JPH11229467A - 流し台の水槽構造 - Google Patents

流し台の水槽構造

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JPH11229467A
JPH11229467A JP3256998A JP3256998A JPH11229467A JP H11229467 A JPH11229467 A JP H11229467A JP 3256998 A JP3256998 A JP 3256998A JP 3256998 A JP3256998 A JP 3256998A JP H11229467 A JPH11229467 A JP H11229467A
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JP
Japan
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water tank
sink
rubber
countertop
flange part
Prior art date
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Pending
Application number
JP3256998A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ishikawa
哲男 石川
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易でかつ取り付けが簡単であり、し
かも音の発生が少ない流し台の水槽構造を提供する。 【解決手段】 水槽(2)を天然ゴム又は合成コムにて
一体成形し、該水槽(2)の上縁の周囲にフランジ部
(2a)を設け、このフランジ部(2a)に金属板から
なるカウンタートップを取付けるための凹部と複数の水
槽固定孔(貫通孔)(2b)を穿設し、該水槽(2)の
底部に排水口(2c)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台の水槽構造
に関し、詳しくは、水槽をゴムにて一体成形することに
より、製造が容易でかつ取り付けを簡単にした流し台の
水槽構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台の水槽はステンレス鋼板製
またはほうろう(琺瑯)仕上げとした鋼板製からなるも
のがほとんどである。その中で、ステンレス鋼板製の水
槽は、丈夫で錆びないといったイメージが定着して流し
台の水槽の主流となっている。
【0003】一方、ほうろう仕上げとした鋼板製の水槽
は多くの色を備えており、使用者が所望の色の水槽を選
べる点で人気がある。
【0004】ところで、流し台の水槽で食器を洗う一般
的な手順を示すと、以下のようになる。
【0005】図8は、流し台の水槽で食器類を洗う手順
を説明するための図である。
【0006】流し台の水槽で食器類を洗う場合は、図8
に示すように、水槽2の中に食器類8を置き、洗剤をつ
けた洗いスポンジ等で洗い、洗ったものは水槽2内の端
に寄せておき、一通り洗い終わると次に先ほどの食器類
8の濯ぎを行い、カウンタートップ1の上面の水切りか
ご等にいれる。
【0007】このように流し台の水槽2で食器類8を洗
う手順は、 1)食器類8を水槽2内に入れる 2)食器類8を洗う 3)洗った食器類8を水槽2内の洗い物の無い場所に移
す 4)洗った食器類8を濯ぐ 5)濯いだ食器類8を水切りかごに入れる といった具合になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の流し
台の水槽2はステンレス鋼板製或いはほうろう仕上げと
した鋼板製であるため、水槽2内で食器類8を移動する
とき、または水槽2内に食器類8を置く際に、水槽2と
食器類8との当たる音や水栓金具9から吐水した水が水
槽2に当たる音が大きいという問題点を有していた。
【0009】また、ステンレス鋼板製の水槽の場合、水
槽2とカウンタートップ1との固定は、カウンタートッ
プと水槽を溶接により固定する手法が採用され、ほうろ
う仕上げとした鋼板製の水槽とカウンタートップとの固
定は、カウンタートップと水槽をウレタン樹脂にて固定
する手法が採用されていた。
【0010】図9は、従来のステンレス鋼板製の水槽を
用いた流し台の水槽部分の断面図である。
【0011】図9に示すように、従来のステンレス鋼板
製の水槽を用いた流し台においては、カウンタートップ
1の水槽固定部にカウンタートップ段絞り部1aを形成
し、このカウンタートップ段絞り部1aに水槽2をシー
ム溶接により固定し、さらに、水槽2の外側の面には防
滴材10を設ける構造となっている。
