JPH11228966A - 液晶媒体 - Google Patents
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- JPH11228966A JPH11228966A JP34233198A JP34233198A JPH11228966A JP H11228966 A JPH11228966 A JP H11228966A JP 34233198 A JP34233198 A JP 34233198A JP 34233198 A JP34233198 A JP 34233198A JP H11228966 A JPH11228966 A JP H11228966A
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Abstract
抗値を有するECB効果に基づくMLCディスプレイ、
特に投映型ディスプレイ用の液晶媒体を提供する。 【解決手段】負の誘電異方性を有する極性化合物の混合
物を基材とする液晶媒体であって、少なくとも1種の下
記式Iで表わされる化合物および少なくとも1種の下記
式IIで表わされる化合物を含有するネマティック液晶
混合物を提供する: 【化1】 各式中、R1〜R4はそれぞれ独立して、炭素原子1〜
8個を有するアルキル基またはアルコキシ基であり、こ
れらの基中に存在する1個または2個以上のCH2基は
−CH=CH−により置き換えられていてもよく、 【化2】 mは、0またはlであり、そしてsは、0またはlであ
る。
Description
有する極性化合物の混合物を基材とする液晶媒体および
この液晶媒体を誘電体として含有する電気光学ディスプ
レイに関する。
B効果またはDAP効果(整列相の変形)は、1971年に
初めて開示された(M.F.SchieckelおよびK.Fahrenschon
による“Deformation of nematic liquid cryatals wit
h vertical orientation in electric fields",Appl.Ph
ys.Lett.,19(1971),3912)。この刊行物に引き続いて、
J.F.Kahnによる論文(J.Appl.Phys.,20(1972),1193)およ
びG.LabrunieおよびJ.Robertによる論文(J.Appl.Phys.,
44(1973),4869)が発表された。
Digest Techn.Papers(1980),30)、J.Ducheneによる論文
(Displays,7(1986),3)およびH.Schadによる論文(SID 8
2 Digest Techn.Papers(1982),244)には、ECB効果に
基づく高度情報表示素子で有用であるためには、液晶媒
体が高い弾性定数比値K3/K1 、大きい光学異方性値
△nおよび−0.5〜−5の誘電異方性値△εを有して
いなければならないことが示されている。ECB効果に
基づく電気光学表示素子はホメオトロピックエッジ配向
を有する。
用するには、多くの要件を満たしていなければならない
液晶媒体が必要である。この場合、水分、空気および物
理的作用、例えば熱、赤外部、可視部および紫外部光線
の照射、および直流と交流電場に対する化学的耐性は特
に重要である。さらにまた、工業的に使用することがで
きる液晶媒体は適当な温度範囲における液晶中間相およ
び低粘度が必要である。従来開示されている液晶中間相
を有する一連の化合物の中で、これら全部の要件に適合
する単一の化合物は存在していない。従って、一般に、
2〜25種、好ましくは3〜18種の化合物からの混合
物を調製して、液晶媒体として使用することができる材
料が製造されている。しかしながら、実質的に負の誘電
異方性および適度の長期間安定性を有するは液晶材料は
従来入手できなかったことから、液晶媒体をこの方法で
製造することは容易なことではない。
ィスプレイ)は公知である。各画素をそれぞれ切り換え
るために使用することができる非線形素子の例にはアク
ティブ素子(すなわち、トランジスター)がある。この
素子は、「アクティブマトリックス」と称され、2つの
タイプに分類することができる: 1.基板としてのシリコンウエファー上のMOS(金属
酸化物半導体)トランジスター、 2.基板としてのガラス板上の薄膜トランジスター(T
FT)。 タイプ1の場合、使用される電気光学効果は通常、動的
