、請求項
3に記載したように、車両のカントを検出可能なカント
センサを備えていてもよい。カントセンサとしては、傾
斜計などもよいが、リアルタイムに精度よく傾斜角度を
測定することを考慮すればジャイロを用いることが好ま
しい。このカントセンサからのカントデータに基づいて
分割展開画像のカントによるずれを補正すれば、トンネ
ル壁面の展開画像の歪みを解消することができる。
【0015】このカントセンサを備えたトンネル壁面撮
影装置は、請求項4に記載したように、所定のタイミン
グごとに前記複数のラインセンサ及び前記カントセンサ
からの分割ラインデータ及びカントデータを得るセンサ
制御手段と、各分割ラインデータにつき前記カントデー
タに基づいてカントによるずれを補正する補正手段と、
同じラインセンサから得られた分割ラインデータにつき
前記補正手段によって補正した後の分割ラインデータ
を、前記車両の移動距離に応じて並べることにより、分
割展開画像を作成する分割展開画像作成手段と、前記分
割展開画像作成手段によって各ラインセンサごとに作成
した分割展開画像を繋ぎ合わせることにより前記トンネ
ルの壁面の展開画像を作成する展開画像作成手段とを備
えていてもよい。
【0016】この場合、センサ制御手段は、所定のタイ
ミングごとに前記複数のラインセンサ及び前記カントセ
ンサからの分割ラインデータ及びカントデータを得る。
また、補正手段は、各分割ラインデータにつき前記カン
トデータに基づいてカントによるずれを補正する。この
補正は、例えば、その分割ラインデータを撮影したライ
ンセンサから分割ラインまでの距離(例えば平均距離で
あってもよいし代表値であってもよい、距離の測定は超
音波センサ等の周知の距離センサを用いる)と、その分
割ラインデータを撮影したときのタイミングにおけるカ
ントに基づいて、補正量を例えば三角関数などの数学的
近似処理により補正量を求め、この補正量で分割ライン
データを補正する。
【0017】そして、分割展開画像作成手段は、同じラ
インセンサから得られた分割ラインデータを補正した後
の分割ラインデータを、車両の移動距離に応じて並べる
ことにより、分割展開画像を作成し、展開画像作成手段
は、各ラインセンサごとに作成された分割展開画像を繋
ぎ合わせることによりトンネルの壁面の展開画像を作成
する。
【0018】以上のように、データ制御手段、補正手
段、分割展開画像作成手段、展開画像作成手段を備えた
ことにより、複数のラインセンサによって撮影されたト
ンネル壁面の分割ラインデータからトンネル壁面の展開
画像を得ることができ、しかも、カントセンサから出力
されたカントデータから展開画像の歪みを補正すること
ができる。
【0019】ところで、本発明のトンネル壁面撮影装置
においては、請求項5に記載したように、前記車両はコ
ンテナボックスを備えており、前記ラインセンサは前記
コンテナボックスの内外をスライド可能で且つ折り畳み
可能なスライド部材に取り付けられていてもよい。この
場合、撮影するときには、スライド部材を外方向へスラ
イドさせ展開することにより、複数のラインセンサをコ
ンテナボックスの外へセットする。一方、撮影しないと
きには、スライド部材を折り畳んで内方向へスライドす
ることにより、複数のラインセンサをコンテナボックス
の内に収納する。このため、複数のラインセンサを備え
ているものの、撮影時以外はコンテナボックスにコンパ
クトに収納でき、装置の小型化が実現される。
【0020】なお、複数のラインセンサが撮影しようと
するトンネル壁面のラインは、複数の照明器具により略
均一な照度で照らされていることが好ましい。この場合
には、複数の照明器具を複数のラインセンサと共に前出
のスライド部材に取り付けると、撮影時以外は装置が小
型化されるので好ましい。
【0021】また、本発明のトンネル壁面撮影装置にお
いては、請求項6に記載したように、前記車両は、前記
トンネルの坑口を検出する坑口センサを備えており、前
記展開画像作成手段によって作成された展開画像には、
前記坑口センサが前記トンネルの坑口を検出したことを
表す情報が示されていてもよい。この場合、展開画像上
でどこがトンネルの入口又は出口かを容易に認識でき
る。なお、坑口センサとしては、例えば、超音波セン
サ、レーザ距離センサ、光センサなどを用いることがで
きる。
【0022】なお、トンネル壁面の展開画像の歪みを解
消することのみを目的とするならば、トンネル壁面撮影
装置につき、トンネル内を移動可能な車両と、前記車両
に搭載され、前記トンネルの周方向に沿ったラインを撮
影可能なラインセンサと、前記車両のカントを検出可能
なカントセンサとを備えた構成としてもよい。また、こ
の構成に、所定のタイミングごとに前記ラインセンサ及
び前記カントセンサから撮影データ及びカントデータを
得るセンサ制御手段と、前記撮影データを前記車両の移
動距離に応じて並べると共に前記撮影データのカントに
