JPH11228042A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
- Publication number
- JPH11228042A JPH11228042A JP10034851A JP3485198A JPH11228042A JP H11228042 A JPH11228042 A JP H11228042A JP 10034851 A JP10034851 A JP 10034851A JP 3485198 A JP3485198 A JP 3485198A JP H11228042 A JPH11228042 A JP H11228042A
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- JP
- Japan
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- buses
- elevator
- inverter
- induction motor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータエレベータの既納品への対応を容
易に行なえるエレベータの制御装置の提供。 【解決手段】 交流電源１を整流して直流に変換するコ
ンバータ３と、直流母線Ｐ、Ｎ間に接続されるコンデン
サ４と、直流電源を可変周波数の交流電圧に変換して誘
導電動機１２を制御するインバータ８とを備えたエレベ
ータの制御装置において、直流母線Ｐ、Ｎ間に要時に接
続されるコンデンサ４の放電回路１０ａ、１１を備え
た。
易に行なえるエレベータの制御装置の提供。 【解決手段】 交流電源１を整流して直流に変換するコ
ンバータ３と、直流母線Ｐ、Ｎ間に接続されるコンデン
サ４と、直流電源を可変周波数の交流電圧に変換して誘
導電動機１２を制御するインバータ８とを備えたエレベ
ータの制御装置において、直流母線Ｐ、Ｎ間に要時に接
続されるコンデンサ４の放電回路１０ａ、１１を備え
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの制御
装置に係り、特にインバータにより変換された可変周波
数の交流電力を供給して制御するエレベータの保全作業
に好適なエレベータの制御装置に関する。
装置に係り、特にインバータにより変換された可変周波
数の交流電力を供給して制御するエレベータの保全作業
に好適なエレベータの制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にインバータ制御方式のエレベータ
は、ブレーカの遮断などにより電源を切った時、直流母
線間に接続されるコンデンサの電荷を放電させずに保守
すると、感電事故になり非常に危険であったため、特開
平６−９１６４号公報に記載されるように、直流母線間
のコンデンサの電圧が充電回路の出力電圧より大きいと
きに上記回生電流通電素子を導通させ、回生電力消費抵
抗と回生電流通電素子とによる回生電力処理回路を直流
母線間のコンデンサの蓄積電荷の強制放電用に共用する
技術が提案されていた。
は、ブレーカの遮断などにより電源を切った時、直流母
線間に接続されるコンデンサの電荷を放電させずに保守
すると、感電事故になり非常に危険であったため、特開
平６−９１６４号公報に記載されるように、直流母線間
のコンデンサの電圧が充電回路の出力電圧より大きいと
きに上記回生電流通電素子を導通させ、回生電力消費抵
抗と回生電流通電素子とによる回生電力処理回路を直流
母線間のコンデンサの蓄積電荷の強制放電用に共用する
技術が提案されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、直流
母線間のコンデンサの電圧と充電回路の出力電圧を比較
する電圧比較回路や、電源が遮断されたときに電圧比較
回路に蓄電電荷を電源とする電荷蓄電用コンデンサ等が
必要となり、既納品のエレベータに対応するために回路
変更が必要であり、プリント板交換を行なわなければな
らないという費用面での問題があった。
母線間のコンデンサの電圧と充電回路の出力電圧を比較
する電圧比較回路や、電源が遮断されたときに電圧比較
回路に蓄電電荷を電源とする電荷蓄電用コンデンサ等が
必要となり、既納品のエレベータに対応するために回路
変更が必要であり、プリント板交換を行なわなければな
らないという費用面での問題があった。
【０００４】本発明の目的は、インバータエレベータの
既納品への対応が容易に行なえるエレベータの制御装置
を提供することにある。
既納品への対応が容易に行なえるエレベータの制御装置
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、商用交流電源を整流して直流に交換する
コンバータと、直流母線間に接続される整流した直流を
平滑するコンデンサと、平滑化した直流電圧を可変周波
数の交流電圧に変換してエレベータ駆動用誘導電動機を
制御するインバータと、前記誘導電動機の回生運転時に
