JPH1122754A - ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置 - Google Patents

ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置

Info

Publication number
JPH1122754A
JPH1122754A JP19060197A JP19060197A JPH1122754A JP H1122754 A JPH1122754 A JP H1122754A JP 19060197 A JP19060197 A JP 19060197A JP 19060197 A JP19060197 A JP 19060197A JP H1122754 A JPH1122754 A JP H1122754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer race
way clutch
annular spring
case
locking pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19060197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3377722B2 (ja
Inventor
Keizo Kobayashi
啓三 小林
Kazunori Ishikawa
和典 石川
Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
Mikio Iwase
幹雄 岩瀬
Katsuyuki Asaoka
克之 朝岡
Makoto Hijikata
誠 土方
Atsushi Tabata
淳 田端
Kagenori Fukumura
景範 福村
Yasuo Hojo
康夫 北條
Shoichi Sayo
正一 佐用
Hideki Miyata
英樹 宮田
Rei Kimura
玲 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Togo Seisakusho Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Togo Seisakusho Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Togo Seisakusho Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP19060197A priority Critical patent/JP3377722B2/ja
Publication of JPH1122754A publication Critical patent/JPH1122754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3377722B2 publication Critical patent/JP3377722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンウェイクラッチを歯打ち音防止のために
付勢するバネをアウタレースにセンタリングさせる。 【解決手段】 ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢
装置は、アウタレース3を軸方向に付勢してケースに押
圧する環状バネを有する。環状バネは、アウタレース3
の外周の凹部31bに嵌まるアウタレース3の直径に対
して一方に偏った一対の係止片部61,62を有し、ア
ウタレース3への嵌め込みによる反力の分力F3で、そ
れ自体をアウタレース3に対してセンタリングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワンウェイクラッ
チの歯打ち音を防止する付勢装置に関し、特に、そのア
ウタレースの遊びを規制するバネの位置決めに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機には、変速に反力要素
として関わる回転要素をケースにロックするワンウェイ
クラッチが配設されたものがある。こうしたワンウェイ
クラッチのアウタレースは、通常、ケースの内周のスプ
ライン等からなる凹凸部にアウタレースの外周の同じく
スプライン等からなる凹凸部を噛み合わせて組み込まれ
る。そして、この噛み合わせ部には、周方向にある程度
の遊隙が残ることを避けがたい。
【0003】ところで、ワンウェイクラッチはその機構
の性質上、フリー状態からロック状態に切り換わるとき
にアウタレースに大きな逆転トルクがかかるため、上記
遊隙を埋めるアウタレースの回転でケースとの衝突によ
る歯打ち音が発生する。この歯打ち音の発生を防止する
ため、アウタレースとケースとの間に波状のリング皿バ
ネを介在させ、その反発力でアウタレースをケースに押
しつけて摩擦力でアウタレースの動きを規制する技術
が、特開平1−307525号公報に従来例として開示
されている。
【0004】更に、上記公報には、上記の技術に対する
改良として、アウタレースの外周とケースの内周との間
に両端をアウタレースの隣り合う凸部に支持し、中間の
山部をケースの欠歯部分に嵌め込んだ波形の板バネを介
在させ、その反発力でアウタレースの動きを規制する技
術も開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
に挙げられている技術では、皿バネのアウタレースに対