よるずれを前記カントデータに基づいて補正することに
より前記トンネルの壁面の展開画像を作成する展開画像
作成手段とを加えてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のトンネ
ル壁面撮影装置の概略斜視図、図2はスライドアングル
の概略説明図、図3はラインセンサカメラの配置図であ
る。
【0024】本実施形態のトンネル壁面撮影装置10
は、単線トンネル撮影用であり、移動車両11と、スラ
イドアングル12、13と、ラインセンサカメラC1〜
C4と、照明器具14と、カントセンサ15と、坑口セ
ンサ16と、制御装置17と、画像蓄積装置18、画像
処理装置19とを備えている。
【0025】移動車両11は、トンネル51内をレール
52に沿って走行可能であり、操縦部11aの後ろにコ
ンテナボックス11bを牽引したものである。スライド
アングル12、13は、コンテナボックス11bにおい
て上段及び下段にそれぞれ設置されており、コンテナボ
ックス11bの内外をスライド可能なスライド部12
a、13aと、このスライド部12a、13aの先端側
にてマクラギと平行な回動軸12b、13b周りに回動
可能なフレーム部12c、13cとを備えている(図2
には下段のスライドアングル13を示した)。なお、こ
のスライドアングル12、13が本発明のスライド部材
に相当する。
【0026】第1及び第4ラインセンサカメラC1、C
4は、下段のスライドアングル13のフレーム部13c
に取り付けられ、第2及び第3ラインセンサカメラC
2、C3は、上段のスライドアングル12のフレーム部
12cに取り付けられている。各ラインセンサカメラC
1〜C4は、一般的な工業計測に用いられる周知のカメ
ラで、オートフォーカス機能が付いたもので且つライン
を撮影可能なものであり、レール方向に走査されること
により平面的な画像が得られるものである。
【0027】各ラインセンサカメラC1〜C4は、図3
に示すように、トンネル51の周方向(断面方向)に沿
ったラインLを概ね4つに分割した第1〜第4分割ライ
ンL1〜L4のそれぞれに対応づけられて設置されてい
る。但し、第1〜第4分割ラインL1〜L4は隣り合う
もの同士が重複部分を有するように定められている。
【0028】また、図3にてコンテナボックス11bの
右側に配置された第1及び第2ラインセンサカメラC
1、C2がラインLの左側半分に対応づけられ、コンテ
ナボックス11bの左側に配置された第3及び第4ライ
ンセンサカメラC3、C4がラインLの右側半分に対応
づけられている。
【0029】なお、各ラインセンサカメラC1〜C4
は、スライドアングル12、13や他のカメラが視野に
入らないように配置されている。また、各ラインセンサ
カメラC1〜C4は、各分割ラインL1〜L4の略中心
位置までの距離d1〜d4を測定するための距離センサ
(図示せず)を備えている。本実施形態では距離センサ
として超音波センサを用いている。
【0030】複数の照明器具14、14、…は、ライン
センサカメラC1〜C4によって撮影されるラインLを
同じ明るさになるように照射するために、図1に示すよ
うに、スライドアングル12、13のフレーム部12
c、13cに合計10個前後取り付けられている。これ
により、撮影に必要な照度がラインLに濃淡なく照射さ
れる。
【0031】カントセンサ15は、移動車両11の左右
傾斜角度を検出するものであり、図1に示すように、移
動車両11のコンテナボックス11bの内部に設けられ
ている。本実施形態ではカントセンサ15として、リア
ルタイムに精度よくカントデータを得るために周知のジ
ャイロを用いている。
【0032】坑口センサ16は、図1に示すように、移
動車両11のコンテナボックス11bの外部前端に取り
付けられ、トンネル51の坑口(入口又は出口)を通過
したことを検出するものである。本実施形態では坑口セ
ンサ16として、超音波センサを用いている。
【0033】制御装置17は、図1に示すように、周知
のCPU、ROM、RAMなどから構成された装置であ
り、移動車両11のコンテナボックス11bの内部に設
けられている。この制御装置17は、図示しないロータ
リエンコーダを利用して車輪から得られるパルス信号を
そのまま用いることにより、移動車両11が一定距離進
むごとに各ラインセンサカメラC1〜C4から分割ライ
ンデータを取り込むと共にカントセンサ15からカント
データ、坑口センサ16から検出信号を取り込み、それ
らを画像蓄積装置18に記憶させる。この制御装置17
が、本発明のセンサ制御手段に相当する。
【0034】画像処理装置19は、移動車両11のコン
テナボックス11bに搭載されていてもよいが、移動車
両11とは別に設置されていてもよい。この画像処理装
置19は、ラインセンサカメラC1〜C4ごとの分割ラ
インデータを移動車両11の移動距離に応じて並べるこ