【0012】このためカウンタートップ1と水槽2とは
一体形となり、そのため重量が増え、据付け現場への搬
入が大変であった。
【0013】また、従来のステンレス鋼板製またはほう
ろう仕上げとした鋼板製の水槽は食器類を入れる時また
は、水槽の清掃をする際に傷が付いたり、へこんだりし
てしまうことがあり、この場合水槽のみを交換しようと
しても水槽とカウンタートップが一体形となっているた
め両方を交換しなければならなかった。
【0014】さらに、カウンタートップを交換する際に
は、それに付帯する水栓金具、こんろ、排水金具等の接
続もやり直さなければならないという問題点も有してい
た。
【0015】そこで、本発明は、製造が容易でかつ取り
付けが簡単であり、しかも音の発生が少ない流し台の水
槽構造を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、天然ゴム又は合成ゴムで一
体成形された水槽であって、該水槽の上縁の周囲にフラ
ンジ部を設け、該フランジ部に金属板からなるカウンタ
ートップを取付けるための凹部と複数の貫通孔を穿設
し、該水槽の底部に排水口を設けたことを特徴とする。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、フランジ部の貫通孔にカウンタート
ップの裏面側に植設したボルトを通し、該ボルトをナッ
トにて締め付けることにより水槽をカウンタートップに
固定することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る流し台の水槽
構造の一実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0019】図1は、本発明に係る流し台の水槽構造を
適用して構成した流し台を示す斜視図である。
【0020】また、図2は、図1に示した本発明に係る
流し台で使われる水槽部分を示す説明斜視図である。
【0021】まず、図2を参照して、この実施形態にお
ける流し台の水槽構造の概要を説明すると、流し台の水
槽構造は、水槽2を例えば、耐油性、耐熱性を有するク
ロロプレンゴム等の合成ゴムにて一体成形し、該水槽2
の上縁の周囲にフランジ部2aを設け、かつ該水槽リム
部2aに複数の貫通孔2bを穿設し、該水槽2の底部に
排水用孔2cを設けることにより構成される。
【0022】図1において、この流し台は、扉3が開閉
自在に装着されたキャビネット4の上部にカウンタート
ップ1を取り付け、このカウンタートップ1の上部の所
定の個所に、図2に示すようなゴム製の水槽2を取り付
けることにより構成される。
【0023】また、図2において、水槽2の上周縁に
は、フランジ部2aを備えており、フランジ部2aには
この水槽2をカウンタートップ1に固定するために使用
される複数個の略円形の水槽固定孔(貫通孔)2bを具
備している。
【0024】ここで、水槽2はゴム類にて構成される
が、従来のステンレス鋼板製またはほうろう仕上げとし
た鋼板製の水槽と同程度の強度が得られる材質及び形状
となっている。
【0025】図3は、図1に示した流し台で使われる水
槽部分を底面側からみた説明斜視図である。
【0026】図3に示すように、水槽2の底面には略円
形状の排水口2cとしての開口部を有している。
【0027】ここで、水槽2の材質は上述したようにゴ
ム類にて構成されているため、ある程度の弾性を有して
おり、食器類が接触しても、また、水栓金具等から吐水
した水が当たっても、この水槽2の弾性により吸収さ
れ、その結果大きな音は発生しない。
【0028】図4は、図1に示した流し台で使われる水
槽部分のA−A断面図である。
【0029】また、図5は、図4に示した水槽部分の上
面Qからみた説明平面図である。
【0030】図4および図5において、水槽2とカウン
タートップ1との固定は、水槽2の上周縁に設けられた
フランジ部2aの複数個の略円形の水槽固定孔(貫通
孔)2bを用いて行われる。
【0031】すなわち、カウンタートップ1の下面には
ボルト部6が取り付けられており、このボルト部6をフ
ランジ部2aの水槽固定孔2bに挿通し、ナット部7に
より締め付けることにより、カウンタートップ1に水槽
2を固定する。
【0032】また、水槽2の底面に設けられた略円形状
の排水口2cには、排水具としての排水ストレーナー5
が取り付けられる。ここで、水槽2はゴム類にて構成さ
れているため、水槽2の裏面には、図9の従来例で示し
たような防滴材10を備える必要がない。
【0033】図6は、図4のP部を拡大して示したP部
詳細図である。
【0034】また、図7は、図4に示したフランジ部の
周辺の詳細を示す詳細図である。
【0035】図6および図7に示すように、フランジ部
2aの上面外縁には、凹部11が設けられ、水槽2とカ
ウンタートップ1との固定に際しては、この凹部11の