散乱効果またはゲスト−ホスト効果である。単結晶シリ
コンを基板材料として使用すると、ディスプレイの大き
さが制限される。これは、種々の部分表示をモジュラー
集合させてさえも、接合部分に問題が生じるからであ
る。
合、使用される電気光学効果は通常、TN効果である。
この効果は2種の技術間で相違点を有する:すなわち化
合物半導体、例えばCdSeなどからなるTFT、また
は多結晶形または無定形シリコンを基礎とするTFTで
ある。後者の技術に関しては、格別の研究が世界的規模
で行われている。TFTマトリックスはディスプレイの
1枚のガラス板の内側面に施され、もう1枚のガラス板
の内側面は透明な対向電極を担持している。画素電極の
大きさに比較して、TFTは非常に小さく、かつまた像
に対する有害な効果を全く有していない。この技術はま
た、各フィルター素子が切り換え可能な画素と反対に位
置するようにモザイク状の赤色、緑色および青色フィル
ターを配列した全色コンパティブル画像ディスプレイに
まで発展させることができる。
通常、透過光内で直交偏光子を有するTNセルとして動
作し、裏側から照射される。ここで、MLCディスプレ
イの用語には、集積非線形素子を備えたマトリックスデ
ィスプレイのいずれもが包含される。すなわちアクティ
ブマトリックスに加えて、またバリスターまたはダイオ
ード(MIM=金属−絶縁体−金属)などのパッシブ素
子を備えたディスプレイが包含される。この種のMLC
ディスプレイは、TV用途(例えば、ポケット型テレビ
受像機)に、自動車ないし航空機用の高度情報ディスプ
レイ用に特に適している。
に関連する問題に加えて、MLCディスプレイでは、液
晶混合物の不適当な抵抗値による問題が生じる[TOGASH
I,S.,SEKIGUCHI,K.,TANABE,H.,YAMAMOTO,E.,SORIMACHI,
K.,TAJIMA,E.,WATANABE,H.,SHIMIZU,H.によるProc.Euro
display 84,1984年9月:A210〜288;Matrix LCD Controll
ed by Double Stage Diode Rings,141頁以降、Paris;ST
ROMER,M.によるProc.Eurodisplay 84,1984年9月:Desig
n of Thin Film Transistors for Matrix Addressing o
f Television Liquid Crystal Displays,145頁以降、Pa
ris]。
プレイのコントラストは悪化する。液晶混合物の抵抗値
は一般に、MLCディスプレイの内部表面との相互作用
によって、MLCディスプレイの寿命全体を減少させる
ことから、長期間の動作期間にわたり許容される抵抗値
を有していなければならないディスプレイでは、大きい
(初期)抵抗値は非常に重要である。従来開示されてい
たMLC−TNディスプレイの欠点は、比較的小さいコ
ントラスト、比較的大きい視角依存性およびこれらのデ
ィスプレイにおいては階調を生じさせることが困難であ
ることによるものである。EP047062には、EC
B効果に基づくMLCディスプレイが記載されている。
この特許に記載されている液晶混合物は、エステル、エ
ーテルまたはエチル架橋を含有する2,6−ジフルオロ
フェニル誘導体を基材とするものであり、紫外線にさら
された後の「電圧保持率」(HR)値は低い。従って、
この混合物は投映型ティスプレイ(projection display)
には使用することはできない。従って、非常に大きい抵
抗値を有し、同時に広い動作温度範囲、短い応答時間、
および低いしきい値電圧を有し、かつまたこれにより各
種階調を生じさせることができるMLCディスプレイに
対する格別の要求が継続して存在している。
の欠点を有していないか、あるいはその欠点が極めて少
なく、同時に非常に大きい抵抗値を有する、ECB効果
に基づくMLCディスプレイ、特に投映型ディスプレイ
を提供することにある。
の下記式Iで表わされる化合物および少なくとも1種の
下記式IIで表わされる化合物を含有するネマティック
液晶混合物をこれらの表示素子に使用すると、上記課題
を解消することができることが見出された。従って、本
発明は、負の誘電異方性を有する極性化合物の混合物を
基材とする液晶媒体であって、少なくとも1種の下記式
Iで表わされる化合物および少なくとも1種の下記式I
Iで表わされる化合物を含有する液晶媒体、特にECB