とにより分割展開画像を作成し、更に、各ラインセンサ
カメラC1〜C4ごとに作成した分割展開画像を繋ぎ合
わせることによりトンネル51の壁面の展開画像を作成
するものである。そして、この展開画像をディスプレイ
20に表示したり、プリンタ21を通じて用紙に印字し
たりするものである。この画像処理装置19が、本発明
の分割展開画像作成手段、展開画像作成手段及び補正手
段に相当する。
【0035】次に、本実施形態のトンネル壁面撮影装置
10の動作について説明する。図4はカントがある場合
の補正量を求める方法を表す説明図、図5は分割展開画
像を繋ぎ合わせて展開画像とする方法を表す説明図、図
6はカントがある場合の分割展開画像を表す説明図、図
7は坑口センサによるトンネル入口及び出口の特定方法
を表す説明図である。
【0036】まず、オペレータは、トンネル壁面撮影装
置10の移動車両11のコンテナボックス11bを開け
て、スライドアングル12、13のスライド部12a、
13aを外へ引き出し、スライド部12a、13aと略
一致していたフレーム部12c、13cを回動軸12
b、13b周りに約90°回動する。すると、トンネル
壁面撮影装置10は図1に示す状態になる。
【0037】続いて、オペレータは、すべての照明器具
14、14、…、ラインセンサカメラC1〜C4及び制
御装置17のスイッチを入れ、移動車両11の操縦部1
1aに乗り込み、単線トンネル51のレール52に沿っ
て、トンネル入口に向けて走行を開始する。
【0038】制御装置17は、スイッチが入れられる
と、坑口センサ16の検出信号により、坑口センサ16
がトンネル入口を検出したか否かを判断する。そして、
坑口センサ16がトンネル入口を検出したならば、制御
装置17は、図示しないロータリエンコーダからのパル
ス信号が入力されるごとに、複数のラインセンサカメラ
C1〜C4から第1〜第4分割ラインデータを、またカ
ントセンサ15からカントデータを、また図示しない距
離センサからの距離d1〜d4のデータを、更に坑口セ
ンサ16から検出信号を取り込み、これらを画像蓄積装
置18に記憶させる。
【0039】移動車両11がトンネル出口から出た後、
移動車両11を停止させ、すべての照明器具14、1
4、…、ラインセンサカメラC1〜C4、制御装置17
のスイッチを切る。続いて、オペレータは、画像処理装
置19と画像蓄積装置18とを接続し、画像処理装置1
9のスイッチを入れる。すると、画像処理装置19は、
分割ラインデータのカントによるずれを補正する補正処
理を行う。即ち、画像処理装置19は、所定タイミング
ごとに第1ラインセンサカメラC1から得られた第1分
割ラインデータにつき、そのタイミングにおける移動車
両11の水平に対する傾斜角度θがゼロか否かをカント
データに基づいて判断する。そして、傾斜角度θがゼロ
の場合には、その補正量をゼロとする。一方、例えば図
4に示すように、傾斜角度θがゼロでない場合には、そ
の傾斜角度θと第1ラインセンサカメラC1からトンネ
ル壁面までの距離d1とに基づいて、補正量を求める。
このときの補正量は近似的にd1・sinθと表され
る。このようにして求めた所定タイミングごとの補正量
により、そのタイミングにおける第1分割ラインデータ
を補正して第1分割ライン補正データAL1とする。
【0040】次に、画像処理装置19は、分割展開画像
作成処理を行う。即ち、画像処理装置19は、所定タイ
ミングごとの第1分割ライン補正データAL1、AL
1、…を移動車両11の移動距離に応じて並べることに
より、第1分割展開画像DDP1を作成する。ここで、
移動車両11の移動距離は、本実施形態では図示しない
ロータリエンコーダを利用して車輪から得られるパルス
信号を用いることにより、容易に求めることができる。
なお、もし上記の補正を行わなければ、図6にて実線で
示すように、トンネル51の高さ位置Aは、移動距離に
応じてカントが変化することにより、分割展開画像DD
P1において本来直線状に表れるべきものが歪んだ曲線
状に表れてしまう。しかし、本実施形態では上述の補正
を行っているため、図6にて点線で示すように、高さ位
置Aは直線状に表れる。
【0041】そして、画像処理装置19は、以上の補正
処理及び分割展開画像作成処理を、第2〜第4ラインセ
ンサカメラC2〜C4から得られた第2〜第4分割ライ
ンデータについても行う。これにより、第2〜第4分割
ライン補正データAL2〜AL4、第2〜第4分割展開
画像DDP2〜DDP4(図5参照)が得られる。
【0042】続いて、画像処理装置19は、展開画像作
成処理を行う。即ち、上記のようにして得られた第1〜
第4分割展開画像DDP1〜DDP4を、図5に示すよ
うに、隣合う分割展開画像の重複部分をパターン認識に
より一致させて繋ぎ合わせることにより、トンネル51
の壁面の展開画像DPを作成する。そして、この展開画
像DPを、ディスプレイ20に表示するか、あるいはプ