するセンタリングが正確になされていないと、アウタレ
ースの端面の全周にわたり均一な付勢力を付与すること
が困難となり、所期の効果を安定して得ることは難しい
が、この点に対する解決策についての開示はない。ま
た、改良技術として開示されるものは、アウタレースと
ケースの噛み合い部に比較的余裕がある場合には適用で
きても、この部分を密に噛み合わせて正確に心出しした
アウタレースには適用できない。
【0006】そこで、本発明は、バネの反発力でアウタ
レースをケースに押しつけて摩擦力でアウタレースの動
きを規制する技術において、ワンウェイクラッチのアウ
タレースに対して環状バネをセンタリングさせて、安定
してアウタレースに付勢力を付与するワンウェイクラッ
チの歯打ち音防止付勢装置を提供することを第1の目的
とする。
【0007】次に、本発明は、上記センタリングを調整
操作を要しない簡単な構成で可能とし、しかも達成され
たセンタリング状態を安定して持続されることを第2の
目的とする。
【0008】また、本発明は、付勢力の小さな環状バネ
でアウタレースの動きを規制するとともに、上記センタ
リング状態の持続を妨げる力が環状バネに作用しないよ
うにすることを第3の目的とする。
【0009】更に、本発明は、ケースの加工を要せずに
環状バネを組み込んで、上記の各目的を達成することを
第4の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明のワンウェイクラッチの歯打ち音防止付
勢装置は、ケースの内周の凹凸部にアウタレースの外周
の凹凸部を噛み合わせてケースに組み込まれるワンウェ
イクラッチと、前記アウタレースを軸方向に付勢してケ
ースに押圧し、アウタレースの回転を規制して噛み合わ
せ部の歯打ちを防ぐ環状バネとからなり、該環状バネ
は、それをアウタレースに対してセンタリングするセン
タリング手段を有することを特徴とする。
【0011】次に、第2の目的を達成するため、前記セ
ンタリング手段は、アウタレース凹凸部の凹部に半径方
向付勢力を負荷して係合する一対の係止片部からなり、
一対の係止片部は、アウタレースの中心を挟んで非対称
に配置された構成とされる。
【0012】更に、第3の目的を達成するため、前記一
対の係止片部のアウタレースの中心を挟む非対称配置に
よる直径に対する偏りの方向は、ワンウェイクラッチの
フリー時におけるアウタレースの回転方向とされる。
【0013】次に、第4の目的を達成するため、前記一
対の係止片部は、それぞれケースのブリーザ溝と、潤滑
油通路とに対応する位置に設けられた構成とされる。
【0014】
【発明の作用及び効果】上記請求項1記載の構成では、
センタリング手段により、環状バネがアウタレースに対
して直接センタリングされるので、環状バネによる周方
向に均一な付勢力で、安定してアウタレースをケースに
押圧して、適切な摩擦力を得ることができ、それにより
アウタレースの回転を規制して、ワンウェイクラッチの
歯打ち音を防止することができる。
【0015】次に、請求項2記載の構成では、一対の係
止片部には半径方向に付勢力が作用しており、この係止
片部がアウタレースの中心に対して非対称に配置されて
いるため、環状バネ自体には中心をずらす力が作用す
る。ところが、両係止片部はそれぞれアウタレースの凹
部と当接しているために、環状バネのずれが規制されて
いる。このため、環状バネは、自身の弾性で常にアウタ
レースの中心に対して一方向に付勢されつつ、その移動
を規制されており、逆方向に外力が作用しても、自ら復
帰動することになり、安定したセンタリングがなされ
る。また、センタリングのための手段として、環状バネ
から延在させた係止片部を設けるのみでよいので、構造
が簡易でかつ安価である。
【0016】更に、請求項3に記載の構成では、環状バ
ネの両係止片部のアウタレースの直径に対する偏りの方
向を、ワンウェイクラッチのフリー時におけるアウタレ
ースの回転方向としているので、ロック時における大き
な反動トルクを環状バネで押さえる必要がなくなり、環
状バネは、アウタレースに作用する引きずりトルクに抗
して回転を止める付勢力を発揮するもので足りるため、
その小型化が可能である。しかも、環状バネには、反動
トルクがセンタリング方向の力として作用するようにな
るため、組み込み後のセンタリングのずれも防ぐことが
できる。
【0017】更に、請求項4に記載の構成では、ケース
に本来設けられているブリーザ溝と潤滑油通路を係止片
部の挿入に利用した環状バネの取付けがなされるので、
係止片部を係合させるアウタレースの凹部に対応するケ
ースの凸部を環状バネの取付けのために欠歯する必要が
なく、ケースに追加工を施すことなく所期の効果を発揮
させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態について説明する。まず、概略構成から説明する
と、発明に係るワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢
装置は、図1にそれを適用した自動変速機の最後部を軸
方向断面で示すように、ケース1を構成するトランスミ
ッションケース16の後部に接続されたエクステンショ
ンハウジング10の内周の凹凸部11にアウタレース3
の外周の凹凸部31を噛み合わせてエクステンションハ
ウジング10に組み込まれたワンウェイクラッチ2と、
アウタレース3を軸方向に付勢してエクステンションハ
ウジング10に押圧する環状バネ6とから構成されてい
る。
【0019】上記環状バネ6は、それを取り出して背面
形状を図3に示すように、本発明に従い、それ自体をア
ウタレース3(図1参照)に対してセンタリングするセ