効果に基づくアクティブマトリックスアドレッシングを
備えた電気光学ディスプレイ用の液晶媒体に関する:
素原子1〜8個を有するアルキル基またはアルコキシ基
であり、これらの基中に存在する1個または2個以上の
CH2基は−CH=CH−により置き換えられていても
よく、
る。好適態様を以下に示す: a)1種または2種以上の下記式Ia〜Ihから選択さ
れる化合物を含有する、特に少なくとも1種の式Ibお
よび(または)式Idで表わされる化合物を含有する媒
体:
は炭素原子1〜6個を有する直鎖状基である。式Iにお
ける「アルケニル」の用語は、炭素原子2〜7個を有す
る直鎖状または分枝鎖状アルケニル基を包含する。直鎖
状アルケニル基は好適である。さらにまた、好適アルケ
ニル基は、C2〜C7−1E−アルケニル、C4〜C7−3
E−アルケニル、C5〜C7 −4−アルケニル、C6〜C
7−5−アルケニルおよびC7−6−アルケニル、特にC
2〜C7−1E−アルケニル、C4〜C7−3E−アルケニ
ルおよびC5〜C7−4−アルケニルである。これらの中
で、好適アルケニル基は、ビニル、1E−プロペニル、
1E−ブテニル、1E−ペンテニル、1E−ヘキセニ
ル、1E−ヘプテニル、3−ブテニル、3E−ペンテニ
ル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、4−ペンテ
ニル、4Z−ヘキセニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘ
プテニル、5−ヘキセニルおよび6−ヘプテニルであ
る。5個までの炭素原子を有するアルケニル基は特に好
適である。 b)1種または2種以上の下記式IIIで表わされる化
合物をさらに含有する媒体:
8個を有するアルキル基またはアルコキシ基であり、こ
れらの基中に存在する1個または2個以上のCH2 基は
−CH=CH−により置き換えられていてもよく、
Iから選択される化合物および少なくとも1種の式II
Iで表わされる化合物から本質的になる媒体。 d)少なくとも3種の式IIで表わされる化合物を含有
する媒体。 e)混合物中の式Iで表わされる化合物の割合が全体と
して、2〜15重量%である媒体。 f)混合物中の式IIで表わされる化合物の割合が全体
として、少なくとも40重量%である媒体。 g)混合物中の式IIIで表わされる化合物の割合が全
体として、5〜40重量%、好ましくは5〜30重量%
である媒体。 h)少なくとも3種の下記式IIa〜IIeから選択さ
れる化合物を含有する液晶媒体、特に少なくとも1種の
式IIaで表わされる化合物、少なくとも1種の式II
bで表わされる化合物、および(または)少なくとも1
種の式IIcで表わされる化合物を含有する媒体:
である。 j)少なくとも3種の下記式IIIa〜IIIdから選
択される化合物を含有する液晶媒体:
であり、RはC1 〜6−アルキルまたは−アルコキシ、
あるいはC2 〜6−アルケニルであり、そしてLはHま
たはFである。 k)少なくとも1種の下記式から選択される化合物を含
有する液晶媒体:
味と同一の意味を有し、そしてLはH、FまたはClで
ある。 l)本質的に下記成分からなる液晶媒体:1種または2
種以上の式Iで表わされる化合物の2〜15重量%、1
種または2種以上の式IIで表わされる化合物の50〜
85重量%、1種または2種以上の式IIIで表わされ
る化合物の3〜40重量%。本発明はまた、ECB効果
に基づくアクティブマトリックスアドレッシングを備え
た電気光学投映型ディスプレイであって、上記液晶媒体
を誘電体として含有することを特徴とするディスプレイ
に関する。
0゜のネマティック相幅、60℃以上、特に70℃以上
の透明点、および20℃において60mPa.s以下の
粘度を有する。本発明による液晶混合物は、約−1.5
〜−5、特に約−1.8〜−4の△εを有する(ここ
で、△εは誘電異方性を表わす)。本液晶混合物の複屈
折率△nは一般に、0.07〜0.14であり、好まし
くは0.08〜0.13であり、そして(または)誘電
率ε‖は3よりも大きいか、または3に等しく、好まし
くは3.2〜4.5である。
り、刊行物に記載されている添加剤を含有することがで
きる。一例として、0〜15%の多色性染料を添加する
ことができ、さらにまた導電性塩、好ましくはエチルジ
メチルドデシルアンモニウム4−ヘキシルオキシベンゾ