リンタ21を通じて用紙に印字する。オペレータは、こ
の展開画像DPに基づいて、トンネル変状の追跡を行
う。
【0043】ところで、図7に示すように、坑口センサ
16から第1〜第4ラインセンサカメラC1〜C4が撮
影するラインLまでの距離がlの場合、撮影された画像
はトンネル51の入口から距離lだけ手前のところから
始まることになるため、トンネル51の入口は撮影開始
位置から距離lだけ進んだところに特定できる。また、
トンネル51の出口は、トンネル51の入口が上記のよ
うに特定でき、トンネル51の長さも既知であるため、
容易に特定できる。なお、坑口センサ16を第1〜第4
ラインセンサカメラC1〜C4が撮影するラインLと同
じ位置に設置しておき、坑口センサ16がトンネル51
の入口を検出したときに撮影を開始し、トンネル51の
出口を検出したときに撮影を終了すれば、撮影された画
像がトンネル51の壁面を表すことになり、トンネル5
1の入口、出口をより容易に特定できる。
【0044】上記本実施形態のトンネル壁面撮影装置1
0によれば以下の効果が得られる。 特開平6−42300号公報に記載されたトンネル検
査装置に比べて、曲面鏡を使用しないため、曲面鏡の形
状をトンネルの形状に合わせて設計するという複雑な作
業が不要となり、光学系の構造が簡素化される。
【0045】特開平6−42300号公報に記載され
たトンネル検査装置に比べて、一台のラインセンサカメ
ラがライン全体を撮影するのではなく、第1〜第4ライ
ンセンサカメラC1〜C4がそれぞれに対応する第1〜
第4分割ラインL1〜L4を撮影するものであるため、
画像分解能が高くなる。具体的には、幅1mm程度のク
ラックまで認識できる。
【0046】制御装置17や画像処理装置19を備え
たことにより、第1〜第4ラインセンサカメラC1〜C
4によって撮影された分割ラインのデータから、トンネ
ル51の壁面の展開画像を得ることができる。 カントセンサ15から出力されたカントデータに基づ
いて、カントによるトンネル壁面の展開画像の歪みを補
正することができる。
【0047】第1〜第4ラインセンサカメラC1〜C
4及び照明器具14、14、…は、コンテナボックス1
1bの内外をスライド可能で且つ折り畳み可能なスライ
ドアングル12、13に取り付けられているため、撮影
時以外はコンテナボックス11bにコンパクトに収納で
き、装置の小型化が実現される。
【0048】坑口センサ16を設けたため、この坑口
センサ16の検出信号に基づいて、トンネル壁面の展開
画像の開始位置と終了位置を容易に特定できる。尚、本
発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるも
のではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態を採り得ることはいうまでもない。
【0049】例えば、上記実施形態のトンネル壁面撮影
装置10は単線トンネル51の壁面を撮影するものとし
て例示したが、図8に示すような複線トンネル61の壁
面を撮影する場合には、移動車両11に2台のラインセ
ンサカメラC1、C2を搭載し、複線トンネル61の左
側半分を往路、右側半分を復路で撮影するようにしても
よい。
【0050】また、上記実施形態では鉄道トンネルの壁
面を撮影する装置について説明したが、移動車両11に
例えばタイヤを取り付けて自動車トンネル内を走行でき
るようにして、自動車トンネルの壁面を撮影したり、工
事用のトンネルの壁面を撮影してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のトンネル壁面撮影装置の概略斜
視図である。
【図2】 本実施形態のスライドアングルの概略説明図
である。
【図3】 本実施形態のラインセンサカメラの配置図で
ある。
【図4】 分割ラインデータを統合してラインデータと
する方法を表す説明図である。
【図5】 カントがある場合の補正量を求める方法を表
す説明図である。
【図6】 カントがある場合の分割ラインを表す説明図
である。
【図7】 坑口センサによるトンネル入口及び出口の特
定方法を表す説明図である。
【図8】 別の実施形態のラインセンサカメラの配置図
である。
【符号の説明】
10・・・トンネル壁面撮影装置、11・・・移動車
両、11b・・・コンテナボックス、12、13・・・
スライドアングル、14・・・照明器具、15・・・カ
ントセンサ、16・・・坑口センサ、17・・・制御装
置、18・・・画像蓄積装置、19・・・画像処理装
置、51・・・単線トンネル、52・・・レール、AL
1〜AL4・・・補正分割ラインデータ、C1〜C4・
・・第1〜第4ラインセンサカメラ、DDP1〜DDP
4・・・第1〜第4分割展開画像、DP・・・展開画
像、L・・・ライン、L1〜L4・・・第1〜第4分割
ライン、d1〜d4・・・カメラからトンネル壁面まで