上にカウンタートップ1の開口縁を載設して取付けるこ
とによりフランジ部2aの部分がゴムパッキンとして作
用する。
【0036】このような構成によると、水槽2を工場内
であらかじめカウンタートップ1に固定して製作しなく
ても、現地で簡単に水槽2をカウンタートップ1に固定
することができ、また、現地で水槽2を交換する場合で
も水槽2部分のみの交換と排水ストレーナー5の配管接
続のみで行える。
【0037】すなわち、上述した流し台の水槽構造の一
実施の形態によると、以下に示すような効果が期待でき
る。
【0038】1)図2に示すように、水槽2はゴムにて
構成されていることにより洗い水が水槽2に当たる音を
小さくでき、また、食器類8を水槽2に置くときの食器
類8と水槽2とのぶつかる音も小さくできる。
【0039】2)水槽2はゴムにて構成されているため
自由度のある形状を容易に製作することが可能である。
【0040】3)図4に示すように、水槽2の裏面には
防滴材10を備える必要がないので製造工数を減らすこ
とが可能である。
【0041】4)水槽2はボルト部6とナット部7にて
カウンタートップ1に固定されているので現地で水槽2
を取付けることが可能であり、また取付けの際、水槽2
はこの水槽2と一体成形された弾性を有するフランジ部
2aの部分の弾性効果により、水槽2とカウンタートッ
プ1との周囲にコーキング処理を行わなくても水漏れを
起こすことがない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
槽を天然ゴム又は合成ゴムで一体成形し、該水槽の上縁
の周囲にフランジ部を設け、該フランジ部に金属板から
なるカウンタートップを取付けるための凹部と複数の貫
通孔を穿設し、該水槽の底部に排水口を設けて構成した
ので、製造が容易でかつ取り付けが簡単であり、しかも
音の発生が少ない流し台の水槽構造を提供することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流し台の水槽構造を適用して構成
した流し台を示す斜視図。
【図2】図1に示した流し台で使われる水槽部分を示す
説明斜視図。
【図3】図1に示した流し台で使われる水槽部分を底面
側からみた説明斜視図。
【図4】図1に示した流し台で使われる水槽部分のA−
A断面図。
【図5】図4に示した水槽部分の上面Qからみた説明平
面図。
【図6】図4のP部を拡大して示したP部詳細図。
【図7】図4に示したフランジ部の周辺の詳細を示す詳
細図。
【図8】流し台の水槽で食器類を洗う手順を説明するた
めの図。
【図9】従来のステンレス鋼板製の水槽を用いた流し台
の水槽部分の断面図。
【符号の説明】 1 カウンタートップ 2 水槽 2a フランジ部 2b 水槽固定孔(貫通孔) 2c 排水口 3 扉 4 キャビネット 5 排水ストレーナー 6 ボルト部 7 ナット部 8 食器類 9 水栓金具 10 防滴材 11 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゴム又は合成ゴムで一体成形された
    水槽であって、該水槽の上縁の周囲にフランジ部を設
    け、該フランジ部に金属板からなるカウンタートップを
    取付けるための凹部と複数の貫通孔を穿設し、該水槽の
    底部に排水口を設けたことを特徴とする流し台の水槽構
    造。
  2. 【請求項2】 フランジ部の貫通孔にカウンタートップ
    の裏面側に植設したボルトを通し、該ボルトをナットに
    て締め付けることにより水槽をカウンタートップに固定
    することを特徴とする請求項1記載の流し台の水槽構
    造。
JP3256998A 1998-02-16 1998-02-16 流し台の水槽構造 Pending JPH11229467A (ja)

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JP3256998A JPH11229467A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 流し台の水槽構造

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JP3256998A JPH11229467A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 流し台の水槽構造

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JPH11229467A true JPH11229467A (ja) 1999-08-24

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