JPH11227350A - コーテイングされたダミー版 - Google Patents

コーテイングされたダミー版

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JPH11227350A
JPH11227350A JP22656198A JP22656198A JPH11227350A JP H11227350 A JPH11227350 A JP H11227350A JP 22656198 A JP22656198 A JP 22656198A JP 22656198 A JP22656198 A JP 22656198A JP H11227350 A JPH11227350 A JP H11227350A
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dummy
plate
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JP22656198A
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Cornelia Alba
コルネリア・アルバ
Andreas Dr Elsaesser
アンドレアス・エルゼサー
Fritz-Feo Dr Grabley
フリツツ−フエオ・グラプライ
Klaus Joerg
クラウス・イエルク
Peter Lehmann
ペーター・レーマン
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高められた温度における長期間の保存の後で
も、印刷の間の十分なインキ−反発作用を保証するため
の現像段階が全く必要でなく、高い大気湿度レベルにお
ける保存の間に粘着する傾向を現さないダミー版を提供
すること。 【解決手段】 本発明は本質的に板−、シート−もしく
はバンド−形態の、機械的及び/又は電気化学的に粗面
化され、陽極酸化され、場合により親水化されたアルミ
ニウム支持体及びそこに適用される非−感光性水溶性保
護層から成り、該層が≦8のpKa値を有する少なくと
も1つのOH−もしくはNH−酸性基を酸もしくは塩と
して含有する水溶性有機化合物を含み、光学的手段によ
り決定される支持体材料の平均粗さraより小さい層厚
さを有することを特徴とするオフセット印刷のためのダ
ミー版に関する。高められた温度における長期間の保存
の後でも、該ダミー版は追加の現像段階なしで容易に用
いることができ、粘着の傾向を示さない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術的分野】本発明は本質的に機械的及び/又
は電気化学的に粗面化され、陽極酸化されたアルミニウ
ム支持体ならびにそこに適用される非−感光性水溶性層
から成るオフセット印刷のためのダミー版ならびにその
製造法に関する。
【0002】
【先行技術】印刷機においては一般に複数の版が互いに
並んでそして連続して印刷シリンダー上に圧絞めされ
る。ダミー版はインキ−保有領域のないプラノグラフィ
ー印刷版である。それらは紙の帯が全く印刷されるべき
でない場所で用いられる。ダミー版はシリンダーの幅全
体を覆って適用される湿し液を紙の帯に転移させる仕事
を有する。同時にダミー版は、印刷インキが紙に転移さ
れないように、印刷インキを吸収してはならない(「拭
き残り」)。多色オフセット印刷において、各色がすべ
てのページ上では必要でなく、だからそれぞれのインキ
供給系がインキを転移させることにはなっていない場合
に特に多数のダミー版が必要である。
【0003】ダミー版は通常粗面化され、陽極酸化され
たアルミニウム版である。必要ならそれらをDE 44
23140に記載されている通り、例えばリン−含有化
合物を用いて親水化処理に供することができる。これら
のダミー版の欠点は、それらが指紋及び他の外的影響に
非常に敏感に反応することである。指紋は例えばインキ
の吸収及びかくして印刷機における拭き残りを生ずる。
さらに、そのようなダミー版の親水度は時間と共に低下
し、従ってそれらは印刷機においてインキを吸収し、拭
き残りを起こすことが見いだされた。この効果は、ダミ
ー版が保護なしで長期間室内空気にさらされ、例えば水
分、粉塵又は微量の油を吸収してしまうと特に顕著であ
る。指紋の結果を除去し、アルミニウム表面の親水度を
最初の値に戻すために、ダミー版は通常の現像プロセス
及び続くゴム引き(gumming)に供される。現像
は印刷版の表面を清浄化し、親水化する。続くゴム引き
は表面を保護する。この方法で処理されるダミー版は印
刷機における拭き残りへの傾向が有意に低い。