ンタリング手段として、アウタレース3の凹凸部31の
凹部に半径方向付勢力を負荷して係合する一対の係止片
部61,62を備えている。これら両係止片部61,6
2とアウタレース3との位置関係は、図7に示すよう
に、両係止片部61,62がアウタレース3の中心Oを
挟んで非対称に配置されている。そして、両係止片部6
1,62のアウタレース3の直径に対する偏りSの方向
は、図1に示すワンウェイクラッチ2のフリー時におけ
るアウタレース3の回転方向(図7において、時計回り
方向)とされている。更に、両係止片部61,62は、
図2に示すケース1のブリーザ溝13と、潤滑油通路1
4とに対応して設けられている。
【0020】更に、各部について詳述すると、まず、図
1に示すように、ケース1は、この形態では、そのエク
ステンションハウジング10とされ、その内周の凹凸部
11は、エクステンションハウジング10の軸方向に延
びる、スプライン歯11aとスプライン溝11b(図2
参照)とからなるスプラインで構成されている。そし
て、スプライン11の後端には、アウタレース3の後端
面が当接する当接面12が形成されている。エクステン
ションハウジング10には、図2にそれを開口側からみ
た正面を示すように、その最上部より若干片側(図2に
おいて右側)に寄った位置にスプライン歯11aを欠歯
する形態でブリーザ溝13が設けられ、更に、最下部に
同様にスプライン歯11aを欠歯する形態で潤滑油通路
14が設けられている。
【0021】次に、ワンウェイクラッチ2は、図1に示
すように、変速機の回転要素(本形態において、プラネ
タリギヤのリングギヤ)から延びる軸15にスプライン
嵌合で回り止め支持したインナレース4と、その外周に
配設されたアウタレース3と、それらの間に配設された
スプラグ等からなる一方向ロック機構5とで構成されて
いる。
【0022】環状バネ6は、エクステンションハウジン
グ10の内径より若干小さな外径とされ、図3に示すよ
うに全周切れ目のない外周リング部60から、内径方向
に先端側を後方(図3において手前側)に傾斜して張り
出す複数の爪部63を有する皿バネとされており、各爪
部63の先端が、アウタレース3の端面に当接する周位
置に設けられている。外周リング部60は、アウタレー
ス3の凹凸部31、すなわち図7に示すスプライン溝3
1bの溝底の周径に合わせて、本形態の場合、円周上2
箇所で縮径され、縮径部の外周側からそれぞれ係止片部
61,62が後方(図3において手前側)に延在して形
成されている。
【0023】図4〜図6に各部分の形状及びその部分の
断面形状を対比させて示すように、爪部63が張り出す
部分では、図4に示すように、外周リング部60から爪
部63が単純に所定の角度で張り出す形態とされてい
る。また、係止片部61,62が設けられた部分では、
図5及び図6に示すように、外周リング部60から軸方
向に延在する係止片部61,62には、共に屈曲する付
勢部61a,62aが形成されている。そして、一方の
係止片部61は、幅広とされ、図7に示すように、その
幅をそれが嵌め込まれるアウタレース3のスプライン溝
31bの幅に実質上対応する幅とされ、係止片部62に
ついては、幅狭とされ、その幅をそれが嵌め込まれるア
ウタレース3のスプライン溝31bの幅より狭く、ほぼ
半分程度とされている。
【0024】こうした構成からなる環状バネ6は、図7
に示すように、ワンウェイクラッチのアウタレース3に
対して2つの係止片部61,62をそれぞれスプライン
溝31bに嵌め込む形態で取付けられる。その際、幅広
の係止片部61は、スプライン溝31bに密に嵌合して
位置決めされ、幅狭の係止片部62は、当初スプライン
溝31bの任意の位置に嵌められるが、溝31bとの係
合による反力で、それが縮径する方向(図において時計
回り方向)に回転し、スプライン歯31aの側面に当接
する状態に位置決めされる。この動作が本発明に特有の
センタリング動作である。
【0025】ここで、このセンタリング動作について更
に説明すると、図7に示すように、環状バネ6の両係止
片部61,62の縮径力に対する反力は、それぞれ図に
矢印で示すように半径方向の力F1及びF2となるが、
これらの力により両係止片部61,62がアウタレース
3の中心に関してなす角度θに応じた分力F3が発生
し、この力が係止片部61回りのモーメントとして係止
片部62に作用する。この結果、環状バネ6には常に時
計回り方向の回転力がかかり、係止片部62がスプライ
ン歯31aの側面に当接する位置まで回されることにな
る。したがって、この状態で環状バネ6の中心がアウタ
レース3の中心に合致する設定としておくことで、環状
バネ6をアウタレース3に嵌めるだけで、センタリング
が行われるわけである。
【0026】このようにしてワンウェイクラッチ2のア
ウタレース3に取付けられた環状バネ6は、ワンウェイ
クラッチ2を組み込んだエクステンションハウジング1
0をケース本体に組み付けることで、図1に示すように
外周リング部60をトランスミッションケース16の後
端面に当接され、爪部63をアウタレース3の前端面に
当接されて、図に破線で示す無負荷状態から実線で示す
負荷状態に変位し、トランスミッションケース16に反
力をとってアウタレース3を当接面12に押圧する軸方
向付勢力を負荷することになる。
【0027】ところで、この変速機では、ワンウェイク
ラッチ2は、インナレース4の逆転でロック状態とな
り、正転でフリー状態となるため、図7でみて、インナ
レースが反時計回り方向の反動トルクを受けるロック状
態では、この反力トルクを一方向ロック機構を介して受
けるアウタレース3も反時計回り方向に回転して、両ス