エート、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボレ
ートまたはクラウンエーテルの錯塩を添加して、導電性
を改良することができ[例えば、Haller等によるMol.Cr
yst.Liq.Cryst.,24巻、249〜258頁(1973)参照]、ある
いは誘電異方性、粘度および(または)ネマティック相
の配向を変える物質を添加することができる。このよう
な物質は、例えばDE−A2209127、同2240
864、同2321632、同2338281、同24
50088、同2637430および同2853728
に記載されている。本発明による液晶媒体の式I〜II
Iで表わされる成分はそれぞれ公知であるか、またはこ
れらの化合物の製造方法は刊行物に記載されている標準
的方法に基づくことから、関連技術の当業者により従来
技術から容易に誘導することができる。
ばEP0308438またはEP0709444に記載
されている。式IIで表わされる対応する化合物は、例
えばEP0364538に記載されている。式IIIで
表わされる対応する化合物は、例えばEP013255
3、DE2636684およびEP0022183に記
載されている。本発明によるディスプレイのネマティク
液晶混合物は、式Iで表わされる化合物を好ましくは、
2〜15%の割合で含有し、特に好ましくは、式Iで表
わされる化合物を3〜10%の割合で含有する。混合物
は好ましくは、4〜20種、特に5〜15種の式I、式
IIおよび式IIIで表わされる化合物を含有する。式
I〜IIIで表わされる化合物に加えて、別種の成分を
また、全体として、混合物の45%までの量で、好まし
くは34%までの量で、特に10%までの量で存在させ
ることができる。
クまたはネマティック相形成性物質、特にアゾキシベン
ゼン化合物、ベンジリデンアニリン化合物、ビフェニル
化合物、ターフェニル化合物、フェニルまたはシクロヘ
キシルベンゾエート化合物、フェニルまたはシクロヘキ
シルシクロヘキサンカルボキシレート化合物、フェニル
シクロヘキサン化合物、シクロヘキシルビフェニル化合
物、シクロヘキシルシクロヘキサン化合物、シクロヘキ
シルナフタレン化合物、1,4−ビス−シクロヘキシル
ビフェニル化合物またはシクロヘキシルピリミジン化合
物、フェニル−またはシクロヘキシル−ジオキサン化合
物、ハロゲン化されていてもよいスチルベン化合物、ベ
ンジルフェニルエーテル化合物、トラン化合物および置
換ケイ皮酸化合物の群からの公知物質から選択される。
重要な成分は、下記式Vで表わすことができる特徴を有
する: R5´−L−G−E−R6´ V 式中、LおよびEはそれぞれ、1,4−ジ置換ベンゼン
およびシクロヘキサン環、4,4´−ジ置換ビフェニ
ル、フェニルシクロヘキサンおよびシクロヘキシルシク
ロヘキサン系、2,5−ジ置換ピリミジンおよび1,3
−ジオキサン環、2,6−ジ置換ナフタレン、ジ−およ
びテトラヒドロナフタレン、キナゾリンおよびテトラヒ
ドロキナゾリンからなる群からの炭素環系またはヘテロ
環系であり、Gは、−CH=CH−、−N(O)=N− −CH−CQ−、−CH=N(O)− −C≡C−、 −CH2CH2− −CO−O−、 −CH2−O− −CO−S−、 −CH2−S− −CH=N−、 −COO−Phe−COO−またはC
−C単結合であり、
Nであり、そしてR5´およびR6´はそれぞれ、18個
まで、好ましくは8個までの炭素原子を有するアルキ
ル、アルコキシ、アルカノイルオキシまたはアルコキシ
カルボニルオキシであり、あるいはこれらの基の一方は
また、CN、NCS、NC、NO2、OCF3、CF3、
F、Cl、Br、OCNまたはOCHF2であることが
できる。これらの化合物の大部分において、R5´およ
びR6´は相互に相違しており、これらの基の一方は通
常、アルキルまたはアルコキシ基である。提案されてい
る他の種々の置換基も慣用である。かなりのこのような
物質またはその混合物は市販されている。これら全部の
物質は、刊行物から公知である方法によって製造するこ
とができる。本発明による液晶ディスプレイの構造は、
例えばEP−A0240379に記載されているような
通常の構造に相当する。
するものであって、制限するものではない。本明細書全
体を通して、パーセンテージは重量によるものである;
温度は全部が摂氏度で示されている。下記の略号を使用
する:
る。さらにまた、△nは20℃および589nmで測定
した光学異方性値を表わし、ne は20℃および589
nmで測定した異常光線屈折率を表わし、△εは20℃
における誘電異方性値を表わし、ε‖ は分子軸に対し
て平行方向の誘電率値を表わし、cp.は透明点を表わ
し[℃]、νは指定温度[℃]における動粘度を表わす
[mm2/秒]。しきい値電圧の測定に使用したディス
プレイは5μmの間隔でへだてている2枚の面平行外側
板を有しており、この外側板の内側面上に電極層を有
し、この電極層の頂上層は、液晶のホメオトロピック配
向を生じさせるレシチン配向層を有するディスプレイで
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】負の誘電異方性を有する極性化合物の混合
物を基材とする液晶媒体であって、少なくとも1種の下
記式Iで表わされる化合物および少なくとも1種の下記
式IIで表わされる化合物を含有することを特徴とする
液晶媒体: 【化1】 各式中、 R1〜R4はそれぞれ独立して、炭素原子1〜8個を有す
るアルキル基またはアルコキシ基であり、これらの基中
に存在する1個または2個以上のCH2 基は−CH=C
H−により置き換えられていてもよく、 【化2】 mは、0またはlであり、そしてsは、0またはlであ
る。 - 【請求項2】3種または4種以上の下記式IIIで表わ
される化合物をさらに含有することを特徴とする、請求
項1に記載の液晶媒体: 【化3】 式中、 R5およびR6はそれぞれ独立して、炭素原子1〜8個を
有するアルキル基またはアルコキシ基であり、これらの
基中に存在する1個または2個以上のCH2基は−CH
=CH−により置き換えられていてもよく、 【化4】 そしてnは、0または1である。 - 【請求項3】少なくとも1種の下記式IVa〜IVhで
表わされる化合物をさらに含有することを特徴とする、
請求項1または2に記載の液晶媒体: 【化5】 各式中R7はR 1について示されている意味と同一の意味
を有し、そしてLはH、FまたはClである。 - 【請求項4】4種または5種以上の式Iおよび式IIか
ら選択される化合物および少なくとも1種の式IIIで
表わされる化合物を含有することを特徴とする、請求項
1〜3のいずれか一項に記載の液晶媒体。 - 【請求項5】少なくとも3種の下記式IIa〜IIeか
ら選択される化合物を含有することを特徴とする、請求
項1〜4のいずれか一項に記載の液晶媒体: 【化6】 各式中、alkylはC1 〜6 −アルキルである。 - 【請求項6】少なくとも1種の式IIaで表わされる化
合物および少なくとも1種の式IIbおよび(または)
式IIcで表わされる化合物を含有することを特徴とす
る、請求項5に記載の液晶媒体。 - 【請求項7】少なくとも1種の下記式IIIa〜III
dから選択される化合物を含有することを特徴とする、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の液晶媒体: 【化7】 各式中、 alkylはC1 〜6 −アルキルであり、RはC1 〜6
−アルキルまたはアルコキシであるか、あるいはC2 〜
6 −アルケニルであり、そしてLはHまたはFである。 - 【請求項8】下記成分から本質的になることを特徴とす
る、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液晶媒体: 1種または2種以上の式Iで表わされる化合物の2〜1
5%、 1種または2種以上の式IIで表わされる化合物の40
〜85%、 1種または2種以上の式IIIで表わされる化合物の5
〜40%。 - 【請求項9】ECB効果に基づくアクティブマトリック
スアドレッシングを備えた電気光学ディスプレイであっ
て、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液晶媒体を誘
電体として含有することを特徴とする電気光学ディスプ
レイ。 - 【請求項10】投映型ディスプレイであることを特徴と
する、請求項9に記載のディスプレイ。
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- 1998-11-17 JP JP34233198A patent/JP4355382B2/ja not_active Expired - Lifetime
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