【0004】EP 96200429は印刷機における
使用の前に現像段階を必要としないダミー版につき記載
している。これらのダミー版は上記の型のアルミニウム
支持体から成り、それは水溶性ポリマー及び酸性無機物
質の非−感光性水溶性保護層を有する。ポリビニルアル
コールと無機リン酸塩/硫酸塩の混合物が好ましい。し
かしこれらの材料は高められた温度における長期間の保
存の後にそのインキ−反発作用を失い−これは100℃
における24時間の強制保存試験によりまねることがで
きる−同様に印刷の間の拭き残りを生ずることが見いだ
された。さらに保護層が湿った保存条件下で粘着性とな
ることが見いだされた。
【0005】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、高められた温
度における長期間の保存の後でも、印刷の間の十分なイ
ンキ−反発作用を保証するための現像段階が全く必要で
なく、高い大気湿度レベルにおける保存の間に粘着する
傾向を現さないダミー版を提供することである。さら
に、それは現像液を用いる自動現像装置及び続くゴム引
きにおいて問題なく処理可能でなければならない。この
追加の条件は、従って自動印刷版処理装置において、ダ
ミー版を含むすべての版が通常の現像条件に供されるこ
とを意味する。
【0006】
【発明の簡単な記述】該目的は、板−、シート−もしく
はバンド−形態の、機械的及び/又は電気化学的に粗面
化され、陽極酸化され、場合により親水化されたアルミ
ニウム支持体及びそこに適用される非−感光性水溶性保
護層から本質的に成るオフセット印刷のためのダミー版
により達成される。該層は、それが≦8のpKa値を有
する少なくとも1つのOH−もしくはNH−酸性基を酸
もしくは塩として含有する水溶性有機化合物を有し、光
学的手段により決定される支持体材料の平均粗さraよ
り小さい層厚さを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の詳細な記述】有機化合物は好ましくは少なくと
も3つの酸性基を含有し、ホスホン酸及び/又はスルホ
ン酸単位が特に好ましい。この化合物は特定の有機化合
物あるいはその混合物及び/又はポリマーであることが
できる。塩の場合、対イオンは好ましくは1価のカチオ
ン、特にナトリウム、カリウムもしくはアンモニウムで
あり、塩もしくは遊離の酸の形態の酸性基の割合はpK
a値の他に、好ましくは2〜8に設定されるコーティン
グのpHにも依存する。塩の生成は分子内でも起こるこ
とができる。保護層におけるこれらの有機化合物の割合
は少なくとも5%、好ましくは>10%、特に好ましく
は>20%である。
【0008】さらに該層は、特に水溶性ポリマー性フィ
ルム生成物質を含有することができる。その例はポリビ
ニルアルコール類、ポリアミド類、例えばポリビニルピ
ロリドン、澱粉誘導体、例えばアラビアゴムなどであ
る。これらのフィルム生成化合物の割合は0〜80%で
ある。フィルム−形成性を有する酸性単位を含有するポ
リマー性有機化合物、例えばスルホン化ポリスチレンを
用いる場合、そのようなフィルム形成物質の添加は全く
必要でない。
【0009】保護層は好ましくは金属イオン封鎖剤も含
有する。特に、その構造が上記の酸性単位を含有する有
機化合物に相当する金属イオン封鎖剤が用いられる。挙
げることができる例はアミノカルボン酸及びアミノホス
ホン酸である。これらの添加剤の割合は0〜20%、好
ましくは5〜15%である。
【0010】保護層は好ましくは防腐剤として殺生物剤
(biocide)を含有する。挙げることができる例
は4−イソチアゾリン−3−オンの誘導体、例えば2−
メチル−4,5−トリメチレン−、5−クロロ−2−メ
チル−及び2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン、さらに2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパン
ジオール又はクロロアセトアミドである。これらの添加
剤の割合は0〜2%、好ましくは0.01〜1%であ
る。
【0011】ダミー版としての機能に必要ではないが材
料の製造に有利なことは、界面活性剤及び染料の添加で
ある。界面活性剤はコーティング挙動を改善する。染料
添加剤は完成材料の検査を簡単にする。加えられる量は
一般に5%未満である。
【0012】新規なダミー版の製造においては、一般に
該成分を含有する希薄水溶液を粗面化され、場合により
親水化されたアルミニウム支持体に適用する。このコー
ティング溶液中の非−揮発性成分の割合はコーティング
法に依存して変わり;フローコーティングの場合、0.