プライン歯31a,11a同士が隙間を詰めて当接した
状態となる。そして、逆にフリー状態に移行すると、イ
ンナレースが時計回り方向に回転することで、アウタレ
ース3には、その引きずりトルクが作用するが、このト
ルクに対応する環状バネの軸方向押圧力の負荷によりア
ウタレース3は回り止めされて、反時計回り方向の隙間
を詰めた図示位置を保つことができる。したがって、再
びロック状態となるときに、アウタレース3に大きな反
動トルクが作用してもアウタレース3は反時計回り方向
に回転することはなく、それによりスプライン歯31
a,11a同士の衝突による歯打ち音の発生が防がれ
る。
【0028】また、アウタレース3の上記引きずりトル
ク作用時の時計回り方向回転を抑える環状バネ6には、
アウタレース3に反時計回り方向の反動トルクが作用す
るときに、位置ずれする程度の大きな力がかかるが、こ
の環状バネ6に対するアウタレース3の反時計回り方向
回転は、環状バネ6をアウタレース3に対してセンタリ
ングさせる方向の力と一致するため、むしろ環状バネ6
のセンタリングを修正する作用をする。
【0029】以上詳述したように、上記の構成では、両
係止片部61,62により、環状バネ6は、アウタレー
ス3への組み付け時に、アウタレース3に対して直接セ
ンタリングされ、しかも変速機の作動中もこのセンタリ
ングが狂わされることがないので、環状バネ6による周
方向に均一な付勢力で安定してアウタレース3がエクス
テンションハウジング10に押圧されて、適切な摩擦力
で保持されるので、それによりアウタレース3の回転が
常に規制され、ワンウェイクラッチの歯打ち音が防止さ
れることになる。
【0030】以上、本発明を一実施形態に基づき詳説し
たが、本発明は上記実施形態の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。特に、上記実施形態では、セン
タリング手段としての一対の係止片部だけで環状バネを
アウタレースに支持しているが、センタリング作用の妨
げとならない他の係止片部を設けて、センタリングのた
めの一対の係止片部と、他の係止片部とで支持する構成
を採ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるワンウェイクラッチ
の歯打ち音防止付勢装置を組み込んだ自動変速機後部の
軸方向部分断面図である。
【図2】上記自動変速機のエクステンションハウジング
の正面図である。
【図3】上記歯打ち音防止付勢装置の環状バネを示す背
面図である。
【図4】上記環状バネの爪部を部分的に示す部分背面図
及び部分断面図である。
【図5】上記環状バネの一方の係止片部を部分的に示す
部分背面図及び部分断面図である。
【図6】上記環状バネの他方の係止片部を部分的に示す
部分背面図及び部分断面図である。
【図7】上記環状バネの両係止片部とワンウェイクラッ
チのアウタレースの位置関係を示す軸横断方向断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ケース 2 ワンウェイクラッチ 3 アウタレース 6 環状バネ 10 エクステンションハジング(ケース) 11 スプライン(凹凸部) 13 ブリーザ溝 14 潤滑油通路 31 スプライン(凹凸部) 31b スプライン溝(凹部) 61 係止片部(センタリング手段) 62 係止片部(センタリング手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 和典 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 尾崎 和久 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 岩瀬 幹雄 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 朝岡 克之 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 土方 誠 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 田端 淳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 福村 景範 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 北條 康夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐用 正一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 宮田 英樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 木村 玲 愛知県愛知郡東郷町大字春木字蛭池1番地 株式会社東郷製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内周の凹凸部にアウタレースの
    外周の凹凸部を噛み合わせてケースに組み込まれるワン
    ウェイクラッチと、 前記アウタレースを軸方向に付勢してケースに押圧し、
    アウタレースの回転を規制して噛み合わせ部の歯打ちを
    防ぐ環状バネとからなり、 該環状バネは、それをアウタレースに対してセンタリン
    グするセンタリング手段を有することを特徴とする、ワ
    ンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置。
  2. 【請求項2】 前記センタリング手段は、アウタレース