の距離。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 直樹 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 藤井 儀夫 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 田近 利幸 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 筑摩 栄 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 小久保 将寿 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 太田 勝 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 鵜飼 正人 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 笹間 宏 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 佐藤 仁 東京都江東区豊洲3−3−3 豊洲センタ ービル 川鉄情報システム株式会社内 (72)発明者 高木 薫 東京都江東区豊洲3−3−3 豊洲センタ ービル 川鉄情報システム株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内を移動可能な車両と、 前記車両に搭載され、前記トンネルの周方向に沿ったラ
    インを複数に分割した分割ラインのそれぞれに対応づけ
    られて設置され、その対応づけられた分割ラインを撮影
    して分割ラインデータとして出力する複数のラインセン
    サとを備えたことを特徴とするトンネル壁面撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトンネル壁面撮影装置で
    あって、 所定タイミングごとに前記複数のラインセンサから分割
    ラインデータを得るセンサ制御手段と、 同じラインセンサから所定タイミングごとに得られた分
    割ラインデータを前記車両の移動距離に応じて並べるこ
    とにより分割展開画像を作成する分割展開画像作成手段
    と、 前記分割展開画像作成手段によって各ラインセンサごと
    に作成した分割展開画像を繋ぎ合わせることにより前記
    トンネルの壁面の展開画像を作成する展開画像作成手段
    とを備えたことを特徴とするトンネル壁面撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトンネル壁面撮影装置で
    あって、 前記車両のカントを検出可能なカントセンサを備えたこ
    とを特徴とするトンネル壁面撮影装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のトンネル壁面撮影装置で
    あって、 所定のタイミングごとに前記複数のラインセンサ及び前
    記カントセンサからの分割ラインデータ及びカントデー
    タを得るセンサ制御手段と、 各分割ラインデータにつき前記カントデータに基づいて
    カントによるずれを補正する補正手段と、 同じラインセンサから得られた分割ラインデータにつき
    前記補正手段によって補正した後の分割ラインデータ
    を、前記車両の移動距離に応じて並べることにより、分
    割展開画像を作成する分割展開画像作成手段と、 前記分割展開画像作成手段によって各ラインセンサごと
    に作成した分割展開画像を繋ぎ合わせることにより前記
    トンネルの壁面の展開画像を作成する展開画像作成手段
    とを備えたことを特徴とするトンネル壁面撮影装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のトンネ
    ル壁面撮影装置であって、 前記車両はコンテナボックスを備えており、前記ライン
    センサは前記コンテナボックスの内外をスライド可能で
    且つ折り畳み可能なスライド部材に取り付けられている
    ことを特徴とするトンネル壁面撮影装置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は4記載のトンネル壁面撮影
    装置であって、 前記車両は、前記トンネルの坑口を検出する坑口センサ
    を備えており、 前記展開画像作成手段によって作成された展開画像に
    は、前記坑口センサが前記トンネルの坑口を検出したこ
    とを表す情報が示されていることを特徴とするトンネル
    壁面撮影装置。
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