05〜5%の固体含有率が良い結果を与える。
【0013】乾燥後の水溶性保護層の厚さは、光学的手
段により決定される支持体材料の平均粗さra未満であ
る。もっと厚い層厚さにおいては、湿った条件下で保存
される場合の粘着の傾向がこれらのコーティングにおい
て明らかである。0.5〜1.5μmの粗さ値raを有
する支持体材料の場合、≧1g/mlの密度を有するフ
ィルムは0.15〜0.5g/m2の層重量において最
高の結果を与える。
【0014】それから新規なダミー版が製造されるアル
ミニウム板、シート又はバンドはアルミニウム又はその
合金から成る。それらは機械的及び/又は電気化学的に
粗面化される。粗面化は好ましくは希塩酸又は硝酸中で
電気化学的に行われる。好ましくは希硫酸中における続
く陽極酸化の間に酸化物層がアルミニウム上に生成す
る。酸化は好ましくは酸化物層が1〜5g/m2の重量
を有するようなやり方で制御される。
【0015】この方法で製造されるアルミニウム材料
を、次いで必要なら、親水化処理に供する。親水化は好
ましくはリン−含有化合物を用いて行われる。ここでは
リン−含有基、特にホスフィン酸又はホスホン酸基を含
有する有機ポリマーが特に好ましい。この型のポリマー
は例えばEP−A 069 320及びEP−A 06
9 318に記載されている。DE 4423140に
記載されている組み合わせ後−処理の形態にもおけるポ
リビニルホスホン酸が特に好ましい。親水化は一般に数
秒以内で、高められた温度における水溶液を用いて行わ
れる。
【0016】新規なダミー版は高められた温度における
長期間の保存の後でも現像プロセスに供する必要はな
く、エッジングの後に直接印刷機の印刷シリンダー上に
圧絞めすることができる。水溶性層は湿し液により除去
され、インキ−反発性作用を生む。
【0017】保護層の適用の間にコーティング欠陥(c
oating fault)が起こり得、それは印刷の
間の望ましくない拭き残りの原因となる。そのような欠
陥は水性コーティング溶液をアルミニウム支持体材料に
少なくとも2回の適用で適用し、コーティング毎に乾燥
して前回の適用の間に起こるコーティング欠陥を補うこ
とにより避けることができる。好ましくは水性コーティ
ング溶液を2回適用し、各回に乾燥する。後に拭き残り
を生ずるコーティングされていない領域はこの方法で確
実に避けられる。
【0018】
【実施例】下記の実施例は本発明の実施態様を述べるも
のである。比較実施例は*により示される。
【0019】フィルムの密度はすべての場合に>1g/
mlである。
【0020】実施例1 塩酸中で電気化学的に粗面化され(ra値は1μmの測
定点半径を有する光学顕微鏡を用いて決定される1.2
5μm)、硫酸中で陽極酸化され(酸化物層重量:3g
/m2)、0.2%のポリビニルホスホン酸水溶液を用
いて60℃において10秒間親水化されたアルミニウム
バンドに、それぞれの場合に以下の組成物の1%水溶液
を0.35g/m2の比率でフローコーターを用い、2
重適用によりコーティングする。
【0021】1−1*: 80重量%の75〜79モル%の加水分解度及び300
の重合度Pnを有するポリビニルアルコール 4重量%の20個のEO単位を含有するC12−C14−脂
肪酸エトキシレート 16重量%の85%リン酸。
【0022】1−2*:1−1の場合と同様であるが、
リン酸の代わりに16重量%のリン酸二水素アンモニウ
ム(NH42PO4)。
【0023】1−3: 40重量%のドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸
の二ナトリウム塩(界面活性剤) 25重量%のベンゼン−1,3−ジスルホン酸のナトリ
ウム塩 9.8重量%のクエン酸一水和物(金属イオン封鎖剤) 25重量%のポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩 0.2重量%の殺生物剤としてのクロロアセトアミド。
【0024】NaOHを用いてpHを7に調整。
【0025】1−4: 40重量%の75〜79モル%の加水分解度及び300