    凹凸部の凹部に半径方向付勢力を負荷して係合する一対
    の係止片部からなり、 一対の係止片部は、アウタレースの中心を挟んで非対称
    に配置された、請求項1記載のワンウェイクラッチの歯
    打ち音防止付勢装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の係止片部のアウタレースの中
    心を挟む非対称配置による直径に対する偏りの方向は、
    ワンウェイクラッチのフリー時におけるアウタレースの
    回転方向とされた、請求項2記載のワンウェイクラッチ
    の歯打ち音防止付勢装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の係止片部は、それぞれケース
    のブリーザ溝と、潤滑油通路とに対応する位置に設けら
    れた、請求項2又は3記載のワンウェイクラッチの歯打
    ち音防止付勢装置。
JP19060197A 1997-06-30 1997-06-30 ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置 Expired - Fee Related JP3377722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19060197A JP3377722B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19060197A JP3377722B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1122754A true JPH1122754A (ja) 1999-01-26
JP3377722B2 JP3377722B2 (ja) 2003-02-17

Family

ID=16260789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19060197A Expired - Fee Related JP3377722B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3377722B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112292339A (zh) * 2018-04-16 2021-01-29 Ft系统公司 抓取容器的装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112292339A (zh) * 2018-04-16 2021-01-29 Ft系统公司 抓取容器的装置
CN112292339B (zh) * 2018-04-16 2022-10-14 Ft系统公司 抓取容器的装置
US11912510B2 (en) 2018-04-16 2024-02-27 Ft System S.R.L. Device for gripping containers

Also Published As

Publication number Publication date
JP3377722B2 (ja) 2003-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5770601B2 (ja) シートリクライニング装置
JP5076780B2 (ja) 車両用シートリクライニング装置
JP6636366B2 (ja) クラッチユニット
JP5207778B2 (ja) クラッチユニット
JP2002039224A (ja) ワンウェイクラッチ
JP2006052838A (ja) クラッチユニット
JP7403702B1 (ja) クラッチ装置
JP3261147B2 (ja) 自動変速機の回転要素係止装置
JPH1122754A (ja) ワンウェイクラッチの歯打ち音防止付勢装置
US11718206B2 (en) Seat reclining apparatus and method for manufacturing seat reclining apparatus
JP4987604B2 (ja) クラッチユニット
JP2010242847A (ja) クラッチユニット
US6026942A (en) Bidirectional differential clutch
JP2000257698A (ja) ギヤ装置
JP2020143760A (ja) 多板式摩擦クラッチ
WO2004072504A1 (ja) 回転作動型ワンウェイクラッチ
JP2007170440A (ja) 自動変速機
JP2008075776A (ja) クラッチユニット
WO2024057460A1 (ja) 車両用差動装置
WO2022131162A1 (ja) クラッチユニット
JP2814874B2 (ja) 電動回転工具のトルク調整装置
JP2010242839A (ja) クラッチユニット
JP2023102936A (ja) クラッチユニット
JP5350048B2 (ja) クラッチユニット
WO2024009772A1 (ja) クラッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Effective date: 20041209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20050329

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees