JPH11225649A - 室内の害虫を捕獲するための蓋付きザル - Google Patents

室内の害虫を捕獲するための蓋付きザル

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JPH11225649A
JPH11225649A JP7112398A JP7112398A JPH11225649A JP H11225649 A JPH11225649 A JP H11225649A JP 7112398 A JP7112398 A JP 7112398A JP 7112398 A JP7112398 A JP 7112398A JP H11225649 A JPH11225649 A JP H11225649A
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Yasushi Fujiwara
康司 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、壁や床にいる害虫にザルを被
せ、下の隙間から板を差込み蓋をすることで捕獲、ある
いは、狭い範囲で飛行する害虫を挟むようにして捕獲す
る道具である。捕獲した害虫は退治してもよいし、無害
ならば室外に逃がしてもよい。このように、室内から害
虫を排除することを目的とした、害虫駆除に関するもの
である。 【構成】 ザル本体(1)の枠(3)の外側に、柄
(5)と突出部(8)を設け、そして、枠(3)の内側
には磁石取付部(6a).(6b)を設け、そこに磁石
(7a).(7b)を取り付ける。また、枠(3)の開
口部側には、コ字状の弾性体(4)を設ける。蓋体(1
0)の把手(11)には、突出部(8)に対応する適当
箇所にクリップ(12)を取り付け、把手側の底面部の
両端に半円形の突起(15)を設ける。また、蓋体
(10)の先端部(13)は、壁・床面と平行になるよ
うに加工し、適当箇所に磁気吸着部(14a).(14
b)を蓋体(10)の裏表に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁・床面にいる害虫
(ハエ、ゴキブリ、クモ等)にザルを被せ、下の隙間か
ら板を差込み蓋をすることで捕獲、あるいは、狭い範囲
で飛行する害虫を挟むようにして捕獲する道具である。
捕獲した害虫は、網越しに殺虫スプレーを吹き付けて退
治、または、無害ならば室外に逃がしてもよい。このよ
うに室内から害虫を排除することを目的とした、害虫駆
除に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内において、うっとうしさや不
快を感じさせていた害虫は、見付けたらすぐ殺す、とい
うのが常識であった。そして、それらを直接駆除する手
段として、ハエたたき、殺虫スプレー等を使用してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハエたたきを使用する
場合、潰れた害虫により壁・床面が汚れ、また、死体が
どこかに飛んでいってしまうことがよくある。そして、
ハエたたきを振り下すには、ある程度の速度と力が絶対
的に必要であり、そのため、必要以上の力で行動するこ
とにより、正確性に欠けてしまうのである。次に、殺虫
スプレーを使用する場合、現在においても数秒間、直接
吹き付けなければ退治することができず、その間に逃げ
てしまうことがよくある。また、それにより、壁・床面
に薬剤が付着するなどの欠点がある。
【0004】本発明は、風圧を感知して逃げる機能を持
つこれらの害虫を、発見次第殺すのではなく、生きたま
ま捕獲することにより、上記の欠点を解決したのであ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】いま、その構成を説明すると、 (イ)ザル本体(1)の枠(3)の外側に、柄(5)、
結合棒(8)を設ける。なお、ザル本体(1)の素材を
合成樹脂で製作する場合、柄(5)は枠からでなくとも
よいものとする。 (ロ)ザル本体(1)の枠(3)の内側に、磁石取付部
(6a).(6b)を設け、この取付部(6a).(6
b)に磁石(7a).(7b)を取り付ける。 (ハ)ザル本体(1)の開口部側の枠(3)に、コ字状
の弾性体(4)を設ける。なお、ザル本体(1)の素材
を合成樹脂で製作する場合、必ずしも設ける必要はない
ものとする。 (ニ)蓋体(10)の把手(11)にクリップ(12)
を取り付ける。 (ホ)蓋体(10)の把手側の底面部に、半円形の突起
物(15)を設ける。 (ヘ)蓋体(10)の先端部(13)は、壁・床面と平
行になるように加工する。また、蓋体(10)の適当箇
所の裏表に磁気吸着部(14a).(14b)を設け
る。 (ト)ザル本体(1)と蓋体(10)の素材は、金属又
は合成樹脂を使用する。
【0006】
【作用】(イ)壁・床面にいる害虫に、ザル本体(1)
を近づけ、10〜15cmくらいに接近したら素速く振
り下し被せる。 (ロ)差込口(9)から蓋体(10)を差込み、害虫が
蓋体(10)の上に乗るように誘導、あるいは、足元を
掬(すく)い上げる。なお、壁面の場合、差込口(9)
を上にし、害虫を落しながら中に入るように操作する。 (ハ)害虫が蓋体(10)とザル本体(1)の間に入っ
た状態を確認した後、図3のように、蓋体(10)のク
リップ(12)をザル本体(1)の結合棒(8)に押込
み結合させる。 (ニ)これと同時に、蓋体(10)の磁気吸着部(14
a).(14b)と、ザル本体(1)の磁石(7a).
(7b)が結合することにより、蓋体の把手から手を放
しても、片手で持ち運ぶことができる。 (ホ)また、蛍光灯の周囲に飛行する害虫を捕獲するに
は、片手づつにザル本体(1)と蓋体(10)を持ちな
がら操作するのだが、図4のように、蓋体(10)は把
手(11)を外側に向けて挟み込むようにして捕獲す
る。害虫が中に入った状態を確認した後、ザル本体
(1)の磁石(7a).(7b)と、蓋体(10)の磁
気吸着部(14a).(14b)を結合する。 (ヘ)そして、捕獲した害虫に対し、網越しに殺虫スプ
レーを直接吹き付けて退治、あるいは室外に逃がす。
【0007】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する
と、図1において、ザル本体(1)の素材を金属で製作
する場合、ザル本体(1)の枠内部となる部分に針金を
通し、柄(5)、結合棒(8)、磁石取付部(6a).
(6b)の適当箇所に穴をあけ、そこから針金を突出さ
せて枠(3)を巻締める。柄(5)はザルの高さあたり
からL字型に加工する。結合棒(8)は差込口(9)の
辺から突出させ、また、磁石取付部(6a).(6b)
は、蓋体(10)の磁気吸着部(14a).(14b)
に対応する箇所から突出させ、その取付部(6a).
(6b)に磁石(7a).(7b)を取り付ける。次
に、開口部側の枠(3)に、コ字状の弾性体(4)を接
着剤、あるいははめ込みにより接着する。なお、ザル本
体(1)の素材を合成樹脂で製作する場合、開口部側の
枠(3)には、弾性体(4)は必ずしも設ける必要はな
く、また、柄(5)は、枠(3)からでなく、網部
(2)から設けてもよいものとする。
【0008】図1において、蓋体(10)に把手(1
1)を取り付け、その把手(11)には、ザル本体
(1)の結合棒(8)に対応する箇所にクリップ(1
2)を取り付ける。そして、把手側の底面部の両端に、
半円形の突起物(15)を固着する。蓋体(10)の先
端部(13)は、壁・床面と平行になるように加工し、
ザル本体(1)の磁石(7a).(7b)と対応する箇
所に磁気吸着部(14a).(14b)を蓋体(10)
の裏表に取り付ける。
【0009】図5において、ザル本体(1)の結合棒
(8)を磁気吸着部(14c)に変更し、また、蓋体
(10)のクリップ(12)を磁石(7c)に変更して
も同じ効果がある。
【0010】図6において、蓋体(10)の先端部(1
3)に曲げる加工をしなくても、目的に達することがで
きる。
【0011】図7において、蓋体(10)を網状にして
も同じ効果がある。
【0012】ザル本体(1)と蓋体(10)に、抗菌加
工を施すことにより衛生的である。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記に記載されるような効果を奏する。
【0014】網の張った定形のザルを使用することによ
り、振り下す時の空気抵抗が少なく、また、害虫にザル
本体(1)を被せた時での中の状態の確認が容易であ
る。
【0015】そして、ザル本体(1)の開口部側の枠
(3)に弾性体(4)を設けることにより、強く振り下
した場合での、壁・床面への傷付き防止と、滑り止めに
よる安定性がある。
【0016】また、蓋体(10)の底面部にある突起物
(15)により、壁・床面に対して密着する面積が小さ
くなるため、底面部の汚れが壁に付着する状態を少なく
する効果がある。
【0017】また、蓋体(10)の先端部(13)が、
壁・床面に対し平行に接しているため、害虫が上に乗り
易くなっている。
【0018】また、ザル本体(1)を振り下す時、ハエ
たたきで使用する速度と力は必要としないため、冷静
に、そして、正確に行動することができる。
【0019】また、ハエたたきで退治するには難しい、
蛍光灯の周囲を飛行する害虫であるが、飛行する範囲は
非常に狭いため、ザル本体(1)と蓋体(10)で挟み
込むように操作すれば楽に捕獲することができる。
【0020】また、ザル本体(1)の結合棒(8)と蓋
体(10)のクリップ(12)の結合、そして、ザル本
体(1)の磁石(7a).(7b)と蓋体(10)の磁
気吸着部(14a).(14b)が結合することによ
り、片手で持ち運ぶことができる。
【0021】捕獲した害虫の処分について、網越しに殺
虫スプレーを吹き付けて退治する。また、無益な殺生を
好まない、と考えるのであれば、無害なクモ、ハチ、コ
オロギ等は室外に逃がす、というように選択することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の斜視図。
【図2】本発明の第一の実施例の側面による断面図。
【図3】本発明の第一の実施例の結合状態を示す斜視
図。(一部省略)
【図4】本発明の第一の実施例の空中で捕獲する状態を
示す正面図。
【図5】本発明の第二の実施例の側面による断面図。
【図6】本発明の第三の実施例の斜視図。
【図7】本発明の第四の実施例の斜視図。
【符号の説明】
1、ザル本体 2、網部 3、枠 4、弾性体 5、柄 6a、6b、6c、磁石取付部 7a、7b、7c、磁石 8、結合棒 9、差込口 10、蓋体 11、把手 12、クリップ 13、蓋体の先端部 14a、14b、14c、磁気吸着部 15、蓋体の底面部の突起物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図6】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 室内の害虫を捕獲するための蓋付
きザル
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁・床面にいる害虫
(ハエ、ゴキブリ、クモ等)にザルを被せ、下の隙間か
ら板を差込み蓋をすることで捕獲、あるいは、狭い範囲
で飛行する害虫を挟むようにして捕獲する道具である。
捕獲した害虫は、網越しに殺虫スプレーを吹き付けて退
治、または、無害ならば室外に逃がしてもよい。このよ
うに室内から害虫を排除することを目的とした、害虫駆
除に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内において、うっとうしさや不
快を感じさせていた害虫は、見付けたらすぐ殺す、とい
うのが常識であった。そして、それらを直接駆除する手
段として、ハエたたき、殺虫スプレー等を使用してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハエたたきを使用する
場合、潰れた害虫により壁・床面が汚れ、また、死体が
どこかに飛んでいってしまうことがよくある。そして、
ハエたたきを振り下すには、ある程度の速度と力が絶対
的に必要であり、そのため、必要以上の力で行動するこ
とにより、正確性に欠けてしまうのである。次に、殺虫
スプレーを使用する場合、現在においても数秒間、直接
吹き付けなければ退治することができず、その間に逃げ
てしまうことがよくある。また、それにより、壁・床面
に薬剤が付着するなどの欠点がある。
【0004】本発明は、風圧を感知して逃げる機能を持
つこれらの害虫を、発見次第殺すのではなく、生きたま
ま捕獲することにより、上記の欠点を解決したのであ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】いま、その構成を説明すると、 (イ)ザル本体(1)の枠(3)の外側に、柄(5)、
突出部(8)を設ける。なお、ザル本体(1)の素材を
合成樹脂で製作する場合、柄(5)は枠からでなくとも
よいものとする。 (ロ)ザル本体(1)の枠(3)の内側に、磁石取付部
(6a).(6b)を設け、この取付部(6a).(6
b)に磁石(7a).(7b)を取り付ける。 (ハ)ザル本体(1)の枠(3)の開口部側に、コ字状
の弾性体(4)を設ける。なお、ザル本体(1)の素材
を合成樹脂で製作する場合、必ずしも設ける必要はない
ものとする。 (ニ)蓋体(10)の把手(11)にクリップ(12)
を取り付ける。 (ホ)蓋体(10)の把手側の底面部に、半円形の突起
(15)を設ける。 (ヘ)蓋体(10)の先端部(13)は、壁・床面と平
行になるように加工する。また、蓋体(10)の適当箇
所の裏表に磁気吸着部(14a).(14b)を設け
る。 (ト)ザル本体(1)と蓋体(10)の素材は、金属又
は合成樹脂を使用する。
【0006】
【作用】(イ)壁・床面にいる害虫に、ザル本体(1)
を近づけ、10〜15cmくらいに接近したら素速く振
り下し被せる。 (ロ)差込口(9)から蓋体(10)を差込み、害虫が
蓋体(10)の上に乗るように誘導、あるいは、足元を
掬(すく)い上げる。なお、壁面の場合、差込口(9)
を上にし、害虫を落しながら中に入るように操作する。 (ハ)害虫が蓋体(10)とザル本体(1)の間に入っ
た状態を確認した後、図3のように、蓋体(10)のク
リップ(12)をザル本体(1)の突出部(8)に押込
み結合させる。 (ニ)これと同時に、蓋体(10)の磁気吸着部(14
a).(14b)と、ザル本体(1)の磁石(7a).
(7b)が結合することにより、蓋体の把手から手を放
しても、片手で持ち運ぶことができる。 (ホ)また、蛍光灯の周囲に飛行する害虫を捕獲するに
は、片手づつにザル本体(1)と蓋体(10)を持ちな
がら操作するのだが、図4のように、蓋体(10)は把
手(11)を外側に向けて挟み込むようにして捕獲す
る。害虫が中に入った状態を確認した後、ザル本体
(1)の磁石(7a).(7b)と、蓋体(10)の磁
気吸着部(14a).(14b)を結合する。 (ヘ)そして、捕獲した害虫に対し、網越しに殺虫スプ
レーを直接吹き付けて退治、あるいは室外に逃がす。
【0007】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する
と、図1〜4は、本発明の第一実施例である。ザル本体
(1)の素材を金属で製作する場合、ザル本体(1)の
枠内部となる部分に針金を通し、柄(5)、突出部
(8)、磁石取付部(6a).(6b)の適当箇所に穴
をあけ、そこから針金を突出させて枠(3)を巻締め
る。柄(5)はザルの高さあたりからL字型に加工す
る。突出部(8)は差込口(9)の辺から突出させ、ま
た、磁石取付部(6a).(6b)は、蓋体(10)の
磁気吸着部(14a).(14b)に対応する箇所から
突出させ、その取付部(6a).(6b)に磁石(7
a).(7b)を取り付ける。次に、枠(3)の開口部
に、コ字状の弾性体(4)を接着剤、あるいははめ込
みにより着する。なお、ザル本体(1)の素材を合成
樹脂で製作する場合、枠(3)の開口部側には、弾性体
(4)は必ずしも設ける必要はなく、また、柄(5)
は、枠(3)からでなく、網部(2)から設けてもよい
ものとする。
【0008】図1において、蓋体(10)に把手(1
1)を取り付け、その把手(11)には、ザル本体
(1)の突出部(8)に対応する箇所にクリップ(1
2)を取り付ける。そして、把手側の底面部の両端に、
半円形の突起(15)を固着する。蓋体(10)の先
端部(13)は、壁・床面と平行になるように加工し、
また、ザル本体(1)の磁石(7a).(7b)と対応
する箇所に磁気吸着部(14a).(14b)を蓋体
(10)の裏表に取り付ける。
【0009】 図5は、本発明の第二実施例であり、
ル本体(1)の突出部(8)を磁気吸着部(14c)に
変更し、また、蓋体(10)のクリップ(12)を磁石
(7c)に変更しても同じ効果がある。
【0010】図6は、本発明の第三実施例であり、蓋体
(10)の先端部(13)に曲げる加工をしなくても、
目的に達することができる。
【0011】図7は、本発明の第四実施例であり、蓋体
(10)を網状にしても同じ効果がある。
【0012】本発明の第五実施例は、ザル本体(1)と
蓋体(10)に、抗菌加工を施すことにより衛生的な状
態を目的とする。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記に記載されるような効果を奏する。
【0014】網の張った定形のザルを使用することによ
り、振り下す時の空気抵抗が少なく、また、害虫にザル
本体(1)を被せた時での中の状態の確認が容易であ
る。
【0015】そして、ザル本体(1)の枠(3)の開口
部側に弾性体(4)を設けることにより、強く振り下し
た場合での、壁・床面への傷付きを防止する効果があ
る。
【0016】また、蓋体(10)の底面部にある突起部
(15)により、壁・床面に対して密着すする面積が小
さくなるため、底面部の汚れが壁に付着する状態を少な
くする効果がある。
【0017】また、蓋体(10)の先端部(13)が、
壁・床面に対し平行に接しているため、害虫が上に乗り
易くなっている。
【0018】また、ザル本体(1)を振り下す時、ハエ
たたきで使用する速度と力は必要としないため、冷静
に、そして、正確に行動することができる。
【0019】また、ハエたたきで退治するには難しい、
蛍光灯の周囲を飛行する害虫であるが、飛行する範囲は
非常に狭いため、ザル本体(1)と蓋体(10)で挟み
込むように操作すれば楽に捕獲することができる。
【0020】また、ザル本体(1)の突出部(8)と蓋
体(10)のクリップ(12)の結合、そして、ザル本
体(1)の磁石(7a).(7b)と蓋体(10)の磁
気吸着部(14a).(14b)が結合することによ
り、片手で持ち運ぶことができる。
【0021】捕獲した害虫の処分について、網越しに殺
虫スプレーを吹き付けて退治する。また、無益な殺生を
好まない、と考えるのであれば、無害なクモ、ハチ、コ
オロギ等は室外に逃がす、というように選択することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の斜視図。
【図2】本発明の第一実施例の側面による断面図。
【図3】本発明の第一実施例の結合状態を示す斜視図。
(一部省略)
【図4】本発明の第一実施例の空中で捕獲する状態を示
す正面図。
【図5】本発明の第二実施例の側面による断面図。
【図6】本発明の第三実施例の斜視図。
【図7】本発明の第四実施例の斜視図。
【符号の説明】 1、ザル本体 2、網部 3、枠 4、弾性体 5、柄 6a、6b、6c、磁石取付部 7a、7b、7c、磁石 8、突出部 9、差込口 10、蓋体 11、把手 12、クリップ 13、蓋体の先端部 14a、14b、14c、磁気吸着部 15、突起部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ザル本体(1)の枠(3)の外側
    に、柄(5)と結合棒(8)を設ける。 (ロ)ザル本体(1)の枠(3)の内側に、磁石取付部
    (6a).(6b)を設け、その取付部(6a).(6
    b)に磁石(7a).(7b)を取り付ける。 (ハ)ザル本体(1)の開口部側の枠(3)に、コ字状
    の弾性体(4)を設ける。 (ニ)蓋体(10)の把手(11)にクリップ(12)
    を取り付け、底面部には突起物(15)を設ける。 (ホ)蓋体(10)の先端部(13)は、壁・床面と平
    行になるように加工し、また、蓋体(10)の適当箇所
    の裏表に磁気吸着部(14a).(14b)を取り付け
    る。 以上の構成からなる蓋付きザル。
  2. 【請求項2】ザル本体(1)の結合棒(8)を磁気吸着
    部(14c)に変更し、また、蓋体(10)のクリップ
    (12)を磁石(7c)に変更した、請求項1の蓋付き
    ザル。
  3. 【請求項3】蓋体(10)の先端部(13)に曲げる加
    工をしない、請求項1の蓋付きザル。
  4. 【請求項4】蓋体(10)が網状である、請求項1の蓋
    付きザル。
  5. 【請求項5】ザル本体(1)と蓋体(10)に、抗菌加
    工を施した、請求項1の蓋付きザル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112273349A (zh) * 2020-10-28 2021-01-29 河南龙柯信息科技有限公司 一种预防污染墙面的捕捉型苍蝇拍

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112273349A (zh) * 2020-10-28 2021-01-29 河南龙柯信息科技有限公司 一种预防污染墙面的捕捉型苍蝇拍

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