の重合度Pnを有するポリビニルアルコール 25重量%のベンゼン−1,3−ジスルホン酸のナトリ
ウム塩 9.8重量%のクエン酸一水和物(金属イオン封鎖剤) 25重量%のポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩 0.2重量%の殺生物剤としてのクロロアセトアミド。
【0026】NaOHを用いてpHを6に調整。
【0027】1−5: 40重量%のデキストリン 25重量%のベンゼン−1,3−ジスルホン酸のナトリ
ウム塩 9.8重量%のアミノトリスメチレンホスホン酸の三ナ
トリウム塩(金属イオン封鎖剤) 25重量%のポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩 0.2重量%の殺生物剤としての2−メチル−4,5−
トリメチレン−4−イソ−チアゾリン−3−オン。
【0028】NaOHを用いてpHを5に調整。
【0029】1−6: 70重量%のデキストリン 19.8重量%のアミノトリスメチレンホスホン酸の三
ナトリウム塩(金属イオン封鎖剤) 10重量%のポリビニルホスホン酸 0.2重量%の殺生物剤としての2−ブロモ−2−ニト
ロ−1,3−プロパンジオール。
【0030】NaOHを用いてpHを5に調整。
【0031】実施例1−3〜1−6で用いられるスルホ
ン酸及びホスホン酸は≦8のpKa値を有する。
【0032】1−7*:保護層のない比較版。
【0033】版1−1〜1−7をa)室温で20時間、
b)100℃及び<20%r.hの大気湿度で20時間
ならびにc)40℃及び約80%r.hの大気湿度で2
0時間保存する。
【0034】次いで版をRoland−Favorit
II印刷機においてDahlgreen湿し液系を用
いてプルーフィングし、ダミー版が50シート未満で自
由に働く(runfreely)かどうかを調べる(+
=50シート未満の後に自由、−=50シート後でも拭
き残り)。
【0035】結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】さらに、ダミー版試料1−3〜1−6を現
像装置で24℃及び1.0m/分の処理速度において、
以下のネガティブ現像液中で現像する: 2.0重量部のフェニルスルホン酸ナトリウム 1.4重量部のNaOH 1.5重量部のGraham塩 4.0重量部のペラルゴン酸 3.0重量部のポリビニルメチルアセトアミド 4.0重量部のベンジルアルコール 0.5重量部の硼酸カリウム 100重量部までの残りの脱イオン水。
【0038】続く上記のプルーフィング試験の結果を表
2に示す:
【0039】
【表2】
【0040】実施例2 硝酸中で電気化学的に粗面化され(ra値は1μmの測
定点半径を有する光学顕微鏡を用いて決定される0.9
5μm)、硫酸中で陽極酸化され(酸化物層重量:2g
/m2)、最初にホスホノメチル化ポリエチレンイミン
の0.1%水溶液及び続いて0.2%のポリビニルホス
ホン酸水溶液を用いてそれぞれの場合に60℃において
10秒間親水化されたアルミニウムバンドに、それぞれ
の場合に以下の組成物の0.8%水溶液を0.40g/
2の比率でフローコーターを用い、2重適用によりコ
ーティングする。
【0041】2−1*: 40重量%の75〜79モル%の加水分解度及び300
の重合度Pnを有するポリビニルアルコール 40重量%のデキストリン 4重量%の20個のEO単位を含有するC12−C14−脂
肪酸エトキシレート 16重量%の85%リン酸。
【0042】2−2*:2−1の場合と同様であるが、
リン酸の代わりに16重量%のリン酸二水素アンモニウ
ム(NH42PO4)。
【0043】2−3: 20重量%のジオクチルスルホコハク酸塩のナトリウム
塩(界面活性剤) 25重量%のベンゼン−1,3−ジスルホン酸のナトリ
ウム塩 4.8重量%のN,N−ビス−カルボキシ−メチル−β
−アラニンの三ナトリウム塩(金属イオン封鎖剤) 49重量%のポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩 1.0重量%のAcid Rd 52,C.I.451
00 0.2重量%の殺生物剤としてのクロロアセトアミド。
【0044】NaOHを用いてpHを7に調整。
【0045】2−4: 40重量%の75〜79モル%の加水分解度及び300
の重合度Pnを有するポリビニルアルコール 20重量%のデキストリン 10重量%のフェニルホスホン酸のナトリウム塩 4.8重量%のN,N−ビス−カルボキシ−メチル−β
−アラニンの三ナトリウム塩(金属イオン封鎖剤) 24重量%のポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩 1.0重量%のAcid Rd 52,C.I.451
00 0.2重量%の殺生物剤としてのクロロアセトアミド。
【0046】NaOHを用いてpHを6に調整。
【0047】2−5: 40重量%のデキストリン 25重量%のフェニルホスホン酸のナトリウム塩 9.8重量%のアミノトリスメチレンカルボン酸の三ナ
トリウム塩(金属イオン封鎖剤) 24重量%のN−ホスホノ−メチル−ポリエチレンイミ
ンのナトリウム塩 0.2重量%の殺生物剤としての2−メチル−4,5−
トリメチレン−4−イソ−チアゾリン−3−オン。
【0048】1.0重量%のAcid Red 52,
C.I.45100 NaOHを用いてpHを5に調整。
【0049】2−6*: 69重量%のデキストリン 19.8重量%のアミノトリスメチレンホスホン酸の三
ナトリウム塩(金属イオン封鎖剤) 10重量%のポリビニルメチルホスフィン酸 0.2重量%の殺生物剤としての2−ブロモ−2−ニト
ロ−1,3−プロパンジオール。
【0050】1.0重量%のAcid Red 52,
C.I.45100 NaOHを用いてpHを5に調整。
【0051】実施例2−3〜2−6で用いられるスルホ
ン酸/ホスホン酸/ホスフィン酸は≦8のpKa値を有
する。
【0052】2−7*:保護層のない比較版。
【0053】版2−1〜2−7をa)室温で20時間、
b)100℃及び<20%の大気湿度で20時間ならび
にc)40℃及び約80%の大気湿度で20時間保存す
る。
【0054】続いて版をRoland−Favorit
II印刷機においてDahlgreen湿し液系を用
いてプルーフィングし、調べ、実施例1に示されている
通りに設定した。
【0055】結果を表3に示す。
【0056】
【表3】
【0057】さらにダミー版試料2−3〜2−6を現像
装置で24℃及び1.0m/分の処理速度において、以
下のネガティブ現像液中で現像する: 1.0重量部のクメンスルホン酸ナトリウム 2.8重量部の1−アミノ−2−プロパノール 1.5重量部のクエン酸三ナトリウム 1.0重量部のNa2SiO3 2.0重量部の15個のEO単位を含有するC12−C14
−脂肪酸エトキシレート 100重量部までの残りの脱イオン水。
【0058】続く上記のプルーフィング試験の結果を表
4に示す:
【0059】
【表4】
【0060】実施例3 アルミニウムバンドを、40μmの平均粒度を有するア
ルミノシリケートの40%水性スラリを用いて粗面化し
(ra値0.8μm)、硫酸中で陽極酸化し(酸化物層
重量:1.8g/m2)、0.2%ポリビニルホスホン
酸水溶液を用いて60℃において10秒間親水化する。
【0061】続く保護層を0.8%水溶液として種々の
厚さで適用する(表5を参照されたい): 70重量%のデキストリン 18.8重量%のアミノトリスメチレンホスホン酸の三
ナトリウム塩(金属イオン封鎖剤) 10重量%のポリビニルホスホン酸 1.0重量%のAcid Red 52,C.I.45
100 0.2重量%の2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロ
パンジオール(殺生物剤) NaOHを用いてpHを4.5に調整。
【0062】完成した版を実施例1に記載の通りに保存
し、c)における通りに保存された版を最初に粘着の傾
向に関して調べる。
【0063】(表5:+=明らかな粘着の傾向なし、−