生じる回生電力を消費する回生電力消費抵抗と、この回
生電力消費抵抗に電流を流すための回生電流通電素子と
を備えたエレベータの制御装置において、前記直流母線
間に要時に接続される前記コンデンサの放電回路を備え
たものである。
に、本発明は、商用交流電源を整流して直流に交換する
コンバータと、直流母線間に接続される整流した直流を
平滑するコンデンサと、平滑化した直流電圧を可変周波
数の交流電圧に変換してエレベータ駆動用誘導電動機を
制御するインバータと、前記誘導電動機の回生運転時に
生じる回生電力を消費する回生電力消費抵抗と、この回
生電力消費抵抗に電流を流すための回生電流通電素子と
を備えたエレベータの制御装置において、前記直流母線
間に要時に接続される前記コンデンサの放電回路を備え
たものである。
【０００６】このように構成したので、電源遮断時に直
流母線間に放電回路を形成させることだけでコンデンサ
の電荷を放電させるようにしたので、既納品のインバー
タエレベータへの対応を安価に行なうことができる。
流母線間に放電回路を形成させることだけでコンデンサ
の電荷を放電させるようにしたので、既納品のインバー
タエレベータへの対応を安価に行なうことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図
１、図２を用いて説明する。
１、図２を用いて説明する。
【０００８】図１は、本発明のエレベータ制御装置の一
実施形態を示す要部ブロック図であり、図２はその他の
実施形態を示す要部ブロック図である。
実施形態を示す要部ブロック図であり、図２はその他の
実施形態を示す要部ブロック図である。
【０００９】図において、電源１はブレーカ２を介して
直流を交流に変換するコンバータ３に接続され、このコ
ンバータ３から出力される直流母線Ｐ、Ｎ間に直流を平
滑するコンデンサ４が接続され、また直流母線Ｐ、Ｎ間
に回生電力消費抵抗５と回生電流通電素子６が接続さ
れ、この回生電力通電素子６は回生電力消費抵抗５に電
流を流すスイッチング動作を行なわせ、このスイッチン
グ動作は回生電流通電素子６に接続される回生制御回路
７から導通指令が出されている。また、直流母線Ｐ、Ｎ
に直流電圧を可変電圧可変周波数の交流電圧に変換する
インバータ８が接続され、このインバータ８にインバー
タ素子を制御するインバータ制御回路９が接続されてい
る。また、直流母線Ｐ、Ｎ間に図示しない制御盤の内部
に配線され、押しているときだけ閉成するノンロックス
イッチの接点１０ａとランプ１１が直列接続されてい
る。ここで接点１０ａとランプ１１が放電回路を形成し
ている。
直流を交流に変換するコンバータ３に接続され、このコ
ンバータ３から出力される直流母線Ｐ、Ｎ間に直流を平
滑するコンデンサ４が接続され、また直流母線Ｐ、Ｎ間
に回生電力消費抵抗５と回生電流通電素子６が接続さ
れ、この回生電力通電素子６は回生電力消費抵抗５に電
流を流すスイッチング動作を行なわせ、このスイッチン
グ動作は回生電流通電素子６に接続される回生制御回路
７から導通指令が出されている。また、直流母線Ｐ、Ｎ
に直流電圧を可変電圧可変周波数の交流電圧に変換する
インバータ８が接続され、このインバータ８にインバー
タ素子を制御するインバータ制御回路９が接続されてい
る。また、直流母線Ｐ、Ｎ間に図示しない制御盤の内部
に配線され、押しているときだけ閉成するノンロックス
イッチの接点１０ａとランプ１１が直列接続されてい
る。ここで接点１０ａとランプ１１が放電回路を形成し
ている。
【００１０】また、インバータ７に接続されている誘導
電動機１２、この誘導電動機１２によって駆動される巻
上機の綱車１３、この綱車１３に巻き掛けられる主索１
４、この主索１４の両端にそれぞれ手かご１５及び釣合
おもり１６が接続されている。
電動機１２、この誘導電動機１２によって駆動される巻
上機の綱車１３、この綱車１３に巻き掛けられる主索１
４、この主索１４の両端にそれぞれ手かご１５及び釣合
おもり１６が接続されている。
【００１１】次に動作を説明する。
【００１２】今、エレベータ制御回路の保全作業を行な
うとき、まず図示しない制御盤内に配設されるブレーカ
２を遮断すると、電源１からのコンバータ３への電圧供
給が停止されるが、この段階ではまだコンデンサ４へ電
荷が蓄電されている。次に、図示しないノンロックスイ
ッチを押すとコンデンサ４の電荷は形成されたＰ−１０
ａ−１１−Ｎの回路の負荷であるランプ１１で消費され
放電される。
うとき、まず図示しない制御盤内に配設されるブレーカ
２を遮断すると、電源１からのコンバータ３への電圧供
給が停止されるが、この段階ではまだコンデンサ４へ電
荷が蓄電されている。次に、図示しないノンロックスイ
ッチを押すとコンデンサ４の電荷は形成されたＰ−１０
ａ−１１−Ｎの回路の負荷であるランプ１１で消費され
放電される。
【００１３】本実施形態では、直流母線Ｐ、Ｎ間に図示
しないノンロックスイッチの接点１０ａとランプ１１を
直列接続させるだけの簡単な作業を行なうだけで、エレ
ベータ制御回路の保全作業時のコンデンサ４の電圧によ
る感電事故を減らすことができる。
しないノンロックスイッチの接点１０ａとランプ１１を
直列接続させるだけの簡単な作業を行なうだけで、エレ
ベータ制御回路の保全作業時のコンデンサ４の電圧によ
る感電事故を減らすことができる。
【００１４】また、図２に示すように、ブレーカ２とコ
ンバータ３間に、停電やブレーカ２の遮断による電源１
からの電圧供給が停止させると消勢し、常閉接点１７ｂ
を有する電源検出リレー１７が電源電線間に接続し、ま
た、直流母線Ｐ、Ｎ間に常閉接点１７ｂと所定抵抗値で
ある例えば２ＫΩの抵抗１８を直列接続して放電回路を
形成しても同様なる効果を得ることができる。
ンバータ３間に、停電やブレーカ２の遮断による電源１
からの電圧供給が停止させると消勢し、常閉接点１７ｂ
を有する電源検出リレー１７が電源電線間に接続し、ま
た、直流母線Ｐ、Ｎ間に常閉接点１７ｂと所定抵抗値で
ある例えば２ＫΩの抵抗１８を直列接続して放電回路を
形成しても同様なる効果を得ることができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、電源遮断時に直流母線
間に放電回路を形成させることだけでコンデンサの電荷
を放電させるようにしたので、既納品のインバータへの
対応を安価に行なうことができる。
間に放電回路を形成させることだけでコンデンサの電荷
を放電させるようにしたので、既納品のインバータへの
対応を安価に行なうことができる。
【図１】本発明のエレベータの制御装置の一実施形態を
示す要部ブロック図である。
示す要部ブロック図である。
【図２】その他の実施形態を示す要部ブロック図であ
る。
る。
２ ブレーカ ３ コンバータ ４ コンデンサ ８ インバータ １０ａ 接点 １１ ランプ １７ 電源検出リレー １７ｂ 電源検出リレーの常閉接点 １８ 抵抗
Claims (2)
- 【請求項１】 商用交流電源を整流して直流に交換する
コンバータと、直流母線間に接続される整流した直流を
平滑するコンデンサと、平滑化した直流電圧を可変周波
数の交流電圧に変換してエレベータ駆動用誘導電動機を
制御するインバータと、前記誘導電動機の回生運転時に
生じる回生電力を消費する回生電力消費抵抗と、この回
生電力消費抵抗に電流を流すための回生電流通電素子と
を備えたエレベータの制御装置において、前記直流母線
間に要時に接続される前記コンデンサの放電回路を備え
たことを特徴とするエレベータの制御装置。 - 【請求項２】 前記放電回路は、電源に接続されるブレ
ーカの遮断に同期して閉成する接点及び押している間閉
成する接点を有するノンロック式スイッチのいずれか
と、抵抗負荷及びランプ負荷のいずれかとで構成されて
いることを特徴とする請求項１記載のエレベータの制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034851A JPH11228042A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034851A JPH11228042A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | エレベータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11228042A true JPH11228042A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12425693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10034851A Pending JPH11228042A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11228042A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023072334A (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-24 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベア及びその保守照明装置 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP10034851A patent/JPH11228042A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023072334A (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-24 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベア及びその保守照明装置 |
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