=版試料の粘着)。
【0064】
【表5】
【0065】次いで上記の通りにプルーフィング試験を
行う。結果を表6に示す:
【0066】
【表6】
【0067】x)=保護層が粘着により損傷を受けた領
域において拭き残りの傾向。
【0068】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0069】1.板−、シート−もしくはバンド−形態
の、機械的及び/又は電気化学的に粗面化され、陽極酸
化され、場合により親水化されたアルミニウム支持体及
びそこに適用される非−感光性水溶性保護層から本質的
に成り、該層が≦8のpKa値を有する少なくとも1つ
のOH−もしくはNH−酸性基を酸もしくは塩として含
有する水溶性有機化合物を含み、光学的手段により決定
される支持体材料の平均粗さraより小さい層厚さを有
することを特徴とするオフセット印刷のためのダミー
版。
【0070】2.保護層のpHが2〜8であることを特
徴とする上記1項に記載のダミー版。
【0071】3.支持体材料のra値が0.5〜1.5
μmであることを特徴とする上記1〜2項に記載のダミ
ー版。
【0072】4.陽極酸化に続いてリン−含有基を含有
する有機ポリマーを用いて親水化処理を行うことを特徴
とする上記1〜3項に記載のダミー版。
【0073】5.有機化合物が少なくとも3つの酸性基
を含有することを特徴とする上記1〜4項に記載のダミ
ー版。
【0074】6.酸性基がホスホン酸又はスルホン酸単
位であることを特徴とする上記1〜5項に記載のダミー
版。
【0075】7.有機化合物の含有率が少なくとも5
%、好ましくは10%、特に好ましくは20%であるこ
とを特徴とする上記1〜6項に記載のダミー版。
【0076】8.保護層が殺生物剤(biocide)
を含有することを特徴とする上記1〜7項に記載のダミ
ー版。
【0077】9.保護層が金属イオン封鎖剤(sequ
estering agent)を含有することを特徴
とする上記1〜8項の1つ又はそれ以上に記載のダミー
版。
【0078】10.保護層がさらに該型の酸性単位を含
有していないポリマー性、水溶性フィルム形成物質を含
有することを特徴とする上記1〜9項の1つ又はそれ以
上に記載のダミー版。
【0079】11.コーティング溶液を複数回、好まし
くは2回適用し、各回に乾燥することを特徴とする上記
1〜10項の1つ又はそれ以上に記載のダミー版の製造
法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリツツ−フエオ・グラプライ ドイツ・デー−65779ケルクハイム・ヒユ ゲルシユトラーセ36 (72)発明者 クラウス・イエルク ドイツ・デー−55218インゲルハイム・イ ンデアビツツ5 (72)発明者 ペーター・レーマン ドイツ・デー−65779ケルクハイム・アン デアツイーゲライ12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板−、シート−もしくはバンド−形態
    の、機械的及び/又は電気化学的に粗面化され、陽極酸
    化され、場合により親水化されたアルミニウム支持体及
    びそこに適用される非−感光性水溶性保護層から本質的
    に成り、該層が≦8のpKa値を有する少なくとも1つ
    のOH−もしくはNH−酸性基を酸もしくは塩として含
    有する水溶性有機化合物を含み、光学的手段により決定
    される支持体材料の平均粗さraより小さい層厚さを有
    することを特徴とするオフセット印刷のためのダミー
    版。
  2. 【請求項2】 コーティング溶液を複数回、好ましくは
    2回適用し、各回に乾燥することを特徴とする請求項1
    に記載のダミー版の製造法。
JP22656198A 1997-07-30 1998-07-28 コーテイングされたダミー版 Pending JPH11227350A (ja)

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